ハテナくんとおにいさんの
おにいさんに聞いてみよう4
−前編−
おおまかな登場人物紹介
おにいさん:無職のおにいさん。 永遠のおにいさん。 ヒマつぶしに生きている。 主に質問に答えてくれる人。
ハテナくん:おにいさんに作られた人形。 人が増えてきたのでちょっとヒマ。 進行役。
パセリ君:モテモテで休むヒマもない。 という自己暗示をかけている人。 人が増えたのでパセリポジション本領発揮。
おねいさん:無職のおねいさん。 ヒマな日は花を育て、枯らす。 年に数回、「明日は頑張ろう」と思う。
ゲイツさん:変な人。 WindowsXPのお陰で金持ちにターボがかかる。 ヒマな時はアダルトサイトを開いてブラウザクラッシュ。
ジョブスさん:いまいち花のないリンゴ屋さん。 回りくどいものの言い方をする。 ヒマを逆さにすると麻痺(マヒ)になる事を発見して、一人ほくそ笑む。
モモさん:ソネッ島にすむ覆面男。 クラブよりスナック。 煙草はハイライト。 パチンコは生活のため。 基本的にヒマになると金を使ってしまう。
うすわらい:未確認飛行マスコット(UFM)。 空間と時間の概念が無いので、ヒマもない。
おにいさん「という、ろくでなしメンバーでお送りするワケだね。」
ハテナくん「容赦ないね。」
ゲイツさん「これだけ集まると、やはりリーダーの存在が不可欠となってくるんじゃないのか?」
おにいさん「じゃあゲイツさんがリーダーだ。」
ゲイツさん「HAHAHA! ボクがかい? 参ったな。」
おにいさん「当然の事だよ。 だからリーダーはリーダーらしく、後ろで静かに構えておいて下さい。」
ゲイツさん「バックアタックって寸法だな! 任せておけ。」
モモさん「あとお前、チーム名とかも必要になるんじゃねぇか?」
おにいさん「熊さんは好きそうだね。 そういうの。」
モモさん「獏争墓威弾(ばくそうはかいだん)ってのはどうだ?」
おにいさん「走らないし、壊さないよ。」
ハテナくん「『おにいさんと愉快なみんな』、は?」
おにいさん「嫌だよ。 別に愉快じゃないし。」
ゲイツさん「待て、そういうのこそリーダーの仕事じゃないか!」
おにいさん「10秒と黙ってられないんだね。」
ゲイツさん「黙っていられようか。 そもそもこれはボクのチームだぞ。 チーム名にはやはり『ゲイツ』が必要になってくるじゃないか。」
ハテナくん「ゲイツさんと愉快なみんな?」
ゲイツさん「長い! 『ゲイツら』で十分だ。」
モモさん「ゲイツらってお前。」
ゲイツさん「GEITURAだ!」
おねいさん「なんかホモ集団みたい。」
ゲイツさん「こうだ!」
モモさん「カッケェじゃねぇか。」
おにいさん「どこかで見たロゴだね。」
ハテナくん「なんだかワルモノっぽいなあ。」
ジョブスさん「それよりも早く質問に移らないと、終わらないよ。」
おにいさん「賢明な意見だね。」
ゲイツさん「決めポーズは?」
おにいさん「じゃあゲイツさんはそれを考えておいてくれたまえ。」
ゲイツさん「よしきた! 行くぞ! パセリとやら!」
パセリ君「ええ! 僕ですか!?」
Q1)ジョブスさんとゲイツさんでは、人望が厚いのはどちらですか?
2)前回、おねいさんが出たときの「大人向け」はどんなのですか?
