2001年4月
卯月

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4月30日(月)「価値観」

G.W.(ガニ股ウォーカー)の皆さんこんばんは。 休日をいかがお過ごしでしょうか? まあどうだって良いんですがね。
昨日の日記に「それではまた来月」と書いておきながら、最終日の今日も日記更新です。 今日お仕事だと思って早起きして出勤したら、ものの見事に休日だったというオテンバっぷりを発揮したので、無駄な時間ができてしまったのです。 やってられませんよ。

「The Shadow Of Silver」の名物首相、故ヲブティ元首相のブロンズ像が、昨年サミットが行われた沖縄県名護市の万国津梁館内に建てられました。
どうなんでしょう? ブロンズ像。 猪木じゃないんだから。 何で作られたのでしょう。 功労者だから? 違いますね。 亡くなられたからです。 死んだからブロンズ像が建つのです。 散々貶しておきながら、死ねば「よくやった」と思われてしまうのです。 そこには日本人が大好きな「仕事で死すべし」というサムライスピリッツやら、死人に鞭は打ってはいけないという意識が働いているような気がします。 結局悪事ってヤツは死ねばチャラなんですよ、どうやら。 三大戦争責任者と呼ばれるヒトラー、ムッソリーニ、ヒロヒトだって、悪人だと思う若者は少ないですよ。 善人だとも思わないけど、英雄といいますか、有名人の一人として収まっているじゃないですか。 更にさかのぼれば、ナポレオンや織田信長は英雄じゃないですか。 理由はどうあれ、比叡山焼き討ちしてお坊さんみんな殺しちゃっているのにヒーローですよ。 良いんですか? 良いんですよ。 強烈に良い事をすれば当然、英雄です。 しかし、とんでもない悪事を働いても、百年経てば英雄になれるんですよ。 これはもう、やるっきゃないですよ。 無限の善行なんて行えるワケないですから、やっぱり「悪」の方でしょ。 これなら何とかなるかも知れませんよ。 まあ実際は案外できないものですが。 中庸ですからね、アタシら。 ヲブティだってそうでしょ。 だから納得できないのよ。 ブロンズ像。 沖縄サミットは、結局何も決まらなかった気もしますし。 それよりも、どうするんですか? 二千円札。 逆プレミアが付きそうじゃないですか。

GWに海外へ行こうと思っておられる皆さんを嫌な気分にさせるがごとく、米国の実業家、チトーさんとやらがソユーズに乗って宇宙旅行に出かけました。 憧れの宇宙航路ってヤツです。 25億円かかったらしいです。 個人で25億円ですよ。 日本人全員が20円ずつ払った額ですよ。 って書くと安そうですが。
その宇宙旅行については色々と騒がれています。 バカじゃないかしらとも言われています。 でも25億円を、新車買うくらいの勢いで払える大金持ちなら、行く気も分からなくもないです。 俺だったら行くな。 100億円持っていれば。 その時点であり得ませんが。 中庸だものねえ。


4月29日(日)

仕事場に新しいパソコンとして、バイオが導入されました。 Pentium866Mhz、メモリ128MB、HDD40Gという、世間では当たり前になりつつありますが、個人的にはとんでもないモンスターマシンです。 しかもWindows2000版でお手ごろな価格というのが、なんだかすごいなと思っています。 さっそく立ち上げ、当然のように使用者:Windows、会社名:Microsoftと入力するとあっという間にニューマシン起動開始。 さらに裏側のちょこちょこっとしたジャックにイーサケーブルを繋ぐと、勝手に認識をはじめ、気が付けばもう周囲のwinsやらmacとネットワークを結んじゃってしまいました。
なんか、気に入らないなと思いました。 さっさと動き出してネットワークに仲間入りできるのはもちろん結構なんですが、なんかね。 いるじゃないですでか。 そういう人。 大して親しくもない連中の輪の中にささっと入れるヤツ。 転校してきていきなり人気者になるヤツ。 しかもこのバイオ君。 サーバー強化のWindows2000なもんだから、やたらとネットワークを仕切ろうとするのですよ。 教室でいきなり手を挙げて「ハイ! ちゅうもーく。 みんな喋ってないでちょっとちゅうもーく!」ってヤツと同じですよ。 何だかすごく気に入りません。 その態度が。 プレイボーイじゃないですか。 スポーツ万能じゃないですか。 マシンの癖に、やたらと柔軟じゃないですか。 バイオの癖に、ってだからバイオなのかも知れませんね。 生意気な!

