届け!この思い(電波)。
2000年12月
師走

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12月30日(土)「両極端なゲームの話」

今年のはじめにプレステションを売って以来、ゲームはもうやらなくなりましたが、私が最後にハマったシュールゲーム「MYST」のシリーズ三作目、「EXILE」が来年春に出るという情報得て、再びにわかにゲーム熱が上がったりしています。 公式サイトはこちらです。 期待を裏切らないシュールで綺麗な風景にドキドキさせられます。 パソコン版だし、大して値の張るモノでも無いから、買っちゃおうかしらと考えましたが、動作環境にPentiumIII 300MHzクラス以上のマシンを推奨しているのを観て、私のPentium200MHzではパワー不足の感は否めなく、それを改善しようとすれば一気に値が張ってしまうので、ちょっと参っています。 やりたいな、でも。

年末恒例と言いますか。 今日は大掃除をしていました。
いつもはある程度で飽きて止めてしまうのに、なぜか今年は丸一日没頭してしまいました。 まあそれだけ掃除する所があるというのも問題なのですが。
私はベッドの下になんでも詰め込む習性があるので、端からどんどん引っぱり出してくると、何だか懐かしい物が一杯出てきました。 とりあえずはWindows3.1。 非ファッショナブルな黄色い箱です。 フロッピーが何十枚も入っています。 そして高校の卒業文集。 多分凶悪犯罪で捕まったら、これがマスコミに流れるんだろうなと思いました。 さらにPCエンジン用ソフト、「加トちゃんケンちゃん」。 本体も他のソフトもないのに、なぜかこれだけが見付かりました。 偽マリオ物ですが割と面白かったのを覚えています。 で、最後に出てきたのがハドソン・シューティング・ウォッチ、「シュウォッチ」です。 御存知ですか? シュウォッチ。 昔シューティングゲームが流行って、その時に連射だのなんだので、手のケイレンを利用した「16連打」とか、リズミカルな「ピアノ連打」とかなんとかで盛り上がっていた時に発売された時計付連射測定マシンです。 詳しくは、こちらです。 何でもかんでもサイトがあるものです。 そう、「名人」とかいう胡散臭い中年男性がカリスマだったしていました。 「力の高橋名人、技の毛利名人、ファッションの橋本名人」とか呼ばれていました。 ファッションがゲームにどう影響を及ぼすのかは分かりませんでしたが、橋本名人はその肩書きに相応しく、原色の派手な服にオシャレなメガネでした。 いやあ懐かしいなぁ。 元気なのかなぁ、みんな。

そんな思い出深いシュウォッチ。 電池切れのシュウォッチ。 散々迷ったあげく、元の場所に戻しておきました。 そんな事だからちっとも片付かないのですが、良いでしょう。 残しておきましょう。 21世紀に持っていきましょう。 明日ボタン電池を買いに行きましょう。 やる気満々。

そんなこんなで、風情もないにも無いままに、今年のThe Shadow Of Silverはこれでおしまいです。
また来年お会いしましょう。 


12月29日(金)

「セカンドインパクト」も「救世主伝説」も無事に乗り切り、いよいよ20世紀の最歳末が押し迫ったり言い寄られたりと大変な時期、如何お過ごしでしょうか。

今日からお仕事がお休みなので、ゆっくりと。 寝ていようとも思いましたが、私は寝るのが好きな癖に、長時間寝ていられないので、適当な時間にに起きました。 暇なので、ちょっと髪でも切って男前ぶりを上げてみようと思い、美容院へと行きました。 美容院は、『サッパリした頭で新年を迎えたい』という野望を秘めた人達に溢れて、随分混んでおり、相当待たされてしまいました。 店長さんは行った店で一番高いパソコンを買ったけどよくわからんと嘆きつつも、来年にはきっとインタネットをするとやる気満々で、『扱えるようになったあかつきには君にも出すからメール番号を教えておいてくれ』と言われたので、メール番号はよく知らないのでメールアドレスの方を教えておきました。
帰ってからは、昨日深夜にやっていた映画、「モータルコンバット」を見ていました。 遥か昔この日記に書きましたが、元ネタが米製スーパーファミコン用格闘ゲームの映画です。 魔神を呼ぼうとする妖術師の野望を打ち砕くため、クンフー青年が戦います。 敵もクンフーを使いますが、ピンチになると手から絶対零度の弾を放ったり、手の平が裂けて鎖が飛び出したり、火を吹いたり、腕が四本あったりと無茶しています。 それでいてなぜか作りが「燃えよドラゴン」にそっくりだったりもするので、ただただ驚くばかりです。 間違いなく鼻で笑うべきはずの映画なのですが、なぜか慣れないビデオ録画を駆使してまで観てしまいます。 そして観賞後は酷く虚しくなっったりします。 でも「モータルコンバット2」よりは面白いなと慰めてみたり。 2作目もちゃっかり観ていたりしています。 がっくり。 なんだかな。 機会があれば皆さんも観ましょう。 くだらないです。


