2003月5月のこそばゆい日々

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5月19日(月)「煙草とりそなと一回休み」

7月1日からまた煙草が値上げするそうです。 一本一円。 二十本入り二十円。 参ったなあ実際。 一日一箱吸ってるから、一ヶ月で600円かあ。 600円あったらアンタ、何ができるよ? ああ、あんま大した事できないな。 モクモク。


オークション史上最大らしいパソコンがもうすぐ終了するみたいです。 詳しくはこちら。 説明文章中の写真の壮大さに思わず笑ってしまいます。 OS/2 Warpかあ。


どうもこんばんは。 「りそな銀行」への公的資金投入決定がどうも、「りそな銀行」が誕生する前から計画されていた様な気がしてならない鷹司です。 すこぶる怪しすぎます。 ラテン語からとったという名前も胡散臭すぎます。 花島章(はなしま しょう)の太り方も、なんか色んなモノを一杯ため込んでいるっぽいです。 ていうかジブリに使う金はあったワケだな。 「見ろ! 客がゴミのようだ!」

まあ詳しくはよく分かんないんですけどね。 プチプチ潰れていく地方銀行を救済する為に、一旦合体させておいて、で、大銀行だから潰れると国的にヤバイって風に見せかけたんじゃないかなと考えるのが普通なのではないでしょうか。 「りそなホールディングス」とかいって、近畿大阪銀行とか奈良銀行とかもまとめちゃっているし。 あ、奈良銀行も入ってんだ。 それは、私的にマズいかも・・・ いや、うん。 ちょっ、ちょっと、ちょっと潰れるの待って!(必死)


それはともかく、毎度皆様ご愛顧頂いております「The Shadow Of Silver 2nd.」なワケですが、ちょっと一ヶ月程休みます。

すいません。 何だかんだ言いながらも、毎日何百人かの方に来て頂いているのに申し訳ないのですが、ぶっちゃけてんてこ舞いです。

てんてこ舞いな理由はお仕事とこっちが原因です。 お仕事はサポセンの次のひみつ結社が繁忙期になっているのです。 で、ゴーストなんとかの方は別にバカみたいな更新頻度に追い付かなくなったってワケではなく、ラストスパートに掛かっているからです。 更新の方はまあ全然問題ありません。 今第37話を書いています。 余裕でこなせて余裕でまだまだ続いちゃいます。

で、お仕事でビヂネスな文書を書いて、なんとかチャットでホラーなお話を書いて、S.O.S.でひねた日記を書いているのが現在の状態です。 それがどうやら無茶っぽいのです。 アタシャほれ、高倉さん並に不器用な男ですから、まあそれが魅力のひとつでもあったりするのですが(期待)、そんなに色んな書き分けができないんですよ。 全部ごっちゃになって、ひねたホラーなビヂネス文書を書いてしまうワケですよ。 で、とりあえずどれか切ってしまわないといけない、ていうかこのままだと全部が崩れてしまう事に気付いたのです。 でもお仕事を切ると、どうやらご飯が食べられなくなるらしくて、小説の方はここまできたら書ききってしまわないといけないので、一番切ったり貼ったりしやすいものとして、S.O.S.の更新を一旦切り離す事にしました。

そういう理由です。 だからちょっと停止します。 停止期間はとりあえず一ヶ月にしておきます。 多分。 その間に小説のケリをつけます。 うん、それが良い。 もっと前からそうしたかったんだけど、何か一旦休んじゃうと次始めた時に誰もいなかったら痛いだろうなと思って、なかなか踏み切れませんでした。 そんなに気にする事も無いんだろうけど、ほら、アタシってば心配性じゃないですか。 それが魅力のひとつであったりするじゃないですか(期待)。

そんなワケで、ちょっと待っててください。 メールとかBBSは稼働中ですので、何かあったらどうぞ。


ああ、あと復活更新したら教えて欲しいって方は、「一声かけたまへ」に空でも良いから送っておいてください。 更新したら知らせます。 もしくは足げに通い続けてください。


