10月30日(火)「正しい日記」
どういうワケか今日はお休み。 昼過ぎに起きてモゾモゾと部屋をうろつき回ります。 昨日の晩、何を思ってかコンビニで初めて購入した「チョコエッグ」なるもの、チョコの中にカプセルが入っていて、中に動物なりなんなりのフィギュアが入っていていい年のオヤジが夢中になっていると評判のものです。 お前らにコギャルを蔑む資格はない。 そんなチョコエッグを起き抜けに食べる事にしました。 大きなチョコエッグの中にカプセル一つ、私のは「ペルシャ猫」でした。 なんかそんな気がしていました。 ジャンガリアン・ハムスターでは無いだろうと思っていました。 なぜか。 さすがというか何というか、フィギュアにパワー使いすぎで、チョコはゲロマズでした。 フルタの癖に。 まあセコイヤチョコレートもどうかと思いますが。
チョコエッグで少し元気になったので、お掃除とお洗濯をしました。 グルグル回る洗濯槽を見つめつつ、ああ、アイロン買わないとと思いました。 ウチにはアイロンがありません。 ずっと欲しかったのですが、機動力が自転車なので、アイロンはともかくアイロン台を持って帰るのが億劫で、買わないままに過ごしていました。 良い機会なので買いに行く事にしました。 途中、本屋さんによりました。 以前は事ある毎に本屋さんに足を運んでいましたが、最近は忙しくなってしばらく行っていませんでした。 何だか色んな本が新しく発売されていてちょっと焦りました。 コンピウタとカメラとデザインの雑誌をボンヤリと立ち読みして、漫画コーナーへ行きました。 漫画本はしょっちゅう新しいのが出るから困ります。 「蒼天航路」23巻と「20世紀少年」7巻と「大人袋」7巻と「なあゲームをやろうじゃないか!」2巻を持って小説コーナーへ行きました。 色々とひかれる本はありましたが、家の本棚に未読本山積みされているのと、探し出したらアイロンどころじゃなくなりそうなので、今日は漫画本だけ買いました。 で、また自転車を走らせます。
途中でCD屋さんによりました。 なかなかアイロン売り場へ辿り着けない私です。 「BOOWY LASTGIGS」とかいうのが前面に並んでいて「うわあ」と思いました。 何だろうな、ギグスって。 釣り糸だっけ? それはテグス。 いくらなんでももうイイだろと思いました。 ていうか遙か昔に「カッチョイイな」と思ったりもしましたが、その内にどうやら色んな意味で、相当の皮肉もこめて「カッチョイイな」と思うようになったボーイさん。 今となっちゃもう、イヤな笑みを口角に浮かべつつ、非の打ち所がない程「カッチョイイな」と思えてしまいます。 これがバカ売れとかしだりしたらもう、間違いなくこの国の音楽は成長できていない事になるんだと思います。
キングクリムゾンがありました。 ライブ盤です。 1996年のライブを今年にリリースしています。 しかも2枚組。 相変わらずです。 でもそれに迷う私も相変わらずです。 ボーイがどうとか言える立場でもありません。 ほとんど聴いた曲ばかりなのに、迷います。 「21世紀の精神異常者、22年ぶりの復活!」とか書かれると何だかもう、絶対ナウシカの巨神兵程度の不完全復活だと分かっていても、買いたくなります。 ていうか買ってしまいました。 アイロンを買うお金で。 バカです。 ドラえもんどうしようって気分です。
で、やっとこさ電器屋へ行きました。 で、アイロンを買いました。 お金はありませんでしたが、ドラえもんの秘密道具「DCカード」で。 コレがあればいくらでもお金が出てくるんだよ、すごいやドラえもんって気分です。 バカです。
帰ってからは漫画三昧。 なんだかもう、野比サネトモです。 「蒼天航路」はやっぱり勢いが落ちている気がします。 「20世紀少年」は面白いんだけど、いつも良い所で終わるのでもどかしいです。 「大人袋」はこの巻で終わりました。 でもまた、ほとんど同じ漫画を連載しているので面白いです。 「クマのプー太郎」からずっと同じ調子で続けるのはすごいなと思います。 面白いし。 「なあゲームをやろうじゃないか!」は桜玉吉がチョコエッグにハマっていたのでちょっと驚きました。 相変わらず愉快なオジサンです。
