the shadow of silver
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5月30日(金)


実家から引き上げてきた横山光輝『三国志』全60巻を再読しています。
やっぱり良くできています。

私が子どもの頃は第何次かの三国志ブームで、それに乗っかり日本の戦国武将よりもハマることとなりました。
横山光輝の「三国志」をはじめ、吉川英治の「三国志」やら北方謙三の「三国志」やら周大荒の「反三国志」やら園田光慶の「三国志」やら陳舜臣の「諸葛孔明」やらNHKの「人形劇三国志」やら王欣太の「蒼天航路」やら山原義人の「龍狼伝」やら光栄の「三国志」やら光栄の「三国無双」やらを楽しんでは知識を付けてきました。語ったところでモテそうにないので口にすることはありませんが、結構なオタクさんだと自覚しています。

そんな中でもこの横山光輝『三国志』は、親しみやすさの点では珠玉の出来でしょう。
吉川英治の「三国志」をベースにしていますが、分かりやすいキャラ設定と簡素な絵柄がちょうどいい。
まあ顔の描き分けまで簡素すぎるのと、なぜか官渡の戦いが省かれているのと、蜀の崩壊をもって完結となり、それ以降が描かれなかったのは残念ですが。
入門書としてはやっぱりちょうどいいのではないかなと、あらためて読みつつ感じています。

皆さんもぜひご一読ください。
そして私と夜通し語り合いましょう。

[一日三報]
[AFP] 米有名ハッカーが自由の身に、FBIに「並外れた協力」

見た目も経歴も漫画のようにキャラが立ちすぎています。
もう亡くなったけど「Winny」の開発者の人とか、今なら遠隔事件の犯人とか、そういう人にもこういうチャンスがあってもいいんじゃないかと思います。
もちろん罪は罪として。
でもそれ以降はこれも救済ではないかなと。
味方に付けないともったいないよ。

[CNN] 匿名富豪が街中に現金隠して「善意のゲーム」 米

日本でやれば色々と角が立ちそうですが、世界的には結構受け入れられるのではないかなと。
嫌みったらしい成金の遊び、でもいいんじゃないの。
枚数かぞえてタンスに入れておくよりはいい趣味ではないでしょうか。

[ロイター] W杯=公式球「ブラズーカ」、パキスタンの工場で製造急ピッチ

バズーカみたいな名前。
思ったよりも手作業です。



5月29日(木)


個人的に使用率トップクラスの清掃用品、エアダスターが世間ではあまり使用されていないと知りました。
その名の通り圧縮空気をプシューする道具、殺虫剤の空気だけバージョンです。
元々の使用用途はパソコン内の清掃ですが、キーボードの隙間もお部屋の隙間も窓の桟の溝掃除などにも使えます。
でも一番便利な使用用途は、本棚の清掃。
水洗いはもちろん、雑巾がけもためらう、本の上に積もるホコリや隙間のホコリなどを一瞬で吹き飛ばせます。

我が家の清掃用品としては、こいつとカビキラーの使用頻度が高いです。
カビキラーはカビキラーで、大抵の汚れは何とかしてくれます。
油断すると手がボロボロになるところにも頼もしさすら覚えます。

ステマじゃないので特にリンクもしません。
気になる人は各自検索してお買い上げください。

[一日三報]
[読売新聞] 僕だってのこぎりで…殺人ほのめかす投稿、逮捕

例の事件以来、ピリピリしています。
誰かのタレコミがあったのかもしれませんが、まあ冗談にしてもうかつな投稿は控えた方が良さそうです。
と、小説で散々な人を殺しまくっている私が言っても説得力皆無です。

[毎日新聞] ゆうパック:「遅配でクワガタ全滅」採集家が日本郵便提訴

きょうの昆虫。
そんなもの郵送するなよとも思いますが、日本郵便自身が郵送を許可して受け付けているとなると、言い分ももっともだと思います。
真相は不明ですが、これからは規定がより厳しくなるかもしれません。

[ナショジオ] 宇宙で最も濃く最も暗い集塊

きょうの宇宙。
見出しが海外ハードSF短編小説の一話みたいです。
ワクワクするよね。



5月28日(水)


きょうのレアアイテム。
農林水産省のポケットティッシュ。

先日行った「関空旅博」には税関や検疫所もブースを構えて活動をアピールしていました。
その検疫所でもらったティッシュです。
検疫所というのは主に海外からの感染症や害虫の持ち込み、あるいは国内からの持ち出しを取り締まる機関です。
色々とお話を聞いていたのですが、そういえば写真を撮っていなくて残念に思っています。



あまり知られていませんが、沖縄からサツマイモやら紅イモやらを持ち出すのも規制されています。
南国のゾウムシやメイガが付いてくることがあるからだそうです。
もちろん「紅いもタルト」などの加工品は問題ありません。
詳しくは植物防疫所へお問い合せをば、をじ。



大阪税関のブースに展示されていたもの。
くり抜いた本の中に隠した大麻草。
本当にやる人がいるんですね。

[一日三報]
[CNN] 回し車はマウスの趣味? オランダで研究

そもそも「趣味」の定義が明確に示されていないこともあって、考察としてはやや不充分。
ただ、強いられて回しているだけではないという話のようです。
文章の最後にオチ付き。
アメリカの報道は絶対にジョークがないとダメなのかしら。

[読売新聞] マンション11階から転落、9歳男児助かる

運が悪ければ階段から転げ落ちて死ぬこともあります。
運が良ければ11階から転落しても助かるようです。
9歳にして一生分の運を使い切っていないか心配です。

[WIRED] 迷子犬がどこにいるか調べ上げる、サブGHz帯首輪「WhistleGPS」

これはなかなか。
人に付けたら面倒な話になりますが、犬なら迷子にならなくていいかもしれません。
ていうか、どっかの白い犬のケータイ会社もこれくらいすればいいのに。
体重計なんていらないよ。



