the shadow of silver
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7月31日(火)
[一日一報]
[SankeiBiz] 逆転の発想!冷却電力「ゼロ」の自販機 日本コカ・コーラ

無電で冷却できる夢のマシンかと思いきや『消費電力が少ない夜間に集中冷却』って、全然ゼロじゃねえ。
でも凄い技術だと思います。
そうまでして自販機なんているかとも思いますが、それはさておき。
どうせなら夜間になるとロボットに変型して、街を見回りしてくれればいいのにって、そういう話が「こち亀」にもありましたね。

毎年この時期になると、自販機にジュースを入れるバイトをしていた頃を思い出します。
繁忙期だけの短期バイトで、街の自販機を回ってはガコンガコンと詰め替えていました。
駄菓子屋のおばちゃんにアイスもらったり、お店のおっちゃんや病院の看護士さんとお話ししたり。
ゲリラ豪雨を浴びたり、ちょっと言えないことがあったり。
肉体労働でしたが自給も良くて、悪くないお仕事でした。

[本日の独言(ひとこと)]
最近のお知らせのまとめ。



左記にもあるように、文庫版「タイムカプセル」が刊行されました。
表紙イラストがジュブナイルっぽくなりました。内容は相変わらずザクザクしています。タイムカプセルとそれを巡るミステリを軸に、大人になるということの心理的な変化を表現しようと思い書きました。実は初稿時点では倍ほどのページ数があったのですが、あまりに長いので泣く泣くエピソードを削りました。なかなか難しいものです。



また、前回お知らせしたように、コミックス版「THE CHAT」も好評発売中です。

ただでさえ恐い小説なのに、絵がついてさらに恐くなったということで、うちの親にはすこぶる不評でした。なかなか難しいものです。

さらに、現在放映中のiPhone 4SのテレビCMに、弊著「THE QUIZ」の電子書籍版の内容が使われています。
"00:05〜"00:06の間に一瞬だけ映る、ページをフリックさせるシーンがそうです。短すぎて何が何やら分かりませんが、それでも数ある電子書籍群の中から選んで頂けたのは有り難い話です。テレビで見かけたらニヤリとしてやってください。

iPhone用の電子書籍版の「THE QUIZ」はこちらよりご購入頂けます。ぜひご自身のiPhoneでもページをめくってやってくださいませ。

新作はまたその内に、出るといいなあ。




7月30日(月)
ロンドンオリンピックが開幕し、早くもいくつかの競技で結果が報告されています。
私はあまり見る間も興味もないのですが、まあ週末でもあったので開会式のダイジェスト版と柔道競技のいくつかをテレビで観ておりました。

それにしても、ど派手な開会式でした。
歴史と伝統ある旧超大国の威信をかけた一大プロジェクトは、感心すれども感動までは届かず、ただ「金かかってるなあ」という印象を受けました。
四年前の北京オリンピックでもそうでしたが、資本主義臭が鼻に付く先進国の自慢大会になっているような気がします。

じゃあもっと質素にすればいいのかというと、オリンピックについてはそのせいで失敗しかけた歴史があります。
質素にすれば注目する人も少なくなり、誰も見てくれないなら開催国に手を挙げる国もなくなります。
そこで日本でも有名な故サマランチIOC会長が、スポンサーシップのやり方を変えて、あからさまな金儲け主義に走りました。
結果、オリンピックは大いに盛り上がることとなりましたが、開会式が開催国の宣伝大会になりました。
難しい話ですが、オリンピックだって恒久の大会ではなく、はやり廃りでいつまで続くものか分からない物なのは確かなようです。

あと気になったことといえば、やはり開会式で見せた日本選手団のユニフォーム。
やっぱりあれはちょっとないんじゃないかなと感じました。
東京五輪じゃないんだから、赤と白で日本を表現しましたって発想はもうやめようよ。
個々においては卓越したセンスを持っているのに、なんか国が絡んで大きくなると途端にダメになりますね。

私がオススメしたいのは、やっぱりコスプレ。
サムライ、なでしこって呼んでいるんだから、裃とか小袖で入場すればいいのにね。
男性選手はチョンマゲのヅラで、女性選手は文金高島田。
その方が絶対ウケるし、世界中で報道されると思うんだけど、どうか。
でも一番のオススメはやっぱり忍者。
「ついに日本が本気になった」と、フランス人あたりをビビらせるのもいいんじゃないでしょうか。
ていうかどうせ派手にやるなら、世界各国でコスプレ大会にすればいいと思う訳です。


[一日一報]
[スポニチ] 誰?インド人もびっくり 五輪入場行進に謎の女性

お前絶対「インド人もびっくり」って書きたかっただけだろ。

選手団以上に目立っていて面白い。
こういう人は希望通り、全種目強制出場の刑がいいと思う。


7月27日(金)
お知らせです。

現在放映中のiPhone 4SのテレビCMに、なんと弊著「THE QUIZ」の電子書籍版の内容が使われています。
すごーい、テレビCMだよ、iPhoneだよ。
という訳で映像はこちら↓