で、クリムゾンも聴きました。 ライブにしては音質も良いし、聴いていない曲もあったのでまあ、良しとしておきます。 「21世紀の精神異常者」は、大したモンですが、みんながみんな「やっぱ難しいよコレ」って感じでタドタドしかったです。 特にドラムが。 22年前から同じメンバーのフリップ爺さんだけはのびのびとプレイしていました。
あとは洗濯物を取り込んでアイロンがけをしました。 せっせと。 ハンケチがパリッとなったので良い気分でした。 今読んでいる本はロナルド・シーゲルって人の「パラノイアに憑かれた人々」 全然知らない人だけどなかなか興味深い事を書いています。 最近はどういうワケかパラノイアの話をよく読んでいます。
そんな感じに、極めて忠実な日記でした。 おおむねこういう生活を送っております。
「おにいさんに聞いてみよう4」。今のところ4人の方から質問を受け取っております。 早速「どうしよう・・・」と思っています。 色んな意味で。 今日当たり「締め切り!」とか書こうかなと思いましたが、あまりにあまりなので止めておきます。 まだまだ募集中です。
それではまた来月。 もう11月なんだなあ。
10月28日(日)
今週は休日返上でお仕事をしておりました。 何のお仕事かと言うと、チラシを封筒に詰め込むお仕事です。 内職です。 秘密結社の内職です。 12,000冊作らなければなりません。 月曜日までに。 大変でした。
だから金曜日の夜から土曜日の夜まで封筒を作っていました。 土曜日の夜はさすがに死ぬんじゃないかというくらい眠くて、いつもは仕事が終わると何ぞやる気になったりしますが、その日ばかりは全く何もできず、油断すると記憶が飛んでしまっていました。 寝ているんだか脳が全く動かないんだか知りませんが、いつの間にかコンロのお湯が沸いていたり、煙草の火がくすぶっていたりと、死の危険が異常に近づいていたので、仕方なしにさっさと眠ることにしました。
で、日曜日。 10時間くらい寝たのですが、目覚めが非常に良かったです。 こんなに爽やかな目覚めは何年ぶりだというくらいでした。 体は少し重たかったですが、頭が異常に冴えていて、色んな澱みが取り除かれたように、何といいますか、とにかくスッキリしていました。 外は爽やかな青空。 なんかもう何だってできそうって気分です。 空も飛べそうと言い出せばいよいよだったりしますが、その辺の分別はしっかり付いているくらい、クリア脳でした。 ビウティフルサンデーです。 矢でも鉄砲でも持ってきてやるって気分でした。
でも一日中、チマチマと封筒を作って終わりました。
クリア脳ガッカリ。 もの凄い頭脳を持っていても、1時間何百枚の封筒作り。 帰る頃にはまたいつもの様に澱んでしまっていました。 残念。
更新:「おにいさんに聞いてみよう4」の質問募集は、トップページから行けます。 詳しい内容は本文中に記してあります。 ホントにやるので参加してみてください。 100人くらいから来たらどうしようかと、ちょっと心配しています。 そんな事はないでしょうが。
[Panacea Box]:パウロ・コエーリョの「ベロニカは死ぬことにした」。
10月24日(水)
マンモスやっぴー! 鷹司です。 最近ちょっとノリピー語でも流行らそうかなと思っています。 ノリピーでもないですが。 あいさつは「マンモスやっぴー!」 良い事があれば「マンモスうれぴー!」 得意先には「マンモスお世話になっております!」
今日の夜遅く、自宅に戻ってみると、郵便受けに封筒が入っていました。 まああまり封筒すら届けられない私なので、手に触れる前にまじまじと、白い粉でも付いていないかを確認してから、取りました。
宛名の無い封筒を開けると一枚の紙、読めばアタマに「入居者各位」とあり、どうやらマンションの管理者からでした。 内容は、自転車置き場に自転車が溢れかえり、歩道にまではみ出していますとの事。 確かに私もいつも止める所が無いので歩道に駐輪しています。 で、それが入居者や近隣住民に迷惑をかけているとの事でした。 つまりは苦情が出たワケです。
