the shadow of silver
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12月31日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
今月20日、出版関連の業界団体の日本出版インフラセンターは、紀伊國屋書店や三省堂書店などの書店、楽天やソニーなどの電子書店、日販やトーハンなど取次業者など合わせて13社が、来春にも書店の店頭で電子書籍を販売する実験を共同で始めると発表しました。目下、顧客の獲得で先行するアマゾンに対抗する試みと見られます。なお一部では『ジャパゾンを目指す』という報道が見られますが、これはどうやら朝日新聞が記事内で勝手に付けた名称らしく、発表内容には特にそのようなふざけた文言は見当たりませんでした。

仕組みとしては、書店で書籍名が明示された前払い式のカードを販売するらしく、消費者はカードを購入することで自分の端末で電子書籍を楽しめることができるようになるそうです。コンビニエンスストアなどで売られているプリペイドカードに近いものではないでしょうか。わざわざ書店にまで足を運んで電子書籍を買う人がいるだろうか、自宅にいながら書籍を注文できるシステムに勝てるのだろうか、といった懸念はありますが、今までなかったことに挑戦してみるのもいいと私は思っています。他にも何か作戦があるのかもしれません。書籍販売に関してはもはや一書店、一企業では勝ち目は薄く、何かしらの協力体制は必要になるでしょう。ただ、ありがちな『船頭多くして……』にならなければいいがと思う次第です。もとい、今のご時世、『……船、山に登る』くらいの発想が求められているのかもしれません。

本年も当ホームページを閲覧していただきありがとうございました。
なかなか公表できませんが、新作小説もぼちぼち書き続けており、また新しいアイデアもたくさん考えております。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。



12月28日(土)
帰省というものに少し憧れています。
きょうあたりは東京駅も凄いことになっているのでしょうが、そんな大変な思いをして重い荷物も抱えて移動する方々を少し羨ましくも思っています。
生まれも奈良、育ちも奈良、色々あって結局今も奈良に住んでいるので、帰省先がありません。
むしろ俺が帰省先だみたいなノリです。
ところが奈良は、僭越ながらも元首都。
盆地には海もなく山も低く、自然の名所も特産品もめぼしいものはありません。
ただ寺社仏閣と遺跡だけにあふれた、いわゆる「帰省先の田舎」には見えない土地なのです。
それがこう、ちょっと残念です。

夏は南国の海辺の田舎に帰り、冬は雪深い山沿いの田舎に帰りたい。
実は沖縄に高祖父がいるとか、実は北海道に遠縁がいるとか。
いい歳をしながらそんなことを期待しています。
俺が移住して子孫に帰省先を作るのもありか。
子孫?


[一日三報]
[ITmedia] 今年もいろいろありました 年間アクセスランキングTOP100、1位はまさかの「ハト人間」

今年一年のまとめ。
特に目立つのはやっぱりバカサラシッターの記事。
なんというか、ツイッターの限界が見えた気がした一年でした。

[INTERNET Watch] 120本のニュース記事で2013年を振り返る

今年一年のまとめ。
今年も様々な商品やサービスが誕生しました。
でもヒットしたかどうかは分かりません。
来年にはどれだけ生き残ることができるでしょうか。

[奈良新聞] 国原譜

今年一年のまとめ。
はしょりすぎてサッパリ分かりません。
ていうか紙面の限られる新聞記事じゃないんだから、普通にリンク集を作ればいいのに。
なおサイト上記タブに『トップ』『総合』『社会』『経済』に続いて『考古学』が出てくるのが、奈良です。



12月27日(金)
掃除はやり出すと際限なく続けてしまうので苦手。
面倒臭がりなので、家事は一番効率の良い手順を考えて、真っ先に徹底的にやり抜いて終える性格です。
十数年の経験により、洗剤はカビキラーとマジックリンがあれば、だいたい何とかなる。
あとキッチン系にはハイターとかブリーチとか、漂白剤系。
これはだいたいどこの商品でも大丈夫、なぜならまったく薄めずに原液を使いまくるから。
これで家中、ほとんどピカピカにできます。
手はボロボロになりますが。

他にも色々とこだわりがありますが、紹介するのも面倒なのでこの辺で。
もしかすると私は掃除が好きなのかもしれません。


[一日三報]
[読売新聞] 小笠原の新島、西之島とつながる…溶岩流で拡大

まさかの合体。
このまま成長を続けて、どんどん大きくなったら面白いね。
本州もこんな感じに、太平洋側にでも陸地を拡張できないものかしら。
ムー大陸万歳。

[AFP] 東欧で「サンタ強盗」相次ぐ、武装して宝飾品を強奪

世知辛い世の中。
それはともかく、それっぽいけど無関係なサンタの写真を掲載するのはどうかと。
AFPのサイトではしょっちゅうこんな、印象操作みたいなことをしています。

[ITmedia] 元日午前0時の「あけおめ」通話/メールは控えて 「ウマから最初のお願い」TCAが呼び掛け

毎年恒例。
無料ならまだしも、使用料金を取っておきながら、毎年使うなと言い続けています。
難しいのかもしれませんが、どうしてこれをビジネスに利用しないのかといつも気になっています。
外国ならこんな呼びかけもなく「じゃんじゃん使おう!」って言うと思う。
それでサーバーダウンしても平気な顔をしていると思う。
それでいいと思うのだが、どうか。



12月26日(木)
これから一週間は「消化試合」のようですが、それはそれとして、あれこれ残り作業に追われています。
その中のひとつが年賀状。
もういらないのになあ、でもやらない訳にはいかないなあ、もらったら返さないとなあ。
そんな気分。
年賀状の意義については「露壜村事件」で犬神さんがちょこっと書いています。

それはそれとして、ちょっと気になっている機械がこちら。

まあ絶対にいらない物なんだけど、こう、見ているだけでも楽しそうです。
ピタゴラスイッチ的というか、製造現場的というか。
疲れているのかしら。

なお製品はこちら。
結構高価です。


[一日三報]
[読売新聞] 中国「百度」製ソフト、入力の日本語を無断送信

さもありなん。
中国がどうとか百度がどうとか言う以前に、初期設定でもないフリーソフトをインストールする限りは、相応のリスクを受け入れた上での判断だと思うのですが、近ごろはそうとも言えず、「自己責任」も「騒いだ者勝ち」になっているようです。
まあ政府機関や大大学がこの体たらくですから仕方ないのかも知れませんが。
このままでは、それで代わりにGoogle IMEを入れたから一安心、とか言い出しかねません。
立派な機関が集まっているんだから、日本語入力くらい独自で作ればいいのにね。