12月25日(月)「メリーさんの山羊」

はい、皆さんこんばんは。 メリークリスマスです。 メリーですか? せめて今日ぐらいはメリーでいましょうよ。 隣人愛と性交を結びつけていても「愛」という単語で無理矢理納得させましょうよ。 キリスト密教。 それもまた良し。

S.O.S.では三度目のクリスマスです。 執拗に言い続けているように、私の三度目の誕生日でもあります。 始めてから三つもトシとってんだからビックリです。 あんまりです。 脂ぎるのかと思いきや、一足飛びにカサカサになってきているのだから、ビックリ倍増です。

そんなクリスマスで誕生日な今日は、例によって半導体とダイオードを転がしながら日を暮れさせました。 夕食はお持ち帰り寿司と「にゅうめん」で、ひっそりと行いました。 猫のノッキーさんは寒いせいかベッドに丸くなったきり動きません。 死んだのかと心配になり、にゅうめんを近付けると、ゆっくりと首をもたげ、眼を閉じたまま数回鼻をならし、再び丸くなりました。

安部公房の「方舟さくら丸」を読みました。 自分の糞を主食にする為、同じ地点でゆっくりと回り続けて一生を終える蠅「ユープケッチャ」から話が始まり、秘密基地というか方舟を作る太って内向的な男の話です。 あまりクリスマスや誕生日に読む話ではありません。 王欣太の「蒼天航路」21巻を読みました。 「三国志」の話です。 弾けっぱなしの勢いが良い感じで、誕生日向きではありました。

産まれもってサンタさんの存在を否定されていたので、今更サンタクロースにもカーネルサンダースにもなんの期待も持てませんが、プレゼントに何が欲しいかなと考えると、なぜかメガネが思い浮かびました。 ああ、私はメガネが欲しいんだなぁって思いました。 でも吊っておいた靴下にメガネが入っていると、なんだかシャレにならない気がするので、自分でなんとかしようと思います。 自分のメガネ位なんとかしてこそ、大人というものです。 多分。

何人かの方から「おめでとう」メールを頂きました。 ありがとうございます。 頑張ってサイトも続けていきたいと思います。 恋人さんからは来年の手帳を頂きました。 ありがとうございます。 頑張って埋めたいと思います。 駅前ではポケットテッシュを頂きました。 ありがとうございます。 頑張って鼻をかみたいと思います。 とりあえず全ての人に、御礼を申し上げておきます。 皮肉も見返りも、何もなく。 メリーだから

でも今日だけです。 きっと。 


12月22日(金)

「エミュー・オイル」というモノを手に入れました。
エミューの脂です。 エミューって知っていますか? なんでもオーストラリアに棲息する珍鳥らしいのです。 高山に住み、首が長く足が短く、翼があるのに飛べない鳥です。 その脂です。 それを身体に塗るのです。 それが抜群の浸透力で、かさつき肌荒れは勿論の事、シワ、シミ、たるみ、打ち身、捻挫、さらには肩こりにまで効くというのだから驚きです。 オーストラリアでは医薬品として認可されていますが、日本では未だ認可が下りていないので化粧品扱いです。 150ml位で、5千円程します。

と、そんな胡散臭さで喘息にかかりそうな、エミュー・オイルを手に入れました。
貴重なのは分かりますが、やたらと高価です。 まあ私が買ってものじゃないから良いのですが。
折角ですので、使用してみました。 ていうか使用し続けています。 目的は肩こりの解消です。 私は「肩こりから先に産まれてきた」と言われる程、慢性的な肩こりに悩まされています。 そんなカチカチな私の肩に、エミュー・オイルを使用してみました。 無色透明でベトベトしていて、もの凄くグリスの匂いがしてラジコンを思い出しました。 ぬらぬら擦り付けている内に、抜群の浸透力なのかどうかは知りませんが、確かにすぐに肌に馴染みました。 塗布作業が終了すると若干の期待をしつつ、その日は早めに就寝。 ちょっとワクワクなのはいわなもがな。 もがな。

で、次の日目覚めると、驚く程解消されたり、全然変わらなかったり、だったら話にもなったのですが、結果はよく分かりませんでした。 利いた様でもあるし、利いていない様でもあります。 スッキリした気もしますが、それがエミューのお陰なのか、若干早めに床についたお陰なのかも分かりません。 なんだかガッカリでした。

