the shadow of silver
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お知らせ 2月25日(月)「フツーのことがなぜできない」

先日の強風の日。駅に行ったら違法駐輪の自転車や単車がドミノ倒しになり、道一杯にまで広がっていました。 仕方ないので倒れた自転車などの上を踏みつけて歩いていたら、側にいた中学生くらいの子らも後に続いてきました。 お前らマネすんな。 俺がダメなお兄さんみたいじゃないか。 案の定、鈍臭そうな子がひとりスポークの隙間に足を落としていました。

なんかもうさ、「違法駐車の車や自転車は好きに扱っていい」みたいなことにして欲しいですね。 パクッてもいいし、叩き潰してもいいみたいな。 この国にはいい人が多いから、迷惑だと言いながらもちゃんと避けて通っちゃうもん。 だからなんか「逆法律」みたいなものを作ってあげないと可哀想だと思いますよ。 違法している車は燃やしてもいいとか。 ガラス叩き割ってシートにあったノートPCパクって中のデータをP2Pで流出させてもいいとか。 法律で認められてるの。 超法治国家の誕生。 でもたぶん、バイオレンスなシティってそんな風にしてできるんでしょうね。 もういいやお前らみんな死ね。


[本日の独言(ひとこと)]

ワープロソフトとしてジャストシステムの「一太郎」を購入しました。

長年にわたり同ソフトを使って小説やら文書やらを作成していたのですが、昨年秋に新しいPCを購入した際、「MS-Word」がパックされていたので、これを機会にWordへとスイッチしておりました。 でもやっぱり慣れなかったので結局「一太郎」に戻ることにしました。

ただ馴染めなかった要因は、製品そのものではなく、むしろ両製品の日本語変換ソフト、「IME」と「ATOK」によるものが大きいです。 どうも「IME」は素直じゃない。 第一候補がいつもトンチンカンですし、何度同じ文字を使い続けてもなかなか一発変換にまで辿り付けません。 しかも新しいPCに変えてから特に物分りが悪くなった気がしています。

システムなどを詳しく調べていないので、もしかしたら私のただの言いがかりなのかも知れません。 でもどこか「直感的」ではない気がします。 例えば、ほぼ近しい能力を持った2人の人間に向かって同じ要望を出した際、一方で「ああ、それはこういうことですね? じゃあこういうのはどうですか」と、要望をよく咀嚼して結果を出してくれる人もいれば、もう一方では「わっかりましたぁ! 任せてください!」と、気の良いことを言ってくれるのに、全然違う結果を押付けてくる人がいます。 両ソフトの違いはそういう感じなのです。 どうも「IME」とはコミュニケーションが取り辛くて、いちいち「いや違うんだってば」と言わされ続けています。 いや、いいソフトだとは思うのですが、多分。

でもそんなことを思っていたら、ちょうどマイクロソフト(日本)の元会長の古川氏がブログで近いことを訴えておられました。 やっぱり、新しくなってから何かが変わってしまったようです。

直感的で使いやすいシステムを目指すなら、GUIの強化ばかりでなく日本語変換のしやすさにも注力して欲しい所です。 標準パッケージならなおさら、もうちょっと物分りのいい子をお願いします。

ワープロソフト自体は、私の作業くらいならどちらも特に不満はないです。 「MS-Word」でも「一太郎」でも。 「Adobe Illustrator」でもいいくらいですが、それは受け取る先を困らせてしまいそうです。 いや、むしろ一手間が省けるのかも。


[本日の奈良]

「平城遷都1300年祭マスコットキャラクターの愛称を募集!」


なんか『せっかくですがお引き取りください』とか言われそうだな。 祭なのに。

愛称:シカスガオ


2月18日(月)「ピカソは模倣の天才とも呼ばれていた」

[本日の新製品]

「モーターヘッド」新発売

イギリスのロックバンドか、永野護のマンガかと思いきや、ダイソンのスティック型掃除機でした。 うちの掃除機さんが年代物でガタついているので、ちょっと欲しいなとも思ったり。 相変わらずのスケスケサイクロンと、パーツを乱暴に組み合わせたような「間違った未来」型デザイン。 でも嫌いじゃないぜこういうの。 男の子はみんなスケスケとゴチャゴチャが好きだしね。(決めつけた)


[本日の独言(ひとこと)]

