2006年の10月日記


【ひとこと】

騙される方が悪い。 黙っている方が悪い。[1002] / 友情に不公平は問われない。[1009] / もう一度、絵で会話する時代が来るかもしれない。[1023] / 曖昧もこみち。[1030] /


10月31日(火)「まだしばらくは、死ねない」


いいことがあったので、ちょっとこおどり。


まだ全然何もお伝えできませんが、
とりあえず、「ずっと前に皆さんにお約束したこと」がようやく形になりそうです。

来年になりますけどー。

まだ油断できませんけどー。



詳しい話は、また来年。
分かる人だけ、知っておいてください。

これ以上は、まだ何も言えません。


いいことがあったので、ちょっとこおどり。
ふふふん。


10月30日(月)「ポジティブ フレンズ & ネガティブ リラックス」

【本日の近頃】

1年以上続いていた執筆活動が9月末でようやく一段落つき、あとは野に咲くあきざくら。 ちょっくらゲームでもして無為な時間を過ごしてやろうかと思っていましたが、今度はいつの間にやら『人に会う月間』に突入してしまいました。 気付けば先月後半より今まで、週末のたびに誰かにお会いしています。 ライター学校からのお友達。 奈良時代(って書くと歴史だが)のバイト仲間。 大学時代の先輩。 ネットで知り合った8年近くの「お友達」。 兵庫の屈強なお友達。 お友達つながりのお仲間メンバー。 その間にイベントのお仕事と知人の演劇鑑賞。 まるで引き籠もり生活からの反動のように外へ出ています。 来月もイベントのお仕事と、お友達の演劇とライブの鑑賞を控えています。 不義理で面倒臭がりで「友達はいない」と公言している私なのに、皆さんからとてもよくしていただき、いつも刺激を受けております。

小説って完全創作に思われがちですが、実はこれまでの経験や体験、会った人、読んだ本、観た映画などを全部素材にした「ミキシング作業」に過ぎないと私は思っております。 どこかにあった何かを、どうにかする。 人の興味をひいたり納得させたり、心の琴線とやらを震わせることができる作品ってそういうものだと思います。

だから私はいつも、誰かにお会いしつつも、実はこっそり「素材集め」をしてしまうのです。 これはもう職業病、というかただの病気です。 ごめんねみんな。 でもそのお礼は、いつか作品にしてどこかでこっそりお返しいたします。 キャッチアンドリリース。 デスアンドリバース。


[本日の独言(ひとこと)]

聞く所によると、近頃「ドガ」が静かなブームとなっているそうです。 ドガというのはもちろん19世紀に活躍した印象派の画家、ではなくて、犬のように筋肉を動かすニューヨーク生まれのヨガのことを「ドガ」と呼ぶそうです。

本能のままに生き、体に無理をさせない犬の行動こそがリラックスの神髄。 という訳で、犬のように伏せたり伸ばしたり、仰向けになって手首を曲げてゴロゴロするのは人間のリラックス法としても効果的なのだそうです。 愛犬家の人は犬と一緒にやるとなおグッド。 体だけでなく心ものんびり、気持ちよくなれるとのことです。

当たり前のことなのに、わざわざ言われると妙に説得力が感じられます。 それを知った私も、先日実家に帰った際にはさっそく「ドガ」にチャレンジ。 ただしウチは猫なので「ネガ」、もしくはキャットで「キガ」です。 なんだかどちらも重苦しい名前です。 猫のように四つ足ついて、日なたで丸くなったり、腰を上げて反り返ったり、手で顔を洗ったり。 なかなか気持ちよかったですが、母親からは「猫が憑(つ)いた」と言われてしまいました。 「ドガ」も「ネガ」も、誰も見ていない所でこっそりやるのがオススメです。


10月26日(木)「ニッファンポムハイターズ」



日本ハムファイターズ優勝おめでとうございます。 未だ北海道に行ったこともなく、野球はヒットエンドランとエンタイトルツーベースがよく分からない私ですが、なぜかリアルでもネットでも北海道出身の友人が多くありますので、何となくお祝いしておきます。 家も日本ハムの本社の近くにありますしね。 よかったな、キミら。 でも新庄さんは今年、ちょっと神がかり過ぎていましたね。 来年から急に老け込んでいきそうなのが心配です。 あと小笠原さんのヒゲもすごく気になるんだけど、まあ勝てば官軍。 四の五の言わずヒゲなさいってことで、納得しておきます。

