ハテナくんおにいさん
おにいさんに聞いてみよう4
−後編−

ゲイツラのポーズ


おおまかな登場人物紹介

おにいさん:無職のおにいさん。 本年度鈴鹿4位の実力を持つ。 虚言癖
ハテナくん:おにいさんに作られた人形。 人が増えてきたのでちょっとヒマ。 退行癖
パセリ君:モテモテで休むヒマもない。 という自己暗示をかけている、誇大妄想癖。
おねいさん:本名、竹原フミ。 22歳。 元スパイで国内外から命を狙われている。 という設定になった不憫な人。 無気力症
ゲイツさん:マイクロソフトの会長兼、チームGEITURAのリーダー。 アダルトチルドレン
ジョブスさん:いまいち花のないリンゴ屋さん。 コンピュータマニア
モモさん:本名、柏木桃蔵。 35歳。 ソネッ島在中。 男らしい覆面男。 変装癖
うすわらい:未確認飛行マスコット(UFM)。 放浪癖


おにいさん「という、はなはだ扱いにくいメンバーでお送りするワケだね。」

ハテナくん「するワケだよ。」

ゲイツさん「そしてその個性派揃いのメンバーを仕切っているのが、このゲイツXPだ!」

おねいさん「仕切れているかなあ。」

ゲイツさん「そしてこれはメガネXP。」

ハテナくん「前編で聞いたよ。」

ジョブスさん「それはやっぱりMacOS Xのパクリなのかい。」

ゲイツさん「メガネックスピー。」

パセリ君「話が噛み合っていませんね。」

おにいさん「正しいけど君が言うとなんかムカつくね。」

おねいさん「いるね。 そういう人。」

モモさん「何でも良いけど、さっさとやっちまおうぜ。」

おにいさん「正しいけど君が言うと「さっさと殺っちまおうぜ」に聞こえるね。」

おねいさん「いるね。 そういう人。」

ハテナくん「いないよ。」

ゲイツさん「では諸君、盛り上がって来た所で出発だ!」

うすわらい「・・・」


1)うすわらい様へ。 今、一体何を企んでおられますか?
  2)ハテナ君へ。 あなたにとって、誰が( 何が )一番ですか?
  (Silvania No.26 エンドウコユキ(仮名)さんより)


ハテナくん「最初の質問は、うすわらいにだ。」

おにいさん「ヤツの場合、存在自体が大きな企みではあるね。」

ハテナくんおにいさんが答えちゃダメだよ。 うすわらいに答えてもらわないと。」

おねいさん「何も言わないじゃない。」

モモさん「まあここは一つ、俺に任せてもらおうか。」

おにいさん「ほう。 どうするんだい?」

モモさん「俺らは同じピンク同士だ。 語りあえるさ。」

おにいさん拳で?

モモさん「ああ、言葉なんていらねぇ。」

おねいさん「カッコイイ事言うじゃない。 着ぐるみ姿で。」

ゲイツさんジョブス。 会話を試みるプログラムはないのかね。」

ジョブスさん「無いこともないけど。」

ゲイツさん「あるなら使用したまえ。」

ジョブスさんうすわらいにファイアワイアーポートが無いと使えない。」

ゲイツさん「それは残念だ。」

ハテナくん「ねえ。 おにいさん。」

おにいさん「どうしたんだい?」

ハテナくん「何もたくらんでいないってさ。」

おにいさん「そうかい。 じゃあそういう事なんだろうね。」

おねいさん「会話できるの?」

おにいさん「らしいね。」

ゲイツさん「貴様が作ったのだろう?」

おにいさん「まあ、ハテナくんは絶えず色んな電磁波の送信受信を繰り返しているからね。 たまたまうすわらいの何かと合ったんだろうね。」

おねいさん「電磁波って危ないんじゃないの?」

おにいさん「そうでもないよ。 ハテナくんからはそれ以上の放射能が発せられているからね。 いやいや君達、下がったって意味無いよ。」

モモさん畜生、ラチがあかねえ。」

おにいさん「君はまだやっていたのかい。」

ジョブスさん「すごいね。 ハテナくんは。 色んな意味で。」

ハテナくん「放射能・・・」

おにいさん「そんなメルトダウンくんに次の質問だ。」

ハテナくん「誰が一番って、そりゃあ・・・」

おにいさん「発言に気を付けたまえよ。」

おねいさん「遠慮しなくて良いからね。」

パセリ君「男の子にモテるのも、悪い気はしませんよ。」

ゲイツさん「リーダーを尊敬するのは当然のことだ。」

ジョブスさんリンゴ、食べるかい?

