the shadow of silver
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7月29日(金)
今月号の「奈良しみんだより」によるとって、そのソースもどうかと思いますが。
ともかく、そこには奈良県の地域データが書かれておりまして、それによると奈良県の面積は日本の国土面積のおよそ1%(3691平方km/37.8万平方km)、人口もおよそ1%(139万人/1億2800万人)なのだそうです。
広くもなければ多くもないと思っていましたが、まさかそれほどとは思わず、数字上では100人集めても出身者は1人しかいないことになります。

だから、どうだという話ではありません。
これからは自分の常識が相手にとって非常識かもしれないと疑いつつ、発言していきたいと思います。

ちなみにこの間まで住んでいた大阪府は、面積は奈良県のほぼ半分(0.5%)で、人口は6.3倍だそうです。
まあ、偏りすぎですよね。

[一日一報]
[ロイター] チャベス大統領がジョーク連発、誕生日で「あと57年生きる」

先日病床から復帰したベネズエラ大統領。
彼の地の事情はよく知りませんが、もの凄く普通のおじさんに見えます。
国民の目から見れば、親父さんのような印象なのでしょうか。
威厳があるのかどうかは分かりませんが、アットホームな大統領もいいかもしれません。
いつも気難しそうな、それでいて不安そうな顔をしているよりはね。

でもこんな人が、往々にして独裁政治に走りがちなのは悩ましいところです。


7月28日(木)
今日は近鉄電車が落雷による信号故障および踏切故障で、京都線、奈良線、橿原線が大幅に遅延していたとか。
夕方の帰宅ラッシュもあいまって各駅で大混乱だったと人から聞きました。
天災だからという言い訳も通じなくなりつつある昨今、電鉄各社も油断できない季節が続きそうです。
いつの間にか、ゲリラ豪雨も夏の風物詩になっちゃいましたね。

そんな中にふと思いましたが、電鉄各社における緊急時の対応。
これって、やっぱり差があったりするのでしょうか。
各列車の運行状況を見て臨機応変に操りながら、乗客を適切に誘導する。
こういう時こそ電鉄各社の対応力に差が見られるんじゃないかなと思いました。

もし今度そういう機会に遭遇することがあれば、カリカリせずに駅や駅員さんの動きをよく観察したいと思います。
まあ、気に入らなくてもどうしようもないんですけどね。

ちなみに奈良県は全都道府県中で2番目にJR線が少ない県だそうです。
1位は沖縄県、そもそも走っていません。
がんばれ近鉄。

[一日一報]
[共同通信] 盗んだ義援金でAKBのCD購入 大阪、少年5人逮捕

まれに見るクズ。
でも28歳無職男性だったら救いようもありませんが、子どもならまだ更生できるかもしれません。
てか、不良行為にしてもこれはカッコ悪いよね。


7月27日(水)
引っ越し以来、ご無沙汰になっていたジョギングをそろそろと再開。
慢性的な運動不足を解消すべく、パタパタと走り回っては、軽く吐きそうになっています。
考えてみりゃ、こんな真夏に走り回って運動不足も何もないですね。
「たまには運動しなくちゃ!」という強迫観念からオーバーワークに至ってしまう、やっぱり不器用な私です。
なんかもう、飲んだらマッチョになれる薬をください。
「すごいよ!!マサルさん」みたいだ。

[一日一報]
[AFP] 90年代に話題のUFO、実は発泡スチロール ベルギー

正体を明かしたこの人も、さらに偽者だったりして。
画像加工の技術が上がって、今はもっと見破れにくくなっているだろうなと思いましたが、近ごろは写真よりもビデオ映像の方が主流になってきているように思えます。
とはいえ、映像だって簡単に加工できるようになってきましたが。
そろそろ「本物」にも出てきてもらいたいところです。


7月26日(火)
中国での高速鉄道の列車事故につきましては、他国ではありますが被害に遭われた方には深くお見舞い申し上げます。
つい先日に、「本日の独言」で取り上げたネタだけに驚きました。
ネットを眺めていると、報道機関でも個人でも「それみたことか」的な風潮が感じられますが、事故に遭われた方にとってみれば全くの災難に他ならないので、因果応報的な扱いにするのはちょっとどうかと思っています。

それはそれとして、中国当局の対応を見ると、予想を上回る「やっぱり」感も抱いています。
かねてよりその強引さや、「間違った社会主義的対応」は知っていたはずですが、もうちょっと自国民を大切にしろよと心配になりました。
一方で、「こりゃ日本じゃとてもできない対応だなあ」とは思っていますが、実際にされると果たして僕らはどういう反応を見せるだろうか、普通に怒るのだろうかとも考えてしまいます。
だって、原発の対応とか、被災地の対応とかを見ていると、あんまり隣国を笑えたもんじゃない気もします。

今、被災地の復興でネックにになっているのが「土地や所有物の処理」だと聞いています。
甚大な被害を受けた地域では、一切合切が瓦礫の山となってしまいましたが、それでも土地には所有者がおり、瓦礫も個人の持ち物です。
つまり所有者の許可なく区画整理をしたり、ゴミと決め付けて捨てる訳にはいかず、その対応が計り知れないようです。

例えば中国だとそういう場合、ダンプでガーッとしてしまうかもしれません。
土地は国家の物であり、復興のためにゴミは処分するのだと言い切ってしまうかもしれません。
もちろんそんなことをすると所有者は怒りますが、全体的な復興は圧倒的に速まるでしょう。
日本だとさすがにそうはいかず、まあ超法規的措置は取られるでしょうが、所有者とも合意の上で進められていくことでしょう。
そうなると、所有者の怒りはまだ抑えられるかも知れませんが、復興はやっぱり遅れそうです。

