ハテナくん&おにいさん退院記念企画
綾小路が言いたかった事


登場人物

ハテナくん
人工知能搭載の少年型自動人形。
限りなく人間に近く作っている為、
なんの特殊能力もない。
クッキーが好物。

おにいさん
異常なまでの勘違いが多いハタチ過ぎの青年。
精神はかなり破壊されているが、
同時に「ハテナくん」を造るほどの大天才でもある。
サンマの塩焼きが好物。



ハテナくん「おにいさん、おにいさん! またボク達登場だよ。」

おにいさん「ホントだね。 1回のつもりだったのにね。」

ハテナくん「レギュラーだね。 よぉし、がんばるぞ!」

おにいさん「それは無いと思うよ。」

ハテナくん「どうして?」

おにいさん「だって、このサイト今回で終了だもの。」

ハテナくん「ええ!? ホントなの、おにいさん。」

おにいさん「うん、さっき綾小路が言ってたよ。 電波で。」

ハテナくん「そんなぁ、せっかくこれからボク達の抱腹絶倒官能冒険活劇が始まると思ったのに・・・」

おにいさん「官能は無いと思うよ。」

ハテナくん「でも何で急にやめちゃうの? 宗教家に脅されたのかな? サッカーファンに刺されたのかな?」

おにいさん飽きたんだって。」

ハテナくん「うわぁ、ストレートだなぁ。」

おにいさん「それに急に思いついたワケでもないらしいよ。
題材無く思いつきでやっていくのはこの辺が限界なんだろうね。
ダラダラ続けるのは、面白くないからね。
「ネタを探さなきゃ」と思った時点で終わりかなって考えたんだって。
「いつ終わるか分からないサイト」って以前から言ってたしね。
2ヶ月半も続いたなんて、おにいさんも驚きだよ。」

ハテナくん「ソレが理由? ホントはタダで文章書くのがヤになったんじゃないの?」

おにいさん「ソコまでは知らないよ。」

ハテナくん「更新遅くして、思いついたら書いていくってのは?」

おにいさん「綾小路は、ソレは死んでもイヤだって言ってたね。」

ハテナくん「せっかく変なファンクラブも出来たのに・・・」

おにいさん「だったらなおさら、今がやめる時なんだって」

ハテナくん「よく分かんないなぁ・・・リンクしてくれたトコもあったじゃない。」

おにいさん諦めて下さいって言ってたよ。
確かにあの3つのリンクの管理者には申し訳ないとおにいさんは思うね。

綾小路は最近サイトの更新にかける時間が長くなってきたんだ。
客観的に見たらそれは良い事だと思うけど、
アイツ的にはソレがヤなんだって。
他のサイトの管理者達の様に長く続ける気も無かったらしいし。」

ハテナくん「でもたぶん、御三人はこんなトコ気にしてないんじゃないのかな?」

おにいさん「だろうね。」

ハテナくん「なんにしても、ボク達にもみんなにも何の断りもなく、突然やめちゃうんだね。」

おにいさん「多分ソレが、アイツの思いつきの最後のネタなんだろうね。 相変わらずヤなヤツだよ。」

ハテナくん「結局、綾小路はココで何を言いたかったの?」

おにいさん「たった二ヶ月半だけで、コレだけの世の中の矛盾点や
くだらない事があったね。
ハテナくんはそれに対して、綾小路ほど深く考えていたかい?」

ハテナくん「うーん。」

おにいさん「目の前の事しか見ないで、日々安穏と過ごしていたら、
結局、その辺の感受性の喪失した大衆と同じで、
何も見え無くなっちゃうよって事を言いたかったんじゃないかな。」

ハテナくん「随分偉そうなヤツだね。 ソコまで考えて作ってたのかなぁ。」

おにいさん「多分考えてないだろうね。」

ハテナくん「とりあえず、ココは終了なんだね。 じゃあボク達はどうなるの?」

おにいさん「別にどうにもならないよ。 ただ書く人がいなくなっただけで。」

ハテナくん「なんだ、良かった。 綾小路はどうするのかな?」

おにいさん「アイツは放っておいても大丈夫だろうね。」

ハテナくん「また思いつきでどっかに現れるかもね。」

おにいさん「名前変えたりしてね。

さ、伝える事はコレで終わりだ。
ハテナくん、遊びに行こうか。」

ハテナくん「わぁい、おにいさん、今日はパン工場を見学しに行こうよ!
あ、でもその前に、みんなにお別れのあいさつしなきゃね。」

おにいさん「別にする必要ないよ。 レギュラーじゃ無かったんだし。」

ハテナくん「ソレもそうだね。」





バイバイ