それでもまあ、使い続けています。 何だか利いていそうな気もしますから。 分かりませんけどね。 そもそも抜群の浸透力で体内に吸収されていたとしても、そんなトリの脂が肩の血行不良に利くという理屈も、いまいちよく分かりませんし。 まあプラシーボというヤツです。 偽薬です。 インチキって事なのかな? 「前が四つ指、後ろが六つ指、これぞ世に聞く『四六のガマ』の、脂で作った秘伝の軟膏」に通じるものもあるのかも知れません。 それよりは期待しています。 今の所。

結果は後程、お楽しみに。
報告がなければ、利かなかったモノと思って下さい。

もうすぐクリスマス。
愛する彼女へのプレゼントとして、そんな「エミュー・オイル」はいかがでしょうか?
かさつき肌荒れ、シワ・たるみ、打ち身捻挫に肩こりまで利く万能薬ですが、残念な事に彼女はラジコンみたいな匂いになってしまいます。 ロボ娘。


12月20日(水)

ピラミッドパワー!!

三角力

って言葉が何げに使いたかったが為に、こんな絵を描いたり、画像をパクってくる為に、インホシークで「ツタンカーメン|黄金のマスク」で検索をかけたり、そんな時に、ふと我に返って自分を客観視して、「頑張ってるなぁ、俺」とか思ってみたり。 全然客観視されていなかったりもしますが。 でもこれで「ピラミッドパワー」で検索してもここに辿り着けるんだと思ったら、なかなか愉快じゃないですか? 愉快じゃないですか。 そうか。 可愛いなあ、

そんな所です。 どんな所かはともかく。
今日は半導体やら発光ダイオードを見つめている内に日が暮れました。 最近のジャンプの漫画で「発光ダイオードって書いておこう、何かカッコイイから!」ってセリフがありましたが、その気持ちは痛く分かります。 昔ファミコンの「スペランカー」やら「ジッピーレース」やらでカセット(ソフト)「発光ダイオード付き」って格好良く書いてありましたからね。 何の事はない、電源入れればカセット(ソフト)のランプが赤く光るだけの、でもそれがやたらと素敵だったりもしたものです。 そんな思い出の発光ダイオードを転がして、今日は終わったワケです。 あとは何に使うのかよく分からないモーターの英語版取扱説明書の元データをいじったり、印刷したり。 でもメインは半導体とダイオードの転がし。 「アークザラッド」のCGを作っていた人と一緒に。 エンデングのスタッフロールに名前が載っているとかなんとか、言われた所でどうしようもないのですが。 ボンヤリと聞いていました。 調べようにも、ゲーム機買って、カセット(ソフト)買って、さらにクリアしないとならないからなぁ。 ちょっと鬱陶しいよなぁ、色んな意味で。

以上、残り少ない今年ではありますが、皆さん張り切って行きましょう。 えーと、ピラミッドパワーで、はい。 


12月17日(日)「対決!名門私立小学生VS巨乳セクシー小学生」

「キウイフルーツ」を半分に切って、中身をくり抜いた後の皮って、なんだか随分「石ころ帽子」に似ているなと思った事をココに書けば、「何だよ、またドラかよ」と、いささかドラの活躍ぶりに食傷気味の皆さんの手厳しいツッコミを受けるかも知れませんが、そう思ったものはしょうがないです。 タマゴが先か、ニワトリが先かと問われれば、意外とトサカが一番先であったりするという思いも寄らない結果を返されて、それでいて妙に納得してまう事もあります。 人間万事塞翁が馬。 頑張って参りましょう。
とかなんとか書き出したら、いよいよもって「紙一重」な感はありますな。 こんばんは。 御存知、鷹司実朝です。 存じ上げろよ。 

さて、そろそろ受験シーズンです。 個人的にはもう随分御無沙汰なイベントですが、必死で勉強に励んでおられる皆さんも多い事でしょう。
と、ココまで書いてハタと気付いた事があります。