5月27日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日22日。第一生命保険は恒例の『サラリーマン川柳ベスト10』を発表しました。第27回となる今回は、応募総数33,605句に対して、のべ115,858票の投票により選定されました。以下にその内容を掲載いたします。

1位「うちの嫁 後ろ姿は フナッシー」(段三っつ)
2位「もの忘れ べんりな言葉 『あれ』と『それ』」(政権はママのもの)
3位「妻不機嫌 お米と味噌汁 『お・か・ず・な・し』」(不幸な男)
4位「帰宅して うがい手洗い 皿洗い」(しゅうくりーむ)
5位「おもてなし 受けてみたいが あてもなし」(えんかつ)
6位「『イイネ』には、 『どうでもイイネ』が 約五割」(ほんで?)
7位「やられたら やり返せるのは ドラマだけ」(夢追人)
8位「『オレオレ』に 爺ちゃん一喝 『無礼者!』」(ビート留守)
9位「いつやるの? 聞けば言い訳 倍返し」(受験生ママ)
10位「わんこより 安い飯代 ワンコイン」(春の夢)

結果を見ると、なかなか興味深いランキングだと感じています。面白いかどうかはさておき、川柳として「うまい」のは言うまでもありません。しかし内容がなぜか、サラリーマンと言うよりは家庭・夫婦感に偏っているように見えます。しかも『ヨメの尻に敷かれるダンナ』という定番のパターンです。今時そんな夫婦がいるのか。それともこの企画に乗る人たちの高齢化が進んでいるのか。もはやこれは古きよき昭和時代の幻想川柳なのか。いろいろと考えさせられるものがありました。

サラリーマンも多様化が進み、格差が広がり、定義も曖昧になりつつある現状もあるのかもしれません。スーツを着てネクタイをしめて、満員電車に揺らされて、バリバリ仕事をして帰りにちょっと一杯引っかけて、家で妻にどやされて、みたいな仕事と生活のスタイルも減りつつあります。そもそも「サラリーマン」という呼び名も古く、今では「会社員」と、なぜかさらに古くてお堅い呼び名に変わり、その上で「小売」「外食」「メーカー」「IT」といった「○○系」が付くようになりました。サラリーマンは一様に語られるものではなくなり、共感するポイントもバラバラになりました。そうなると『サラリーマン川柳』と題すること自体が、すでにファンタジー世界の川柳という意味も持つようになったのかもしれません

『ミステリ小説川柳』とか『ホラー小説川柳』とか『SF小説川柳』などもできるかもしれない。いや、それも今時は『あるあるネタ』や『フラグ』などと呼ばれていますね。

[一日三報]
[読売新聞] 「和製ジョブズ」育成目指す…総務省が支援事業

なんとなく、この企画自体も失敗するような気がしたり。
ザッカバーグ君ならまだしも、2年以上も前に亡くなった偉人の育成を目指すという発想はいかがなものかと。
そして「失敗も許容する」というコメントを、わざわざ出さなければならないところもこの国らしいかもしれません。
ともあれ、文句のある人は何か書いて300万円ゲットを目指すのもいいかと。

[CNN] 空を自由に? 1500万円の個人用飛行装置が登場

僕たち憧れのアレです。
むかし「こち亀」の両さんも乗っていました。
実用化できるかどうかは分かりませんが、カッコイイからいいと思います。
イノベーションにカッコ良さは必須です。

[茨城新聞] UFO「うつろ舟」漂着地名浮上 「伝説」から「歴史」へ一歩

みんな大好きうつろ舟。
この伝説はもちろん知っているよね。
UFO説を信じたいところですが、やっぱり虚舟ならぬ嘘舟、誰かの創作虚言だったんじゃないかなと思ったり。
現地にテーマパークとかできるのかしら。



5月26日(月)


週末は関西国際空港で開催されていた「関空旅博2014」に足を運びました。



今年で10回目を迎える本イベントは世界各国の旅行会社、大使館、観光局などがブースを設けて旅と国をアピールする催しとなっています。
私も何度か足を運んでいますが、今回も大勢の方が詰めかけました。




フランスの航空会社エールフランスはやっぱりオシャレポスターでアピールしていました。



ドイツ観光局は何だか信号機のピクトデザインを用いたグッズを展示していました。



ボツワナ共和国までブースを構えていました。
ペルーはやっぱりアルパカさんのようです。



イベントやぬいぐるみもありました。
スリムなムーミンとでっかいリトルミイもいました。



飲食の露店も軒を連ねていました。
メキシカンセットとコロナビールをいただきました。



展望台の方では航空ジャンク市も開催されていました。
航空会社の備品やポスターや、よく分からない部品などが売られていました。



空港なので飛行機の離着陸も見られます。



夕日も綺麗でした。
どっか海外へ行きたいなあと、開催者の思う壷にはまっていました。

[一日三報]
[AFP] アポロ15号着陸船の操縦桿、6000万円超で落札

私は本当にこういった物に魅力を感じないのですが、欲しい人は欲しいようです。
改造してフライトシミュレータのコントローラにするならアリかも。
6000万円はナシかも。

[読売新聞] 「海の日」あるなら…「山の日」も、16年から

夏休みのある生徒さんや学生さんには関係ないですが、社会人にとっては、まあどっちでもいいかも。
別にこの祝日にケチを付ける気はありませんけど、こういうのってエライさんたちのサジ加減で簡単に決まっちゃうんですね。
がんばれ川の日、空の日。

[CNN] ジーンズの洗濯機洗いはダメ、リーバイスCEO指南

ジーンズは好きだけど、こういう「美徳」があるから嫌です。
「しょせん作業着」ってスタイルが好きなのに、固いこと言うんじゃないよと。
だからジーンズを洗うならワイルドに、そのままはいて風呂に入れ。



