the shadow of silver
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7月31日(木)


昨日は大阪の池田にある「インスタントラーメン発明記念館」へと足を運びました。



インスタントラーメンは1958年、同地にて日清食品の創業社、安藤百福氏(1910-2007)が作った「チキンラーメン」が始まりとされています。
記念館の正面にはカップラーメンの上に立ちチキンラーメンを手にした百福翁の像がありました。



同館は入場無料。
平日でも大層混んでおり、あ、夏休みなのかと今さらながら気づきました。
自由研究とか、そういうのに良さそうです。



ずらりと並んだ歴代ラーメンの数々が圧巻です。
ああ、こういうのあったなあと感慨深く眺められます。



その原点にあるのが、初代チキンラーメン。
「体力をつくる」「最高の栄養と美味を誇る完全食」というコピーが光ります。
元々はそういった目的のために作られたのでしょう。
食べ物の少なかった当時の人にとっては、「栄養が偏る」以前の話だったのです。
なお百福翁は毎日チキンラーメンを食べて96歳まで生きられました。



そんなチキンラーメンが発明されたのが、このほったて小屋。
百福当時48歳。
すでに中年、されど振り返れば、氏にとっては人生のちょうど半分。
まさに転機となりました。



そんな百福翁の肖像。
褐色肌にグラサンが藤子不二雄A先生のようです。
格好いいジジイっていいね。





また同館では、オリジナルカップラーメンや、手作りチキンラーメン体験なども楽しめます。
カップラーメンは4種類のスープ、10種類の具材を選んで作れました。



そうして作ったオリジナルカップラーメンがこちら。
シーフードヌードルのスープに、牛肉、卵、チーズ、コーンをトッピング。
まとまりのないものに仕上がりました。

3時間程度あれば充分回れる広さでした。(手作り体験のぞく)
夏休みの時間潰しにもおすすめです。

[一日三報]
[WIRED] 世界で起きているサイバー攻撃のリアルタイム地図、米セキュリティー企業が公開

記事引用のマップは、重いけれどなかなか面白い。
まさにサイバー戦争。
そして眺めて気付くのは、過去の世界大戦で活発だった国々の争い。
これが現実のミサイルだったとしたら、どうか。
戦後70年、僕らのやっていることって何も変わっていない気もします。

[ITmedia] 大解説! 次期CPUに対応する新世代“冷却”事情

暑い夏が来て気になることといえば、やっぱりPCの冷却だよね。
とでも言わんばかりの、毎年恒例の冷却ネタ。
やっぱりこう、ワクワクするよね。
ビッグデータのクラウド化が進む昨今、こんなデカイの作ってどうするの? とか言っちゃダメ。
無駄で済むならフェラーリなんていらないんだよ。

[ナリナリ] コーナーが直角の陸上トラック、減速が必要な謎設計に驚きの声。

きょうの中国。
社会主義国の強引さとくだらなさが窺えます。
もうこれはこれで、新しい競技を作ればいいと思います。



7月30日(水)
WEB小説、『彼とわたしの静かな夏』の第02話を公開しました。
よろしくお願いいたします。

無味乾燥として帰伏の少ない話が好きです。
なんだかよく分からないけど、なんかいいなっていう、ああいう感じを求めていました。
私の小説で結局何も起こらなかったり、散々ネタ振りをしておいて肩すかしのような展開にすることが多いのも、そういう訳だったりします。
まあそればっかりもつまらないので、色々と変えてみたりしていますが。

ちなみに片町さんや田辺さんの名前は、大阪と京都南部とを結ぶJR学研都市線(旧・片町線)から取りました。
でももう片町駅はありません。

[一日三報]
[読売新聞] 経営の甘さ…スカイマークにA380解約通告

国内LCC(格安航空会社)の先陣を切ったスカイマークが揉めています。
二階建ての大型飛行機エアバスA380を1900億円で買うつもりでしたが、円安などで負担が増えたことからキャンセルしたいと申し出たところ、手付け金265億円も返金されないばかりか、違約金700億円を払えと言われています。
このままでは、飛行機一機も手に入らないのに965億円も払う羽目になってしまいます。
まあどういう契約になっていたのかは知りませんが、ちょっと気になるところです。
社員さんはやってられんよね。

[日経BP] ベネッセ事件容疑者はなぜスマホでデータを持ち出せたか

ちょっと気になっていた事情の詳細。
WPDにしてもMTPにしても、便利さのために搭載された機能なのですが。
まあこの機能を使わなくても、スマホで写真を撮るとか、音声認識で録音させるとかしても持ち出せる訳で。
結局はスマホの携帯禁止にするしかないんじゃないかなと思ったりします。

[AFP] シベリアに謎の巨大穴が出現

動画はこちら。
こんなやべえってのに、オラなんだかワクワクしてきたぞ。
人のいない世界の果てで良かったというか。
都会のど真ん中で起きていたらやばかったよね、ワクワク。



7月29日(火)
[本日の独言(ひとこと)]


先週に引き続き、新刊の案内です。
新作、ではなく、コミックス版の案内なのですが……。

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『時間島』 (コミックス版)

漫画:松枝尚嗣 原作:椙本孝思
アルファポリス・刊
価格:680円(+税)

(あらすじ)
かつて、炭鉱で栄えた「矢郷島」。現在では巨大な廃墟となった、この無人島を訪れたテレビ撮影班一行。撮影は和やかに進み、無事に帰れるはずだった――AD・佐倉の携帯に、謎の「ミイラ男」から「お前たちは全員殺される」という「予言」が送られてくるまでは――。真夏の無人島を舞台に繰り広げられる、異色ホラーミステリーのコミカライズ!

