2001年12月
師走

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12月30日(日)「プロジェクトX(ペケ)」

そんなこんなで、今年も余す所2日です。 お正月は海外ですか? 正月くれぇ日本にいやがれてやんでぃですか? そうじゃないんですね。 お正月位しか海外に行ける日が無いんですね、世のお父さん達は。 「俺も一つプロジェクトXとやらを!」とテレビの前で一念発起してみるお父さん。 プロジェクトXと聞くとどうしてもキングクリムゾンを思い出してしまいます。 あと香港映画と。 それはともかく平成大不況。 誰が呼んだか平成大不況。 てめぇらじゃねぇか。 そしてプロジェクトX。 娘もふとした拍子にゲーノー人になれるかもの現代。 オジサンだって負けられません。 頑張って仕事して、画期的なアイデアと、日本人大好きな根性スピリット満載のプロジェクトX。 激安。 販売戦略。 厳しい競争。 彼らの長い戦いは続く。 で、競争に負けちゃった人はどうなるんですか? この不況を生き抜く為に、サラリーマン戦士は頑張る。 で、戦死した人達はどうなるんですか? クローズアップされないんですか? 負けは負け? 負け組? 資本主義の落とし穴? 徒競走で一着決めないこのご時世に? 頑張りが足りない? 頭が悪いから? そんなに世間って厳しいモノなのかなあ。 そんなに、他人を蹴落とす方法ばかり考えていないといけないのかなあ。 何か違うんじゃないかな。 どうしようもない? 知ってますよ。 言ってみただけです。 でも、プロジェクトXなりなんなり、素人父さん頑張りドラマに出てくる人達って、誰も彼も目が血走っていて嫌です。 どれだけ活躍しても、どれだけ成功しても、あんな目にはなりたくないなと、私は思います。 まああれを見て他のオジサン達も頑張れるなら、それはそれで良いのかも知れませんが。 言ってみただけです。 もうちょっとゆっくりの方が良いと思うんですが。 年の瀬。 靴を買いに行きました。 安いのです。 オールスターの例のカタチってずっと安売りですね。 買わなかったけど。 あとCDも買いました。 ピンクフロイドの「エコーズ」。 ベスト盤です。 ファーストアルバムの数曲が24ビットリマスタリングされていたので思わず。 いやあ良いわやっぱり、シドバレット。 他にも「エコーズ」も「クレイジーダイアモンド」も入っているし。 何よりCDが、ファーストの1曲目「Astronomy Domine」で始まって、ラストもこれまたファーストのラスト「BIKE」で終わっているのが、やるなと思いました。 って知らなきゃなんの事かわかりませんが。 すいません。 あとはまあ、掃除をしました。 大掃除っていうか、私は毎週大掃除していますが。 もう完全掃除しました。 カーペットも、なんかニトムズのコロコロローラーで徹底的にコロコロとしました。 床が畳だから、小林製薬の「タタミのつやだしーな」でフキフキ。 「つやだしーな」ですよ。 そりゃツヤツヤになりますよ。 なりませんでしたけど。 それ以上に「つやだしーな」の「い草の香り付き」とやらにやられて、床一面、ニセい草の匂いがたちこめて、気持ち悪くなりました。 しょうがないので「ファブリーズ」を吹き付けました。 もうケミカル万歳。 ケミストリーですよ。 曲知らないからケミカルブラザーズとの違いがいまちよく分かっていませんが。 メケメケ系かな? 違うか。 あと毛布もあらいましたよ。 洗濯機で。 ピクリとも回りませんでした。 まあ良いです。 汚れよりも洗うという行為に気持ち8割でしたから。 今読んでいる本がドストエフスキーの「貧しき人々」です。 こないだがミヒャル・エンデの「モモ」でしたから、その辺のギャップが強烈なんだろうなと期待して読み始めましたが、予想以上に読みやすくてビックリです。 ドストエフスキー。 辛気くさい事には変わりませんが。 ホームページはね、やっぱり新年だし。 ちょっとリニューアルしようかなと考えてみたりもしています。 もちろんトップページだけね。 色々やっていますが結局毎回似たような作りになってしまいますから、もうちょっとなんか、イカした感じにね。 やってみたいなと、思っています。 思うだけですが。 断言しておきますよ、思うだけです。 例によってトップページが重いのは嫌いですから。 そんなに変えようも無いですよ。 ていうかこのブロードバンドの時代。 もうちょっと重くたって皆さん平気なんでしょうがね。 いや、ダメです。 ターゲットは32Kモデムですから。 ピーヒョロローって言う人向けです。 絶えず時間との戦いをしている人向けです。 ダラダラ観ている人よりも、電話タイムイズマネーのオジサン連中向け。 まさしくプロジェクトX。 一分一秒惜しまずインタネット。 こんなトコ来ないでください。

