2002年3月
弥生

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3月31日

コイズム首相は30日、東京の新国立劇場で韓国ミュージカル「高麗八萬大蔵経」を鑑賞しました。 観劇後首相は記者団に対し「グッとくるねぇ」と感想を述べました。

なんだかどんどん馬鹿になってませんか? コイズムさん。

韓国ミュージカルがどんなものか「高麗八萬大蔵経」がどんなものかは知りませんが、一国の首相が感想で「グッとくるねぇ」は無いと思いますよアタシは。 重力体験コーナーとか、お相撲さんと取り組むパフォーマンスを行った感想が、「グッとくるねぇ」なら、ああそうだろうと思えなくもないですが、ミュージカルの感想が「グッとくるねぇ」では、赤丸一つ貰えませんよ。 そもそも感想じゃないですし。 もうちょっとマシな事言えなかったのかな。

そんな記事をみると、徐々にコイズムさんのアドリブの弱さもばれつつあるなあと思います。 就任当初から書いていましたが、やっぱダメですよ、彼。 変人の変たる部分を押さえ込まれちゃ、変な髪型しか残らなかったですよ。 実はモリリン元首相と同程度のアレじゃないかなと、最近は思い始めています。

でもまあしばらくは、あの首相のままで行くのでしょうね。 支持率の高低に関わらず。 ミュージカルを観れば「グッとくるねぇ」、某国の自爆テロに関しては「ハッとするねぇ」、ムネオ、辻元、加藤の騒動については「ゾッとするねぇ」、国民が隣国に連れ去られたら「カッとなるねぇ」、怒られたら「ムッとするねぇ」、もっと怒られたら「シュンとするねぇ」、寿司をみたら「スシ食いねぇ」、一口食べては「ツンとするねぇ」。 楽しそうで良いじゃないですか、一人。


3月30日(土)

昨日当たりからヤフーの検索入力欄の下の広告が競輪の宣伝になっていました。 競馬も競輪も競艇もあまり興味が無く、それ以前に「競」という文字に生理的嫌悪感を持っている私ですが、ちょっとクリックして行ってみる事にしました。 バナー広告なんてほとんど役に立たないと思いきや、結構良い宣伝だったりもします。

行ってみて驚いたのなんのって。 ギャルですよギャル。 「ユニフォームが新しくなりました」の名目で、競輪のユニフォーム、例の半パンに空気抵抗をなくす為に限りなく密着させたウエアを着たギャルが何人も、肌も露わにポーズを取っちゃってくれていました。 そこにはもう、一攫千金の夢を見すぎて目が血走っているオジサンの姿も、中野浩一のヅラも見当たりません。 お姉さん達が不自然な格好で自転車に跨っている画像ばかりです。 悩殺ってヤツです。 脳殺と書くとパンテラになります。 カウボーイ フロム ヘル。 パワーメタル全開、スポークもひしゃげんばかりです。

ちなみにそんな競輪ページには「新ユニフォームで分かり易さUP」とも書いていました。 なるほど、実に分かり易いです。 頑張って貰いたいものです。

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本屋でブラブラしていると、頭の禿げ上がった中年のオジサンが、まあオジサンは大体中年ですが、レジの女性店員に向かって、「注文しておいたオカルトの本、届いてますか?」と尋ねていました。 店員さんはとまどいつつも「ええと、何の本でしょうか?」と聞き返すと、オジサンはまた「オカルトの本です」と言っていました。 「いえ、本のタイトルは?」とまた聞くと、「えー、なんでしたっけ?」と返事をしました。
まあ良いんですけどね。 オジサンの趣味なんだし。 週末はゴルフとか日曜大工とかよりも、「日曜呪術」って方がファンキーですよ。 車洗って、家族サービスして、さあ今晩は思いっきり儀式するぞ! って感じに。 三角帽被っちゃって、気分はもうアレイスター・クロウりー。 程々にな。 エコエコアザラシ。

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CD屋でブラブラしていると、「ハロウィン」のベスト盤が出ていました。 懐かしの「守護神伝」とか「フューチャーワールド」とか「ドクタースティン」も入っていて、ちょっと興味を惹かれてしまいました。 あの有無を言わせない「カッチョ良さ」は、嫌いじゃないのですが、今となってはなあ。 

で、結局買ったのはやっぱり「キングクリムゾン」でした。 新曲も含めたライブアルバム「LEVEL FIVE」。 なんて言いますか、もう、「一見様お断り」状態になっています。 知らない人が買っても、続き物漫画を途中から読む事になります。 そんな音楽。 題名曲の[LEVEL FIVE]なんて、どう聴いても[Lark's Tongues In Aspic W]の続き物だし。 Wを聴くにはT〜Vまで聴いていた方が良いし。 Tなんて発表が1973年ですよ。 30年に渡って連載してやがるんですよ。

でも買っちゃった。

しかも秋には新アルバム出るし、その後にはまたライブツアーやるだろうし。 やっぱり買っちゃって、行っちゃうんだろうな。 ああ、誰も賛同してくれないし。 ああ、こんなトコで書いても誰も分からなくて読んでくれないだろうし。 ああ、僕は馬鹿だ。 もっと短期間で消えちゃうバンドを追っかけるべきでした。 シャズナとかさ。 嫌々ながら追っかけたり。 イザムー!とか言ってみたり。 最近観ないけど、死んだのか?