5月23日(金)
近ごろ暇な時はamazon.co.jpのベストセラーズをよく眺めています。
何が売れているのか、どういう物が売れているのかを見ると流行の傾向と消費者の思考が見えるような気がします。
今日だとゲームの1位は「ゼルダ無双」。
前に見た時は「こりゃないな」と思いましたが、買う人は買うようです。
家電・カメラの1位は「iPhone5 USB ライトニング ケーブル」。
iPhone5持ちとしては気持ちが分かる、というかえらく値段が安くてビックリです。
ホーム&キッチンのベストセラーは定番の「鼻毛カッター」。
むかしネットショッピングが出始めたころ、この鼻毛カッターと、「あるもう一点」が売れるのを見てなるほどなと感心したものです。
店頭で買うのは恥ずかしいからネットで買うという心理。
それがまだ定番にあることに驚きました。
なお「あるもう一点」もしっかり上位にランクインされているようで。
ほら、デスクワークって肩凝るからね、しょうがないよね。

ちなみに本のベストセラーはパズドラの攻略本。
「本」をひとくくりにすると、やはり小説よりもこういう実用書や雑誌がランクインします。
あとダイエット本と自己啓発本も定番。
こういった書籍が出版社の資金源となり、小説出版へと回してくれるのです。
だらかおろそかにできません。

[一日三報]
[AFP] レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」、盗作疑惑で訴訟か

訴えようとしている曲SpiritのTaurusはこちら。
イントロの進行が似ているといえば否定はできないけど、今さらどうしたのといった感じ。
昔はダメだったけど今なら勝てるかもってことで、誰かにそそのかされたのでしょうか。
こっちはこっちでいい曲なので、揉めなくてもいいのになと思ったり。
「天国への階段」は後半の盛り上がりとジミーペイジのギターソロがキモなんだけどなあ。

[CNN] マンCのスター選手が移籍示唆、誕生日祝ってもらえず落胆

そんな、おしゃれ感が売りのベンチャー企業みたいなことを言われても。
でも一流スポーツ選手はわがままもまた個性なわけで、それを把握しきれなかったクラブ側のミスでもあるかもしれません。

[大分合同新聞] 視力検査、開いているのは「真ん中!」

きょうの清涼剤。
だから上下左右のどれかって言ってんだろがと言われなかったのか。
近視で乱視の私はどれも真円に見えてしまいます。



5月22日(木)
創作物の批判に「キャラが定まっていない」というのがあるけど、そもそも現実にキャラが定まっている人なんてどれだけいるだろうか。
子どもいうに及ばず、大人だって対外的にキャラを演じているだけの人が多い。
いわんやビジネス現場をや、と思います。
そしてみんな本当のキャラを見失ってしまう訳です。

それだけに、せめて創作物くらいははっきりとキャラを持っていてもらいたものですが。
少年漫画的な、善悪ふくめて一直線なキャラっていいよね。

そんなまとまりのない話。

[一日三報]
[読売新聞] 「変態」の意味あったので…近大、英語表記変更

近頃いろいろ頑張っているマンモス大学。
キンキーのネタは昔から有名だったので、今さらという感はあります。
そんなことを言い出したら「近畿地方」だって怪しいわけで。
なお「畿」とは「都(みやこ)」の意味であり、京都の近くなので「近畿」と呼ばれています。
ちなみに「京」も都の意味、近畿の京都といえば都が3つも入っています。
最近は「関西」にまとめられることも多いですが。

[ロシアの声] 米国で2000万匹のミツバチを積んだトラックが横転:運転手らがハチの攻撃を受ける

きょうの昆虫。
ロシアの声ですがアメリカの話題。
2000万匹ものミツバチをどうするつもりだったのかというと、農園に貸し出して受粉に使います。
これも養蜂家の大切なお仕事です。
それはともかく、掲載されている写真がどう見てもミツバチではなくスズメバチ。
こんなのが2000万匹も放たれたらちょっとした兵器です。
セイヨウミツバチはもっと小さくてアブみたいなハエみたいな可愛い奴です。
ネット新聞社の写真に対する適当さって何とかならないのかしらね。



5月21日(水)


買ったナスビにハナが付いていました。
茶柱は縁起物ですが、ハナスビには何かいわれがあるのでしょうか。
そういえば静岡の方では必ず茶柱(疑似)が立つお茶があるそうですが、そういうのもまた違うんだよなと思ったり。

[一日三報]
[読売新聞] PCカメラでのぞき見、百か国にソフト販売の男

近頃はノートパソコンのカメラに「フタ」を付ける人も多くなりました。
便利さとは何だろうと思うところです。
そろそろスマホのカメラも危なくなってくるかも。
関係ないですが、iPhoneで新しいアプリを入れた際に「プッシュ通知を送信します」ってダイアログが出るといつもためらっちゃうよね。
あれももう少し、何とかして欲しいところです。

[産経新聞] チャゲアス“駆け込み”ダウンロードでランキング急浮上!

何だか皮肉な話。
忘れられて売れなくなったミュージシャンが薬に走って、逮捕されて話題になったら売れるというのは。
これで儲けたらまた手を出しちゃうんじゃないかしら。
ドラッグミュージシャンは生きにくい時代です。

[秋田魁新報] ミツバチ、引っ越し途中で一休み? 由利本荘市、民家に「蜂球」

きょうの昆虫。
なかなか珍しくて気持ち悪い画像。
一網打尽のチャンスではありますが、見逃してやるのが武士の情けです。



5月20日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日5月12日に、スイスのデザイナーのH・R・ギーガーが亡くなりました。
74歳。4月26日階段から転落して病院に運ばれて以降、そのまま治療の甲斐なく帰らぬ人となりました。

