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9月30日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
集英社は今月22日より、漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」について、紙雑誌と並行してスマートフォンやタブレットで読める電子版の配信を始めました。これからは紙雑誌と同じく、発売日の午前5時に配信。価格は単体300円と月額900円の2展開。紙雑誌の260円前後よりは割高になりますが、デジタル配信ならではのメリットを求める読者の獲得が期待されそうです。

これまでにも増刊号の電子版の配信などはあったようですが、紙雑誌をそのまま、しかも発売と同時に配信というのはかなり思い切った決断だと感じました。それが「少年漫画雑誌の雄」とされる「少年ジャンプ」が始めたというのは、他の出版社ならびに書店においても大きなインパクトになったと思います。紙雑誌の売り上げは大きいが、電子配信も無視できない。今はそんな過渡期にあるのでしょう。

「少年ジャンプ」といえば私も思い入れは大きく、子供のころはみんな本当によく読んでいました。調べてみると、ちょうど私の少年時代にあたる1980年代より発行部数を急激に伸ばしており、最盛期には653万部という、凄まじい数字を叩き出したこともあるそうです(1994年12月発行の1995年3・4号)。当時は定価が190円だったので、600万部で11億4000万円の売上。それが年間50回発行したら、いやはや、とんでもない時代でした。

そんな「少年ジャンプ」も、最近は270万部程度にまで部数を減らしているそうです(それでも少年漫画雑誌の中では首位)。低迷の理由は面白い漫画が減ったというよりは、子供の嗜好の細分化と、インターネットの影響が大きいようです。ゆえに今後の少年漫画雑誌の行く末を案じた上での、紙雑誌と電子版の同時配信という判断になったのだろうと思います。

一方で、昔と違っては今は大人も普通に漫画を読む時代となっています。スマホで読める電子版の配信により、かつての「ジャンプ世代」の取り込みをはかる狙いもあるのだろうと思います。その証拠に、どうやら懐かしい旧作品の復刻配信も行っています。

漫画雑誌の売り方も大きく変わりつつあるようです。

[一日三報]
[毎日新聞] 長者番付:ビル・ゲイツ氏8兆8000億円21年連続1位

みんな大好きゲイツさん。
長者番付21年連続1位というのはもう、ちょっとした安定国家です。
なお810億ドルは、オマーンのGDPと同じくらい。
スリランカ、クロアチア、ミャンマー、ブルガリアの一国よりも稼いでいます。
また8兆8000億円は、新潟県、長野県、栃木県のGDPと同じくらい。
奈良県なら2.5個分くらいあります。
いっそポンと買ってくれないかしら。
ゲイツ県ゲイツ市 大字ウィンドウズ8丁目。

[GIGAZINE] iPhone 6はiPhone 5の約半分の強度しかないことが実際のテストで判明

色々と言われていますけど、ぶっちゃけみんな、そんなにケータイを潰しているのかしら。

[らばQ] スペインの「牛追い祭り」が「玉追い祭り」になった…動物虐待との批判を受け、牛から大玉に変更

恒例の動物愛護団体による文化破壊。
こうして新たな奇祭が生まれます。
いっそ今時、牛の生態をプログラミングした「猛牛ロボット」から逃げるお祭りにすればいいのに。
攻撃ロボットから逃げるなんて、近未来風で楽しそうです。



9月29日(月)


参加を予定している大阪マラソンについて、先日よりいよいよ大会パンフレットやら手続書やらの提供が始まりました。
ところが今年からは郵送ではなく、インターネットからのダウンロード対応となったそうです。
お陰で参加者はいちいちパソコン等でPDFファイルをダウンロードして、プリントアウトしなければならなくなりました。
エセエコロジーの観点か、参加費1万円を徴収しておきながらの経費削減なのかは知りませんが、なかなかどうして煩わしい対応です。
デジタルが苦手な人は面倒じゃないのかとも思います。

マラソン大会に参加するようになって思うのですが、何となくこういうスポーツイベントって、「いいことやってるぜ!」って感じが鼻につくことがあります。
エコロジーだのチャリティだの、世のため人のためにやっている雰囲気を、押し付けられている気がします。
もちろん、エコもチャリも悪いことではなく、大前提としては積極的に参加すべきことではあります。
でもそれを強要するなと、マラソン=善にするなと、私まで仲間に入れようとするなと、思ってしまうのです。

私はただ走りたいから参加するだけなのに。
「自分の足で走るからエコロジー」みたいな雰囲気にするなと。
平時は近所のコンビニへも車で行っているわ。
「大勢で汗を流すからチャリティ」みたいな雰囲気にするなと。
そんな体力あったら年寄りでも担いで行けよ。
マラソンなんて、限りある生命をゴリゴリ削って走るだけで、ある意味究極の浪費です。
42.195kmなんて、「死に行くゴー」の語呂合わせです。
ドMなナルシストが自己満足のためだけにやるスポーツです。
私はそれが好きだからやっているだけ。
それを「いいことやってるぜ!」みたいに見せかけるなと言いたいのです。

あくまで私の気持ちということで。
他のランナーも、それぞれ理由も意見もあることでしょう。
中には、ごくまれに、エコロジーとチャリティのつもりで走る人も、もしかしたらいるのかもしれません。
だからまあ、周りの人は温かい目を向けて応援しておけばいいと思います。

[一日三報]
[CNN] 「ランドセル」が日本のマストバイ土産?

ランドセルの唯一の失敗は、小学生のアイテムという印象を付けすぎてしまったこと。
機能性だけを思うと、サラリーマンがスーツの背中に負っていてもいい物だと思います。
ビシッとスーツを決めた大人の女性が背負っていたら、ちょっと新しい世界が開けそうです。

[産経新聞] 「悪魔崇拝させて」矯正施設収容の男、1500万円の慰謝料求め提訴

世の中の悪魔の大半が、新宗教によって貶められた旧宗教の神だというのは有名な話。
日本だと荒神やらタタリ神やらを崇拝しているのも普通です。
信仰や宗教は思想や思考とも密接にかかわっており、なかなか難しい問題です。
デストローイ。

[AFP] 寄生バチの「特殊部隊」でキャッサバの害虫駆除、インドネシア

今日の昆虫。
キャッサバといえばタピオカの原料。
デンプンが豊富な芋として、赤道付近のアジアやアフリカではよく生産されて食用されています。
寄生バチはその生態と行動は衝撃的ですが、他にも色々な野菜の生産で害虫の駆除に役立っています。



