ハテナくんとおにいさんの
ソネッ島上陸作戦
ハテナくん「みんな久しぶり! ハテナくんだよ!!」
おにいさん「ごぶざだでず。 おじいざんでず。」
ハテナくん「おじいさん? どうしたの?」
おにいさん「おじいざんは、がぶんじょうなんだでょ。」
ハテナくん「がぶんじょう?」
おにいさん「もどい・・・か・ふ・ん・しょ・う・だんだよ。」
ハテナくん「あ、花粉症だね。」
おにいさん「ばい」
ハテナくん「花粉症って、どうなるの? どうしてなるの?」
おにいさん「ぞのじづもんにだいじで、べいがぐだがいどうをばじぎだずごどばよういだげど、
ぞれをぐぢにだずどば、いばのおじいざんにはいざざがごんなんだびょ。」
ハテナくん「なんだか、大変だね。ゆっくりしていなよ。」
おにいさん「ぞもぞもがぶんじょうだんでぼどば、ぎんでんどどじがいばぶでぃでょっでぶびばばべら
う゛ぁびぎぼべぎゅべりゅらぼぉをう゛ぁ・・・」
ハテナくん「も、もういいよおにいさん、休んでいなよ。」
おにいさん「う゛ぁい。」
ハテナくん「さて、改めてこんにちは! ハテナくんだよ!!」
おにいさん「ぶぃんだぁべぇんぐぅびずあっでぁだぁう゛ぉ」
ハテナくん「もういいってば。」
おにいさん「う゛ん」
ハテナくん「今回はS.O.S.のサイト移転記念として登場したよ。 だから何をするワケでもないけどね。」
おにいさん「・・・」
ハテナくん「今年初めてだっていうのに、おにいさんはこんなのでごめんね。」
熊「おい。」
ハテナくん「うわっ!」
熊「うわじゃねぇだろが、てめ。」
ハテナくん「熊さん?」
熊「見て分かるだろうが、いちいち確認するんじゃねぇよ。」
ハテナくん「なんで、熊さんが。」
熊「何でも何もねぇよ。俺のテリトリーに入って来たのは、てめぇらじゃねぇか。」
ハテナくん「テリトリー?」
熊「ったく、わかんねぇヤツだな。 てめぇらが移転したトコは、俺のテリトリーなんだよ。ったく。」
ハテナくん「移転したトコって、ソネット?」
熊「ソネッ島だよ。間違えんじゃねぇよてめ、ソネッ島っていや、俺だろうが。」
ハテナくん「熊さん? ああ、ポストペットのモモ!」
熊「てめっ!」
ハテナくん「いたた、叩かないで。」
熊「呼び捨てにしてんじゃねぇよてめ、モモさんだろうが!」
ハテナくん「ごめんなさい、モモさん」
熊「ったく、これだから、ったく、モモさんヒロミさんだろうが。」
ハテナくん「ヒロミさん?」
熊「B−21スペシャルの。」
ハテナくん「ん、ああ・・・」
熊「てめっ」
ハテナくん「いたたたっ。」
熊「さらっと聞き流すんじゃねぇよ!」
ハテナくん「そんな・・・」
熊「いいかてめ、聞け、てめぇと、向こうの鼻汁野郎がどこの誰だかしらねぇがな、」
おにいさん「ぎびじいね」
熊「うるせぇ! 鼻野郎。 てめぇらも、ソネッ島に上陸したんならな、ここのルールってもんに従わなきゃならねぇ。」
ハテナくん「ルール?」
熊「ルールだ。 といっても、大したルールじゃない。俺に従えって事だ!」
ハテナくん「そんなのルールじゃないよ。」
熊「ルールなんだよ!いちいち逆らうんじゃねぇ! ロボット呼ぶぞ!」
ハテナくん「ロボット?」
おにいさん「ぞれば、みだい」
熊「黙れ鼻! この島じゃ俺が王様なんだよ。 キングなんだよ。崇めろってんだ! 分かるか! もっと光をってヤツなんだよ!」
ハテナくん「もっと光を?」
熊「ジャコウだよ。北斗の拳の!」
ハテナくん「ん? ああ・・・うん・・・」
熊「てめっ!」
ハテナくん「いたい、いたいよ。」
熊「分かってねぇのに、メンド臭いからって聞き流すんじゃねぇよ!」
ハテナくん「いたたた、おにいさん、助けてよ!」
おにいさん「ぶりだよ。 がぶんじょうだから。」
熊「顔が濡れて力が出ないよーってヤツか! ざまぁねぇぜ!」
ハテナくん「おにいさん! ぐったりしないでよ。 いたたたっ。」
熊「アンパンマンだよ! 無視するんじゃねぇ。」
パセリ君「なにやら楽しそうですね。」
ハテナくん「あ、パセリ君。大変だよ、この熊が。」
熊「呼び捨てんじゃねぇよてめ、モモさんだろうが!」
ハテナくん「おお、あなたが有名なモモさんですか!」
熊「なんだてめ。」
ハテナくん「あなたと同じ、モテモテのパセリ君です。」
熊「しらねぇな。」
パセリくん「知らないのはごもっとも、モモさんに比べたら僕なんてまだまだです」
熊「わけまえてやがるな。」
