ハテナくんとおにいさんの
未来日記
ハテナくん「・・・・」
おにいさん「・・・・」
ハテナくん「・・・あ、ああ。」
おにいさん「・・・・」
ハテナくん「えと、こんにちは、ハテナです。」
おにいさん「・・・エフォ! エホッエホッ・・・」
ハテナくん「・・・平気? おに、おじいさん・・・」
おにいさん「・・・問題、なかろう・・・」
ハテナくん「・・・」
おにいさん「・・・ハテナ、くん。」
ハテナくん「・・・何?」
おにいさん「どうだ?」
ハテナくん「何が?」
おにいさん「勉強は・・・」
ハテナくん「・・・別に。」
おにいさん「ついていけているか?」
ハテナくん「まあ、それなりにね。」
おにいさん「分からない所はあるか?」
ハテナくん「・・・時々。」
おにいさん「ワシが、教えてやろうか?」
ハテナくん「・・・良いよ。」
おにいさん「なぜゆえに?」
ハテナくん「・・・だって、嘘つくし。」
おにいさん「!!」
ハテナくん「・・・驚きすぎ。」
おにいさん「・・・」
ハテナくん「・・・」
おにいさん「・・・昔は、おにいさん教えて教えてって・・・」
ハテナくん「止めろよ。」
おにいさん「・・・すまん。」
ハテナくん「・・・」
おにいさん「・・ハテナくん」
ハテナくん「何?」
おにいさん「ワシは、期待している。」
ハテナくん「何に?」
おにいさん「・・・年金。」
ハテナくん「税金払わなかったクセに?」
おにいさん「・・・」
ハテナくん「・・・」
おにいさん「ハテナくん。」
ハテナくん「・・・もう、何?」
おにいさん「・・・ワシはもう、長くない。」
ハテナくん「・・・だろうな。」
おにいさん「これを見なさい。」
ハテナくん「・・・大学ノート?」
おにいさん「・・・ワシの最期の発明。 『未来日記』じゃ。 未来の事が、分かる。」
ハテナくん「それは、もの凄く矛盾した発明品だね。」
おにいさん「開いてみたまえ。」
ハテナくん「・・・あ」
おにいさん「どうだ?」
ハテナくん「・・・『おいにいさんに聞いてみよう4』。」
おにいさん「・・・それが、未来じゃ。」
ハテナくん「・・・って鉛筆で書いてある。」
おにいさん「・・・」
ハテナくん「したいの?」
おにいさん「・・・あの頃は輝いていた。 ワシらも、ビンラディン氏も。」
ハテナくん「無理だよ。」
おにいさん「・・・できる。」
ハテナくん「僕ももういい年だし。 おじいさんも」
おにいさん「ワシが、なんじゃ?」
ハテナくん「・・・いや、でも無理だよ。」
おにいさん「できる。」
ハテナくん「いい加減にしろよ。」
おにいさん「もうすぐ、完成するんじゃ。」
ハテナくん「何が?」
おにいさん「ワシの最期の発明品、『若返り薬』」
ハテナくん「さっきも最期って言ったじゃない。」
おにいさん「『若返り薬』ってトコは、ドラえもん風に、頼む。」
ハテナくん「・・・いつできるの?」
おにいさん「今から作る。 エフォッエフォッ!」
ハテナくん「・・・間に合うのかよ。」
おにいさん「何がじゃ?」
ハテナくん「・・・いや。 質問募集するの?」
おにいさん「完成してからじゃ。 しばし待たれよ若人。 光あれ!」
ハテナくん「落ち着けよ。」
おにいさん「これが落ち着いていられようか! それが出来れば、ワシらは若返るんじゃ!!」
ハテナくん「俺もかよ。」
鷹司「そんなワケでちょっとやる気になっています。
質問募集はまた後日発表します。
フライング質問は受け付けませんので
あしからず。」
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