9月26日(金)


昨夜は編集者さんのお誘いを受けて、クラシックコンサートに行きました。
大阪のザ・シンフォニーホールで行われた、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会です。



指揮はハインツ・ホリガー。
曲目は「ハイドン:オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob.Ⅶg:C1」「シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」」「ヴェレッシュ:ベラ・バルトークの思い出に捧げる哀歌」「バルトーク:二つの映像 作品10」でした。

ホリガーさんは指揮者でありながらオーボエ奏者でもあり、1曲目では指揮を取りつつ、オーボエもソロ演奏するという技を見せてくれました。
まさにワンマンライブ、俺だけ見てりゃいいんだよってノリでした。

その後はクラシックに造詣の深い皆様とお食事。
私自身は場違い感が半端なかったですが、皆様から愉快なお話もたくさん聞かせていただきました。

クラシックやオーケストラは、いまいち世間の流行とは隔絶したところがあって、それはそれでいいものですが、ファンの裾野を広げる意味では少々もったいない感じもしています。
音楽好きなら聴きに行って損はないと思うのですが、そういう機会がないというか、接点が取りにくい気がします。
演劇の舞台も、ミステリ小説やSF小説も。

私もぼちぼち勉強しようかと思う次第です。

[一日三報]
[読売新聞] 旧型携帯の下取り費用、長期利用者が負担?

一つのキャリアを利用し続けるよりも、コロコロ乗り換えた方が得をする、というのは良く聞かれる話です。
それでも私はauのケータイを、15年9ヶ月も継続利用しています。
特に不満がないのと、面倒な手続きを嫌っているだけなのですが、ぶっちゃけメリットなんてほとんどありません。
とはいえ、それを総務省がどうこう言う話でもないと思ったり。
携帯3社を応援する気はさらさらありませんけど、それは企業とユーザーの話でしょうに。

[ITmedia] 見た目はカセットテープなICレコーダー、パナソニックが発売

おじさん的には懐かし面白い。
でも、いくらなんでも高すぎるよ。

[毎日新聞] イセエビ:赤褐色と黒色、雌雄モザイク…三重・鳥羽で発見

今日の甲殻類。
見た目も変だけど、まじまじ見るとちょっとグロい。
思えば海洋甲殻類なんて、外骨格の六本足だか八本足な訳で。
バンコクの昆虫市場は嫌だけど、エビやカニは大好きというのは、どういうことなのか。



9月25日(木)


友人からお土産にいただいたオモチャ。
リボルテック・ダンボー・ミニ、ダバダ火振バージョンだそうです。

ダンボーと言えば、あずまきよひこの漫画「よつばと!」に登場したキャラクター。
数年前からアマゾンなどとコラボをして色々と作っていましたが、最近は「ご当地もの」にまで現れているようです。
なお「ダバダ火振」は高知県の酒造「無手無冠」が作る有名な栗焼酎の名前とか。
私は焼酎を一滴も飲めないので、オモチャで大満足しています。



パッケージも可愛くて、とても開ける気になりません。
フィギュア好きの方がパッケージごと陳列する意味も分かる気がしました。

こういった「ご当地もの」はお土産のひとつとして、渡す方も戴く方も楽しいものですが、近ごろは ぶっちゃけネットで手に入ったりして、 それはそれでちょっとどうかと思ったりもしています。
お菓子の「○○限定味」とかも、どこでも買えちゃうわけで。
作り手と売り手の気持ちの違いがあるのでしょうが、もうちょっと配慮して欲しいなと思ったりもしています。
小説でもリアルでも、アリバイに使えません。

[一日三報]
[ITmedia] Apple、「iOS 8.0.1」アップデートを撤回 「問題を調査中」

予想通りの展開なので、やっぱりしばらくは様子見。
アップルに限ったことではありませんが、ユーザーをバグテスターに、日本語で言う人身御供に使う習慣って何とかならないのかしらね。

[毎日新聞] 記憶喪失の男:著作権法違反容疑で逮捕 無断で動画アップ

ミステリ小説のキャッチ並に盛り込みすぎている事件。
大きな陰謀を孕んでいる気もしなくはないですが、たぶん世間には何も知らされないままに終わりそうです。

[GIGAZINE] 最速の競走馬はDNAで判別可能か、競馬界における遺伝子検査とは?

DNA検査以前より、競走馬の血統重視は普通に語られている話です。
競馬新聞でも出走馬の両親は紹介されていますし、有名馬の「種付け」も高額で取引されています。
「競争に強い馬」という単純明快な能力を測るとなると、遺伝子の差も顕著になるのでしょう。
たぶん人間だってそうだと思いますが、あまりこの分野に取り組むと倫理の問題が生じます。
人類皆平等、そんな訳ないのにね。



9月24日(水)
[本日の独言(ひとこと)]
日本でも話題となった、イギリスにおけるスコットランドの独立投票は否決(独立しない)という結果となりました。大方の予想通り、と書くと「後出しジャンケン」になりますが、まあ、落ち着いて投票された方が多かったように思います。ともあれ、この投票自体がイギリスに対するスコットランドの不満を訴えたものとすれば、アピールとしては大成功だったのではないでしょうか。イギリスとしては「家庭内の不和」を世界に晒してしまったようなものですから、今後は彼の地も疎かにはできないだろうと思います。

日本においても、今となっては国内のどこへでも自由に行き来ができるようになりましたが、一昔前の戦国時代ではお互いに敵同士となっていました。江戸時代の天下統一も、結局は武力による他国支配であり、決して日本国中の人々が諸手を挙げて歓迎した訳ではありません。関ヶ原の合戦から江戸時代初期にかけての膨大な改易の数を見ても、幕府がいかに地方の諸勢力を恐れていたかが分かります。

現代の日本において地方が独立するというのはちょっと難しいですが、もし独立したらどうなるかと考えてみるのは面白そうです。私が住む奈良の一国だけでは厳しいので、やはり大阪、京都、兵庫、滋賀、和歌山の近畿圏で独立するか。むしろ四国の方が独立国としてはやりやすいか。土佐湾から石油が出たら一発逆転もあり得るかと、想像が膨らみます。

ちなみに日本の地方が独立する話といえば、井上ひさしの長編小説「吉里吉里人」があります。東北地方の村が突如「吉里吉里国」を名乗り独立を宣言したという所から始まる物語で、膨大な設定を駆使したあり得そうであり得ない話を、軽妙な文体で描いています。有名な小説ですが、今回のスコットランド騒動で、また注目されるのではないでしょうか。

[一日三報]
[毎日新聞] 富士山:京都府から見える…初の証拠写真撮れた!