3月27日(水)「ちょっと忙しいので、短めみかじめ日記」

冷凍食品達の意外な美味しさに驚かされました。
冷凍食品といえば半ば保存食、ともすれば非常食のイメージがあって、さらに「ママはお仕事です。 夜遅くになりますからチンして食べてね。」的寂しさ、いたたまれなさも思い起こされる、いささかペーソスった食品だと思っていましたが、食べてみると最近のはなかなか侮れない事が分かりました。 ビックリです。 でも、そういやお弁当の定番だったりもしますし、見方によっちゃ明るいイメージもありますね。 私の勝手な思い込みでした。 まあなんだ、カネと偏見は持つモンじゃないって事で、ひとつ。

そんな事を思った今日でした。 これからは体に悪そうなコンビニ食品から脱却して、冷凍食品を摂取する事を心がけたいと思います。 五十歩百歩? いや、五十歩五十歩ですよ。 トントン。


3月24日(日)

マウス、使いにくいです。

ワイヤレスかなんかは知りませんが、大きくて手にフィットしないわ、電池のせいで重いわ、あと、電波の影響か、動作が1テンポ遅れてしまっています。 ワイヤレスの格好良さに自分を誤魔化してみましたが、ちょっと問題アリかも知れません。 使いますが。

今日、近所のドコモショップを通りがかると、条件は忘れましたが、「今なら無償で最新機種にアップグレード!」という張り紙を見つけました。
で、その時ふと思ったのですが、「アップグレード」と「グレードアップ」の違いって何なのですか?
いつの間にか「アップグレード」が広まっていますが、それまでずっと「グレードアップ」って言っていませんでした? 日本語で言うと「上位」という事らしいですから、upgradeとなるのでしょうが、どうなの?

そんな事を考えて、調べてみたら、どうやらupgradeは英語だけど、gradeupってのは和製英語みたいですね。 まあ単語の成り立ちを観ても和製っぽいですが。 で、パソコンなりインタネットの普及で、英語圏の人がupgrade、upgradeって言い出したから、日本人は今まで「グレードアップ」って言っていたけど、やはりアップグレードって言わなきゃ意味通じないなと気付いた変えたって事なのでしょう。 ていうか和製英語って何なのですか? 「アパート」だの「デパート」だの「チャック」も「クーラー」も「ハンドル」も「アクセル」も「バックミラー」も「アルバイト」も「モーニングコール」も「オフィスレディ」も「テーブルスピーチ」も「ワイシャツ」も、英語圏の人には通じないってどういう事なんですか? どうしてそんな事態が起こってしまったのでしょう。 どうしてそれが現在でもまかり通り、さらに産み出され続けるのでしょう。 そして、それ程使っていながら、一瞬にして「グレードアップ」を「アップグレード」にしてしまうのでしょう。

カッチョイイからでしょうね。 実際の話。
日本人にも意味が通じやすい様にってのは後付理由ですよ。 カッチョイイんですよ、やっぱり。 日本語はダサいという島国劣等感があるんですよ。 ラップで歌えないし。 言語にカッコ良いも悪いも無いと思いますが、あるみたいです。 だから何でもかんでも英語っぽく、独自の単語を産み出すのでしょう。 そんな意識で作るものだから、本場の人達が「ソンナ言葉ナイデス」なんて言われると、「ああこりゃ失敬!」(ムネオ風)とばかりにあっさりヤメちゃうのでしょう。 まあそれはそれで、今となっちゃいけなくはないのでしょうが、何だか自分達でさらに英語を遠ざけている気がします。 あと、ホントにカッチョイイのかどうかも疑問です。 「ベネディケィション」とか言われると特に。 なあ、福武書店。


3月23日(土)

マウスを代えました。

いつぞやの日記で、もはやマウスボール式は時代遅れ、今は光学式マウスが主流である事を述べて、光学式マウスの精度の良さ、赤色光のカッチョ良さを謳ってみましたが、この度機会があってまたマウスを代える事にしました。 で、再びマウスボール式に戻ってしまいました。