携帯を買い換えました。
以前にも書きましたが、私が今まで使っていたのはauのC303CA。 Gショック型の男闘呼らしい携帯電話です。 落としても、水に濡れても平気という丈夫なヤツでしたが、この間から携帯のクセにフリーズしたり、音が割れて聴き辛くなったりと、「ウドの大木」のような丈夫で役立たずなヤツになってきたので、換えることにしました。

新しくしたのは、同じくauのC402DE。 どうしてそうしたかというと、パソコン師匠のis氏にやたらと薦められたとか、ちょっと古めで安くなっていたとかもありますが、何よりもauショップによると「人気No.3」と書かれていたからです。 個人的には人気No.20位のが良かったのですが、そうなると型落ちしてしまうので。 良いじゃないですか3番目。 何か問題がありそうで。

ところが触ってみるとなかなか良かったりもしています。 若者のみなさんに言うと笑われるかも知れませんが、画面がカラーなのです。 しかも3和音なのです。 大した事でも無いのでしょうが、1色単音の実直なウドの大木を使っていた私としては、とんでもないカルチャアショックなのです。 しかもなにやら小馬鹿にしたような可愛らしいアニメーションやらも付いています。 すごいです。

音も3和音なのだから、ここは一つ若者らしく着信音を変更してみようじゃないかと思い、さっそく小さな画面でインターネット。 カラーだからインタネットもちょっとやる気になれます。 着メロサイトにアクセスすると、「4和音の人はこちら」だの「16和音の人はこちら」だの書かれていてちょっとガックリ。 人気の着メロ、「明日があるさ」には見向きもせず、とりあえず洋楽に走ります。 カラオケと同じくあまり入っていません。 しかもビートルズだのなんだのがやたらと多いです。 それでもチマチマ操作していると、キングクリムゾンの「21st. century schizoidman」を発見したので早速ダウンロード。 さらにメタリカの「Battery」もダウンロード。 ビースティ・ボーイズの「Sabotage」まで見つけて、これはもう落とさねばと思ったら、「今月はもうダウンロードできません」といわれ、なんだかもう、早く来月にならないかなあと思ってしまいました。 一人で大興奮です。 着メロで大興奮。 3日で飽きると知りつつも大興奮です。 ダウンロードしたメロディをさっそく着信音に設定、分かっていたけど、どれもこれも笑ってしまう程貧相なメロディです。 「21st・・・」なんてスローな進行だから何の音楽だかわかりゃしません。 着メロをファミコンの音楽にするのは間違いじゃないですよ。 当然一番正確に鳴らせますから。 結局、着信音は低音ゼロのやたらと軽快な「Battery」に決定。 軽快に決定。 いつもマナーモードで、しかもほとんど着信しない事を知りつつも決定。 プレイボーイじゃないですから。 バイオ君の携帯なんてしょっちゅう着信するんだろうなあ。 バイオ君の携帯って何だ? 生意気な!

それではまた来月。 来月はディープパープルの「Barn」でも落とします。 使うアテもありませんが。


4月26日(木)

小泉と二人

なんか良いですね。 この写真。 怪力自慢と剣豪の二人を連れて鬼退治という気分の小泉純一郎次期首相です。 後ろに気を付けろ。

小泉と4人と1人

もっと良いのがこの写真。 全員の性格立場が良く現れています。 ご機嫌で両手握手の小泉さん(左2)、それを受ける、哀愁を漂わせつつ「今に見てろよ小僧」的憎悪の炎を燃やしてそうな一番左の亀井さん(左)。 「森のくまさん」っぽいガタイをしつつ、マイケルジャクソンの「スムースクリミナル」のビデオみたいに全身を大きく傾ける森さん(中央)。 極めて紳士的に、首だけ会釈で「まあここは一つ」と言ってそうな橋本さん(右二)。 そしてやっぱり所在なさげな麻生さん(右)。 良い光景です。 中央に座っているオジイは、よく分かりませんが多分自縛霊でしょう。

そんな所で、ペンティアム4をイギリスの伝統的お菓子と思っていそうな皆さんで繰り広げられた総裁選は、例によって国民全員の「なんとなく、な」の思いで小泉さんの勝利に終わりました。 ここで「勝利」と使うのはいささか正しくないような気もしますが、どうもそうらしいので。 早速の話題は小泉内閣入閣に女性5人民間人3人という、いずれも原稿憲法下では最多の記録を更新しました。 それもまあ、良いんじゃないですか? アムロだって民間人だったし、なにかあると思いたいですよ。 色々取り入れてね。 ミックスですよ。 コイズミックスですよ。 コイズム全開ですよ。 今思い付いたこの二語が流行語になってくれれば、アタシャ満足です。 前も書いたけど、変人だったら首相になるべきではないと思っていましたから。 変人ですよ実際。 「Xジャパン」が好きらしいですから。 それを知ったマスコミは「音楽好きで、ロックもたしなむ」という事にしていますし。 Xジャパンですもの。 そりゃ周りの大物議員も一目置きますよ。 若者を理解していると感じますよ。 Xジャパンはロックですよ。 ツインペダルですもの。 ロックと思えない私が変なのでしょう。 まあ頑張って欲しいと思います。 コイズム次期首相も。 そしてお前もな!


4月23日(月)「箇条書き日記」

● 次回に向けて、小泉純一郎のアダ名を考えています。 コイジュミ。 コイジュン。 開き直ってコクヨはどうだろう。

● 仕事場へ向かう公園のコンクリート製の小さな丘の様な遊具に、斜面一杯に黒インクで「鬼斬」と書かれています。 その字のあまりの大きさと、斜面でありながら随分達筆な所に思わず見とれてしまいます。 落書きにしては出来過ぎています。 さすがはロロノア・ゾロです。

● 今読んでいる本は、猪瀬直樹の「ピカレスク 太宰治伝」です。 中身はそのまま太宰治とその周りの人の伝記みたいなものですが、著者の文章がなかなか上手で面白いです。 それによると、太宰治の最初の心中事件(睡眠薬を飲んで入水自殺、太宰は助かり連れの女性は死亡)は、実は太宰は死ぬつもりはなく、色々なしがらみを御破産する為に行ったのではないかという事です。 根拠もなかなかしっかりしています。 なるほど、ピカレスクです。