それではまた来年。


12月28日(金)

本日のタレコミ
「今週号のジャンプの読者投稿ページに、鷹司さんの名作「北の国から」をパクってましたです。」

そんな古い話言われても、いや、別に良いですよ。 ジャンプだし。 堀井雄二とかビンボー神の人にパクられるなら光栄じゃないのかな? あ、今は違うのか。

夕方頃、暗くなり始めた部屋の中でゴロゴロと読書をしていると、ウトウトと眠ってしまうと、珍しく夢を観ました。 なんだかよく分からない部屋の中、台所のシンクで、延々、雑巾を洗っていました。 ダーッと水の流れる中でゴシゴシと。 ずっと水が流れていくのを観ていました。 そのまま目覚めました。  多分、大掃除しろという事だと思います。

私の場合、いまいち買い時の分からないものにがあります。 女性だったら、やれヒールだやれブーツだやれ圧底だと沢山持っている人もおられますが、私は恥ずかしい話、スーツの時の革靴を除いては、キチンとする時用のそれっぽい靴と、スニーカーしかありません。 情けない気もしますが、事実です。 だって、足が二本しかありませんから。 そんな靴たくさんいらないです。 二足の靴というよりは、一足と予備一足という感じです。 ほとんどの場合がスニーカーです。 大して好きでもないのにスニーカー。 スニーカーブルースです。 情けない話ですが。

で、穴があきました。 ビックリでした。 なんか感触が違うなと思っていたら、右足のかかと横に穴があいていました。 それ程履き潰していた事よりも、どういう歩き方をしているのかと驚きました。 左足も、徐々にスニーカーからスリッパへと変貌を遂げていきそうな勢いをみせていました。 油断している間にエライ事になっていました。 見事に足下をすくわれました。 若者失格です。

で、しょうがないので靴は明日買いに行くとして、今日はひとまず、針と糸で乱暴に穴を塞ぎました。 6畳一間の暗い畳部屋で、ただ黙々と靴を縫う。 なんかカサハリ内職している素浪人の気分でした。 長屋でね。 でも実は殿様だったりとか、やたらと強いとか、三味線で悪人殺すとか、そういうの希望します。 神に。

更新:[Panacea Box]。
ミヒャル・エンデの「モモ」です。 童話って改めて読むと文章の秀逸さに驚かされます。 ガキに読ませるだけじゃもったいないです。


12月27日(木)

皆さんこんばんは、鷹司実朝です。 ほとばしってますか? ほとばしらないといけませんよ、年末ですし。 私? 私は別に。

さて、もう気が付けば年の瀬です。 あれやこれやと忙しくて気が付けば誕生日も過ぎてしまっていました。 オンラインでもオフラインでも沢山の気のおけない友人知人から「おめでとう」と言われました。 遅ればせながらですが、ありがとうございます。 本当は良い人達だったんですね! 私も見習わなければなりません。 今日だって、本当は日記に書く事も無いのに更新しているのは、一般的に考えて、会社内でこのページを見る事ができる人達、つまりはいささか情報系寄りの業務に従事しておられる方々は、恐らく大体は明日28日で仕事納めだろうと、そうなれば社外ではインタネットしない人もいるだろうし、明後日から田舎に帰っちゃう人もいるだろうし、その他諸々の家庭事情に阻まれる人もいるだろうし、そうなると、今晩辺りに更新をかけておくのがだなと思ったからです。 そんなオッサン事情考慮で、このサイトは作られているのです。 なんて卑怯な、なんて下らない、なんてオッサン至上主義な私なのでしょう。 オッサン万歳です。 少なくとも今日の日記は、そういうつもりで書いています。

と、書いてから30分間。 何も思いつかなかったので今日はここまで。
オッサン至上主義の用意周到な根回し戦略は向かないようです。 もうちょっとほとばしっていきましょう。 私? 私は別に。


12月23日(日)

不審船「宇宙船地球号」の乗組員の皆さんこんばんは、鷹司実朝です。 

最近やっているのが「Winmx」とかいうファイル共有ソフトです。 多分結構有名であちこちで捕まっているみたいですが、この頃になってやっと触り始めるようになりました。
ご存じ無い方に簡単に説明しますと、みんなのパソコンの中に作成した特定フォルダの中に出入りできて、そこに入れてある音楽やら動画やらをダウンロードできるってソフトです。 当然オンラインが原則です。 自分のパソコンの中にフォルダを一ヶ作って、その中に色んな音楽やら動画やらのファイルを入れて、でWinmxでそのフォルダに共有指定をかければ、Winmxを使っている全世界のお友達(仮)が断り無く進入して持って帰ります(コピーして)。 そんなソフトです。