モモさん「アニキって呼ぶか?」

うすわらい「・・・」

ハテナくん「・・・えーっと、うすわらい!」

おにいさん「何も全員を敵に回さなくても。」

ハテナくんあれ!? そうなるの?


1)おにいさんに。 華やかな人間になるにはどうしたら良いのでしょう?
  2)ハテナ君が知らない事を教えて下さい。
  (Silvania No.32 タエさんより)


ハテナくん「今度はおにいさんへの質問だよ。」

おにいさん「華やかな人間か。 アタマに花でもさしておけば良いよ。」

ハテナくん「それは、恥ずかしいんじゃないの?」

おにいさん「そんなガキが一杯いるじゃないか。」

ハテナくん「でも・・・」

おにいさん「要はそれを行えるくらいの意識を持ちなさいって事だよ。 アタマに花だってさせるんだからっていう気持ちを。 それが華やかさの第一歩だ。」

ハテナくん「あ、そういう事なんだ。」

おにいさん「まあそういう品性のカケラもない人間、おにいさんは大嫌いだけどね。」

おねいさん「酷いわね。」

ハテナくんおねいさんは、どうなの?」

おねいさん「どうもこうも、花は枯れるのが早いのよ。 それなりのリスクを背負うものよ。」

ハテナくん「なんか重いね。」

おにいさん「そういう事だね。 その覚悟があるなら、華やかになってみるのも良いよ。 じゃ、次。 ハテナくんが知らない事?」

ハテナくん「一杯あるんじゃないの?」

おにいさん「ざっと考えて108つあるね。」

ハテナくん「煩悩の数だけ?」

おにいさん「妙な所でよく知っているね。 さすが煩悩だけは誰にも負けないだけある。」

ハテナくん「そんな事無いよ。 で、例えばどんなことが?」

おにいさん「例えば、未来がどっちの方角にあるか、とか。」

ハテナくん「え! そんな抽象的なものまで知っているの、おにいさん。」

おにいさんおにいさんは何でも知っているんだよ。 悲しきかな。」

ハテナくん「いや、悲しくないよ。 すごい! おしえてよ、おにいさん!」

おにいさん「この方角だよ。」

ハテナくん「こっちは・・・ちょっと西になるのかな?」

おにいさんハテナくん。 この方角へずーっと行った所に、そば屋があったよね。」

ハテナくん「うん。 「きつね庵」だね。」

おにいさん「あそこでこの間、そばを注文するとね、一本だけうどんが混じっていたんだよ。」

ハテナくん「間違えたのかな?」

おにいさん「そこでおにいさんは、店主を呼びつけて、これは何だねと聞いたんだ。 するとね、」

ハテナくん「うん。」

おにいさん「ジャパーニーズヌードルって奴です」って言ったんだよ。」

ハテナくん「あはっ、おにいさん、うどんを知らない人だと思われたんだね。」

おにいさん「しかもジャパニーズヌードルと言っておきながら「って奴です」だからね。 おにいさんはもうそれだけで許してあげたよ。」

おねいさん「ちょっと、話があさってに方に向いているよ。」

おにいさん「うん。 未来の方角だからね。」

ハテナくん「あ。」


1)キング・オヴ・メガネに質問です。
    こないだ毎苦労ソフト・カンファレンスに行ってきたのですが、プレゼンやってる人たちはのメガネ装着率は消費税の税率以下でした。
    毎苦労ソフトのスタッフの方々のうち半分くらいは女の人で、さらにそのうち半分くらいは私好みなキレイ系のおねいさんでしたが、これは何かの陰謀ですか?
    職業柄、1日何時間もウインドオヅの電波に晒されているにもかかわらず、私の裸眼視力が今でも1.5なところあたりを踏まえてお答えいただければ幸いです。
  2)おにいさんに質問です。
    10%の才能と20%の努力、30%の運・・・・・・と来れば、残りの40%は何になるのでしょうか?
  (Silvania No.34 らむたらさんより)