5月18日(日)「国有化と納税者と水冷式」

俺も資金注入して貰いたい! 鷹司です。 むしろ国有化にして貰いたい。 俺国有化。

そんな国有化された俺が気になるのは、やっぱり高額納税者ランキング。 どんな人がたくさんのお金をお上に納めているのか。 まず一位は橋本弘。 全薬工業っていう、「ジキに治って」の「ジキニン」を作っている会社の会長さんです。 「ジキニン」バカ売れかと思いきや、何でも持ち株を売却したからポッと躍り出てしまったそうな。
二位は知る人ぞ知る斉藤一人。 健康食品の販売をしている人です。 「スリムドカン」っていうダイエット薬です。 こっちはマジでバカ売れだとか。 ちなみにこの人は最近、お地蔵さんの赤い『よだれかけ』を外す為に全国行脚しているとか。 寝ている時に枕元にお地蔵さんが現れて『鬱陶しいから外してくれ』と言われたとか、ちょっと変わり者です。
三位はパチンコ機器メーカー『大一商会』の社長さんです。

なんとまあ、夢のない国でしょう。 どうやら株を売ったり健康食品を売ったりパチンコ機器を売らないとアタシらは儲からないみたいですよ。 もうちょっとなんか、なあ、明るい未来を感じさせるものは無いのでしょうか。 三位以下も通販や消費者金融やパチンコ機器屋がズラリと軒を連ねた、湿っぽいランキングになってしまっています。 ちなみにIT関係では40位にソフトバンクの孫正義おじさんが入っている程度です。 もうちょっと頑張れ、孫一族らしく、スーパーサイヤ人になるとかしてさ。 クリリーン。

とりあえずこのままだと、子供の将来の夢は『通販』とか『パチンコ機器』とか『金融屋』になりそうな予感がして、ちょっとヤですね。


NECが水冷式デスクトップパソコンを作ったとかなんとか。 かの会社にしては思いきったものです。 水冷式の話は以前から自作パソコンではありましたが、メーカーとしては世界で初めてだとか。 パソコン起動前に蛇口を捻るのかと思いきや、そうではなく、冷却用のラジエータを装備しているとか。 利点としてはファンを取る事で凄く静音になったとか。

まあ、どんなもんでしょうね。 とりあえず前面パネルの『Water Cooled』って文字が凄く格好悪いなと感じました。 気持ちは分かるが。 あと開発者の水漏れは無いという言葉もどうかと。 気持ちは分かるが。 ちなみに本体重量は16kg。 どういう訳かめちゃ重いです。 水か? 水が重いのか? そして価格はハイエンドユーザー向けで約39万円。 まあお金と笑顔に溢れかえっている人は、シャレで買ってみるのも良いかも知れません。 


5月15日(木)「業務用とシミと階段」

そういえば、ゲームセンターのゲーム機を昔は「業務用」と呼んでいた覚えがあるのですが、一体何がどう「業務用」だったんだろうとふと考えてしまいました。 まあ対する言葉が「家庭用」ゲーム機なワケで、つまりはゲームセンターが「業務」として使用するゲーム機という事なのでしょうね。 家庭用タコ焼き器と業務用タコ焼き器って感じに。 「業務用のでっかいヤツ」と表現されるつもりで「業務用ゲーム機」と名付けたのでしょう。 でもなんか、違和感があります。 多分その違和感ってのは、家庭用ゲーム機が業務用ゲーム機とほとんど変わらないスペックを持つようになったからなのでしょう。 「やっぱすげえや業務用は!」ってのが成り立たなくなってしまったからでしょうね。