● 夢を見ました。 病院の一室。 ベッドには祖父が臥せています。 その傍らに、今の私が立っています。 外は晩夏でした。 祖父が、水を求めたので、私は傍らに置かれた吸い飲みを手に取り、祖父の口に当ててやりました。 しばらくすると、もう良いと手で示したので、吸い飲みを放して元の場所に置きました。 祖父は、水を飲ませてくれるのはお前が一番上手いと言ってくれました。 そこで目が覚めました。 私が、今の私であった事以外は、小学生の時に亡くなった祖父にしてあげた光景でした。 色んな事を忘れていきましたが、その一場面だけはずっと忘れられません。 一番覚えておきたかった祖父の声は、すっかり忘れてしまいました。

● この間、社長の家で初めて「電車でGO」をやりました。 昼間っから、社長と二人で。 電車の運転士さんって、すごいなと思いました。 飛ばしてもダメ、急ブレーキもダメ、定時より遅くなるのはもちろん、早くてもダメ。 かったるいったらありゃしない。

● 気になっているお菓子は、カバヤの「ラムチョップ」。 羊の絵が描いてあるからラムは分かるけど、チョップってなんだ? しかもチョコレート菓子とはどういう事だ? カバヤならではの飛び道具炸裂か? と思いきや「ラムチョップ」というのはアメリカのキャラクターである事がインタネットで判明しました。 何にでもファンはいるものです。

● あなたのストレス発散法は何ですか? 聞いてどうする。 アタシャストレスが溜まると、あまり溜まりませんが、それでも溜まると非生産的な行動を求めてしまいます。 ジグソーパズルを作りたくなったり、楽器をベンベンしたくなったり、虚ろな眼でガムをずっと噛んでいたり、ファミコンをやりたくなったり。 今一番やりたいのは「ちゃっくんぽっぷ」です。 ストレスレベル3ってトコでしょうか。 レベル8で「頭脳戦艦ガル」、レベル9で「マグマックス」、レベル10で「テグザー」です。 シューティングゲームは上手いよ俺。 何の役にもたたねぇけどさ。

おわり。


4月22日(日)

ダイエットを気にしている鯨飲馬食家の皆さんこんばんわ。 メシを食っていると思いつつ、実はメシに精神を食われている事が多々ありますよ。 

今日の「ちびまるこちゃん」は「シーモンキー」の話でしたが、私が昔「学研の科学」で教材として育てたのは「おばけエビ」という名前でした。
だからどうしたとか、それからどうなるとか、学研の科学ってキミとか、「今日のちびまるこちゃん」ってキミとか、色々話を続けようと思いましたが、無理っぽいのでそれだけです。 ただ思い出しただけです。 「シーモンキー」か「おばけエビ」かは知りませんが、あれはあれで結構楽しめたと思います。 皆さんはどうでしょう? 「シーモンキー」なら、「おばけエビ」も「ゴースト・ロブスター」とかにすれば、パッと聞くとカッコイイのにと思います。 やはり話は続きません。

70000hitです。 ありがとうございます。
70000hit記念は、ちょっと予定しておりません。 ていうかこんなにさっさと1万ずつ上がられたら、何の記念か分からなくなります。 だから今度は10万hitかなんかの時に行いたいと思います。 まあ行うと言っても、タイトルをそうするだけなんですがね。

まあ、今後ともボチボチとやって参ります。 よろしくというかなんというか。 まあ今後とも、な。

更新:[ニュース・スーパーステーション]
先に二年前に書いた「地球の歩き方」を読んでおきましょう。
少ない時間を「ちびまるこちゃん」やこういう事に費やしたりしております。
レーザーの写真は本当はいったい何の道具なのかは、皆さんで考えてみましょう。
ちなみに「スーパーステーション」(SuperStation)は「超・駅」という意味ではなく「迷信」という意味である事を覚えておきましょう。 そんな曲がありましたね。 スティービー・レイボーンかなんかで。 別に話は続きませんが。

(追記)
↑とまあ書いておきながら、実は「迷信」はSuperStationではなくSuperStitionだったりもします。 結局自分は勘違いしていました。 でもまあ、良いです、直しません。 不器用な男ですからジブンは、すみません。 と書けばミスも格好良く切り抜けられます。 やるなタカクラ。 


4月17日(火)「コウノトリと天使と、砂男がやってくる」

いやはや、昨日は残念な事になりました。
何がっていうともちろん、雅子妃殿下ご懐妊が。 などと書いてしまうと、休日に軍歌を鳴らして練り歩くライト・ウィングな方々に無理矢理性根を叩き直されそうですね。 まあ一回くらい直された方がよいのかも知れませんが。 もちろんそんな事を残念がっている訳ではありません。 そんなのどうだって良いです。

河島英五さんが亡くなられましたね。 残念なのはその事です。 アタシャ河島英五の「時代遅れ」が、カラオケの十七番だったのですよ。 だからショックを受けてしまったのです。 ちなみに十八番は梅沢冨男の「夢芝居」です。 十九番は滝廉太郎の「荒城の月」で二十番はメタリカの「エンターサンドマン」です。  ご冥福をお祈り致します。

