2007年の2月日記


2月26日(月)「ヒゲパントン」


【本日の流行辞書】

「ヒゲ萌え」


「すごいよ!!マサルさん」の凄さを再認識しました。モキュ。


【本日の独言(ひとこと)】

近頃街を歩いていると、やけに色彩豊かな携帯電話の広告が目に入る。
「いよいよケータイも多色化展開か」などと呟きつつよく見ると「PANTONE」と書かれていたので、思わず「パントンかよ!」と、そのままのツッコミを入れてしまいました。

ソフトバンクモバイルの新商品「812SH」は、米国PANTONE社とのコラボレーションで20色のバリエーション展開が行われています。 オシャレなカラーリングをもって主に若い女性をターゲットに据えているらしく、オフィシャルサイトにはコラボ企画であったり、カラーセラピストとかいう人の色診断など楽しそうなものが掲載されています。

で、先の私の「パントンかよ!」というツッコミに戻る訳ですが、実はこの「PANTONE」というのは、もう「実は」なんて書くこと自体恥ずかしくなるのですが、デザイン・印刷業界では広く普及している色見本のスタンダードのひとつなのです。 基本1,114色に分かれており、デザイナーさんは制作物の色が正しく印刷してもらえるよう、印刷屋さんに「このオレンジはパントンの1575Uで」などと指示を与えます。 だから「パントン」なんて基本の基本、オシャレとかではなく単なる日常会話でしかないのです。そんな言葉をでかでかと表記しているものですから、思わずそのままのツッコミを入れてしまった訳なのです。 実際印刷ミスかと思いました。

しかしそんなパントンさんも、ともすれば若者の「オシャレ語」として流通しそうなのが面白くもあったりもします。 とりあえず、ソフトバンクモバイルの企画さんとデザイナーさんの勇気は評価されるべきでしょう。 私はこの後、これにならってドコモが「DICカラー」とか言い出したら面白いなとも思います。 そしてauは、ちょっと斜に構えているから「WEB Safe Color」とか。 カラーはオーダーメイドにて承ります。 すいません、#3366CCでください。



2月19日(月)「まんぷく論」

【本日のわがままナポレオン】

「向こう三軒、領土なり!」


[本日の独言(ひとこと)]

<まんぷく論>

体重計を買いました。

あまり体型が変わらないことと、乗る習慣を持たないことから6年あまり体重計のない生活を送っていましたが、ふと見たamazon.comのページで掲載されていたのでうっかり衝動買いをしてしまいました。 
インターネットってうんざりするくらい便利だと思います。 届いた体重計の箱を早速開けてまずはひと乗り、55.3kg。 6年前と比べて1kgくらい増えていましたが、29歳の年齢と172cmの身長からするとまあ普通以下をキープし続けているようです。

ダイエットに関してはそんな体型なので我が身の関心ごとではないのですが、なぜ肥えるのか、なぜ肥えないのかを考えてみると、体質以外の要因も多分にあるように感じています。

具体的には私は食事のスタイル、いわば『食性格』のひとつに
『満腹が嫌い』というのをずっと持ち続けているのです。 

「お腹いっぱいで幸せ〜」というのは豊かさの象徴であり、また幸福の代名詞でもあるとは思うのですが、それがあまり好きではない。 
せせこましい性格をしていますので、満腹になって、お腹が重くて頭もぼんやりするという状態がなんだかとてももったいない気がしていまいます。

だからいつも腹七分目。 まだ食べられるけど、これ以上はペースが狂うから止めておこうという気になるのです。 果たしてダイエットに苦心されている方の参考になるかどうかは分かりませんが、おそらくこの辺にも大きな違いがあるように思います。

またそんな食性格ゆえに感じていることなのですが、近頃は特に、
色んな食べ物の量が増えているのも気になっています。 ほとんど家で料理をしないので、余計にそう感じられるのかも知れませんが、丼物にせよセットメニューにせよ、知らず知らずに量が増えてきているようなのです。 もっと分かりやすい所では、缶ジュースの容量が十数年前から徐々に250mlから350mlのものに変わりはじめてきましたが、今では350mlがスタンダードとなり、コンビニの普及にともない500mlも随分多くなりました。 だから私たちは、たとえ昔と変わらない生活を送っていても、知らずに沢山食べさせられているのではないかと思います。