期待していたものとは違いますが、まあ凄いことではあります。
たぶん昔はもっと色々なところから、富士山や遠くの景色が見えていたことでしょう。
京都がやかましいほど景観にこだわるのも悪いことではないと思います。
まあ規制区域から一歩出るとひどいもんですが。

[毎日新聞] 半永久的に消せない「デジタルタトゥー」… ネット社会で広がる罪の意識の薄さ

新しいのか古いのか。
ネットとリアルを繋ぐ、負の面での行為と言えなくもないです。
もちろん犯人の少年2人は警察に捕まり、当人たちの期待通り、しっかりネットにさらされています。

[CNN] 世界の11の暗殺現場

こういう流れで、「聖地」が増えていくんだろうなと思ったり。



9月22日(月)


週末は「コスモス寺」で知られる、奈良の般若寺へと足を運びました。
宇宙ではなく花の方のコスモスです。
奈良公園からグッと北に進んだところに、ひっそりとあります。



ただちょっと時期が早かったらしく、コスモスはまばらにしか咲いていませんでした。
トップの画像も体をひねって強引に撮影しました。
本来は今月末から来月一杯くらいが見頃とか。
一面がコスモスに覆われて、たいそう美しくなるそうです。

とはいえ、せっかく来たので頑張ってコスモスを探して撮影していました。
なかなか野趣に富んだ寺で、それはそれで好感が持てました。



















鐘の前の顔ハメ看板。
お釈迦様とコスモスに顔が入れられます。
いいのか? と思いましたが、まあ、ざっくばらんにいこうぜ。

[一日三報]
[熊本日日新聞] 心霊写真の謎解いた レンズ研究で宇土高科学部

研究のレポートはこちら(PDF)
デジタル加工全盛期の時代において、頼もしいアナログ研究。
記事では「心霊写真の謎解いた」とか「常識に一石を投じた」とありますが、そこまで大袈裟なものではありません。
でも研究対象として実験して、法則を見つけてレポートにまとめたのは面白い。

[時事通信] バナナの皮はなぜ滑る?解明=北里大チームにイグ・ノーベル賞

未だかつてバナナの皮で滑ったこともなければ、そんな人も見たことはありませんが、「バナナの皮は滑るもの」という常識がある方が興味深いです。
それはともかく、イグ・ノーベル賞って、研究者がアピールと宣伝に使う場となっている気がしますね。

[CNN] ホールインワンで宇宙旅行ゲット KLMオープン

かつての「あこがれのハワイ旅行プレゼント」よろしく。
宇宙旅行をしたいかどうかはともかくとして、実現可能な賞品となるのは凄い時代です。



9月19日(金)


ベランダにいるトノサマガエル。
物干し竿をかけるフックの隙間がお気に入りらしく、しょっちゅうここに鎮座されています。
夜行性なので日中の休息にはもってこいの場所なのかもしれません。




なかなかクールなお顔をされています。
ちなみにトノサマガエルの名前の由来は、敵に遭遇した際に取る威嚇のポーズが堂々としていて殿様っぽいからだそうです。
目の前にあるものを何でも食べるからではありません。

半睡しているからか、間近で写真を撮っても、ちょっと触っても動きません。
こういう思索ありげな姿を見て、むかしの人は擬人化したり、石の上の彫刻にしたりしたのでしょう。

虫も食べてくれるそうなので、ベランダの主としてそのままにしておきました。
植村花菜の新曲「ベランダの殿様」。
はりきってどうぞ。

[一日三報]
[AFP] 「最古のコンピューター」発見の難破船、最新機器で調査開始

みんな大好きオーパーツ。
最古のコンピュータを最新機器で調査するという展開に熱いものが感じられます。
そんなに期待はしていませんが、何か見つかるといいね。

[CNN] 歩行者が多ければ「青」延長、ロンドンにハイテク信号機

たまに恐ろしく速くに変わる歩行者信号機ってありますね。
逆に何も走っていない、誰も通っていない場所で延々と待たされることもあります。
それはそれとして、これは町中監視カメラの代わりにもなっていいアイデアかもしれません。

[WIRED] ヒッチハイク・ロボ、3週間でカナダ横断に成功

ロボの性能ではなく、ロボに接する人々を調べたというのは面白い。
人間は異質な対象には抵抗を見せるものですが、現時点ではロボには寛容である気がします。
それは記事のロボが、どう見てもポンコツっぽく見えるところにもあるかも。
そのうち警官ロボや兵隊ロボが出てくると、敵意へと変わるかもしれません。



9月18日(木)


週末は奈良の地酒「春鹿」の酒蔵まつりへと足を運びました。
以前にも何度か来たことがあります。



試飲や安くて酒が飲めるお祭りとのことで、大勢のお客さんが詰めかけていました。



会場はそのまま酒蔵(倉庫)を使用しているので狭いです。



キッズスペースやゲームコーナー(激ムズ)もあり、地域振興、親睦会の風でもあります。
社長さんも普通に歩いてごあいさつされていました。




春鹿の色んなお酒を飲みました。



ひしめきあって酒を立ち飲む人々。
こういう雰囲気もいいものです。



訪れるたびに写真におさめている気がする標語。
磨きまくっとるな。

[一日三報]
[ロイター] コラム:スコットランド独立に「賛成」する理由

いよいよ間近に迫った独立投票。
なぜ独立気運が高まっているかの理由が書かれています。
独立しなくても、主張と行動で中央に釘を刺しておく狙いもあるのかもしれません。
最終ページの注意書きの多さが目を引きます。

[AFP] アップル、U2の無料アルバム削除用サイトを開設

きょうのお節介。
まあ音楽は特に趣味のものなので、迷惑に感じる人も多いことでしょう。
しかしU2はいくら儲けているのかしら。

[北國新聞] ネットない小屋生活 金大、金沢美大の有志 山に建設、便利さ見直す

興味深いのは、ネットから離れたいという思いから山小屋建設にいたったという発想。
コミュニケーション疲れという意味もあるのでしょうが、若者は毎日かなり有線無線に縛られているようです。
それにしても、中高年の「田舎暮らし」もそうですが、安寧を求めて自ら僻地に赴くという思考がいまいち理解できない私です。
田舎に住んでいるからかな。