アップル - iPhone 4S - TV CM 「Melody」

お分かりいただけただろうか。
"00:05〜"00:06の間に一瞬だけ映る、ページをフリックさせるシーンがそうです。
内容は「THE QUIZ」文庫版の191ページ、有里姉さんのシーンを使用して頂きました。
いや実に素晴らしい。
瞬きすれば見逃す上に、タイトルすらも映してくれない。
でもiPhoneの優れた機能の紹介に使ってもらえたのはありがたいお話です。

ちなみに当作品が起用された理由は「アップルにふさわしい斬新な作品」だからだそうです。
もしかして内容がアレで、オチがアレだったからかな。
なおiPhone用の電子書籍版はこちら↓

App Store - THE QUIZ

ちなみにiPhoneもiPadもmacPCも持っていない私です。
いや、機種変更してもいいんだけど、iPhone5はまだでしょうか。
できればauでお願いします。

[一日一報]
[ロイター] ドイツで「ストレス発散ホットライン」、思う存分ののしることも

『オペレーターは「文句はたったそれだけか」などと話して挑発する』

病んだ社会と言われるかもしれませんが、上っ面のだけの健全な社会と比べればアリなものかもしれません。
ビジネスの鬱憤を家庭に持ち込んでややこしくなるよりはね。
でもこれ、相手は男性なのでしょうか。
相談者が女性なら女性が出るのでしょうか。
あるいは相手の性別を選択できるのでしょうか。
その辺にあまりこだわりすぎると、またおかしな商売になりそうですね。


7月26日(木)
思考作業に暑さは大敵!
汗かき仕事は頑張っている風に見えるだけで、結局効率が悪いだけ。
だから私はエアコンを使う、扇風機だって回す。
そして作業効率を限界まで引き出すのだ。

そしたら、快適すぎて昼寝した。

[一日一報]
[産経新聞] ボルトの速さ遺伝子で分析 競技利用に警鐘も

人種が違う、という言葉も今では差別用語に扱われるのでしょうか。
スポーツが苦手な私としては、どれだけ努力してもボルトには勝てない自信がありますし、先日何十年ぶりかにトランポリンに乗った時には、内村航平の超人もしくは鳥人ぷりを実感しました。
彼らとは根本的に何かが違う。
筋肉や骨や腱、あるいは脳の処理能力、そう考えると畢竟、遺伝子が違うということになるのでしょう。

とはいえ、その謎を解明して欲しいかというと、そうでもないかなと。
人種が違うと分かっていたとしても、彼らとは「地続き」であって欲しいと思うのです。
めっちゃ筋肉付けて、めっちゃ練習して、めっちゃ頑張ったら俺でも何とかなる。
そういう夢は残しておくべきだと思います。
それゆえに彼らを尊敬し、賞賛できるのではないでしょうか。

遺伝子的に最強なアスリートはいずれ作られるかもしれませんが、それは最終的にはオリンピックの崩壊さらにはスポーツ文化の崩壊に繋がることになると思います。
だって超人なんて応援する気にならないし、自分たちも超人たちに見下されながらスポーツなんてやりたくないですから。
やはり彼らとは、あくまで「地続き」であるべきです。

まあ、もっと恐いのは、超人の「軍事利用」なわけですが。


7月25日(水)
家の外でこっそり育てている月桂樹の生育が遅いから緑色した栄養剤のアンプルを投入してやろうと思ってドン・キホーテへ行ったら店先になんかでっかい水鉄砲とか売られていてもう夏というかどっか行ってこういったものをぶっ放してやりたいという衝動に駆られるも間違いなくすぐ飽きるからぐっと我慢してとりあえず夏っぽくなるためにファンタのフルーツパンチを買って帰って緑色した栄養剤のアンプル忘れた。

みんなドン・キホーテのことをドンキって呼ぶけど、あれってどう考えてもキホーテだよね。
ドンっていうのは偉い人の呼び名、「卿」的な意味だから、ドンキだと「キ卿」になっちゃう。
江戸時代の人が源太郎さんを「源の字」って呼ぶような、鬼の長谷川平蔵を「鬼平」って呼ぶようなもので、ああじゃあそれでいいのか、ドンキ。

[一日一報]
[産経新聞] 楽天の「コボタッチ」、不具合や不満相次ぐ 新発売の電子書籍端末

以前に「明らかにアップル社を意識したサイト」と揶揄していたら、その後始まったCMまで意識しまくりだった商品。
こりゃダメかもしれんなと思っていたら、初期の評価は非常に厳しいものとなっているようです。
商品を持っていないので問題点を正確に調べることはできませんが、何よりも『パソコンと接続してパソコンに専用のソフトウエアをインストールしなければ本を読むことはできない。』ということに驚かされました。
何これ、周辺機器だったの?