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拙著『時間島』のコミックス版です。WEBにて連載されていたものを収録・改訂いたしました。漫画になって2倍読みやすく、3倍恐く。原作をご購読いただいた方も、あらためてぜひお楽しみいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。

本当の新作は、まだもうちょっと先になりそうです。

[一日三報]
[クランクイン!] 夏の定番「ホラー映画」のテレビ放送が減ったのはなぜ?

あまり民放テレビで映画を観ることもありませんが、言われてみれば確かにホラー映画などは放映されなくなりました。
ちょっとエッチな映画も、小難しくて地味な映画もなくなりました。
テレビ業界の自主規制もありますが、まあ映画のレーティングシステム、いわゆるPG12やR15+がより厳密に機能するようになったというのもあるかと思います。
まあ民放も、さっさとCM付きの無料多チャンネル対応にすれば良かったのにね。
時代劇チャンネルください。

[AFP] オオアリクイの襲撃で死亡例、遭遇リスク増に懸念 ブラジル

なぜかリツイート数が圧倒的に多い記事。
騒がれている理由は知られざるオオアリクイのポテンシャル。
そして思い出される伝説のスパム『主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました』。
いまさらながら、天才的な件名だと思います。

[共同通信] 米探査車、走行距離トップ 火星で40キロ、旧ソ連抜く

きょうのNASA。
語るべきことがないものだから、とうとうおかしな実績まで発表しています。
地球外での走行距離を競うなら、ロケットの中でグルグル回しておけばいいんじゃないかしら。



7月28日(月)


私が現在使用しているiPhone5。
見た目は何も変わりませんが、先週からなんと新品へと変わりました。

理由は以前より書いているiPhone5のスリープボタンの件
いよいよ何とかしなければと思い、大阪日本橋の提携修理店へと足を運びました。
平日なのに長蛇の列。
1時間以上jも待たされて、これから修理やら何やらが始まるのかと思いきや。
リコール対象品でAppleCareに入っているので、無償交換対応となりました。
かくして、一昨年10月の購入以来、1年10か月を経て新品になりました。
やったね。

という訳で、私と同じ症状にある人は、なるべく早めに今の内にアップルストアか修理店へと行きましょう。
なぜならAppleCareは2年間保証なので、2012年のiPhone5発売時に購入した人は、この秋頃に適用期間が終了となるからです。
保証期間終了後はおそらく現物への無償修理対応になるかと思います。
今なら新品に交換してもらえるかと思います。
(他の条件が絡んでいるのかもしれませんので、詳しくはショップにお問い合せください)

かくして、iPhone6はもう買わないことに決めました。
これであと3年は戦える。


[一日三報]
[AFP] 12年の強力な太陽風、地球をニアミス NASA

いわゆるひとつの「地球が静止する日」。
世界中の電気機器が停止するところだったようです。
ぼくらの文明なんて、まさに風前の灯火のようなものです。

[読売新聞] 祖父の精子で体外受精、17年で118人誕生

自分の子ではなく、妻と実父との間の子だった。
ゴシックミステリというか、華麗なる一族というか。
もちろんいかがわしい話ではなく、医療技術の進歩によるものです。
肯定・否定はあるかと思いますが、私としてはこれも一つの選択ではないかなと。
むしろその際に抱く、上記のような「呪われた家」的な誤解を解消に努めるべきかと思います。
それ系のミステリも書きにくくなるかもね。

[GIZMODO] 万華鏡を「覗き込む」? いえいえ、「入る」んです

江戸川乱歩の「鏡地獄」みたいな装置。
あれは球体だったので、もっと気味悪そうですが。
今の季節だと、なんか太陽光のオーブンみたいにも使えそうです




7月25日(金)
昨年の夏にメルマガで連載していた短編小説、『彼とわたしの静かな夏』の第01話を公開しました。
本文はこちら、もしくは上記タグの『本』より。
デビュー以前、14年も前に書いた物です。
今の作品と比べると全体的に薄味ですが、こういうのも好きです。
シュルレアリスムとペーソス、いいよね。

全15話、スケジュールを組まずに、ネタのない時などにぼちぼちと公開していきます。
夏休み中に、夏休みなんてないけど。
よろしくです。


[一日三報]
[毎日新聞] LINE:福岡で少年ら決闘約束 見物に100人集合

「決闘罪」って数年に一度は適用されて、その度に話題になっている気がします。
「果たし状」も最近はデジタル化しています。
でもわざわざ『LINEで』と書く必要はあったのか。
なんとなく、記者の偏見と話題取りが垣間見える気がしました。