使うまではそんなのしてどうするんだと思っていましたが、どうやら世界のお友達(仮)は色んな音楽交換などに使っているらしく、私はこれこれの音楽を持っています、ダウンロードしてくれて良いですよ。 あなたの持っているこれこれの音楽を頂きます。 みたいに使われています。 それが膨大な量なのです。 いやもうビックリです。 無断コピーに厳しいメタリカも、儲けに厳しいキングクリムゾンも取り放題です。 レアものを多数転がっています。 そんな100通り程金儲けの方法が思いつきそうなソフトです。 だからこそ捕まったりしているのでしょうが。 それでも半ば公認で使い放題ってのはすごいなと思います。 ユーザーが全世界だと色々規制しにくいのでしょう。 そういう考え自体が時代にそぐわないのですが。

ともあれ、とりあえずは禁止されるまでは遊ぶことにします。 ただこういうのを行うと、ISDNの低速感が身に浸みてしまいます。 低速感。 ほんの5年前までは最高速度だったのにね。 ゆっくりと動くダウンロードのパーセンテージをただ見つめています。 それでもエリッククラプトンの「レイラ」とアンプラグド版の「レイラ」とPhishがジャムった「レイラ」をダウンロード。 面白かったから。 もうあちこちからレイラレイラで鬱陶しいです。 これに、昔私がバンドで演奏した「レイラ」を入れて、「レイラ コンプリートCD 定価1800円」にしようかと思いましたが、肝心のアタシの「レイラ」が見つからないので止めました。 仕方ないのでもっと色んな人の「レイラ」を集めて、その中に西城秀樹の「ローラ」を混ざらそうかとも考えたり。 そうなると双子小人の歌う「モスラ」も必要かなと思ったり、否応なしに夜は更けたり。


12月22日(土)

お仕事帰りにほぼ毎日寄っているコンビニで、レジの店長から「いらっしゃいませ」の代わりに「お疲れさまでした」と言われるようになると、さすがに私もこれじゃいかんなと思いました。 世の中に「馴染みの」というモノができてしまうと、後は老いるばかりなんじゃないかなと思います。 別にそこじゃなくても良いんだけど近いから。 コンビニなんて、どこに行っても大して変わらない。 そうなれば畢竟生活圏内最近場所のコンビニが「馴染み」となってしまい。 一気に生活圏内が狭められてしまいます。 その後は老いるばかり。 これじゃいけないなと思います。 近頃はもう、この、フグ屋の9階の部屋で骨でも埋めてみようかなと考えては、慌ててその考えを打ち消したりしています。

先日も書きましたが、最近は季節というのものが無くなっているなと思っています。 クリスマスね。 一ヶ月も前からクリスマス。 テレビニュースで言う所の「一足お先のクリスマスムード」。 ギャバンじゃないんだから、そんなに一足お先になるのもどうかと思います。 まあクリスマスは一日だけのイベントですから、店としてはそういうのは早めにやった方が良いと考えるのでしょうが。 で、クリスマスが過ぎると一気にお正月ムード。 2月には新入生、新社会人、新生活応援ムード。 5月は梅雨。 6月はサマー。 そんな感じです。 気が付けば通常観念から一ヶ月先のムードに包まれてしまい、今がどの季節なのかも分からなくなります。 資本主義の落とし穴。 「早いモン勝ち」というのは想像以上にヒトの時間感覚を狂わしています。

で、そういうのはまあ最近の事だろうと思っていましたが、今これを書いているパソコン上でガチャガチャとプリンタからはき出される年賀状を見て、ああ、これもそうかと思いました。 年賀状。 「迎春」「本年も宜しくお願いいたします」。 変な午の絵。 もちろん私の為ではなく、他の人の依頼によって作っています。

年賀状って、いつから旧年中に書かれるものになったんでしょう? どうして郵便局では「25日までにお願いします」と、お願いされるのでしょう。 「迎春」なんだから「迎春」してから書かないとおかしいじゃないですか。 来年にならないと「本年もどうぞ宜しくお願いいたします」と言えないじゃないですか。 来年に届くから問題ないのかな? じゃあ今書いている本年は、本年と書く自分の意思はどこにあるでしょう。 嘘なんじゃないでしょうか? 新年からこんな嘘手紙を送るんですか? そもそも新年から昨年書かれた手紙を受け取れと言うのですか? それってなんか、失礼なんじゃないでしょうか?