スマートフォンにしてもそうなのですが、こういった物はそれ単体で稼働してくれないと困ります。
パソコンと接続して何かをするということが、作業的にも心理的にもどれだけ手間なのかが分からないのでしょうか。
楽天の社長さんは『パソコンの扱いに慣れていない人にはより丁寧にする必要がある』とし、さらに『年内には、パソコンなしで初期設定ができるように端末のソフトウエアをバージョンアップしたい』と話しているようですが、そういった上から目線の態度ではなかなか前途多難のようにも感じています。
これはKindleが盛り返す可能性もあるかも。
ていうか、日本の出版社や書店や書籍流通関係が開発すればいいのにね。


7月24日(火)
[一日二報]
[zakzak] 特需なきロンドン五輪…TVが売れない

[東京新聞] 3D邦画しぼむ 今夏、1本のみ

映像関係のニュース2本。
不思議なのは、誰がどう見ても分かっていたはずの結果なのに、どうして誰も止められなかったのかということ。
3D映画や3Dテレビなんて誰も興味を持っていなかったし、地デジ強制で無理矢理買い替えさせられた恨みを持っている人もいるでしょう。
それでもまだ3D映画や3Dテレビは盛り上がると勘違いして、あまつさえ今どきオリンピック特需まで言い出しているとしたら、まあメーカーが赤字に転落するのも仕方がないように感じています。

渦中にいると見えないものなのでしょうか。
テレビなんて飽和状態の国内で売れるはずもないと思うのですが。


[本日の独言(ひとこと)]
先日の繰り返しになりますが、コミックス版の「THE CHAT」が刊行されました。(→紹介ページ)

コミックスに関してはほぼ漫画家さん任せで私はミステリの整合性や言葉回りにチェックを入れる程度の役割になっています。漫画には漫画の見せ方がある。その期待通りに恐くてスリルのある作品に仕上げて頂きました。

ただこのように手放しでお任せできるのも、作品がホラーテイストのミステリだからかもしれません。仕掛けだらけの設定なので内容を大きく逸脱する訳にもいかない。登場人物を増減させたり、違う行動を取らせる訳にもいかない。私が口を挟まなくても、原作そのものに強い制限があるのです。これが純文学や恋愛小説だと双方の印象に大きなズレが生じることもあるでしょう。さらに読者の印象も大きく違う場合があります。それはそれで面白い結果となる場合も多いでしょうが、なかなか難しい博打にもなりそうです。

そう考えるとコミック化や映像化しやすい作品と、そうではない作品というのもあることでしょう。いわゆる名探偵ものはよく映像化されており、またいわゆるライトノベル作品はよくコミック化やアニメ化されています。これらは作品よりも各登場人物の外見的特徴や、分かりやすい性格設定に重きを置いているので、発表作品(小説、コミック、映画、アニメ、あるいはラジオドラマ)が異なっても面白さは変わりにくいのだろうと思います。

ライトノベルなんてほとんど設定集のような作品もありますが、それはそれでメディアミックスを前提とすれば非常に扱いやすいものであるとも言えそうです。ミステリでガチガチに固めて、しかも登場人物のほとんどが殺されてしまう私の作品は打ち上げ花火のように後に繋げにくいものだろうなと感じています。でも打ち上げ花火も余韻があっていいものです。コミックス版もぜひご一読ください。


7月23日(月)
シャンプーとリンスの「メリット」を買ったら、丸いブラシが付いてきました。
近頃よく見かける、地肌マッサージに使えるシロモノです。
キャッチコピーは「地肌にたまった(1日分の)汗すっきり!」
毎度毎度、私たちは色々なところが汚れていると言われ続けています。

丸いブラシといえば、これがいわゆるオマケとして最初に付けられたのは、男性向け育毛トニックシャンプー「サクセス」だったそうです。
このブラシは男性の育毛を促すものとして考えられていたそうです。
ところがこれは便利と目を付けたのは意外にも女性、しかもいわゆる「夜のお仕事」をされているお姉様方だったそうです。
毎日綺麗にしておかないといけないのに、髪も長いし爪も長いから洗いにくい。
そんな彼女たちにとって、あのブラシはぴったりと使いやすいものでした。
付き合いのある育毛オヤジから勧められたのかもしれません。
その結果、「サクセス」はなぜか若い女性たちに大ヒット。
彼女たちを通じて、昼のお仕事をされている女性たちにも広まりました。
するとメーカーはその原因を探って知ることとなり、「なるほど女性の育毛もアリだな」と気付いて普及に努めるようになったそうです。
若干誇張しましたが、そんな感じです。

今では当たり前のことも、何かきっかけがないと気付かないことだった、という話も多いかもしれません。
スマホやデジカメ、タブレットもそんなものじゃないかなと思います。
髪も爪も短い私はそのままガシガシ洗っています。

[一日一報]
[AFP] 『バットマン』乱射事件容疑者、6000発の銃弾購入 米コロラド

日本ではあまり報道されていませんが、大事件です。
容疑者の顔が晴れやかなのは、やり切った清々しさか、ちょっとおかしくなっちゃっているのか。
昨日は自宅に仕掛けられた30個以上の爆弾が処理されたというから驚きです。