[読売新聞] 断食中のイスラム教徒の口に料理押し込んだ議員

断食(ラマダン)は、わざわざ食べない日を設けることで、貧困などにより食べられない人たちの気持ちを感じ取る意味がある、という話を聞いたことがあります。
だから日が落ちてから飲食するのは、それはそれで問題ないのだとか。
一部の過激な人たちのせいで何かと騒がれているイスラム教ですが、本来は真っ当で良い教えだと私は思っています。
もちろんヒンズー教も。
だからこの議員の口には、極上のステーキ肉を詰め込んでやればいいと思います。

[CNN] 犬肉食の合理性を考える

この記事で興味深いのは、アメリカ人及びキリスト教の人たちの中には、食肉の価値観に「知性」を重要視しているケースがあること。
それが、生けとし生けるもの、一寸の虫にも五分の魂に馴染んだ私たちには『常識の違い』として感じられて、記事に独特の違和感を抱かせます。
彼らの内の一部が、クジラを食うなイルカを食うなと騒ぐのも、そういう部分があるのでしょう。
私たちが、それなら牛も食うな魚も食うなと言っても理解されないのは、そういう部分があるからなのでしょう。
一方で、例えばタイの人がタガメやカブトムシの幼虫を食べるのはちょっとノーサンキューだったりする訳で。
なかなか難しいものがあるのかもしれません。

まあ、何でも食えばいいと思います。
私たちはそういう風に作られているんだから。



7月24日(木)


きょうのコラージュ素材。

たびたび事件が起きている「脱法ドラッグ」について、警察庁と厚生労働省は新たに「危険ドラッグ」という呼称を使用すると発表しました。
「脱法」とは「法を脱ける」ものであり、つまりは違法でないことをわざわざアピールしているのは良くないということです。
でもまあ、こういう場合の名称は色々とややこしくて、安易に「準」やら「毒」やら「廃人」などという言葉は使いにくいものです。
だから結局、このような無難な呼び名に落ち着いてしまう訳ですが、はたしてそれが当初の目的、危険性の認知を高めて注意喚起をはかること、に添えるものかどうかはよく分かりません。
「母さん助けて詐欺」でしったっけ?

そしてまた、「危険」と言われると試してみたくなるのがアナーキー。
デンジャラス・ドラッグって格好いいよね。
もっとなんか「アホ汁」とか、そんな感じにバカにしまくった呼び名にした方が良かったんじゃないと思ったり。
「加害者の体からアホ汁の使用が検出されたようです」とか報道されたら、ああアホだったんだなと思われて、使用もためらうんじゃないかと。
まともな人が使うことはないんだから、もっと使用者の視点に立った名称が欲しかったなと思います。


[一日三報]
[朝日新聞] ミツバチ大量死、原因は害虫用殺虫剤 分析で成分検出

きょうの昆虫。
蜂群崩壊症候群(CCD)とはまた別の問題でしょうか。
ネオニコチノイド系の殺虫剤が危ないというのは、もう随分前から伝えられていたと思うのですが、未だにこういうことが起きています。

[AFP] 果物の色、鳥の好みに合わせ進化か 研究

きょうの大自然。
特定の植物が特定の昆虫を呼び寄せるために、特定の紫外線を発しているという話がありますが、鳥に対しても色々と策を弄しているようです。
卵が先が鶏が先か。
私はヒヨコが先だったんじゃないかと思います。

[CNN] 世界最大級の水生昆虫を発見、21センチのヘビトンボ 中国

きょうのドラクエ。
8匹くらい出てきてイオラで一掃できそうです。
ヘビトンボはこう見えても清浄を好むので、水質指標のひとつに上げられます。
また幼虫は孫太郎虫とかザザムシとか呼ばれて、薬や食品になります。
こいつがそうかどうかは知りません。



7月23日(水)


先日書いたiPhone5のスリープボタンの件で、アップルストア心斎橋に電話。
順番待ちの間、延々とGORILLAZのDAREが流れていました。
GORILLAZはたしか昔にiTunesが推していたので、その絡みなのかなと。
それにしたって、電話の待ち時間にDARE(誰?)はないだろうと。(英語の意味は”挑戦”)

コールセンターの待ち音楽といえば、「エリーゼのために」か「カノン」か「そよ風の誘惑」か。
あとウンザリするような自社のテーマソングとか。
よく売られている保留音源装置には「そよ風の誘惑」「マイウェイ」「大空に歌おう」の3曲が収録されており、こだわりがなければそこから選ばれることが多いそうです。

しかし混雑しがちで待ち時間の長いコールセンターだと、この間の音楽も宣伝に使えるのではないかと思ったり。
もちろんベラベラと自社の宣伝をされてはウンザリしますが、それこそ新曲のプロモーションなどにも使えるのではないかと、つまりは商売になるのではないかと思ったりもしました。
まあ待ち時間の音楽だけに、それが宣伝になるか、嫌がらせになるかは分かりませんが。
やっぱり「メヌエット」でお茶を濁しておく程度の方がいいってことか。
バッハもいい迷惑です。

