The Shadow Of Silver 80,000hit記念企画
IT業界の二大巨頭に聞く
これからのSOS

ゲイツん ジョヴス
ビル・ゲイツ スティーブ・ジョブス
1955年生まれ
典型的なマニア気質。
但し色んな意味で頭がよい。
マイクロソフト設立者。
問答無用の定番OS、Windowsのおかげで、
個人資産は6兆円。
眼鏡有り
1954年生まれ
システム開発の天才。
アップルコンピュータ設立者の一人。
コンピュータ業界に一大革命をもたらしたが、
何だかんだで一時会社から失脚。
ところが再び舞い戻る風来坊。
眼鏡無し。

対談場所:マクドナルド(ゲイツ氏の希望)




スティーブ・ジョブス(以下ジョブス)、マクドナルドの座りにくい椅子に腰掛けつつ、ぼんやりと時計を見つめている。
そこに遅れてビル・ゲイツ(以下ゲイツ)、甲高い声で高笑いを発しつつ登場。

ゲイツ:「AHAHAHAHA! やあスティーブ。 待ったかい。」

ジョブス:「・・・・? あ、うん。」

ゲイツ:「待ったのかい?」

ジョブス:「いや、ええと、どうかな?」

ゲイツ:「しっかりしたまえ、スティーブ。 ゲイツの登場に驚くのは無理ないけど。

ジョブス:「・・・! ああ! ゲイツじゃないか! 久しぶりだね。」

ゲイツ:「なるほど、つまりはボクの事を忘れていたって寸法だね。」

ジョブス:「すまん。 すっかり忘れていた。 おかしなヤツに声かけられたなと思っていた。」

ゲイツ:「おいおい、酷いな。 じゃあ覚えておきたまえ。 ボクがキング・オヴ・コンピュータ、ビル・ゲイツその人さ!

ジョブス:「知っているよ。 しかし偶然だね。 今日はどうしたんだい?」

ゲイツ:「今日はキミとの対談じゃないか!」

ジョブス:「そうか。 それは大変だ。」

ゲイツ:「知らなかったのかい?」

ジョブス:「うん。 なんかみんながココにいてろって言っていたから。

ゲイツ:「何注文した?」

ジョブス:「うん。 ハッピーセット。 おもちゃが付いていたよ。」

ゲイツ:「そうか。 じゃあボクもそれにしよう。 Hey! そこの足軽兵。

アルバイト店員登場。

ゲイツ:「かるびマックを頂こう。 4ヶ頂こう。 ついでにおもちゃも頂こう。 嫌とは言わせないぞ。
すぐに持ってきたまえ。 金にモノを言わせられたくなければな!




ジョブス:「あっ!

ゲイツ:「どうしたスティーブ! システムエラーか!!

ジョブス:「違う。 しかしそう思って貰っても構わない。

ゲイツ:「じゃあそうしよう。」

ジョブス:「そろそろ話をはじめようと思ったんだ。」

ゲイツ:「全然違うじゃないか。 まあ良いさ。 何からはじめよう。 アニメ?

ジョブス:「アニメはよく知らない。」

ゲイツ:「なってないな。 そういや、アレはどうなったんだい? G4キューブ。」

生産中止で大売れ
(G4キューブ 2001年7月生産中止)

ジョブス:「キューブか。 アレはダメだったな。 どっちかというとダメじゃなかったんだけど、ダメだったな。」

ゲイツ:「遅いな、ハンバーガー。」

ジョブス:「そもそも立方体のデザインがマズかったんだ。」

ゲイツ:「そうか? なんかヒビ割れとか、いきなり電源が切れてしまうとか、そういう問題じゃなかったのか?」

ジョブス:「そんなもの、大したことじゃない。 デザインだよ重要なのは。

ゲイツ:「やあきたきた。 遅いよ全く。 追加金がいるのかと思ったよボクは。 よし、ボクはかるびマックを二ヶ頂こう。
一ヶはスティーブが食べろ。 残り一ヶは足軽兵、キミが食え。」

ジョブス:「ゲイツ、ボクのアイデアを聞いてくれるか?」

ゲイツ:「もちろんさ。 ボクらは友達だ。 ハーバードの同窓生じゃないか。」

ジョブス:「ハーバードはキミだけだ。 ボクは行っていない。」(*ゲイツはハーバード中退、ジョブスは進学していない)