ただしワイヤレス。

ワイヤレスですよワイヤレス。 ワイのマウスはワイヤレスです。 そしてワイは猿や! もとい、マウスのワイヤーといえば、いわゆるひとつの「尻尾」の部分です。 それが無いのです。 パソコン側にはなんか変な受信機があるのです。 電波です。 なんか格好良いじゃないですか。 さすがはパナソニックですよ。 パナソニックなんですよ、マウスが。 それはそれでビックリですよ。 もうパナソニッカー全開です。

単4電池2本使用ですし。

マウスを裏返して電池を入れるんですよ。 すごいじゃないですか。 なんでマウス動かすのに電池入れなきゃならんのだと思いますが、そういう既成概念を押し潰すのがパナソニッカーです。 レッツノートです。 1シーズンで水泡に帰した伝説のパソコン「人」を作ったメーカーです。 人って、パソコンじゃん。 しっかりしろよ。

ともあれそんなワイヤレス。 俺もお前もワイヤレス。 なんか面白いですよ。 プラトニックラブって感じがして。 とりあえず、そのワイヤレス具合がどの程度かを距離を離して実験しましたよ。 狭い部屋だから反対側の壁まで離しても動きましたよ。 電波と電池の力です。 科学の勝利です。 部屋の隅でも動かせる、尻尾はなくなったけど、より「マウス」に近づきました。 ダブルクリック! あ、見えねぇ。


3月21日(木)

こんばんは、鷹司です。 お茶用のガラスポットを購入してからというもの、家にいる時は四六時中ジャスミンティーばかり、しかも大量に飲んでいます。 その内体からジャスミンの匂い立つ雅な男前になって、「花の生涯」を送って桜田門外で散る事を望んでおります。 ジャスミン臭い井伊直弼。 分からなかったから、それも良し。

Windowsパソコンの、デスクトップとか効果音には、色々な事をしてきました。
はじめて自分のパソコンを触りだした頃は、システムとかそんな中身の事はてんで分かりませんでしたから、もっぱら真っ先にカスタマイズできる見た目と音に興味を持ちました。 壁紙はそれこそ毎週の様にコロコロ変えていき、その内自分で下手な絵を描き出したりもしました。 アイコンも自作できる事を知ってからは狭い敷地に無茶な構想を捻り出して、パッと見で全く中身が分からないアイコンを作っては、デスクトップに貼りました。
サウンドの方は、CDの音を取り込める事を知っってからは、あっちこっちのCDから音を拾っては当てはめ直していきました。 起動音はKing Crimsonの[21st. century schizoidman]の出だし、終了音はFace No Moreの[Epic]のラスト、「警告音」はThe Beatlesの[HELP!]の「ヘルプ!」、「ゴミ箱を空にする」はMETALLICAの[Creeping Death]のジェイソンがバックコーラスで[ダァーイ!」と繰り返す所でした。
その内、パソコンに常設していたマイクから取り込んだ音もサウンドとして扱える事を知ってからは、「自分の声」を使いました。 今から思うとよくやったと思います。 自分の声で「アプリケーションを起動します」と入れて、2倍速にして、エコーをかけて、その時点でかなりメカチックになって良かったのですが、なんだかもう一ひねりと思って、逆回転させました。 宇宙語の完成です。 アプリケーションは、気味の悪い声で起動するようになりました。

で、そんなこんなの一人遊び。 完全なる自己満足を経た結果、現在のデスクトップ画面です。

デスクトップ

これが全画面です。 下段のスタートメニューは「自動的に隠す」となっています。 アプリケーションは「クイック起動ツールバー」とやらに詰め込んで、左端にくっつけて、これまた「自動的に隠す」となっています。 ゴミ箱もそこに入れています。 デスクトップからは削除しました。 左上の小さな絵は「マイコンピュータ」ってヤツです。
アイコム
King Crimsonの「太陽と戦慄」のジャケット絵です。 「マイコンピュータ」の字も消しました。
サウンドは、全て鳴りません。

飽きたと言えばそれまでですが、まあ結果的にはこれが一番便利じゃないかなと、今は思っています。 モニタ的にも優しいでしょうし、メモリ速度もわずかにアップします。 問題点は電源が入っているのか切れているのかが分かり難い事くらいです。
WindowXPの画面もそれなりに綺麗だし、MacOSXの画面も最初観た時はトリハダ立つ程素敵に思えましたが、結局慣れれば上記の画面が一番扱いやすいです。 GUIだかなんだか知りませんが、ゴチャゴチャしないで下さいなと思うのですが、皆はどうか?