年賀状は新年に書くものだと思います。 何も1月1日に間に合わせる事なんて無いと思います。 新年になって、心身共に改まった気持ちに、なるかどうかはともかく、そういう厳粛な気持ちで書いた方が、書いた方も書かれた方も嬉しいんじゃないでしょうか。 「できる事なら早速新年のご挨拶にお伺い致したいのですが、それではあまりにも失礼ですから、簡単ではございますが書簡にて新年のお慶びを申し上げ候。」 これこそが年賀状の意味であり、必要性であるんじゃないかなと思います。 だから1月1日届けられる年賀状は全てダメです。 そもそも1日から届けようとする郵便局員が間違っています。 つまり、旧年中に年賀状を書く人は、郵便局員の都合に合わせようとしているだけです。 そもそも、どうして郵便局というお役所機関(現時点では)が、そんなに客商売に燃えるのでしょう。 よく分かりません。

まあでも近々郵便局も民営になるらしいですから、そうなれば12月31日だろうと1月1日だろうと、即日に届けてくれるようになるでしょうね。 そうなれば季節感も元に戻る。 とも言えず、結局ますます「お正月」は無くなってしまうのでしょう

まあいずれにしてもアタシャ書きませんが。


12月19日(水)

ヤンママの皆さんこんばんは。 鷹司です。 ヤンママが、「ヤングママ」なのか「ヤンキーママ」なのか、いまいちよく分かっていないのが現状です。 「やんごとなきママ」だったらちょっと良いな。

さて、クリスマスです。 実際には来週の話ですが、もうあっちこっちでクリスマスです。 早いトコは先月からクリスマスでした。 千葉のネズミはサンタの衣装に着替えたり、阪神の監督は星野になったりと、世間はクリスマス一色です。 例年通り久米も「ウチは浄土真宗ですから、そんなのは一切関係ありません。 ムフフフフ・・・スポーツです。」と言う始末。 テメェに聞いちゃいねぇ。

とまあ盛り上がってみたりもしました。 ホントは全くもってどうでも良かったりしています。 毎年言っていますが、クリスマスはアタシの誕生日です。 アタシにとってはそれ以外何物でもありません。 ああ、あと父親の誕生日でもあります。 同じ日です。 それだけです。 サンタも来ません。 来たって嬉しくもありません。 プレゼント貰っても、誕生日だから、夢の国から来たオジサンとは関係なく、正当な権利として頂戴していました。 ケーキも食べますよ。 誕生日ケーキをね。 当然です。 そりゃ聖夜ですよ。 産まれたんだから。 そりゃみんな笑顔で祝福しますよ。 私にね。 そんな偉そうな事を思えるのは多分キリストとアタシくらいですよ。 ああ、あと父親と。

そんなワケで皆さんもクリスマスには、まあ家族と過ごすか、友達と過ごすか、恋人と過ごすか、二次元と過ごすかは知りませんが、無駄にハッピーな気分になりつつも、ふとココSOSの管理人の事を思い浮かべて、ちょっとはヤな気分になってみましょう。 管理人ね。 何を管理しているかは分かりませんが。

ちなみにアタシャ今年のクリスマスは「もう一人の自分」と過ごす事に決めました。 そんな人も結構いらっしゃるのでは? ヘヴィークリスマス。


12月18日(火)

私は12月が好きです。

なぜ好きなのかはよく分かりませんが、クリスマスやら誕生日やら冬休みやらお正月前やらとは、どうやら全然関係ないみたいなのです。

12月の夜中に自転車で走って、寒いのですが、坂を下ったて風を受けたりして、本当に寒いのですが、一瞬、表現仕様がない感覚を受けます。 なんだかよく分かりません。 「匂い」に近いモノがあります。 12月の風の匂いです。 それがとても好きなのです。 だから多分、12月が好きなのです。

12月の風は12月にしか吹きません。 11月の風は微妙な期待感を感じさせます。 1月の風はただ寒くて鬱陶しいだけです。 だからあくまで、私だけの感覚なのかも知れません。 張り巡らされた心の琴線とやらの、一番奥の方が揺らされます。 すると他の線も共鳴を起こして、これもまた表現できない音楽が流れます。 それが聞こえると、はたと気づく事ができます。

もっと気楽で良いんだ。
この感覚だけは忘れちゃいけないんだって。

油断すると一瞬にして忘れてしまう感覚です。 日常に埋没するとすぐに消えてしまう感覚です。 どのようなものかは、よく分かりません。 ただ、私はその感覚だけで今まで生きてきた気がします。 そして、その感覚を思い出す事ができる内は、色々と大丈夫なんだろうなと思います。