9月17日(水)


週末は明日香村で行われていた「飛鳥光の回廊」を訪れました。





場所は飛鳥寺から石舞台古墳まで、付近一帯に光が灯されていました。





とにかく足下が暗く、かなり静かなお祭りです。
でも賑やかすぎるお祭りよりは、かえって落ち着いて楽しめました。











暗いお祭りもいいものです。
おわり。

[一日三報]
[GIGAZINE] アリンコサイズの「極小無線通信チップ」が開発される

アリンコサイズって言うけど、イエヒメアリとクロオオアリだと5倍くらい大きさが違うんですけど。
そんなツッコミはともかく、極小くわえて低価格な無線通信チップです。
何より安価というのが凄い。
もう何でもかんでも埋め込めそうです。

[CNN] これで安全?、歩きスマホ専用レーンが登場 中国・重慶

きょうのチャイナイズム。
効果のほどは定かではありませんが、社会動向の調査としては面白い試みかも。
歩きスマホは、見た目が類人猿みたいになるからやめた方がいいよ。

[毎日新聞] ネムリユスリカ:干からびても生存 ゲノム解読

やっぱり人間よりも昆虫の方が強いというか、適応力が高い。
地球滅亡で最後に残るのも昆虫だと思います。
この研究も、宇宙のコールドスリープ的なものに使えるかも。



9月16日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
「アップルは腕時計を再定義する」

そんな言葉とともに、先日アップルは来年発売予定の新製品として、腕時計型のデバイス「アップルウォッチ」を発表しました。なお実際のセリフは、"We Believe This Product Will Redefine What People Expect with This Category."とのことで、もう少し柔らかい物言いとなっています。それが「アップルは腕時計を再定義する」という強気の発言に訳されたのは、言うまでもなく、かつて故スティーブ・ジョブズがiPhoneの発表時に言った言葉、「今日、アップルは電話を再発明する」 "Today, Apple is going to reinvent the phone."にかけているのでしょう。

アップルウォッチがどういう物か、何ができる物なのかについては、他のニュース系サイトで山ほど紹介されているのでそちらをご参照ください。まだ不明な点も多いようですが、電話、メール、時計、地図、音楽プレーヤーなどに加えて心拍数や加速度センサーも内蔵されているとのことで、主にスポーツシーンにおける使用が提案されるものと思われます。

腕時計型のデバイスについては、先にソニーやサムスンなどから発売されていますが、普及は今ひとつといった状況が続いています。アップルウォッチの登場はライバル社にとっては脅威になりますが、一方で市場が盛り上がる景気にも繋がるのではないかと期待されています。

ただ消費者としては、アップルウォッチも含めて腕時計型デバイスがこれから受け入れられるかどうかはまだ分かりません。一部の「新し物好き」のユーザーなら持ってみたいと思うでしょうが、それが一般消費者にまで浸透できるのか。というのも、腕時計というのはその機能よりも装飾品としての価値が高い分野です。何十万円もする腕時計を着けている人たちが、スマホのように便利さだけで手にして腕に着け代えるようになるかどうかは疑問が残ります。まあ両腕に着けたり、二重に着けたりするファッションが今後はやる可能性もなくはないですが。

とはいえ、そんな固定観念に捕らわれている内に、音楽プレーヤーも電子書籍も普及した事実もあります。こんな再生機器とイアホンでまともな音楽なんて聞けるか、液晶ディスプレイは目が疲れるから電子書籍は流行らない、デバイスの進化もありますが、そんな意見もいつの間にやら聞かれないようになりました。数年後、世界はどう変わっているのか。セイコーやロレックス、スウォッチなど既存の腕時計メーカーの話も聞いてみたいところです。

[一日三報]
[ロイター] アップルの新型アイフォーン予約、初日に400万台突破

そんなアイフォーン、やっぱりケタ違いに売れています。
ちなみに「アイフォン」や「アイホン」ではなく「アイフォーン」と表記されるのは、日本のドアホンメーカー「アイホン」との取り決めによるそうです。
アイフォーンの発売で、うっかりアイホンの株価も上昇したりするのかな。
アイフォーン対応ドアホンとか作らないのかな。

[CNN] 料理のレシピにライフル銃――イスラム過激派に加わる女たち

急激に勢力を増している「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」。
米国の眼鏡を借りて日本から見ている分には物騒な気がしてならないのですが、見方によっては革命の理想郷に見えるものなのか。
「家族の元を離れて2013年にバックパック1つでシリアへ渡り、同地でISISの戦闘員と結婚した。」
という一文を見る限り、居場所を求めた末、というものなのかもしれません。

でも、何がどうなのかはよく分かりませんが、ただ彼らが「イスラム国」と名乗るのはどうかと思ったり。
武装した過激な新興団体が勝手に「キリスト国」や「ブッダ国」と名乗るように、ちょっと待てお前らと思う人も多いのでは。

[時事通信] 水噴射、精密にコントロール=テッポウウオで実験-独大学

人間がボールを投げる、受け止めるという行為がどれだけ精密な動作であるかというのは、運動学やロボット学でもよく語られる話題です。
テッポウウオもそれくらいのコントロールだそうです。
たぶん、コントロールの悪い奴らは獲れずに飢え死にしていったのでしょう。



9月12日(金)
近ごろ、広告に追い詰められています。



YouTubeを見ると、右上に関西の物件情報が表示され、映像の下にヘアケアのバナーが表示されます。



FaceBookを見ると、出会い系サイトへのリンクと、スポーツウェアの広告が。



あるいはコーヒーの広告や、シャンプーを買ってF1キャンペーンに参加しようという広告が。



そして個人サイトを見ると、ハゲ対策の広告と婚活の広告が表示されます。

どうも広告に偏りがあり、ぶっちゃけ36歳男に適当な物が選ばれているように思います。
こんな広告を女性や高校生に見せても仕方ないものです。
聞いてみると女性が使用しているパソコンで見ると、化粧品や女物の服やダイエットの広告が多いとか。
というかダイエットがかなり多いとか。
どうやらGoogleやFaceBookの個人情報、あるいはアマゾンや楽天での閲覧・購入履歴を参考にピックアップされているようです。
その結果、お前には「出会いと運動と頭髪が足りない」とピンポイント広告で指摘される羽目になっています。
まったく余計なお世話、いや、親切な気遣い、いや、余計なお世話です。