オチはありません。
隣国ながらこれだけ違う、有事の際の対応。
考えておいても良さそうです。

でもどっちの国民も、「いいから、ちゃんとやってよ!」って言いたいだけなんだろうけどね。
何がそんなに難しいのやら。

[一日一報]
[時事通信社] 3月と9月に「睡眠の日」=生活習慣改善の契機に

とりあえず、祝日になったらまた教えてくださいって感じです。
祝日って、みんなで言ったらできるものなのかしら。
どうせ、「各国の睡眠時間ランキング」とかを発表して、「みんなもっと寝ようぜ」って言ったりするだけなんでしょ。
休みにしろ休みに。
まあアタシャ自由業だから関係ないんだけど。


7月25日(月)
[一日一報]
[朝日新聞] セシウム除去エアコン・浄水器…不審な勧誘「ご注意を」

先日の地デジ化完全移行後、コールセンターには「急にテレビが映らなくなった」という苦情が殺到してるとか。
強引な措置を納得できずに怒るならまだしも、映らなくなったって、お前ら今まで何をしていたんだと思いました。
多分、そんな人たちが「セシウム除去エアコン」とやらを買ったりするのでしょうね。
でも核シェルターはちょっと欲しい。
社債じゃなくて現物を。
でもまあ、自分だけ助かっても仕方ないしなあ。


[本日の独言(ひとこと)]
茨城県の近代美術館で、書物や標本などを食べる害虫「チャタテムシ」が大量発生し職員らを困らせているそうです。これにより23日より予定していた企画展を急遽1週間延期して駆除にあたるそうです。

書物、そして虫。ということで勝手に私の専門分野として紹介してみました。
チャタテムシは咀顎目(そがくもく)に分類される一種、他にはシラミなどもここに含まれます。咀顎目の名の通り、丈夫な顎でガジガジと噛み潰してエサを摂取します。主に書物、乾燥食品、動植物標本、皮革製品などの「乾き物」が好きで、しばしば大量発生して被害をもたらします。

チャタテムシはいわゆる「本の虫」のひとつとして数えられています。他の本の虫といえば、シミという昆虫。漢字で「紙魚(しみ)」と書かれる通り、古い書籍に紛れ込んでは紙にシミを作ります。見た目は平べったくて足の多い、フナムシのような体型。だから本の中をさまよう魚のように見えるのですが、あまり気持ちのいいものではありません。

かつてはこのシミが本に穴を空ける害虫とされていましたが、後に穴を空けるのは別の昆虫の仕業だと分かりました。それがシバンムシ。漢字で書くと「死番虫」と、なかなか恐ろしげな名前をしています。小豆のように小さくて、カナブンのような体型をしています。細かく種類が分かれますが、やはり主に乾き物を好みます。なおシバンムシの名の由来は、頭を壁や床に打ち付ける習性があり、その時の「カチカチ」という音が西洋では「死神の時計の音」とされていたからだそうです。だから特に墓場に現れる訳ではありません。でももしかすると、病床で乾燥した人の傍にいたのかもしれません。

虫の多い季節です。チャタテムシもシミもシバンムシも、生態的にはどこにでも存在できる昆虫です。紙の新しい本は薬剤のせいかあまり近寄りませんが、古い本は要注意です。年一回は開いて風を通しておきましょう。掃除をするいい機会にもなりますよ。

電子書籍化が進むと、こういう虫たちも居場所がなるくなるのでしょうか。


7月23日(土)


この騒々しい画面とも、もうすぐお別れです。
正午にどうなるか気になるところ、覚えていたら観よう。

代替品としてとりあえず買った適当なテレビは1週間の入荷待ち。
明日から1週間、テレビのない生活が始まりますが、ビックリするほど気にしていない自分がいます。
本当に買う必要があったのかなあ。

[一日一報]
[47NEWS] 不適切な書き込みで閉鎖 47NEWSのツイッター

バカ発見器も正常稼働中。
NHK_PRまんべくん的な,ゆるいポジションを狙って、見事に自爆したのでしょうか。
あれって、中の人たちは結構賢くツイートしていると思います。
マネをするのは難しいです。

ただ評価したいのは、問題発言後の速やかな撤収と、きちんと自サイト内でお詫び文を掲載した潔さ。
当たり前に見えて、どこもなかなかやらないことです。
中の人はバカだったけど、後ろの人は賢かったのでしょう。


7月22日(金)


近所のデパートにて。
習い事の「絵手紙講座」のサンプル。
絵手紙って、どうでもいいことを名言っぽく見せようとするからあまり好きじゃないんだけど、これは本当にどうでもいいから気に入りました。

ちなみに小料理屋などでよく見かける、「仲良きことは美しき哉」の絵手紙の原作者は武者小路実篤だとか。
おじさん自分で何枚も書いて馴染みの料理屋に配り回っている内に、風情があるからってみんな真似したんだって。

[一日一報]
[AFP] ナチスの「死の天使」メンゲレの日記、2300万円でユダヤ人が落札

実写版アミバ、生体系マッドサイエンティスト、権力のあるエド・ゲインことヨーゼフ・メンゲレ。
詳しくはWikipedia参照です。
落札者の目的は、コレクションかビジネスか。
回り回ってその内に、日本の小さな出版社からひっそりと発刊されるのかもしれません。
過去と呼ぶにはまだ歴史も浅く、下世話な精神と見られるかも分かりませんが、一度読んでみたいものです。


7月21日(木)
土用の丑の日、ウナギの日。
節電が叫ばれる昨今、原発よりも安全な発電源として、「デンキウナギ」を使ってみるのはどうだろうか。
他の魚とか虫とか、ごく一般的な生物を燃料(エサ)にして、自由自在に発電が可能。
有害物質も発生せず、環境が悪化する心配もありません。
廃棄は放流するなり、食べるなりすれば簡単・完全に自然へと還すこともできます。
デンキウナギを改良して、もっと発電できるようにすれば、現在の電力危機の救世主になるんじゃないでしょうか。
発電所はもちろん、小型サイズにして個人・携帯用発電器としても使えるかもしれません。
まさに「うな充(電器)」って寸法です。
まあこれが言いたかっただけなんだけどね。
うな充、胸ポケットで爆発しろ。