何が目的だったのか、何が悪かったのか、警察や映画館はこれからどう対応していくのか。
気になるところではありますが、少なくとも簡単には銃や銃弾が手に入らない日本はまだ安全な方だろうと感じさせられます。
6300発の銃弾がネットで合法に購入できる社会は、やっぱりどこかおかしいと思います。



7月20日(金)
関西電力の「でんき予報」を確認する日々。
月の初めに「計画停電するかもよ」と脅してきましたが、それ以降暑い日が続いても供給量は安定しています。
緊急時のメールも、先日に「大飯原発が再稼働したから安心だぜ」という連絡が届いたきり。
お陰で節電目標が15%以上から10%以上へと引き下げられましたが、それも妙に成果アピールっぽくて鼻に付きます。

計画停電も、されると困りますが、ないとなると味気ないものです。
一回くらいは停めてみてもいいんじゃないでしょうか。
あ、電気なくても割と平気! と思われるかもしれませんが。

[一日一報]
[産経新聞] 教諭、暴れる小4男児蹴る 父が被害届 「蹴ってこい」と挑発も

大津市のいじめ問題が話題になってから、妙に他のいじめ問題や学校の問題を目にしています。
同時多発するものでもないから、記者が事件の流行をとらえて大きく報道しているのでしょうね。
ニュース会社は読まれてナンボの営利追求企業です。

暴れた小学生は悪い、真に受けてやり返した教師も悪い、安易に謝罪した学校側と市教委も悪い、わざわざ被害届を提出した父親も悪い、いちいち受理した警察も悪い、わざわざ全国紙で記事にした新聞社も悪い。
一番の問題は、こんなことすらまともに解決できない大人たち、社会システムじゃないかなと思います。
暴れた小学生や、いじめた中学生を擁護する気はありませんが、それを正すのが学校教育なんじゃないでしょうか。
義務教育ではない高校生や大学生の問題ならまだしも、小・中学生の問題は周囲環境の責任だと私は思います。

責任転嫁を続ける大人たちも情けない。
「子どもたちに責任をとらせろ」だの、「『いじめ』じゃなくて『恐喝・暴行』と呼ぶべきだ」だのという野次馬の主張もくだらない。
子どもたちは、いじめっ子もいじめられっ子も気にしない子も、みんな「ダメな大人たちだなあ」と感じているのではないでしょうか。


7月19日(木)
子供が工場の煙突から立ちのぼる煙を見て「雲を作ってる!」と勘違いするのはよくある話だが、近頃は排出基準の厳しさと処理技術の向上によって水蒸気のみを排出している場合も多いので、雲を作っているというのもあながち間違いではない。

陣内智則は雨上がり宮迫から説明を受けるまで、雨は「宇宙から降り注いでいる」と思っていたらしい。
単なるネタかもしれないけれど、なかなか発想できることじゃない。

[一日一報]
[読売新聞] エアコン巡り、ナイフとバットで親子げんか

暑いと人は荒っぽくなる。
でも親子ゲンカで道具を持ち出したらダメね。

節電や節約って電力やら金額やら温室効果ガスやらの評価だけになりがちですが、労働力や犯罪発生件数にも影響があるんじゃないかなと思います。
どうやって測るかは難しいところですが、せっかくの節電・節約ムードでもありますので、これを機会に様々なデータを取得するのもいいのではないでしょうか。
虫も増えたりするんじゃないかな。


7月18日(水)


先日告知した通り、コミックス版「THE CHAT」が発売されました。
こんな表紙なので、お見かけの際には是非どうぞ。
お見かけなければ この辺からでも是非どうぞ。



よくもまあ、こんな痛恐い表現ができるなと思いましたが、読み返してみると原作通りの手法でした。
なるほど、だから私の恐さにベストマッチなのか。
いたたた。

[一日一報]
[朝日新聞] Tポイント、医薬品の購入履歴を取得 販促活動に利用

いつの頃からか、コンビニでも飲食店でも「Tポイントカードはお持ちですか」とか、酷いものでは「Tポイントカードは大丈夫だったでしょうか?」とか尋ねられるようになりました。
尋ねてくる癖に、持っていないと答えても一切説明もない。
だから意地でも持たないでおこうと今のところは決心しています。

TポイントカードのTは、「TUTAYA」のTではない、「トップシェア」のTだ、とツタヤの社長は言っていました。
主にネットの煽りを受けて、レンタルビデオ店TUTAYAの時代ももう終わりかなと思っていましたが、思わぬところで起死回生がはかられたと感心しています。
カード商売はモノ売りとは違って業態や収支が分かり辛いものですが、4千万人以上の会員を獲得しているのだから損をしているはずもなく、あれやこれやと相当な利益があると思います。

で、記事の内容については、何を今さらという思いです。
そもそも、それこそがポイントカードを発行する理由のひとつなのだから、問題視するような話でもないのではないでしょうか。
クレジットカードだって、自動車のETCだって、電車のICカードだって、amazonの購入履歴だって、Google検索だって、ケータイのアドレス帳や保存画像だって同じことでしょう。
個人情報はあらゆるところから取得されて利用され続けています。
これはもう仕方がないことなのです。

