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5月11日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
2月の後半あたりから、ツイッターで #春から○○大 というハッシュタグをよく見かけるようになっていました。
○○には上智や慶応や東大や京大などの大学名が入り、つまり来年度から各大学に入学しますという嬉しさあまりの報告だ。
何とまぁ、危ないことをしているな思っていたら、やはりそれを目当てにした詐欺の勧誘や事件も起きているようです。

ハッシュタグとは先頭に#を付けることで機能する検索用の文字列のことで、ツイッターやインスタグラム上ではタップするだけで同じ言葉を付けたユーザーだけをリストアップできます。
なので例えば #春から上智大 だと今春から上智大学へ入学した人が簡単に見つけられて、早くから仲間作りや情報交換に役立てられるようです。

ということは、このハッシュタグを付けている人は、せっかく顔も名前も所在も隠しているのに、来年度から大学へ入る大体20歳前の人間であることを自ら告白し、さらにこれまでのツイートを見れば女性か男性かもすぐに分かるということです。

私は人類史上最高の善人なので特に興味はありませんが、もし悪人がそれを知ったら1万円の布団を10万円で売りつけたり、信奉するスパゲッティ・モンスター教への入信を薦めたり、お気に入りフォルダに入っている秘蔵のナメクジ交尾映像を送りつけたりするかもしれません。
ハタチ前後の世間知らずをたぶらかすなどチョロいものでしょう。

最近の若い人たちは生まれた時からITに触れていますが、あまりに身近すぎて危機管理が疎かになっているような気もしています。
容易にプライバシーを投稿できるようになったので、悪い人が本気を出せば、過去に投稿した街や店の画像からターゲットの活動範囲を特定することもできるだろうなと思います。
仲間内で見せ合って遊ぶだけの理由で、毎日ランチの画像や旅先で撮影した画像を投稿していたら、いつしか自分よりも自分に詳しい見知らぬ中年男性が挨拶にやって来るかもしれません。
自分の顔や姿の画像は一切投稿していなかったとしても、周辺情報だけで割と容易に見つけられるものです。

そして何より、そんな悪い人たちのせいで便利で楽しいコミュニティツールが失われていくこともあるのは、もったいないなぁとも思っています。
でもネット界隈は大体いつもそんなことを繰り返しています。

[一日三報]
[東京新聞] 高齢の飼い主が急死…ネコ21匹が取り残され、24日後にようやく保護も2匹死亡 都が遺族の意向確認に手間取り

そこには白骨化した遺体と、丸々太った猫たちが……というのはホラーの話。
難しい問題だけど、これが21人の子供たちなら当然ほうっておかれないわけで。
犬猫も法律ではモノ扱いですが、もう少し融通を利かせて欲しいなと。
あと杉本彩って今こんな活動してるのね。

[INTERNET Watch] タイトルの書式が除外検索に……公式サイトが検索でヒットしない今期アニメが話題に

これは割と盲点。
-○○○-でサブタイトルを付けることが多いので、これからは気をつけたほうがいいかも。
ちなみに私の小説に付けられるサブタイトルの大半は、出版社側の意向だったりします。
長ったらしいのはあまり好きじゃないのですが。

[AFP] 「神はわれわれにやさしい」感染急増でもモスクに人殺到 パキスタン

例えば細菌もウィルスも発見されていない時代において、人々に衛生観念を与えるにはどうすればいいか。
よく分からないが綺麗にしたら病気になりにくいらしい、と言ったところで理解して守ってくれる人は少ないだろう。
しかし、神に会うために身を清めよ、手を洗え、悪い物を口にするなと教えたら、なるほどと思って皆は従うようになる。
古い宗教って大体そんなものだと思う。



5月6日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
もしも今、私が犯罪を冒すとしたら、どんな手段を選ぶだろう。
ミステリ作家は結局のところ、毎日そんなことを考えるお仕事です。
窃盗か、強盗か、殺人か、テロか、あるいは思いもよらない事件か。
少なくとも、丹念に状況を精査して、入念に行動を吟味して、確実な方法を選ぶことには違いない。
今まで作品中で何十人も殺してきました。
イメージトレーニングは十分こなしてきたつもりです。
絶対に警察でも証拠が掴めない完全犯罪を目指します。

先日21日、神奈川県警は住居侵入と窃盗の疑いで43歳のトラック運転手の男を区検に追送致しました。
60歳代女性宅に忍び込み、現金5300円と貴金属類3点(時価計約15万2000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
また男は2015年5月頃から県内の留守宅や空き家に侵入し、現金や遺品などの盗みを繰り返していたと言い、これまでの捜査で窃盗未遂を含めて計188件を確認したとしています。

なお警察が男を見つけた決め手は、大半の現場に「同じ銘柄のたばこの吸い殻」が落ちていたことだそうです。
調べに対し男は「緊張するので、たばこを吸いながらやっていた」と供述しているそうです。
犯罪者の立場で語るのどうかと思いますが、何ともお粗末というか、初歩的なミスというか。
こんな作品を書こうものなら、担当者からも読者からもそっぽを剥かれるでしょう。
しかし現実の犯罪はこんなものです。
大半の犯罪者はミステリ小説など読まないでしょうし、もしかすると刑事ドラマも観ないのかもしれません。
教養がないので短絡的な思考に陥り、犯罪に手を染めてしまうものなのでしょう。

ちなみに、ミステリ作家はいつも凶悪事件のことを考えていますが、実際にそれを使って犯罪を冒すことはまずありません。
なぜなら、どれだけ丹念に作り上げていた計画にも、必ずどこかに「穴」を空けなければ気が済まないからです。
誰にも推理できない完全犯罪を目論むなど、つまらない二流の仕事なのです。

[一日三報]
[AFP] 米山火事、原因は殺人隠すための放火 昨年2人死亡

あの大火災の発端。
これだけが原因ではないようですが。
でもこうなると、どこまで罪が問えるのでしょうか。

[共同通信] 中国、食べ残し禁止法を可決

中国といえば食べ残すのが礼儀、完食するのは失礼の文化ですが。
地球環境問題というよりは、処理施設の限界と局所的な食糧難が起きているのかもしれません。
人口も多ければ多いなりに大変。
国家を適切に運営するのに最適な人口ってどれくらいかしらね。

[CNN] 父親の遺灰を入れたボール、ボウリングでパーフェクト達成 米男性

親父を投げて転がすなよと。
でも本人たちが本望ならそれもまた供養かと。
親父の遺灰でパーフェクト(尾崎豊)