3月18日(月)

朝8時に起きてテレビ観ながら朝食というのが私の平日スタイルですが、いつも通りフジテレビの、なんか小倉ナントカってのがメインキャスターの、小倉だけいらねぇなって番組なんですが、今日、朝8時からIE(家)を出る9時前まで、ずっとムネオ情報でした。 ムネオは確かに大切なのかも知れませんが、さすがに1時間もムネオ枠を取るのはどうかなと思います。 ていうかなんだ、ムネオ以外、世界は動いていないのか? と思ってしまいました。 あるいは、そうなのかも知れません。 世界は絶え間なく動き、果てしない進歩を続けているというのは幻想で、ホントは似たような事を数十年周期でループしているのではないでしょうか。 60年代ファッションが流行ったり、周辺国はかつてのこの国よろしくの高度成長を続け、この国はこの国でかつての欧米よろしく、それらの国にやっかみ半分の脅威を感じたり。 そう、変わらないんですよ。 特にムネオにしてみれば、自分の事で一杯一杯なんですよ。 1時間も2時間も、自分の事しか、自分のニュースしか考えられない状態なんですよ。 だからフジテレビも1時間通してムネオだけ。 ってなんでムネオビションでニュースを流すんだ?

ともあれ、今日一日はどうやら私もムネオも、ムネオだけしか世界は動いていないと思っていました。
フタを開けてみれば加藤さんも離党しているわ、28年もストーカーしていた人はいるわ、日立製作所と三菱電機は半導体事業で合併するわ、IT国際見本市ではゲイツのやっかみでプレステ2の展示を禁止するわは、結構世界は動いていました。 やっぱりいけませんね、新聞取らないと。 新聞がないとムネオしか残りませんよ。 ごめんね、新聞屋のお兄さん。 こないだ「新聞は手が汚れるからヤだ」って言って断ったりして。 このままじゃムネオに心を汚されそうです。

更新:[Panacea Box] 平野啓一郎「日蝕」です。


3月16日(土)

本日の賛同者求む
「CDライティングソフト『Adaptec Easy CD Createrに出てくるヘルプキャラは絶対に『たくあん』。」

まあどうだって良いんですが、鷹司です。 ホント、どうだって良いですよ、森羅万象。

インタネットの普及が凄まじいものはご存じの通りですが、なんですか、最近は小学校のPTAなり婦人会なりもインタネットらしいじゃないですか。 いや婦人会は婦人会で行われるんでしょうが、連絡網ってヤツです。 例の組織図みたいに誰々から誰々へ連絡していくっていう、前時代的な回覧板ネットワークが、いまやインタネットらしいですよ。 お母様のPCにメールが届いて、「○○小学校婦人会です。 △月□日に会合を行います。 詳しくは下記URLにアクセスお願いいたします。」って感じなんですよ。 なんかもう、すごいですね。 まあ経費と時間の軽減もあるでしょうし、何よりも「私、あの人嫌いだから電話したくない」的ご婦人伝統井戸端状態から解放されるのが大きいですね。 こういう所までが、そうなりはじめると、どうやら本格的にパソコンは「持ってて当然」なモノになった気がします。 一部のメガネックのみが扱えるモノじゃなくてね。

で、大学受験に関してもパソコン化が進んでいるみたいです。 インタネットで募集要項のチェックってのは当然だとしても、過去問題をダウンロードできたり、願書をダウンロードできたり、それ以上に、インタネット上で受験登録もできる所があるみたいです。 ちまちまと郊外やら山奥まで行って下見しなければならない手間もなくなります。 まあやがては自宅のパソコンで入学試験も受けられる様になるんじゃないかなと思っています。 まあ試験時間やら環境やらの正当性、平等性が問題になるのでしょうが。 システムを作るのはそんなに難しくは無いのでしょうが、破られる可能性もありますから。 パソコン世界ってどれだけクリーンにしても一般常識自体が歪んでいますからね。 「セキュリティは破るモノ」、「ソフトは貰うモノ」、「個人データは晒すモノ」が一般常識です。 改善すべきは人の心ですが、なかなかそうもいきません。 人間があと、3世代くらい入れ替わると、もうちょっと綺麗な常識を植え付けられるかも知れません。 ゴキブリみたいに。

とまあ、そんな感じに。 パソコンは闇は闇として抱えつつ、世間一般常識となりつつあります。 つまるところ、「パソコンの家電化」です。 ソニーとかはどんどんそんな方向に持っていこうとしていますね。 規制とシステムでがんじがらめにして、テレビとまではいかなくても、ビデオデッキ程度の分かりやすさには持っていきたいなと。 デジタルバイト(情報格差)の軽減化に繋がってよろしいんじゃないかなとも思いますが、いよいよもって私やあなたが頑張って得た知識や技能は全くいらないものになるのに不安を感じる方も多いんじゃないかなと思います。 俺っていらない子。 やりぃ。


3月14日(水)