ゲイツさん「キング・オヴ・メガネとはボクの事か?」

おにいさん「他に誰がいるんだい? 答えてあげなさい。」

ゲイツさん「まず言っておくが、確かにボクはメガネの王様だが、それを社員にまで強制する気はない。 メガネは強制されるものではなく、あくまで自主的に行うものだ。」

おにいさん「寛大だね。」

ゲイツさん出世する気のないものは好きにすればいいさ。」

おにいさん「それは無言の強制力だね。」

ゲイツさん「そしてキレイ系のおねいさんが沢山いたというのは、陰謀でも何でもない。 面接官の仕業だ。」

おにいさん「その面接官というのは?」

ゲイツさんむろん、ボクだ。 半分だけキレイなのは、公平性とか独占禁止法とかの対策のためだ。」

おにいさん「正直だね。」

ゲイツさん「これらの事を踏まえて考えると、質問者の目が良いのはひとえにWindowsのお陰だと言えるだろう。 Windowsは目に良いのだ。」

ハテナくん「でもゲイツさんはメガネじゃない。」

ゲイツさん「これは趣味だ。 目が良かろうと悪かろうと、私はメガネを愛し、尊敬し、軽蔑しあっている。」

ハテナくん「軽蔑もするんだ。」

ゲイツさん「まあな。 ざっくばらんに行こうぜ。 って事だ。」

ハテナくん「なんかワイルドだね。 じゃ次はおにいさんへの質問だよ。」

おにいさん「10%の才能と20%の努力、30%の運と来れば、40%の果汁だよ。」

ハテナくん「果汁?」

おにいさん「そう、果汁。 逆に考えると果汁80%のジュースには、大体3%の才能と7%の努力と10%の運が含まれているんだよ。 最も重要とされるのが果汁だよ。」

ハテナくん「果汁が多いとどうなるの?」

おにいさん体に良いんじゃないかなって気分になれる。 あくまで気分だね。 実際はそうでもない。」

ハテナくん「ジュースに才能とか運があるの?」

おにいさん「もちろん、それらが欠けても美味しくなくなるね。 メッコールとかブラックジンジャーとかみたいに。 彼らは驚くほど才能が無かった。 それでいて果汁も皆無だ。」

おねいさん「てっきり40%はかなんかかと思った。」

おにいさん「残念ながらこれが現実だよ。 ああ、他にもコットンというのもあるね。」

ハテナくん「コットン40%?」

おにいさん「そう、いまいち着心地は悪そうだね。 しかしその辺は運と努力でカバーだ。 健闘を祈るよ。」

ハテナくん「誰に?」


1)マクドナルド好きのゲイツさんと飛騨牛と戦ったけれども、所詮付け合せにしかならないパセリ君、そして世界の美食家を感動と興奮と絶望のどん底に叩きこんだことのあるお兄さんへ質問です。
   いくら肉骨粉が怖いからといってタスマニアビーフを使うというのはどう言うことなのですか?。そしてそれはOKなのですか?
  2)え、Yシャツは貧乳がデフォルトじゃないんですか?
  (Silvania No.40 周さんより)


おにいさん「これはなかなかすごい質問だね。」

ハテナくん「そうなの?」

おにいさん「意味がわらからない。」

パセリ君「タスマニアビーフですか。 許せませんね。」

おにいさん「発病したのかい?」

パセリ君「それに近いものがありますね。 一度負けたんですよ。 世界モテ王選手権で。 ボクのモテモテも、奴のメロメロっぷりにはかないませんでした。 ああ、もちろんその後リベンジは果たしましたよ。」

ハテナくん「タスマニアビーフって何なの?」

おにいさん「牛肉だよ。 タスマニア産のね。 例のKGB(狂牛病)のお陰で牛肉が売れなくなったから、スーパーだかデパートだかなんだか分からない某社が、店で販売する牛肉を全てタスマニア産に変えたんだよ。 未だ発病していない地域。 そしてオーストラリアというという、お馴染みの他に干渉されなかった為に独自の進化を遂げた動物たち、すなわち伝染病において最も重要視される隔離性を、消費者にアピールしようとしたんだね。 実際はどうかはともかく。」

パセリ君「厳しい戦いでしたよ。 彼はその青い瞳と高い鼻を持って、外国人女性だけでなく我が国の女性までメロメロにしましたからね。 僕は恨みましたよ。 彼の甘いマスクに、そして我が国の大和撫子達に、そしてなにより、そんな卑屈にならざるを得なかった自分自身に。」