もちろん、このやたらとドラマチックな優勝シーンも中日ドラゴンズが相手であったからこそ。 プロレスでもいい試合というのは、勝ち負けではなくお互いの選手が優れていないと面白くないものです。 その中日の活躍も、シーズン後半に猛追してきた阪神があってこそ。 まあなんだ、みんながんばったから面白くなったというワケですね。 みんなおめでとう。 私にありがとう。 以上で終礼を終わります。 お疲れさまでした。


10月25日(水)【本日のハニワくん】



先日実家に帰った時に、来春に結婚を控えている地元の友達に会ったんだけど、そいつから急に、「結婚式で友人代表としてのスピーチをしてくれ」って頼まれたんだ。 いや、いきなりそんなこと言われても困るよ実際。 スピーチって要は「独演」みたいなもんじゃん。 そんな知らない人たちの前で喋るなんて、タモさんとかミノさんみたいなことできないよ。 だって俺ほら、ハニワだし。 墓守とか発掘(される方)とかは得意だけど、トークはちょっと自信ないよ。 でも、どうしてもみたいなことも言われてさ。どうしてもって、そもそも友人代表がハニワって時点でおかしいじゃん。 いや、好きでいてくれるのは嬉しいけどさ。ハニワ嬉しいけどさ。 でもそれって、キャプテン翼の友人代表がサッカーボールみたいなもんじゃん。 あいつだってバウンドとかキック(される方)は得意だろうけど、喋ってるとこはあんまり見たことないよ。 ほんと、なに考えてんだろ。

でも結局やらない訳にはいかなくて、何とかしないといけないんだ。 どうしよう? でもどうせやるならさ、なんか奇をてらったことしてみたいよね。 ハニワっぽくなんか、ハニワっぽくってなんだ? うん、ハニワっぽく「花嫁強奪」とか。 友人代表として前に出されて、まあ俺ハニワだから本当に誰かに出してもらうことになるけど、そこでいきなり「その結婚ちょっと待った!」と言い出すの。 ビックリするだろうなあ、みんな。 「スクネちゃん!(これは今考えた名前ね) 俺は、俺はハニワだけどやっぱり君を諦め切れない! そんな結婚はヤメにして俺の所に来てくれよ!」って言うの。 ウヒョー、カッコイイ俺。 ハニカッコイイ。 この時ばかりは穴ぼこの両目も光を放つよ。 で、花嫁ももう驚いちゃってさ、それからモジモジしながら答えてくれるの。 「無茶言うな」って。 いや、そりゃハニワだからね。 整列とか埋葬(される方)とかは得意だけど、結婚は無茶だわ。 住民票もないしね。 失敗失敗。 それで会場が大爆笑の渦にのまれるんだよ。 もうやんややんやの大喝采。 割れんばかりのハニワコール。 胴上げとかもしちゃったりして。 ははは、すげぇや。 みんな死んじゃえ。



10月23日(月)「オシャレとお好みとお知らせ」

週末には、この間オープンしたばかりの大阪難波の「なんばマルイ」に行ってみました。

東京では新宿でおなじみの店ですが、大阪では初出店とあって店内は結構な客の数に賑わっていました。 まあ、いわゆるひとつのオサレなビルヂング。 「都落ち」とまでは言いませんが、知名度の少ない地方にくれば、マルイでもそれなりに「流行最先端」っぽく見えるものだなと感心させられました。 なんか「東京からきたオシャレな転校生」っぽい。 大阪の子たちからはてっきり「からかい対象」になると思ったのですが。

とは言うものの、オシャレとかはもうメンドくなっている私としては、楽しいけど手を伸ばす気になれないモノだらけ。 一緒に行った友達とも「もう普段着はアロハとハーフパンツでいいな」とか「みんなアロハで色と模様だけを選ぶ、みたいな」とか、店員に聞かれたら摘み出されそうな感想を交わすばかりでした。