健康診断を受けました。

別に体調が悪いとかどうという事ではありません。 定期検診というヤツです。 もとい、不定期検診というヤツです。 学校や会社に行っているなりしていれば、半ば強制的にそういうイベントは発生しますが、今の私のようにいまいちつかみ所のないひみつ結社に勤めていると、そういう便利イベントが発生する事もなく、自分の身は自分で守れというアウトロー主義がまかり通っていたりします。

そんな環境の中、毎日毎日コンビニご飯を食べていたり、夜更かししたりといった不摂生の化身の様な私としては、やはりたまにはそういう検診を受けておかなければならないという心理状態になったりします。 体だってそんなに丈夫じゃありませんし、「もう若くはない」って、10年くらい前から思い続けていますし。

で、受けに行きました。 近所の診療所とやらに。 健康診断なんて久しぶりです。 問診票を渡されて記入していきます。 通院歴はあるかとか、持病はあるかとか。 そういうのは書き込まなくて良かったのですが、「最近どうも疲れやすい」、「胸やけがする」。「不意に頭痛に襲われる事がある」、などにはきっちりチェックしてしまいました。 その後は色々な診察。 診療所の人々は手慣れたモノで、流れるように私の体を診察していきました。 血圧がちょっと低かったり、先の問診票についてお医者さんに色々聞かれた後、聴診器を胸に当てられ、数回同じ場所を当てられ、「ん?」とつぶやいた後、「まあ問題ないですね」と言われました。

健康状態は「まあ問題ない」らしいのですが、気になる所といえば、体重が1kg増えていました。 しばらく測っていなかったのもありますが、そうそう変化のない体重だっただけに、たとえ1kgでもちょっと驚かされました。 そろそろ腹に肉が付き出す年齢なのかも知れません。 徐々に、私もまたオッサンへの階段を上りはじめているのです。 その内腹にも顎にも肉が付いて頭も禿げ上がり、痰のからんだ咳をするのでしょう。 この1kgはその第一歩です。 と、思っていたら、

身長が2cm伸びていました。

これには結構驚かされました。 知らない内に成長してしまっていたのです。 もうハタチだってだいぶ過ぎて、成長が終わったなと思っていたのに。 オッサンに近づいているとかオジイさんみたいな過ごしているのはどうやら精神面だけのようで、肉体面ではどうやらまだ、成長まっさかさまだったのです。 俺成長期です。 ていうかいつまで伸びるんだ、身長って。 なんか60歳位にはムルアカ氏くらいになっているんじゃないかと思うと、ちょっと心配だったりします。


3月11日(月)

本日の証人喚問
「鈴木宗男氏、『ムネオハウス』に続いて『ムネオランド』の計画があった事も証言」

大小様々なムネオが、な。 所せましと、ね。 やかましいぞ、エレクトリカル・ムネオ。 

大阪の名物なのかどうかは知りませんが、大阪の食べ物といえば「粉モン」というのがあります。 粉モンというのはポケモンとかデジモンとかのバッタもん(まがい物)ではなくて、お好み焼きだのたこ焼きだのといった「粉でできた物」の事です。 大阪の人全員といえば語弊がありますが、概ね皆さん「粉モン」が好きです。 ホントに好きです。 お好み焼きが、平気でご飯のおかずになります。 アレは冗談でも揶揄でもなく、普通なのです。 普通過ぎて、誰も気が付かないのです。 私も気が付かなかったのです。 ごはんのおかずにウドンもアリです。 定食メニューです。 ごはんのおかずにライスもアリ、なのは私だけも知れませんが。

で、今日、晩ご飯を買いにスーパーへ行きました。 私もスーパーくらいは行きます。 行かせて下さい。
何を食べようかなと思い、まあ別になんだって良かったりするのですが、それなりに物色していると、「なにわ弁当」というのを発見しました。 「ノリ弁当」、「シャケ弁当」ときて、「なにわ弁当」です。 「なにわ」とは一体、どういう食物なのかと思って見ると、

ごはんのおかずが、お好み焼きとタコ焼きと焼きそばでした。

いくらなんでもなあ、と思いました。 気持ちはわからんでもないですが、ねえ。 炭水化物しか摂れないじゃないですか。 おかずの、おかずたる必要性に欠けているじゃないですか。 ごはんとお好み焼きとタコ焼きと焼きそばって、全員がメインじゃないですか。 「夢の競演」ってヤツですよ。 「夢の競演」ってのは大抵夢だけの方が良かったのが多いじゃないですか。 それですよ。 ある意味大阪の人をバカにしていますよ。 一番売れていましたけど。 一番売れるなよ。

まあ結局私も買ったんですがね。 なにわ弁当。 帰り道は、いつ栄養士に襲われるかとビクビクしていました。


3月8日(金)