[一日一報]
[AFP] バイバイ、スペースシャトル…史上最も複雑な「航空機」

最後のスペースシャトル「アトランティス」が本日無事に帰還しました。
そのニュースは他でもどこでも掲載されていたので、別の記事をひとつ。
まあ何にせよ、費用のかかるプロジェクトだなと、あらためて感じました。
でも、結果的にはどうなんでしょうね。
宇宙事業の結果って、何を見つけたか見つけなかったで語られることが多いですが、それだけではなく、技術の進化やら国家の威信やらにも密接に関わっているものだと思います。
その辺の費用対効果もきっと出ているはずですが、あまり表沙汰にされませんね。
気になるところです。


7月20日(水)
と、いう訳で、本日、ていうかつい先程から、Appleの新しいOS「OS X Lion」のダウンロードが始まったようです。
今回はクラウド・コンピューティングに向けて、システム・インタフェースともに大幅にリニューアルした、メジャーアップデートのようです。
説明ビデオを見ているだけでも、その思い切った感が窺えます。

Appleの強みは、かつてのiMacにせよ、今のiPhoneにせよ、いち早くデファクト・スタンダードを作り上げる能力にあると思います。
例えば、スマートフォンと聞くと多くの方はタッチパネルでスイスイを想像しますが、それは単にインタフェース(見た目と操作)であって、スマートフォンだからという訳ではありません。
でもiPhoneが、「スマホといえばこうだ」決めてしまったので、みんなも「スマホはこうだ」と思い、結局Andoroidだろうと何だろうと、概ね似たような仕様の物を作るようになってしまいました。
2フィンガーで拡大・縮小するとか、ページをめくる際に感じる「重さ」などもiPhoneが広めました。
IT業界でこういった革命が起こせるのも、今のところはAppleとGoogleだけのように思います。

AppleはiPadのお陰で収益も好調なようですし、まだしばらくは業界を牽引し続ける予感がします。
でもGoogleも猛追を続けていますし、Microsoftも外堀を埋めるように迫りつつあります。
まずはクラウドという形で、まだまだ面白い展開が続いていくことでしょう。
ただ惜しむらくは、やっぱり3社ともアメリカ企業であることか。
その辺がアメリカの強みであり、日本の弱さでもあると思います。

[一日一報]
[朝日新聞] 地球人に「UFOの町」PR 石川・JR七尾線内

ジャンパーと黒ズボン姿の宇宙人。
「UFOの町」という呼び名もラノベっぽいですが、UFOではなく特急電車に乗ってくるというのも色々と本末転倒気味で、それはそれで面白いです。
ちなみに「UFOの町」のいわれはこういうことだそうです。
全国的に有名だそうですが、世間に疎い私は初耳でした。
しらんがな。


7月19日(火)
台風がよく分からない進路を通る予測とかなんとか。
ネットじゃ被災地を避けた「神回避」とも言われていますが、いやいや、西日本は直撃だっつーの。
台風6号、通称「マーゴン」。
ドラクエ2のラスボス「ハーゴン」みたいな名前です。
でも「ハーゴン」は本当はラスボスじゃなくて、その後ろに「シドー」とかいう、でっかいトカゲの怪獣が出て来るというお約束の展開でした。
となると、「マーゴン」のバックにもさらなる強敵が潜んでいるかもしれませんね。
まだ夏の初めだけに心配です。

とか思って調べてみたら、現在発生中の台風7号の通称は「TOKAGE」でした。

おいちょっと誰か勇者連れてこい。

[一日二報]
[朝日新聞] NHK気象キャラ、春ちゃんが人気 「萌え」が魅力

[GIGAZINE] 「2011徳島阿波おどりポスター」はFate、空の境界、攻殻など描き下ろし満載

萌えキャラ、美少女アニメキャラに関しては、詳しくは知らないけど嫌いじゃないよというスタンスの私です。
いい大人がアニメに夢中であってもいいと思いますし、フィギュアを集めていてもいいと思います。
少なくともこのご時世、陰口を叩いたり変態呼ばわりをされるものでもないと思います。

ただ一方で、こういった一般人向けのコンテンツにも「萌え色」を取り入れていく風潮は、ちょっとどうかなとも思っています。
まあ今日び、節約節約で一般消費者の財布の紐がきつくなる中、「スイーツ女子」と「ヲタク」が特に消費の激しい層となっているから仕方がないのかもしれません。
でもなんか、色々と「捨て身」過ぎて、目的がずれてはいないかなと気になっています。

本来、文化の一側面、サブカルチャーの一つであった「萌え」が、メインカルチャーに取って代わりつつあるのではないかなと。
それは喜ばしいことではなく、メインカルチャーがあってこそサブカルチャーが映える、好事家が楽しめるというものではないかなと。
そんな風に思っています。

「萌え」が主流になると、つまんなくなるよ絶対。


7月18日(月)
[一日一報]
[ロイター] 「永遠の愛」誓う手紙、米国で投函から53年後に届く

テレビ局が勝手に頑張って相手を見付けて感動のストーリーに仕上げてくれるレベル。
しかしこの手紙が届けられなかったことで二人は結ばれず、その後の人生が大きく変わったとしたら、壮大な運命の気まぐれも感じてしまいます。
古い話だけに、これをきっかけに結婚していたかもしれませんし、子どもも生まれていたかもしれません。
そう思うと、郵便局のミスで一人の人生がなくなったことにもなります。
バタフライ・エフェクトか、風が吹けば桶屋が儲かるか。
願わくば、それでも二人が幸福な人生であればと思います。