[神戸新聞] 塀の中の“とらわれ”イノシシ 救出に法の壁

これはなかなか興味深いジレンマ。
危害を加えず、外傷も見られない野生動物には触れることもできないようです。
でも
「ケガをしているように見えたので一応保護したが、特に問題なかったので森に返したよ(ニヤリ)」
くらいの男前対応はできないのかしら。

[WIRED] ネットの「プレゼント交換会」に秘かに参加していたビル・ゲイツ

きょうのゲイツさん。
オチに一笑。
まあ立場を見ても資産を見ても、この人ほど現代社会のリアルサンタにふさわしい人はいないでしょう。
ビジネスマン時代を振り返ると、この人が聖人だとはまったく思いませんが、今の活動については評価しています。



12月25日(水)
お陰様で今年も無事に誕生日を迎えることができました。
自分が36歳になったというのも驚きですが、36歳になってもホームページで誕生日報告をしているとも思いませんでした。
次の一年、私の場合は来年の一年とほぼ同じ意味になりますが、まあこれからも、それなりにやっていきたいと思います。
ぼちぼちと新刊も出しつつ、今年は思ったより出せなかったので、来年にはなんとか。
これからも変わらずに、『アウトコース高め安定』を狙っていきたいと思います。

先週末に大阪は天王寺にある『あべのハルカス』と、近辺の天王寺公園を巡って来ました。
メリークリスマスということで、ひとつ。

 

 

 

 

 

 

 

 


[一日三報]
[CNN] サンタが撃たれて負傷、「グリンチ」が任務続行

世知辛い世の中。
ペレット銃とはいわゆる空気銃のことで、ものによってはごく普通に殺傷能力があります。
これからはサンタもボディガードをつける必要があるかも。

[京都新聞] 「追悼餃子」広がる 王将社長殺害、客ら「少しでも応援したい」

事件の背景も気になるし、「追悼餃子」という発想も気になるところ。
たしか不謹慎だと騒がれていたかと思うのですが、店側は割と好意的のようです。
こうやってバカが調子づいていくのでしょうね。
餃子の王将は18歳の頃から数年間、ほぼ毎日アルバイトしていました。
まかない食で多分一生分の餃子は食べました。

[東京新聞] 飛べなくしたテントウムシの力拝借 害虫駆除アイデア 高校生特許出願へ

きょうの昆虫。
まさかのホットメルト接着。
人工交配により遺伝的に飛べないテントウムシは既に開発されていますが、これはこれで新しい発想。
案外この方が効率がいいのかもしれません。
来るかテントウムシビジネス。



12月24日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
ごくごく平凡で、それでも充分幸福な家庭に生まれて、ごくごく平凡で、それでも充分満足のいく身体を持った私ですが、それでもこれまでにお会いした方の多くから、人とは違う質問を二つばかり受け続けてきました。「お名前は何とお読みするのですか?」と「クリスマスが誕生日だとプレゼントは一つなんですか?」です。

氏名はともかくとして、誕生日が12月25日であることについては、この質問はもはやこの時期の風物詩ともなっています。大人になってからは少なくなりましたが、子どもの頃はよく聞かれていました。答えとしては「もちろんもらえるのは一つです。でも三つ上の兄と不公平にならないように、兄の誕生日にも何かもらっていました。親には感謝しています」です。まあ常に話のネタにできるという所でも親には感謝しているとも言えそうです。

とあるアンケートによると「サンタクロースはいると信じていた」のは平均して9.1歳までだとか。世の親御様たちは想像以上に努力されているようですが、考えてみればこういう話題が出るというのも不思議なイベントです。節分の鬼がいると思っていたかとか、織姫と彦星を信じていたとかにはなりません。西洋移入の文化として私たちはどこか客観視しているのか。それでも廃れず夢として残り続けるのは、輸送の途中に宗教意識が剥がれ落ちて、純粋な資本主義イベントとして残ってしまったからか。「文化としてのクリスマス」について考察を深めていくと面白い結論が得られそうにも思います。

ちなみに、先に出した私の答えの後には、この言葉が続く場合もあります。
「ついでに言うと、うちの父も12月25日生まれです」
実は私自身が父親の誕生日プレゼントであり、クリスマスプレゼントであったのかと思うと、この歳になると少し気恥ずかしくもなります。いや、もうこんな奴ですいません。

そういうこともあって、我が家でもこの日は特別な日にはなりますが、クリスマスとして根付くことはありませんでした。

[一日三報]
[山形新聞] 行方不明「ベンツ」捜索で手がかりなし

「ルンバが家出した」みたいな話かと思ったら、ボスザルの話だった。
高崎山最強、伝説のサル。
死期を悟って一人で山へ消えたとすれば、「最期までカッコイイ男」としてサル山で語り継がれることでしょう。
老兵は死なず、ただ消えサルのみ。

[AFP] 「天使に翼はない」、カトリック天使学者の見解

天女の羽衣みたいなものかしら。
神学の面白さは、こういったことを真剣に議論することにあるのかもしれません。
それでも人は「形」を求める。
上位階級になるに従って「異形性」が増すのは事実かどうか。

[CNN] フェイスブック没頭で海に転落、それでも携帯放さず 豪

「歩きスマホ」ならぬ「沈みスマホ」。
見出し最後の「豪」が、「剛」とも「GO」とも読めて。
「歩きスマホ」がどうとか言う気はありませんが、こう、体を縮めて猫背になって、顔を突き出し気味でスマホを見ながらテクテク歩く姿は、正直言ってカッコ悪いと思います。



12月20日(金)


冬の定番、かどうかは分かりませんが、毛玉取り器を買いました。
テスコム 毛玉クリーナー KD778-H
世間の評判と購入ランキングの順位で選びました。

毛玉クリーナーの種類は主にその電源形態によって分けられるようです。
1・充電池式→旅先にも便利→小型で重い→パワー弱→安価
2・充電池+AC電源式→コンセントが遠くても使える→中型で重い→パワー中→中価格
3・AC電源式→持ち運びには不可→大型で軽い→パワー強→高価
思案の結果3番目に、持ち運ぶこともないので大きくて高機能っぽい物にしておきました。
でも想定予算の3倍高くつきました。



うちで一番毛玉のひどい靴下で試してみたらご覧の通り。
それ以前に何だこの靴下は、毛玉を培養しているのかって話ですが、そこはまあ置いておいて。
非常に快適に、ザクザクきれいに取ってくれました。
割とアリな商品だと思います。