(Silvania No.28 巨人帽さんより)
A
ハテナくん「ゲイツさんが出てくると、お話が進まないね。」
おにいさん「好きなんだよ。」
ハテナくん「しゃべるのが?」
おにいさん「鷹司が。」
ハテナくん「・・・ああ。」
おにいさん「では最初の質問に行ってみようね。」
ハテナくん「おにいさん、今日は随分やる気だね!」
おにいさん「早く終わらせたいからね。」
ハテナくん「・・・ああ。」
おにいさん「なんだ、第一問目から僕らじゃないよ。 ジョブスさん、はい。」
ジョブスさん「ん? ああ、なるほどね。」
おにいさん「どうなんだい?」
ジョブスさん「うーん、難しいね。」
おにいさん「そうかい?」
ジョブスさん「日本語はあまり読めないんだよ。」
おにいさん「先に言いなさい。」
おねいさん「人望ねえ。」
ゲイツさん「ボクの方が厚いに決まっているじゃないか! なんたって、リーダーだぞ!」
おにいさん「良く聞こえたね。」
ゲイツさん「そりゃ聞こえるさ! デビル・イヤー!」
パセリ君「いてて、痛いですよゲイツさん。」
ジョブスさん「人望なんて、本人じゃ分からないぞ。」
ハテナくん「どうしよう、おにいさん。」
おにいさん「僕が答えるのかい?」
モモさん「おにいさんに聞いてみよう、だからな。」
おにいさん「人望が厚いのは、ジョブスさんだろうね。」
ジョブスさん「そう?」
ゲイツさん「聞き捨てならんぞ! 呉青秀! 理由を言え!」
おにいさん「人望って事は、どれだけの人に好かれているかって事だよ。」
ゲイツさん「ならばボクじゃないか! ボクは世界中で有名なんだぞ!」
おにいさん「まず、それぞれを好意に思っている人の数を数える。」
ゲイツさん「なおさら、ボクだ!」
おにいさん「そこから嫌っている人の数を引いたのを100%換算したのが、人望だよ。」
ゲイツさん「ぐはぁ!」
パセリ君「うわっ、重いですよゲイツさん。」
おねいさん「それは面白い考え方ね。」
ハテナくん「なんだかよく分からないなあ。」
おにいさん「じゃあチームGEITURAの中で調査してみるかい?」
モモさん「聞くまでも無いだろう。」
おにいさん「というワケでジョブスさんの方が人望が厚いというワケだ。 おめでとう。」
ジョブスさん「うん。 ありがとう。」
おにいさん「これからもマイナーに行くと良いよ。 その人望をキープする秘訣は、出来るだけ人と関わらない事だよ。」
ジョブスさん「僕もそんな気がするよ。」
おにいさん「じゃあ次の質問だ。 はい。」
おねいさん「私? ・・・ああ、そんな事も言ったかな?」
モモさん「どうなんだよ? おい。」
おねいさん「・・・囲碁、よ。」
おにいさん「お、逃げた。」
おねいさん「逃げてないわよ。 囲碁よ囲碁。 黒と白のせめぎ合い。 組んずほぐれつ。 あれはホントはもの凄くエロチシズムなのよ。」
ハテナくん「エロチシズム・・・」
おねいさん「黒が白の中に侵入したり、白がそれを包み込んだり、なんかもう、たまんないじゃない。 紛れもなく大人の遊戯よ。 ああ、私もう・・・」
モモさん「お、脱ぐか!」
おねいさん「なんで脱ぐのよ。」
おにいさん「それを、ハテナくんと?」
おねいさん「そう、ハテナくんに。」
ハテナくん「でも、ボク囲碁なんてできないよ。」
おねいさん「大丈夫。 おねいさんもやった事ないから。」
ジョブスさん「このチームにまともなのはいないのかなあ。」
Q1)
2)バグはありますか?それとも仕様ですか?