[本日の独言(ひとこと)]
TBS系の長寿時代劇「水戸黄門」が現在放送中の第43部をもって終了することが発表されました。テレビをあまり観ない私としては「まだ続いていたの?」という驚きの方が大きく、あらためてホームページで確認してしまいました。かつて助さんを演じていた里見浩太朗が黄門様になっていたり、的場浩司の格さんや内藤剛志の弥七と、終わるというのになかなか面白そうに感じました。なお私が知っている水戸黄門は西村晃の時代です。

「水戸黄門」終了の理由は、多分に漏れず視聴率の低迷が原因だそうです。かつて時代劇は老人の番組と揶揄されながらも広く認知されていましたが、今はその老人も中年もあまり観なくなったように思います。加えて時代劇は現代劇(ドラマ)よりも予算がかかるようなので採算も取れなくなってきたのでしょう。いつの間にか「遠山の金さん」も「大岡越前」も「銭形平次」もなく、時代劇と言えば大河ドラマか年末の忠臣蔵くらいになってしまいました。観ていない私が偉そうなことは言えませんが、勧善懲悪で分かりやすいストーリーに加えて、誇張であったとしても江戸を中心とした過去の日本を楽しめる番組がなくなるのは、もったいないなと感じています。

過去の日本を知るといえば、今年より「まんが日本昔ばなし」のDVD-BOX版がリリースされているそうです。4月1日発売の第1弾(第1集・2集)は、10枚で40話。以降、来年末まで刊行が予定されており、全240話がリリースされるそうです。なお「まんが日本昔ばなし」の全話数は1471話もあるとか。ちなみに先の第1弾は発売2か月で24万枚も売れているそうです。

そんなに観ることはないけれど、なくなってしまうのは寂しい。「水戸黄門」の放送終了を惜しむ声や、「まんが日本昔ばなし」が売れている理由も、そういう思いがあるからなのかもしれません。ただ、迷走感の漂う今の民放テレビ番組の中に入れるのは難しい。専門チャンネルで放映するのがふさわしいように思います。


7月16日(土)


歯医者に行ってきました。
数か月前から冷たい飲み物が凍みるようになり、これはもう虫歯に違いないと行ってみたら、前と同じく知覚過敏。
知覚過敏が進行すると歯周病になるということで色々と説明を受けました。

人生を30数年過ごしてきても、年下の方に教えてあげられることなど全くない私ですが、これだけは言えます。
歯の定期検診だけは、年に一度は必ず行きましょう。
私は体の中で唯一と言っていいほど他人より優れている部位が、歯です。
虫歯もはるか昔に一度なったきり、矯正もせず、ずっと健康体でした。
それでも、こんな風なトラブルに見舞われました。
丈夫がゆえに定期検診を怠り、歯石が溜まって歯茎がやせて知覚過敏になりました。
私ですらこの始末、いわんや歯の悪い者をやです。

悪いことは言いません。
特に気になるところがなければ、歯石を取って欲しいという理由でもいいかと思います。
習慣付けるようにしましょう。
[一日一報]
[毎日新聞] ユーストリーム:投稿動画が1分間に70.49時間でギネス認定

もうなんでもアリなギネスの宣伝。
「何だか凄そう」ってイメージだけで、何でもかんでも認定を受けて売り歩くのは、結局ギネスそのものの権威を落としていると思うのだが、どうか。


7月15日(金)
長寿時代劇「水戸黄門」が今回のシーズンで終了になるとか。
それはまあ別にいいんですけど、これで番組がなくなってしまうと、いわゆる「黄門ネタ」が通じなくなるのはちょっと寂しいものを感じています。
「人生楽ありゃ、苦もあるさ〜」という定番の歌も、これからの世代は聞いたこともなくなる訳です。
よく分からない印籠を出して、なぜか皆が平伏するというシュールな展開も、これからの世代には常識ではなくなってしまうのです。
「暴れん坊将軍」こと徳川吉宗は違い、「先の副将軍」でしかなかった(水戸)徳川光圀の知名度も一気に下がることでしょう。
もちろん助格うっかりも忘れられてゆくことでしょう。

これからは「仕事人」や「眠狂四郎」みたいに、スペシャル枠で扱われる程度になるのでしょうか。
ジェネレーション・ギャップとは、こんな風に生まれてくる物なのでしょうね。

[一日二報]
[AFP] 独立した個性を持った双頭のヘビが大人気、ウクライナ

[CNN] 虹色の希少ヒキガエル、87年ぶりに発見 マレーシア

珍しい動物2種類。
双頭の白ヘビは、世が世なら瑞兆(吉兆)ともてはやされたことでしょう。
今も人気のようです。

もうひとつは妙にかっこいいヒキガエル。
エキセントリックな体色と、手足の長さが素敵です。
体色にいたっては見事に地面の色にカモフラージュしています。
こういうとこって、凄いですね。


7月14日(木)
地デジ・ハイビジョンは「毛穴までハッキリ見える」と評判だけど、このまま映像技術が進化すると、毛穴どころか細胞なんかもハッキリ見えるようになって、そこまでいくと「美の基準」すら変るかもしれない。
細胞が可愛いアイドルグループ、GLG48(ゴルジ体48)とか。
何を言ってるんだ俺。

[一日一報]
[ロイター] インドネシアの線路上で雑魚寝、電気が病気治すと信じ

のどかなのか、なんなのか。
原発やら節電やらと電気に厳しい昨今、原点に立ち返って、電気はやっぱりスゴイということを思い出すのも大切ではないでしょうか。
いや病気を治すとかじゃなくて。
そういや「電気風呂」ってのもありますね。


7月13日(水)