問題があったとすれば、やっぱり事前報告がなかったことでしょうか。
ていうか、もう個人情報うんぬんなんて取っ払って、取得した情報はあらゆることに利用すると宣言してもいいんじゃないでしょうか。
闇でこっそり使われるくらいなら、大っぴらに利用してもっと使いやすくして欲しいと私は思います。
でもTポイントカードは持たない。
これはひねくれ者の意地だから。


7月17日(火)
[一日一報]
[CNN] 中国版ツイッターから「真相」が消えた? 検索不能に

近頃は中国政府もジョークが使えるようになったのか、どうか。

かの国のインターネットが厳しい検閲を受けていることはよく知られていますが、あるかなしかの「陰謀」を隠すために「真相」を検索できなくしたとも思えません。
むしろ「真相」と訴えている「デマ」の拡散を防ぐことを目論んだのではないでしょうか。
日本のネットでも日々飽きもせず流言飛語が続いています。
「これが真相だ!」という言葉ほど嘘っぽいものはありませんが、それでもごく一部の人は信じてしまって、ツイッターでいうところのリツイート、日常で言うところの口コミとして広まってしまいます。
政府による検閲というのは加減が非常に難しいものではありますが、野ざらしというのも国民の精神衛生上、あんまり良くないんじゃないかなと最近は感じています。

とはいえ「真相」を検索できなくしても仕方ないんだけどね。
だからジョークじゃないかと思います。


[本日の独言(ひとこと)]
校正作業の途中で「ないしょ」という言葉が気になりました。「内証」と「内緒」あるいは「内所」と漢字変換されますが、一体どれが正しい文字なのでしょうか。

辞書によると「内証」は「ナイショウ」と読み、「内緒」「内所」はその転用とされています。「内証」は元々仏教用語で、自らの心の内で真理を悟ること、内(うち)で証(あきらか)にするという意味で使われていました。それが転じて「内心」「本心」となり、「隠している真実」つまりは「ないしょ話」に使われるようになりました。

一方で「内緒」と「内所」については「内証」の当て字であるとされています。「内証」がいつの頃からか「隠している真実」という意味で一般人にも使われるようになり、同時に話し言葉で伝わったせいか語尾の「う」が消えてしまい「証」のままでは読めなくなってしまった。そこで「内緒」や「内所」という字が当てられたのではないかと思われます。ちなみに「緒」は「糸口」という意味があり、「所」は「内所」とすれば家の内側ともとれます。どちらも一応は「内証」っぽい文字が選ばれたのかもしれません。

「内証」の当て字や意味がいつ頃から混同され始めたのかは、調べが足りずによく分かりませんでした。手元にあった岡村綺堂(1872年−1939年)の「半七捕物帳」を開くと「化け銀杏」という話に下記のようなくだりが書かれていました。

『ほかの番頭どもには内証で、別に百両をおまえにあずける……』

『三島屋は古い暖簾で、内証も裕福であるように聞いている……』

一文だけの抜粋ですが、意味はお分かり頂けるかと思います。上は「秘密」という意味での「内証」が使われ、下は今ではもうあまり使われませんが「内情」という意味での「内証」が使われています。どちらも本来の意味からも離れ、お互いの意味もかなり違っています。混同していた時代のあらわれではないかと思います。

結論としては、まあどれでもいいってことになりそうです。
偉い方々は正しい言葉を押し付けがちですが、言葉なんてものは時代とともに移り変わっていく曖昧なものだと私は考えています。なお小説や新聞以外の、広告表現などでは「ないしょ話」や「ナイショ話」といった、より視認性の高い砕けた表現がよく使われています。


7月13日(金)
インターネットを中心に抗議活動を行ったり、なぜか渋谷でゴミ拾いを行ったりするアノニマスさん。
あの集団の象徴となっている奇妙な仮面は「ガイ・フォークス」と呼ばれるマスクであり、権力に反対する一市民の象徴とされているそうです。
実在の人物であったガイ・フォークスさんは、1605年11月5日、イギリスで起きたカトリック教徒の弾圧に反発して国会議事堂の爆破を計画。
しかし未然に発覚してしまい、大逆罪として「首吊り・内臓えぐり・四つ裂きの刑」という最も過酷な刑罰に処せられました。
以来、イギリスでは毎年11月5日に「ガイ・フォークス・ナイト」を開催し、彼を弔い記憶し続ける習慣が生まれたそうです。
彼の行動については賛否が分かれますが、現代ではテロというよりも反権力の行動と捉えられているようです。

と、まあそこまで説明されて、ようやくあのマスクの意味が分かりました。
でも日本では全く知られていないので、ただの「嘲笑う顔」にしか見られず逆効果ではないかとも思います。
やるならラブ&ピースの象徴にも使われる黄色のスマイルマークとか、日本だと攻殻機動隊の「笑い男」マークもいいかもしれません。
あるいは日本版・反権力の象徴として「大塩平八郎」を借り出すとか。
全員がチョンマゲ頭に地味なオッサンのマスクを着けた集団。
改革が空振りに終わり続ける昨今、これからは龍馬ではなく平八郎の時代が来るかもしれません。