ギーガーの活動で最も有名なものといえば、やはり映画「エイリアン」のデザインとなります。メカニカルかつバイオロジカル、機械と生体の融合、そして圧倒的な未知への恐怖。人類の敵となるモンスターのデザインとして、新たな境地を開き、後のデザイナーにも多大な影響を与えた人物かと思います。なおギーガーのデザインは、有名なものではかなり抑えられていますが、原点はかなり直接的にセクシャルなシンボルが多いのも特徴です。

実のところ、私個人としてはあまり惹かれるところのないデザインではあったのですが、なぜか折に触れて目にすることが多いという、不思議な縁を感じていました。映画の「エイリアン」や「スピーシーズ」は言うに及ばず。初めて目にしたのはテレビゲーム「邪聖剣ネクロマンサー」のタイトルビジュアルでした。その後小説でも有名な映画「帝都物語」に登場した護法童子のデザイン。他にもイギリスのバンド、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)の「恐怖の頭脳改革」(Brain Salad Surgery)や、フランスのバンド、マグマ(MAGMA)の「アターク」(Attahk)のアルバムジャケットなど、妙なところでギーガーデザインを目にしていました。どうも映像ならオカルト、音楽ならプログレッシブロックとの親和性が高いらしく、同じく両者が好みの私とも間接的に繋がってしまうようです。

なお暗黒、退廃、幻想といったギーガーに近いイメージとしては、他にもオートストリアの画家エルンスト・フックスや、ポーランドの画家ズジスワフ・ベクシンスキーの作品が有名です。ギーガーが好みの方は同じく鑑賞してみてはいかがでしょうか。それにしてもスイス、オーストリア、ポーランドとなると、あの鬱屈としたデザインには何か国家的、環境的な共通点があるのではないかとも感じてしまいます。この中では私はベクシンスキーが一番好みです。

[一日三報]
[毎日新聞] PC遠隔操作事件:東京地検が片山被告の保釈取り消し請求

何だかよく分からない展開になってきました。
でも一番驚いたのは、スマホから個人のDNAを検出できるというところ。
指紋でもなく、皮脂か何かから個人が特定できるDNAが採取できるのでしょうか。
技術も進化しています。

[CNN] スマートフォン早打ちで世界記録、ブラジルの16歳

凄いのか、何なのか。
このレベルになるともう使用頻度よりも指運動の巧みさが問われるのでしょうね。

[ASCII] なぜスマホの普及でガムの消費が低下するのか?

ASCIIのサイトはURLが独特で素敵。
それはともかくスマホとガム、要はガムを噛む時間をスマホに当てているから消費が落ちているという見解。
それが正解かどうかは分かりませんが、私としてはキシリトール系の人工甘味料が増えたせいで、体質によってはお腹がゆるくなる場合の人が買わなくなった、というのもあると思います。
私がそうだから。



5月19日(月)


週末は久しぶりにユニバーサルスタジオジャパンへと足を運びました。
いわゆるUSJ、関西では「ユニバ」と略す方も多いようですが、ユニバと言えばどうしても大神源太のユニバG物語を思い出してしまうので、私はUSJと呼んでいます。

USJでは今、7月15日より開催されるハリーポッターの新アトラクションが積極的に宣伝されています。
総費用450億円を投じ同パーク最大の目玉となようです。

 

でもまだ6月なのでもちろんオープンはしていませんでした。
それでもいい季節で晴天にも恵まれていたので、大勢のお客さんが来場されていました。
今まで恐らく10数回は足を運んでいますが、こんなに多かったのは初めてかも知れません。
遊園地人気もここへ来て盛り返しつつあるのかもと思いました。

 

 

とはいえ先の通り、もう散々行き尽くしたテーマパークなので、アトラクションではあまり遊びませんでした。
スパイダーマンは映像が新しくなったというので一応体験、逆向きに進むジェットコースターは150分待ちだったので断念。
あとはもう、ターキレッグと路上パフォーマンスでだらだら過ごしていました。





ダラダラしていたらハリーポッターのお城を見つけました。
場所はジョーズエリアの裏手。
眺めるなら湖の反対側まで回るとよく見えます。
面白そうですが、もちろんまだオープンしていませんでした。

 

 

デジカメの撮影テストがてら、ラストの百鬼夜行まで楽しんで帰りました。
おしまい。
まあ実際、ハリーポッターは読んだことも観たこともないので全く思い入れも無いのですが。

[一日三報]
[CNN] 「おひとりさま」の孤独癒やす? ムーミンカフェが人気

もうちょっとあるだろと思う写真。
オタクな人が等身大美少女人形とお茶をするのと似たような感覚か。
別にいいと思いますが、せめて個室にした方が接しやすく語りやすいのではと思ったり。
教会の懺悔室みたいに。

[AFP] 訓練前に大あくび?フランスの競走馬

[AFP] コモドオオトカゲも大あくび?ローマ

一体何のシリーズなのか。
やっぱりAFPは写真に力を入れているようで、いい感じです。

[ロシアの声] 北カリフォルニア上空に不思議な「穴」

いつの間にやらサイトリニューアル。
それはともかくこの穴は天使降臨か。
液晶のドット抜けかも。



5月16日(金)


10年ほど使い続けていたハリオのコーヒードリッパーが、もげました。
コーヒードリッパーとは、この容器に紙フィルターを着けて挽きコーヒーを入れ、カップに装着して上からお湯を注げば、まあそれなりにおいしいコーヒーが淹れられるという代物です。
熱湯を注ぐので耐熱プラスチック製だと思いますが、さすがに経年劣化でもげました。
振り返れば1日2回、1年365日、10年7300回使い続けていた訳でして。
もう充分役目を果たしてくれたのではないかと思っています。

お仕事に使う道具は少ないのがベストと考えており、将来的にはタブレット一枚で全てこと足りる生活を送りたいなと思っている昨今。
もう一つ道具を加えるとすれば、このコーヒードリッパーが選ばれるのかもしれません。
お疲れさまでした。