そんな理由で、私は12月が好きです。

あなたは何月が好きですか?
聞くだけ聞きますが、言いたくなければ言わない方が良いです。


12月14日(金)「色モノ家電」

夜中、電気を消してエアコンも消して、眠ろうと布団に入って、しばし暗黒と静寂を楽しんでいると、なんか遠くの方からすすり泣くような声が聞こえました。 でも幽霊とそういうのじゃなく、どうもその声が色っぽくて、悩ましげで、どうもあまり面白くない類の声でした。 いや、本人たちは大変愉快なのかも知れませんが、寝ようと思っている私としては鬱陶しくてなりません。 こんな時便利なのが科学の耳せん「イヤーウィスパー」。 耳の穴にフィットして雑音を遮断してくれる優れものですが、唯一の難点として、目覚まし時計の音も聞こえなかったりもするので、当たり前ですが、そう簡単に用いる事ができません。 どうしようか、どうしようか、思っている間にも遠くの方から「うにゃー」だの「ああ・・・」だの聞こえて来て、これはもう、音の元を調査して苦情かなんかしてやろうと思い、眠たい目をこすりつつ、やおら立ち上がって、五感を研ぎ澄ませ、リミッター解除のデビルイヤーで音の元を調査しました。

冷蔵庫の音でした。

いや、おかしいんだって、ウチの冷蔵庫。 変な音するんだって。 別に私がどうとか、疲れがどうとか、そんなのじゃないんだって、絶対。 夜に、そう決まって夜になると、そんな風に鳴くんですよ。 「あああー・・・」って。 そのトーンが、酷似しているんですよ。 例のヤツに。 どういう事なんですか? こないだ買ったばかりですよ。 サンヨーだからですか? 「ベーシック&ハイクオリテイ」って書いてますよ。 そうか、それでか! って余計な事するんじゃない。


全然違う話になりますが。 自動車のCM。 近頃はやたらとエコロジーエコロジーと言っています。 それはそれで良い気もしますが。 「○○のクルマは排ガス規制をオールクリア、だからとってもクリーン!」みたいなのって。 なんか違うような気がします。 排ガス規制をクリアしていても、排出している以上、環境に配慮していても、決して「クリーン」では無いんじゃないでしょうか? 排ガスを全くださないならともかく。 電気自動車か、電気自動車は確かにクリーンっぽけど、結局クルマなんだし、あれ作る工場は結局クリーンじゃないと思います。 もの凄い勢いでクリーンじゃないものを出しているはずです。 だからやっぱり「クリーン」ではないのでしょう。

まあ要するに、自動車という存在、あるいはヒトの生活に役立っている機械全てがクリーンじゃないと言っても過言じゃないのでしょうね。 じゃあどうしろと、機械を無くして原始生活に戻れというのか、それが出来ないから、したくないから、せめてちょっとでも環境に配慮したものを産み出していこうという事なのでしょう。 それは正しいことであり、仕方の無いことでしょう。 でも決して「クリーン」では無いはず。 「ちょっとはマシ」程度のはず。 まあそんな事言ったら売れませんが。 誤解しないように。


更新:「ハリーポッターと・・・」。
ハリーポッターは未だ1ページも開いておりません。 買ってもいません。 なんかここまで来るとなあと思ったりしています。 今更1巻なんて買ったら、みんなに笑われそうじゃない。 だから、もう読まなくても良いやって気になっています。 


12月11日(火)

朝晩二回で大丈夫、しかも飲んでも眠くならない、画期的な新型睡眠薬発売!

だからどうしたって言われれば、それまでなんですが、このサイトすべてがそうだったりもしますが、こんばんは、鷹司です。

長島茂雄前監督に「名誉市民」の称号が授与されました。 まあ何だかんだ言ってもスゴイ人らしいですから、良いんじゃないでしょうか。 でも長島って東京都でしょ? 名誉都民じゃないの? 大田区だっけ? 名誉区民じゃないの? と思っていたら、どうやら授与したのは宮崎県宮崎市。 長島は名誉宮崎市民になりました。 何の関係かと言えば、読売ジャイアンツのキャンプ地が宮崎市らしいです。 知ったこっちゃないですが。 そんなキャンプ程度にくるオヤジに名誉市民やるか? とも思いますが、調べによると長島は選手・監督時代合わせて通算31年間宮崎キャンプに参加していたらしいです。 それだけ来ているならやっぱり名誉市民の称号たる者なのかも知れません。 ていうか普通に住んでいる宮崎市民はどうでも良いのかな。