リバイバルブームというものは、どこまで続くのでしょうか。

邦楽でいうと、数年前の島谷ひとみ版「亜麻色の髪の乙女」あたりから始まって、平井堅版の「大きな古時計」や、椎名林檎版の「木綿のハンカチーフ」や、FLOW版の「贈る言葉」やら。近頃では「まんが日本昔ばなし」の名曲「にんげんっていいな」をガガガSPがリバイバルさせています。 あの曲はもっと丁寧に歌った方がいいと思いますが。

そんなリバイバルブームからは、邦楽業界の慢性的な話題性のなさがよく指摘されています。 しかしこの状況はどちらかというと邦楽に限定せず、多くの先進国の風潮として捉えるべきのような気がしています。

先日の13日に東京で開催された、英国のロックバンド「ポリス」の27年ぶりの再結成ライブでは、ペアで55万円のチャリティー席を含めた高額席は軒並み完売したそうです。 でもその1年前に開催された本国のライブでは、12万枚のチケットが1時間で完売するという事態にまで盛り上がっていました。 また同じく昨年12月に英国で開催された「レッド・ツェッペリン」の19年ぶりの再結成ライブでは、チャリティーオークションに出品されたペアチケット1枚が、なんと8万3000ポンド(約1900万円)で落札されて話題になりました。 形態は違いますが、リバイバルブームは英国でも起きている現象のようです。

ではアメリカはどうかというと、これはもういうまでもなくリバイバル映画のオンパレードが続いています。 「スーパーマン」や「バットマン」も復活しましたし、エイリアンはなぜかプレデターと戦っていましたし、引退したロッキーまでも再びリングに立たされました。 そして今年の6月には、実に19年ぶりに「インディ・ジョーンズ」が冒険に駆り出されます。 ハリソン・フォードももうおじいちゃんなのですから、「プラネット・アース」の緒形拳くらいの役回りでいいと思うのですが、やっぱり飛んだり跳ねたり、前方から「棒で押された岩」が転がってくるような事態に巻き込まれるようです。 実はちょっと期待しています。

リバイバルブームというのは先進諸国の代替わりを象徴しています。 ターゲットはもちろん、若い頃から音楽や映像文化に慣れ親しんできた中高年。 そこでは今までになかった「元・若者世代」として、「現・若者世代」に負けないほどの速度で文化の開拓が進められています。 だから今流行のリバイバルブームは今後「リバイバルジャンル」となり、ネットスラングでいう所の「おっさんホイホイ」(利益率の高い懐古ジャンル)としてジャンルが確立していくのだろうと思います。

「リバイバル」が定着すれば、また若い文化、新しいムーブメントが求められるようになってくるのでしょうね。 流行は一直線ではなく、らせん状に上昇していくもののようです。


2月11日(月)「その儚さは ひとひらの雪のように」



思ったより面白くなかった。


[本日の独言(ひとこと)]

先日の土曜日は大阪で珍しく降雪に見舞われました。
夕刻や朝の内にちらつくことはありましたが、積もるほどになるのは今冬初めてのことだと思います。 出身地の奈良や大阪で雪が積もることは滅多になく、それだけに空から羽毛が降り注ぐような雪の日はいつもとても印象に残っています。

小学生の頃、確か昭和天皇が崩御があったあたりに、奈良では大雪の日がありました。 学校は休校になり、私は友達と畑で雪合戦みたいなものをしていましたが、雪はすぐに泥水になり流れていきました。 自転車がよく滑ったのを覚えています。

中学生の頃、授業中に見ていた窓の外で雪が降り始めて、あっという間に校庭が真っ白になったことがありました。 やはり雪は珍しいので生徒たちは興奮し、社会科の先生が仕方なく授業を中断して、東北の雪の話をしてくれました。北国では雪は決して喜ばしいものではない。 毎朝雪かきをしなければならないし、作物も育たず、山に入って凍死することもある。そうしみじみと語る先生の話に皆は耳を傾け、見知らぬ北国を想像していました。 後で先生が鹿児島県出身と聞いて、ちょっとガッカリしました。

大学生の頃、大雪の日に京都の京田辺駅で電車を待っていました。 その頃の京田辺駅はほぼ無人駅で、駅舎も人の家を改造したような粗末なつくりをしていました。 暖を取ることもできず、ベンチに座って綾辻行人かなにかの小説を読んでいました。 駅員さんが凍結防止なのか、レールに油を撒いて火を付けていました。 雪の合間に揺れる炎が印象的でした。