[一日三報]
[CNN] 猫が猛犬に体当たり、飼い主の子ども救う 米

昨日あたりから僕らのインターネッツで大きな話題となっていた動画。
見れば確かにインパクトのある映像です。
犬に体当たりするところも衝撃ですが、その後、防衛ラインで見せたブレーキ&ターンが素敵です。
犬は従順、猫は薄情とはよく言われますが、それはあくまで生きる上での考え方の違いに過ぎず。
必要あらば身を挺して仲間を守るのは同じです。
あ、仲間だと思ったのかな。

[GIGAZINE] 高コレステロールで体重の半分が脂肪という状態でもホッキョクグマが生きていられるのはなぜか

地上最強のモフモフとしておなじみのホッキョクグマ。
極地で生存できるのも、やはり進化によるものだそうです。
でも逆に言えば、どれだけ強くても寒冷地以外では生きられない生物でもあるわけで。
大切に守って欲しいものです。
北極はホッキョクグマのもの、南極はペンギンのものです。
あとセイウチとかも。

[下野新聞] スズメバチの古巣でスズメが子育て 那須塩原

チュンチュンマジちゃっかり。
何気にすごいかもしれないニュース。
スズメバチって、スズメみたいに大きなハチだから名付けられたのだと思っていましたが、もしかすると、スズメと一緒に住んでいるハチと誤解されて名付けられたのかもしれません。



5月15日(木)
最近の夢メモ。

●家に来た若い夫婦と赤子。 服をぬすんだ夫を捕まえた。

●赤い書道セットと謎の機械。踏切手前で駐車を手伝う。

●男「8人に覗かれたから、8秒間放火しまーす!」と宣言。

例によって何やらバタバタしています。
脳が休めていないのか、夢を見るのは大体こういう時期です。
メリハリのある生活を心がけたいサッコン。
メリ(だらける方)、多めで。

[一日三報]
[GIGAZINE] いじめっ子の方が成人後に健康的な体をしていることが研究で明らかに

憎まれっ子、世に芝刈り。
まあ人間も動物のひとつでありますから、体力的にも精神的にも強い者が健康であるのも当然と言えるわけで。
それをイジメという行動ではなく、勉強とかスポーツとか、そっち方面に活かして欲しいとするのが古来よりの人間社会です。
なかなかうまくいかないものですが。

[AFP] クロコダイルの体内から少年の両手両足、パプアニューギニア

近所の川にワニがいないというのは、それはそれで幸福な環境なのかも。
横断歩道の白い線以外はサメとかいるから歩いちゃダメ。

[ITmedia] パナソニック、壁面埋め込み型のUSBコンセント

なお使用イメージはこんな感じ。
2分ほど考えてみましたが、やっぱりいらない物だと思います。
変換コネクタと複数口のタップを使った方がよほど便利かと。
ただ飲食店や公共施設など、あえて一口だけ開放したいようなシーンだと使えるかもしれません。



5月14日(水)


自家製ハーブの生育が近頃はんぱないです。
レモンバーム(左)とペパーミント(右)を育てていますが、ちょっとサイズ感がおかしくなってきました。



冬の間、ほとんど枯れたような状態になっていましたが、春に土を入れ替えて水を与え続けていたらご覧の有様。
「匂う雑草」の名に違わない生命力です。
ゼリーやタルトに乗せればサラダになりそうです。



何と言いますか、植物の生育に土とか水とか気候とかって、凄く重要なのだろうなと実感しました。
名産には名産のいわれあり。
やっぱり適切な所で適切な物を栽培するのが正解だろうということです。

とりあえず、どうしようか、これ。

[一日三報]
[シネマトゥディ] 「エイリアン」デザイナー、H・R・ギーガーさんが転落死 74歳

ギーガーといえばPCエンジンの「邪聖剣ネクロマンサー」のデザインで有名な人。
一般的にはエイリアンでおなじみの人です。
メタリック感とオカルトの融合で、かなり直接的なエロスも追求していた方でした。
転落死というがなんとも。

[読売新聞] 全国唯一のスタバ空白県で激戦…コーヒー店続々

たかがコーヒー屋くらい、あってもなくてもいいと思いますが、ありすぎる都会の方にとっては非常事態に思えるのかもしれません。
私はどっちかというと、薄暗くて古臭い、全体的に茶色い喫茶店で飲むのが好きです。
ちなみにスタバ、私の奈良県には8店舗も展開しているそうです。
やっぱり人口密度に比例しているのかな。

[AFP] 「青すぎる海」「イケメンすぎるウエイター」、ホテルでの奇妙な苦情トップ10

クレーマーも世界レベルになるとまた違います。
トップクラスの傾向は「シーツが白すぎる」「海が青すぎる」「アイスが冷たすぎる」「風呂が大きすぎる」と、メリットをそのままクレームに繋げるようです。
「安すぎてごめんね価格」みたいに。
私たちも訴えましょう「あなたは私に優しすぎたのよ!」と。
知らんがな。



5月13日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
以前、アメリカが先行する3Dプリンター分野の発展が著しく、一方で安易に銃などの武器を自作することへの懸念も高まりつつあるといった話を書きましたが、思いのほか早くに日本でも問題となる事件が発生しました。

先日8日、神奈川、兵庫の両県警は、3Dプリンターで自作した銃2丁を所持していたとして、川崎市の男を銃刀法違反の疑いで逮捕しました。男はインターネットで銃の設計データと小型の3Dプリンターを入手し、自宅で一人で製造したものと見られています。

昨今期待されている3Dプリンター業界に影を落とす事件。もっとも逮捕された男は自作の銃を使用する様子を動画撮影しインターネットで公表していたこともあり、さすがに警察も無視できなかったようです。