つきまして、同封の自転車管理シールを作成致しましたので、各自自転車後部の見えやすい箇所にお貼り下さい。 シールの無い自転車につきましては、即刻処分して参ります。 とありました。 やる気満々です。 唯一の機動力を処分されてはたまりませんので、ちゃんと言う事を聞くことにしました。 封筒の中を探ると正方形のシールが一枚。 これを貼れというワケです、お上は。 適当に裁断された紙に、ハンコみたいな部屋番号、そして、
防水加工すらされていない紙製でした。
ショボイ紙製のシールを自転車の後部に貼れというワケです。 後はもう言わずもがな、聞かぬが華。 一雨降ればモロモロと崩れ去ってしまいます。 酷い話です。 苦情を受けて早急に制作したので、また後ほど正式シールを渡すという事でしょうか。 それとも真剣にこれだけでしょうか。 なんだかこれだけの気がします。 次に雨が降るとシールは綺麗に流れ去ってしまい。 そのまま綺麗に処分されそうな気がします。 初めからそれが狙いの気がします。 感じ悪いです、管理者。 しかし成す術もなく、ただぼんやりと「明日も晴れるかな」と思う私がここにいるワケです。 マンモス危うし。
10月23日(火)
この間テレビを観ましたが、ユニクロのCMにホーキング博士が出ていましたが、アレって本物ですか? まあニセモノ使っても意味分かりませんが、本物を使ったとしても、どういう繋がりなのでしょう。 「思ったよりも長生き」? アタシが中学生の頃は、ユニクロといえば笑いのネタでした。 さっさと潰れるだろうと思っていましたが、なかなかどうして。 上手くいったものです。 ただ、どうも今も昔も、ユニクロのキャッチコピーは「まあ、イイか。 ユニクロで。」 という気がします。 まあイイかって人の割合が予想以上に多かったのではないかと思います。 私もその一人ですが。 でもユニクロでは絶対に買いません。
そういえば大阪心斎橋のビブレで倒産セールをしていた時は「いつもここにいました」ってコピーがかかっていました。 なんだか切なくて、思わず「ああ、ごめん」と思ってしまいました。 行かなかったけど。
−思い付き話−
「かさじぞう」という話があります。 いきなりですが。
昔々、山奥で傘を作っていた老夫婦がおりまして、でも傘は一向に売れなくて、このままだと正月も越せないと、今となっては意味が分からない言葉を吐いていました。 お爺さんは傘を持って雪深い山を越え、街へ売りに行きます。 でもちっとも売れません。 夕暮れになり、お爺さんはまたとぼとぼと雪山を越えると、ふと道端に6体のお地蔵さんが、今時珍しく全て首が付いたまま立っていました。 でも頭も体も雪だらけです。 お爺さんはお地蔵さんも寒かろうと思い、売れなかった、売れ残りの、持って帰っても重いだけの、傘をお地蔵さん達に掛けてあげました。 家に帰ってお婆さんに事の次第を話すと、お婆さんも「それは良いことをしました」と、かなりの諦めモードで言ってくれました。
で、深夜になると、そのお爺さんお婆さんの家に6体のお地蔵さんが訪れ、玄関先に沢山のお米やお餅やお正月の道具を置いていってくれましたとさ。 おしまい。
何が気に入らないって、傘を掛けてくれたからお礼に来てくれたってトコです。 鶴が恩返ししてくれたのは分かります。 亀のお礼も分かります。 でもお地蔵さんのお礼って何なのでしょう? 仮にも神仏でありながら、傘を掛けてやらないとお礼をしてくれないんでしょうか? モチ持ってきてやるから傘を掛けろって事でしょうか? お爺さんが傘を掛けてやらなければ、無視したって事ですか? 傘を掛けようと掛けまいと、困っている人の力になるのが神仏じゃないんでしょうか? 私達は、神仏の慈悲を得る為にも、媚びを売らないといけないのでしょうか?
そんなこんなの今日の言葉:
祈らなきゃ救ってくれない神ならいらない。
祈らなきゃ報いてくれない神は、神ではなく、ヒトより上の「カミサマ」って存在だと思います。 ヒトとイヌの関係みたいにね。 まあそれならそれで、分かりやすかったりしますが。 そりゃみんな、自分のカミサマをかけて争いますよ。 折角祈っているんだし。 否定されちゃ、ね。
10月21日(日)
え!? インパクってまだやってたの?