お仕事でパソコンをいじっている間に、いわゆる写真加工インクルーデングお絵かきソフト決定版の「フォトショップ」などといったものも、今までの独学お遊びお絵かきからきちんと基礎に沿った作業を覚えはじめる事ができ、今まで落書きにしか使っていなかったのがもったいなく思うようになっています。 それに伴って技術的な所も若干レベルアップし、色々なアイドルコラージュ写真加工も扱えるようになり、お絵かきも、まあ絵という部分でレベルアップするのは難しいですが、様々な効果を与えたイラストレーションも、無難な感じにはこなせる様になってきました。

それならこのサイトで、以前描いていた絵の様に、もうちょっとヴィジュアル面での強化を図ろうかなと、やっぱりヴィジュアル系の私としては思うワケですが、今度は何だかお仕事じゃなかったらやる気が起きなくなってしまいました。 何とも不思議な感じです。 タロットカードだって、今ならもう少しはカッチョ良く描けるんだろうと思うのですが、描きたいのですが、正直メンド臭いのが本音です。 どの位メンド臭いかというと、「スゲェな、あんなの22枚も描いたんだ、俺」てな感じに、昔の自分を誉めてやりたくなる位、今の自分はだらけちゃっています。 誉められたモンでもないんですがね、あんなの。 誰も誉めてくれないから自分で誉めるんですよ。 アレです、「お父さんも昔はモテモテだったんだぞ」とか「お母さんも昔は大恋愛の一つや二つはしたのよ」ってヤツです。 誰も驚いてくれないから自分でアピールするしかないのです。

とまあそんなこんなで、もはや名実共にご隠居っぷりを醸し出しつつ、モーニング娘のリーダーって何で決めるのかな、何で辞めるとなると急に、今までありがとうリーダーっぽい見せ方をするのかしらと思いつつ、このサイトは70000hitを迎えるワケです。 ありがとうございます。 いわゆる一つの70000hitキリ番ゲッターに当たった人は、知らせなくて結構です。 ひっそりと胸の内に秘めておいて下さい。 他言は許しません。 ザマミロ。


4月15日(日)「玉虫ホイホイ」

さて、政治です。 自民党総裁選です。

まず一人、橋本龍太郎さん。 言わずと知れた元首相。 かつては諸外国から「オイル・ポマーダー」と呼ばれ怖れられていた男です。 並の油気じゃありません。 彼の背中には「火気厳禁」のステッカーが貼られているのはご存知の通りです。 今回の最有力候補です。 その為4人の中では一番落ちつているというか、安定している様な態度をとっています。
でも、どうなんでしょう? あの人。 オイル・ポマーダー。 もう一回やらせる程の人でしょうか? そんなに優れた人ですか? そうでは無かった様な気がします。 彼がなる位でしたら、本家妖怪、実写版小泣き爺のミアザワさんがなっても良いんじゃないですか? その程度ではないのですか?

二人目、亀井静香さん。 4人の中では一番インパクトが欠ける、と私は思うご存知シズカちゃんです。 この人は結局の所、一番「素」な気がします。 電車に乗っていても気付かれないんじゃないですか? 最も政治家らしい政治家。 なりたくない職業底上げに貢献していそうな人に思えます。 怒気を含んだ重い台詞は、なぜか旧世代の匂いばかりを放っていて、聞く度に「この人じゃあなぁ」って気分にさせられます。 世間的にも変革が求められる風潮の中、一人現状維持を目指しています。 良く言えば無難なので景気の良い状態ではそれでも良いかも知れませんが、今の時代ではちょっと、期待できません。

三人目、小泉純一郎さん。 その反骨っぽい精神で、なんとなく民間人の支持は一番キープしています。 確かに彼の話は4人の中で一番分かりやすく、民間人と同じく大きな変革を望んでいる風に思えます。 しかし、アタシャどうも、彼はダメだと思います。 今までの行動も含めてですが、口が達者なだけの様な気がして、実際の所腹の中では別の事を考えていると思います。 どうしても、足の裏を診断したり、「最高」かどうかを尋ねたりする人と、ダブってしまうのです。 ライオンヘアーだけでなくて。 そもそも「変人」だと言われて、喜んでいるという所がおかしいんじゃないですか? いるじゃないですか、「あなたは変わり者だ」と言われて、なぜか喜ぶヤツが。 「不思議少女」と同じじゃないですか? おまけに田中真喜子さんも現れて、あの人もいまいち怪しいと私は思いますが、私が変人の生みの親だの、変人とは変革する人の事だとか、考えもしていなかった付け焼き刃的発言をしているじゃないですか。 あんたそんな事言わなかったじゃない。 まあそれはともかく、確かに4人の中では一番、変わろう変えようの気質に溢れてはいますが、どうも彼ではいけないと思います。 変人だったら首相になるべきでは無いと思います。 素直に。