影を落とすと言えば、ミステリ小説の分野にも影響を与えかねない事件だと感じています。少し調べてみたところによると、銃の設計データは海外のサイトから簡単に手に入り、くわえて3Dプリンター本体も、押収された証拠品と同型の機械が6万円ほどで販売されていました。どうやらちょっとしたノウハウがあれば私でも自宅で銃が作れるようです。

そうなるとミステリの『現実感』も変化せざるを得なくなります。なんと犯人は自宅の3Dプリンターで作成した銃を凶器に使ったのだ、といった展開も現実味と信憑性を帯びてきます。そして本当の現実では、小学生が友達を射殺したというニュースも、今後報じられることがないとも言えません。私たちは幸福にも銃からあまりに離れすぎた生活を送っているので、誰も銃に対する道徳や教育を持ち合わせていない不安も抱いています。

一方で、こういう事件が起きてしまうと国や警察としても何かしらの対策を取らざるを得なくなってきます。3Dプリンター自体を禁止する訳にはいかないので、購入の祭には身元の提示や証明書が求められるようになるとか。あるいは設計データを入力する際に何かしらのライセンス認証が必要になるとか。規制が厳しくて発展が遅れるという、この国お決まりの展開に陥らないかとも心配しています。

[一日三報]
[CNN] ソニーの新開発磁気テープ、1巻で4700万曲分の容量

4700万曲と聞いて、有史以来、人は何曲の音楽を作ったのだろうかと思いを馳せる。
どう考えても個人用とは思えないのですが、記事でiPod1184台分とか書かれているのがなんとも。
耐久性があるならバッグアップ用としてビッグデータ分野で受け入れられるかも。
PS5は、まさかの磁気テープとか。

[埼玉新聞] 「宝くじ当たる」と電話...越谷の女性、7370万円詐欺被害

むしろ「宝くじが当たる」と言って55歳の女性から7370万円をだまし取れる度胸とテクニックに感心したり。
何をどうすればそんなに人を信用させられるのか。
まあ数撃ちゃ当たるものかもしれませんが、宝くじだけに。

[AFP] 脳への電気刺激で明晰夢に誘導する実験に成功、独研究

最近、私が見るのは悪夢だけということに気づきました。
他の人の話を聞いてみると、結構みんな楽しかったり、不思議だったりする夢を見ているようで。
でも私が見る(覚えている)のは必ず悪夢です。
それはともかく明晰夢。
博士は否定していますが、商品化もあるんじゃないかなと。
でもそんなの作られちゃうと、みんなますます現実逃避しちゃうよね。




5月12日(月)


WEB漫画版『時間島』の最終話が公開されました。
徹頭徹尾、救われないお話。
長く続いていた連載もこれで完結です。
これを機にまとめて読んで頂ければ嬉しいです。
よろしくね。

[一日三報]
[毎日新聞] ヒトラー賛美の隠語:洗剤宣伝のはずが…ドイツで出荷停止

日本では末広がりでおめでたい「八」、重ねて「八八」。
ドイツではハイル・ヒトラーの隠語となるそうです。
日本だと「四」や「九」が忌避されますが、さすがにそれで製品の出荷停止までにはなりません。
同国と周辺地域の感覚は分かりませんが、少々アレルギーが過ぎるような気もしています。
一人の人間を絶対悪としてしまうこともどうかと思いますし、そのせいで現代のささいな日常が脅かされるのもくだらないかと。

[産経新聞] 後絶たぬ鉄道自殺 ホームドア普及でも歯止めかからず

以前から言っていますが、私は鉄道自殺は鉄道会社の怠慢だと思っています。
そんなに解決したいのなら、看板にでかでかで自殺写真を掲載して、それがどのような結果となって、どれだけの人々に影響を与えて、遺族にどれだけの損害賠償が請求されるかを明記しておけばいいと思います。
『本日の飛び込み自殺者』みたいな感じに。
それだけでも結構改善されるかと思うのですが、どうか。

[読売新聞] 母の日に鹿ベビー誕生、今年初…奈良公園

今日の奈良。
これが比喩的表現でおなじみの「生まれたての子鹿」です。
時間があればまた見に行ってきます。



5月9日(金)


ゴールデンウィークは、南芦屋浜へ釣りに出かけました。
釣りとプロレスは女の子にもてない二大趣味として有名ですが、私はどちらも好きです。
もうイソメ(虫エサ)もハサミで切って針に刺せるまでになりました。



当日は赤潮に見舞われてコンディションは最悪。
風も向かい風でドロドロの水がじゃんじゃん跳ね上がってきました。



釣果は小さなハゼが一匹。



茹でて食えるガザミが一匹。



飛んできたナミテントウが一匹。

以上、全部リリースしました。



帰るころには赤潮も引き波も穏やかになりました。
そろそろ釣り方とかも考えなきゃならんなと思ったり。

[一日三報]
[AFP] 握手の強さで老化や教育水準、将来の健康が分かる 研究

握力万能説。
日本文化ではあまり馴染みはありませんが、握手がメインの国だと気になるようです。
握力って大人になるとますます使わなくなっている気がしたり。
もう3キロくらいしかないんじゃないかしら。

[CNN] 米情報機関NSAが謎のツイート、その意図は?