なおアップルストアの修理受付については、ネット上での事前予約が必要で、修理に一週間ほどかかるとのこと。
でもその後、外部委託のリペアセンターにも電話してみたら、即対応で即日お渡しできるとのことでした。
なので、そっちにしようかと思っています。


[一日三報]
[ITmedia] iOSで指摘の「政府機関のためバックドア」、Appleが存在否定

まあ、そういうものでしょう。
不思議なのは、中国の怪しげなソフトで情報を取られていたら「サイアク」となりますが、アメリカの立派なソフトで情報と取られていても、「まあそうだろうな」済ませてしまうところ。
この感覚の違いはなんだろう。
そして日本だとこっそり情報を取っていたという話はほとんど聞かれず、ただ漏洩のみが大問題となっています。
日本政府、日本企業はよほど隠蔽が徹底しているのか、ただのズボラなのか。

[朝日新聞] 警視庁名簿に新選組「斎藤一」 スパイ活動を担当か

きょうのるろうに剣心。
大河ドラマなどもそうですが、いつもタイムリーにタイムリーな記事が、まるでたった今発見されたように報道されます。
速報性のないニュースは旬を狙うものなのか。
それとも巧妙な広告活動なのか。

[読売新聞] ネットで話題…「バカの壁」の壁とは?

壁といえば安部公房の「壁」か、ピンクフロイドの「ザ・ウォール」か。
僕らの世代は「ベルリンの壁」となりますが、今は「進撃の巨人」の壁になるのかな。
本棚バーンってやりたい。



7月22日(火)
[本日の独言(ひとこと)]


お待たせしました。新刊の案内です。
新作、ではなく、新刊の案内なのですが……。

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「庵谷高校の死神─閉ざされた校舎と見知らぬクラスメイト」
(椙本孝思・著 アルファポリス・刊)
価格:600円(+税)

(あらすじ)
気がついたときには、自分の通う庵谷高校に閉じ込められていた裏野新太。出口を求めて校舎をさまよっていると、死神のような不気味な存在に遭遇する。裏野は死神の襲撃をかわしつつ、同じく学校に閉じ込められた生徒たちと出会い、手を組んだ。だが、彼らは自らを庵谷高校の生徒だと言うが、裏野は誰一人として面識がない。やがて、裏野たちの奮闘を嘲笑うかのように、死神は容赦なく生徒を殺していく……。

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タイトルとあらすじをご覧いただければお分かりのように、昨年刊行いたしました「ミナゴロシ」の改題文庫版です。紛らわしくてすいません。「ミナゴロシ」がダメだったのかどうかは分かりませんが、もう少し柔らかいタイトルになりました。それに合わせて表紙も可愛らしくなりました。(イラストは「げみ」さん)。でも中身はそのまま、じゃんじゃんバリバリしています。

このホームページをご覧の皆様には「ミナゴロシ」をご購読いただいた方も多いと思いますので、まあ、もしよろしければお手元に置いていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。

本当の新作は、まだもうちょっと先になりそうです。

[一日三報]
[読売新聞] 血液型と性格「関連なし」…日米1万人超を調査

「ブラッドタイプ・ハラスメント」なる言葉があるのか。
ツイート数とおすすめ数の多さを見ても、世間のこの記事への関心の高さが窺えます。
血液型診断については、ほとんどの人が噓と分かっていながら楽しんでいるだけなのですが、ごく一部で本当に信じているバカと、声高に否定しないと気が済まないバカがいるので、なかなか面倒ですね。

[共同通信] 「宝くじ販売」違法と提訴、大阪 確率低いのに高いと宣伝

宝くじに依存性はあるのでしょうか。
少なくとも、宝くじが止められなくて借金を繰り返したり、仕事や家庭が疎かになって身を崩したという人なんて聞いたことがないのですが、どうか。
まあ射幸心(ギャンブル心)を煽っていることには違いないですが。

[埼玉新聞] サッカーボールだと思ったら頭蓋骨 中学3年生が通報/戸田

サッカーの起源は、かつて北欧の海賊バイキングが、船の甲板で殺した敵の頭蓋骨を蹴り合って遊んでいたことから、という話があったりなかったり。
事情は知りませんが、少年たちはさぞ大興奮したことでしょう。



7月18日(金)


ペパーミントの生育がハンパないです。
手前にペパーミント、奥にレモンバーム、左にシソが植わっていますが、パッと見はほとんどペパーミントに埋め尽くされています。
2年前に買った苗ですが、充分楽しんでします。



ただ予想外の成長速度で、お前本当にミントかとも疑ってしまいます。
あと害虫は出ませんが、アリが大発生しています。
もしかしたら土の中に巣ができているかもしれません。

アリ退治といえば 「アリの巣コロリ」 が極めて有効。
アリの通り道に置くだけで、アリがせっせと毒エサを運んで、巣ごと全滅してくれます。
そのせっせと運ぶ様子がもう、健気で、残酷で、うわぁとなります。
子どものころに砂糖を置いたり、巣の中に水を流し入れたような思い出がよみがえります。
人間ってひどいよね。
でも私、昆虫には容赦ないよ。