四人目、麻生太郎さん。 何が面白いって、「龍太郎」「静香」「純一郎」ときて「太郎」って所が良い感じです。 まあ良いんですが、桂太郎もいた事ですし。 この人はもう完全に、力不足ですね。 知名度はやはり大きいですよ。 橋本だの亀井だの小泉だの、ありきたりな奴らがなってもなあと嘆くお父さんだって、だからとって麻生さんや、他のもっと聞いた事のない名前の人を支持する事はないでしょう。 ダークホース的な存在感を持っていますが、あの世界ではダークホースではいけないと思います。 まあ麻生さんは、今回は首相になる気もないでしょう。 ただダークホースから脱出しようと実績を積んでいるのでしょう。 ヤクザでいう所の「ハクが付く」ってヤツです。 何年か後に、今度は本腰を入れて首相を狙うのだと思います。 名前くらいは覚えておいてあげましょう。

そんな四人です。 どの人もいまいち、頑張ってくれそうには思えませんね。 オブティやモリリンの後、橋本さんじゃ逆回転の気がしますし、亀井さんだと現状(下降)維持の気がしますし、小泉さんだと変革空回りの気がしますし、麻生さんじゃ、周りの人達に操られて、オブティ・モリリン状態になる気がします。

こうなるともう、四人が首相になれば良いんじゃないですか? 首相不在というワケにもいきませんから、日本初の四人首相体制です。 それならそれぞれの至らぬ点も補え、亀井さんの定石進行性を持ち、小泉さんの変革性を備え、麻生さんのフレッシュさを醸し出しつつ、橋本さんの油気を放つ事ができるのではないでしょうか? 前代未聞の新体制。 決まる物事も決まらない事請け合いです。 ダメじゃん。


4月14日(土)「回転数は5400位で」

カウンタが伸びています。 現在69095hit。 後少しで70000hitです。
全くもって驚きです、何よりも残り1000hit弱を「後少し」と思ってしまう自分自身に。
それはともかく、このままでは60000hitから3ヶ月経たないウチに70000hitになります。 徐々にカウンタの回転速度が上がってきているのです。 不思議な事に。

そりゃあ私としては嬉しいですよ。 それだけ沢山の人に観て頂けるのは。 どうでも良いとか、観なくても良いとか言いつつも、サイト作っている限りはやっぱり観てもらった方が観て貰った方が楽しいですよ。 でも、何でだ? 何で観に来るの? 私が観に来なくても良いと言うのは、別にそんなに楽しい事も書いてないし載せてないからって事ですよ。 まあそれでも、気に入って頂けるなら、大歓迎でもありますが、しかしなぜ増える? なぜお前らは増え続ける? 虫のように、ハトのように、そして、人のように。 アタシャちっとも分かりませんよ。

と、ここまで書いてしばらく考えてみました。
これはもしかして、サイトに来る人が増えているのはもしかして、人口増加に比例しているんじゃないですか? 世界の、いや世界ってのは言い過ぎだけど、日本の人口が増え続けているから、このサイトに来る人も増え続けているんじゃないですか? 私は、個人的見解として、人間の性格は100通り位しかないと思っています。 だから、このサイトを悪くないと思ってくれる人も徐々に増え続けているんじゃないかな?

いや、ちょっと待て。 いいから待て。
ネット人口だ! インタネットやり出す人が増えているから、このサイトに来る人も増えているんです。 要するに、インタネット全部のカウンタが底上げされているはずなんです。 そういう事なんだ。 そうに違いない。 もう決めた!

しかしそれでも、今まで観に来てくれていた人が減らないってのは不思議です。 だって、日記しか書いていないじゃない、最近のアタシ。 まあ厳密な意味では日記でも無いんですがね、これは。 日記じゃないですよ。 だから日記系サイトとか言われるのが困るんですよ。 日記なワケないですよ、嘘多いし。 アレですよ、良く言うと「日記文学」ってヤツですよ。 良く言いすぎですけど。 実際の出来事じゃなくても、実際の事の様に、あるいは実際の事をやたらと飾り立てて書いているのですよ。 じゃないと誰も観ませんよ。 そうでしょ? 

まあイイや。 どうでも。
観に来てくれる人はこれかも観に来て下さい。 観に来なくなっても一人で書いています。 面白いから。 面白いですよホント。 自分自身が一番面白い。 それで良いんだよ。 これからも現実と非現実の微妙なラインでフラフラしている日記を書いていきますよ。 そういうスタンスで行きます。 だからみんなも観に来ると良いよバカー!

更新:[Panacea Box]
お気に入りのマイナー著者、クラフト・エヴィング商會です。
非現実を、非現実に違いないのに現実の様に見せる、そのシュールな作りには感心させられます。


4月12日(木)

気になるなあ、劇場版ドラえもん「のび太と翼の勇者たち」、
の同時上映「がんばれジャイアン!!」が。
がんばれジャイアンですよ。 今更言われるんですよ。 ヤツはよくやってくれていると思いますよ、私は。
観た人は感想を聞かせて下さい。

「周りの奴らがやたらと元気で鬱陶しい」という理由で仕事を辞めたいと言っている知人がいます。
元気で鬱陶しい。 一見反対の意味をかさねていそうですが、何だか分かる気がします。
知人の話を詳しくすると、行動がキビキビしていて、声がハキハキしている上にすこぶる大声な奴らだという事です。 そのくせ、そのキビキビした動きは非常に無駄が多く、ハキハキと大きい声で、程度の低い会話をするらしいです。
ここまでくると、彼が鬱陶しいと思う理由もよく分かります。 彼は非常に頭も要領も良いのですが、私と同じく根っからのローテンションマイペースです。 だから声が大きい上に、つまらない事を大声で話されると、なかなかイライラしてしまうのでしょう。
まあ辞めようと辞めまいと、アタシャどうでも良いのですが。