[一日三報]
[毎日新聞] 首都直下地震:M7級で死者最大2万3000人

なんか、毎年のようにこんな想定が報告されているけど、聞くだけ聞いて誰もちっとも対策を取らないよね。
首都機能の分散化、省庁の移転とか、シェルターの開発とか、もっと抜本的な対策を取らないと、2万3000人を知っていながら見殺しすることになると思いますよ。

[WIRED] 「闇のビーム」で物体を見えなくする技術

見出しの期待感がすごい。
でも内容はよく分かりません。
闇属性の攻撃で辺りを暗闇にして回避率を高めるのかと思ったら、そうでもなさそう。
私の発想はビデオゲーム止まりです。

[GIGAZINE] フシアリは集団で行動すると思わぬ力を発揮する

きょうの昆虫。
なんかもう凄いよね。
まるでナノマシンの発想となると、一体どっちが先なのか。
「昆虫部」を書いている時にも思いましたが、昆虫の生態と機械、ロボット、コンピュータの概念ってかなり近いものがあります。
あいつらは個でありながら、その個性は集団によって生まれるものなのです。
あと畢竟、アリ一匹の命と人間一人の命は絶対平等ではないんですよ。
道徳倫理の話はともかくとして、皆さんにもその辺は気づいて欲しいところです。



12月19日(木)
スマートフォンにおすすめのムービー作成アプリとして「magisto」というものがあります。
自分で撮影した写真や動画を、適当に繋ぎ合わせて、適当なエフェクトをかけて、適当な音楽を付けてムービーに仕上げるというものです。
パソコンだとこれ以前にもデジタルステージの「LIFE*」というソフトがあり、これに関しては私もいくらか衝撃を受けたのを覚えています。
「magisto」にしても「LIFE*」にしても、かつて映像編集をやっていた者としてはとても認められるクオリティではなく、まったく使えないソフトです。
でも、一般人の一般利用からすれば、これで充分面白いと思えるものができるようで、お手軽安上がりという点でもまさに期待通りの活躍を見せてくれるようです。
この、「これで充分」という感覚は、今の時代とても重要なことだろうとも思っています。
本職の人に何十万円も支払って、何度も打ち合わせをして映像を作るなんてしなくても、これで充分。
高性能一眼レフカメラで撮影しなくても、スマホで撮って適当にフィルターをかけてくれれば、これで充分。
高級アンプとスピーカーを揃えて、ややこしい配線を行って音楽を聴かなくても、ケータイで充分。
フル3Dガンガンで一撃即死も有り得る超硬派なゲームじゃなくても、ちょっとひねったカードゲームやブロック崩しで充分。
膨大な設定と長大なストーリーで綴られた大長編ミステリ小説よりも、さっくり短編ミステリで充分。
最後は多分に私見が籠められていますが、まあそんなご時世のようです。

で、そんな「magisto」。
アプリを落としたのはいいけど、いまいちやる気になれず放置していました。
するとこの間、こんなメールが届きました。



こういうノリが嫌なんだろうなあ。


[一日三報]
[ロイター] グーグル、軍用ロボット開発の米ボストン・ダイナミクスを買収

アンドロイドでアンドロイドを作るのか。
この会社もかなりきな臭くなってきました。
そろそろ世間も「Google離れ」に向かうのではないかと思い始めていますが、その代わりがBingやYahoo!だとしたら、あまり変わらないような気もします。

[CNN] 切断された手を足首へ移植、1カ月後に接合成功 中国

見た目はかなりのフリークスですが、考えてみれば効率の良い方法ではないかとも思えたり。
でも日本でやると周りがうるさそうなので、やっぱりiPS細胞研究の発展を期待したいところです。

[GIGAZINE] 自動車のワイパーが不要になる新技術をマクラーレンが開発中

人間の雨傘よろしく、自動車のワイパーもあと一歩進化してもいい気がします。
一般大衆車に適用される日が来るのかどうか。
なんかフロントガラスに低周波治療器でもくっつけたら応用できないかしら。



12月18日(水)


カロリーメイトをいただいたので食べた。
学生時代はこれとウイダーインゼリーを常食していました。
バランス栄養食が頼もしい。
しかもよく見れば3yearsタイプ。
3年長期保存が可能なバージョンで非常食にも使えます。
便利な物をいただきました。



もっとよく見たら賞味期限ギリギリでした。
だから即行で食べました。



もうひとつ、お歳暮に不思議なものをいただきました。
ちなみに私がもらうお歳暮とは、誰かがもらったお歳暮が回り回ってもらう物のことです。



何かと思って開いてみたら、みかんでした。
個別包装されているみかん。
調べてみたら、とてつもなく高価なみかん、もとい、おみかんでした。
食べてみると「ンフッ」てなるくらい美味しかったです。

私は皆さんに生かされています。


[一日三報]
[CNN] マルチビタミン剤はお金の無駄? 米医学誌

20代のころはネイチャーメイドのマルチビタミン&ミネラルを毎日せっせと摂取していました。
でも30代になってやめましたが、結局何も変わりませんでした。
だから効かない、お金の無駄だとは思いませんが、まあ人にもよるのでしょう。
普通の人が、普通に食生活を送っていれば、普通は必要ない物だと思います。
でもその普通が難しい。
「会社があるから眠くならない風邪薬」とか「連日の忘年会にウコンの力を」とかいう人には効果的かもしれません。
普通じゃないとは、そういうことです。

[AFP] ネアンデルタール人も高齢者介護、墓地跡の調査で発見

霊長類をはじめ高等な知能を持った動物は我が子の子育てを行います。
でも老人の介護までを行うのは人間だけの特長です。
今はその人間性が問われている時代です。

[GIZMODO] 3Dプリントでできたマスク、今後のSF映画にますます期待がわく仕上がりに

着実に発展を続けているようです。
以前は金型業界が打撃を受けるのではないかと思っていましたが、もしかすると影響を受ける業界はさらに多岐に及ぶかもしれません。
服飾業界や映画の小物製作なども。
岐阜県の食品サンプル業界とか、大丈夫かしら。



12月17日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日9日の報告通り、8日に開催された「奈良マラソン」では42.195キロのフルマラソンを無事になんとか完走することができました。ここ半年ほどの挑戦でしたが、人間やればなんとかなるものです。

フィクション小説家は見たこともないものを目の前にあるかのように描き、知りもしないことを当然のように語るのが仕事ですが、それでも実体験に基づく文章には自信と見識をより深く盛り込むことができるものだと思います。この体験が今後の小説に活かせるかどうかは分かりませんが、これで少なくともマラソンに関しては一家言持つことができたような気がしています。