あ、俺、受験勉強した事無いわ。

どうやらそうなのです。 別に頭が良いとか悪いとかでは、いや悪いのかも知れませんが、そういう事ではないのでが、受験勉強はしていないまま、老いているのです。

中学校へは、まあ時代もあるのでしょうが、私立の良いトコへ行こうとする人はポツリポツリとしかいませんでしたので、何も考えずに、遊び続けている内に近所の公立中学へ自動的に行きました。 高校へは、とりあえず選んでみましたが、担任の先生からは、「こっちの方が良いんじゃない」みたいな事言われたので、まあイイやって感じに、遊び続けている内に易しい試験を何枚かこなして入りました。 大学へは、とりあえず選んでみましたが、担任の先生から、「こっちだったら、パソコンができるよ」みたいな事言われたので、ならイイやって感じに、ナントカ推薦っていう、高校で成績の良い子を大学側で取ってくれるみたいな、そんな制度に引っ掛かって、遊んでいる内に作文と面接だけで入りました。 卒業論文は、とりあえず考えてはいたのですが、教授さんから、「君はもっと他に書くべきものがある」みたいな事言われて、勿論何言ってるのかサッパリ分かりませんでしたが、それならじゃあイイやって感じに、書かないままに卒業しました。

要するに、グダグダだったワケです。 学校だってそんなに良いトコでもありません。 だからこそそんな風に行けたのだと思います。
私は受験はしましたが受験勉強はした事が無くて、壁に「○○大学絶対合格!」って下手な習字を貼って、ハチマキして、ラジオ聞いたりして、コツコツ深夜に勉強して、お母様に「サネトモちゃん、あまり根を詰めると体に毒ザマスわよ」って感じに、サンドウィッチの夜食を運んできて貰う事も無かったのです。 なんだか随分勿体ない事したなと思います。

そして、別に受験勉強しなかったら、それはそれで良いじゃないかと思う人も多いかも知れませんが、それは大きな間違いなのです。 今の私、受験勉強未経験である私には、受験勉強のやり方が分からなくなっているのです。 コツとか対策とかが全然分からないのです。 これは実際深刻な問題であり、今までもこれからも色々は局面で損をし続けるだろうと思います。 だって、受験っぽいものなんて今後もしょっちゅう起こるでしょうし。 ピンチなのです。 ピンチ実朝なのです。 ドラとか言っている場合ではないのです。 多分。 いや、別に良いのかも。

ともかく、受験生の皆さんは、受験もまた経験の一つだと思い、こんなお兄さんにならない様に頑張って下さい。 その努力は、実るか実らないかは知ったこっちゃありませんが、いつの日か間違いなく役立つと思いますよ。


ま、そんなグダグダなアタシでもちょくちょく「天才」と囁かれたりしていますがね。 ザマミロ。 そんな事だからいけないのですが。

更新:「お受験
何年か前に作った「面接試験」のリメイクです。 受験勉強の一休みになれば幸いです。 いや、そんな気分で読まれちゃヤだな。 真剣に読め。 いやなら帰れ。


12月13日(水)「講演(ドラ含む)」

だから日記サイトじゃねぇっつってんだろ!

じゃあなんなんだと聞かれれば、ちょっと困ってみたりもしますが、それよりももう完全に日記サイトという位置に納まってしまっていると言っても決して過言ではないワケですが、何というかまぁ、そうでありながらも違うと頑なに拒んでみたかったというか、それ以前に、単にそう叫んでみたかっただけの話です。 そういうのあるじゃない。 ないかな? いやあるよ。 ジャイアンでいう所の「ムシャクシャするから、のび太をギッタンギッタンにしてやる」っていう感じ。 いや、それも違うな。 ムシャクシャときてギッタンギッタンは違うな。 でもそんな所で曖昧にしてみても良いかな、なんて思ってみたり。 うん、本当は良くないって分かっているんです。 曖昧はね。 もっと、ハッキリとしておかないといけないのですよ。 「しずかちゃん」なのか「しずちゃん」なのかを。 曖昧といえばこのサイト自体が曖昧ですからね。 何がやりたいのか、もうそろそろ分からなくなってきているじゃないですか。 君達じゃなくて私がね。 私しかいないもの。 何て言うのかな、位置づけをしっかりと、ね。 ITとかも。 何でもITって言えば良いって環境をもうちょっと、さ。 インホメーション・テクノロジーでしょ? 「情報技術」なんでしょ? 何で「これからは我が社もIT技術を積極的に取り入れて・・・」とか言っちゃうの? 情報技術技術? パソコン組み立てたりするの? そういうの言わないでよ。 ええ、そうですよ。 誰もそんな事言ってないんですよ本当は。 でも言ってそうかなと、言って欲しいなと。 希望ですよ希望、唯一無二の。 歌にもあるじゃないですか、あんな事良いとか、できたら良いとか、あそこまで欲望丸出しだと立派だと思いますよ。 そうありたいと願っていてもらいたいですよ皆さんには。 やりたい事は一杯あるのですよ。 もちろんココでね。 それこそあんな事とかこんな事とか、でももうちょっと待って下さいよ。 こっちもそれなりに大変なんですよ。 むしろ大変と言っておけば「大変なんだな」と思って貰えるかなと考えているワケですよ。 打算ですよ打算、打算の愚策ですよ。 昭和35年生まれに「頼むぞ」とかナントカ言われて肩叩かれているワケですよ。 ドント・トラスト・オーバー・サーティではあるんですがね。 パンキッシュにさ、プログレですがね。 ともかく、こんなトコが、一部で大絶賛だったりするのはどう考えてもおかしいと思っているのですよ。 だからたまにはこういう書き方をして、試しているワケですよ。 自分自身にですよもちろん。 こういうのでも良いと思われるのを書けるかどうかって。 いえ、分かっていますよ。 大失敗ってのは。 でもそれでも良いのですよ。 こういうのを流れる様に読んで、それでも良しと思ってくれる人がいてくれたら、な。 さっさと帰りなさいね。 次来るまでに、もうちょっと日記サイトと呼ばれない位の、位置を作っておきますからね。 ハッキリとさせたいなと思っているのですよ。 そういうのあるじゃない。 ないかな? あるんだって。 スネ吉兄さんとか。