うるさい人、いますね。
声が大きい人も言葉も多い人も、随分鬱陶しいですが、私が一番苦手なのが「生活音」のうるさい人です。
ガサガサと紙を広げ、ドスドスと階段を上がり、バタンバタンとドアを閉め、ギシギシと椅子を揺らす人です。
いるでしょう? そんな人。 もしかしてアナタもですか? だったら非常に迷惑がられていますよ。

過失は最大の罪悪だと思います。
車やバイクのマフラー音も、わざと大きくするならともかく、普通のおっさん仕様車で整備不良でマフラーが痛んでいて音が大きいのは許せないものがあります。 承知の悪ならこちらも悪として対処する事ができますが、知らずの悪では悪と呼びきれないところがあります。 悪気は無いんだけどって事です。 本人にしても過失なのですから気付かない事も多く、気付いても、気付かされても「ごめん」で済むワケですし、それ以上はこちらも何とも言えません。 犯罪となると別ですが、不必要に声が大きいだの、生活音が大きいとなると、本人が気付いてくれないと全くどうしようもないワケです。 それがどれだけ周りの人の迷惑になっているかは、皆さんご承知の通りです。 諦めるしかありません。
ですから心当たりのある人は、もう少し気を付けて、声なり音なりのトーンを落として日常生活を送ってもらいたいと思います。 気分のトーンは別に落とさなくて結構です。 それはそれで鬱陶しいですから。

まあそんな事を書いても、本当にやかましい人は自分の事だと気付きもしないのでしょうが。 ジャイアンとかですね。 がんばれジャイアン!! ジャイアンとロボ。 「鬼に金棒」と同義語です。


4月10日(火)

本日の勝負
肘鉄砲 VS ロケットパンチ

3分46秒、×肘鉄砲 (片エビ固め) ロケットパンチ○

面白い絵を見つけたので、タイトルページに載せつつのついで更新です。
ご存知世紀の発明品ジンジャー(ginger)の予想図です。

では、ご存知でない大勢の方への説明です。
ジンジャーとは、昨年アメリカ、ニューハンプシャー州の発明家、ディーン・カーメン氏が未公開発表をした発明品、「IT」(イット)の開発コードネームです。
但し、今の所その発明品を見た人はほとんどいません。 ウソかマコトかの情報では、「組み立てるのに10分くらいしかかからず、ふつうのバッグに入るサイズである」とか、「MetroとProという2種類の仕様があり、前者は2000ドル程度になりそうである」とか「ジンジャーの公開で都市設計を変える必要さえ出てくる」とか言われています。
そこまでだったら中松くんとあまり変わらないのですが、どういうワケか著名な企業や人物が何やら裏で動いているという噂まで流れ、「ハーバード・ビジネス・スクール・プレス」が、ジンジャーの書籍販売権獲得のために25万ドルを支払っただの、アップルコンピュータ会長の、ご存知天才スティーブ・ジョブズさんが「都市はIT(イット)を中心に建設されるようになる」と、相変わらず壮大な事を言っただの、アマゾンドットコム会長のジェフ・ベゾスさんが「ITのような革新的な発明は見たことが無い、販売には問題などまったくない」と言っただのと、そんなこんなの発言により更に謎は謎のままでエスカレートしていきました。

で、タイトルページの絵はその時にどこぞの誰かが描いた想像図です。 これがジンジャーというワケではありません。 こんなんじゃないかなと言う事です。 見ての通り、素敵なマシーンの姿をしています。 パッと見ても嘘っぽいし、冷静に見ても10個ほど疑問点が現れます。

そんなこんなの話題からほぼ一年。 未だに何なのかサッパリ報告されていません。 報告されていないどころか、「やっぱり無かった事に」という感じに忘れ去られはじめています。
いったい何なのでしょう? 本当に現れるのでしょうか? ただ残されたこのシュールな絵だけが、脳天気な春の微風に舞うばかりでした。


思いますに。 あの絵に描かれている、変なマシーンを「ジンジャー」だと思わせつつ、実際の所、上に乗っている「イイ感じ」のおじさんがジンジャーだったら良いなと思います。
サミュエル・ジンジャー氏。 43歳。 趣味、現実逃避


4月6日(金)「電車でゴーバンズ」

私の仕事場、ひみつ結社への通勤には電車を使用しております。
毎日毎日、眠い目を擦りつつ、馬鹿みたいに電車に揺られています。 馬鹿みたいとはなんだ!