東大生の二大愛読書は教科書と漫画らしいです。 よく読む雑誌のベスト3は「東京ウォーカー」「少年マガジン」「少年ジャンプ」だそうです。 まあ東大生全てがそんな事も無いのでしょうが。 毎度毎度何かと堕落堕落の象徴としてやり玉にあげられるのも大変だなと思います。 調査した人たちとしては、いわゆる教養雑誌、「AERA」だの「東洋経済」だのが入っていないのが残念だとか、教養崩壊だとか思ったそうです。 良いじゃないですか、東京ウォーカー。 そっちの方が面白いんだろうし。 漫画だって、愉快ですし。 そういうのは教養雑誌の方が問題じゃないかなと思います。 むしろ東大生にまで読まれなくなった事に危機感を感じるべきなのでは無いでしょうか? ジャンプに負けた事に。 ジャンプ面白いからね。 アタシの愛読書は「ジャンプ」と「サンデー」と「マガジン」と「週間アスキー」と「MACFAN」と「コマーシャルフォト」と「カメラマン」と「文学界」と「群像」です。 色んな意味で崩壊しています。

以上、日常が今ひとつだったので世間のニュースでした。 おしまい。 どんな日記だよ。


12月10日(月)

さて、捕まりましたね、マーシー。 ビックリですね、マーシー。 かつて便乗して「マーシーの法則」なる本を出していた辺りから何かやるなと思っていましたが、見当違いの事をしましたね。

しかし、どうなんでしょう。 マーシー逮捕。 そりゃ逮捕ですよ。 タイーホってヤツですよ。 でも、何か気になりますね。 去年が盗撮で、今年がお風呂覗き。 来年は? ってのはナシにしても。 どうしてそん事するのでしょう。 いい大人、ましてや顔の割れてるゲーノージンなのに。 変態だから? 彼はまあ変態でしょう。 変態じゃないとか言い出したらこっちが変態扱いされてしまうでしょう。 でも、変態なのかな?

私が思いますに、彼の覗き行為はなんか、性衝動ってヤツとはまた違う、別の理由がある気がします。 簡単に言うとストレスじゃないのかな? 覗き行為がどうストレス解消になるかは、アタシャ専門じゃないので知りませんが、そういうのってあるらしいじゃないですか。 江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」とかも、覗き行為の話でしたが、そこには性的な理由は全くなく、ただ人の生活を屋根裏の小さな隙間から覗き見る所に、快感とかそういうのを感じていました(違ったかな?)。 マーシーもそうなんじゃないですか? 今回のは男性の入浴を覗いていたらしいですし。 単純にマーシー踏んだり蹴ったりじゃなかったのかも。

でもまあ犯罪は犯罪。 いかなる理由があっても。 これからどうするのかは知りませんが早急に覗き行為の代わりになるものを見つけて貰いたいなと思います。

それにしても、自分がお風呂に入っていて、ふと格子窓に目を向けるとマーシーが覗いているってシチュエーション。 想像するとものすごくないか? マーシーが覗いてんですよ。 グラサンで、オールバックで一束だけ前に垂らして、闇夜に紛れる為に顔にクツズミを塗っていたかも知れませんよ。 シャネルズですよ。 マーシーソロ・オン・ステージ・イン・マイバスルームですよ。 叫ぶ以前に、追いかける以前に、しばらく笑いが止まらない気がします、アタシだったら。


後はまあ、捕まると言えばサッチーですか。 確信犯。 思いっきりストレートな悪人。 最高ですね。 大四喜字一色トリプル役満みたいな悪人面に、歯に衣着せぬというか、厚顔無恥な毒舌三昧。 が、逮捕。 何もかもが分かりやすい人。 でも、ただ一つ言うとすれば、

お前が捕まってどうする?

かな? そんな気がしませんか?


12月09日(日)

せっかくの休日だし、10万ヒットも越えた事ですし、ここは一つ派手になんかやってみようかなと、そんな事を思っていた気怠い土曜日の午後。 島田荘司の「ロシア幽霊軍艦事件」を読みつつ、プレステションの「モンスターファーム」でカチャカチャ遊びつつ、元レッドツェッペリンのベーシスト、ジョンPジョーンズのソロ「サンダーシーフ」を聞いていて、どれもこれも中途半端になってしまう不器用な、高倉健っぽい私も一念発起、おもむろにパソコンのスイッチオン。 ウィーンカリカリカリ・・・カリカリカリ・・・・ガリッ、ガリガリッ・・・・ギギッ・・・・プシュウーン。

止まってしまいました。

しかも後半、聞き慣れないイヤな音がしました。 にわかに焦る私。 再び起動。 今度じは最初からガリガリ。 もう一回、やっぱりガリガリ。
ピンチです。 ドライバーを携えて久しぶりの分解作業。 予想以上のホコリの溜まり具合にちょっと驚き。 そして再起動、ガリガリガリ。