アメリカやオーストラリアが肥満大国と呼ばれている現状。 そりゃあれだけ食べてたら太るはずだろうと思うのですが、この国も結構その方向へと傾いてきているような気がしています。 食の欧米化もさることながら、『飽食』
の影響というのは単に食うものに困らないというだけではなく、
『120円の価格維持のために缶ジュースの量を増やす』ということにも繋がっているのです。 そして知らず知らずの内に食事の量が増やされて、私たちは肥満させられるのでしょう。 そう考えると肥満が個人ではなく社会の問題であるというのも頷けます。

でもまあ、基本はやっぱり個人の「食性格」だとも思いますが。
僕らって、
そんなに食べなくてもやっていけるもんですよ。


2月15日(木)「淡々日記」

【本日の昨日】

何だか久しぶりにチョコとか貰いました。
去年あんなこと書いているにもかかわらず。 皆さん僕のツンデレとやらを分かってくれています。 でもネットのネタ的には、「別にチョコくらい自分で買うさorz」 とか 「『はい、あげる』って不○家製かよorz」 みたいなのが良かったのですが、なかなか。 ネタにならなかったので普通に戴きました。 ごちそうさま。

【本日の昨日】

Windows Vistaに触れる機会があったので、
汚い手でベタベタと触ってみました。 下馬評通り、なんだかすごくどうでも良かったです。 さほど何が凄いって感じもしませんでしたし。 ガジェットもmacで散々遊んだからあまり。 ウィンドウがグリングリンなる機能も使いましたけど、なんか、そういうのはもういいやって気分。 バックグラウンドではますます何やってるか分かんなくなってきているのが不安。 あとメイリオとかいう新フォントも、なんだかヒラギノの出来損ない感ひしひしと。 ロバートフリップの機動音も普通だし。 うーん、これはあまり替えてもメリットないかも。 次バージョンまでペケポンでいくか、いよいよデュアルOSのmacに移行するかも知れません。

【本日の読書】

酒見賢一の「墨攻」を読みました。 
ニセ中国感バリバリでしたが、うーん、こういう作りは今時アリかも知れませんね。 読みやすくていいです。 映画もやってるみたいだからヒマがあれば観るかも。 そのヒマがないのが問題なのですが。 「鉄コン筋クリート」も観たかったなあ。 ビデオでも借りるか。 あ、ウチのビデオ壊れたままだ。


2月12日(月)「慈善事業じゃないんだから」


藤子不二雄は断然A(怖い方)派!!


[本日の独言(ひとこと)]

納豆から端を発した某テレビ番組の捏造報道の波は、他局・他番組にも大きな影響を及ぼすこととなり、さまざまな「健康系番組」のウソが世間の明るみに出るようになりました。 あれもウソ、これも信じられない。 番組制作側は久しぶりに受けた世間からしっぺ返しに、さぞ驚きおののいていることと思います。 テレビ番組は、しばらくは過剰演出を抑えた自粛の流れになり、また今後はますます「ただし書きスーパー(文字演出)」の量が増えることとなるでしょう。 メディアがマスに呑まれた形ですが、何年かに一度はこういう事件が起きるのは国民の精神がまだ健全な証でもあるようにも思います。 ちょっと、調子に乗りすぎちゃったね。 関西テレビの今後の経営が心配です。

私は業種は違えど宣伝・広告関係の仕事をしており、また一応今の所は健康に過ごせているので、こういった「健康系番組」にはあまり関心はないのですが、ただ悪癖のひとつとしては「タバコストレス」というものを持っています。

これは仕事が忙しくなるといつも感じていることなのですが、ストレスを緩和させるために行う喫煙が、体によくないので止めたいという新たなストレスを生みだしてしまう。 止めたいのに止められない、そのストレスでまた喫煙する。 そんな悪循環が起きているようなのです。 これはなんとかしないといけません。