関西電力からもお願いされています。

対象エリアに住んでいないとあまり馴染みはないかもしれませんが、東京電力、東北電力と共に関西電力も電力不足が発生しています。
理由は原発。
東日本大震災とそれに続く福島第一原発のトラブルにより、関西電力では定期検査中だった原発が再起動できなくなり、結果、夏場の電力不足を引き起こしてしまいました。
上記の案内には、今後も再起動向けて取り組むとありますが、今日の首相会見を見るにそれも結構厳しいんじゃないかなと感じています。

なお原発の電力が足りないというのは、要はドラクエで言うところの「さいだいHP」が足りないということです。
限界が低いので、どれだけベホマが使えてもボストロールの一撃で死んでしまうのです。
このボストロールの一撃というのが、夏場の昼間の電力消費量ということですね。

原発推進か原発反対かは知りませんが、まあいずれにしても停止中の原発が今後再起動することはないでしょう。
諦めて別の案を検討するしかないと思います。
でっかい蓄電池とかできないのかしらね。
それはそれで、シャレにならない大爆発を引き起こしそうですが。

[一日一報]
[毎日新聞] メジロ:愛玩、観賞目的の捕獲禁止…来年4月から 環境省

あまり知られていませんが、野鳥を捕まえて飼うことは禁止されています。
スズメもカラスもハトもツバメも、その辺にいるからといって捕まえて飼ってはいけないのです。
あくまで原則として。
ケガをしているツバメを看病するのは、ゆくゆく解放するという名目で認められています。

ただメジロとホオジロは、飼われていた過去が長いので認められていました。
でもホオジロは4年ほど前に禁止となり、記事にあるように来年にはメジロも禁止となるようです。
禁止になると捕まえることも飼うこともできなくなります。
でも現在飼育している場合は、確か捨てなくてもいいはずです。

という訳で、今からメジロの株が急騰すると思いますよ。


7月12日(火)


無線LAN親機を、天井近くに貼り付けました。

数か月前に購入し、使い続けていた無線LANの調子がどうもよくない。
速度がガタガタで安定せず、切れることも頻繁にありました。
設置場所がパソコンから離れているので仕方ないとも思っていましたが、それじゃ無線の意味もない。
それで、あちこちと親機の設置場所や方向を調節している内に、なぜかこの辺りが一番いい環境だと分かりました。

(無線LANのまとめ)

●・調子が悪い時は置き場所を見直してみるべし。
→無線は想像以上に設置場所に影響されます。
一旦使っている子機・パソコンに一番近い場所まで持って行き、そこから徐々に引き離して様子を見るのがベターです。
もし近接場所にありながら速度低下や不安定さが解消されなければ、機器そのもののトラブルの可能性もあります。

●他の電気製品から引き離すべし。
→私は電話機やルーターのそばに置いていましたが、それも良くなかったのかもしれません。
一般的に電子レンジなど電磁波を発生させる機器の近くだと不安定になるとされていますが、それ以外でも基本的に色んな電波・電磁波が飛び交っているので、やっぱり無線機器は他の機器と離して置いた方が安定しそうです。

●高いところに設置すべし。
→これは先の電気製品の問題とも絡みます。
基本的に家電製品は床から人間の目の高さまでの位置に置かれています。
電波・電磁波の交通渋滞を避けるためにも、人間の高さ以上の場所に置く方が良さそうです。
高い場所に置くと人間の行き来にも影響されにくくなります。
なお無線機器そのものの電波は、下方にも発信されているようです。
私の使用マシンは、上写真の無線機器から壁二枚を隔てた床の上にありますが、それでもこの方が安定しました。

以上。
快適な電波ライフをお送りください。

[一日一報]
[産経新聞] ネットでテレビ視聴でもNHK受信料を 調査会報告書

またずいぶんと、強気です。

私自身の考えとしては、視聴者の受信料によって運営されているNHKは、当然視聴者から受信料を徴収すべきであり、それはケータイであろうがインターネットであろうが適用されてしかるべきだと思います。

ただ問題なのは、その徴収方法が主に訪問によるものという非常に時代錯誤な方法であることです。
いきなり家を訪れて、テレビがあるから受信料を払えと言うのは、ちょっとした押し売りにも感じられます。
しかも「持っていない」と言い切れば徴収されない、家探しもできないので正直な報告にしか頼れないというのもアンフェアであり、結局持っていても持っていないと言えば通るという状況になっています。

それならテレビを購入する時に、同時にNHKとも契約する。
ワンセグケータイもインターネットも、契約する際に上乗せする。
チューナー一個を買う際にも契約させればいいと思いますが、なぜかそれもやりません。
地デジ化よりも前に、その辺りを整備した方がいいと思うのですが、どうか。


7月11日(月)
[一日一報]
[読売新聞] 節電で街路灯消しても…犯罪増えなかった

関東方面では一時は本当に真っ暗だったようですが、それで治安が悪くなるというのは取り越し苦労だったようです。
ただし今のところは。
生きた心地のしない緊急時だからこそ、かえって皆さん真面目に過ごされていたのかもしれません。
これが通常となると、そろそろ慣れが出てくるのでやっぱり注意が必要です。
これまでが過剰なまでに明るかったというのもありますが、照らすべきところは照らして、防犯に取り組んで頂きたいところです。
ネオンディスプレイを減らして街灯を増やすというのもアリかもしれません。

ちなみに、犯罪が増えなかったと伝えているのは、あくまで政府からの発表です。
本来ならどこよりも公正なデータであるはずなのに、つい疑いの眼差しを向けてしまうご時世も気になるところです。
なんか隠してんじゃないの?