ハードディスクの中で、何かが削れています。

簡単に説明しますと、パソコンの中には全データを保存している箱があります。 これをハードディスクと言います。 箱の中は、まあ開けるモンじゃないのですが、4枚ほどのディスクが隙間を開けて積まれています。 その上にデータを読み取る非接触のヘッドがあるワケです。 針の触れないレコードの固まりみたいな感じです。
それが、モロに接触しているのです。 それで起動できないのです。 ウィルスでもシステムエラーでもなく、物理的に削り続けているのですから、言い訳無用です。 なぜに、何の前触れもなく、いや、前触れといえば、10万hitかな。 10万hit記念にパソコンクラッシュ。 これはもう神様からのお告げなのかも知れません。 もう良いんじゃないって感じの。 きっかけを作ってやるよと言わんばかりにパソコンクラッシュ。 暴れん坊神様、純情派

それはともかく、要するにハードディスクがクラッシュしてしまいました。 2台ある内の本体の方。 5年前に20万円以上で買ったIBMアプチバ初期搭載2Gハードディスクでした。 シロートの私の無茶な操作にもよく耐えてくれました。 最期に10万hitの感動を味わい、それに嫉妬した暴れん坊神様旅情編の鉄槌を一身に受け、「俺が死んでも全データは増設ハードディスクにコピー済みだ! 俺の勝ちだ! ワーハッハッハッ・・・」と言って亡くなられました。 ありがとう壱号機、さようなら壱号機。

とまあ感慨深くなれたのも今になってから、昨日の午後からあらあら困った困ったとオロオロしていました。 仕方ないので電器屋さんへ新しいハードディスク、古パソコンと金銭面の諸々の事情を考えて、今時珍しい8.4Gを購入。 それからは延々と修復作業を行っていました。 さっきも書いた通り、ほとんどのデータは増設弐号機に保管していましたので無事。 Windowsと全アプリケーションが死んでしまったので、あれこれ思い出しつつFDISKでパーティション分けして緊急再インストール大会午前4時でした。

そんな理由で、昨日今日は、同ハードディスク内の新壱号機、新弐号機、前弐号機改メ新参号機のセッティングで日が暮れました。 10万hit記念も含め、色々とやってられない週末でした。 被害は最小限。 それでもインタネットの「お気に入り」とメールソフトの「アドレス帳」は無くなりました。 ああ厄介厄介。

皆さんも、仕事用なら当然ですが個人用としても、ハードディスクは消耗品ですので、早めに対策とかしておいた方が良いんじゃないかなと思いますよ。 レッツ増設。 40Gあろうが60Gあろうが、故障すれば一蓮托生ですよ。


12月07日(金)

小泉孝太郎のビールのCMが、もう何もかも白々しくて、みんなやり難かったんだろうなと思ってしまう皆さんのみこんばんは。 鷹司です。 どうしようも無いですね、コイズム孝太郎。 でも多分、一番それを感じているのは本人なのでしょう。 やはり親があんなのだと息子としてもやり辛いだろうし、それを使う側となると、もっとやり難いのでしょうね。 誰が悪いかは言わずもがな、聞かずもがな。 もがな。 それでも稼げるのは今の内だぞコイズム親子。

親があんなの、というと愛子ちゃん。 恐らくこの国でコイズム孝太郎をしのぐ縛られっぷりを醸し出せるのはこのお方だけでしょう。 敬宮愛子ちゃん。 いわゆる一つの公家さんです。 とっとこ公太郎。 すみっこ走る事すら許されません。 それにしてもaikoちゃん。 何だかんだと難しい事を言いつつも、徐々に世俗にまみれつつある気がしますね。 頑張って女帝でもなんでもなってもらいたいモノです。 無理にとは言いませんが。

さて、驚くべき事に100,000hit達成です。 10万ですよ10万。 この恥知らず。 何だかんだ言いつつも、まあ皆さんのお陰でこんな風になりました。 ありがとうございます。 100,000hitを踏まれた方は報告しなくて良いです。 と言うまでもなく報告されていません。 イイ感じです。 そういう心がけで一つ、な。

これでまあ、目標の100万hitへの期待も一層高まれそうなものです。 3年半で10万hit。 100万hitに到達するには、大体40年くらいかかるのかしら? そこまで続けられたら、なんかノーベル賞とか貰えるんじゃないですか? ノーベルがんばったで賞とか。

10万hit記念とかは、ちょっと待ってて下さい。 今「モンスターファーム」で忙しいから。 その内に、遅くても20万hitまでには何かやりますから。 


12月03日(月)