その内のひとつ、マラソンを通じて分かったことには、その流行はインターネットとの繋がりもあるのだろうということでした。マラソン自体はある意味人類の起源ともいうべきスポーツですが、これだけ日本の各地方で開催され、そのどれもが盛り上がるという状況は近年に入ってからのものです。どうしてこれだけ流行ったのかというと、大人たちの健康への関心の高さや、いわゆる「元気な老人」が増えたこともありますが、「インターネットで繋がりあえる」という状況も大きいのだろうと分かりました。

例えばマラソンには、どのようなフォームで走ればいいのか、どのようなトレーニングで取り組めばいいのかという疑問が必ず出てくるものですが、かつてはランナーやスポーツ店で尋ねるか、関連書籍を読むという方法が取られていました。しかし今ではそれがインターネットで検索すればいくらでも詳しく調べることができるようになりました。他にも体調管理や足の痛みへの対処法も分かりやすく紹介されています。そして面白いことに、そのほとんどはプロではなく市民ランナーによる体験談なのです。なぜ頼まれもしないのにそんな報告が行われているかというと、マラソンは他のスポーツとは違い、自分一人で自分と戦うスポーツだからです。だから取り組む内に自然と発散する場のない自己顕示欲が頭をもたげるようになり、それに最も適したツールであるインターネットが利用されるようになるのです。

SNSで日々の走行距離を伝えたり、マラソン大会の結果報告を行うようになります。するとそれを閲覧した人も興味を抱いてチャレンジしたり、あるいは大会結果を参考にひっそりと抜かしてやろうと思うようになります。野球大会で10点を取ったと言っても大会や相手チームによりますが、マラソン大会で4時間を切ったと言えば、それは全世界ランキングのひとつと見なされます。それはちょうどオンラインゲームのスコアランキングと同じもので、新たな対抗意識が刺激されるのです。インターネットを利用することでマラソンは孤独な戦いではなく、膨大なユーザー数を有するオンラインスポーツとなったのです。それが昨今の流行にも繋がっているものと私は確信しました。

と、まあ自己顕示欲をむき出しにして主張するのも程々にしておきますが、いくらか目新しい発想ではないかと思います。皆さんもこの新しいスポーツゲームにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。きっと誰かに報告したくなりますよ。


[一日三報]
[ITmedia] 急成長の陰にピンチあり スポーツ用品大手・米Under Armourが挑んだIT改革

スポーツ店でも急速に見かけるようになったブランドだと思っていたら、本当に急成長していました。
名前がいいよね、アンダーアーマー。
アウターウェポンはまだか。

[GIGAZINE] 世界を悩ませているインターネットのミステリー、謎の暗号「Cicada 3301」

面白い。
挑戦しようとは全く思いませんが、展開が楽しそうです。
しかし物書きとしては、ちゃんとオチが付くのか、皆が納得できる結果を見せてくれるのか心配です。

[日経新聞] 日本の農耕文化つたえる イナゴの佃煮

イナゴと言えば伊賀野さんもポリポリ食べていました。
ちなみに伊賀野さんの名前は「イグアナ」から取りました。

イナゴやハチノコ、ザザムシといった昆虫食は信州が有名ですが、記事にもある通り戦後まもなくの食糧難の時代では全国の子供たちが食べていました。
食生活というのはおよそ後天的に植え付けられるもので、バッタやセミはあり得ないけどカニやエビは大好物、ヘビなんてとんでもないけどウナギもアナゴも喜んで食べる、というのも狭い常識でしかないのでしょう。
タイの市場ではじゃんじゃん虫が売られていますし、ユダヤ教では戒律でエビもタコも食べません。
クジラさんやイルカさんにアレコレ言う人も、ヒツジさんは神様から食物として与えられた動物だから食べてもいいそうです。
だからまあ、昆虫を食おうが犬を食おうが堂々としていればいいと思うのですが、どうか。



12月16日(月)
先週末は大阪南港の「かもめ大橋」へと釣りに出かけました。



場所は「大阪南港魚つり園」へ行く手前の橋のたもとにある、誰でも自由に釣りが楽しめる場所です。
近所の釣り人や、恐らく毎日訪れているであろうご老人たちが、静かに糸を垂らしていました。

朝7時過ぎに訪れたものの、ご老人たちいわく遅いとのこと。
この時期は朝6時くらいから来て釣らなければならないらしく、後はもう夕方ごろまで釣れなくなるそうです。
おりしも天候不順で強風により波も荒れています。
その言葉通り、全く釣れる気配はありませんでした。

 

魚ではなく猫が寄ってきました。
どうやらこの釣り場に棲み着いている猫らしく、釣り人たちから新鮮な魚をもらって過ごしています。
じっと待機しているものの、こちらが全く釣れないので少し呆れていました。

 

フェンスの向こうにはその子供らしい子猫たちも待機。
ガンガンプレッシャーをかけてきますが、釣れないものは釣れません。
仕方なく人のエサであるチーズ鱈を少し与えてお茶を濁しておきました。
塩分高いからあまり与えちゃダメです。

結局この日はボーズ。
早起きして寒い思いしたのに、残念な結果でした。
でも、女性数人と行ったのですが、彼女たちは釣りおじさんたちからちゃっかりアジやらアナゴやらをゲット。
何度か行っていますけど、釣り人って女性には凄い親切です。

釣りで一番必要なスキルは、どうやら知識のようです。
いつの時期に、いつの時間帯で、どの場所で、どんな仕掛けで、どうやって釣れば、何が釣れるか。
それを見極めて行動しなければ、まともに釣れるものではないようです。
だから雑誌やネットでリアルタイムに情報公開、情報交換がなされています。
勉強になりましたが、勉強しなければならないのは、少々億劫だなと思っています。
今めっちゃ寒いし。



でも釣り具用品のネーミングセンスは眺めていても楽しいです。


[一日三報]
[産経新聞] 【黒子のバスケ脅迫】 動機は「作者の成功をやっかんだ」 複数の防犯カメラ画像が決め手

一年以上に渡って騒がせていた事件。
漫画の読者層を見ても、間接的で女々しい嫌がらせを見ても、犯人は倒錯した年配の女性かなと思っていましたが。
近頃はそうとも限らないようです。
同じ歳の気持ちとしては何やってんだかと思いますが、同じ歳の気持ちとしては「いい歳した大人の男が」とはなかなか思いにくい心境。
大人になると言うのは、子供からトランスフォームする訳じゃなくて、子供の上に大人の服を着せる程度のものなのです。
よく「脱皮」とかいう表現が使われますが、本当は脱皮じゃなくてさらに被っているだけなんですよ。
だからこういう子供じみた犯罪に走る要素も失われない訳で、それが大人ゆえにもっと卑怯でタチの悪いことにもなりかねないのです。
内的にも外的にも「大人らしさ」が失われた昨今、こういう事件は増えていくような気がします。