[本日の独言(ひとこと)]
先週7月4日はアメリカの独立記念日でした。1776年のこの日に独立宣言を公布しイギリスの植民地から解放されました。日本での当時は、10代徳川家治の治世。暗君ともされていますが、書画や将棋などに才能を見せた趣味人であり、将軍としては珍しく愛妻家であったとも伝えられています。同じく1776年は、思想家でありオカルト好きには特に知られている天才・平田篤胤が生まれた年でもあります。独立したてのアメリカと、鎖国時代に日本との接点は全くと言っていいほどありませんでしたが、どこか自由な価値観が芽生え始めた頃だったのかもしれません。

さてそんな独立記念日のニュースの中で気になったのは、CNNが報道した「中国依存」に関する話。独立記念日に使われた星条旗と花火の大半が中国製であり、米国の対中貿易赤字とともに現代の中国依存を象徴していると書かれていました。自らが誇りとする星条旗のタグに"made in china"と書かれていたら、彼らも思うところがあるのかもしれません。

一方、日本と中国との間で最近話題になっていることといえば、新幹線の技術流出に関する話。ごく簡単に紹介すると、数年前に日本の重工業メーカーが中国鉄道部の依頼を受けて新幹線を輸出。ところが中国はその新幹線から独自の新型車両を製造し、多くの技術特許を申請してしまいました。これに対して日本メーカーは技術を盗まれたと主張しましたが、中国側は国産であると反発。「コピー天国」の真骨頂か、日本技術の外交下手か。事態は泥沼化しています。

いよいよ各国でも中国の影響が大きくなりつつあるのを感じています。ただ上記の話を表面だけで解釈すると悪いように見えますが、ビジネスとしてはごく真っ当な成長を続けていると私は思っています。安価商品の製造国や、パクリがお得意の国と揶揄している内が平和。その内、イタリアのデザインセンスと日本の技術を融合させた新商品を、アメリカの商法で売りさばく時代が来ると思います。人間の才能は人口に比例するとも言われています。日本の10倍の人口があれば、10倍の作業ができるだけはありません。その中から10倍の技術者、10倍のデザイナー、10倍の天才が生まれる可能性もあるのです。

その頃になるとようやく芸術分野も大きく花開くことになるでしょう。歴史文学から脱却した中国発の新小説も日本で読めるようになるかもしれません。


7月10日(日)




童心に還っていました。

[一日一報]
[GIZMODE] 日焼けのヒリヒリを回避できるようになる未来がやってくる!?

私はどちらかというと色白で、日焼けのしにくい体です。
強い紫外線を浴びても黒くならず、赤くなってヒリヒリとして終わってしまいます。
時代的に見ても、小麦色の肌が褒め言葉かどうか分かりませんが、もう少し黒くなれば健康的に見えるかもしれないとも思っています。

コピーライターの眞木準さんは、大昔の全日空による沖縄旅行キャンペーンのキャッチコピーに、「トースト娘ができあがる」と書かれていました。
小麦色の肌をしたビキニ女性の写真とともに。
うまいですが、今じゃ考えられない演出です。

記事の研究、痛みを抑えるだけじゃ意味ないかと思うのですが、どうか。


7月8日(金)
冷蔵庫の奥にいつの物かも分からないジャガイモを3個発見。
とりあえず見た目に問題もなさそうなので、全部洗ってふかして食べてみました。
私にできる料理なんて、そんなもんです。
一口目はさすがにウマイ。
二口目はちょっとニガイ。
三口目も結構ニガイ。
ちょっと待て、ジャガイモでニガイってどういうことか。
そう思って調べてみたら、どうやらジャガイモの毒「ソラニン」が発生していた模様。
続いて僕らのWikipediaで「ソラニン」を検索。

”神経に作用する毒性を持ち、中毒すると溶血作用を示し、頻脈、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などを起こす。成人の中毒量はおよそ 200-400mg、小児の場合はその約10分の1程度と推定されている。 低血圧、神経症状の兆しがあれば 24時間の入院観察を要する。 大量に摂取した場合は、昏睡状態に陥り、死亡する場合もある。”

とりあえず、全部捨てておきました。
特に問題の起きそうな程の量は摂取していませんが、何かありましたらまた報告します。
まさしく日常にひそむ毒。
お母さんはみんな知っているんだろうけどね。
とりあえず、ジャガイモがニガクなったら気を付けようぜ。

[一日一報]
[朝日新聞] 避難所に涼しさを スズムシを石巻へ

うわー、これってどうなんだろう。
「昆虫部」の時に思っていましたけど、みんな結構マジで虫嫌いだったりしますよ。
おまけにスズムシって、気にするとかなりうるさかったりします。
送られるなら風鈴とウチワくらいの方がいいような気もしますが、どうでしょうか。
まあ喜ばれるならいいのですが。


7月7日(木)
未だに地デジ化もできていない我が家です。
そのうち対応させておかなきゃと思い続けて、はや2年。
結局何の手も打たないままに、終焉の時が近付いています。

観たいテレビ番組もないので、特に気にならないのでしょう。
先日の大震災でも、インターネットで充分情報が収集できたので、テレビのスイッチもほとんど入れませんでした。
観たところで、時間稼ぎのために震災直後の恐い映像ばかりを流し続けていた印象があります。

なんでも先日発表された「お笑い芸人人気調査」によると、好きな芸人の一位が明石屋さんまで、嫌いな芸人の一位が島田紳助だったとか。
好き嫌いはともかく、50代半ばの芸人二人が未だに圧倒的な影響力を持っていることのほうがテレビ的にはマズイんじゃないかと感じました。

テレビがどんどんつまらなくなっている気がしています

[一日一報]
[AFP] 30年に1度の土星の暴風雨「大白斑」、今年はひと味違う?