アリといえば、小学1年生か2年生かの時に作った夏休みの工作は、「ありのぼうけん」という絵本でした。
いつも下ばかり見ている子でした。


[一日三報]
[WIRED] ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠

当たり前と思っていたことに、生態的な根拠があったというのは興味深い。
確かにライブなどでは、ギターが多少トチッても気になりませんが、ベースがズレたら凄く耳に残ります。
だからと言ってシーケンサーでいいかとなると、それはもう全然楽器が違う物で、比べる話ではありません。
ベースは縁の下の力持ち、高校生バンドの余りものとされていますが、実は一番目立っているパートじゃないかとも私は思います。
ともあれ、ベース音を意識的にとらえるようにすれば、音楽は10倍ほど楽しくなります。

[ナショジオ] 古代人は虫歯予防に雑草を食べていた

昭和天皇は「雑草という植物はない」と仰ったそうですが、これもハマスゲという特定の植物であり、何も古代人がその辺の草をもしゃもしゃしていた訳ではないようです。
でも多分、色んな草を食いまくっている内に、体にいいと気付いたのでしょう。
そして、そのままだとあまりにマズイから、料理をするようにもなったのでしょう。
やっていることは現代ともあまり変わらないのかも。

[CNN] もうひとつの地球、「発見の日は近い」 NASA

NASAの定期報告。
望遠鏡と解析技術の進歩により、これまで見えなかった惑星の観測もできるようになりました。
でも、発見してから報告してね。



7月17日(木)


どこかの何かに付いていたシール。
インパクトはあるけど、せめて「カレー(が)当たる!!」にしておかないと、「カレー(に)当たる」みたいに誤解しないかと心配。
夏場だし。
あとルーマニアのカレーとか、カレー海峡(ドーバー海峡)と誤解されないか、とは思わないですが。

ちなみにインドにカレーという言葉はなく、タミル語で「おかず」を意味する「カリ」(kari)が欧州で「カレー」(curry)となり、日本へと伝わったとされています。

なお「ハウス ジャワカレー」のジャワは、インドネシアのジャワ島が由来。
ただし本場のジャワ島で食べられているカレーではなく、ジャワ島みたいな南国をイメージする辛いカレーと理由だけで名付けられたそうじゃわ。

以上、豆知識でした。
ひき肉の入ったビーンズカレーが食べたくなった。


[一日三報]
[WIRED] 蚊から身を守るために知っておくべき8つのこと

簡単に言うと、O型の奴が黒色とか赤色のシャツを着て、河原でビールを飲みながらバーベキューでもしていていたら、蚊に刺されやすいそうです。
O型の私としては、もの凄くありえそうで困ります。

[GIZMODO] 天候を自分で測れるスマホ用コンパクト気象台

お天気観測好きとしては気になる商品。
スマホのお陰でその場の天気も雨雲レーダーも簡単に調べられるようになりましたが、それでもピンポイントではないので、やきもきさせられます。
でもこれそんなに精度出るのかしら。
あと絶対、付けたら「ハー」って息吹きかけるよね。

[ITmedia] 扇風機のカタチを変えた革新技術「エアマルチプライアーテクノロジー」

気になっていたテクノロジー。
意外と単純な仕組みですが、この単純さゆえに扇風機の代替品となる可能性が感じられます。
今はまだ扇風機にしては高価ですが、十年ほどしたら市場はこればかりになるかも。
ただしそれがダイソン製であるとは限りませんが。



7月16日(水)
スーパーサイヤ人になった時の「シュインシュイン」っていうオーラがあったら、蚊に刺されなくて済むのかな。

そんなくだらない発想も今の子どもたちには伝わらないんだろうなと思っていたら、ドラゴンボール、今もテレビでアニメを放映していて、劇場でも新作映画が公開されているんですね。
原作漫画なんて私が高校生くらいの時に終わったと思うのですが、息の長い作品です。

やっていることはジャンプ王道のバトル漫画なのに、なにか不変的なものがあるのかな。
絵もセリフも展開も、濃すぎずに分かりやすいというのが大きいのかもしれません。
「ジョジョ」も「北斗の拳」も「男塾」も「聖闘士星矢」も、どれも面白くて大ヒットしましたが、ここまでには至らなかった。
それは結局、単純に「色の濃さ」みたいなところにあるんじゃないかとも思います。
その単純さが難しい訳ですが。

でも私自身、ドラゴンボールは「Z」になる前の、ウーロンとかピラフとかとドタバタやっていた頃の方が好きだったりします。


[一日三報]
[読売新聞] 知らぬ間に履歴提供…ヤフー・Tポイント相互に

あっちの個人情報は流出したり、こっちの個人情報は共有したり。
だからもういっそ、個人情報なんて全世界で共有化して、逆に無価値にしてしまえばいいのにとも思っています。

[AFP] 友達は遠い親戚?1%の遺伝子同じ 米研究

島国の日本は特に多いかも。
山間の村とかだったら、結局ほとんどみんな親戚とかありますね。
友人同士で最も類似した遺伝子が「におい」というのは納得かも。
発想の違いは許容できても、嗅覚や味覚があまりに違うと付き合えないからね。