あとバナー広告といえば、パソコンだと最近は「マウスカーソルを合わせたら数秒後に拡大して再生される系」の広告もよく見かけます。
あれはビックリするのでやめて欲しいです。

それとスマホの広告だと、どうも「うっかりタップして開いてしまう配置」にある広告もよく見かけます。
一瞬、別のページが開いて、すぐにカスみたいなゲームのアプリストアに飛ぶような奴。
あれもズルイのでやめて欲しいです。

広告社会なので仕方ないのですが、もうちょっとこう、品のある展開を期待したいところです。
関係ないけどワンダーコアって効くのかなあ。

[一日三報]
[AFP] 「水の怪獣」ウーパールーパーが絶滅の危機に、メキシコ

私が子どものころは、珍しい動物といえば「エリマキトカゲ」と「ウーパールーパー」が二大勢力でした。
あまり強くなさそうなので、ちょっと心配です。
なんか可愛いし、頑張って絶滅を免れて欲しいと思います。

[Jタウンネット 栃木県] 弘前大医学部では津軽弁が「必須科目」らしい

井上ひさしの「吉里吉里人」みたいな話。
戦前の方言撲滅運動は失敗しましたが、メディアの影響で徐々に方言は廃れつつあります。
一方で主にお笑い芸人の影響で関西弁は広く伝わるようになったのも面白い話です。
私は奈良弁やで。

[CNN] 写真特集:夏の夜の「スーパームーン」

先日のスーパームーンの写真集。
世界中の人が同じ被写体にカメラを向けているというのは、ちょっと素敵な話です。



9月11日(木)
毎日閲覧している総合ニュースサイト「47NEWS」に気になる記事があります。
それは動画のレポートなのですが、もう何年も閲覧ランキングの上位をキープしている驚異的な映像があるのです。



実はこの動画、2010年の9月24日に投稿されています。
なんと4年にも渡って観られ続けており、現在でも2位です。
動画は日々投稿されているので、一時は最新で話題の動画ニュースが閲覧数で急上昇します。
でも、それも数日で観られなくなるので、またこの動画がトップに躍り出ることとなるでしょう。



ランキングでもこの通り。
北朝鮮には負けますが、巡視船よりも楽天よりベネッセよりも注目を集めています。
ちなみに4位も同関係のレポートです。

肝腎の動画の内容というと、アナウンサーの古瀬絵理さんが東京の高尾山に登ろうという意気込みを見せているだけの映像です。
しかもたったの34秒。
まだ登りすらもしていません。
あっという間に終わります。

一体この動画がどうして人気なのか、私にはさっぱり分かりません。
まあ私は山登りには興味がないので、観る人が観ればきっと何かあるのでしょう。
一体いつまでランキングに残り続けるのか、これを超える動画が現れる日は来るのか、気になるところです。



[一日三報]
[読売新聞] 育成ゲーム感覚で農業…スマホで農地データ確認

むかしmixiにあった「サンシャイン牧場」とかいうゲームを延々と続けていたことがあります。
農作物の種を買って植えて、水や肥料を与えて育てて、売ってお金をもらってまた種を買う。
社会主義国の強制労働のようなゲームでしたが、色んな種やイベントもあって結構楽しめました。
実際の農作業はその100倍は大変だと思いますが、リアルとヴァーチャルを繋ぐ試みとして面白いかも。
ロボットを使って遠隔地の田畑を自分好みに育てられるとかになれば、もっと遊ぶ人も増えそうです。

[日経新聞] ベネッセ、情報漏洩3504万件に 補償は500円の金券

僕らの個人情報はたったの500円。
とはいえ3504万件全てに支払うと、175億2000万円にもなります。
「失った信用」はそれ以上のものになるかもしれませんが。
これはもはや企業の対応だけでなく、団体か政府がきちんと取り決めておかなければならないのでは。
どの企業も「明日はわが身」だと思うのですが、どうか。

[GIGAZINE] アリが大気中の二酸化炭素を減少させていることが25年がかりの研究で判明

鉱物が風化する際には二酸化炭素を消費するらしく、アリは巣作りによってその風化を速めているとのこと。
色んな動植物によって地球の環境は保たれています。
近ごろの異常気象も地球温暖化のひとつとも言われていますし、アリとは仲良くしなければいけません。



9月10日(水)


今季の「鹿かわらばん」が届きました。

鹿かわらばんは財団法人奈良の鹿愛護会が発行している会報で、年に二回ほど奈良公園の鹿に関する近況やイベントの開催情報などが掲載されています。
奈良人必読の書かと勝手に思っていましたが、奈良でもあまり知られていません。
同会に入っていれば届けてくれるようです。
私は思うところあって昨年より入会しています。



ちなみに現在の頭数は1,362頭。
意外と多い、100頭くらいかと思っていました。



頭突きに気をつけてねと言いたいようです。
愛護会の割には鹿の絵が適当です。
テキサスロングホーン。

[一日三報]
[ITmedia] Apple、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」発表

以前より書いていますが、たかが一企業の一製品の発表ごときで、全ニュースサイトがトップ記事に扱うというのはすごいなと思う次第。
まあそれだけ注目されているからなのですが。

私は前に書いた通り、先々月にiPhone5が新品になったばかりなので、今回は見送るつもりです。
ただ、画面が大きくなるのは良し悪しですが、プロセッサの処理速度が向上するのは、仕方ないけどちょっと困るかなと。
アプリもそれを意識して開発されるので、結果的に古い機種を使っている人にとっては、以前よりもアプリが「重く」なってしまうのが常です。
そのままでいいのになあ、という訳にはいかないか。

[日経新聞] アリババ集団、一風変わった社風で世界へ

中国の大企業における、いかにも中国な社風。
日本から見れば前時代的にも見えなくもないですが、やっぱりね、こういう意識は必要だと思いますよ。
「モーレツ社員」を否定して、やり方が分からなくなった日本企業に勝ち目はあるのでしょうか。
まあ私は色々とついていけなくてドロップアウトしちゃったので、偉そうなことは言えませんけど。