ゲイツさん「その牛肉が、ボクと何の関係があるというのだ?」

おにいさんゲイツさんはマクドナルド好きらしいじゃないか。」

ゲイツさん「ああ、好きだな。 あの肉の歯ごたえ、そしてジューシーさがいたく気に入っている。 ボクのCPU効率も大幅アップだ。」

おにいさん「そんな牛肉好きの君だから質問されたんだよ。」

ゲイツさん「あれは牛肉じゃなくて、ネズミの肉だろうが。」

おにいさん「・・・ああ、そんな噂もあったね。」

ハテナくん「で、結局答えは?」

パセリ君「ええ、OKですよ。 彼は確かに手強かったが、彼がいなければボクもココまでモテモテにならなかったでしょう。 好敵手と書いてライバルです。 OKです。」

ゲイツさん「まあネズミでないならOKだ。 ボクは牛肉に興味はない。」

おにいさん「別に良いよ。 どうでも。 おにいさんは肉嫌いだし。」

ハテナくん「というワケだよ。 じゃ、次の質問。 これは、どういうことなの?」

パセリ君「デフォルトです。」

ハテナくんおにいさんは?」

おにいさん「言葉の使い方があまり良くないね。 デフォルトというよりは最適というべきなのかも知れない。 そして「貧乳」。 人の身体的特徴に対して優劣を付ける言葉はいけない。 だが質問者はこの事に関して「良い」と見ている。 それならなおさら「貧乳」と表現するべきではないね。」

ハテナくん「じゃ、おねいさんは?」

おねいさん「人の性的嗜好なんて知らないわよ。」

おにいさん「なるほど。 デフォルトというもの自体、存在しないのかも知れないね。」

ハテナくんおねいさんは貧乳なの?」

おねいさん「確かめてみる?」

パセリ君是非!

おねいさん「アンタじゃないわよ。 ブロッコリー。」


1)23年間悩みつづけています。
   パタリロにて殺されたという『くっくろびん』とはいったい何者なのでしょうか。
  2)それでもやはり引かず、媚びず、省みないのでしょうか。
  (聞茶者さんより)


ハテナくん「すごいね、23年間も悩み続けているんだよ。」

おにいさん「すごいね。 すごい幸せ者だね。」

ハテナくん「くっくろびんって何なの?」

おにいさん「それ以前に、くっくろびんを殺したのはパタリロだったかな? 「誰が殺したくっくろびん」じゃなかったかな?」

ハテナくん「あ、そうだったね。 でも「くっくろびん」って何?」

おにいさん「微妙な質問だね。 本当にクックロビンを知らないのか。 おにいさんに、例えば独自の解釈をもって、イギリス人青年「クック・ロビン殺人事件」を語らせたいのか。」

ハテナくん「うーん、本当の事を聞きたいんじゃないのかな?」

おにいさん「マザーグースの詩だよ。 クックロビンというのは、まあコックロビンと呼ばれる方が多いけど「コマドリ」の事だよ。 「誰が殺したクックロビン」も詩の一節だよ。 それを元にした話が萩尾望都の「ポーの一族」で、さらにそれをパロディにしたのが魔夜峰央のパタリロ音頭だね。」

ハテナくん「なんだか複雑な話だね。 で、そのくっくろびんを殺したのは、誰?」

おにいさん「「Who killed Cock Robin? I, said the Sparrow, With my bow and arrow, I killed Cock Robin.」(だれがころしたクックロビン それはわたしと すずめが言いました わたしのゆみやで わたしがころした)という詩だから、スズメの「わたし」なんだろうね。 面白い事に日本ではこの詩より「パタリロ音頭」としての方が有名だね。 しかも現在では、「パタリロ音頭」は放送禁止らしいね。 著作権かなんかで。」

ハテナくん「それは残念だね。 ってもう古い話か。」

おにいさん「それじゃあ、これから別訳「クックロビン殺人事件」を語っていこうか。 1993年12月27日。 師走の風が肌を切る慌ただしい年の瀬。 港町ヨコハマの某マンションにてイギリス人男性クックロビン氏が何者かによって殺害された。 警察の調べによると、死因は今時珍しいストリキニーネの服毒・・・」