アノニマスの活動については何も言いませんが、anonymous(匿名)という言葉を自らの型に押し込めたことだけはいけないと感じています。

[一日一報]
[読売新聞] 宇宙戦略室が発足…研究開発・産業振興を担う

ついに来たか!
でもなぜか、全然ワクワクしないニュース。
いよいよ本格的な大宇宙時代の幕開けとなり、米露中と競い合って他惑星への移住が始まり、調子に乗って高度知的生命体の逆襲を受けて、ブルース・ウィリスが汗だくになって地球を守る。
そんなことを期待したかったのですが、どうもやっぱり、「天下り」っぽい匂いしか感じ取れない心境です。
JAXAの活動に文句を言ったり、衛星とか技術を諸外国に売り歩いてお茶を濁していそうな気がします。
あと何で、今どき「戦略」なんて言葉を使い出したのでしょうか。
戦う気なんてないんだから、「計略」とか「方策」の方がいいと思うのですが、どうか。
それとも戦うのかしら、火星人と。
とりあえず地球人と仲良くしてください。


7月12日(木)


先日は兵庫にある「神戸スカイアドベンチャーすずらん」という所へ行きました。



こんな所です。(写っている人は他人です)
いわゆるひとつのアスレチック施設ですが、7メートルの高さで展開されています。
だからめちゃ高くて恐いです。
スリル満点が謳い文句ですが、私としては罰ゲームとしか思えませんでした。
それでも私はマシな方らしく、後からやって来た女子たちはギャーギャー騒いでいました。
まあそれが楽しいのでしょうね。

上からも写真を撮れば良かったのですが、その時はそれどころではありませんでした。
なおスタッフの方は忍者のようにひょいひょい渡っていました。
近辺にお住まいの方で興味のある方は一度どうぞ。
休日はちょっと混むかもしれません。
あと雨天の際には中止の場合もありますのであしからず、ミルマスカラス。



神戸港。
なんでも中国からの巨大観光船が停泊していたそうで、ショッピングモールでは中国語が飛び交っていました。

[一日一報]
[産経新聞] ゾンビの仕業か?同居人を殺害、心臓と脳を食べた男

なぜか最近よく聞かれるゾンビ事件。
私はお墓から人が出てくるとゾンビだと感じるのですが、あちらでは人を食べる人をゾンビだと感じるようです。
「人食い」って言葉も最近はあまり聞かれませんね。

「人殺し」と「人食い」って別物だと思います。
人を殺す理由は理解できても、人を食べる理由はあまり理解できません。
殺すほど嫌っていた人を食べたいと思うだろうか。
愛しているから殺して食べたという話もありますが、それも今回の事件には当てはまりません。
じゃあ一体、何なのか。

そんなことを思いながら書いたのが弊著「バジリスク」です。
どうぞよろしく。


7月11日(水)
[一日一報]
[読売新聞] 「プロの力見せて」と暴力団に知人殺害頼んだ女

暴力団を仕事人か何かだと思ったのでしょうか。
依頼すればチャカで始末してコンクリ詰めにして熊本港にでも沈めてくれると思ったのでしょうか。
頼まれた方も狙われた方もたまったもんじゃないですね。

今のご時世、暴力団の所在地も構成員のプロフィールもかなり調べられるようになったので、こういった勘違いした一般人が絡んでくることも増えているのかもしれません。
暴力団の活動を擁護する気は全くありませんが、彼らの溜息が聞こえてきそうです。
「これがIT(あいてー)っちゅうもんかのお、ヤス」
「へい兄貴」
「あいてーっちゅうのはのお、オンナがオトコに言うセリフじゃろうに」
「うひょっ、兄貴ってば詩人ッスね」


[本日の独言(ひとこと)]
電子書籍リーダー「kobo Touch」がいよいよ7月19日に発売が決まり、2日より予約受付をスタートしています。販売は楽天。日本名っぽい名前ですが、製造元はカナダにあり、昨年楽天に買収されて子会社となりました。

サイト:電子ブック楽天<kobo>: 読書に革命を。新しい楽しさを。

スタイリッシュですが明らかにアップル社を意識した、オリジナリティの欠けるサイトで紹介されています。
仕様をまとめると下記のようになるそうです。

-----------------------------------------
・約1000冊以上の本(※1)が185gの軽さ。
・電子ペーパーで目に優しい、疲れにくい
・タッチスクリーンで簡単な操作
・文字の拡大縮小も自由に調整
・メモや辞書など便利な機能(※3)
・1回の充電で、最長約1ヶ月(※2)使用可能
・ワイヤレス機能搭載(802.11b/g/n)
・サイズ:幅114mm×高さ165mm×厚さ10mm
・重さ:185g

※1 一般的な書籍1冊分のファイルサイズ約1MBで計算した理論値です。
※2 ご使用の環境によって異なります。
※3 発売時に搭載されない機能は順次ファームウェアアップデートで搭載される予定です。
-----------------------------------------