更新:[Missing List]
[yuuのかくれ家]。 前に相互リンクしていた人が、止めちゃって、消して、また作ったという、その辺の事は良く分かりませんが、そういう所です。
ファンシーです。 ファンシー?
その内あちらからもこっちへリンクして貰えるそうです。 この日記サイトに。


12月10日(日)「今日はなんにもしませんでした。 ○6点」

K.C.[Heavy ConstruKction]jacket

随分久しぶりにCDを買いに、レコード屋へ行きました。 レコードなんてちっとも売っていないのにレコード屋です。 自分一人が笑う為に、最前列に並んだGLAY[DRIVE]を買ってやろうかとも思いましたが、あまりにも自暴自棄すぎると思って止めました。 海外新作に並んだエンヤの新しいCDを買って癒されてみようかなと思いましたが、幸か不幸かその隣に置かれたキング・クリムゾンの[Heavy ConstruKction]が目に付きました。 今年5−7月に行われたライヴ収録アルバムです。 3枚組です。 5000円程します。 すごく悩みました。 ライヴ盤なのだから新曲でもありません。 これがGLAY[DRIVE]の様にベスト盤だったら間違いなく買いません。 ベスト盤が大ヒットするという、酷く日本人的「流行ドコロを押さえておけば大手を振って好きだと言えよう」根性もどうかと思いますし。 でもライヴとなると・・・

結論から言いますと、買いました。 買いましたとも畜生。 好きだぜコンチクショウって感じに。 エンヤは延期です。 決め手は「約45分のライヴ映像収録」ってヤツです。 CD-EXTRA(WindowsのMedia Playerなどで映像が見られる仕組み)付きなんですもの。 しかも45分もなんですもの。 それに、ライヴで演奏したデヴイッド・ボウイの[Heroes]も収録しているんですもの。 クリムゾンが人の曲カヴァーするなんて、しかもそれをライヴアルバムに収録するなんて、信じられない事件なのですよ。 だから、しょうがないじゃない。 買いましたよ。 金はありますよ。 この間パチンコで勝ちましたもの。 そんなセリフも産まれて初めてですよ。 あーもうっ。

で、この日記はそんな感じで買ったCDの動画を横で映しながら書いています。
買って正解でした。 ライヴ音楽自体は予想通り音質の悪さとやり直し無しの一発録り故のミスも目立って、こんなもんかと思いましたが、動画はすこぶる格好良かったです。 ライヴでは遠くて見られなかったロバート・フリップ(G)の虫の様な指の動きも観られましたし。 MCで前に出てきて、何を言い出すのかと思いきや、丁寧なイギリス英語で「カメラのフラッシュは止めてくれよ。 頼むよ。」と、極めて紳士的にオーディエンスをたしなめる姿も観られましたし。 フラッシュたかれて怒って演奏止めた時もあったくせに。
もうイイや。 何だってイイや。 4人メンバーの3人がアメリカ人になって曲も親しみやすいアメリカンテイストになったと揶揄されたって、ベスト盤ばっかり出して会社の資金稼ぎしても、70年代の傑作「太陽と戦慄」がフランス映画「エマニエル夫人」の挿入曲に盗作されて、裁判の結果毎年2,3千円の著作権料の支払いでケリが付いても。

だって、好きなんですもの。

更新:[Panacea Box]
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、それで行こうじゃないですか。
賛同者の数で好みを選んでちゃ、それはもう好みじゃないでしょう。


12月09日(土)「感じなければ罪とはならない」

こんばんは、サイキックエンターティナーの大御所、鷹司です。
単なる「マジシャン」と呼ばせない所に、マリックさんのこだわりが窺えます。 サイキックをエンターテイメント場でか使わないこの太っ腹ぶり。