(Silvania No.31 01310さんより)
A
ハテナくん「わあ、すごいね。 何これ。」
ジョブスさん「何だろう、アスキーアートってヤツなのかな?」
おにいさん「そんな大層なモンじゃないと思うよ。」
モモさん「これに適した文章? おめぇらいつもこんな質問に対応しているのか?」
ハテナくん「うん、まあ。でもおにいさんがいつもサクサク答えてくれるんだよ。 ね。」
おにいさん「矛盾しているね。 この質問。」
ハテナくん「そうなの?」
おにいさん「文章で表せられないから、こうしているんだろう?」
ハテナくん「じゃあ無理なの?」
おにいさん「僕に無理はないよ。」
ハテナくん「さらっと言うね。 じゃあ文章で伝授してあげようよ。」
おにいさん「/ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ● ●、 |Y Y \ | |
| ▼ | ∧_∧ _人.| ( ´∀`)∧∧__∧∧_ノ ( )(;
゚Д゚)(*゚ー゚) | | | / || ̄UU ̄ ̄| (__)〜(__UU| しい
| 」
ハテナくん「え? なに?」
おにいさん「だから、/ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ● ●、 |Y Y \ |
| | ▼ | ∧_∧ _人.| ( ´∀`)∧∧__∧∧_ノ ( )(;
゚Д゚)(*゚ー゚) | | | / || ̄UU ̄ ̄| (__)〜(__UU| しい
|、だよ。」
ハテナくん「まあ、そういう事なのかなあ。」
おにいさん「あるいは、完。 かな。 見た目で。」
ハテナくん「ちょっとそれっぽいね。 じゃあ次の質問。」
おにいさん「なるほどバグ仕様って事だね。」
ジョブスさん「そんなのは、あり得るのかい?」
おにいさん「十分ありえるよ。 そのお陰でスーパーマリオに9−1があったり、紫色のドルアーガが出てきたり、落ちても死ななかったりするんだよ。 それらは全てバグ仕様、バグ付きって事だよ。 あの頃はバグはバグで十分楽しめた。」
ジョブスさん「本来はあってはいけない事なんだけどね。 あの頃はなんだかもてはやされていたね。」
おにいさん「あってしかるべきだよ。 バグってハニーって漫画もあったからね。 バグってハニーだよ。 壊れてバンザイなんだもの。」
ハテナくん「なんだか古い話だね。」
おにいさん「まあバグってハテナくんにはちょっと分からないかな。」
ハテナくん「ボクもバグ仕様?」
おにいさん「君の場合は、存在自体がバグだよ。」
ハテナくん「酷いなあ。」
おにいさん「だから、バグはあった方が楽しいんだよ。」
モモさん「うまくまとめやがったな。」
Q1)ゲイツ。
あるプロセスAから別のプロセスBを起動させるときにSystem関数を使うのとCreateProcess(API)を使うのとWinExecを使うのとどれが一番ベストですか。
MicroSoft側では「WinExecはWin16用アプリケーションとの互換のためのもので、内部ではCreateProcessを呼び出しています。」となっているので
とりあえずはCreateProcessを使うのがよさそうですが、System関数にコマンドラインを渡して使用する場合と何が違うのかわかりません。
セキュリティ識別子やハンドル継承のフラグを引数に指定してあるところを見ると、CreateProcessを使用する方がよさそうですが。
2)
ファイルマッピングについて、CreateMappingFileでファイルマッピングオブジェクトを生成した後、MapViewOfFileでプロセスA,Bの仮想メモリ上にマッピング した場合、ファイルマッピングオブジェクトへの排他制御はミューテックスで行うのがベストですか?現在改造依頼のきているアプリケーションを前に作った人は どうもミューテックスで排他制御してるみたいですが。また、マッピングされているメモリと 実際のファイルは同期が取れていないため、最初にCreateFileする時 にFILE_SHARE_READ/WRITEで生成するとまずいですよね?仮に別のプロセスCがWRITE_FILEした後でメモリをフラッシュしたらファイルの内容が変わってしまうことになりますか?