[AFP] ゆったり「スローテレビ」が思わぬ人気、ノルウェー

なんとなくノルウェーらしい番組。
ノルウェーって釣りとアウトドアというイメージです。
テレビは家の中で一番良い位置に陣取って注目を集めているものです。
そこでガヤガヤと騒がれるよりは、延々と暖炉の火が燃えているというのも面白そうです。
日本だとスポンサーが付かなくてダメかもしれませんが。

[読売新聞] 真実はいつも一つ…何かが起きる?「コナン駅」

「ゲゲゲの鬼太郎」で味をしめたのか、そっち方面を攻め続けている鳥取県です。
何年にも渡って物凄い人数の人を殺しているアニメなのに、この明るさはなんだろう。
「構内で常に人が死んでいる」という状況を作れば面白そうですが、どうか。
わざわざ行ってガッカリされないようにして欲しいものです。



12月13日(金)
毎年恒例の日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」。
2013年は「輪」の一文字に決まったそうです。
個人的にはピンと来ませんが、まあ東京五輪の招致が決まったり、富士山が世界文化遺産に登録されたり、サッカーW杯への日本代表の出場が決定したりと、日本中が輪になるような出来事が多かったというのが理由だそうです。やっぱりピンと来ませんが。

「輪」という漢字は「車」と「侖(りん)」の二文字から成っており、「侖」は「丸めた木簡」という意味があります。
木簡を紐で綴じると「冊(さつ)」となり、それを丸めて「侖」となります。
それに車偏が付けばいわゆる「車輪」、タイヤの丸い輪となり、それに人偏が付けば「倫理」の「倫」、人の輪になります。
だから、「今年の漢字」における上記の理由を見れば「倫」の方がふさわしい気がしますが、まあ倫とは輪であり輪っかである訳で、分かりやすい方がいいということなのだろうと思います。
「輪」を「わ」と読み「和」の意味合いも含めたのかもしれません。
ちなみに皆が集まって話し合えば「論」となります。
一同、輪となり倫を論ずる。

個人的には今年の漢字はやっぱり「走」かなと思ったり。
走狗のごとく。


[一日三報]
[盛岡経済新聞] 自衛隊岩手地本が45周年「ゴルゴ13」とコラボ

プロフェッショナルなタフガイなのはいいけど、あいつ協調性ゼロだよ。

[CNN] 写真を撮ると記憶が薄れる?

記憶が薄れるというのは認知症的な意味ではなく、写真を撮った場所の印象が薄くなるということです。
思い出が吸い取られるのかと思った。
どこか客観的な視点になってしまうのは、分かります。
でも最近はもう自分の記憶を信用しないことにしているので、写真に収めるようにしています。

[AFP] 夫死亡の交通事故、知らずにツイッターで実況 米女性

これも客観性と自己顕示欲の弊害か。
ツイッターでもみんな、頼んでもいないのに毎日がんばって自分の周囲の事象を実況中継しています。
ある意味「外部記憶装置」になりつつあるよね。



12月12日(木)


青暗いフィルターをかけると写真に深刻さと不安さが高まるという心理。
ドラマ「相棒」が何となく青いのもそれを狙っているのかなと思います。

数日前より何だか体調がすぐれません。
先週末のマラソン疲れで全身に筋肉痛と倦怠感を伴っていますが、どうも鼻水まで出るようになって、これは違うんじゃないかと思い始めています。
という訳で、今度こそ、早めのパブロン。
体が弱いから鍛えようとしているのに、鍛えるそばから体を壊している状態。
でもドラゴンボール発想だと、これを乗り切ったらスーパーサイヤ人に覚醒できるかもしれません。
ああでも、体を壊すだけの10倍(べぇ)界王拳だったらやだなあ。


[一日三報]
[時事通信] 空き巣で猫120匹餌代稼ぎ=窃盗容疑で男逮捕-大阪府警

すさまじい猫憑き。
120匹も飼育できる能力があるなら何かしらの仕事にも就けそうですが、うまくいかないものです。
『猫を抱きしめているのが至福の時間』
それは分かる。

[朝日新聞] 光るミミズ、身近にいるかも 糞手がかり、素人でも発見

きょうの昆虫。
思わぬ発見だったようです。
しかし光る理由はなんだろう。
刺激を受けて発光するとなると、やっぱり敵を脅かすためかな。

[中日新聞] 「ほめちぎる教習所」を実践 伊勢

私の通っていた教習所では、見通しの良い道路で思いっ切りアクセルを踏ませて、急ブレーキをかけさせる教員さんがいました。
「踏め、もっと踏め、もっと踏め、最後まで踏め、はいブレーキ!」
今思うと結構問題があったような気もしますが、まあ、いい勉強にはなりました。
ほめて伸ばす教育法はいいと思いますが、「俺は運転が上手い」と勘違いする奴が出てこないかと、ちょっと心配。
車ばかりはもう、人の勝手で放っておけとも言えませんから。



12月11日(水)
パソコンから異音が聞こえ始めて、ちょっと心配。
修理も購入も面倒だから、おとなしくしておいて欲しいなあ。

 

昨日買ったマーガリンのバーコードが面白かった。
飲料の「燃焼系アミノ式」や、スナック菓子の「じゃがりこ」でも有名となったデザインです。
デザインバーコード社の吉田稔(昨年亡くなられた)という方によるアイデアとして、業界ではよく知られています。
嫌でもスペースを設けなければいけないバーコードに対して、このような「遊び」を取り入れたのは盲点であり、面白い発想だと思いました。
でも思ったよりも普及していない感もあったり。
特許料でも取っているのかしら。

参考:広告界の革命児が残していった素敵なデザインバーコード画像集 - NAVER まとめ


[一日三報]
[読売新聞] 金もらってデモ、投票はタクシン派にというタイ

混迷の続くタイ情勢。
大規模デモの背景にはこういった民主主義のジレンマもあるようです。
まあどこの国でも大なり小なり似たようなものだと思いますが。

[産経新聞] 有害濃霧で「国民が団結できた」中国でテレビ論評に批判殺到「恥知らず!」

ポジティブすぎる発想。
でもこういうニュースが報じられる時点でも、かの国は変わりつつあるのかもしれません。
中国共産党による現体制が正しいかどうかと言うと、たぶん正しくはないのでしょうが、歴史上現れたことのない13億もの人口を統べる国家体制というのはどういうものが最良なのか、明確な結論を出せる人は未だ出ていない気もします。

