the shadow of silver
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お知らせ 7月28日(月)「ボク解釈で言うと、キミはアレだ」

[告白]


小学生のころは「くばり係」でした!


[独言(ひとこと)]


「史上最も売れたゲーム機」として記録を更新し続けている「ニンテンドーDS」。 私は「ハマるのが恐い」からあえて所有していませんが、小学生の頃に発売されていたら間違いなく買って遊んでいただろうと思います。

先日ネットで読んだ新聞記事によると、近頃は都内の子供たちの中ではDSを使って「鬼ごっこ」をする遊びもあるそうです。 文字や絵を描いて通信する「ピクトチャット」の機能を使って、「鬼が来た」とか「○○くんが鬼になった」などの情報交換をしながら逃げ回るとか。 もちろん鬼自身がニセの情報を流して混乱させることもできます。 建物の多い都市部ならではというか、ちょっとしたサバイバルゲームのようで実に楽しそうです。

面白いことに、この「DS鬼ごっこ」は任天堂が提案したゲームではありません。 子供たちが自分たちで考えて流行らせている遊びなのです。 30メートル程度でしか通信できないから家の中でしか使えない。 友達同士で顔をつき合わせて遊ぶものと思っていたら、全く逆の発想が出てきたというのは感心させられました。

缶蹴り、隠れんぼ、ハンカチ落とし、高鬼、枕投げ。 昔も今も子供文化は、与えられたフィールドやアイテムから、予想外の楽しみ方を見つけていくもののようです。 そこからまた新たな言葉や、行動や、怪談も生まれてくるのでしょう。 夕方、鬼ごっこで遊んでいると、「いないはずの友達」からチャットが届いた、なんて恐そうです。 私も「参考資料」としてDSを買わなければいけません。 仕事だから仕方ないですね。 うん。


[失敗]

ブログとかでよく見かける「スポンサード リンク」って表記、こないだまで「スポンサー ドリンク」だと思っていました。 なんかオススメの飲料でも紹介してくれているのかと。 なんでシークレットブーツを勧めているのかなと。 ていうかあの「モテようぜ!」って広告なんなんだろ。 ちなみに会社ではSEOとかもやってます。



7月21日(月)「休日は与えられるのではなく、作るもの」

[セガの底力]

ソニック・ザ・ヘッジホッグ最新作のトレイラー映像。

これやりたいなー。 初代ソニックで遊んでた者としては感動&感心です。 人間、それぞれの世代でしか味わえない経験ってありますが、僕らの世代だとビデオゲームの進化をリアルタイムで体験できているというのがあると思います。 この勢いで他の古ゲーも格好良くリメイクしてもらいたいものですね。 がんばれパックマン。



[ツタヤの社長は枚方生まれ]

家のパソコンにS端子が付いていることに気付いたので、週末は家テレビで映画鑑賞をしました。

作品は「トランスフォーマー」と「スウィニー・トッド」。 「トランスフォーマー」は大体予想通り、脚本はかなり雑っぽいですがCGは凄まじく格好良かったです。 ていうか君らの考える主人公って「ヘタレ」か「マッチョ」の2沢か。 今回はヘタレ。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の子みたいで、ちょっとどうかと思いました。 でも男の子なら変型シーンだけでも見る価値あり。 トランスフォーマー好きならオプテマスの登場シーンと、メガトロンが「またしくじったな」とスタースクリームを責めるシーンは見る価値アリです。 ていうかギャグ映画だこれ。

「スウィニー・トッド」は、ティム・バートンとジョニー・デップのお馴染みのノリでした。 オシャレ猟奇。 血モノが嫌いな人は注意かも。 「ゴールデン・ラッキー」並みの殺しっぷりが気持ちいいっちゃ気持ちいいか。 ラストはもう一ひねり欲しかった感じでした。


[独言(ひとこと)]

先週末は大阪で開催されている「ダーウィン展」へと足を運びました。

「種の起源」で知られるチャールズ・ダーウィンの生い立ちから、博物学者として5年に渡る世界旅行を経て、論文を書き上げ発表にいたるまでの出来事が、発見した様々な動物の説明とともに展示されていました。

印象に残ったのは、研究を続けて一応解明するまでの、長きに渡る情熱と体力。 19世紀の人は学者であっても本当に体力がないと務まらないなと感心させられます。 それと、やっぱりこういうのって家が裕福でないとできない作業ですね。 生涯に渡って「家の金」で研究を続け、歴史に名を残したダーウィンと、貧困で職を転々としながらも、ダーウィンと同じ成果を出し、それでも彼の信奉者であり続けたアルフレッド・ウォレスとの対比についても考えさせられました。

ダーウィンと「種の起源」は今でこそ様々な間違いも指摘され、学問としては歴史以外に登場することもなくなりました。 ただ、ひたむきに研究を重ね、批判を承知で発表し、「世間の常識」に一石を投じた行為は、研究者の鑑として永遠に讃えられることだと思います