久しぶりに覗いたら、やたらと落ちつきやがってました。 これでもう完全にウリがなくなった気がします。
てな事を書いてから30分。 パソコンの前でボンヤリしていましたが、何も思い浮かびませんでしたので、日記は書けません。
誰にでもあると思いますが、ノリと言いますか、何と言いますか、何も思い付かない時があります。 思い付くときはそれはもうスラスラ書きます。 その勢いの強弱が、どうも私は激しいです。 自称アーチストですから。 自称アーテストといえば、今日は松たかこのCDの販売妨害を図った人も自称アーチストだったらしいです。 以前「自称女流作家」ってのが犯罪をしました。 「自称犬の訓練士」ってのもいましたね。 アタマに「自称」がつくとどれもコレも胡散臭いです。 ていうか馬鹿っぽいです。
ああ、ダメです。 今日はココまで。 時間の無駄。 だったら日記書くなってのもありますが、週末も音沙汰無ければ、「いよいよか」って思われるかも知れませんから、とりあえず死んじゃいないってアピールの為に更新しました。
更新:タイトルページに「未来日記」ってのもあります。
とりあえず、やるぞって勢いの報告です。 ホントは今日から始めるつもりでしたが、こんな状態なのでまた後日。
10月18日(木)
体温計でお馴染みのオムロンから、ネコ型コミュニケーションロボット「ネコロ」誕生!
ネコロは、人工毛皮を着た猫そっくりな外観をしたロボットで、人と猫のように自然に触れ合うことでコミュニケーションが始まります。
体内の触覚・聴覚・視覚・姿勢センサで人のはたらきかけを認識し、内部の感情モデルによって感情・欲求を生成し、体に備わった15の駆動部を使って、自分の感情を動作で表現します。
ごめん、アタシャ無理です。
ネコに限らず、やっぱりホンモノの動物って、すごいですね。 とてつもなく精緻で、限りない可能性を持つ部品を、あの美しいフォルムに収めるんですから。 オムロンがダメなんじゃなくて、どうしても越えられない「壁」というモノを感じます。 人間がこれだけ頑張っても、ネコ一匹作れないんだなあ、と思いました。 ちなみに価格は18万5千円。 そんなカネあったら、アタシャ本物のネコを買います。 欲しいヒトはコチラ。 アイボがあれだけ話題になったのは、ひとえに「外見で似せるのは諦めた」ってトコにあるかも知れません。
なんでもジオシチーがヤフーに完全乗っ取られて、権利がそのままヤフーに移ってしまって、ジオシチーのスペースでホームページを運営しているトコの著作権とか、そういうのが全てヤフーのモノになって、パクられても文句が言えなくなる。 って話を先週辺りから聞きました。
だから、ジオシチーでHPを運営している人達は、別に移った方が良いと言われました。 ご存知かどうかはともかく、このサイトはジオシチー内に作られています。 入口はソネットですが、それ以外は全てジオシチーです。 せめて入口は広告無しの立派なモノにしておこうという配慮です。 発想は「おぼっちゃまくん」の「びんぼっちゃま」と同じです。 ちなみにジオシチー側からの裏口もちゃっかりあります。
それはともかく、そんな話を聞いたもんだから、私も「こりゃいかん」と、何が「こりゃいかん」のか分かりませんが、そこはまあ、皆が「いかん」と言うなら私も「いかん」と考えるのが渡世のイロハと言いますか、そういうの大嫌いですが、思ってしまったワケです。
というワケで、しばらくは新たなHPスペース(宇宙)探しの旅をしていました。 gooが良いかなと思って登録しましたが、そういやgooもヤフーとなんか繋がりがあった気がするな、と思って止め。 それじゃあフリープロバイダのfree.comかな、と思って登録してしましたが、後で規約を読むと「ポップアップ広告付き」とあり、ちょっとヤだ。 トライポッドでも良いなと思って登録しましたが、後になって、何だかトライポッドって、今は知りませんが、以前まではエッチHPだったり、アングラHPの代名詞だったな、転送速度も凄く遅かったなと思いだし、止めてしまったりで、気付けばあっちこっちにスペースばっかり確保しています。 全部足せば300MB位あるかも知れません。 ちなみにS.O.S.の今までの全データを足しても12MB程度しかありません。 やったあ、無駄に広いや!
