2005年の11月日記
【ひとこと】
自分に酔って、二日酔い。[1108] / 君のいいとこ探してみたけど、なかったよ。[1124] /
11月29日(火)「芸人殺し賞」
【本日のホームページ】
「2005 新語・流行語大賞」
今年の候補語一覧が掲載されています。 内容はまあ「ああ、はいはい」みたいな感じ。 でも「小泉チルドレン」とか「刺客」とかってマスコミだけが使っているような気がして、一般人への普及としては「フォー!」の方が強いじゃないかなとも思いますね。
ドラクエ・フォー!(間違った使い方)
受け取り方は人それぞれでしょうが、私はなんとなく「流行の波に乗れているかどうか」のバロメータ代わりに使わせてもらっています。 うん、大体分かる。俺はまだ大丈夫だ、みたいに。 てかネット系が多いよね。
ちなみにアタシ的2005年流行語は「なるへそ」でした。
難しい話をしている時に低い声で思いっきり真面目な表情で言うのがコツです。
「ふむふむ、なるへそ。」
大抵ムッとされます。
11月25日(金)「総じて、気持ち悪い」
【本日の男前】
ダルビッシュ君、の父。
ドラフト会場に姿を見せた父ファルサ氏。 なんかいい顔してました。
「ファルサ・ダルビッシュ」っていうのも、何だか蹴り技が得意な中ボスっぽい名前(あくまでイメージ)でカッコイイと思ったが、俺の感性がヤバいのか?
休日前の夜に「終電がなくなって」というツヤっぽい言葉とともに兄がウチに来た。
久しぶりということもあって色々と話(プロレスとか新日とかノアとか曙とか)をしていたのですが、その中のひとつに、彼は「職場の隣にメイドカフェができた」と嘆いていました。 まあそういう環境になるのが嫌らしいです。
ワタシ的には仕事柄、アニメとかゲームとかヲタクとかには割と寛容な態度をとっています。 だからメイドカフェについては後学のために一度は行ってみたいとは思っているのですが、さすがに一人で行くのもなあと思ってまだ行ったことはありません。 なんとなく、店員がひらひらのメイドさんの格好をしてて、「お客様」を「ご主人様」(だんな様?)とか呼んで、触っちゃダメで、コーヒーが高そうなイメージをしていますが、それが正しいのかどうかもよく知りません。
あと店員にお気に入りとかができて、通ったりもするのかも知れませんが、それってよく考えるとホステスさんに貢ぐオヤジと一緒じゃないかと思っています。 どっちもあまり知らないのですが、とりあえずメイドヲタクはホステスオヤジを笑えないし、ホステスオヤジはメイドヲタクを貶せないんじゃないかなと、そう思います。
ちなみに旅行会社の大手の日本旅行が「アキバ初心者救済ツアー」というのを始めました。
ヲタクビジネスばやりではありますが、みんな色々と思いつくものです。 しかしそれがヲタク達に向けられたサービスではなく、これからヲタクになろうとする人を支援するサービスというのは新しいかも知れません。 これもまた、サイトを見る限りドン引きなツアーではあるのですが、ちょっと参加してみたいと思う私もいます。 気恥ずかしささえ感じなければ、そこらの東京観光ツアーよりは興味深くないですか?
あと個人的な趣味としては、メイドカフェよりは和服のお姉さんがお抹茶とお団子で迎えてくれる「お茶屋カフェ」の方がいいなと思ったり。 もちろん萌える要素をふんだんにしのばせつつね。 はいこれビジネスチャンス。 アイデア料はいらないから誰か作れ。
あとなんか、色変えた。 たった2色で萌え配色だ。
11月16日(水)「頭とロックとファービーと。」
【本日の一品】
使い方→
【本日のペット】
ネットを見ているとなんか最近妙に「ファービー」の噂を聞きます。
ファービーと言えばほれ、5,6年ほど前にアメリカで生まれた、喋ったりする変な怪獣ロボットだと思うのですが、それがなぜ今話題になっているのでしょう。
と思って調べたら、どうやら新しいのがいるっぽいです。
「ファービー2」が。
相変わらずのブキミさです。 キモカワイイというか、むしろキモ気持ち悪い。
ファービーと言えば、昔バンドやってた頃に2体ほどステージに上げて「メインボーカル」としてライブをやったことがあります。 音に反応する彼らは大音響の中で「ヴァー」とか「グー」とか「ナデナデシテー」とか、ロッカーらしいわがままさをシャウトしてくれていたのを覚えています。 まあそれくらい扱いにくい奴だったのですが。
ちなみにそんな彼らとの遊び方はこちらに詳しく載っています。
「人はファービーを好きになれるか」
あと、同サイトでは本日こんな記事も載っていました。
「メガネ男子の良さをおしえて!」
ようやく時代が俺に追い付きつつある感じです。 でもまあ、20年のキャリアのある私の前では気軽にオシャレメガネとか言って欲しくないですねっ(クイクイ)。
別にアタシャ「デイリーポータルZ」の回し者じゃありませんが、ネットらしい「くだらないことを真面目にする」というネタを扱っているサイト群の中では今の所ダントツに面白いことをしている思います。 そのノリ、キープで行こう。
11月15日(火)「バスとパイがいっぱい(下品)」
