インタビュービルゲイツ「世界を切る」

なんか恐い

華麗なジェスチャーを交えて話すビルゲイツさん。
「どう? 最近コレ(パチンコ)の具合は・・・」


今回インタビューしたのは、ほぼ一年前にQ&Aで登場していただいたビルゲイツさんです。
最新のコンピュータ業界の情勢、マイクロソフト社の戦略、
そして2000年問題について、歯に衣着せぬアメリカン・ジョークで答えていただきました。


−−1年ぶりになりますね。 ビルゲイツさん。

ゲイツ:「No! Noだよキミ、その発言は。」

−−Noですか。 どの辺が?

ゲイツ:「ボクはただのビルゲイツじゃない。 キング・オヴ・コンピュータ、ビルゲイツだよ!

−−それは失礼しました。 キング・オヴ・コンピュータ、ビルゲイツさんですね。

ゲイツ:「そうだ。 ビルはビルディングのビル。 ゲイツはゲッチュウのゲイツ。 良いか、ボクは産まれながらにしてビルディングを所有する星の元にあるんだ! 気を付けたまえ!」

−−失礼しました。

ゲイツ:「分かれば良いんだ。 気さくにゲイツと呼んでくれたまえ。」

−−では、ゲイツさん。 最近のコンピュータ情勢についてどう思われますか?

ゲイツ:「全くもってナンセンスだよ! いや、ノンセンスと言うべきか、ガイジン風に。」

−−それはコンピュータ情勢についてですか? それとも私の質問に対してですか。

ゲイツ:「一連のビルゲイツ・バッシングに対してだ!」

−−バッシングを受けておられるのですか?

ゲイツ:「知らん! だがボクは常にそんな強迫観念にさいなまれつつ、キーボードを触れているのだ。」

−−それは被害妄想という事ですか?

ゲイツ:「被害妄想に独占禁止法は適用されるのか!?

−−知りません。 ではゲイツさん、マイクロソフト社の戦略についてですが・・・

ゲイツ:「またソレだ。 キミタチは何かあればマイクロソフトだ。 一体マイクロソフトが何だというのだ!

−−ゲイツさんの会社ですね。

ゲイツ:「ああそうさ、ボクはみみっちい名前の会社の会長さんだよ。 左うちわだ、色んな意味で。 だがキミは何と言った? そう、戦略だ。 戦略と言ったんだ。 その時点でボクは悪者扱いだ。」

−−経営戦略は悪では無いと思いますが?

ゲイツ:「キミにとっては善でもボクにとっては悪なんだよ。 八つ目の大罪だ! セクハラだ。 NOだ。 いや、もう、NOだ!

−−そうですか。 では2000年問題については?

ゲイツ:「2000年問題?」

−−御存知ですよね。

ゲイツ:「もちろんだ。 ボクは、ビルゲイツは、夢と希望と2000年問題で形成されているようなモンだ。」

−−Windows98にも2000年問題が起こると言われていますが?

ゲイツ:「そんなワケあるはずがない! それこそが情報操作だ。 電波の嵐だ!」

−−ほう、では起こらないと。

ゲイツ:「起こった所でたかが知れている。 大体キミタチは2000年問題を知っているのか?」

−−ええ、一応は。

ゲイツ:「言ってみたまえ、聞いてあげるから。」

−−確か旧式コンピュータの日付設定は西暦の下二桁でインプットされている為に、2000年になると00、つまり1900年と認識してしまって、それに伴い、医療関係や軍事関係のコンピュータにトラブルが生じるという・・・

ゲイツ:「ソコだよ。」

−−どこですか?

ゲイツ:「医療関係や軍事関係のコンピュータにトラブルが生じるというくだりだよ。 確かに原因はキミの言うとおりだ。 で、キミはどんなトラブルを想像しているんだね。」

−−医療関係のコンピュータの暴走や、軍事関係の、例えば誤ってミサイルのスイッチが入るとか・・・

ゲイツ:「そんなワケ無いじゃないか。 キミ、コンピュータは単純なんだよ。 トラブルが起これば止まる。 それだけだ。 なぜ、ミサイルのスイッチが入るんだよ。 なぜ一番重要なシステムが起動するんだよ。」

−−そう言われてみればそうですね。

ゲイツ:「キミもアレか? キバヤシさんにそそのかされた口かい?

−−キバヤシさんは知りません。

ゲイツ:「じゃあ、情報操作だな。 あるいは低俗なマスコミ。 これらはいつも根拠のない最悪の事態を喜ぶ。」

−−そうですね。 失礼しました。 では、Windows98には2000年問題には関係がないという事ですね。

ゲイツ:「安心したまえ。 ちゃんと2000年になればミサイルのスイッチが入るように設定してある。」

−−そうなんですか?

ゲイツ:「但し、2000年問題が発生すれば、スイッチがリセットされる可能性もある。」

−−可能性ですか?

ゲイツ:「人生は可能性の固まりだよキミ。 だからボクは大金持ちだ。 ざまあみろ。 いや、ざまあみろだよ、メガネケースだよ、虫だ、虫だよ。 虫以下の洗浄液だ!。 コップの中身が空になってもね。 丸いモノだ、丸くなれよ、いい加減に。 そうトゲトゲしているから、黒点が、太陽の黒点が・・・メガネケースの丸まりだ!。 レンガのようにね! コンクリート詰めのサイコロのように、そして結局は、メガネケースだ!! ハハハ、メガネばっかりだ! 0と1に辿り着くには何枚ものレンズを通したんだ! その結果がコレだよ。 そういう事で手が打たれたんだよ! 鼻っから、鎖骨にかけてね。 笑えよ。 声高らかに含み笑えってんだ!!! ムフフフフ・・・・」

−−よく分かりませんが、よく分かりました。 本日はどうもありがとうございました。




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