[CNN] アメリカンドリームの実現、日本よりも難しい? 国際調査

だからドリームって言ってんじゃん。
まあ地盤がない人が住むならどう考えても日本の方が優しいかなと思ったり。
アメリカと比べたらまだまだ格差は少ないし、時給も変わらないし。
でもアメリカにはアメリカの夢がある訳で、そういう幻想を見せておくことも大切だと思います。
アメリカンドリーム、トウキョウドリーム。
その憧れだけを持って出て行った人は、大体失敗しています。



12月10日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
昔なつかしの「黒電話」を今時の子供に与えたところ、使い方が分からずにただ数字の穴に指を入れていた、という笑い話があります。分からないものかなあと思いましたが、プッシュホンやタッチパネルが常識となった現代において、穴に指を引っかけて右に回せば一つの数字が入力されるなんて、まず想像できないシステムです。ほとんど泥棒の金庫破りみたいなものかもしれません。

少し前に15歳ほど年上の方と話す機会がありました。理系出身の技術者であるこの方は、大学時代からコンピュータの勉強をされていたそうです。コンピュータと言っても今時のマウスやキーボードで操作するものではありません。GUIだのCUIだの言われる以前の、パンチカードや紙テープを使ってプログラミングを行っていたそうです。古いSF映画や未来アニメで登場していた、オープンリールデッキからテープがカタカタと排出されるコンピュータです。あれで何が分かるのか私にもさっぱり分かりませんが、まあ色々と分かるものだそうです。

余談ですが、1969年にアメリカがアポロ計画によって月面着陸を果たしましたが、その際の飛行制御に用いられた最高性能のコンピュータよりも、今私たちが使っているスマートフォンや携帯電話の方が、性能的には数百倍から数千倍も優秀な物となるそうです。スマホが凄いというよりも、よくそんな低スペックの機械で月まで行けたものだと感心します。

産業革命以降、機械の進化には著しいものがあり、それは資本主義社会の成立とIT革命以降においてはさらにスピードアップが続いています。そういったものに対して歴史、いわゆる「機械史」というものは作られているのでしょうか。膨大な情報量になりそうですが、それこそコンピュータとインターネットを用いればうまくまとめられるのではないでしょうか。使用者とともに忘却されてしまうのはもったいない気もしています。


[一日三報]
[産経新聞] “出たらアカン”固定電話が人気!?「振り込め詐欺」再燃で人気堅調

いまどきは防犯機能付き電話。
自分にとってはまったく興味のなかった商品だけに、そんなのがあるのかと驚きました。
ついでに追跡機能と攻撃機能も搭載すればいいのにね。

[IBTimes] ホンダのバイク、イスラム過激派に大人気―タリバン誌

まあメーカーはお客様を選べないですし。
ていうかこの雑誌もすごいな。

[CNN] 新婚夫婦が男性殺害 「ただ一緒に誰かを殺したかった」

新郎新婦、初めての共同作業です。
と茶化すのも不謹慎な事件。
共通の嗜好、というものでしょうか。



12月9日(月)


半年以上前から告知していましたが、週末8日は奈良マラソンで初のフルマラソンに参加しました。

 

会場は奈良市の鴻池陸上競技場。
私としては中学生の頃から馴染みのある場所です。
当日は一万人ほどのランナーが詰めかけて大賑わい。
テントには露店やスポーツショップの出張売り出しなどが行われていました。
店員さんも駆り出されているのでしょうね。



スタート地点はこんな感じ。
もう人だらけ。
開催するだけで人が集まって、勝手に走って満足してくれるのだから、なるほど全国の地方都市が次々とマラソン大会を開催するのも分かります。



スタートすぐのお立ち台に並ぶ面々。
右からせんとくん、お笑いコンビの笑い飯、二人飛ばして奈良県知事、奈良市長、天理市長です。

 

延々と、延々と人の流れが続きます。
その内に個々のペースによって道にも余裕が生まれます。
仮装している人も多いですが、仮装していると沿道の観客から応援されやすくなる、ということを知りました。
私も何か仮装を、というかスポンサードすれば良かったと思いました。

 

美しいイチョウ並木の先にあったのは巨大なゲート。
やっとゴールかと思いきや、折り返し地点にあたる天理教の総本部でした。(本部はその奥)
応援も一際大きくなり、ぜんざいなども振る舞われます。
25キロを超えて朦朧とした頭に、この声援と激甘のぜんざいは、色んな意味で凄く効果的でした。

 

奈良マラソンは道も細く、高低差の激しい山道をかなり走らされます。
おかげで良いタイムも出しにくく、一位も他と比べてずいぶんと遅くなる傾向にあるようです。
対抗する道では先導するピンクのクラウンを見かけました。
こんなアホみたいな色のクラウン、誰が乗るんだと思っていましたが、なるほど宣伝媒体として使うならインパクトあります。
1960年代に広告業界で大きなインパクトとなった「白いクラウン」を意識しているのでしょうね。
その辺の話は適当にググられたし。



ようやくゴール。
体力もスマホの充電もなくなりました。
最後の方はずっと「ケニア人」のことを考えていました。
俺はケニア人、これはマラソンではなく、隣町からの帰宅なんだ、だから普通なんだ、と。
ちょっとおかしくなっていたと思います。



ゴール後にもらった完走証。
マラソンが6時間制限なので、5時間以内で行けばいいやと思っていたら、4時間半ほどで済みました。
男子9214人中4831位、30代男子2487人中1268位という、狙ったかのような半分の順位。
初マラソンにしては上出来すぎると自分では思っています。
そう思わないとやってられません。
オリンピックのプロは2時間何分かでゴールしますが、あれバケモノですよ。

 

カッコイイ完走記念メダルももらいました。
私の友達の友達がデザインした物だそうです。

という訳で、初めてのフルマラソン体験記でした。
まあ、やってみたらできるもんです。
でもあらためて分かったことは、絶対マラソンは体に悪いということ。
短距離のジョギングは体に良いですが、フルマラソンははっきりと命を削ります。
その実感が得られたので満足しています。
しばらくは、もういいです。

[一日三報]
[Engadget] 国内どこでも30秒10.5円の「楽天でんわ」はフュージョンが提供。スマホ通話料にメス

楽天は色々なサービスを安定しない内から打ちまくるイメージがあります。
内容を比較すると現状と比べてもそう安くならない可能性が高かったり、そもそも有料通話を使用しない若者が増えているという意見はありますが、まあこれはこれで便利に使える人もいるんじゃないかなと思います。
三大キャリアの独占を阻止する提案としてはありかと。