(Silvania No.10 鶴川ミサさん)
A
ハテナくん「これは、何を言っているの?」
おにいさん「難しいね。」
ハテナくん「おにいさんでも難しいの?」
おにいさん「そういう意味で言ったんじゃないけど。 まあゲイツさんに質問らしいからゲイツさんに聞いてみよう。 おーいリーダー、質問だよ。」
ゲイツさん「答えはCだ!」
おにいさん「質問を見てから答えてくれたまえ。」
ゲイツさん「どれどれ・・・ああ、なるほどな。 うんうん、え? 本当か! ああ、そういう事か。 なんだかなあ、HAHAHA。 そいつぁイイや! It's Crazy!」
ハテナくん「ゲイツさん、分かる?」
ゲイツさん「ボクを誰だと思っているんだ? ゲイツだぞ。 MS-DOSの時代はもう終わったんだぞ。 そういう事にしておいたんだぞ。」
おにいさん「それで?」
ゲイツさん「どれでも何とかなるだろう。」
ハテナくん「そうなの?」
ゲイツさん「ボクならね。 ゲイツXPだから。」
ハテナくん「強くなったの?」
ゲイツさん「見たまえ、額にXPと書いてあるだろ。 だからゲイツXPだ。 このメガネはメガネXP。」
おにいさん「ちゃんと答えてあげなよ。」
ゲイツさん「どれでも良いと言っておるだろう! どれが良いとか、どれが一番とか、そういうのはもうウンザリなんだよ。 ボクのOSは世界一になった。 それでボクはどうなった、裁判所とイベント会場の往復だ。 ゆっくりエロゲーをやる暇もない。 つまり、選択肢は多い方が良いのだ。 気に入らないなら全部使え。 全部使えXP!」
おにいさん「そういう事らしいよXP。」
ハテナくん「じゃあ次の質問。」
ゲイツさん「ミューテックスでベストだ。 以前にミューテックスを使っていたなら、それを受け継ぐのが発展への近道であり、人間の成長だ。 ボクもあたかもパソコンを作った人のように思われているが、実際97%パクリだ。」
ハテナくん「もうひとつのは? フラッシュとかメモリとか。」
ゲイツさん「まずいぞ。 大いにマズイ。 海原雄山なら激怒だ。 それで山岡もブチギレだ。 ついでに例の声の甲高い上司も怒り心頭だ。 XPではそれらのマズイ処理をうっかり行わない為の配慮を随所に設けさせて頂いた。 良く言えば親切。 悪く言えば自由度の抑制だ。 皆様どうぞ安心してお使い下さい。」
ハテナくん「ああ、いつの間にか宣伝に。 答えはどうなったの?
ゲイツさん「うん、ボク的には全然オッケー。」
おにいさん「これは解答相手を間違えたんだろうね。」
ハテナくん「おにいさんだったらどう答えたの? 難しいと言っていたけど。」
おにいさん「難しいね。 例えば僕がその質問に対して適切なアドバイスを与えたとする。 これこれこういう理由だからこうしなさいと言う。 質問者も大いに納得してくれるかも知れない。」
ハテナくん「うん。 良いじゃない。」
おにいさん「面白くないじゃない。」
ハテナくん「ああ、そういう事か。」
おにいさん「だからこの質問者は非常に適切な解答相手を選んでくれた事にもなるんだよ。」
ハテナくん「さりげなくフォローだねXP。」
Q1)こんなタイミングでなんですがあやふやな人たちの詳しい自己紹介を。 本名なり趣味なり主義なり正体なり必殺技なり犯罪歴なり何でも。
2)パセリへ。 メートリックと曲率及び相対性理論について貴方の考えを聞かせてください。
(Silvania No2 yuuさんより)
A
ハテナくん「いっぱい増えちゃったもんね。」
おにいさん「僕達の自己紹介はもうもう必要ないね。」
ジョブスさん「ボクとゲイツもこの間なにかの時に自己紹介したよ。」
おにいさん「じゃあ、あとは君だね。」
おねいさん「私?」
おにいさん「君は一体、なんなんだ?」
おねいさん「あら、あなたが一番知っているクセに?」
モモさん「お、そりゃ聞き捨てならねぇな。」
おにいさん「そうか、じゃあ説明しよう。 彼女の名前は竹原フミ。 今年で22歳になる。」
ハテナくん「そうなの?」
おねいさん「え? ああ、まあ。」
おにいさん「幼くして両親を亡くした彼女は頼るモノがいない事を早いウチから理解し、その結果猛勉強を重ね、国家諜報局に入り、スパイとして世界を飛び回っていた。」
モモさん「すげえな、姉ちゃん。」
おねいさん「・・・うん。」