[GIGAZINE] 不安やうつは腸の状態と関係あり、腸内バクテリアが変われば行動も変わる

ぽんぽん痛いとどうしようもない、という話とはまた違いますが、案外それっぽい研究。
霊長類たる我々が、腸内バクテリアごときに感情を左右されてしまうのは面白い話です。
まあ某掲示板のコピペ、「どんなにくるしくても おいしいものたべて うんこしたらなおるよ!」の根拠です。




7月15日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
旅先で撮影した写真画像をどのように保存して楽しむのが便利だろうか。多様化の時代にあってその答えは人によりけりですが、自分でアルバムを作成するフォトブックのサービスが近ごろは充実しています。

[富士フイルム] デジカメプリント

[オリンパス] ib on the net

撮影した写真画像をインターネット上のサーバーにアップロードすることで友人と共有できる。またブラウザ上で稼働する制作ツールを使えばアルバムを自作することもできる。そして作ったアルバムをそのまま購入すれば、印刷製本されて自宅に届くというサービスです。制作ツールはマイクロソフトの「パワーポイント」に近いもので、こだわるとすれば不充分なところもありますが、慣れない人でも気軽に手軽に扱えて「それなりのもの」に仕上げることができるようです。

プリンタメーカーは自宅で簡単に写真印刷ができるようにとプリンターの性能と印画紙の品質の高さを訴えましたが、フィルムメーカーやカメラメーカーは自分でアルバムまで制作して安価に制作できるサービスを訴えることにしたようです。

そして製作ソフトも今や、パソコンへのインストールからクラウド上でのソフトウェアへと移行しつつあるようです。その利点は、どのパソコンからでも作業が可能なこと、また他人とも共有できること。GoogleやMicrosoftのクラウドサービスにせよ、あるいはiPadのCMにせよ、創造とは一人が部屋に籠もってするものではなく多人数がかかわって作り上げていくものというスタイルへと向かいつつあるように感じます。

ゆくゆくは現在のパソコンの機能すべてがクラウド化され、一般人はスマホやタブレットで、クリエイターもキーボードとマウスとモニタくらいで作業する環境となるのでしょうか。私としてはその方が便利なような気がしたり、ますます仕事から離れられなくなる気もしたり。

[一日三報]
[GQ] ビル・ゲイツが推薦するビジネス書は約50年前の書物

ゲイツさん夏の推薦図書。
いつの間にやら恒例となっています。
世界1位の金持ちが、世界4位の金持ちから借りパクした本とか言われても、もうよく分かんないよね。
推薦図書リストはあまり馴染みのないものばかりですが、まあ気になる人はどうぞ。

[CNN] 人間と機械――繁栄の鍵は「協力」にあり

そもそも機械って、人間の暮らしを便利にしたり幸福にしたりするためにあるはずなのにね。
どうして僕らはその機械に追われるようになったのかな。

[WIRED] 遺伝子組み換え蚕が生み出すクモの糸「モンスターシルク」

奈良に住む私は小学生のころ、シルクロード文化(絹の道、8世紀にペルシアあたりから平城京へと絹織物などが伝えられた交易路)の勉強として、クラスでカイコを飼わされました。
白い幼虫は桑の葉を食べてせっせと大きくなり、やがて升目の箱の中で繭さんを作りました。
そのまま引き取られた後、(大鍋で煮られて繭だけを集められて)綺麗なシルクとなって帰って来ました。
カイコといえばそんな思い出があります。

養蚕の歴史はとても長いので、カイコの生態は他の昆虫以上に調べつくされています。
クモの糸のほかにも色んな利用方法が生まれるかもしれません。



7月14日(月)


ワンプッシュ式の殺虫剤がとてもよく効きます。
使っているのは 「アース製薬 おすだけノーマットクリアスプレー」
他にも 「アース製薬 おすだけノーマットスプレー 200日」
あるいは 「キンチョウ 蚊がいなくなるスプレー 200日」
すべて試してみましたが、どれもだいたい似たようなものでした。

1回プッシュでちょっとだけ薬剤が噴射されますが、これが劇的に効く。
CMのように、目の前に羽虫が落ちてくるのを2回ほど体験しました。
直接浴びせかける必要もありません。
殺虫成分を含んだ超微細な粒子が、なんだかうまいこと作用するようです。
しかも効果は12時間だの14時間だのと持続するそうです。

難点としては、それだけに殺虫剤としてはちょっと高価で、初めて買うにはためらってしまうこと。
あと害虫に直接噴射するものではないだけに、家に赤子やペットがいたり水槽があったりすると良くないのかもしれません。
その辺は商品の注意書きをご確認ください。

この夏、蚊にお悩みのご家庭は買っても損はないかなと。
ちょっと感動したので報告した次第です。

[一日三報]
[CNN] 大統領選控えるブラジル、W杯がもたらした変化とは

「日本中が熱狂するW杯!」が噓であるように、ブラジル国民も決して全員が熱狂している訳ではありません。
そんなことをする時間と金があるならば、という意見も多くあるようです。
当の大会も、ブラジル的にはふがいない結果となってしまったので、その反動も大きいかもしれません。
これで優勝でもしていれば、また雰囲気が変わっていたのでしょうけど。
2020年の東京オリンピックはどのようなムードで開催となるのかな。