[CNN] トウガラシ大食いのフェスティバル開幕 イタリア

辛い物が苦手な私にはとても参加できない大会。
間違いなく胃腸が破壊されます。
辛い物好き、甘い物好きって、酒飲みよろしく絶対に体質と才能があります。
私は薄い物が好きです。
すみません、冷や奴ひとつ。



9月9日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
近ごろは小説もタイトルと表紙のデザインが重要視されており、誰の何かは書きませんが、中身が同じでもタイトルとカバーを見栄え良くしただけで、売上が何倍にも上がったという話を聞きます。こういった「ジャケ買い」の話は、子供向けの小説やライトノベルが顕著のようですが、一般書籍においてもその傾向が強まっているようです。

私自身としては、昔の新潮文庫のような味気ない表紙が好きなのですが、そういう事情もあって、出版社からはいつも素敵なイラストを付けてもらっています。もちろん否定している訳ではなく、自分の小説が豪華になるのは嬉しいですし、実際に売上にもかかわってくるので是非ともお願いしたいことではあります。

編集者の話によると、ああいうイラストを描く人というのは、この頃はイラスト掲載サイトのpixiv(ピクシブ)などで見つけてアポイントを取ることも多いそうです。pixivは主にアマチュアの方が好きなイラストを描いて掲載している場ですが、中には漫画家やデザイナーといったプロとして活動している方や、充分に実力のあるアマチュアの方もおられます。そういう方に小説のカバーイラストや挿絵などを依頼するのだそうです。それで人気が出れば、また次の作品へと繋がっていくようです。

ネットからチャンスを掴むという話としては、古くから活動しているアメリカのロックバンド「ジャーニー」(Journey)も有名です。2007年にボーカルが脱退した後、新たに起用した新ボーカルのアーネル・ピネダは、なんとフィリピン人のシンガーソングライターでした。YouTubeでジャーニーのヒット曲を歌っていたアーネルを、ジャーニーのメンバーが偶然見つけ、その歌唱力に衝撃を受けてすぐさまアポイントを取ったとか。最初はアーネル自身も全く信用していなかったそうです。

もちろん、pixivから起用されるイラストレーターもジャーニーのボーカルも、プロとして通用する実力があるからこそ選ばれたのですが、アーティストやクリエイターは今の時代、ネットのお陰で昔よりは広く門戸が開放されたように感じています。逆に言うと、プロを目指すのであればネットを利用しない手はないと思います。

かく言う私もネットからデビューした作家なので、特にそう感じている次第です。実力なんてありませんが、まあやれば何とかなることもあります。新人賞なんて取らなくても、コネなんてなくても、ネットで人気が出れば誰も放っておかない。それも今の時代です。

[一日三報]
[毎日新聞] 昭和天皇実録:謎の遊び「クロックノール」

きょうの大きな話題。
宮内庁から1万2千ページにも及ぶ『昭和天皇実録』が公開されました。
謎の遊びが記されていたというのは面白い。
まあ僕らも子どもの頃は、何だかよく分からない遊びをやっていたものです。
しゃがみ相撲とか。
知らない?

[CNN] 犬が靴下43枚食べる、病院で摘出 米

「犬くさい靴下」ってもう、ちょっとした兵器じゃないかしら。
無事に摘出できて良かった。
でも「珍奇な食べ物コンテスト」というのはどうかと。
わざと無理矢理に食わせる人とか出てきそうで、ちょっと心配。

[ロイター] アルゼンチンで最大級の恐竜の化石、重さはTレックスの7倍

凄いものを表現する際に使う「超ド級」の「ド」というのは、かつてイギリスにあった戦艦ドレッドノートを示しています。
ドレッドノートは当時、歴史を変えるほど強力な戦艦であったため、これを基準として、類似した戦艦を「ド級艦」、後に登場した、それ以上に強力な戦艦を「超ド級艦」と呼ぶようになりました。
それがいつの間にやら、凄いものを表現する言葉として「超ド級」が使われるようになりました。
ちなみに「ど迫力」の「ど」はまた違って、こちらは「どあほ」とか「どけち」といった上方の方言が由来です。
「超ド級」も、そういった背景もあって使いやすかったのかも知れません。
それはともかく、恐竜の基準はティラノサウルスなのかなと思った次第です。
超ティラノ級。



9月8日(月)
携帯電話会社auの新料金プランに「カケホとデジラ」というのが登場しました。
近ごろCMでもよく流れている奴です。

内容はこれまでの料金プランをさらに細分化したようなもので、電話のかけ放題プランと通信データの容量制限プランを合わせた形となっています。
特に通信容量制限が新しく、月々の使用容量を2G/3G/5G/8G/10G/13Gに分けて、それぞれの使用料金が適用されるものとなっています。

背景としては、今年から急に増えたいわゆる「格安ケータイ」、MVNO方式を使ったイオンやらアマゾンやら、MVNOじゃないけどごっそり掠め取ろうと目論んでいるワイモバイルに対抗するため設定した料金プランだろうと思われます。
まあ格安ケータイについてはあまり気に留めていませんが、既存のキャリアをちくちく攻める存在となるのはいいと、いちユーザーとしては思っています。

で、そんなデジラ。
容量制限が細かく分けられたのはいいですが、今実際、自分はどれだけの容量を使用しているのか。
もしかしたらプランのどれかを利用した方が得なのだろうか。
そんなことを思い、試しに自分のスマホのデータ使用量をチェックしていました。
とはいえヒマさえあればスマホ握っているような人間なので、小容量のカスプランで済むはずもありません。
大容量となると結局現行のプランと変わらないというか、そのままにしておくしかないかもしれません。



先月の使用量、0.61ギガバイト。
ぜんっぜん使っていませんでした。

そんな馬鹿なと思いましたが、よく考えてみると、私はほとんど家ネットのWi-Fi経由でネットをしていました。
だから家でいくらスマホネットを使っても、auのデータ通信量は一切発生していなかったのです。
おまけに外出することも少ない上に、出先であまり使うこともありません。
ぶっちゃけメールもほとんど送らず、電話すら、まあ、どうしてもいるなら? くらいのものでした。

というわけで、流れるように2ギガプランに変更。
まさか自分が、「とりあえずスマホ」って人のために設けられたプランに適合できるとは思いませんでした。
月々の利用料金もかなり下がってくれるかもしれません。
もちろん家ネットの料金もありますけど。