まあそんな感じに、司馬遼太郎記念館の天井にできたシミが坂本龍馬にそっくりだって事並にどうでも良い話をしてみました。 こんばんは、業務用鷹司です。 ちょっと大きいです。 ちなみに家庭用鷹司はちょっとやさしそうで良いです。 でも今さっき家の「ガラス製お茶ポット」が割れてしまったので不機嫌です。 誤って割ってしまいました。 誤って、魔が差して、酒に酔って、バールのようなもので、です。 いや普通に落としちゃったんですが。 しかし参った。 アタシャ茶葉からお茶を淹れる珍しい独身男性ですから、ガラスポットが割れてしまうとお茶も飲めないワケです。 「だったらコーヒーで良いじゃない」とか、そんなマリー・アントワネットみたいなツッコみは無しです。 俺はお茶が飲みたいんだバカモン。 じゃあふらりと外に出て自動販売機のお茶を買えばいいじゃないって言われそうですが、家に茶葉も水もヤカンもコンロもあるのに、なんでお茶を買いに行かにゃならんのだバカモンって気分で。 ほとんど駄々っ子です。 地面に転がってジタバタします。 でも周りには誰もいないので、結局立ち上がってアイロン掛けなどするのです。 そうやって人は、私は大人への階段を上るのです。 どこまで上るつもりだ。

そういえば遙か以前、6,7年くらい前に「階談」というお話を書いた事がありました。
しがないサラリーマンが、気が付けば遙か彼方まで続く階段を上っていて、見上げれば雲に隠れてさらに向こうまで伸びており、見下ろせば小さくなった我が家の屋根があります。 仕方ないのでそのまま上っていきますが、階段は一向に終わる気配がありません。 それでも上り続けながら、どうして自分は下りようと思わなかったのか。 もしかして自分は世間から逃げ出したかったのではないか、とか考え出します。 やがて階段の遠くに巨大な門がある事を見付け、あの向こうには自分が望む世界が広がっているに違いないと思い、階段を一気に駆け上ってドアを開く、ってお話でした。 何だか昔からそんな事ばかり言ってたんだな俺って気付いて、ちょっとヤな気分になりました。



ちなみにお話のオチは、開かれた門の先には、そのまま、どこまでも続く階段が伸びていた。 でした。

以上、どうでも良い話デーでした。


5月13日(火)「挨拶とラーメンとFizzer」

すっごくこんばんは。 鷹司です。 まあ野菜ジュースかなんかのCMの「すっごくおはよう」ってセリフのパクりなワケですが、なかなか面白い事を言うヤツだなと思ってしまいました。 普段付ける必要のない挨拶に「すっごく」を付けると、何だろう、一生懸命な真剣さを伝える事ができるのかも知れません。

「すっごくいただきます」

「すっごくいらっしゃいませ」

「すっごくまた会いましょう」


「すっごくご愁傷様です」


仙台市の中心街に「ラーメン国技場」なるものが9月にできるとかなんとか。 全国の美味しいラーメン店を集めてなんだかんだってのは悪くはないけど、まあ二番煎じの三番出涸らしだなあと思ったり。 ラーメンの為に「ご当地まで」行くかあ? って考えて、こういう店でお茶を濁してしまう人々がターゲットなんでしょうが、ちょっとどうかと思います。 北海道限定、ラベンダーキティちゃんが100円ショップで売られている様なモンかなと。 あとラーメンは国技じゃないし。


なんか「Fizzer」とかいう、とんでもないウィルスが感染拡大しているそうですね。 詳しくはこちら。 どうとんでもないかはまあ、長くなりそうなので説明しません。 イイ動きをするみたいです。 SMTP持参とか、自己アップデート機能って所が、人工知能チックで良いですな。 あくまでチックね。 でも実際、ゾウリムシとかよりも頭良いじゃないのかな。 根拠も何もありませんが。 ともあれ、そのウィルスのタチの悪さが面白いです。 

怖いのはこの「Fizzer」よりも、「あ、そういうのができるんだ」って世界中の人に気付かれてしまう事ですね。 一気にウィルスの質が向上してしまいそうな気配がします。 どうする!? どうするボク達男の子!? どうするシマンテック。 キミんとこは、とりあえず問い合わせ窓口を増やしなさい。