本日のワクワクさせる宇宙の話。
土星の中ではすさまじい放電が起きているそうです。
これさえあれば、電力供給も充分に解消されそうですが、いかんせん遠すぎます。
火星くらいでバチバチやってくれたらいいのにね。


7月6日(水)


「XnView」というフリーウェアの画像ビューアを入れてみました。
きっかけはPhotoShop形式のPSDファイルや、Illustrator形式のAIファイルを簡易にプレビューできないものかと探して見付けて入れてみました。
なかなか優れたソフトウェアで、日本語を含む44言語をサポート、400種類以上のファイルに対応しているとのことです。
エクスプローラ代わりにも充分活用できそうに思いました。

ただしAIファイルに関しては標準ではサポートしていないらしく、読み込ませるには別途AdobeのGhostScriptを入れて環境変数で読み込ませておかなければならないようです。
また、それで完璧にプレビューできる訳でもなく、AIファイルに関しては見られる物と見られない物があるようです。
私が確認したところでは、MAC版のCS2のAIファイルは読み込めませんでした。
事前にプレビューを作成しておくか、PDFと互換性を持たせて保存しておけばいいかもしれません。
やはりAIファイルをそのままプレビューさせるのはかなり難しいようです。

引き続き、ぼちぼちと検証していきたいと思います。

なお「XnView」を含めてそれらに関する情報は、個人ページであったり草の根ページであったりするので、あえてリンクはしておりません。
気になる方は単語でググれば大体分かるかと思います。
ピコピコ。

[一日一報]
[毎日新聞] WiMAX2:100メガ超の通信速度を達成 実験で

それよりなにより、例の「青いガチャムク」は、正規のガチャピン&ムックとは別の生き物だと判明。
こちらの方がより驚きました。
誰だお前ら。

近年ネックになっている無線通信の高速化もいよいよ始まるようです。
しかし毎秒100Mのデータがギュンギュン行き来する世界って、なんだか体に悪そうな気がしてしまいますね。
俺の体の中をデータが通り抜けている。
みたいな気分になりそうで、思わず息とかを止めてしまいたくなります。

そしていよいよ、進化の遅れが気になり出すのが充電池。
この最後の砦が解消されれば、また新たな携帯端末の時代を迎えそうな気がします。


7月5日(火)
歯が痛くなったので歯医者さんに行きました。
とはいえ、引越先で初めての通院になるので、どこへ行けばいいのか分からない。
結局、「ホームページが一番ちゃんと作られている歯科医」を選ぶことにしました。
ホームページがちゃんと作られているということは、外注に任せるほど潤沢な資金があり、さらに初診の患者さんを積極的に勧誘しているはず。
つまりはいい歯科医に違いない、という勝手な判断によるものです。

で、行ってみた件の歯医者さん。
院内は清潔で設備も新しく、受け付けさんも助手さんも美人揃いでした。
困った。
これはこれでオチがないぞ。

肝腎の診察についてはしばらく様子見。
どうやらやっぱり知覚過敏のようです。
またシュミテクトを使うのか、高いんだよねあれ。

[一日一報]
[朝日新聞] 自殺者急増、人気女性タレントの影響? 内閣府参与報告

私は自殺者の気持ちは知りませんし、亡くなられた上原美優さんについてもよく存じあげません。
でも、この分析は多分間違っていると思います。
何人かはそうかもしれませんが、そんなに増えるはずがありません。
みんな若い人を、自分たちとは全く違う宇宙人かなにかと思っているのでしょうか。
もっと時間をかけて分析した方がいいと思うのですが、どうか。


7月4日(月)
[一日一報]
[ITmedia] 室内で花火、ライブ動画配信 「ネットアイドル」の女、書類送検

毎度お馴染み、ニコ生のチキンレースだとか。
罪状が軽犯罪法違反ということは、知人男性か周囲の家の方々が告発したということでしょうか。

ひとつ思ったのは、この程度で済んでいるんだということ。
まあもし火事になったら大変ですし、前には自殺配信なんてのもあったみたいですが、それでもその程度でしかなく、誰かを殺しに行ったりとか、グループを組んで悪事を働くようなこともあまりないみたいです。
みんな結構、大人しい活動をして悦に入っている感があります。

もうひとつ思ったのは、いつも単発で終わってしまうこと。
こういう無茶な動画はニュースになってから観る場合が多いのですが、閲覧者は結構真面目に止めようとしています。
「通報しました」とか「特定した」とか、みんな盛り上がりつつも呆れて、動画を配信したバカを犯罪者にします。
誰も「みんなでやろうぜ」とか「俺も俺も」とはならないみたいです。
きれい事で言うと「ニコニコ動画はみんなで作って守って楽しむものだ」という意思。
それって凄く自浄作用がある環境だと感じています。
これだけ自由なのに、一応健全に運営できているって凄いことですよ。

でもまあ、単発であれ何であれ、そろそろ色んな所に目を付けられているでしょうから、何かしらの対策も必要になってくるんじゃないでしょうか。
動画の配信前に運営側の事前審査が必要になるとか。
でもそうなると、みんな一気にやる気をなくしますからね。
ニコニコ的だと、審査員も有志で募るとか。
でもそうなると、好みを選んでいるとか贔屓をしているとか言われたりするんでしょうね。

腐らない程度に、うまく回っていくといいですね。

[本日の独言(ひとこと)]
毎日暑いなあと思っている内に、いつの間にやらもう7月。2011年も半分が過ぎたのかと思うと、その速度には驚くばかりです。特に今年の前半は東日本大震災をはじめ、大きな出来事が沢山起きました。自分だけでなく、日本
中が騒がしく忙しないまま半年が過ぎ去ってしまったのではないでしょうか。後半に入ってもまだまだ受難の時期は続きそうです。せめて明るく楽しい気持ちで、けれども油断せずに過ごしていきたいと思います。