ちなみに2ギガデジラのキャラはこんな感じ。



一番ゆとりがないのにね。

[一日三報]
[読売新聞] ネットの向こう側、誰でも気にしない…錦織選手

いや、そのネットじゃないから、と先にツッコんでおきます。
でもまあ彼なら、どのネットの向こう側も気にならないことでしょう。

[時事通信] 「切り裂きジャック」はポーランド人?=DNA鑑定で「特定」-英

「すげー」って気にならないのは、なぜなのか。
自称の探偵が近く出版する新書で、ってところか。
名指しにされた子孫は大迷惑だろと思ったけど、いや、うーん、なんか後ろで手を握りあってそうな雰囲気もしたり。
切り裂きジャックよりこの人たちの正体の方が気になります。

[AFP] 印仏間で「テレパシー実験」に成功、思念を技術的に伝達

テレパシーというか、攻殻機動隊の『電脳』みたいな感じ。
ララァかと思ったら素子でした。
劇的なコミュニケーションの進化にはまだまだ難しそうですが、思念を電気信号に変えて送信できるという技術には期待したいところです。
脳をハッキングされてわやくちゃに、という未来はまだ先になりそうです。
わやくちゃに。



9月5日(金)
WEB小説、『彼とわたしの静かな夏』の第15話を公開しました。
今回を持ちまして完結でございます。
お読みいただきありがとうございました。

やる気と時間ができたら、また新しいのを掲載したいと思います。

[一日三報]
[産経新聞] 「食べログ、削除して」飲食店側の請求棄却 「恣意的に情報制限、容認できない」札幌地裁

要するに「看板出して商売している以上、文句を言われるリスクも負え」という話。
ちなみに店舗は申請ではなく、勝手に登録されてしまうようで、勝手に写真を掲載されて、勝手に褒められたり批判されたりしています。
飲食店で「撮影禁止」を掲げているところがあるのは、そういう理由もあるようです。
偉そうにしている訳じゃないんですよ。

ビッグデータにおける統計とは、有象無象の情報を膨大に蓄え、更新を続けることにより、真の情報が先鋭化されてゆくという考えがあります。
批判があっても、それ以上の称賛が集まれば、それは高評価となる判断です。
とはいえ、単純なアンケートならともかく、小さな敷地で汗水流して切り盛りするお店を、大多数の中のひとつとして扱うのはいかがなものかと。
アンケートなら端数は切り捨て、でも飲食店だと、その端数それぞれにお店と家族と人生がかかっています。
なかなか難しい問題です。

[AFP] 「スマート箸」で食品の安全性を検査、中国の百度が発表

必要は発明のなんとか。
とはいえ、彼の地の毒は、そんなもんじゃ検査できないんじゃないのとも思ったり。
そのうち「毒味役」という職業も復活するんじゃないかしら。

[CNN] 男性の化粧禁止は差別、免許証の写真めぐり訴訟 米

この記事のポイントは、母親が訴えたというところだろうか。
身近な人に理解があるのは当人の救いになります。
まあ女性に「すっぴん」を強制しないのならば、男性が化粧をしてもいいのでは。
仏頂面が求められる日本の免許証写真もどうかと思う次第です。



9月4日(木)
WEB小説、『彼とわたしの静かな夏』の第14話を公開しました。
よろしくお願いいたします。

[一日三報]
[産経新聞] スマホ盗撮STOP! LED照明変化させる防止策、立命館大が開発

ちょっと興味深いけど、あまり実用的ではない研究。
本気の盗撮者がスマホを使うだろうかとか、どうせ脱獄で回避するだろという意見ももありますが、そもそも照明のせいでスマホカメラが使えなくなるという、劣化仕様にメリットがあるのか。
駅も書店もケータイ会社もそんな機能を求めているだろうかと疑問です。
むしろそんな技術があるなら、あえて撮影させて広告宣伝などに利用させるという方がいい気もします。

[WIRED] VR恋愛ゲーム「サマーレッスン」:「日本でこんな作品が生まれるのは、時間の問題だった」

凄い技術だと思うけど、結局そっちに走っちゃうのかとも思ったり。
エロは諸刃の剣。
みんなこれ付けて「土下座」しちゃうんじゃないかしら。

[GIZMODO] ナイス! A5サイズの薄い水筒

見た目は面白いけど、やっぱり実用的ではない気がしたり。
漏れそうだし、倒れそうだし、洗いにくそうだし、熱拡散率も高そうだし、冷たい物を入れたら結露でグシャグシャになりそうだし。
何かに似ていると思ったら、あれだ、氷まくら。
頭の下に敷いて寝るならありかも。



9月3日(水)
WEB小説、『彼とわたしの静かな夏』の第13話を公開しました。
よろしくお願いいたします。

[一日三報]
[cyclist] ぐるぐる回る交差点「ラウンドアバウト」 通行ルールを定めた改正道交法が施行

ベース音が素敵なイエスの名曲、ではなくて道路の話。
フランスの凱旋門とかで使われている仕組みです。
採用できる道路の条件も限られますが、まあ見た目にも面白いのでいいんじゃないかなと。
一番の問題は、円の中央に何を据えるかではないでしょうか。
ワケ分かんない裸の彫刻とか、お店の広告看板とかはやめようね。

[CNN] インドで進むスマートシティー構想

近未来っぽいイメージCGが素敵。
良くも悪くも、貧富の差の大きい国ではこういった政策ができるようです。
で、さらに選民感が高まっていくという。
ガンジス川にたむろっている人たちも通えるのかしら。

[AFP] 宇宙に送られた生殖実験用ヤモリ、全て凍死 ロシア宇宙局

きょうの無茶ロシア。
暖房システムの故障で凍死したと、さらっと書いていますが、人は乗っていなかったのでしょうか。
でもミバエは生きており、やっぱり単純な生物の方が適応しやすいのかなと思ったり。
人間は地球環境での棲息に先鋭化しすぎている気もしたり。



9月2日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
夏だから、という訳ではありませんが、ちょっと不気味な話をひとつ。