5月10日(土)「ギボとNUDEとリストモ」

NOVAうさぎ、だんだん鬱陶しくなってきたな。

初代愛子様こと宜保愛子さんが亡くなられたそうですね。 こういう書き方すると色々怒られそうではありますが。
なんかこの人が本当に『ご先祖様』になっちゃうと、家族はおちおち法事もおろそかにできない様な気がします。 『お婆ちゃんの法事だから』ってウソ理由でズル早退したら後で何て言われるか。 お婆ちゃん自身から。


ゲイツ率いるXbox用ゲームソフト、同居型コミュニケーションドール「N.U.D.E.@」発売しているそうです。
詳しくはこちら

プレイヤー人数 1人

まあよくわからんのですが、なんか音声でコミュニケーションをとって育てていって、言葉を教えてたりするそうです。 いや、うん。 どうなんだろ。 美少女育成ゲームとかいうヤツの発展形なんでしょうか。 ぞっとしないですね。 テレビに向かって話し掛ける姿に、ただならぬ嫌悪感を抱いてしまうのは、私がレトロさんだからでしょうか。 それでもこうやって紹介するワケですから、若干興味が無いことも無いのかも知れません。 気持ち悪いってのは抜きにして、とりあえずどんなシロモノかやってみたいじゃないですか。 それが気持ち悪いな。 うん、俺気持ち悪い。 まあ「Xbox内蔵クロックと連動することで、時間や季節の概念にも対応しています。」って紹介の時点でヤな気分にさせられてはいますが。 画面の中のお人形さんも完全に夜型人間になっちゃいそうだし。

引き籠もりには、他者とのコミュニケーションが不得手な者と、あまり望まない者(強がりではなく)との二者に分かれる。

両者の間には大きな隔たりがあります。 このゲームは前者向けなのでしょうな。 その辺の心理を研究すると面白いモノが得られそうだなと、ふと思ったり。 


ドコモの腕時計型PHS『リストモ』がネット発売開始10分で売り切れたとか。
『アイボ』の初号機騒動と同じ様に、こういうニュースってのはある意味有効かも知れませんな。 推定出荷台数の半分程度で『売り切れ』にしちって、『正直、こんなに売れるとは思っていなかった。 すまんかった』ってコメントする手法。 大企業ならではでもありますが。 悪く言えば目測誤ってるだけじゃないって事なのですが。

で、リストモ。 お得意のエセ英語。  「あらゆるスタイルにさりげなくフィット」と違和感ありまくりの画像と共に書かれているワケですが、これもまあ、主流になっちゃうのかも知れませんね。 実際は携帯電話って携帯しにくいモノですし。 忘れちゃうし落としちゃうし無くしちゃうしだから。 そういうのにとても有効だとは思います。

問題は、着信アリを相手にバレてしまうって事ですな。 オフィスに、プライベートに、様々なシーンで気まずい演出をしてくれそうだなと考えてしまいます。 


5月9日(金)「ブラッツとスワンとバイクリア」

玩具メーカー『タカラ』は大人の女性をターゲットに、ファッション人形「ブラッツ」を7月から本格販売する事を発表しました。

紹介ページ


ちょっとがっかり。
ていうか、欲しいか? 米国で大ヒットだそうだが。


目薬を買おうと近所の薬局へ行きました。
目薬っていつも迷うんですが、大体どれを買っても効果は似たようなもの(と思っている)なので、「今売れています!」のPOPが付いていた「スワン目薬プラス」を買いました。 日本人はカタカナ語に弱いのです。 でも「白鳥目薬改」って名前でも多分買っただろうなと、まあどうでも良い事ばかり考えてしまいます。

購入すると店員さんから「試供品入れておきますねー」と言われて、何物かを袋に入れて貰いました。 試供品を良くくれるお店です。

で、帰ってから目薬を差して、視界がくっきりになった所でお楽しみの試供品を取り出してみました。


逆から読むと、アリクイ場


水虫・たむしの治療薬、「バイクリアプラス」でした。


どうしろと?