良いですね。 大神名誉会長。 なんか近来希にみるキャラクターじゃないですか。 悪徳商法をも笑って許して戦略か、やっぱりただのナルシストか。
個人的には大神名誉会長に、今晩テレビでやっていた「日本アカデミー賞授賞式」をドキドキしながら観ていた事を期待します。 もしや俺が、俺が選ばれるんじゃないか? 最近ちょっと有名だしさ。 俺も会場に行った方が良いんじゃないのか? こうしちゃおれん。 あ、しまった! お気に入りのメッシュのシャツが洗濯中だ! 畜生、はめられた! と、やきもきする大神名誉会長。 もちろんカメラ回ってます。

ともあれ、例の、「男の憧れ」を忠実に具現化させた様な「やっちゃったビデオ」は、プレミアが付くと思います。 完全版で観たいのは私だけじゃないはず。

更新:トップページにひとつ。
別にどうというワケでもありませんが、色んな物事について理由はともかく嫌いなのはどれですかってアンケートです。 理由はともかくってのがポイントです。 続けるかどうかは得票数と私の興味です。 後者が大きかったりしますが。

あと、今週末は更新しません。 だから来なくても良いです。 来てくれても良いです。 自分で決めて下さい、そろそろ。


3月7日(木)

コンビニの店長に「いつもご贔屓にして頂いてありがとうございます」と言われた鷹司です。 こんばんは。 目を逸らして「ああ、うん。」と言うのが精一杯でした。 別に贔屓になんかしていないですよ。 便利だから、コンビニエンスだから来ているだけで、ホントは来たくもなんともないんですよ。 スーパーで食材買って、エプロン付けて料理なんかできたら良いんですよ。 できないから来ているんですよ。 コンビニに行くたびに、後ろめたさというか、怠慢というか、そんなろくでなしブルースが流れているんですよ、頭の中で。 だからお得意さんでもないですよ。 週に5日訪れているだけです。 十分か? なら負けろ。

で、ふと思う所があって、ポッキーを買ってみました。 お菓子なんて食べない人ですが、何となく「ポッキー食いてぇ」と思いましたので。 そういう時ってあるじゃないですか。 ポッキーに限らず。 うどん食いてぇとか、酸っぱいもの食いてぇとか。 飽食社会にモノを言わせてワガママ放題じゃないですか、私達。 いつの間にやら「私達」。

で、ポッキーです。 メンズポッキーとやらもありましたが、どうも「メンズ」な勢いでもなかったので、オーソドックスな赤箱のヤツです。 そんなのを買って帰って、軽く食べてみようとすると、箱に「モーニング娘。シール付き」と書いてありました。 モームスってヤツです。 モームストロング船長です。 ともあれ、個人的には自分と対極に当たる存在としてライバル視していますので、もといする事にしたので、ライバルのシールとあればなかなか油断できませんでした。

新垣りさ

って誰?

その人の小さい写真が入っていましたが、誰なのでしょう。 思わず、モームスじゃねぇ!と思いましたが、考えてみるとモームスって3人位しか分かりません。 ゴマキと加護と、つんく男。 その程度です。 しかも誰がゴマキでどれが加護なのかも微妙です。 こんな事で良いのかなとも思いますが、ねえ、分かんないですよ、自分自身も。 

だからこの日記も最初は「モームスシール付きなのに、なんか違うのが入っていた!」という事で書こうと思いましたが、もしかしたら自信満々に自分の無知をさらけてしまうんじゃないかなと思って、ちょっと困りました。 私をここまで困らせるとは、さすがはモームスです。 モームス、なんですよね? 新垣りさって。


3月5日(火)

そういや、ビンラディンってどうなったっけ?

と考えてしまう今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 鷹司です。

父様がパソコンを買いたいと言いました。 仕事で使うノート型が欲しいと言いました。 ノーパソってヤツです、文字で見るとパッと見ドキリとさせられる略語です。 なんでも略せば良いってモノじゃ無いと思います。 そんなノートパソコンです。 いくら出すかと尋ねると、3,4万円と答えられました。 そんな値段、古いヤツしかないですよと言うと、それで良いと言いました。 今持っているヤツと同レベルなら上等と言われました。 今持っているヤツは150mHzの増設48MBメモリで800MBハードヂスクという、なかなかイカしたパソコンです。 そのレベルで3,4万円となると、やはりオークションかと思い、探す事にしました。

オークションと言えばご存じヤフーオークションです。 お遊び実験でスタートさせてみたら、思いの外の大ヒットコンテンツになってしまって、その内悪い事をする人も増えてきたので、使用料金を取る事にしたら、これまた莫大に儲かってしまって、それでも悪人は耐えなくて、それならと今年の4月からまた追加料金ととる事にして、フタを開けてみればヤフー大儲けっぽくなりそうな、オークションというよりは個人売買な所です。 上手くやってやがります。

