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4月6日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
先ごろ、『現代人はなぜ虫が嫌いになったのか』を調査した東京大学の研究グループがその結果を同学のホームページ上で発表した。
それによると虫嫌いについては二つの要因が重なっているものとして、一つには『都市化によって屋外で虫を見る機会が少なくなった一方で、屋内でよく見られるようになり、病原体を回避する心理から強烈な嫌悪感を持つようになった』。
もう一つは『自然で虫に触れる機会が少なくなったことで虫の区別が付かなくなり、無毒無害な昆虫も含めて全て嫌悪するようになった』と結論づけていた。
つまり『虫は病原体を運びかねない不潔な生物であるから近づけてはいけない』という知識と、『虫の違いが分からない』という未知の恐怖が虫嫌いを増やしているようだ。

【参照】なぜ現代人には虫嫌いが多いのか? ─進化心理学に基づいた新仮説の提案と検証─ | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

人間は未知なる物に対して、多大なる興味を抱く一方で、底知れない恐怖も感じずにはいられない。
その恐怖とはつまり『身の危険』に起因する本能のものだろう。
地上の全てを支配し、敵対するものなど何もいなくなった人類も未知の生物に対する恐怖は拭えない。
むしろ無敵であるがゆえに未知に対して過剰に反応してしまう面もあるのだろう。

これは人間同士の差別に対しても同じことが言えるかも知れない。
人種差別や国籍差別というのも『危険』『信用できない』という大まかな知識と『未知』ゆえの恐怖から敵対心を持ってしまうのだろう。
アメリカの白色人種の人から『黄色人種が新型コロナウィルスを世界に広めた』と言われて差別を受けてもどうしようもない。
『日本人は賢くて勤勉で礼儀正しく心優しい』と言われても、いや人それぞれだろうと思う。
相手が昆虫でも人間でも、人の心理は似たようなものなのだ。

ゆえに、差別に対する手段は相手に正しい知識を得てもらう以外にない。
昆虫も正しい知識を持っていればそこまで嫌悪することもなくなるだろう。
ただし、そもそも嫌いな相手のことを知ろうとする人などあまりいない。
やはりなかなか難しい問題だ。

[一日三報]
[AFP] 洞窟で閉じこもり実験「ディープタイム」 時計なしで6週間 フランス

6週間後、血みどろの人間がたった一人だけ現れたりして。
でもそれくらいなら割とエンジョイできそうな気もしたり。
清潔にしておいてもらえたら。

[NHK] 12年間の山ごもり修行を満行 比叡山延暦寺で20年ぶり

洞窟で6週間は知らないが、こちらはもっと過酷。
山で過ごすだけと思われそうだが、実際にはびっしりと修行のスケジュールが組まれており、毎日ひたすら山を歩き回って、粗食に耐えて生き続けなければならない体力勝負の面も大きいようだ。

[ロイター] 米マイクロソフト、陸軍からARヘッドセット受注 219億ドル相当

海外は官民、大っぴらに軍事研究・開発ができて良い。
その技術がそのうち一般消費者にも回ってくるかも。
ゴーグル・マスクで街行く日も近い。