[読売新聞] 古紙持ち去り許さん…GPS「わな」仕掛け追跡

捨ててある古紙を勝手にもちかえってはいけないとは知りませんでした。
自治体の歳入になっていたのね。
ともあれ、自治体や組合がスパイ映画みたいな戦術が使えるようになったのは面白い世の中です。

[日経新聞] 他社の光回線契約者の通信妨害容疑 販売代理店員を逮捕

これって罪の重さと賠償額はどれくらいになるのかしら。
こういう指定代理店の外注業者って、ほとんどが真面目に営業活動をされている立派な会社ですが、たまに怪しげでタチの悪い奴がいますね。
オブラートに包んで申し上げますが。



12月6日(金)


死亡猜謎。
という訳で、私原作の漫画版「THE QUIZ」の繁体字版が台湾で発売されました。
文字はすべて繁体字に置き換えられています。
著者の名前はそのまま。
昔、中国語の先生に「『椙』ナンテ漢字、ナイヨ!」と怒られたことがあります。
知らんがな。



「南総里見八犬伝」なんて、あちらの方に分かるのでしょうか。
日本の書店に置かれることはないと思いますので、もし台湾在住のお友だちがおられたら紹介して頂けると幸甚です。

日本語版もよろしくね。

[一日三報]
[朝日新聞] 恐怖の記憶、精子で子孫に「継承」 米研究チーム発表

興味深いですが、ちょっと研究不足の「飛ばし報告」にも思えます。
私はゴキブリに対して異常なまでの恐怖を抱いていますが、うちの父は「手づかみ」で対処できるほどの豪傑です。
私はスプラッタやホラーな小説を多く書いていますが、うちの母は恐いと言って読んでもくれません。
「本能的な恐怖」というものがあったとしても、かなりの面で環境によって大きく左右されるような気がします。

[AFP] オバマ大統領「iPhone持たせてもらえない」 セキュリティ上の理由から

でもブラックベリーも最近は売上低迷から身売り話も出ていますから、あんまり安全でもないような気もします。
とはいえ、iPhoneは絶対に危ないとも思います。
もっとこう、セキュリティとかをガチガチに固めた「米国大統領専用端末」を作ればいいんじゃないでしょうか。
スワイプ、タッチで、核ボタン!

[CNN] 米ウェブスターが選んだ今年の単語は「科学」

今年の単語、ざっくりしてます。
でも候補を10語ほど並べてみたら、こう、全体的な傾向が読み取れるような気もします。



12月5日(木)


ビタミンCのど飴の季節です。
よく知りませんが、やはり冬場は売り上げが伸びるのでしょうか。

それにしても毎度気になっているのは「のど飴」の基準です。
近頃はどんな飴にも「のど飴」と書かれていますが、何をどうすれば「飴」から「のど飴」にランクアップできるのでしょうか。
どうも含有量に差があるとも思えません。
基本、「だって飴はノドに良いから」という意味だけで、何でもかんでも「のど飴」にしているような気がします。

そしてもう一つ気になるのが「レモン○個分のビタミンC」
ビタミンCといえばレモンですが、頑張っても一日一個が精一杯。
普通は月に一個も食べていないんじゃないかと思います。
それが飴一粒に一個分、さらにサプリだと何十個分も含まれています。
それで結局、僕らはレモン何個分のビタミンCが必要なのでしょうか。
すぐに排出されるから定期的に摂るのはいいとか、そういう話じゃなくてさ、おれは今、何個いるんだよと。
こう、腹を割って膝を詰めて聞いてみたくなります。

健康マニアが度を超えて、常に自分は不健康だと思う人のことを、私は「不健康マニア」と呼んでいます。
私はどうもその傾向にあるようです。
あと目が悪いからブルーベリーにも弱いの。
視力なんて回復しないのにね。
だからあんまり誘惑しないで。 

[一日三報]
[読売新聞] 「和食」無形文化遺産に登録決定…ユネスコ

権威づけ。
でもだいたいこういうものって、ここから発展させずにうやむやに終わってしまう気もします。
何をもって和食とするか、線引きは難しいところですが、少なくとも僕らがお家で食べるご飯は、ここで言う和食には含まれないかと 思います。
もっとこう、懐に焼けた石とかを忍ばせて食べる料理のことでしょう。
武器じゃないんだから。

[CNN] 旧日本軍の巨大潜水艦を発見、ハワイ沖

驚くべき高スペックながら実戦投入はされなかったという、フルアーマーガンダムみたいな潜水艦。
未だにこういうのが見つかることもあるのか。

[ITmedia] 無人マシンを乗っ取る「SkyJack」、セキュリティ研究者が開発

先日のAmazon無線機への警鐘。
結局Wi-Fiもセキュリティのイタチごっこになっています。
たぶんiPhone8くらいになると、プロペラが付いて飛んでいく仕様になると思います。
あるいは飛行ユニットを付けて空撮できるとか、こっちはもう誰かが作っているかもしれない。



12月4日(水)


人の優しさは金では買えない。
暗がりの中、自分の靴を探してくれる女中の姿を見て、彼は金儲けに執着する自身を反省。
そっと札に火をつけ明かりをともした。
その優しさに比べたら、金なんて惜しくもない。
彼は人の心を取り戻したのです。

と見ると、いい話のようにも思えます。

正解

[一日三報]
[読売新聞] 「歩きスマホ」防止アプリ、ドコモが無料提供



歩きスマホをしない人には不要なアプリであり、歩きスマホをする人は入れるはずのないアプリ。
一体誰が使うのか。
一応、対策していますよというパフォーマンスということでしょうか。

[産経新聞] ベンツ、掟破りのネット販売 自動車業界のタブーを破り、業界大変動も

そういや無かった新車のネット販売。
でも中古車販売や個人取引が盛況なので、無視できないというところでしょうか。
まあオプションやら割引やらを考えると、今のところやはりディーラーを使った方が良さそうですが。
ネット商売も高額商品が多く扱われるようになりました。
私はまだちょっと、高い物を買うのは恐いです。

[AFP] ビルマニシキヘビの驚異の能力、ゲノムで解明 国際研究

今日の究極生命体。
地球環境への適応と考えると、ヘビが一番ふさわしい形状なのかもしれません。
人類は頭の良さで地球を支配していますが、やっぱり他の生命体から見れば異常進化ですからね。
本当はヘビくらいまでで充分だったのではないでしょうか。



12月3日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
この話題を出すと年の瀬の感が強まって、個人的には妙な焦りを覚えてしまうものです。先月20日、今年流行した言葉に贈られる「2013ユーキャン新語・流行語大賞」の候補が自由国民社から発表されました。大賞とトップ10は今月2日に発表されるとのことで、このメルマガが配信される頃(※12月2日17:00配信)には決定していることでしょう。

