the shadow of silver
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お知らせ 11月26日(月)「回転寿司はブロイラー気分」

[本日の発想]

そろそろ、庶民派のレストラン紹介や、初心者向けのパソコン本、あるいは受験生の参考書などに「ミスらんガイド」って名前の本が出てきそうな気がするんだけど、どうか。 ていうかもう既にあるのかしら。


[本日の独言(ひとこと)]

ニュースで知ったのですが、大分空港の手荷物受取所では、皿に載った巨大な寿司が流れてくるそうです。

記事はこちらから。

これほど見事なPRは最近ないなあと思い紹介しました。 だって空港ってその地方の玄関口ですし。 それに手荷物受取所って、自分の荷物が出てくるまでじっと待ち続ける所ですし。 もう抜群の媒体だと思いますよ。 そしてベルトコンベアを回転寿司に見立てた表現もあまりにハマリ過ぎている。 まさに「こういう使い方があったか!」と思わせられました。

まあ本音を言うと、手荷物受取所なんて何度も見ているというのに、こういう発想に全然至らなかった自分が悔しいのです。 そういう仕事があったかどうかは別として。 だってミステリ小説のトリックやホラー小説のネタだって似たようなものですからね。 凶器を手荷物のバッグに入れて、こっそりと共犯者に渡すとか。 ホラーだと突然ベルトコンベアから死体が流れてくるとか。 色々と考えられる訳ですよ。

私もまだまだ修行が足りません。 視点を変えれば、仕事や人生のアイデアなんていくらでも出てくるものだと思います。


11月19日(月)「便利機能に使われて」

アマゾンのトップページに自分の作品がピックアップされててスゲー、オレマジヤベーって思ってよく見たら、自分の「最近チェックした商品」が表示されているだけだったよ。 なんだ恥ずかしい。 最近チェックしていることもバレて恥ずかしい。


[本日の独言(ひとこと)]

先日、携帯電話で1か月に12万円以上使い込んだという理由で、中学3年生の娘を殴った母親が警察に逮捕されるという事件がありました。 何だか全てがよく分かりませんが、ひとまずは警察官に「ご苦労様です」とでも言いたくもなる出来事だと思いました。

しかし携帯電話で12万円。使い込んだ中学生をバカだと言うのは簡単ですが、使い込める状況にある社会というのも充分に異常だと思わざるを得ないです。 「お金を正しく使え」なんて、大人だって難しいものですから、中学生に正しい金銭感覚を持てというのも無茶でしょう。 そしてこの事件は、「携帯電話」という急速に進化した文化に、社会と人間が追い付けていない状況のひとつの現れなような気がしています。

29歳の私が初めて見た電話機は、いわゆる「黒電話」と呼ばれるものでした。 ジーコロジーコロと番号を回し、けたたましいベル音で呼び出す機械。 多分、黒電話を懐かしいと思える最後の世代になるかと思います。 それが小学生の高学年ごろにはプッシュホン式の電話になり、高校生の終わり頃に個人で持つポケットベルというものが現れ、そしてPHSと携帯電話が爆発的に普及しました。 新しいツールが次々と登場し、その便利さに惹かれて次々と手を出していく。結果、子供の頃には存在しなかった「万円単位の通信費」が毎月引き落とされていく社会になっていました。 勘弁してください。

生活必需品に含まれなかったとしても、今では持っていないと仕事にもならない。 子どもにとっても、持っていないと友達と遊べない、流行について行けない、いじめられる。 携帯電話はもはやそれ程の存在になっていることを、そろそろ皆で考えなければならない時期にきていると感じています。

冒頭に書いた事件の話、一体誰がバカで悪者だったのでしょうか?
当事者の誰かが責められている限り、こういう事件はまだまだ起きると思います。


11月12日(月)「実は東西きってのタワー好き」

人から聞いた話なのですが、何でもナムコの傑作「ドルアーガの塔」が来春にアニメ化されるそうですね。

どんなものになるかは知りませんが、あのワクワク感と理不尽さを詰め込んだ作品にして欲しいと期待しています。

ていうかドルアーガだったら、クリアまでのプレイムービーでもいいなと思ったり。

もちろん「裏ドルアーガ(紫仕様)」込みで。

あるいは個人的名作「ファミコン風雲児」のドルアーガ編、帝苦悩坊(てくのぼう)との対戦アニメでもいいですね。 だんだんネタのマニアックさが「バッファロー吾郎」(リットンファミリー所属)みたいになってきた。


[本日の独言(ひとこと)]

マガジンハウス社が発行している情報誌「ダカーポ」が本年12月下旬号をもって休刊となります。 1981年創刊で最盛期には約20万部の部数を誇っていましたが最近では約8万部にまで落ち込んでいたそうです。 結構メジャー誌だと思っていましたが厳しい現実にあったようです。

部数減少の要因としては、やはりインターネットの普及もそのひとつに上げられるようです。 隔週で発行される「ダカーポ」のキャッチコピーは「現代が3時間でわかる、情報誌」というものでしたが、「1日が15分でわかる、ネット社会」にはついて行けなかったのかも知れません。 勝手な憶測ですが、敗因は雑誌のメインテーマが「幅広いターゲット」と「スピード」という、今の雑誌に一番求められていないものにしてしまったからでしょうか。 今後新聞や雑誌が生き残るには、ネットで高速にダダ流れている情報から、必要なものだけをピックアップして個性的な記事で面白くまとめ上げる編集能力になると思います。

そんなことを考えつつ調べていたら、ちょうど「ダカーポ」編集部の様子を紹介した記事を見つけました。 なかなか楽しそうな人たちが集まっておられるようです。 ぜひまた新しい切り口で雑誌を作って欲しいものです。


11月5日(月)「そして3冊目♪」

【本日のヌンチャク発言(遠まわしな攻撃)】

カラータイツって、足のキレイな人が穿くとだんぜんプラスになるけど、そうでない人が穿くとマイナスにターボがかかっちゃうよね!


という訳で、そろそろ男のカラーモモヒキが流行る頃だと見ているのだがどうか。 カラモモ。奈良市には「杏町」と書いて「からももちょう」と読む地名があります。


[本日の独言(ひとこと)]

THE QUIZ

怒涛の書籍刊行ラッシュ。
いよいよ真打・3作目が発売されました。

新刊「THE QUIZ」

著/椙本孝思 刊行/アルファポリス
2007年11月発売 定価 1155円(本体1100円+税)
詳しくはこちら。

”解けなければ、殺される”というホラー・ミステリの原点を真正面から描きました。 夜中に一気に読んでいただけると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

という訳で、この作品をもちまして刊行ラッシュは一旦終了です。 またしばらくはサラリーマンをやりつつ執筆作業に勤しみます。

書きたいものは、まだまだあります。



●2007年10月の日記

●今月の日記