解読する気もありませんが、なかなか粋な話。
それで何が分かるってものでもないでしょうが、こういうのもイメージアップになるんじゃないかと思います。
日本の政府機関がやったら、雇用機会の均等がとか何とか言って怒られるのかしら。

[WIRED] 「洗車が不要になる塗料」を日産が開発

あまり車の外側の汚れなどは気にならないのですが、まあピカピカの高級車にとっては便利なものかも。
自動車の塗料ってすごい技術が使われていて、年々進化している気がします。
昔の車ってもっと洗うのも大変だったよね。



5月8日(木)


ゴールデンウィークは、奈良の平城宮跡で開催されていた「平城京天平祭」に足を運びました。
イベントはそこそこ盛り上がっていたようですが、私が行った日は気温が低い上に雨が降っていたのでガラガラでした。
写真はメインゲートとなる朱雀門、ガラガラでした。



奥に見えるのが大極殿ですが、遠くて辿り着けませんでした。
というか、遠いからもういいかと思うテンションでした。



中東のバザールかアリゾナのオアシスのような雰囲気ですが、市場と銘打ったフード&イベントブースです。
奈良のお店やレストランが出店していました。



ちょうどその頃、ステージではローカルヒーローの「YAMATO超人ナライガー」(音アリ注意)」がイベントを行っていました。
初めは悪役による客いじり。
右の高田総統みたいな人が親玉のブラックス将軍。
古都奈良をゴミで汚そうとする人であり、軽妙なしゃべりでイベントを進行する人です。
ヒーローイベントは悪役が頑張るのが常です。
プロレスでもヒール(悪役)がベビーフェイス(善役)よりいい人なのが多いです。



適当なところで子供たちを帰した後、あらためて奈良を汚そうと働きます。
怪人ポイステンジャーも出てきます。
右のふくよかなお姉さんはヒロインと進行役。
ナライガーの経緯は知りませんが、劇団などは長くやっていると、役者と容姿のしがらみも大きくなります。
その辺から美人さんを引っ張ってくればいいのですが、なかなかそうはいかないものです。
ヒロインさんはとても慣れた調子でした。



満を持してナライガー登場。
雨も激しくなってきました。
イベントはこんなですが、ナライガーのコスチュームは滅茶苦茶カッコイイのです。



まずは手下のゴミミーを軽くいなします。
掴みかかっていく敵をパンチとキックで倒すさまはファミコンのスパルタンXのようです。



さすが怪人は手強いです。
手持ち無沙汰の将軍はその場で待機です。



ナライガーはハイパーフードのラヅケーナ(奈良漬け)を食べて、必殺技のソーメンフラッシュを放ちます。
思いっ切りゴミを散らかしていますが正義の味方は無罪です。



かくして奈良に平和が戻りました。
ナライガーはもはや敵は一顧だにせず自己陶酔に浸っています。




決めポーズでフィニッシュ。
雨の中頑張ってくれました。
ありがとうナライガー。
翌日はショッピングモールでイベントだそうです。

おわり。

[一日三報]
[GIGAZINE] 悪魔崇拝者がクラウドファンディングの出資金でバフォメット像を州議事堂に設置する動き

みんな大好きバフォメット。
エリファス・レヴィの絵で有名な黒ミサの長です。
信仰の自由というものか。
キリスト教ではない私としては、モーセの十戒像があるなら、という気持ちも分からなくはないです。
この際、如来像とか、色んな宗教像を並べてみるのもいいのでは。
でもバフォメットと言えば、イスラム教の預言者マホメットの悪魔化としても有名なのですが、その辺は大丈夫かしら。

[CNN] 赤ちゃんにも善悪がわかる!? その答えは・・・

記事の内容がゴシップ週刊誌のアオリレベル。
研究の詳細は掲載されていませんが、それで答えが分かるのかというと疑問です。
自らにとって安全な方になびくのは生命体の常であり、ブタでもバッタでも同じでしょう。
子供はみんな天使ちゃんと思っていたら、えらい目に遭います。
動物的善悪と社会的善悪が全く異なるという現実もあります。
総じて親の責任です。

[読売新聞] 学校での座高測定とぎょう虫検査、来年度で廃止

ぎょう虫検査といえば、偽キューピーの丸輪太郎氏はまだ現役なのかしら。
「胴長は健康」というのも今では全く逆にイメージが付いてしまっている訳で。
いらないならやらなくていいよね。



5月7日(水)
[本日の独言(ひとこと)]
私が子供の頃に見せられていた「未来世界」というものは、町なかには高層ビルが建ち、その周囲を取り巻く透明なチューブの中ではエアカーが走っていました。人間は暑さも寒さもしのげる銀色のタイツみたいなスーツを身にまとい、学校の勉強も会社の仕事もテレビ越しに行われ、食事は味気ない錠剤とジュースで済ませるようになっていました。

現実はもうあの頃の未来になりましたが、やはり田舎に高層ビルが建つ気配はなく、チューブとエアカーは無駄でしかなく、格好悪い銀色のスーツなど着ている人はいませんでした。ただテレビ通信だけは、別の形で大きく未来に近づきました。それと、錠剤とジュースの食事くらいはまだ実現性は高そうに思います。

先日、飲むだけで一日の全ての栄養が摂取できる完全栄養食品「ソイレント」がアメリカで発売されました。ロブ・ラインハートという二十代の若者が開発したこの粉末を水に溶かして飲めば、肉も野菜も魚も穀物もいらずアレルギーも心配ないそうです。これにより人間は食事に費やす時間や無駄な行動を省くことができ、また近年必ず訪れる食料危機もしのげるとしています。

実際に「ソイレント」だけで30日間過ごした被験者は健康にも全く問題はなかったそうです。ただ「食事なし」という心理的影響は現代人にはまだ大きいらしく、日常生活における意欲に減衰が見られたり、実験終了後の食事に喜びを感じたりするようになった(食事の代替にはならなかった)そうです。錠剤やジュースの「未来食」もいいですが、まあ「旧人類」の私たちにとっては、普通にご飯が食べられるならその方がいいということなのでしょう。

ちなみに「ソイレント」といえば70年代に公開された映画に「ソイレント・グリーン」という作品があります。人口爆発による食糧難と地球温暖化が進む近未来、貧民は配給される加工食品「ソイレント・グリーン」によって飢えをしのいでいた。しかしその加工食品とは、施設で安楽死された人間を原料としていたというショッキングな話です。

「ソイレント」という名前からこの映画を想起した人も多いらしく、それもまた話題に一役買っています。なお開発者のロブはその質問に対しては"it doesn't contain human flesh"(人肉は含んでいません)と回答しています。

[一日三報]
[ナショジオ] 若い血液との交換で若返りが可能?