兵庫県に住む小学三年生の男の子(8つ)が、新聞紙にライターで火を付けて放火しようとした事により、警察に補導されました。 男の子は動機について「火が燃えるのが面白くて、これまでに十数件やった」と話しました。
小学校の校長先生は、「イジメもなく、素直で良い子だったのに、どうしてこんな事になったのか。」とコメントしました。
この男の子にはカウンセリングなどのケアが行われる事になりました。

さて、この話の中で、誰が悪者なのでしょうか?
少なくともこの8歳のガキが悪者ではない事は確かでしょう。
私は体罰は反対です。 どの様な理由があっても、暴力でカタを付けるのは、どちらにとっても良い結果を残す事は決してありません。
そんな私ですが、この事件において明確な判決を下すとすれば、こうなるでしょう。

殴れよ馬鹿!!

これは体罰以前の問題です。 何で殴らないの? グーでもパーでも良いけどさ。 警察も、親も、知人も、校長も。 何で8歳のガキに殴ってやらないの? 「火が燃えるのが面白い」。 そりゃ面白いでしょう。 物質の燃焼活動は不思議で、ガキにしてみれば非常に興味深いでしょう。 でも放火は駄目ですよ。 とんでもない事になりますよ。 でもそれが分かっていないんですよ。 こいつは。 「素直で良い子だった」。 そりゃそうかも知れません。 ガキなんてみんな素直で良い子でしょう。 分かってないんですよ。 事の重大さが。 自分が「悪い事」をしている事に気付いていないんですよ。 教えられていないから。 ガキに一般常識なんてありませんよ。 そんなものは後からみんなで教えてあげるものなのですよ。 「素直で良い子だった」じゃないでしょう校長、「重大な教育を怠った責任を深く感じております」と反省しなきゃ。 親もそうですよ。 みんな反省ですよ。 殴って叱らなかった事に対する反省ですよ。 そして、みんな自分が殴りたくないから、こんな風にたらい回しにして、今度はカウンセリングなんて受けさせて、もちろんカウンセラーは殴る事なんてできないから、結局こいつは何だか分からないままに元の生活に戻っていきますよ。 周囲から放火犯の子供と囁かれながら、学校へ行くワケですよ。 このまま大人になって、いつかまた犯罪者になりますよ。 賭にもならない話です。 動機は「みんなが俺を嫌っている」とかですよ。 どうして誰もこの事に気付かないのでしょう? 一発殴って「何してんだ馬鹿野郎!」で済む話なのに。 それとも皆、ワザとやっているのか? 悪人養成所か? タイガーマスクの「虎の穴」なのか? 校長改めミスターX氏か? アタシが殴ってやろうか? そのヤカン頭を!(決め付け)

とまあ久しぶりに面白いネタがあったので語ってみました。 これで少年犯罪の問題についてとやかく言っているんだから、どうしようも無いですね。

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院長は、それらの夕暮の自由行動の時間を、自分達の《罪》を悔いあらためるための反省にあてさせようとして僕達にあたえたのだ。 僕ら、すべすべしたなだらかな喉と、ややもすると充血する草の茎のような小さいセクスを持った者たち、自分のおかした激しい行動が一つの歴史のような重みをもって自分に返ってくる暇もなく捕らえられて罰の鋳型にはめこまれてしまった者たちに、悔いあらためるどんな罪があったというのだろう。
(大江健三郎:「鳩」)
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そういう事です。 罪なんて教えられなきゃ分かりません。 ガキも大人も。
そして、極めて無邪気で純粋な科学的好奇心で放火を行ったガキを新聞に載るような犯罪者に仕立て上げた大人達の重大な罪は、誰にも罰される事無く終わってしまうでしょう。 この校長が、自分の罪を自分で罰する事無く、まだ校長の椅子に座る気でいるのなら、その小学校へ自分も入学して、再教育を受けるべきでしょう。

ともかく、どうかこの子には、周囲の劣悪な環境にも負けず、その澄み切った知的好奇心を信じて、立派なサイキックエンターティナーになってくれる事を祈っています。 嫌と言われても絶対、な、小マリックさん。
と、力ずくでお茶を濁してみたり。 だってS.O.S.だもの。


12月08日(金)「ふじ子ちゃんと過ごす午後」

峰不二子(初期)