などとグズグズしている間に期限が来てしまい、結局ヤフーのものになってしまったようです。 だから何が変わったワケでもありません。 ジオシチーの説明を観ても、別に著作権とかは個人のものです、とか書いてあります。 何だかよく分かりません。 結局私が広大な荒れ地を手に入れただけでした。 どうすんだこんなのって感じです。 値が付くワケでもなし。
ていうかそもそも著作権で「いかん」と感じた私が問題。 ネットダンボーラー(ダンボール生活者)なのに。 最近はネットブルーシーターか。 でもダンボーラーの方がしっくりきます。 なんか、小鳥とか飼ってやがんの。
10月14日(日)
晩ご飯でも食べようと思い外へ出てエレベータを降りると、マンションの入口にはいつもの様に黒猫のクロコ(命名)がいました。 以前にも紹介しましたが、マンションのゴミ置き場を荒らしてご飯を探す、たくましい猫です。 それでいて未だ年端もいかぬ子猫なもんだから、マンションの他の住人さん達も無下に追い払う気もためらうようで、ずっと居座り続けています。 ちょっとでも小憎たらしい態度をとれば、残飯猫らしいのですが、おかしな言い方をすれば「年季の入った子猫の鳴き声」で通りがかる人々を誘ったり、足にすり寄ってきたりするので、良い意味でたまったモンじゃないです。
そんなクロコが今日も私を見つけるなり、にいにい鳴いてすり寄ってきました。 ゴミ置き場から。 指を近づけるとじゃれついて柔らかく噛みます。 その態度を見て、さては今日もお腹を空かせているな、と思い、じゃあお兄さんが何か美味しいモノを食べさせてあげるから、待っていなさい、とほとんど変質者保護者のノリで買い物に出掛けました。 コンビニは猫のエサまで置いてあるから重宝します。 早速ネコまっさかさまのカルカンを買って戻ります。 クロコの喜ぶ顔が目に浮かんで、危うく車に轢かれそうになります。
戻ってみると、いつもの場所(というのがある)にクロコはいません。 どこへ行ったのだろうと、しばらく待っていると、ブロック塀の隙間から小さな体を気怠そうに覗かせます。 目がいつもの半分くらいしか開いていなくて、明らかに眠っていた模様。
よく見ると傍らに、アルミホイルに乗せられた焼き魚の残骸。
先を越されました。
したたかなクロコです。 私を見上げて大あくび。 エレベータに一緒に乗ろうとするのをつま先で追い払います。 カルカンおあずけ。
さて、そんな微笑ましいエピソードの後はビンラディンです。 ビンラディン。 なんかもうそればっかりじゃないですか。 テレビを見ても新聞を見ても、事ある毎にビンラディンです。 オサマ・ビンラディンかウサマ・ビンラディンかハッキリしないのに。 ビンラディンかビンラーディンかもハッキリしないのに。 しかも「氏」付けです。 ビンラディンとくれば「氏」です。 容疑者とも言えないし。 ビンラディンさんってのもなんか親しみありすぎて問題だし。 ビンラディンメンバーってのも稲垣さんで使っちゃったし。 だから「氏」です。 日本語って一杯言い方があって良いですね。
そんなこんなで、生活にどっぷりとビンラディンが絡んでしまっているので、なかなか面白くないです。 例によって「旅客機でGO!」なる不謹慎なゲームまで出回っていますし。 その次にできたのが「炭疽菌散布ゲーム」です。 どこへ行っても、どちらを向いてもビンラディンです。 ネタにもなりません。 猫も杓子もビンラディン。 あ、これはちょっと良い言葉ですね。 この手法は面白そうです。
「朝から晩までビンラディン」
「信号待ちするビンラディン」
「俺もお前もビンラディン」
「土曜の夜はビンラディン」
「早くて安くてビンラディン」
「年忘れ!?ビンラディン」
「コンビニ強盗ビンラディン」
「もぎたて完熟ビンラディン」
最後のはなかなか良いなと思いました。 自分で。 使えるんじゃないか? どこで。 ではまた。
10月12日(金)
