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8月4日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
夏と言えば思い出されるのがヒアリのことではないだろうか。
恐るべき猛毒の殺人アリが日本にやって来たと、昨年には戦々恐々としていたのに、今年はそれより怖い新型コロナウィルスが来たせいか全くと言っていいほどニュースになっていない。
調べてみると、環境省が7月14日に東京港の大井ふ頭内でヒアリ1500個体以上が確認されたと発表していた。
他にも4月に茨城県常総市で、6月に入ってからは横浜港や千葉港、東京港・青海ふ頭、川崎市内の物流倉庫でも見つかっているらしい。
社会が停滞し物流も滞りがちなので、積極的な広まりは少ないものと思われるが、やはりしっかりと日本への定着が進んでいるようだ。

一方、アメリカでも恐るべき外来昆虫の上陸が始めて確認されたとのことで今はニュースでもSNSでも新型コロナウィルスに続く脅威として伝えられているらしい。
その昆虫は信じられないほどの大きさと極めて強力な毒を持ち、刺されると人間も命に関わる危険性がある。
しかしそれ以上に恐れられているのは、その昆虫がミツバチを襲ってエサにして、時には巣ごと全滅させてしまうことがあることだろう。
ミツバチによる受粉活動は農業において極めて重要な役割を担っており、もしそれがなければ大きな食糧難を引き起こしてしまうと言われている。
つまりミツバチを襲う外来昆虫は、人間社会をも滅ぼしかねない存在なのだ。

そんな凶悪な外来昆虫の名は、オオスズメバチ。
日本の山野で時折見かける、大きくてガチガチ音を鳴らす危険なハチだ。
アジア原産で、実はこれまでアメリカ大陸には一匹も存在していなかった。
なんだぁ、と言ってはいけない。
もしあの大型のハチが、これまで小さなミツバチしか見たことのなかった世界にやって来たと想像すると、ヒアリなどとは比べものにならないほどの恐怖に違いない。
ベランダに出ると家の壁面にコモドオオトカゲが貼り付いているようなものだろう。

なおオオスズメバチが極めて危険な外来種というのは誇張ではない。
日本に定住しているオオスズメバチも人間やミツバチを襲うが、鳥やオニヤンマ(実はトンボは強い)やムシヒキアブなど天敵も多いため、生態系の中で増えすぎることもなく活動している。
しかし外来種は何かのきっかけで爆発的に繁殖し、既存の生態系を破壊することも多いからだ。
昆虫の侵入は防ぐことは難しいので、アメリカにオオスズメバチが定着する可能性は高い。
人間社会の崩壊は大袈裟だが、巡り巡って輸入農作物の値段が上がるくらいはあるかもしれない。

[一日三報]
[CNN] 「殺人スズメバチ」、米ワシントン州で初めて捕獲

[神戸新聞] カエルに食べられても… 生きて脱出する昆虫発見

夏になると増える昆虫ニュース。
近頃は新発見も新提案も、発表するタイミングが重要です。
昆虫の脅威とは、大きさと引き換えに得た生命力と繁殖力、そして世代交代による変異力にあります。
命を大切に、だの、子育て問題、だのと言っていたら早晩にも絶滅していたことでしょう。

[ITmedia] 街中で客のマスクが広告に変身! 「アドノマスク」キャンペーン

誰もが気になっていた広告媒体。
そのうちノベリティや何かにも付いてくるようになるかも。
どうせなら装着時間に応じて本人に課金されるシステムが生まれればいいのにね。
技術が進めば動画広告なども付けられるようになると思う。

[AFP] 1億年前の微生物が復活 増殖に成功

こういうのが、また新たな危険ウィルスや微生物が広まるきっかけになるのかも。
人口増加による居住地域の拡大によって森の病気が人間に伝わったとか、コウモリだかサルだかを食べたことで新たな感染症が発生したとか。
人間が余計なことをして自らの危機を招く場合が多いわけで。
でも、余計なことをするのが人間でもあるわけで。