ゲイツ:「そうだっけ? じゃあアレか、代アニ(代々木アニメーション学院)の同窓生だったな。」

ジョブス:「アイデアを聞いてくれるかい?」

ゲイツ:「言いたまえ。 うまくアレンジしてパクってあげるから。

ジョブス:「キューブはやっぱりキューブだったから売れなかったんだ。 だからボール型にしようと思うんだ。

ゲイツ:「Mac G4ボールって事だね。」

ジョブス:「どうだろう?」

ゲイツ:「良いじゃないか。 そうしたまえ。 失敗しても気にするな。 ボクがアップルコンピュータを奪ってあげるさ。

ジョブス:「じゃあそうしよう。 で、キミの方はどうなんだい? WindowsXPだっけ?」

ぺけぽん
(WindowsXP)

ゲイツ:「ああ、悪くないね。」

ジョブス:「なんか、デザインのテイストがMacっぽいな。」

ゲイツ:「パクッたからね。 微妙なところで。」

ジョブス:「そうか。 操作性はどうだい?」

ゲイツ:「大して変わらないさ。 マウスボタン一つでできるようにしたかったんだ。」

ジョブス:「それもパクリかい?」

ゲイツ:「そろそろ社名を変えようとも思っていてね。 ップルコンピュータなんてどうかなとも考えている。 マークももう少し楽しく、オレンジとかにしたいな。」

ジョブス:「悪くないね。」

ゲイツ:「だろう。」




ジョブス:「・・・」(ハッピーセットのおもちゃでしばらく遊ぶ)

ゲイツ:「・・・」「かるびマックをパン、肉、野菜とバラバラにして、バラバラに食べる。」




ジョブス:「そういやアイツはどうなったんだ?」

ゲイツ:「ミスターマリック?

ジョブス:「違う、ソンなんとか・・・。」

ゲイツ:「ああ、孫悟空。


(堺正章)

ジョブス:「うん。 いや、違う。 ほら、ソンなんとかだよ。」

ゲイツ:「誰だ?」

ジョブス:「・・・! そう、孫正義だ!」


(孫正義:ソフトバンク社長)



ゲイツ:「ああ、孫正義か。」



ジョブス:「違う違う、それは宣銅烈(ソンドンヨル)じゃないか。 元中日の。」

ゲイツ:「ああそうか。 ってよくボクの考えている事が分かったな。」

ジョブス:「それはまあ、超能力者だから。 ボクは。」

ゲイツ:「It's Great!! 超能力者だったのかい!」

ジョブス:「若干ね。」

ゲイツ:「そうか。 まあイイや。 で、なんだっけ?」

ジョブス:「ん? ああ、孫正義だ。 最近どうなのかなって。」

ゲイツ:「ああ、駅前のファミマ。 あそこにいるらしいよ。

ジョブス:「ふぅん。 そうなんだ。」




ゲイツ:「・・・」(自作の歌「かるびマックfor you」を口ずさむ。)

ジョブス:「・・・」(おもちゃが壊れて大慌て




ゲイツ:「・・・マァーック、マァーック、かるびムァーック! ツノ出せヤリ出せかるびムァーック!!

ジョブス:「怖いよ。」

ゲイツ:「iMac改めかるびマックってのはどうだい?

ジョブス:「考えておくよ。」

ゲイツ:「でも使うならアイデア出したボクにも支払い給えよ。」

ジョブス:「じゃあ使わない。」

ゲイツ:「セリフ:よぉし、今だ! 喰らえ必殺!かるびマック式ジャーマンスープレックス!

ジョブス:「すごいね。」

ゲイツ:「まあね。 ところで80,000hitらしいじゃないか。」

ジョブス:「何が?」

ゲイツ:「SOS2。」

ジョブス:「へぇ、それはすごい、のか?」

ゲイツ:「そうでも無いだろう。




ジョブス:「ああ、もうボクは帰らないと。」

ゲイツ:「ゾイドの時間かい?

ジョブス:「いや、もう寝る時間だ。

ゲイツ:「早いな。」

ジョブス:「ああ、今日は実に有意義な対談だったと思うよ。」

ゲイツ:「うん、ボクもそう思うよ。」

ジョブス:「どっちかって言うと、「そう思っておこう」と思うんだけどね。


おわり