本日の新聞で、「Qちゃんがマドンナに」という見出しを見つけ、オバケか陸上選手か、「いずれにしてもありえねぇ!」と思って開いてみると、Qさんこと高橋尚子元世界記録保持者さんが松山市の「坊ちゃん列車」とやらの運行セレモニーで、「坊ちゃん」に登場した「マドンナ」の扮装をした、という事でした。 ちなみに小出監督さんは「山嵐」でした。 個人的には「赤シャツ」が誰になったのかが気になります。 ていうか松山市はまだ「坊ちゃん」でやっていくつもりなのか? もう良いんじゃないか? まあ「伊豆」の「踊り子」も、「瀬戸」の「花嫁」もそうですが。 「能登」は「いらんかえ」かな? うーん、ちょっといらないなあ。
夜の11時過ぎにやれやれと帰宅して、パソコンなど立ち上げて、アクセス統計とやらを探ってみると、ユニークアクセスっていう、分かりやすく言うと、実際に来た人の数(例外含む)に「120」とかいう数字が現れているのを観ると、ちょっと焦ってしまいます。 こないだまで100人程度だったのに。 120人も観にきてます。 徹子恐るべしです。
ていうかやっぱり焦ります。 ああ、タイトル画像そのままだ。 ああ、日記すら更新していない。 読書感想文も、誰が観てるか知らないけど更新していないし。 アイコンとかも作りたいし。 Out Of Mindは放っておきすぎだし。 など思います。 120人に舌打ちされている気分なのです。 もう、アクセス統計なんて付けるんじゃなかった。
まあ結局の所、一番待ち遠しくしているのは私自身だったりしますが。 別に何人来てくれようが関係ないです。 他ならぬ私自身のフラストレーションとかプレイステーションとか、そういうのが積もっているワケです。 プレイステーションやりながら、「こんな事している場合じゃないのに」とフラストレーションが溜まるという仕組みです。 鬱積しています。
そんなワケで皆さんも、まあ四の五の言わず待っていましょう。 私も待っていますから。 お迎えが来るのを。
パソコンの電子メエルを携帯のメエルにも転送出来るようにしました。 試しに自分宛に送ったメエルが携帯電話に届いたのを確認できて、ちょっとすごいなと思いました。 何がすごいのかサッパリ分かりませんが。 一日17時間以上パソコンの前にいて、いつでも電子メエルが観られる状況なのに。 事ある毎に携帯が鳴ります。 鳴らない時は震えます。 私も。
そんなこんなの本日の私でした。 本棚に未読の本が溜まりつつある事にちょっと苛立ってみたり。 目下欲しいモノはアイロンです。 アイロンメイデン。 スチームメタルってヤツか!? 言う事が怪しくなってきたのでこれまで。
10月08日(月)
ウチのパソコンはもう4年以上経ってしまっているので、そろそろハードヂィスクとか、そういうトコにも問題が出てもおかしくないんじゃないかと思っています。 そうなる前にバックアップを取っておこうと、週末の度に思ってしまうのですが、結局今週もやらず終いでした。 明日辺り、いきなりデータが飛んでしまったりしたら、すごく悔しいんだろうな。
夜更かしとか、そういうのはあまりしないでおこうと思い、昨日の夜は早めに、それでも午前2時前に布団に入り、何気なくテレビを付けてみると、全チャンネル一斉にブッシュさん同時通訳が流れていました。 で、結局夜更かしです。 頼むからもうちょっと、日本時間に合わせて欲しいなと思いました。 テレビを観ている内に徐々に事情がわかり、やがて我らのコイズムの会見。 前の会見が遅かったと怒られたので、今回は極端に早めに会見。 でも何も決めていないから、とりあえず「アメリカ万歳です」と言って退却。 それから今まで音沙汰なしという、結局ノリの悪い結果になりました。 そういえば田中真紀子さん、最近観ないけど元気なのかな。 事情が事情で、外務省だけの話に済まないけど、それでも外交担当のトップなんだから、もうちょっとみんな構ってあげないといけないんじゃないの?