今日もお仕事。
朝から出勤して、いつもの様に、事務所に掃除機をかけて、机を拭いて、灰皿の中を開け、ゴミを捨て、フローリングの床も雑巾がけしてピカピカになった所で、おもむろにラジコンを引っぱり出して、アクセルワークの練習をしていると、ひみつ社長の登場。 「『午後の紅茶』を午前に飲むなばかもん」と私を一括した後、「今日は仕事する気が起きない」と言い出し、DVDデッキにエンヤのCDをかけると、コーキングガン(壁の隙間を埋めるパテ銃」でトイレの隙間風を埋めはじめました。、その後は二人でエアコンの掃除。 フィルターにマジックリンを付けると、気持ちが良い程汚れが落ちます。 昼になったので社長の奥さんの二人分お弁当を食べ、午後からはパチンコに出掛けました。

「あんな内職みたいな遊びで、はした金をアブク銭にする作業なんて興味ないよ。」
と、かつておにいさんに言わせていましたが、実際の所私、パチンコやった事がありませんでした。理由はもちろん上記の通りですが、何事もやらない内からつまらないと決め付けるのは良くない事ですから、丁度良い機会とばかりにパチンコ初体験してみました。 ちょっとドキドキ。

店内は予想通りの騒音と煙草の煙。 一列に壁に向かって作業する人々の姿はまさしく「昭和18年、銃火機制作工場写真」な風景。
どれを観ても違いが分からないので、適当な一台に腰掛けました。 台はよく知りませんが、ルパン三世のふじ子ちゃんがクルクル回っていました。 500円投入して、ハンドルを調整しながらパチンコ玉をポンポン。 500円はすぐになくなりました。 もう500円を追加してポンポン、その内正面のルーレットが揃うと、どうやら「当たり」って事らしいですが、玉がじゃんじゃん出てきました。 隣を観てもふじ子ちゃん、奥を覗いてもふじ子ちゃん。 正面はもちろんふじ子ちゃん。 玉はポンポン出てきます。 ルーレットが回って、ふじ子ちゃん「生着替え」。 間に合わなくて、下卑た言い方をすれば「おっぱいポロリ」。 で、「いやーん」

バカじゃねぇの?

大体何が面白くて、こんな単純作業して、銭形警部のしゃくれ顔を見つめているのですか? なぜオジサンは何時間もこの作業が続けられるのですか? サッパリ分かりません。 しばらくして社長に肩を叩かれ、店を出ました。 社長にその辺事を聞きました。 何が面白いのかと。 社長は、「何も面白くはないが、忘れていられるから」と答えました。 

親戚の叔父も、パチンコに土日はずっと行っています。 何千、何万と使って一日中います。 昔、何が楽しいのかと、同じ事を尋ねました。
叔父は、「何も楽しくないけど、他の人達と、同じ作業をしているという行為に安心させられる」と答えました。

結局そういう事なのです。 パチンコで金儲けを考えるヤツなんてほとんどいません。 皆、自分に嘘をつきに行っているのです。 金が返っても、返ってこなくても良いのです。 ふじ子ちゃんのおっぱいポロリが楽しいワケでは無いのです。 なんだか、分かったような気がしました。

でも、パチンコにハマる奴はただの馬鹿である事は間違い無いようです。
日曜日にパチンコで何万円勝ったと言って鼻高々な人は、それ以上のものを失い続けている事にさっさと気付きましょう。

夕方、社長は「車の部品を取りに行ってくる」と言って出ていきましたので、私も帰る事にしました。
私の初体験は、現金6000円とお菓子山盛り分、勝ちました。
本かCDか、そんな所を買って早めに使い切ろうと思います。

世の中には、「嫌な金」というのもあります。 私だけかな?


12月03日(日)

はい、昨日「明日も更新します」と書いてしまったが為に更新しなきゃならなくなったSOSです。
いらん事言わんといたら良かったなと思てます。 まいど。

マツモトキヨシだかなんだとか、そういうのが流行ったおかげで、なんだか随分薬局がフレンドリーになってきています。
かつて薬局といえばメガネに七三に何の為か分からない白衣の店員さんが、射殺すような眼光で、「そのクスリは医師の診断書が無ければお売りする事が出来ません」と言われるイメージが強かったのですが、最近気付いてみれば、まるでデパートの様な応対、安売りバーゲンセールという有様です。 それがどうやらマツモトキヨシやナントカという有名大手薬局チェーンばかりでなく、近所の胡散臭い薬局までそうなのですから、いやはやもはやどの世界も世知辛いのだろうなと思いました。