今年は家に引きこもっていました。 だって寒いもん。


2月6日(水)「胃腸の国際交流やぁ (真顔で)」

お昼ごはんに「カトマンズ・キッチン」という料理屋さんに行きました。

カトマンズとはネパールの首都。 つまりネパール料理屋さんなのです。

近年流行の多国籍料理。 やるのは勝手ですが、こちとらハタチの頃にシャレでネパールまで行ったことのある男です。 ハンパなもん出してたらタダじゃおかねぇぞってつもりで入店しました。


「エラシャイマセー」


うぉっ、ネパール人だ。(おわり)



味は普通。 ていうかネパールの人が作るネパール料理に文句は付けられないよね。 長く続いていたらまた行くこともあるかもです。 梅田の「カルタゴ・キッチン」というチュニジア料理屋は潰れました。 私のお腹はインターナショナルです。


2月4日(月)「真綿色したサクラメント」

[本日の独言(ひとこと)]

先日、カリフォルニア州サクラメントの米連邦捜査局(FBI)事務所は、インターネット上の掲示板に不倫相手の妻の殺害を引き受ける人物を募集する広告を出したとして、ミシガン州に住む49歳の女性容疑者を逮捕したそうです。 米国の著名ネット掲示板を舞台にした「ヒットマン募集」は初めてのケースだとか。いよいよそういう時代なのですね。

ミステリにあるトリックのひとつに「交換殺人」というのがあります。 見知らぬ者同士が、お互いの殺人を換えて行うことで犯行の接点を分離させるという方法です。 ネットによってそういうやり方が楽にできるようになると、現実の犯罪もますます複雑化していくかも知れません。

「ヒットマン募集」といえば、昔の漫画「シティハンター」では、新宿駅東口の伝言板に「XYZ」(もう後が無いという意味)の暗号を書いておくと、凄腕のスイーパー「シティハンター」が来てくれるというものでした。 今になってみるとなかなか時代を感じさせるコンタクト方法です。

また、世界最強のスナイパー「ゴルゴ13」とコンタクトを取るには、まずアメリカの刑務所に服役している終身犯のお爺さんに依頼の手紙を送る。 すると彼がラジオの番組に「賛美歌13番」をリクエストする。そしてそれが流された後、ニューヨーク・タイムズ紙に「13年式G型トラクター売りたし」という広告が掲載されるので、その連絡先にアクセスすれば、ゴルゴとコンタクトを取れるというものでした。さすがにゴルゴは慎重です。ハードボイルドな男ですから、頻繁にメールチェックをしながら、相手に「ご依頼ありがとうございました」なんてメールは返さないのでしょう。

今日から日記が更新されなくなったら、私は「消された」ものと思ってください。


2月2日(土)「キンギョはフナの突然変異」

飲料メーカーのサントリーは先日、遺伝子組み換え技術を応用することで「青いバラ」を開発したことを発表。関係省から栽培の承認を得て今後は販売体制を整えることが報道されました。 人間ってすごいね。 なんでもできちゃう。プリンタもつけちゃう。 簡単に遺伝子組み換えって言ってるけど、多分すごい努力があったと思います。  青いバラ、白いカラスは「あり得ないことの代名詞」でしたが、これからはチューリップの歌のようにバラも赤青黄色と並べられるようになるのでしょう。 バラのアイデンティティはボロボロです。

人間の肌の色や髪質だって、そのうち自由にできるようになるのかも知れない。 いや、実はもうできているが、諸々の陰謀によって公表されていないだけなのかも。 そして公表したらしたで、それこそ種族のアイデンティティが問題になるのかも。 人間だからなあ。 でもバラはオッケー。 バラにあやまれごめんなさい。


2月1日(金)「機械であそぶ」



トランセンドのJetFlash V90C。 このサイズで2ギガのUSBメモリです。 まあケータイがあのサイズですから、 メモリもこれくらいの大きさになっても当然なのですが、なんか「小さすぎてしっくりこない」感じです。 アマゾン2,480円で購入。 惜しい、2,048円なら1ギガ1,024円でキレイだったのに。

[本日のポッと出ブーム]

タカラトミー。“ペン回し専用”ペンを発売。

「こんなの欲しいか?」と思うのは多分、ぼくが大人になったから。 ジミな小学生はこれをマスターして、女の子から「すごーい」とか言われようぜ。 でも高校生にまでなってやってると「ヤバーイ」とかに変わるから注意だ。 まさに「ジターリング」なみのポッと出ブーム。 ちなみに私はジターリングで腱鞘炎になりました。

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