果たしてこれが業界の起爆剤となるのかどうか。
しかしこれだけ大々的にアピールしながらも、現段階ではまだ書籍リストが公開されていない状況です(7/6現在)。せめて上記の紹介サイトで書籍検索をさせてくれないと買う気にもなれません。ユーザーは何ができるかの機械ではなく、何が読めるかの方が重要なはずですが、まだ色々と揉めている感があります。機械を売るために(書籍)コンテンツが欲しい楽天側と、先に機械を売ってもらわないと(書籍)コンテンツは出せない出版社側とのジレンマが続いているのでしょう。ゆえにこのような「大々的な見切り発車」をせざるを得なかったのだと思います。

皆さんは買われますでしょうか?
私はしばらく様子見です。


7月9日(月)


青春にチャレンジ?

週末に京都北部の舞鶴へと行きました。
舞鶴港といえば海上自衛隊の基地。
ふらりと立ち寄って「今日やってますか?」と聞いたら「見学ですか?」と聞き返されました。
メシ屋じゃないんだから。
大雨の中、基地内へと侵入してみました。



こんな感じに軍艦が並んでいました。
あまり詳しくないので紹介はできませんが、その日は「あたご」「うみたか」「ひうち」「ましゅう」が停泊していたそうです。



その中でもイージス艦「あたご」は特に有名ではないでしょうか。
写真は小さいですが現物は無茶苦茶大きいです。



こういう部分ってワクワクしますね。
「工場萌え」的なアレに通じるものがあります。



「あたご」で働く船員さんたちと、それを背景に記念撮影する人々をさらに撮影。(他人)
おいおい基地内デートかよ、いいな。



あとアジサイ園も開催していました。







こんな感じに、もっさり咲いていました。
アジサイの種類の多さに驚きました。

そんな週末でした。

[一日一報]
[産経新聞] “肛門で死ぬ”水上バイク 国が注意喚起、想定外の危険性

アマゾンに住むカンディルという魚は、川に落ちた人の肛門や尿道から侵入して内臓を食い破るという話を思い出しました。
マリンスポーツを一切やらない私としては、水上バイクもサーフィンも危なっかしく思えてなりません。
裸ってところが特に恐いのでしょうね。


7月6日(金)
国会の事故調査委員会は東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故に対して「明らかな人災」との見方を示したそうです。

[CNN] 福島原発事故は「人災」と国会事故調、「日本製」の災害とも

なんというか、こんな所にもジャパン・クオリティ。
私も含めてではありますが、咄嗟の判断やアドリブでの対応に弱いことは否定できません。
それにしても事故から1年4か月経ってから、「明らかな人災」と言い出す酷さ。
この場合「一歩前進」というよりは、「ようやく打ち合わせが終わった」と見るのが適切でしょうね。
人災となると誰かが加害者となりますが、誰か逮捕されるのでしょうか。
エライ人たちは誰も責任を取らないのもまたジャパン・クオリティ。
どうすんの?

[一日一報]
[神戸新聞] 計画停電苦情相次ぐ 問い合わせ関電に10万件

ああ、やっぱり。

関西電力が出した計画停電についてのDMが分かり難すぎるという苦情。
2日前に、これは酷いなと思って日記にまで書いた内容です。
きっとみんないい人たちだから、協力する気はあるんですよ。
なのに、そんなみんなのやる気を削いじゃったのはいけないと思います。

なおそれに対する関西電力の答えは「DMでは十分にお伝えできないことがあり、分かりにくいという問い合わせもある。丁寧にお答えするよう心掛けている」だとか。
これもまたジャパン・クオリティ、いや、これが電力会社クオリティなのか。


7月5日(木)
「ヒッグス粒子」の発見については、学者勢と一般人との感動の差が大きすぎて、おかしな雰囲気になっています。
しかも当然、学者勢の中でも真に\すげえ/と感じている人はごく一部であり、その他大勢の学者たちは興味がない、というか分野が違うのが実際ではないかと思います。。
でも一般人からは「学者だから」という理由だけで説明を求められてしまうものなのでしょう。
これからしばらくは、よく分からない者同士がおかしな会話を繰り広げるのではないかと思われます。

新聞社の報道も各社さまざま。
こういった報道は記者の腕が問われます。
研究の説明が過ぎると読んでもらえず、発見の喜びのみを伝えてもちんぷんかんぷん。
「神の粒子だ!」「神の粒子だ!」といって逃げ切ろうとしている記事も多いようです。
神様ってそんなにツブツブなのかよ。
なお割と分かりやすく感じたのはこちらでした。

私は色々と読んでみた結果、とりあえずは日常生活に影響がないようなのでスルーしています。
量子コンピュータができたらまた呼んでください。

[一日一報]
[AFP] 「人魚は存在しません」、米政府機関が公式サイトで

発見の後は否定のニュース。
しかしテレビで見たからって当局に存在を問い合わせるというのは一体どういう人たちなのでしょうか。
海洋生物についてはおよそ100万種類いると推測されており、そのうち25万種類までは存在が確認されていると聞いたことがあります。
つまり残り3/4は未だ知られていないのです。(微生物が多そうですが)
だからもしかすると人魚だって存在するのかもしれません。
でもまあ、美人ではないでしょうね。