おにいさん「その手腕は冷静且つ大胆。 女007。 実写版峰不二子などの異名と共に、「日本にフミあり」として、闇の世界で怖れられていた。 だが、そのあまりの能力が、諜報局内に疑念の種をばらまき、ついには二重スパイの噂が流れてしまった。 フミは焦った。 必死になって諜報局の為に働いた。 しかしその活躍が大きくなればなるほど上層部からは煙たがられるようになった。 そしてついに、諜報局をクビにさせられる事になった。 スパイ世界でのクビはすなわち死だ。 それ以来フミは国外だけでなく国内からも命を狙われる結果になった。 危うしフミ。 そしてついに、超A級スナイパー、ゴル」
おねいさん「ごめんなさい! 本当にすいませんでした。」
おにいさん「何を言っているんだい? 僕の知っているフミはココからだよ。」
おねいさん「いや、ほんとごめんなさい。 そんなのウソよ、全部今考えたんでしょ。」
おにいさん「もう遅いよ。 君の半生は決定してしまった。」
おねいさん「いや、だって、私そんな危険でセクシーなポジションじゃないもの。」
ハテナくん「大変だろうけど、頑張ってね、フミさん。」
モモさん「ま、なんかあったら俺に言えや。 腕を貸すぜ。」
おねいさん「ああ、どんどん決定されていく・・・」
モモさん「まあ人生そんなモンだ。」
おにいさん「次はモモさんだね。」
モモさん「本名、柏木桃蔵。 35歳。 仕事はフリーター。 趣味は覆面。 他に何が聞きたい?」
おにいさん「十分だよ。 お腹一杯だ。」
ハテナくん「次の質問は、パセリ君だ。 おーい、パセリくーん。」
パセリ君「・・・はいはい、やっと出番ですね。 みんなのモテモテに関する悩み、お聞きしますよ。」
おにいさん「メートリックと曲率及び相対性理論についての考えを聞かせてくれとの事だよ。」
パセリ君「ええ。 メートリックさんは僕の尊敬するモテモテ大王ですね。 素敵な曲を率いて男と女の相対性理論を語るという、まさに大人の口説きを得意としていました。 でも僕の意見としては、モテモテは理論じゃなく、態度と行動だと思っていますよ。 それはまだ僕が若いせいかも知れませんがね。 まあご存知の通り、大王の理論の中にも、『千の言葉よりも一回のKISS』というのがありますし。 大王も決して理論だけではなかったのでしょうね。」
ハテナくん「すごい! なんかパセリ君カッコイイよ!」
おにいさん「真に受けるから止めなさいって。」
Q1)金欠で乾きそうなのですが高校生にも可能な手段で何とか干からびずにすむ方法を一手。(できれば合法的に)
2)お兄さんとお姉さんの過去のエピソードをどうかひとつ。
(Silvania No.39 かずやさんより)
A
おにいさん「働けばいいじゃないか。 もう高校生なんだし。」
ハテナくん「少ないって事じゃないの?」
おねいさん「高校生の時給なんて、雀の涙だものねぇ。」
おにいさん「まあ闇仕事の相場で考えるとそうかも知れないね。」
おねいさん「闇じゃないってば。」
モモさん「パチンコか、馬か。」
おにいさん「まあ合法的とわざわざ言っているんだから、それは止めておこう。 そうだねえ、インターネットを止めてパソコンを売りなさい。 それが一番てっとり早いよ。」
ハテナくん「ボクもそんな気がするよ。 じゃあ次、おにいさんとおねいさんの過去のエピソードを聞かせて。」
おにいさん「そうだねえ、じゃあ、」
おねいさん「ちょっと、もう勘弁してよ。」
おにいさん「『フクロウの爪作戦』の時の事は言っちゃダメなのかい?」
おねいさん「だからそんなの知らないってば。」
おにいさん「あれはフミじゃなかったか。 じゃあ『緑アリジゴク殺人事件』の話にしよう。」
おねいさん「だーかーらー。」
モモさん「なんか仲良いなオイ。」
おねいさん「どこ見て言ってんのよ。」
ハテナくん「わあ、なんか良いじゃない。 ケッコンしなよケッコン。」
おねいさん「バカなこと言わないでよ。」
ハテナくん「ボク、お母さんが欲しいな。」
おねいさん「え・・・だって、」
おにいさん「無茶言うんじゃないよ。 気持ち悪い。」
おねいさん「・・・」
ジョブスさん「おや、システムエラーかい?」
Q1)ハテナさんへ。 10月にあった販売士2級のテストに落ちました。どうしましょう?