[参考サイト] 新語・流行語大賞

候補作としては「今でしょ」「じぇじぇじぇ」「倍返し」「お・も・て・な・し」といったよく聞くものから、「母さん助けて詐欺」「DJポリス」「ネット選挙」といった一時的でしかなかったものや、「日傘男子」「困り顔メイク」「美文字」といったあまり浸透できなかった言葉が選ばれています。おおまかに言って「流行語」というのは流行した言葉ではなく、「流行させようと頑張った言葉」といった印象が強く、つまりはテレビを中心に新聞、ネットからの商用単語が多くなるのが常のようです。本当の意味で市井から生まれた言葉としては「バカッター」「激おこぷんぷん丸」「ブラック企業」あたりが、インターネットの力を得て世に広められたと思います。ただ世間一般ではなく一部での流行語である感は否めません。個人的には「ビッグデータ」「NISA」あたりが今年馴染みのあった言葉ですが、多分大賞には選ばれないと思います。
(※3日追記:予想の四語がそのまま大賞に選ばれました。なんだかな)

先日、オックスフォード英語辞典を出版する英国のオックスフォード大学出版局は2013年に大きな注目を集めて使用された英語の言葉に"Selfie"(セルフィー)を選出したと発表しました。セルフィーとは「自分撮り」という意味です。スマートフォンなどで自分を撮影してSNSなどにアップロードするという使い方が流行し、このような言葉が生まれました。いわゆるかつての「セルフ・ポートレート」と呼ばれていた言葉が省略されて、もはやPhotoもPictureも含まれなくなりました。

日本語の「自分撮り」「自撮り」も最近になってそういう機会が増えたからこそ普及した言葉です。セルフィーが珍しくなくなった時代を象徴する言葉としては流行語にふさわしいものかもしれません。テレビ画面や狭いディスプレイの中で勝手に盛り上がった一発ネタの言葉よりはよほど「生きた言葉」のように思えるのですが、いかがでしょうか。そう、日本の流行語大賞って、選ばれた瞬間から「死語」にする風潮がありますね。それがいけないような気がします。

[一日三報]
[読売新聞] 「車両押して女性救出」写真に東京記者協会賞

今年有名になった写真。
これ、記者が撮ったんだっけ?
誰かが撮ってSNSにアップしたのを買い取ったのかしら?
何はともあれ、一億総報道カメラマン時代を象徴しています。

なお以前から書いている通り、私は駅のプラットフォームがこれだけ危険なのは、電鉄会社の怠慢だと思っています。
あれやこれやを危険だ危険だと訴える癖に、なぜ一番身近なこんな事件を感動話で済ませるのかが分からない次第です。

[産経新聞] 質量は太陽の数百億倍 巨大天体「ヒミコ」は3つの銀河が衝突してできた原始銀河か

きょうの宇宙。
「130億光年離れた」「わずか8億年後」「質量は太陽の数百億倍」「2万光年ほどの狭い幅」
単位が凄すぎてクラクラします。

[CNN] 米アマゾン、超小型無人機の宅配サービス 5年以内に実現へ

格好いい、でも使えるのかしら。
都会で自転車便の代わりになる感じかしら。
こういう「空モノ」のビジネスって、たいていコンセプトと試作機で頓挫しがちですが、そろそろ実現して欲しいものです。
でも絶対、普及したら窓から撃ち落とす奴が出てくると思います。



12月2日(月)
そろそろ寒くなってきたので冬服でも買おうと思い出かけました。
賢い人は寒くなる前に冬服を買う、もっと賢い人は前の冬の終わりにセールで買っておくのだろうと思いますが、私は寒い、服を着なきゃという原始人的発想から抜け出せていません。

それにしてもいつも迷うのが、何を買えばいいのか分からないことです。
齢35となりますが、未だに自分が何を着て暮らしていけばいいのかさっぱり分かりません。
好きなの着ろよって話ですが、それで言うなら暑さ寒さ雨風をしのげる布で充分になります。
服というのは自分のために買う物でありながら、実は圧倒的に他人への影響力を意識して、買わされるものなのです。
いや、それがまた楽しいんだよ、というのが真っ当な意見かも知れませんが、ごめんぶっちゃけ私は面倒なのです。
立派な大人の人がみんな背広を着るとか、スティーブ・ジョブスや楳図かずおといった天才が常に同じ服を着ているのとかも、きっとそんな理由だと思います。
何でそんなことで悩まなきゃいけないのって。
でも背広は背広で、高いのとか安いのとか、流行とか廃りとかあって、デキる男はスーツで決まったり、ネクタイのセンスがどうとか、あいつは靴がダメだとかいう話があるんでしょ。
背広は背広ですよ、喪服しか持っていませんよ。

他人の服装を見るのは好きだけど、自分の服装なんてどうでもいいのよ。
でもあそこのアレとかみたいな、国民服も嫌なのよ。
フリースで儲けて、発熱肌着で儲けて、今度はジーンズ業界とダウンジャケット業界に殴り込みをかけるビジネスは分かりやすくて面白いけど、自分が着るのとはまた違うのよ。
多分そういう思いがあるから、こういうやるせなさに苦悩するのだと思います。

という訳で、早く全身銀色の「近未来スーツ」が誕生する日を待ち望んでいます。
まさかの結論。
そうなってもまた、流行とか何とか言い出すんだろうなあ。

[一日三報]
[GIGAZINE] 米コカコーラが「ダサさ」を競うセーターコンテストを開催

確かにダサいけど、ちょっと格好良く見せようとしているところに困惑。
結局ダサいかダサくないかって、時と場所と場合、TPOとその人によるかなと思ったり。
何がダサいかを明確にするのもありです。

[らばQ] 考えた人は天才…アイデアに感心する16のパッケージデザイン

こういうちょっとした発想って、自分にないものだけあっていつも感心します。
最近は商品を保護する緩衝材とかも、リサイクルを意識してホチキス針や糊を使わない場合が多く、凄いテクニックで組み立てられたりしています。
あまりに精度が高いので、一階広げると元に戻せなくなることもしばしばです。

[読売新聞] みんな寂しい…団地ヤギ、雑草完食し任務終了

ヤギかわいい。
なぜキリストは羊と山羊とを分けられたのか。
可愛い上に環境ににも優しく効果的ですが、この圧倒的な食欲が場合によっては野菜などを食害することにもなるのでしょうね。
でもヤギは悪くない。
うまく付き合っていきたいものです。