先日、日課となっているジョギングをしていた時の話です。
時刻は午後7時前、日が落ちて次第に暗がりが増してゆく、薄暮の頃でした。

いつものルートを走り中学校の脇を通りがかった時、ふと目を向けると、
そばの電柱の陰に、男が隠れていました。

男は恐らくは中年、髪はぼさぼさで、腹がちょっとはみ出していて、白いシャツと縞柄の短パン姿をしていました。

隠れていたというのは私の勝手な思い込みではありません。
男は電柱に顔を押し付けるように向かい、かかとを揃えて、両腕を真上にピンと伸ばして、まっすぐに立っていたのです。
まるで忍者が木に隠れるような。
あるいは、誰かに「電柱の真似をしろ」と言われてやるようなポーズです。
誰もいない道の脇で、それを一人でやっていたのです。

私はそんなことも知らず走り続けて、ちょうどその電柱の真横を通った時に気づきました。
声には出しませんでしたが、思わずスキップをするような足取りになりました。

平日の夕方に、おっさんが一体何をやっているのか。
いや、休日の朝にやっていても変です。
でも声をかけるにはあまりにも不気味なので、そのままやり過ごして走り続けました。

さて、やがていつもように折り返し地点を回り、もう一度同じ道を走り戻ります。
そして30分ほど後に、また先の電柱が遠くに見えてきました。
恐がりつつも期待しつつ目を向けると、まあ予想通りというか、中年男の姿は消えていました。

もしかすると、見間違えだったのかも。
単に電柱のそばで電話でもしていたのかも。
あるいは何か、自己流のストレッチ体操でもしていたのかもしれません。
そんなことを思いつつ電柱の前を通り、ちらりと見ると、

中年男が、電柱の少し上までよじ登っていました。

電気工事に使う足場の杭に手足をかけて、体が8の字のようになっていました。
私はもう一度スキップをして、急いで走り抜けました。
不気味というよりは、ちょっと笑ってしまいました。

話はこれで終わりです。
それ以来、あの中年男の姿は見ていません。

忍者か、夏を惜しむセミの化身か、つい先日の出来事でした。

[一日三報]
[CNN] 「チョウの飼育」に商機 米先住民地域でビジネス化の取り組み

「昆虫部」を書いていた時から、この分野にはまだ結構ビジネスチャンスが残っているんじゃないかと考えていました。
珍しい昆虫の輸入もしかり、その昆虫たちの展示もしかり。
特に国内にある昆虫館、昆虫博物館を見ると、もっと面白いことができそうというか、動物園や水族館なみのエンタテイメントができるんじゃないかなあと思っています。
デートに昆虫館とか、いいよ。
私は行くよ、一人でも。

[AFP] 「氷水チャレンジ」、ALS支援団体への寄付100億円超に

何やら賛否両論となった例のイベント。
ともあれ企画自体は大成功だったようです。
でもこれで結局、慈善事業も目立ってなんぼ、の理論が成り立ってしまう訳で。
見えなければ何もしていないと同じこと、と見なされてしまうのが、難しいところです。
「やらない善より、やる偽善」とかいうのも、私が大嫌いな言葉ですが、そう言われても仕方ないのかなと。
ていうか「ひそかな善より、目立つ偽善」なんだろってことで。

[ロイター] ハリウッドで「悪役」はロシアの理由

アメリカ的な「悪役」の設定というのは、ハリウッド映画よりもプロレスの方が顕著らしく。
近ごろは中東出身の者を悪者レスラーに仕立て上げることも多いようです。
米ソの冷戦時代はもちろんスラブ系を、もっとさかのぼれば、第二次世界大戦の因縁でドイツ系や日本人が悪役でした。
ジャイアント馬場もあっちでは悪役のトップレスラーでした。
一方で日本でも、力道山がアメリカ人をバッタバッタなぎ倒して喜んでいましたから、まあ似たようなもんです。
ハリウッドせよプロレスにせよ、そういったガス抜きはあってもいいんじゃないかと思います。



9月1日(月)


週末は奈良の平城京跡で開催されていた「平城京天平祭」に足を運びました。
写真は大極殿と燈籠。
奈良はこの演出ばっかりです。



平城京跡は平城京があった跡地のことで、何年も何十年もほったらかしになっています。
最近になってようやく朱雀門や大極殿が建てられましたが、お金が足りないのか気合いが足りないのか、いまいちどうしたいのかよく分からない地帯となっています。
ただ言えるのは、アホみたいにだだっ広いということです。



朱雀門は何やらよく分からないライトアップがされていました。
時間ごとに入れ替わっていくアートな演出ですが、妙におどろおどろしいです。



近くで見るとこんな感じ。
どう見ても魔界の羅城門です。



広場にはアーティスティックな四神のモニュメントがありました。
これは朱雀。



一番よく分かりませんでしたが、方角から見て白虎のようです。
オリジナリティに溢れすぎて、原形を留めなくなった女神転生の悪魔のようです。



こちらは青龍。
とぐろっているのでまだ分かりやすいです。



で、玄武と奥には大極殿。
「天子は南面す」ということで、大極殿は必ず都の北に建てられます。



大極殿の前では神楽が行われていました。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「高千穂の夜神楽」ですが、舞台を上げようとも下げようともしなかったのでギャラリーからは非常に見辛い仕様となっていたのが残念です。



フードコートには大勢のお客さんに溢れていました。



大した変わり映えのしない店に多くの行列ができていたので、結局何も食べずに帰りました。
ちなみに祭自体も入場料は無料なので、本当に一円も使いませんでした。
それはそれでいいんだけど、ちょっとぐらいは徴収してもいいんじゃないかなと。
もうちょっと大阪や京都のがめつさ、もとい、ビジネスを見習ってもいいんじゃないかなと。
そういうことも感じた次第です。
だって税金払ってるし、私。



「HP1で城に辿り着いて安心したら、一歩手前で戦闘が始まった」みたいなシーン。
おわり。

[一日三報]
[東京新聞] 盲導犬、痛み我慢する訓練してません 関連団体が理解求める

普通に考えたら当たり前のことなんだけど、いちいち苦情を言う人がいるから説明しなければならない感じ。
それはともかく、盲導犬への被害というのは、今まで報道は少なかったけれどちょくちょくあったようです。
さすがにそれはひどいよね。

[AFP] ネコ貸します、ロシア最大手銀が新サービス

貸してください。
首輪に盗聴器やカメラが付いていないなら。

[読売新聞] サイバー攻撃対策「人材が不足」

そんな馬鹿な。
自称「パソコンの先生」の人ならたくさん余っているのにね。
いずれにせよ、この国のお役所における広義のIT文化は、他国より15年ほど遅れていて、ちょっともう取り返しがつかない状況にあるような気もしています。