今朝、いつもの様に馬鹿みたいに、馬鹿みたいとはなんだ! 電車に揺られていました。 隣の席に同い年くらいの若い女性が座りました。 どうって事のないといえば失礼かも知れませんが、見た目は普通の女性です。 何やら熱心に文庫本を読んでいました。 アタシャそういう時、なんだか何を読んでいるのか気になる人なのです。 何を読んでいようが人の勝手なのですが、気になるものは気になります。 パッと見て知っている本だったら、ちょっと嬉しくもなります。 以前中学生が熱心に、安部公房の「壁」を読んでいたのを発見して、程々になって気分になりました。 で、その女性なのですが、チラリと本を覗いてみましたが、さすがに細かいし、途中からの内容ではよく分かりません。 それならまあなんでも良いやと目を離そうとしましたが、ページの左上のタイトルを読む事は出来ました。

ドグラ・マグラ(下)でした。

なんとまあ、朝からって思いました。 別に良いんですが。 私も読みましたし。 これが同じ夢野久作でも、「少女地獄」だったら別に日記にも書きません。 「瓶詰めの地獄」でも良いです。 これは真剣に面白いですから。 しかしドグラ・マグラ。 しかも(下)って事は(上)を読んだ上での事でしょうから。 本当に別に良いんですが、うーん、春の朝から「キチガイ外道祭文」ってのもなあ。 そんな内容なんですよ。 まあ程々にな。

そんな事もたまにあったりで、電車に乗るとどうも周りの事が気になってしまいます。 他には聴いている音楽とか。 ショボいヘッドホンだと音が漏れている事が多いです。 派手なお姉さんが、野猿の「Fish Fight」とか聴いていると、どう転んでもお友達にもなれないなと思ったり。 シャツが青くてネクタイが赤い、ルパン三世みたいなオジサンが、クラプトン聴いているとシビイなと思ったり。 若い兄ちゃんがラルクアンシエル(と思われる)を聴いていたら、なんかやたらと落ち着けなかったり、ハロウィンかと思いきやエックスジャパンで、なんだあと思ったり、まあ色々と気になりっぱなしです。

ただ、どうしても許せない事なのですが、スポーツ新聞のエッチ記事を真顔で見ているオジサンって、なんとかなりませんか? なんとかするべきなんじゃないですか? しかもそれを裏返して、乗客のみんなに披露しているのよ。 おじさんはエッチだから、ひとつよろしく、みたいな感じに。 あれはもう犯罪ではないのか? 何で電車で読むの? 読みたきゃ自分の家でこっそり読めば良いじゃない。 我慢できないの? おじさんはたまらんですよって事ですか? 知るかよ。

朝からドグラマグラ読もうが、野猿聴こうが一向に構いませんが、エッチ記事を読むおじさんだけは、ちょっとなんとかすべきですね。 自覚しろよ。 醜悪だゾ☆ と可愛く結んでみたり。


4月4日(水)「リセットを押しながら電源を切りましょう」

以前「『レイ・ブラッドベリ』って作家知ってる?」と尋ねられた時、
大して考えもせずに「ああ、名前は聞いたことあるけど、知らないわ」と答えたのですが、よくよく考えるとレイ・ブラッドベリといえばSFの巨匠さんで、このHPの[Panacea Box]でもちゃっかりと傑作「火星年代記」のレビューを載せている事を思い出した、という事がありました。 なんで知らないと答えたんだろう。

昨日兄様から電話がありまして、
「今オクスフォードにいるんやけど、自分『ウィリアム・フォークナー』って作家知ってるか?」と尋ねられ、
それもまた大して考えもせずに、「うーん、知らないわ」と答えましたが、よくよく考えてみるとウィリアム・フォークナーといえば「響きと怒り」だの「サンクチュアリ」といったのを書いているアメリカ文学の巨匠さんで、ヘミングウェイ(筋肉)かフォークナーかって並べられる人だという事を思い出しました。 まあフォークナーは全然読んでいないから、結局知らないのですが。 それでも名前を聞いても思い出さなかったのは不思議です。

どうも最近はそんな事が多いです。 知っているのに知らないと答えてしまいます。 度忘れってヤツです。 老化とはまた違います。 違うんだってば。

こういう時、パソコンでいう所の「検索機能」が欲しくなります。 アタマん中でカリカリカリ・・・って検索して、何件と見つかったらすごく便利だなと思います。
同じ様なことが部屋でハサミやらホチキスやらを探す時に欲しいと思います。 確かにあったはずのに、どこへ行ったのかしらって時に、「部屋ドライブ」(サブフォルダ含む)で一斉検索できれば、パッと見つかって良いなと。

そんなこと考えませんか? 考えないのかな? 私だけかな。そういう考えを持ってしまう事自体、もう相当この機械の箱から発する毒気にやられたりしているのかも知れません。
でも昔は昔で、学校を遅刻しそうになった時、「ワープができればなぁ」と思っていたりもしました。
要はそのノリです。 空が飛べればなぁ、ビームが出たらなぁって。 未だに色んな区別が付かない私です。

「再起動できればなぁ」って思うのは、しょっちゅうです。


4月3日(火)

激突!! プチモビクス VS テレビ体操21

没収試合!!