近所に一件、よくよくコンタクト用の目薬を購入する為に訪れる薬局があります。 馴染みの薬局です。
そこはいわゆる古い「薬局魂」みたいなのを持っていて、上記の様な店員さんが冷たく応対していましたが、この間よってみると、驚く程様変わりしていました。
店に入っていきなり笑顔で応対に出たのは中年店長。 この笑顔がもう、今まで見せた事もない満面の笑み。 しかも店内にはあちこちに手書きの品札が力強く掲げる程の商品展開ぶり。 目薬のありかを尋ねると、「はいはい、目薬はこちらに!」という元気の良い返事。 しかもその後には怒濤の説明。

「目薬! 沢山ございますよ。 今一番売り出し中なのは、このサンテンの目薬。 ソフトもハードも、どんなコンタクトにも合います。 しかも値段が477円。 消費税入れさせて頂きましてちょうど500円。 一番安いです。 サンテンの目薬。 ロートももうじきに値下げするでしょうが。 今はこれです。 特にこだわりを持っておられないならば、ボクはこれをオススメしますが、さあ、どうさせて貰いましょう!

「サンテン」が参天製薬を略しているのか、同社ブランドの「サンテ」を間違えて覚えているのかを思う暇もない話っぷり、最近まで2.3語しか使わなかったのに、しかも一番安い商品を薦めるとは驚かされましたが、そんな事考えているしている間にも、ずっと店長が笑顔で私の顔を覗き込んでいるので、仕方なく「じゃあ、それで」と言ってしまう始末。 いや、それで良いのですが。
「はいはい、477円に消費税23円でちょうど500円になります! そのままでよろしいですか? はっ、ありがとうございます。 はいどうも。 500円入りまーす!
ここまで来るともはや何が何だか分かりませんが、それが事実なのだから無茶苦茶です。 ついぞセールスマンの応対をしていない人が始めたものだから凄まじいばかりの歪んだ勢いです。 目薬一個買って帰るのに、いちいちドアまで開けてくれて外まで見送り、礼は手を膝に当てて、まるで「陛下のお顔はマトモに見ちゃなんねぇ!」といわんばかりの90度の御辞儀。 ハッキリ言って怖かったです。

それでもその薬局には、度々足を運んでいます。 「いつもいつもありがとうございます」と言ってくれますし、5円6円7円は無ければ良いと言ってくれますし。 いやはや、薬局もサービスが売りになっているようです。 頑張れ店長。 でも帰り際に振り返ったら笑顔で手を振ってくれるのは、間違えている上に、ちょっと恥ずかしいぞ。

更新:[夢判断]
夢判断が怪しいとか胡散臭いとか考えている人も多いようですが、冷静に考えみるとそういう人の方がメルヘンチックな性格なのでしょう。
れっきとした心理学です。


12月2日(土)

みなさーん、オッファー!!
 offer [動]
(もの・援助などを)提供する。 申し出る。
提案する。
(手などを)差し伸べる。 差し出す。

あ! そういう事だったんだ! うわっなんか今すごい発見したんじゃないの? アタシ。 うーん、侮り難しだわ。

そんなこんなで、12月です。
お歳暮だの年賀状だの、大阪難波の地下街でラオス支援の為に古着や雑貨の提供を求めるのはもちろん結構なんですが、呼び掛けているのが皆、なぜか若い娘のミニスカサンタだったり、それを観て勢い余った「良識ある」中年男性が思わず財布を引っぱり出しては、「すみません、お金は頂けないんです」とミニスカサンタに断られたりしている季節です。 こんにちは鷹司実朝です。 似ていますが贋司実朝ではありません。 本物です。

ついこの間「名前の最後に2000を付けるのは禁止!」とか、馬鹿な事言っていたのに、もう一回りしてしまうのかと思うと、今年は驚くべき速度で時が経ってしまったなと感慨に耽ってみたり。 でも振り返ってみればあんな事もこんな事も全部今年だったんだなと気付いて、割と頑張ってたじゃん俺。 などと自分で自分を誉めてみたり、誰も誉めてくれませんから。 などと一人総集編を行っていますが、まだ12月は始まったばかりだったりもします。 毎年毎年、来年の話ばかりされて、まるで今年と来年の隙間的立場の扱いを受けて、さぞ気分が悪かろうと思います。 誰が? 12月がです。 そんなトコにまで気を使ってんですよアタシャ。

↑今月の絵。
やれ21世紀だの、やれデジタルテレビだのと、いまいちハッキリしない事を言われています。 ここは一旦振り返って1936年。 民営テレビ放送が始まる時に立てられた、日本テレビの電波塔です。 もの凄く巨大な塔に見えますが、今となれば案外低かったようです。 20世紀最後の絵ですから、なんか素敵なのはないかと探していましたが、見付からなく馬鹿馬鹿しくなって、無駄に思えて、結局こんなのです。

今日はここまで、また明日更新します。 多分。 オッファー。 トンファー。