帰りは近くのお好み焼き屋で夕食。 オシャレなビルからオコノミなビルへ。 だって結局大阪ですから。 油とソースの焼ける匂いを服になすり付けながら、「人間って柔軟性あるよな」とか考えたりしていました。 お前らマジやわらか。


さて、新刊のタイトルが変更決定されました。

「グラスラグラス」改め「明日、キャロラインカフェで」となりました。

こちらは11月上旬頃刊行予定。 ホラーを期待されていた方はごめんなさい。 ホラーじゃないのを期待されていた方はお待たせしました。 デビュー作以来の純粋小説です。 どうぞお楽しみに。 


10月19日(木)「テレビに話しかけるぼく」

【本日のニュースツッコミのみ】

1.
「気持ちは分かるけどさ、あんたらも死なれるまで気付かなかったんでしょ?」

2.
「(破ったのが)私でよかった、だと? その絵は人類の宝なんだよ。 あやまれ」

3.
「それで3着なのはどういうことだ?」

4.
「ボクシングなんてそんなもんだろ。 殴り合いなんだから」

5.
「バカやろう。 メガネで媚びを売ってちゃ本末転倒だろうが」

6.
「なんか日本って、スネ夫っぽくないか」


色々と、分からなくなってきました。


10月17日(火)「小さい方はどうか」

 

文庫が出ましたよ。 ひゃっほう。

ポケモンよろしくルビーとサファイア。 並べておきながら思わず手を引っ込めてしまいたくなる新ビジュアルがいい感じですね。 このサイトに来られる方のほとんどはもう新書版でお買い上げいただいていることでしょうけど、できれば文庫も買って秋の夜長に再読して、新刊発売までモチベーションを高めていただければと願います。 次はホラーじゃないですが。

内容は新書版と99%同じ。 でも買っていただければとても嬉しい。
それってすごく大切なことだと僕は思う。(客観視)

よろしく。


10月16日(月)「今日はどうでもいい話」

【本日のニヒルネット】

近頃は「○○で検索」って感じのCMが増えていささか鼻に付いたりもしますが、あれはあれでSEO(Search Engine Optimization:検索エンジンよしなに)対策をしっかりしていないと、上手くヒットしてくれないという苦労もあって結構大変だったりします。 実際そろそろWEB制作者サイドから、自分の努力は棚に上げて「キチンと誘導できなくて困る」という不満もちらほら出始めています。

だったらいっそのこと、誰も使わないような単語で検索させた方が、そんな苦労もなくていいかも知れません。 例えば「んでぃラバ・もりゅにらムァ で検索!」みたいな。 いや「んでぃラバ・もりゅにらムァ」ってのは適当に打っただけなのですが、なんかそれくらいあり得ない感じで。 カッコイイ車とか新しいお菓子とかを紹介しておきながらラストで「んでぃラバ・もりゅにらムァで検索!」とか言われたら、結構視聴者も「何事?」とか思えるのではないでしょうか。 そして検索してみたら、それ一件のWEBサイトしかヒットしてこなかったらカッコイイじゃないですか。 んでぃラバ・もりゅにらムァ。 ちょっと覚えにくいのが難点といえば難点。 ああ、それじゃ意味ないか。 URLが覚えにくいから「○○で検索」ってなったワケだし。 うん。 んでぃラバ・もりゅにらムァじゃ全然ダメだ。 今の話ナシ。 ごめん、みんながんばれ。


【本日の独言】

先日、朝起きると体が反対になっていました。

いつも通りに南を向いて寝たのに、起きてみるとなぜか北枕。 いや枕は足側にありましたので、北頭です。 どうしたというのでしょう。 不思議こともあるものです。 これは多分、ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの妖怪”マクラガエシ”のしわざだろうと思いました。

江戸時代の浮世絵師、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』によると、マクラガエシは「反枕(まくらがえし)」という名で、”人の魂の置き所”である枕を、頭から足元へと返すことで”肉体と魂とを分離”させる恐ろしい妖怪として紹介されています。 私の場合は枕ではなく肉体の方を返された訳ですが、確かに目覚めた瞬間は何が起こったのか分からず、まるで魂が抜けたように呆然とさせられました。 数分後には何とか事態を把握できましたが、危うくフヌケになる所でした。