試供品ですよ試供品。 お試し品ですよ。 サプリメントなら分かりますよ。 化粧落としシートでもまあ、使わないけど分かりますよ。 なんでバイクリアプラスなんですか? めっちゃ使用者限定商品じゃないですか。


効能・効果:水虫、いんきんたむし、ぜにたむし


いや、ちょっと待ってよ。 もの凄く具体的なものにしか効かないじゃないですか。 こんなの渡されて、どうしろって言うんですか? 使ってみろって事ですか? 試してみろって事ですか? 効くから。 きっと効くから。 今度こそ治るからって違うよ!

ていうか、困る。 こんなの家に転がしておいて、誰かが来たらどうするんですか。 あ、そうなんだって思われたらどうするんですか。 それ以後、微妙に間合いをはかられたらどうするんですか。 「いや、実は僕も」とかカミングアウトされたらどうするんですか。

とまあそんな感じに、困る試供品を渡された一日でした。 スワン目薬プラスは良い感じ。 スッキリしますね。 スッキリ万歳。 いや、目薬の話ですよ。


5月6日(火)「タマちゃんと淡谷さんとアフロ」

なんだかもう、自分の身よりタマちゃんの事を心配している人がいたり、七輪だか練炭だかでポコポコ自殺する人がいたり、巡査が交番で拳銃自殺を図ったり(重体との事)、大阪環状線で人が飛び込んだり、GW中の「海外旅行離れ」の影響でお手軽なUSJが大盛況だったり、トリンプが「大江戸ブラ」を作ったりと、色々間違っている様な気がしてならない最近です。 どうなんでしょう? とりあえずみんなが真面目でいてくれないと、私がふざけられないってのがあるのですが。 真面目にしてください。 「もっとマジメにモノマネしなさぁい」とコロッケを叱ったのは故淡谷のり子でした。 意外と無茶を言う人です。

ともかく、今私の中でもっとも熱いのは、昨年10月の日記にて報告しましたが、私の住んでいるマンションのエレベータにマジックで書かれていた『5-C オフロ中』という謎の落書き。 それがいつの間にか巧妙に字を書き足して『6−O アフロ中』に変えられていた事です。 こんな楽しい事をするヤツがいるんだったら、事前に『5−C オフロ中』を写真に撮っておけば良かったと、悔やまれてなりません。 残念。 アフロ中って良いな、なんか。 アフロが出来つつあるのか、アフロ中毒なのか。


5月5日(月)「連休とボウリングと風車」

こんばんは。 連休中、やりたい事の半分もできなかった鷹司です。 皆さんはどうでしたか? やりたい事、ちゃんとできましたか? え? いや、それは君の願望じゃないか。 そうじゃない。

「本日の読売社説」

昨年四月から、学校は完全週五日制となった。ところが、休みが増えたにもかかわらず、子供の三人に一人が「することがなくて、つまらない」と考えていることが文部科学省の調査でわかった。

お前らちょっとそこに並べ。 一列に並べ。


「ボウリング・フォー・コロンバイン」って映画を観ました。
先のイラク戦争時に行われたアカデミー賞で、「ブッシュよ、恥を知れ」って叫んでいた太ったオジサンが作った、ノンフィクション映画です。 ボウリングの話ではなくて、アメリカの銃問題を取り扱った映画です。 コロンバインってのは、1999年に起こった高校生の銃乱射事件。 「トレンチコート・マフィア事件」とも呼ばれている事件で、犯人の高校生が通っていて、事件の舞台になった学校が「コロンバイン高校」ってとこです。

で、ボウリングの事ですが、あの事件の後犯人の少年二人を調査した結果、ハードロック歌手の「マリリン・マンソン」を好んで聴いていた事が分かり、報道機関は一斉にマンソンをバッシングする様になりました。 あんな悪魔的な音楽を聴いているから少年が犯罪に走るのだという理由です。

しかし、少年達が好んでいたのはマンソンだけではありませんでした。 それがボウリングです。 穴を掘る方じゃないです。 ピンを倒す方です。 少年達は事件の起こす日の朝の6時からボウリング場でプレイしていました。 大した玉転がし好きです。 はい。
そこで監督の太ったオジサン。 ジャーナリストでもあるマイケル・ムーアが問い掛けるのがこのタイトルです。 「マリリン・マンソンが悪いなら、ボウリングも悪いんじゃないの?」って事です。