まあそんな所で、結論から言うとパソコンを落札しました。 233mHzの128MBメモリで2.1GBハードヂスクを3万5千円で。 3万5千円ですよ。 なんかスペック的には私が使用しているIBMデスクトップパソコンとほとんど同じなんですよ。 当時20万円以上したヤツと。 当時と言ってももう5年程前になりますが、このノーパソだって、多分40万円近くしたはずですよ。 それが3万5千円です。 もうなんか、どうなんだろう?って思えます。 やってられないといえばやってられませんが、得したのかと思うとそんな気もします。 大体ペンティアム4だの80GBハードヂスクだのDVDも焼けるだのADSLだのって、ほとんどの人が使えこなせていないと思いますよ、私は。 私が使いこなせないもの。 いや、どちらかというと着いて行けていないのかも知れませんが。 参った。

まあそんな最近でした。 その後父様から電話が掛かってきて、「このパソコン、富士通のヤツみたいやけど、前のNECに入ってたOfficeでいけるんか?」と聞かれました。 難しい質問です。


3月3日(日)

本日の想像映画劇場。
「モンスターズ インク」

某大手文具メーカーのボールペン部開発課に勤務する佐藤優(さとうまさる)57歳は、新型ボールペンとの開発にいそしむ毎日を送っていた。 ボールペン業界においても必要とされるのはやはり新商品。 消費者の目を引く画期的なボールペンを制作しなくては自分の居場所が無くなってしまう。 定年を間近に控えながらも、佐藤の肩にはリストラの四文字が重くのしかかっていた。

佐藤は考えた。 新しいボールペンとは何だろうと。 形状か、それならもはや出尽くした感はある。 どの様なスタイルに挑戦しても、結局人はノック式に戻ってしまう。 形状ではダメだ。 となるとやはりインクとなる。 にじみのないインク、より濃い色のインク、昨今騒がれている消しゴムで消えるインク。 人は次に何を求めるだろうか?

佐藤は気付いた。 そうだ、「減らないインク」だ。 インクが減らなければどれだけ素晴らしい事だろうか。 どれだけの資源が節約できるだろうか。 そうだ地球に優しいインク。 より経済的なインク。 佐藤は決心した。 減らないインクを開発しよう。 インクが減らないと自社は儲からないかも知れないが、得られるものはそれ以上のはずだ。

それから佐藤は寝る間も惜しんで「減らないインク」の開発に没頭した。 久しく忘れていた理大生時代の志が、胸の奥からふつふつと沸き上がってきた。 あの頃は何でもできると信じていた。 夢があった。 いつの日か、「天才科学者 佐藤優」の名を肩書きにするぞ。 教科書に載るぞ。 子供達が落書きしやすいように頭を丸めるぞ。 その時が来たのだ。 頭はもう、丸める必要はなくなっていた。

ついに佐藤は「減らないインク」を発明した。 それはインクの常識を越えたものだった。 アメーバに似た単細胞生物の、体色を決定する遺伝情報を書き換える事に成功した。 これで好きな色のアメーバを作り出す事ができる。 そして細胞分裂の遺伝情報も書き換える事により、アメーバがコロニーを形成する分裂速度を調節する事が可能になった。 例えば、最大個数100個の遺伝情報を持ったアメーバコロニーは、100個になると分裂を止め、80個になると20個だけ分裂するようにできた。 このアメーバインクをボールペンに詰めれば、紙に書かれた、つまりは潰れて紙の上に載せられる事で減らされた本体アメーバコロニーは、その数だけ分裂し、インクを増殖させる。 すなわち「減らないインク」となった。

「減らないインク」は爆発的に売れた。 その凄まじいばかりの大ヒットと、増殖するアメーバという気味悪さから、いつの間にか販売名「サトーインク」の名は忘れられ、「モンスターズ インク」と呼ばれるようになった。 佐藤は少しガッカリした。 しかし佐藤の大発明は忘れ去られる事はない。 世界中の科学者達が彼を讃え、国からは国民栄誉賞が与えられ、やがてはノーベル賞の声まで聞こえるようになった。 佐藤は天にものぼる心地だった。 もはやリストラに怯える自分ではない。 「インク」と「陰気」をかけて馬鹿にされる自分じゃない。 天才科学者 佐藤優なのだ。 もっと讃えよ。 もっと光を。 佐藤は、世の天才科学者に変人が多いのが分かる気がした。