えー!? Gingerって電動スクーターだったんだー。

と酷く残念がってしまう鷹司です。 こんばんは。 モノそのものがどの位優れているのかはともかく、電動スクーターと聞いた時点で一気に興味を失ってしまいました。 もっととんでもないモノを想像していただけに、なんか酷く世俗的な感じがしてしまいました。 まあどんな電動スクーターかは知りませんが。 




ドラえもんみたい
ああ、もう全然ダメ! テイストが藤子Fじゃない、モロで。 もう一度私の注目を引きたいならば、「ドラゴンボール」のスクーターみたいなのを持ってこないといけません。 レッツ反重力。


今年の流行語大賞が決まったそうです。 もうなんか全く世間を放ったらかしで、なんか上の方で行われているので有名な。
なんか、コイズム語録が総ナメだったらしいです。 その時点で流行語も何もあったモンじゃないと思いますが。 「聖域なき改革」や「骨太の方針」など6語だそうです。 流行も何も、なあ。 永田町周辺のオジサンオバサンにしか流行らなかったじゃない。

で、その表彰式に出席した小泉首相は「率直に感じたことを言っているだけ。別に意図して言っているわけではない」とコメントしたそうです。
その時の写真がこれ。




油断顔
いやいや、思いっきり狙ってるじゃないですか。 「してやったり!」の目してますよ。 「どうだ愚民ども、俺が流行だ!」って吹き出し出てるじゃないですか。 

しかもバックが「塩爺」。 だから誰が使ってたんだよ、誰が。


12月02日(日)「尾翼はためく12月」

こんばんは、The Shadow Of Silvwer アンオフィシャルホームページ管理人の鷹司です。 ちなみにオフィシャルホームページはココという事にしておきます。 こっちの方がよっぽとシルバーでSOSですから。

先月の話通りにいくならば「尾翼」の私ですが、昨日は夜までテレビも見ない家からも出ない状態だったので、夜になってテレビを付けると全チャンネル同じ番組をやっていて驚かされました。 お産まれあそばされたのですね。 皇孫さん。 テレビゲームの「三国志」には公孫賛(こうそんさん)ってのがいましたね。 北国のへっぽこなクセにメチャ強い趙雲を配下にしていた、っていうのはともかく、まさしく日本中が沸き上がった、沸き上がった事にされましたね。 商店街では万歳三唱。 病院の産婦人科にまでカメラ持ち込んで、皇孫さんと同じ日に産まれた赤子を映したり、同じ名前の「政子さん」にマイクを向けて「どうですか?」と問い掛ける始末。 どうですかも何も、こっちだって必死なんだし、やっとこそ産まれた可愛い我が子が、なんだか目出度さついでみたいな位置付けをされて、実際たまったモンじゃないだろうと、私は思いましたが、まあそこはさすがの政子さん。 大仕事を終えた顔で「はあ、光栄です」と言っておられました。 光栄も何も、テメェらの為に産んだワケじゃねぇよ。 って言いたかったと思います。 あくまで私はね。

そんなこんなの過剰報道を観つつ、今更ながら「天皇さん」って何なんだろうなと、思った人は私だけでは無いと思います。 何なんでしょう。 象徴ってどういう事なんでしょう。 存在意義ってあるのでしょうか? 人じゃなくて、位置がね。 今更。 少ない税金をもって彼らの位置を存続させる意味はどこにあるのでしょう。 彼らの為に税金が使えて、私の為には使ってくれないのはなぜでしょう。

とまあ色々考えて見た結果。 「尾翼」の私が思い付いたのは、

「天皇家はサザエさん一家」

じゃないかなと思いました。 結構イイ感じじゃないですか? 一切の権威を認められなくなった一家と、もはや希少価値となった古き良き庶民一家。 気が付けば随分近づいているんじゃないでしょうか。 どのような問題に対しても明るく振る舞い、しかしやんわりと「物事はこうあるべきだ」と訴えつつも、こちらからも求めている。 だからこそ皆、それなりに暖かい目で見守り、税金で養ったり、大して面白くもないのに日曜日の6時半の枠を与えていたりします。 そういう象徴なのでしょう。 安心できる一家の象徴。 そういう位置だからこそ、この国には必要なのです。

まあ皇孫さんには是非とも「若布」という名前を命名していただきたいと、漠然と思います。 ワカメ内親王。 今上天皇陛下(平成天皇)に是非とも言っていただきたい台詞は、「さよう、ワカメの言うとおりじゃ。」。 何の事かはともかく。 明るい一家。 あるいは「騎士」と書いてナイト内親王。 もうナイトなのか内親王なのか。