かつてハンガリーかどこかの貴族エリザベート・バートリは、自身の若さと美貌を保つために若い処女の血で満たした風呂に入っていたとか。
そこで効率良く血を抜き取るために開発されたのが、有名な拷問器具アイアン・メイデン(鉄の処女)とも言われています。
名実ともに「若い血を入れる」。
貧乏な若者たちの血で、金持ちの老人たちが若返る、そんな時代がやって来るかもしれません。

[毎日新聞] 米沈没船:130万ドル相当の金の延べ棒発見

夢のある話。
21世紀でもまだこんな話が聞けるとは。
でも深海2200メートルは、引き上げるのも大変そうです。

[CNN] 電子メールなんて時代遅れ、次のトレンドは香りの送受信

見出しでは電子メールをディスっていますが、本文とはあまり関係ありませんでした。
匂いの送受信はトレンドでもなんでもなく、以前からずっと研究が続けてられている分野です。
でもなかなか実現は難しく、商売も成り立っていない感じです。
この記事に技術も、指定した香りデータを相手の端末の装置を使って調合させるというもの。
本当に欲しいのは「A地点の香りを採取分析し、データ化して送信して、B地点で調合発現できる装置」ではないかなと。



5月2日(金)
NTTのなんとか会員ポイントがたくさん貯まっていましたが、3月末で何ポイントが失効されてしまうという事態。
せっかくなので、今の内に何かポイントかを交換しようと思いましたが、これといって欲しい物もなく。
結局、一番ましなWiiポイント3000円分と交換しました。
で、せっかくなので、もらったポイントでダウンロード購入したのがこちら。



ごぞんじ名作「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」。
1991年に、スーパーファミコン版で発売されました。
今は続編が発売されているそうですが、ハードがないので私は旧作です。

さすがのスーパーファミコン。
以前の初代「ゼルダの伝説」と比べて圧倒的にクオリティもボリュームもアップしています。
何より操作が簡単でヒントも親切。
そういったアナウンスの向上も進化しました。
と、20年前のゲームに感動しています。
あとやっぱり、あの時面白いと思ったゲームは今プレイしても面白いね。



というわけで、数日後には無事エンディングを迎えられました。
昔取った杵とか柄とか。
こんなのばかりうまくなってもなあ。

[一日三報]
[読売新聞] 苦渋の選択…脆弱IE、利用を全面停止した県

なんだかよく分からないけど大騒ぎになっている話。
トラブルやリスク自体は今までと似たようなものだと思いますが、どうも告知などのタイミングが良くなかったようです。
ブラウザごときに苦渋するなよと思いますが、それもまあ色々あるのだと思います。
もうお前らはLynx(テキストブラウザ)でも使っておけ。
ちなみに私は数年前よりSRWare Ironを使用しています。

[GIZMODO] NASAの新宇宙服、投票で選ばれたデザインは?

前にも記事で投票が行われることを紹介したかと。
結果、これじゃないけど、もうこれでいいような物が選ばれました。
三候補の中で圧倒的な人気だったようですが、何がどう人気なのかもよく分かりません。
ゆるキャラ風というか、「トイ・ストーリー」のバズって割と理に適ったデザインなのかと思いました。

[CNN] クジラの死骸が腐敗、破裂の恐れも? カナダ

映像が想像以上にショッキング。
波に揺れるせいで、あたかも生きているかのような印象です。
穴を開けてガスを抜くとか、できないのでしょうか。
このままにしておくには不憫な光景です。



5月1日(木)


先日は奈良の美術館で開催されている「アメリカ現代美術の巨匠達」展に足を運びました。
いわゆるひとつの、ポップアートという奴です。



場所は奈良県立美術館。
地元民でもちょっと見つけにくい所にあります。
奥にいるのはせんとくんです。
これはどこでも見かけます。



アメリカ現代美術というのはいわゆるポップアートであり、現在においては商業美術とも密接な関わりのある芸術です。
色んな画材や道具を使って、塗ったり切ったり貼ったりコラったりしています。



系統がどういうものかはよく分かりませんが、キュビズムとかシューレアリズムとか、インパクト重視なところからの流れを感じます。



構図も当時としては斬新で分かりやすいものが多いです。



どことなく古臭く感じられるというのは、それが商業美術と繋がっているからではないかと思います。
ピカソやゴッホを古いと感じる人がいないのは、それを美術として鑑賞しているから。
商業美術の展開は広告などで目にしているので、私たちの目には新旧が際立って見えるのです。



その感覚は抽象画においても伝わってきます。
どこかのロゴのように見えるのは、その美術に商業的価値が見出されたからなのです。



会場には奈良市出身のグラフィックデザイナー、田中一光の絵も展示されていました。
ロフトや無印良品のロゴを作った人です。

奈良公園に近かったので、鹿とも遊んできました。







おわり。

[一日三報]
[朝日新聞] 警察官に「金を出せ」 交番での強盗未遂容疑で逮捕

もうなんか、色々と行き着くとそうなるのでしょうか。
でも思いのほか警察の対応ももたついています。
「拳銃を構えたのは適切」は同意。
撃てば良かったんじゃないかな。

[AP通信] ジャガイモで「武装」した強盗、逮捕される

もうなんか、色々と行き着くとそうなるのでしょうか。
アメリカと言えばポテトとピストルですが、まさか強盗にも使えるとは思いませんでした。
いや、使えなかったんだけどさ。

[産経新聞] KFC、13歳少年にチキン販売拒否 父は激怒 英国

見出しだけを読んでそりゃひどいと思いましたが、記事によると『少年らがチキンを投げ合うことなどを懸念』とのこと。
流行っているのか、ブリティッシュ・ジョークなのか。
原始人なのか。