内容は非常に興味深く、面白いです。 太ったオジサン大活躍。 いやホントに太っています。 色んな人に聞き込みをしたり、アメリカ、さらには白人がなぜそこまで銃を頼りにしているのかを考えます。 特に印象的なのはアメリカとカナダとの違い。 こっちから見ればアメリカの上がカナダで、似た様なヒトが住んでそうに思えるのですが、その気質は正反対と言っても良い程違っており、カナダでは銃犯罪がほとんど起こっていません。 さらに、カナダの人は家に鍵を掛けないそうです。 これには驚かされました。 人種や距離で両国を一緒くたにしてはいけないのです。 それは日本と韓国と北朝鮮と中国を同じにする様なもののだそうです。

以上。 何だかこのままずっと書き続けてしまいそうなのでココまで。 いやこの映画は一見価値ありますよ。 私の意見は、まあ勉強不足の点も多いのでやめておきますです。 とりあえず、この映画が当国で話題になったのは良い啓発に繋がるんじゃないかと思って少し安心しました。 まあそれで解決になる事は無いでしょうが。

それにしても迷惑なのはマリリン・マンソンですな。 日本でも少年犯罪が起こるとそんな話がステレオで聞こえてきます。 メガデスが悪いとかスレイヤーが悪いとか。 神戸の事件では確か「あっぱれゴエモン」が悪いって話もありましたね。 少年が犯行文に描いた風車(かざぐるま)のマークが、当ゲームでは敵全滅のアイテムだからとかなんとか。 キバヤシさんも真っ青の正論です。 それら全てが真実だとすれば、私が未だ犯罪をおかしていないのは奇跡とも呼べる事なのでしょうね。 俺ってスゲェや。 キルエムオール。

マジメっぽい話ですいませんでした。 連休はそんなモンでした。 へえ。


5月3日(土)「給食係とマトリックスとクチ半開き」

「給食係」「白装束集団」としていじめられてそうで不安なサッコン、いかがお過ごしでしょうか。 「三連休にはこれをやろう!」 という計画を立てている間に初日が終わった鷹司です。 してやられたり。 計画性のなさは持ち前の明るさでカバーです。 レッツゴー。

「マトリックス2」が興味深い。
例のキアヌさん主演のグワングワンなアクション映画。 「お前ら絶対ドラゴンボール好きだろ」って感じの映画です。 アメリカさんでは5/15に公開との事で、公式サイトに「FINAL THEATRICAL」がアップされています。 ちなみにファイルサイズは最大画面で94MB。 「マトリックスの世界にナローバンドはいらない」って言いたいみたいです。 当然大画面の映像が観れるワケですが、並のパソコンだと多分コマ落ちが激しいかと思います。 「マトリックスの世界に低スペックPCはいらない」って言いたいみたいです。 でもまあ、ナローバンド、低スペック向けのファイルもありますし、映画の予告サイトとしてはなかなか力が入っていると思います。 日本版のサイトはこちら。 但し「FINAL THEATRICAL」はダウンロードできません。

で、マトリックス。 ストーリーはまあ良いか悪いかは難しい所だと思いますが、やっぱりCGであったり撮影手法であったりには目を見張るモノがあるかと思います。 「どうせCGじゃないの」って意見するのは簡単ですが、そのCG自体がとんでもない技術だったりするワケです。 どうやって作ってんだろうなあと呆れてしまいます。 あれはやっぱり、凄いですよ。

まあ畢竟、注目すべきはその部分になってしまうのですが。 ストーリーはまあ、な。 「ファイナルファンタジー」(映画版)の10倍は面白いとは思いますが。 どれだけ人気が出るのかが興味深い所です。 日本公開は6月7日。

以上。 最近はこういう感じの、「口を半開きにしてボーっと見てても大丈夫」な映画が観たい私でした。