パセリくん「当然です。 僕はあなたに憧れてこの島へやってきましたから。」
熊「そうか、見所ありやがるなてめ。」
パセリくん「光栄です。」
ハテナくん「もうむちゃくちゃだよ。」
パセリくん「だまらっしゃい! モモさんがお見えになられているというのに、なんなんですかあなた達は、
分をわけまえずにたてついたり、花粉症で倒れていたり。」
おにいさん「ぞういや、薬があっだっげ・・・」
パセリくん「こら、そこの鼻男! 大人しくしなさい!」
おにいさん「・・・!!」
パセリ君「な・・・」
ハテナくん「あっ。」
熊「おっ。」
おにいさん「・・・薬は、あっだ。 ごれだごれだ・・・」
ハテナくん「なんか今、すごい顔になっていたよ・・・」
熊「・・・ただの鼻野郎ってワケじゃねぇみたいだな。」
パセリ君「・・・い、今のヤツには何も出来ませんよ。」
おにいさん「・・・たかが花粉症ごときで、そんなに弱りはしないよ。」
ハテナくん「あ! 治ったのかい!」
おにいさん「まあね。 やはり薬は偉大だよ。」
パセリ君「・・・そんな。」
おにいさん「しかしハテナくんも、そこの熊も、花粉症にならなくて良いね。」
熊「てめっ!」
パセリ君「・・・僕もなりませんが・・・」
おにいさん「君はならないんじゃなくて、なっていないだけだよ。
マクロファージ細胞のHLA因子が、花粉を異物と認識していなかったり、
花粉抗原と反応するIgE抗体が存在しないんだよ。
安心し給え、後で体験させてあげるから。」
パセリ君「いや、別に・・・」
おにいさん「その前に、そこの熊を先になんとかしないとね。」
熊「おっ、やるかてめっ!」
おにいさん「やらないよ。 君のいう事は至極もっともだ。 確かにソネッ島といえば君が王様だ。 僕らは君を崇め奉らなければならない。」
熊「ははっ、そうだろ! ぐはは。」
おにいさん「で、どうして君はここにいるんだい?」
熊「? 何言ってやがる! ソネッ島に俺がいるのが当然だろうが。」
おにいさん「ソネッ島? ここのURLは「http://osaka.cool.ne.jp/hermit9/sonet.html」だよ。
ソネッ島じゃなくて、治外法権無料スペースのcool.ne.jpだよ。」
ハテナくん「あ、ホントだ。」
熊「なっ、そんなバカな! ソネッ島じゃねぇじゃねぇか! だって、入り口はソネッ島だったはずだぞ!」
おにいさん「入り口はソネッ島だったけど、ここは違うよ。 一番下に変な広告も付けられているだろ?」
熊「きっ汚ねぇぞてめぇら! ボッタクリじゃねぇか!!」
ハテナくん「ボッタクリは違うと思うけど。」
おにいさん「ともかく、この場で君の王様権限を使う事は出来ないよ。 配達区域外だろ? ロボットも来れないはずさ。」
熊「くそっ! 計りやがったなてめぇら! 畜生! 体が溶けてきやがった!!」
ハテナくん「うわっ、足がドロドロだよ! 熊さん。」
おにいさん「それは計算外だった。」
熊「覚えてやがれ! いつか叩き潰してやる!!」
おにいさん「気を付けて帰りなさい。」
ハテナくん「さすがはおにいさんだね! ありがとう!」
おにいさん「君も大変だったね。」
パセリ君「・・・」
おにいさん「後はパセリ君の処置だね。」
パセリ君「いや、僕は、その、あくまでお話の盛り上げ役としてですね・・・」
おにいさん「鼻男とか呼んでいたね。」
パセリ君「う・・・」
おにいさん「うっ、いけない。 薬がぎれででだ・・・ぐずぐず・・・」
パセリ君「!! ははっ、あなたも薬がなければどうにもならないようですね!! 虚弱体質ですね!! あははっ!」
おにいさん「だがら、べづに弱らないっでば。」
パセリ君「あいたた・・・確かに・・・。」
おにいさん「バデナぐん。」
ハテナくん「はい・・・」
おにいさん「例によって、おにいさんとパセリ君は、奥の部屋に行くからね。 立入禁止だよ。」
ハテナくん「う、うん・・・」
パセリ君「あいたた、ちょっちょっと待って下さいよ、おにいさま、あーれー」
ハテナくん「・・・」
パセリ君「・・・ぐはっ。 ごほごほ、げほ、これはちょっと、まずいでずよ、げほっ」
ハテナくん「あーあ。」
ハテナくん「ともかく、これからもS.O.S.2.をよろしくね!!」
パセリ君「それは花粉症じゃないですよ! 細菌兵器じゃないですか! げぼっ。」
ハテナくん「じゃーねー。」
パセリ君「ごう゛ぁびょぶう゛ぁばっ!!」
もどる
変な広告
↓