そんな話を前に実家の母親にした所、なんと彼女から「ストレス、ストレスってよくみんな言うてはるけど、ストレスってなんやの?」と返答され驚きました。 うちの母さんストレス知らず。 「そりゃイライラすることもあるし、肩がこることもあるけど、それはそういうものちゃうの」とのこと。 なるほど。 それを聞いた私は、確かに私らは何もかもをストレスで片付けすぎているなと、「ストレス社会とも呼ばれる現代」って実際呼んでる奴なんて見たことないなと、これは文章を書く上でも気を付けなければならないなと強く感じさせられました。 変な母子だと思います。

「分かりやすい言葉」に慣れすぎると本質が見えなくなり、かえって分からなくなってしまうものです。 痩せるために食べるという矛盾を、なぜ正しいと信じてしまうのか。 ストレス、ストレスと言う人は「ストレス」という言葉に逃げてはいないか。 原因を突き詰めれば意外と何でもないことだったりはしないでしょうか。 メディアを過信せず、自分で自分に問いかけてみるのも、情報の波に溺れない術のひとつのような気がします


2月6日(火)「『福は内』は後付設定」


うっひゃー、マメ食い忘れたぁぁー!!


というワケで、今ウチは外へ追いやられた鬼たちが集まっているらしくて、何だかてんやわんやの大忙し。 面白いけど大変たいへん。 鬼は、追いやるよりも使いこなす方が今時はクールだなとか思っています。 はじめてのおにつかい。 近所の犬にビビりまくり。


2月5日(月)「ストレートな回答とひねくれた写真」

【本日の自家整形】

右目が、
二重になってきましたよ。


(クマが酷かったので加工済。 妙に写りがよくて気味悪い)

生まれた時から両目ともカッキリ一重まぶただったのに、一年ほど前からなぜか段々と二重まぶたになってきました。 しかも右目だけ。 なにこれ? 私は自分の、重たく冷たく
「軽く2,3人殺めてそうな」一重まぶたが好きだったのに。 なんなのこれ? もうどうやっても戻りません。 しかも左目も、気が付けば奧二重ぎみになってきました。 お前もか!? 世間ではパッチリ二重まぶたにする為に、わざわざ大金持って整形外科にまで通いつめるというのに、なぜ私は三十路前になってこんな進化か退化か成長か分からない現象が勝手に起きているのでしょうか。 どうなってんだこれ? なんだこのシワは。 あ、シワか!?


【本日のビスタ】

マイクロソフト。 お使いのPCの“Windows Vista対応度”を診断するツールを公開。


診断結果↓


『Webサービスに接続できませんでした。Webサービスがビジーか、またはインターネットから切断されています。ネットワーク接続を確認して、後でもう一度試してみてください。問題が解決されない場合は、Windows Vista Upgrade Advisor をアンインストールして、最新バージョンを再インストールしてください。』


もう、いいや。


……Windows系って、昔っからこの辺のコピーワークが
絶望的にヘタですよね。


[本日の独言(ひとこと)]

ニュースサイトの「GIGAZINE」で見つけたものですが、Chema Madozという方のサイトに面白い写真がたくさん掲載されていましたのでご紹介します。

Chema Madoz fotografo

Chema Madozは1958年生まれのスペインのフォトグラファーです。 私は知らなかったのですが、サイトに掲載されているようにモノクロでシュールかつユニークな写真を多く撮ることで有名な方のようです。 「GIGAZINE」の記者も書かれていますが、こういう世界のアーティストの作品が楽しめるというのもインターネットの大きな利点のひとつでしょうね。

言語の絡む作品はなかなか難しいですが、このような写真や、あるいはイラストや音楽などは世界共通で楽しめる『インターネットらしい』コンテンツだと私は思います。 自分の作品をサイトに掲載されている方は、一度グローバルな対応も考えてみてはいかがでしょうか。 思わぬ所からオファーが来るかも知れません。


【本日の相互リンク

PLSS-LEBEN

ご依頼があったので相互リンク。 いつの間にか体裁がちょっと変わった。 ドイツのサッカーとかすごい詳しいっぽいので、興味のある方はひとつ。 しかしなぜウチとリンクを。