[ITmedia] ジャストシステム、購入した個人情報257万件を削除 「出所が明らかになっていない状況で購入」

「進研ゼミ」の危機かと思いきや、まさか飛び火の「スマイルゼミ」。
しかも問題のデータを検証もせずに削除することを「企業としての道義的責任」と言ってしまっては、ますます企業責任を問われそうです。
もうちょっと、当たり障りのないコメント文を書ける人はいなかったのかしら。
ATOKユーザーとしては気になるところです。

[産経新聞] 激辛バーガー試食の記者2人、激痛 白目むき病院搬送

ある程度の刺激は風味ですが、基本、辛味って「毒」だと思います。
私は薄味が好きです。



7月11日(金)
コンタクトのアイシティのCMがシンプルでよくできていると感心しました。



季節感もさることながら、ターゲットの「あるある」をうまくとらえた良作と感じています。
大企業の「馴れ合いCM」が目立つ昨今、売らんがための気迫もうかがえます。
まあ私自身がそのターゲットでもあるからこそというのもありますが。
でもコンタクトレンズは苦手。
目つきの悪いメガネ男です、これからも。

[一日三報]
[映画.com] 子どもが13歳になるまでに見せておくべき映画55本

13歳がどうというよりは、予備知識なく普通に楽しめる映画といった感じ。
アメリカの雑誌調査なので選出作もアメリカンです。
有名作も多く、まあ一般常識レベルで観ておくのもいいのかなと。
「ET」の後に「アベンジャーズ」を観て、映像技術の進化を体験するのもいいかも。

[産経新聞] 空港に足止め、蒸し暑い機内の乗客を救った機長の英断とは?

これぞアメリカ。
空港内で暑い飛行機内に閉じ込められた乗客たちに熱々のピザをサービス。
外に出るという選択肢はないのだ。

[サッカーキング] W杯サッカーくじで「1-7」を予測していたブラジル人がいた!

奇跡的な予測と圧倒的な倍率ながら、あまりにも安い賞品。
でもこれで何億とかもらったら、この人ブラジルに住めなくなるかもね。



7月10日(木)
スーパーサイヤ人になったときのシュインシュインっていうオーラみたいなのがあったら、蚊に刺されなくてすむかなあと思う、36歳。

昨日は台風による蒸し暑さのため、やむを得ずエアコンを入れてしまいました。
エアコンに対して「入れてしまいました」と感じてしまうのは、自らの軟弱さを責められている気になるからか。
なんか台風の風雨や熱気をうまく電気エネルギーに変換して、エアコンを動かせないものだろうかと思ったり。

ちなみに暑い夜はジョギングでもして思いっ切り汗をかいたら、結構どうでもいい気分になれるよ。
死なない程度に気をつけて。

[一日三報]
[毎日新聞] ベネッセ:顧客情報2070万件流出か

わりと結構、とんでもない事件。
ただの個人情報ではなく、「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」などを使っている、しっかりしたご家族の情報となると、ぶっちゃけ価値も高そうです。
今後、子供さんには中学受験、高校受験、大学受験のたびにDMが届けられ、就職から結婚、保険から高齢者養護施設、果てはお墓から永代供養まで業者に知られることになるでしょう。
一番の対策はすべて無視して気にしないことですが、それってベネッセにとっても一番困る事態だったりします。

[GIZMODO] 自宅でできる遺伝子検査が8月からスタート

DeNAによるDNA検査装置。
一体どこまで、どれほどなのか、ちょっと試してみたい気もします。
未発の病気が早期に判明できるとすればいいことかもしれませんが、
ゆくゆくは「ガン因子」や「ハゲ因子」のせいで結婚を断られるケースとかも出てくるのかも。

[CNN] グーグルグラスでパスワードが盗める? 米研究者

「グーグルグラスは目の上にかける点と、撮影中には必ずライトが点灯する点で、偵察には向かない」
スマホの盗撮が横行している中、説得力のない反論かと。
これからはイスラムの女性が被っている全身を覆う布を身に着けた、「ブルカ女子」がブームになりそうです。



7月9日(水)


きょうのラーメン。
モルディブでもらったカップラーメン。
Prima Stella Creamy Chicken Flavour
プリマはハムじゃなくて、シンガポール最大手の製粉メーカー。
モルディブは小さな国なので、何でも輸入しています。
プリマステラはイタリア語で「一番星」という意味です。
思い切ったネーミングです。

あちらのカップラーメンには折り畳みのフォークが内包されています。
すごくやわいフォークですが、これで充分こと足ります。
日本のカップラーメンもそうすれば便利なのに。
コンビニとかだとみんないちいちワリバシもらっているよね。
エコロジーにもなると思うのですが、どうか。



味は普通でした。
凄く辛かったり、なぜか甘かったりすればネタにもなりましたが、普通でした。
ちなみにパッケージの説明書きによると、「箱の外側(内側ではなく)にある線までお湯を注いで、4分~6分くらいで完成!」(英語)とのこと。
色々アバウト、嫌いじゃないよ。