今日になってもニュースは延々と空爆の様子を伝え続けていました。 私も起きてからずっとテレビを付けていました。 やがて昼過ぎ13時20分。 小さなアイワテレビのスピーカからいきなり流れてきた音楽は、ルールル、ルルル、ルールル、ルルル・・・・
徹子の部屋でした。
やるか、徹子の部屋。 こんな時に。 本番前に完璧なフリートークのリハーサルを行う徹子の部屋。 ゲストは香取慎吾さん。 さしものやんちゃ坊主も徹子相手に戸惑い気味。 徹子は相変わらず淡々と、ゲスト以上にゲストの半生を知っているように話します。 「あらあら、まあまあ、あなたそー、大変ねー」。 そりゃ大変だ。
しかしこうしている間にも、遠い彼の地では爆撃が行われています。 まさか徹子の部屋にまでその被害が及ぶとは思いませんが、徹子の部屋がどこの地下に存在しているかは知りませんが。 そのニュースは良いのかなと思っていると、いきなり画面の左端と下に、戦争の状況が文字放送で流れ出しました。 しかし大部分は徹子の部屋。 徹子、半笑いで「慎吾ママさんとはお友達なんですか? オホホ・・・」
そんなに大事か? 徹子の部屋。
やっぱりいきなり中断してニュースに戻るとマズイのかな。 徹子怒るかな。 徹子の部屋入室禁止? それでも、トーク番組の下で空爆状況はどうかなと思いました。 なんだかもう、「ふしぎ発見」って感じでした。 「今日のふしぎの舞台は徹子の部屋」って感じに。 徹子全問正解。
10月7日(日)「箇条書き日記)
1.素晴らしく愉快な話を思い付いたのに、今こうやって、キーボードに指を置いた瞬間、全く思い出せなくなってしまいました。
2.体験記:「まろ茶」ってお茶のペットボトルに付いていた、花の形をした小さな入浴剤。 何だかほとんど花の匂いがしなくて、ダメです。
3.プレステションで格闘ゲーム「鉄拳2」をやりました。 多分3とか4とかが出ているんだと思いますが、2です。
アメリカ人と闘う場所の背景に、悠然とそびえ立つ二本の世界貿易センタービルがあったのはなんだか虚しいモノがありました。
4.今日読んだ本:夢野久作「白菊」。
「ハヤテの虎」と呼ばれる大泥棒、虎蔵が網走刑務所から脱獄しました。 彼には泥棒なりの野望があり、いつか大きな仕事をやり遂げる事を望んでいます。
しかし警察に追われる日々が虎蔵の精神を殺伐とさせ、しだいに凶暴性を増し、これまで人殺しをしない事を誇りにしていた虎蔵でしたが、 もはや何の躊躇もなく人に襲いかかり、食料を強奪しました。
やがて見つけた一軒の西洋館。 これこそ俺の大仕事とばかりに深夜に侵入する虎蔵。 しかし入口のドアは鍵がかかっておらず、すんなり入れた。 家の中にはおびただしい数の人形。 二階にあがると、人形の様に美しい少女がベッドで眠っている。 何やら得体の知れない恐怖にかられる虎蔵。 これは西洋式の罠に違いない。 焦りと共に発狂する虎蔵。 そして、玄関先の巨大な白菊の鉢を持ち上げると、少女の枕元まで運び、大仕事を成し遂げた気分になり、西洋館から逃げ出しました。
翌朝、西洋館の別の部屋から起き出す母と娘。 沢山ある部屋の一つ、虎蔵の侵入した部屋には、紛れもない少女の「人形」を寝かしつけていました。 その側に置かれた白菊の鉢に気付いて母親は驚きます。 娘は、お人形さんは白菊が欲しいと言っていたから、使いの熊さんが運んだのよ。 と言います。
なかなかの秀作でした。 久作得意の怪奇シーンも美しく、しかし粘っこく描かれています。 開け放しの入り口に罠を感じるのは、兵法の一つ「空城の計」に似ています。 中国の三国志の時代。 圧倒的な兵力で城に侵入しようとした魏の大軍に対し、蜀の軍師諸葛亮は、門を開け放し、道に水をうち、香を炊き、音楽を鳴らし、諸葛亮自身、敵軍から見える位置で悠然と琴を奏でました。 詰め寄る敵軍はそれを観て大混乱。 そしてこれは何かあるに違いない。 窮鼠猫を噛む、きっと城に攻め入ったらとんでもない作戦が待ち受けているはずだ。 と思い撤退しました。 恐らく久作もその辺りからヒントを得ていると思います。
そして、そもそもなぜこんな話を[Panacea Box]ではなくココで書いてしまったのか。 それが一番の謎であったりもします。 しまった。
5.「マミーズサミット2001in北九州」とかいう変なシンポジウムで、「九州男児は本当に亭主関白か?」というおかしな調査が行われ、結果、「やっぱり九州男児は亭主関白の割合が高い」という事でした。 アンケートで、「子どもの教育やしつけは妻の仕事」「妻は夫を立てるべきだ」「親の介護や親せき付き合いは妻の仕事」というのに○を付けた人が亭主関白度が高いらしいです。 シンポに出席した女性パネリストは「お互いの個性を見つめ合う男女共同参画社会を目指すべきだ」と、会場の九州男児にくぎを刺しました。