しかし、佐藤の栄光は一気に消え失せた。 人工的に作り替えられたアメーバの遺伝情報は、限りなく不安定だった為、佐藤が開発した初代アメーバインクから数えて241世代目に産まれたアメーバには、分裂の制限が遺伝されなかったのだ。 それが最初からのミスだったのか、アメーバが進化したのかはもう知る事ができない。 とにかく241世代目からアメーバの増殖は止まらなくなってしまった。 世界中にインクが溢れだした。 アメーバは大量の栄養分を摂るために、紙も人も建物も吸収していった。 人々は逃げ惑い、人工衛星からは大陸が赤や青や、そして黒色に染まっていく姿を映しだしていた。 佐藤はノーベル賞授賞式の場で、その報告を受けた。 世界が色に呑み込まれている。 報告を受けた佐藤は、同席した社長に向かって一言、「やっぱり自分はリストラでしょうか?」と不安そうに尋ねた。
(おわり)

−日記−
すいません。 ホントは3行くらいの一発ネタのつもりだったのですが、どこでどう間違えたのか、こんな長いものになってしまいました。 別に読まなくても良いです。 ってここで書いても遅いかも知れませんが。

日記は、別に書く事もないです。 すいません。 美容院へいって髪を切りました。 いつもみたいにして下さい。 って言ったらなんか鳥みたいな頭にされました。 鳥みたいって言ったら、いつもですよって返されました。 そんな感じです。 鳥頭。

あとなんだろう。 雛祭り? 祭りましたか? 皆さん。 一年ぶりに押入から出したら異常に髪が伸びてて焦りませんでしたか? そんな事無かったですか。 そうですか。 じゃあもう良いよ。 片づけろよ。 婚期逃しますよ。 あるかどうかは知りませんが。


3月1日(金)

「ああ、明日はサイト更新できないから、今日の内にやっておこう」と思ってこの日記を書いている私です。 こんばんは。 私も成長したものです。 でも「明日の事を今日の内にやっておく」というのは性格です。 そして明日になると結局やらなくても良い事であったことに気付いてヤな気分になるのです。 

大阪のUSJことユニバーサルスタジオ日本が、明日にでも入場者1000万人を越えるそうです。 それが早いの遅いのかすごいのかダメなのかはよく分かりません。 不況のあおりでちょっと落ち込み気味だったそうですが、今年から始めた「ロックスターのそっくりさんショー」が好評でなんとかなっているそうです。 散々ハリウッドのパワーだかなんだか言っておきながら、結局一番ウケるのは大阪名物「バッタもん」(まがいもの)だったりするのでしょうか。 ていうかそういう路線で行くつもりなのかな。 ハリウッドのパワーで。 まあハリウッドのパワー自体がカネと派手さのみを重視した絢爛豪華なバッタもんっぽいからねぇ。 それで良いのかも知れません。 その内某ネズミとか某アヒルのそっくりさんをキャラクターに使い始める事を期待しています。 ジョジョみたいに気味悪くして。

「終末時計」が2分進んで残り7分になりました。 これは核の脅威によって地球が滅亡する時を「午前0時」と定めた場合の、現在の時間を表示しているというヤツですが、それが今は7分前、午後11時53分だそうです。 まあ時計といっても進むだけの時計ではなく、平和的な活動。 米ソの冷戦終結や平和的条約の調印がされると時計の針も戻されます。 で、7分前です。 7分後に地球が滅亡するのですから、宇宙戦艦ヤマトにだってどうする事もできません。 とは言ってもこの「終末時計」企画が始められた1947年から今まで、一番戻された時で17分前までだったりしますので、一体何の目安になっているのかいまいち分からなかったりします。 まあ本人達はこういうモノを用いて分かりやすく世界中の人に危機感と平和の尊さを訴えようとしているのでしょうが、今となってはどう見ても「エライさんの余興」にしか見えなかったりします。 やあテロだテロだ、じゃあ2分くらい進めないとね、って感じに。

ケントやラッキーストライクを販売している世界第2位の煙草メーカー、ブリティッシュ・アメリカン・タバコの会長さんが「煙草は健康に良くない。 私も控えている。」と禁煙を呼びかけました。 煙草は体に悪いそうです。 会長さんも自分の子供達には喫煙はしないようにと教えているそうです。 さすが会長と呼ばれる人は違いますね。 世間では「戦争は絶対反対」と叫びながら裏では武器を輸出している人もいますし、毒を飲ませてから「あなたは体が悪い」と言う人もいますから、煙草を世界で2番目に売りさばきながら、同じ舞台で煙草はだめっスよと言うこの会長さんは立派なんじゃないかなと思います。 だったら売るなよということになりますが、それならこの膨大な社員と関連会社と、莫大に収めている税金はどうなるんだ? と言うことになるのでしょうね。 いずれにしても社員は「お前が言うなお前が!」って気分だと思います。

以上、本日のニュースでした。 まあ共通して言える事は「勝手にやってれば?」って事でしょうか。 地球滅亡7分前は意外と気楽に進んでいます。