7月1日から東京都では「東京都青少年健全育成条例改正」により、違法な性行為や過激な暴力行為を描いた漫画などに対する新たな販売規制が始まりました。具体的な適用事例についてはまだ確認できていませんが、これからエロ本や暴力本(内容を分かりやすくするためにあえて命名)は厳しく規制されて、しかるべき場所で売られることになりそうです。

本件については施行前より世間からかなり非難されていました。否定意見の主なところでは「対象となる性的表現の定義があいまいである」「審査機関が公正ではない」「表現の自由が制限されてしまう」「過度の自粛などにより業界全体の低迷に繋がる」といったようです。加えて知事や副知事のコメントが不必要に喧嘩腰であったり、出版業界や作家さんたちが反対する立場を示したことで、一般消費者の方々も大きな反応を示して沸き立っているようです。

私自身の感覚を述べると、現状見ると仕方ないんじゃないかなとも思っています。賛成でも反対でもなく、コンビニや書店で言い訳がましく「18歳未満は禁止」と付けて平然と売られている状況・環境では、規制されても文句が言えません。さらに今はインターネットで違法コピーであっても多く流れてしまっていますから、何かしらの対策を講じない訳もいかないかと思います。

否定意見の一つとして「条例で規制する必要があるのか」というのもありますが、条例で規制されても仕方がない状況にあること自体が問題であり、売らんかなの精神で条例に触れなければいいという風潮こそ、業界の自浄作用・選別作用に問題があったのではないかと思います。確かに条例の内容は曖昧で、改正案が可決されるまでの流れにも疑問を抱きます。しかしそれだけに、どうしてそんなにややこしいことになったのか、どうして目を付けられてしまったのかとも思います。結局こんな風に厳しく言われないと気付かなかったということでしょうか。だから私の結論としては、曖昧な条例には反対ですが、現状のままでもいいとするのにも反対です。私はエロ本も好きですし、暴力本も好きです。でも、この環境はやっぱりダメだろうと思います。

難しい問題ですが、条例は既に施行されています。今後どういう展開になるか、引き続き注目していきたいと思います。

もう、良いか悪いかは当の青少年たちに聞いてみればいいんじゃないかな。


7月3日(日)
「信楽焼のタヌキ」で有名な陶芸の郷、滋賀県の信楽へと行って来ました。







タヌキばっかりでした。
信楽焼のタヌキはその愛らしい姿もさることながら、縁起物としてもよく扱われています。
福々しいから縁起がいいとか、昭和天皇が歌に詠まれたので縁起がいいとか。
贈り物としては「他を抜く」という掛詞から、新たに会社を興した際や、出世を期待する人に向けて贈られることも多いです。
会社やお店に置かれているのは、貰い物が多いようですね。
でも結構、扱いに困る贈答品のひとつです。

[一日一報]
[ロイター] 米グーグルのブラウザ「クローム」、世界シェア初の20%台に=調査

何だかんだで、私も今はGoogle Chromeをメインブラウザに据えています。
Internet Explorerはトップシェアということで避けています。
FireFoxはアップデートの多さとアドオンの面倒さから却下。
Operaは表示できないページやページ崩れが多いので問題外。
速くて面倒さが少ないという点で、今のところChromeを推しています。
Googleさんに個人情報をザクザク取られているような気もしていますが、まあそれで便利になるならよしかなとも。
そんな感じです。


7月2日(土)


取ってはいないけど販売セールスマンが置いていった新聞。
ニュース記事に興味はありませんが、下段の広告にはやはり目が止まります。
小さなスペースで、短い文言で宣伝をする。
広告のエッセンスとはこういう所に詰まっているとも思います。



NHK「ラジオ深夜便」の雑誌版。
何となく「所帯じみた」人たちが読む物かと思っています。
だからメインコピーは「おなかを空かせて若くなろう」。
「痩せよう」や「健康になろう」ではなく「若くなろう」としているところが力強いです。



いわゆる「スピリチュアル」な書籍を多く発刊しているマキノ出版の書籍案内。
メインはやっぱり「前世を知って幸せになる本」。
細かい文章にも「前世が見える」「人生が劇的に変わる」「天職」「運命」といった、ワクワクさせる言葉が並んでいます。
それで元気になれるなら、それもまたよしです。



プレジデントではなく、プレジデントに憧れている人が読む雑誌「プレジデント」の別刊「プレジデント・ファミリー」。
メインは「頭のいい子のお弁当」。
プレジデントなファミリーが注目するのはもちろん、プレジデント我が子の話です。
ご飯は大事ですが、お子様には親の期待が見えすぎないようにご注意ください。



ちょっとライトなカメラ雑誌「アサヒカメラ」。
つかみは王道の「ピントが合わない!?」と「ヌード特集」。
読者層をよく分かっていると思います。
いや、ヌードグラビアを撮影するのは大変だとは思いますが。

[一日一報]
[CNN] 中国の「カラー犬」ブーム、人気はパンダやトラの模様

日本では思いもよらなかった発想。
ペットの扱い方にも国民性の差があるのかもしれないと思いました。
正しいか間違っているかなんて、誰にも分かりません。
各国の「かわいい」と「かわいそう」の差を調査すると、結構面白い結果が出てきそうです。


7月1日(金)
多忙につき省電力モード。
電気代と小麦の値段が上がると聞いて、涼しい部屋でトーストをかじるのが好きな私としては少し不満。
ていうか、節電を呼びかけておいて値上げはないよね。

[一日一報]
[読売新聞] 鳥取砂丘の人骨4体、ひつぎに納められ埋葬か

砂丘の神秘。
ミステリかと思いきや、どうやら歴史物のようです。
砂地は水はけもよく乾燥し、遺体などを分解する微生物も少ないからでしょうか。
別の記事では衣服なども風化してないらしいので、こうなってしまうと本当に誰なのか分からないものだなと思いました。
一通り調べたら、ちゃんとしたところに埋葬してあげて欲しいものです。