それで、その九州男児達の妻達はどういう意見なんでしょう? 全く触れられていませんが。 もしかして一番関白度が高い(自分勝手)なのはその企画なのではないかと思いましたが、どうか。
6.素晴らしく愉快は話はやっぱり思い出せませんでした。
10月05日(金)
タイトルページみたいに、全コマをパクリ実写画像で「ドラゴンボール」の一話を作れないかなと思ったりもしましたが、どうも手間の割にはウケそうにないので止めました。 ピッコロ大魔王辺りで滞りそうですし。
なんでもコンビニエンスストアの「サンクス」で、「シシロー」とかいうコイズム総理のイメージキャラクターをお弁当などの商品に使おうとした所、自民党の広報部が「そりゃウチの著作権だ。 勝手に使ってくれちゃ困る。」とか言い出して、結局その企画を中止にせざるを得ないというおかしな出来事がありました。
あの変な絵に著作権がかかっているのも驚きですが、その無断使用はダメだと言った事にさらに驚かされました。 著作権を主張するのは、百歩譲って良しとしても、結局企画を中止に追い込んだというのが、もう全然ワケが分かりません。 どういう事なんですか? 手続きとってもダメって事ですか? みんなが使っちゃうから? 使わないだろ、アレは。 そのキャラクターで売れちゃマズイから? 売れないだろ、それでは。
ていうか、そもそもイメージキャラクターって何なんでしょう? 企業のイメージキャラクターは分かりますよ。 ヤンマーディーゼルの「ヤン坊、マー坊」とか。 他にもスポーツチームのイメージキャラクターとか、町村のイメージキャラクターとか、イベントのイメージキャラクターとか、色々ありますが、その意図する所は分かります。
でも「総理大臣のイメージキャラクター」ってのは、何なんでしょう? 小泉純一郎じゃいまいち伝わりにくいから「シシロー」って事ですか? 選挙であれだけ名前売っておいて、総理になったらイメージキャラクターですか? 小泉純一郎のイメージキャラクターは小泉純一郎じゃないんですか? つまりは「シシローでお馴染みの小泉純一郎総理」ってのが良いワケですか? イメージキャラクターってそういうものでしょ? なんか「?」が一杯です。
まあ、良いんですけどね。 イメージキャラクターを作っておきながら前面に押す気がないのはこのHPでも同じ事ですし。 変な人ですよ、ホントに。 自衛隊も行かせちゃういますし。 「テロは許さない。 でも人は行かせられないじゃ、各国に認めてもらえのですよ!」って言ってましたし。 じゃあアンタが行けよって思ったのはアタシだけですか? 戦地には赴くけど戦争はしない。 民間人を救いに行くけど、相手と闘ってはいけない。 自衛隊の皆さんも「?」が一杯のまま、行かなきゃならないのでしょう。
10月1日(月)
10月です。 毎年の事ながら、二桁月になると、今年もそろそろ終盤だなあなどと思ってしまいます。 同時に、やっと私の季節だなとも思います。 気分的にね。 10,11,12月は好きです。
いつも通り秘密結社のお仕事を秘密にこなし、さあ帰ろうと事務所を出て、見上げれば見事な満月。 そこで初めて今日が「中秋の名月」である事を思い出しました。
せっかく思い出したからには何かしないといけません。 中秋の名月といえば、ススキとお団子とお神酒です。
ススキ。 ススキなんてどこにある? 見渡せばコンクリートジャングル。 振り向けば背後霊。 ススキなんてあったモンじゃないです。 こんな時間では花屋もやっていません。 しょうがない、家の「開運竹」で我慢する事にします。
じゃあお団子だ。 団子やさんはもちろん閉まっています。 そんな時こそ便利店と書いてコンビニエンスストア。 この時期なら月見団子も売られているに違いない。 なくても「みたらしだんご」だのなんだの、お団子関係があるはずです。 例の「ヨーカンコーナー」にあるはず。
売ってませんでした。 さあ困った。 他のコンビニへ行く気も起こりません。 お饅頭か。 お饅頭はパサパサするから嫌いです。 じゃあどうしよう。 あるとすればイチゴショートケーキ。 ケーキ? 月見ケーキ? そんな馬鹿な。 と思いつつもしっかり手にしている私。 ハタチ過ぎのお兄さん、イチゴショートケーキを持ってレジへ。 店員も、客も、ケーキも、まさかお月見の団子代わりだとは思うまい。
あとなんだっけ? お神酒か。
酒でケーキが食えるかばかもん。(己に)
かくして、ひょろ長い開運竹を奉り、月を眺めつつ、ケーキを食べて紅茶を飲みました。 何だか分かりませんが、21世紀のお月見という事で、ひとつ。
ああ、ケーキが甘くてなんかムカつく。