妖怪や妖精というものは世界中に多数存在していますが、その実態とは畢竟「日常ではおよそ理解できない事態を引き起すもの」であるかと思われます。 それは”奇跡”よりももっとゆるやかに、たとえば朝起きると枕が足元にあったとか、天井のシミが広がっていくとか、障子の穴がなぜか気になるとか、そんな”どうでもいいけど、変だよな”って事態が「奴ら」を生み出すきっかけになるようです。 人間、理解できないものはいつまでも気になってしまいます。それを「妖怪のしわざ」とすることで納得し、ある意味安心できていたのだと思います。 事実なんてどうでも良いし、知らなくても良い。 古人にはそれだけの大らかさと想像力があったようです。

そうなると、現代においても様々な場所で色々な妖怪が生まれているように思います。たとえば、街なかの見晴らしのよい場所なのに、なぜかケータイが「圏外」になるとか。 デートの時に限って髪がまとまらなくなるとか。 唐揚げの最後の一コが残るとか。 あれらも多分、妖怪の仕業なのでしょう。 そういうことにしておきましょう。


10月12日(木)「一歩、一筆、一発」

本日のニュースによると、1969年に人類初の月面着陸に成功したアポロ11号のアームストロング船長の名言、「1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」に対して、文法上の間違いが指摘されていましたが、オーストラリアのコンピューター専門家が当時のデータを分析した結果、間違いはなかったことが判明したそうです。

なんか凄いな、お前ら。


月面に足を着ける人と、その揚げ足を取ってしかも空振りする人。 人生いろいろあるものです。


週一配信のケータイ小説がいよいよ佳境に入っています。
先日は読者の方から「もうあまり人を殺さないでください」という"たしなメール"をいただきました。 殺人犯でもなかなか聞けない言葉だと思います。 ひゃははは、ざくざく。

でも、どんなに恐い小説を書いても、テロやら核やら制裁やらといった現実を出されると色あせてしまいます。 難しいことは分かりませんけど、作文屋としては、恐い話はアタシが引き受けるから、キミらは仲良くやってよと言いたいです。 ほんと。

ケータイ小説は「電子書店パピレス」のケータイ版ページの中程にある「月額ケータイ雑誌 ポケットマガジン」にて連載中です。 今なら初月無料だそうです。 やったね。


10月10日(火)「だだぢぢ」

昨日の日記を書いた直後、タイムリーにGoogleがYouTubeを買収。
ネット業界の微妙な動きを無意識の内にギリギリで察知する俺のスタンド能力発動です。 この役立たず!


さて、寝違えたのか、背筋が曲がっているのか、もういよいよなのかは分かりませんが、今朝からアゴの左奥に鈍い痛みを感じております。 それもたとえば虫歯のような刺す痛みではなく、なんだかズレた感じの痛みです。
どうしたんだろう。 そろそろ精神だけでなく、体まで歪み始めているのかも知れていません。

そんな話をしていたら、皆さんから「あややや」「あややや」との言葉。 何かと思ったら「あやや」こと松浦なんとかさんも顎関節症にかかりコンサートを中止にしたそうです。 で、「お前もあややと同じだ」を略して「あややだ」。 関西弁で「あややや」ということだそうです。 なるほど、日本語ってステキです。 私はあややや。 それはともかく、これで私とあややは関節レベルで通じ合っていることが明らかになりましたね。 オヨヨ。

整体でもいこうかしら。


10月9日(月)「自画像と水コーヒーとネット」


[コバエの旋回に苛つく自画像]2006/10/08


【本日の実録! 天然ボケ現場】

仕事が終わってフラフラと帰宅して、さあどうしようかと思いながら、いそいそとヤカンに水を入れて、コーヒーカップにインスタントコーヒーの粉を入れて、砂糖を入れて、ミルクを入れて、おもむろにヤカンの水を注いだ。


あ、一手足りない。


[本日の独言(ひとこと)]

