5)お兄さんの本名はなんて言うんですか?
(yuuさんより)


ハテナくんおにいさん
良く分かるキャラクター設定の方法

ハテナくんとおにいさん(改)





おにいさん「さて、質問はFurukawaさんより、『お兄さんに質問したいんですが、ビルゲイツさんはどうして、ビルゲイツって言う名前なんですか。もっとかっこいい名前のほうが人気が出ると思うんですけど。それとどうしてめがねかけてるんですか?もしかしてコンタクト知らないとか?』、なるほど、コレは良い質問だね。」

ハテナくんおにいさんおにいさん。」

おにいさん「まあ、ビルゲイツは愛称だからね。 ハイゼルシュタット・フォン・メスシリンダーという立派な本名があるからね。」

ハテナくんおにいさんってば。

おにいさん「コンタクトはもちろん知っているよ。 でも彼のメガネには色んな仕掛けが付いているんだよ。 相手の戦闘能力が分かったりとかね・・・・ん、どうしたの? ハテナくん。」

ハテナくん「本名は?」

おにいさん「・・・」

ハテナくん「・・・ボクは前回の質問コーナーの更新後の感想とかを聞かせてもらったんだ。」

おにいさん「ほう。」

ハテナくん「で、前回の問題点の一つに、キャラクターがあやふや。 ってのがあったんだよ。」

おにいさん「元が一発ネタだからね。 僕らの設定なんて適当なんだよ。」

ハテナくん「でも、それじゃヤだから、ボクはどうすればキャラクターが立つか考えたんだよ。」

おにいさん「なんにせよ考える事は良いことだよ。 で、結論は?」

ハテナくん「登場人物の詳しい人物像。 過去とか。」

おにいさん「・・・」

ハテナくん「ボクの設定は大体ハッキリしてるんだよ。 半年前におにいさんが造ったとか、竹ひごと輪ゴムが材料だとか。」

おにいさんゼンマイ式だとか。」

ハテナくん「・・・それに比べて、おにいさんは本名すら教えてくれない。」

おにいさん「ヒトはある程度謎の部分がある程、魅力的なんだよ。」

ハテナくん謎だらけじゃない。

おにいさん「・・・僕はね、世界中のみんなのおにいさんでありたいんだよ。 本名とか年齢を教えるとただの一個人になってしまう。」

ハテナくんワケ分かんないこと言わないで、名前くらい言いなよ。」

おにいさん渡辺光雄だよ。」

ハテナくん「ソレはいつか聞いたサッカーの神様の名前じゃないの?」

おにいさん「・・・ロボはモノ忘れが無くて便利だね。」

ハテナくん「ホントは?」

おにいさん「・・・呉青秀(ゴ・セイシュウ)だよ。」

ハテナくん「へ? ホントに?」

おにいさん「まぁね。 鷹司が綾小路だった時からの名前だよ。 公開するキッカケが無かったんだよ。」

ハテナくん「・・・まさか、中国人だったとは・・・」

おにいさん「日本人だよ。」

ハテナくん「でも、その名前は?」

おにいさん都合によって今は中国国籍なんだよ。 だから中国名に改名してるんだよ。」

ハテナくん「日本名は?」

おにいさん「無いよ。 出生時は確かロシア人の名前だったよ。 もう忘れたけど。 その後都合により6回改名してるんだ。 で、今は7番目の名前、呉青秀なんだよ。 どこかの本から取った名前だけどね。 ちゃんと役所に届けている。」

ハテナくん「・・・」

おにいさん「さて、ハテナくん。 僕を何て呼ぶつもりだい?」

ハテナくん「・・・おにいさん。」

おにいさん「賢明だよ。 またいつか改名しなきゃならないかも知れないしね。」

ハテナくん「じゃ、ボクの本名は呉ハテナなの?」

おにいさん「好きにすれば良いよ。 天上ハテナなんてどうだい?」

ハテナくん「・・・ハテナくんでいい。」

おにいさん「賢明だよ。」

ハテナくん「じゃ、次。 おにいさんの年齢は?」

おにいさんいくつに見える?

ハテナくんホステスさんじゃないんだから・・・。 25、26歳くらいかな。」

おにいさんじゃあ、26歳にしよう。」

ハテナくん「じゃあって、ホントはいくつなの?」

おにいさん役所には63歳で登録させているよ。

ハテナくん「・・・26歳で覚えておくよ。」

おにいさん「うん、なんだか若返った気分だ。」

ハテナくん「・・・あとは、昔の事とか簡単に教えてよ。」

おにいさん「ソレは前回教えたじゃないか。」

ハテナくんちょっとした会社をアレでナニしたとかじゃ分かんないよ。 どうせソレもウソなんでしょ。」

おにいさん「何せ、半端じゃなく複雑でね。」

ハテナくん「じゃ、簡単に。 どうしてボクを造ったの?」

おにいさん「・・・僕には昔美しい妻がいてね。 その人との間に一人の可愛い息子もいたんだよ。 僕は妻も息子も世界一愛していた。 ところが、数年前に僕のミスで、そう、ホントに僕のミスだったんだ。 その結果、妻と息子が殺されてしまったんだよ。 僕は泣いたよ。 ずっと泣いていた。 泣いても妻や息子は帰ってこないのにね。 息子なんて、コレから素敵な人生が始まるトコロだったんだ。 で、ふと我に返った時、いつの間にか君を造る事に没頭していた。」

ハテナくん「・・・おにいさん。」

おにいさんハテナくん、君は本当に、息子に、果那(はてな)によく似ている・・・」

ハテナくん「・・・」

おにいさん・・・という設定でどうだい?

ハテナくん「・・・ウソだったんだ。」

おにいさん「まぁね。 大体僕が結婚なんて愚行に走るわけがないじゃないか。」

ハテナくん「・・・ちょっと、信じかけたよ。」

おにいさん「コレからバックストーリーはソレで行くんだよ。 大いに信じて良いよ。」

ハテナくん「じゃ、おにいさんの最終決定項は、

本名:呉青秀(ゴ・セイシュウ)
年齢:26歳
過去:妻と息子を失った寂しさで、ハテナくんを造り、ちょっとコワれた

で、行きます。 みんな、よろしくね。」

おにいさん「コワれたは余計だよ。」

ハテナくん「コレで少しはキャラクターに味が出たのかな?」

おにいさんますます何がやりたいのか分からなくなってきたね。



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