色々と変化あるらしいですね。 義務教育の教科書
全然話は変わりますが。

算数では、円周率3.14592...ってヤツが「およそ3」で統一らしいです。 何だか「魁!男塾」っぽいです。 それと、小学校でありながら電卓の使用を認める場面も多々現れるようです。 まあ意図は分からないでもないですが。 将来、指折って数を数える中学生とかが現れそうですね。

理科では、昆虫の写真は3点までです。 カブトムシとトノサマバッタとモンシロチョウだけって事でしょう。 テントウムシ危うしです。 それと月の写真は2点「満月」と「半月」のみです。 例のぐるりと回った月の満ち欠け写真は一切無し。 三日月も九日月も二十六夜の月も上弦の月も下弦の月も望月も朔も無しです。 これはちょっと寂しいですね。

英語は筆記体がなくなります。 ブロック体のみです。 分かりやすいですからね。 外国人の手書き文章には筆記体が圧倒的に多く使われているとかは、どうだって良いらしいです。

で、それらの結果膨大に余ってしまうであろう授業を何に使うかとなれば、まあ今年からではないですが新教科として「パソコン」ができます。 言い切りますが。 だってアタシャ去年に中学校で、教師の為のパソコン先生やってましたから。 先生方がそうおしゃっていました。 で、他の余り時間は? もちろん「道徳教育」とホームルーム、学活ってヤツに費やすワケです。 私が一番、何の為にやっているのか分からなかった授業であり、要するに将来一番役に立たなかった勉強です。 少なくとも私はね。

まあ、そんな教科書にして大丈夫かとかそういう話は、別にしません。 他の人がしているし。
ただ、これからも「学習塾」経営については安泰だろうなと思いました。 大丈夫なワケないもの。

更新:[Missing List]
久しぶりの相互リンクです。 管理人さんは昨日シルバニア入りもして頂いたさいとーさんです。 「Music brigades」ってサイト名です。 ピアノ叩きさんです。 C→Gmのコード展開が良いらしいです。 「3コードで悪いか」って曲がありましたね。 「ヌンチャク」で。 悪くない。


4月1日(日)

父親が携帯電話を買いました!

いきなり父様を初登場させてみました。
まあ個人的には大ニュースでした。 昔からいきなり変なモノを買ってくる人でしたが、まさか「au」と書かれたオシャレな紙袋を下げて来るとは思いませんでした。 携帯電話なんて使わない人でしたから。
買ってきたのを見れば、私が4年程前、中華料理屋でバイトしていた時店員が持っていたのと同じ携帯電話。 もちろんcdmaOneではなくデジタル。 明細書には「留守番電話−×」、「ez-web−×」、「メール−×」といったペケの嵐。 契約コースは「コミコミコールXS」とかいう、一番使わない人用。 ホントに何の為に買ってきたのか分かりません。 迷子札、猫の鈴なのかも知れません。 自前の。
しかしそれからが大変、そもそも携帯電話なんて使わない人だから、もう全く手に負えないらしく、事ある毎に尋ねられました。 とりあえず受話器を上げる所から。 「電話かかってきたらこの「電話マーク」を押すんやな!」って、自信満々に赤い色の電話マークを示していました。 直ギリじゃねぇか。
それとまあ、気付いた事と言えば、アドレス帳入力(教えた)の時、老眼鏡を取り出し、眼を細めていました。 携帯電話は、世界最軽量とか超大型画面とかアピールしていますが、それよりもボタンの字を大きくする必要があるのではと思います。 何も小さくするばかりがハイテクではありません。 ここは一つ、ボタンも画面も2倍位に大きくした携帯電話を作るのも良いんじゃないかと思います。

電話で思い出しましたが、本日は「ボブログ三世」という人のCDを聴きました。
これがまた、滅茶苦茶面白い人でした。 とりあえず名前が、いきなり三世って所が。 さらにこの人、宇宙服の様なヘルメットをかぶり、そこに黒電話の受話器をくっつけて唄います。 ヘルメットにはちゃんと「BOB LOG V」という名前を書いています。 なぜかと言えば他の人のと間違えない為らしいです。 黒電話付いた宇宙ヘルメットが他にあるとも思えませんが。
そして「幼い頃海難事故により左手を失い、代わりに猿の足を付けた」という手でギターを凄い早さで弾きます。 そのギターもゴミ捨て場で拾ってきた様なので、エフェクターを何台も付けて、一人で数人分弾いている様にしています。 しかもこの人、左足でエフェクターとドラムマシーン数台を操作しつつ、右足でバスドラムを叩き続けます。 もう滅茶苦茶です。
要するに一人バンドってヤツなのですが、やり方がすごいです。 受話器マイクは古くてノイズだらけ、グシャグシャと呻り(しかも歌詞がある)、ギターアンプはポンコツだからもうジャージャーとしか聞こえません。 その脇をいい加減なドラムで盛り上げています。 もちろんできあがった音楽は、なかなかチープな音ですが、一人で演奏しているとすればとんでもなく事の気もします。 忙しそうなのはよく伝わります。
何だかもう、すこぶるカッコイイです。 普通にギターを弾けば、相当上手なはずなのに、あえてそうする所が、ヘルメットに名前を書く所が、デビューアルバムが「スクールバス」というので、ジャケットの一面を使って、黄色い幼稚園バスみたいなのを載せている所が。 真剣に馬鹿やっているのが。

ちなみにセカンドアルバムは「町で一番の三輪車」ってタイトルです。 ボブログ三世が、トラクターみたいな三輪車に乗っています。 なぜかミラーボールが付いています。 良いなあ。

更新:[Silvania Family]。 300ポイント貰えますか? という事でしたが、キャンペーンは既に終了しています。
[Panacea Box]。 小泉八雲です。