日本でもお馴染みの米国製動画アップロードサイト"You Tube"では、先月より米国にて新人ミュージシャン発掘コンテストとして、"YouTube Underground"(音アリ注意)を開催しています。


米大手の携帯キャリアCingular Wirelessがスポンサーとなり、米国在住でレコード会社と未契約のミュージシャンのみを対象に、面白くてクリエイティブな作品を募り、一般ユーザーに投票させて大賞を決めるそうです。 優秀作品には豪華景品が贈られるとともに、映画やテレビ番組、携帯電話の着メロ等への起用も検討されるそうです。 ようやく真っ当な使われ方がされ始めている"You Tube"。 なかなか面白い企画だと思いました。

私自身、アルファポリスの「ドリームブッククラブ」という所で作品を公開してデビューさせて頂いたという経緯がありますが、アーティストを目指す人にとっての最大のネックはやはり「金」と「場」であると思います。 どれだけいい作品を作っても、発表する場がない、あるいは発表する場を設けるにはお金がかかる。 『素晴らしい作品は必ず人の目に留まる』というのは幻想でしかなく、やっぱり見えないものは見られないのが現実です。 そうやって陽の目を見ないままに消えていったアーティストは、これまでにもきっと沢山いたことでしょう。

そんな現実において、インターネットというのは非常に有効な手段だと思います。 通信料金はともかく、安価で多くの人間にアピールできるというのは宣伝・広告の分野でも画期的な変革をもたらしましたが、何よりそんな「隠れアーティスト」たちこそが最もその恩恵に預かれたのではないでしょうか。 それに気付いた企業が、先のような企画を立てたというのは非常によい流れだと感じました。

新人発掘の門戸は大きく開かれています。 逆に言うと、アーティストを目指す者がインターネットを利用しないのは、それだけで努力不足と言われても仕方ないと思います。 我こそはと思う方は、もっとネットを使い倒しましょう。 認められるのも、打ちのめされるのも早いですよ。


10月2日(月)「インドのゾンビと男のおやつ」

【本日のYouTube】

インドっぽいスリラー


マイケルにあやまれ。

でもテカテカの服とキビキビした動きが面白くて見入ってしまいました。 やるなあインド。


【本日の独言(ひとこと)】

全国的に秋の様相を呈し、過ごしやすい日々が続いております。
秋といえば何と言っても「食欲の秋」。 「読書の秋じゃないのかよ」というご意見もありそうですが、こんなメルマガを読んでおられる方は春でも夏でも読書好きに決まっているので、あえて「食欲の秋」としてみました。 ごはんのおいしい季節です。

江崎グリコが首都圏で働く男性1000人を対象にした、「おやつ」に関する調査結果によると、頻度はあれど勤務時間中におやつを食べることのあるビジネスマンは89.4%に上ることが分かったそうです。 人気の種類は1位がチョコレート類、2位がせんべい類、3位がクッキー・ビスケット類となっており、中でもせんべい類は年齢が上がるほど食べる人が増えていました。 食べる理由は1位が「気分転換をしたいから」、2位が「空腹がまぎれるから」、3位
は「主に同僚の女性などがくれるから」。 実際チョコレートには疲労回復の効果もあると実証されていますので、休憩時間等で一口つまむとその後の仕事がはかどるということもありそうです。

ただし勤務中におやつを食べる男性について「みっともないと思う」と回答した方も少なくはなく、その割合は年代とともに上がるそうです。 時代の流れとともに認められつつある「男のおやつ」ですが、若手ビジネスマンは程度をわきまえて、上司の目にもご注意ください。 あるいは擦り寄って「おやつ仲間」に巻き込むというのもアリかも知れません。

私の場合は作家としても会社員としても、飲食しながらの作業に対して文句の出るような環境ではありませんが、基本「ながら作業」のできない性格なので、おやつを摂るようなことはあまりないです。 おやつは一口ずつ、パッケージのデザインやコピーや裏面のどうでもいいウンチクを楽しみつつ、時には職業病を発揮して紙質による発色の度合いなども調べながら味わう。 それが正しい「おやつ道」だと思っております。だから友達が少ないのです。