【僕の抱いている誤った認識】
バスガイドとバスの運転手は、不倫関係。
【本日のおかし】
冬季限定「冬のパイの実」。
「限定」って、元々は旬の作物や、あるいは地方の名産を示すものだったかと思うのですが、お菓子業界においての「限定」は、多分に「実験」的な要素を含んでいるように思えます。 まさか「冬のパイの実」が冬にしか採れないとも思えませんし。 レギュラー入りする前に、ちょっと市場に展開してみようかという、そういう扱いなんだと思います。
という訳で、やけに”二軍っぽい味”がした「冬のパイの実」でした。 まずくないよ。 でも普通のでいいや。
【本日の最近】
なんかもう、いろいろいっぱいいっぱい。
夏に出す予定の小説が今もできていないという状況。
吹く風の冷たさに焦りを覚えております。
ああもうピンチだ。 助けてトニー。
でもとりあえず、俺にしか書けないものが、できています。
だからどうか、待っててください。
【本日のリンク】
「ゆかりんぐの悶絶ハイヒール」
BBSによく書き込んでくださるゆかりんぐさんのホームページ。 色々とオンナノコの武器が散りばめられた内容です。 ケータイ閲覧に割り切った作りはなかなか今風なものなのかも知れませんな。
11月9日(水)「まいてまいて、サラシにまいて」
犯罪者の報道方法のひとつに「文集さらし」というものがあります。
テレビや雑誌のゴシップ記事によくある方法ですが、特に少年犯罪や凶悪犯罪の加害者を報道する際、その一般人に理解しにくい心理を訴える手段として加害者が小学生、中学生時代に書いた文集を紹介し、ちょっと強引にこじつけます。 例えば「生物が好き」と書かれていたら「生き物に執着があった!」とされ、「アニメが好き」と書かれていたら「虚構と現実との区別が付きにくい子だった!」と、勝手にレッテルを貼られてしまいます。
世の中は分かりやすいものばかりを求めている、というのはかねてより私が言い続けているのですが、ここでもやはり物事の単純化が図られています。 生き物やアニメは大抵の子供が好きだと思うのですが、そういうのは完全に無視してクローズアップされ「異常」と伝えられてしまいます。 これはもう、一種の刑罰です。 犯罪者を擁護する訳ではありませんが、多分凄く恥ずかしくてやりきれない思いにさせられることでしょう。
という訳で最近の犯罪。
NHK放火記者 イタいホームページを公開。
どうも近頃、先の傾向が「文集さらし」から「WEBサイトさらし」に向いているようです。 ブログとかなんとかの普及によりみんな平気でプライベートを世界配信するようになっていますが、最近はその辺りがより分かりやすいものとしてターゲットとされています。 これは恥ずかしいです。 特に「ネット感覚」が希薄な人々は、ホームページというものを「自分を隠せて語れる場」と勘違いされている人が多いので特に要注意なのです。
重ねて書きますが、犯罪者を擁護する気はありません。 ただこれだけネットだハヤリだと言われている時代にそう簡単に自分を隠せるものではなく、また現実から乖離すればするほど事件を起こして結び付けられた時はこっ恥ずかしいことを覚えておくべきかと思います。 清く正しく生きましょう。 こんばんは、椙本孝思です。 うっかり戸籍の名前で出ています。
11月3日(金)「キョンシー様のお通りだ」
16歳の少女が劇薬を母親に服用させてその経緯を詳細に記録していたという、ショッキングな事件がありましたが、もしやと思ってネットの書店を調べてみたら「グレアム・ヤング毒殺日記」がしっかりと販売ランキング1位を獲得していました。 凄いな君らは。 なんて分かりやすい知的欲求だ。
【本日の観ないけど気になる映画】
少林キョンシー
( www.shaolin-kyonshi.com/ )
ご存じ香港のギャグエンタテイメントシリーズ。 最新作はどうやら懐かしのキョンシーさんだそうです。 80年代に日本でも大ヒットした「霊幻道士」「幽玄道士」シリーズで有名になったキョンシー。 アジアンスタイルな「動く死体」に、ゾンビ性や吸血性を与え、それを護符で封じ込めるという非常に分かりやすいアイデアが光っていたキョンシー。 ファミコンゲーム「ルパン三世」で次元のピストルでもなかなか倒せなかったキョンシーです。
主人公はこれまた懐かしの、「少林寺三十六房」の主人公だったリュー・チャーフィーことゴードン・リュウ。 坊主頭で水に浮かぶ丸太を渡ったり、ロウソクの火で眼力を鍛えたりと、訳の分からない修行が個人的にツボな人でしたが、どうやら今回も坊主頭で登場するようです。 少林寺を極めた坊主とキョンシーとの対決。 そろそろお肌の曲がり角をドリフトで切り抜ける私らにとっては楽しめそうなB級映画だと思いました。 私は観ませんが。
ちなみに「霊幻道士」といえば忘れられないのが、ふとっちょでズッコケ役でダイナマイトで爆死した「スイカ頭」。 まあ「スイカ頭」という名前もかなりどうかと思いますが、そんなスイカ頭役だった劉至翰(リュウ・ツーハン)君も、今ではすっかりムキムキのイケメンになって香港のトレンディドラマとか活躍しているそうです。