7月4日(水)
関西方面で話題となっている、関西電力からの計画停電のお知らせが届きました。



中閉じハガキです。
「万が一の備えとしての計画停電のお知らせ」と、随分と回りくどいことが書かれています。
今夏は電力の需給状況が大変厳しい等の話が書かれていますが、その理由については一切記載されていません。
お前らが原発に文句言うからこうなったんだくらい書いてくるのかと思いましたが。



中面表。
計画停電は需給エリアを6つのグループに分け、さらに8つのサブグループに分けて行われます。
うちは4-A、4年A組だそうです。



中面裏。
これが見辛いともっぱら評判のカレンダー。
「今日は何時から何時まで!」 と書いてくれればいいのに、目線を上下させながら日にちと時間帯を照らし合わせなければなりません。
しかも7曜日に対して6時間帯なので曜日のズレもあります。
係長がエクセルと格闘して作ったデータをそのまま転用したのかもしれません。
そして「※今後の需給状況に応じて、月間予定は変更する場合があります。」という、全てを台無しにする注意書き。
さらに「万が一計画停電をお願いする場合でも、必ずしも4-A〜4-Hすべてのお客さまにお願いするわけではありません。翌日予定・当日予定を関西電力ホームページなどによりご確認ください。」という信じられない文言。
もはやこのハガキで何をお知らせしているのかも分からなくなりました。



裏面。
問い合わせ先、というか実は一番重要なお知らせ部分。
ちなみに「需給逼迫のお知らせメール」には登録しておきましたが、単に空メール送信だけだったので、この分だと全エリアの停電情報が届くんじゃないかなと思います。

という訳で、同社の混乱と無計画っぷりを見事に露呈させたハガキでした。
おそらく全世帯・全業者に向けて、もの凄いお金をかけて一斉送信したのだろうと思いますが、分かったことは「ほんまジブンら大丈夫け?」(関西弁)というだけでした。
必死アピールの同情稼ぎだったのでしょうか。
いやもうしっかり頼みます。

[一日一報]
[時事通信] ソフトバンク元店長逮捕=警察官らの情報漏えい容疑−探偵にメール送信・愛知県警

むかし携帯電話の機種変更をした際、ショップでアドレスデータを移してもらい意気揚々と持って帰って触ってみたら、全然知らない人たちのアドレスが何百件も登録されていたことがありました。
仕方がないのでショップに戻ってどうなってんのと聞いたら、すみません別の人のデータを入れてしまいましたとのこと。
純心だった当時の私は、しっかりしてくれよーと呆れるだけでしたが、今考えるととんでもないことでした。
それ以来、携帯電話のキャリア会社はユーザーの個人情報、アドレス、保存データを全て把握・管理していると思っています。
君のケータイも、全然プライベートなものじゃないから気をつけようね。


7月3日(火)
[一日一報]
[朝日新聞] 最古の動物は5億8500万年前? はった跡の化石発見

期待して写真見たけど、よく分からなくてガッカリ。
なんか、地面がグッてなっただけじゃないのと思うのですが、どうなんでしょうか。
ここまで大昔の話になると素人には検証のしようもないわけで、えらい学者さんたちが「そうだそうだ」と言ってしまえばそうなってしまうような気もします。
世界も人も神様が作った物だと言っても信じてはもらえないでしょうが、微生物それ以下からこうやって進化の道を辿ってきたのだと言っても、理屈の上では納得できますが真実かどうかは分からない。
結局どちらも人が考える程度のものでしかなく、実はそれこそ人知を超えた出来事があったのかもしれません。
そんなことをぼんやりと考えています。

でもやっぱり、この写真はグッてなっただけじゃないの?

[本日の独言(ひとこと)]
新刊のご案内です。

◆「THE CHAT」(コミックス版)◆

高橋りか 漫画/椙本孝思 原作/7月中旬頃刊行予定

(あらすじ)
ソフトウェア会社に勤める平岡が通っているチャットルームに“インターネットの亡霊”と名乗る者が現れた。彼は、自分が既に殺されており、亡霊となって“不要なファイル”を削除していると語った。やがてその言葉通りに、次々とチャットメンバーが消されてゆく……恐愕の異色ホラーミステリー。


◆「タイムカプセル」(文庫本)◆

椙本孝思 著/7月下旬頃刊行予定

(あらすじ)
15年前に学校で埋めたタイムカプセル。その封印が解かれたとき、かつてのクラスメイト達は謎の死をとげてゆく。誰が? 何のために? 動揺と疑心が広がる中、彼らは懐かしい思い出の裏にひそむ暗く歪んだ真実を知る……。


いずれも完全新作ではございませんが、ひとつよろしくお願いいたします。

アルファポリス|出版予定の本