でも願わくば、私が生きている内にもう一回くらい常識がひっくり返ってくれることをと望んでいます。 ごめん、やっぱり僕らは神の子だったわ、みたいな感じで。 「インテリジェント・デザイン説」も、実際に宇宙人が出てきて「ワタシガヤリマシタ」って言ってくれたらいいのにね。


てな感じの3連休。
今日はお家で仕事してました。


7月14日(月)「傍観者で行こう」

[本日のグレイトフル・デッド]

高齢化社会が進む中、2050年にはなんと人口の4割が65歳以上になるとか。 えらいことです。 もういい加減ジジイは死ねよとか思ったけど、自分はそのころ72歳になっておると気付いたわい。 ヒヒヒ、あの世まで道連れじゃて。


[本日の回覧板]

いつか行こうと思っていた、近所にあった、元プロレスラー「ミスター・ヒト」さんのお好み焼き屋が、いつの間にかタコス屋になっていました。 タコス屋て。

いつか行こうと思っていた、近所にある神社の夏祭り。 今月の15、16日に催されると知りました。 平日かよ。

行った面白いものが見れるのかなと思っていた、近所にできた絵本の会社「ひかりのくに」。 通りがかってみたら「ひかりの輪」の支部でした。 上祐かよ。 街では早速反対運動が起きています。 

ちなみに「ひかりのくに」の本社も実は近所にあります。 もちろん両社・団体は一切関係ありません。


[本日の独言(ひとこと)]


MSN産経ニュースの「法廷から」という特集が興味深くてよく読んでいます。
被告の受け答えを中心とした、裁判所でのやり取りがレポートされています。 世間を騒がせた大事件の裁判ではなく、飲酒や金銭トラブルによる暴力事件や痴漢事件などといった、どちらかというと小さな裁判を取り扱っています。

交際していた女性にストーカー行為を働いた男、無銭飲食を繰り返す男、覚醒剤に走った男、隣人に暴言と騒音を繰り返した女など。 読んでいて気付かされるのは、自分勝手な犯罪行為であるにもかかわらず、動機については被告自身もよく分からないという事件も少なくはないようです。 他にいくらでも回避できる方法はあったはずなのに、どうして最悪の事態を招いてしまったのか。 物書きとしてはその辺の心理が一番知りたいのですが、「心の闇」と言われるように、現実の事件ではなかなかはっきりしないもののようです。

「魔が差す」という言葉がありますが、この「魔」っていうのは精神が弱っている時に入り込むウィルスのようなものだと思います。 だから加害者も確固たる意思もないまま犯行に及んでしまうんじゃないかなと。 どれだけ弁明しても言い訳にしか聞こえないのは、風邪をひいた理由を説明するようなものだからじゃないかと思います。

犯罪は許されません。 ただ被告の曖昧な発言を読むと、どこから不憫というか不安な気持ちにさせられます。 それは、誰もが持っている精神の弱さが垣間見えるからかも知れません。


7月7日(月)「俺、温暖化現象。 save the 俺」


[本日のひっかけ問題]

「学生が読むべき50冊を選定」

これは、むしろ「からかわれている」ことに気付くべきだな。


[本日の独言(ひとこと)]

先週末辺りから体調を崩しています。 夏カゼか何かだと思うのですが、中程度の発熱が延々と続き、ずっとダルい気分で過ごしています。 この文章を書いている今もそんな感じ、メルマガが届く頃には治っていて欲しいです。

アウトドア系の人間だろうとインドア系の人間だろうと、体調を崩して良いことなんて一つもありません。 ただ、物書き系の仕事においては「体調不良が体験できる」という唯一のメリットが得られます。 体験はこの仕事にとって貴重な道具です。 一度もカゼをひいたことのない人が「カゼ薬の良さ」を人に伝えられるでしょうか? 料理をしたことのないひとが「クッキングの魅力」が伝えられるでしょうか? プロだったら不可能ではありません。 そこは自分なりの想い含めて見せることができるでしょう。 でも多分、本当に必要としている人には伝えきれないと思います。

「五体満足」の私に乙武洋匡さんの文章を書いてもフィクションになります。 30歳の私に赤瀬川原平さんの文章を書くのはまだ早いです。 日本に来たことのない人が日本の良さを書いても、呆れ返るものができるでしょう。 学生デビューした漫画家さんがサラリーマンの苦労を書こうとは思わないでしょう。 「人間交差点」「課長島耕作」の弘兼憲史さんは数年間ですが某企業に勤めてたそうですし、「サラリーマン金太郎」の本宮ひろ志さんは、経験はないようですが、充分人生経験を積まれた後に作品を描き上げています。 結局この仕事って、自分の得意分野で勝負するしかないのですが、体験する程にその分野をさらに広く深くできるという魅力があります。 だから体調を崩すなんてのも、貴重でラッキーな出来事なのです。

とか、思わないとやってられません。 本音を言いますと、もうこの体験には飽き飽きです。


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