ハテナくん「いや、もう良いよ。 おにいさん。」

おにいさん「そうかい? じゃあ解答だけ教えてあげようね。 犯人は「川本勇二」だよ。」

ハテナくん「いや、分かんないってば。 じゃあ次の質問。 それでもやはり、退かず、媚びず、省みないのでしょうか?」

モモさんああ。」

ハテナくんモモさんが?」

モモさん「まあな。貴様の拳では死ねんのだよ。 我が生涯、一片の悔い無しだ。」

おねいさん「カッコイイ事言うね。 着ぐるみ姿で。」

モモさん「まあ、拳王だからな。」

おにいさん「誰が?」

モモさん「俺が。」

ハテナくん「ボクは? ボクは?」

モモさん「お前は、リンとかそういう位置だな。」

おにいさん「すると僕がケンシロウかい? 嫌だなあ、辛気くさい人生は。」

ゲイツさん「AHAHA、するとボクはサウザーって寸法だね! やりたい放題だ!」

モモさん「お前はどうみてもジャコウだろ。」

おねいさん「お話がディープになってきたので、ここまで。」


1)「AIの小僧をドリブン並に破壊してやることが最終的な救済だ。」と言う友人を仏陀と考えている私は、アレですか?
  2)別に、何もしていないのに部屋にどんどん埃が溜まるのは誰の仕業ですか?
  (Silvania No.7 味噌マヨネーズさんより)


おにいさん「アレだね。」

ハテナくん「どれ?」

おにいさん新興宗教にハマりやすい。」

ハテナくん「そうなの?」

おにいさん「仏陀というから新興宗教にしたけど、つまりは過激派だね。 どうにもならない問題を排除によって解決させようとする。」

ハテナくん「この人はカゲキハなの?」

おにいさん「過激派っぽいのはこの友人かな。 質問者は過激派っぽい人に憧れる人だね。」

ハテナくん「じゃあ問題ないの?」

おにいさん一番タチ悪いよ。 捕えられないから。」

ハテナくん「ああ、そうかも。 次の質問。」

おにいさん「ホコリを持つことは良いことだよ。」

おねいさん「そのホコリじゃないでしょ?」

おにいさん「誇りをしかり、埃もしかりだ。 ある程度の抵抗力は必要だよ。」

ハテナくん「ふうん。 で、誰の仕業なの?」

おにいさん「それは聞かない方が良いね。」

ハテナくん「そんなの答えになっていないよ。」

おにいさんダニだよ。」

ハテナくん「ダニ?」

おにいさん「そうチリダニやらコナヒョウダニ。 人間のフケやアカを食べて生息する。 集団で密集すると見た目がホコリの様に見える。 新築などでは大量に発生する事もあり、床のホコリが動いたという話もあるね。」

おねいさん「ホラーね。」

おにいさん「そして重要な点としては、人に刺さないって事だよ。 だからみんな無頓着になる。 アレルゲンにはなるけど、発症しなければ、いようといまいと同じ事だよ。 だからホコリは増え続ける。」

ハテナくん「すごいね、なんか。」

おにいさん「で、一番問題なのはこの質問者だね。 何もしないのにホコリが溜まるんじゃなくて、何もしないからホコリが溜まるんだよ。 ちゃんとお掃除しようね。」

ハテナくん「あ、おにいさんが良い事を言っている。」

おにいさん「心配だからね。 「誰の仕業ですか?」なんて聞いているし。 妄想癖が強い。」

おねいさん「自分の事タナに上げてない?」

おにいさん「とんでもない、僕は妄想癖じゃなくて妄想好きだよ。」

ハテナくん「認めているんだ。」



ハテナくん「はい、じゃあ今回はこれまでです。」

おにいさん「お疲れだよ、酷く。」

おねいさん「大変だったねえ。」

パセリ君「全くです。 人が多すぎます。」

モモさんじゃあお前が消えろや。」

ジョブスさん「眠いなあ。」

ゲイツさん「なんだなんだ! ふがいない! これからだぞ、戦いは!

おねいさん「もう良いわよ。」

うすわらい「・・・」

ハテナくん「あ・・・」

おにいさん「おお・・・」

ハテナくん「うすわらいが、帰っていく。」

おにいさん「壮大だね。」

うすわらい「・・・」

ハテナくん「と、思ったら戻ってきた。」

モモさん「ワケわかんねぇや。」

ハテナくん「まあイイや、それじゃ皆さんお疲れさまでした。 また次回会いましょうね。」

おにいさん「あればね。」

ハテナくん「あるよ、きっと。」

おねいさん「お疲れさまー。」

パセリ君「ああ、待って下さい、おねいさん。」

モモさん「島に帰って寝るかあ。」

ジョブスさん「僕のiPodは・・・ああ、あったあった。」

ゲイツさん「さらばだ諸君!」

おにいさん「君もだよ。」

ゲイツさん「おお、そうか。 ではこれにて、明日は7時からだぞ!

ハテナくん「また集まるの? って早いよ。」



おしまい