2)誰でも良い。 今年の鈴鹿でモントーヤはシケインを突っ切った周が一番速かったのでしょう?
(Silvania No.1 isさんより)
A
おにいさん「これはハテナくんをご指名だ。」
ハテナくん「うん。 わあ、残念だったね。 大丈夫だよ次は合格するから。 頑張ってね!」
おにいさん「・・・それだけかい?」
ハテナくん「え? だって他に、なにかあるかなあ。」
おにいさん「まあ質問者のメールにも2秒で書いたって言葉があったから、そんな所だろう。」
ハテナくん「ああ、そう。 旅に出ると良いよ!」
おにいさん「随分飛躍したね。 旅ってどこへ?」
ハテナくん「・・・なんか、販売士2級のテストがない国へ。」
おにいさん「とても君らしい考え方だね。」
ハテナくん「うん、ボクならそうするな。」
おにいさん「現実逃避って事だね。 でも行った先も現実だよ。 今度は木に登らずにバナナを取る方法に頭を悩ます事になる。」
おねいさん「どこの国へ行くんだか。」
ハテナくん「次の質問。 ・・・これは、質問なのかな?」
おにいさん「むしろ教えてくれているみたいだね。」
ハテナくん「何の話?」
おにいさん「レースの話だよ。」
ハテナくん「何のレース?」
おにいさん「だから鈴鹿だよ。」
モモさん「って事はF-1か。」
おにいさん「違うよ。 鈴鹿だよ。」
おねいさん「鈴鹿ってなに?」
おにいさん「日本の伝統的な競技だよ。 どれだけ早く相手の鹿の首に鈴を付けられるかって競争だよ。 奈良時代に貴族の間で大流行したんだ。 万葉集にも、『春山へ 鈴鹿にい出て 死者三名』と詠まれている。」
モモさん「死人が出たのかよ。」
おにいさん「当時の鹿は今の3倍はあって、気性も荒かったらしいからね。 ちなみにその頃たまたま流れ着いたスペイン人が、鈴鹿をいたく気に入り、母国に戻って流行らせたんだよ。 でもスペインに鹿はいないから、仕方なく牛で我慢した。 それが闘牛の始まりだよ。」
ハテナくん「さすがおにいさん。 物知りだね。 じゃあモントーヤとかシケインとかっていうのは?」
おにいさん「鈴鹿を競う人の名前だよ。 ココにも外国人の活躍が見受けられる。 鈴鹿は三本勝負。 それぞれを一周二周と呼んでいるんだ。 開始5分。 シケインが最初に鹿を見つけたんだけど、モントーヤが電光石火の速さでシケインを突っ切って、先に鹿の首に鈴を付けたんだよ。 あれにはみんな驚いたよ。」
ハテナくん「ああ、そういう事なんだ。 おにいさんも見に行ったの?」
おにいさん「おにいさんは足首を捻挫していてね。 残念ながら4位だったよ。」
ハテナくん「・・・出場したんだ。」
ハテナくん「はい、これにて前編終了だよ。」
おにいさん「前編って事は、後編があるのかい?」
ハテナくん「もちろん、さらにヒートアップするボク達にご期待下さいだよ。」
おにいさん「ココまで書くのに6時間かかった事も内緒だね。」
ハテナくん「みなさんもお疲れさまでした。 ひとまず休憩です。」
モモさん「結構大変だなオイ。」
おねいさん「久しぶりに動くと疲れるなあ。」
ジョブスさん「いけない、もう寝ないと。」
ゲイツさん「チームGEITURAに休息はいらん! 起動あるのみだ!」
おにいさん「元気だねXP」
ゲイツさん「当然だ。 デュアルプロセッサの底力を見せつけてやる! ついてこい、パセリとやら!」
パセリ君「ええ、また僕ですか!?」
うすわらい「・・・」
後編につづく