[一日三報]
[CNN] 人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を比べてみたら――

一番興味深かったのは、ミニッツメイド100%リンゴジュース。
450mlでオレオ10枚分の糖分。
しかも食物繊維はほとんど取れないとのこと。
これって、明らかに糖分が多そうなコーラやエナジードリンクよりもタチが悪い気がします。
もう麦茶でも飲んでおけ。

[AFP] 米男性のポテトサラダ作り計画、資金調達サイトで90万円集める

ざっくりと、欧米には寄付とチップの文化がありますので、クラウドファウンディングも受け入れられる素地があるのだろうと思います。
広く資金を募ること、誰かにお金を与えることに抵抗が少ない。
特に資産家さんは何か慈善活動をしているのは当然と見られています。
だからこういう、くだらない企画でも面白ければ受け入れられるようです。
日本でこういうことをすると、すぐにサギだのコジキだの言われて、出資者までもが非難される始末。
それは日本人がケチなんじゃなくて、そういう文化や習慣がないからです。
あとは貧富の差がまだ少ないとか、そういうのもありそうですが。
ともあれ、こういう点では日本も結構薄情だと思う次第です。
ディスってんじゃなくてね。

[東スポ] レ軍ファンのスティーブン・キング氏「上原小説」執筆へ

どこまで本気なのかは知りませんが、野球ホラーも結構いいかも。
むかし「ザ・ファン」っていう映画がありましたね。
野球ファンの男が、思い余って異常な行為に及ぶという、なかなか不気味な内容でした。



7月8日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
電子書籍は未だにフォーマット(規格)が定まっていないので長期保存には向いていない、という話があります。今後コンピュータの歴史がどう紡がれていくのかは誰にも分からず、あまりに急速な書籍の電子書籍化は多くの古典が散逸する恐れもあるとのことです。とはいえ、電子書籍のお陰でマイナーな古典作品が再注目されるきっかけにもなっており、まあ緩やかに、確実に移行していけばいいのではないかと私は思っています。

電子書籍と同じくして、映像資料もデジタル化が進められています。イギリスの映画会社ブリティッシュ・パテ社は、85,000作もの映画やニュース映画をYouTubeにアップロードし視聴者に無料公開する試みを行っています。

[YouTube] British Path(映像再生注意)

[GIGAZINE] 8万5000本もの歴史的な映像がYouTubeで公開中

同社はニュース映画で有名な老舗の映像会社で、戦争関連や政治関連の貴重な映像を多数保有しています。記事内にある真珠湾攻撃の映像などは日本にもなじみ深く、それでいて当時の一般日本人は誰も目にできなかったシーンであると思うと、感慨深いものがあります。その他にも多数の映像が公開されており、英語検索になりますがうまく調べて閲覧すると面白いです。こういった映像が気兼ねなく見られるのもコンピュータとインターネットの発展のお陰となると、デジタル移行も決して古典の排除ばかりではないと思う次第です。

ちなみに同チャンネルには古い日本の風景映像も公開されています。
下記リンクでは1928年の祭事風景、場所は分かりませんが、花見なのか豆まきなのか、大勢の人々が傘を逆さにして撒かれる縁起物を受け取ろうとしています。海外の人にはとても奇妙な光景に見えたことでしょうね。

[YouTube] Cherry Blossom Time In Old Japan (1928)

[一日三報]
[INTERNETWatch] 世界ナンバーワン電子図書館システム「OverDrive」の実力

借りて返す電子書籍の図書館。
ダウンロードした書籍は様々なソフトやアプリで閲覧でき、10日なり2週間なりの日数制限で自動的に削除される。
図書館なので費用は無料、あるいは月額いくらで提供。
電子書籍だけど貸し出し制限を設けることもできて、貸し出しが定員に達すれば後は図書館のように「順番待ち」にもできる、それが嫌ならその場で購入もできるので出版社や書店との共存共栄もできる。
ざっくりとそんなサービスのよう。
要するにOverDriveというのは、単なるデータバンクと閲覧システムであり、本質は国や地域によっていくらでもカスタマイズできる同社のノウハウにあるようです。
さて、どうなることやら。

[AFP] 「箱の中の死」 密閉してデスメタル演奏、酸素なくなるまで

ミステリのタイトルみたいな見だし。
竹本健治の「匣の中の失楽」みたいな。
ミステリとデスメタル、どちらも発想がバカげている。
だから好き。

[ロイター] ボディペインティング世界大会

行き着く先はボディスーツというか、「着ぐるみ」になるんじゃないかしら。



7月7日(月)


ここ半年くらいiPhone5のスリープボタンが調子悪いと思っていたらリコール対象品になっていました。
いわゆるひとつの初期不良、私は悪くない。
でも修理とその間の代替機を借りるとなると、直営店に行かなきゃならないとか。
うーん、面倒。
いっそその場でパパッと交換してもらえないだろうか。
iPhone6が出てからでいいからさ。
iPhone6でいいからさ。

[一日三報]
[WIRED] 次々登場する小型家庭用ドローン

先日、潮干狩りに行った際、ボート係留所近くで中年夫婦がドローンを飛ばしていました。
ラジコンヘリよりも小型で音も静か。
操作もそこそこ易しいようで。
中年夫婦いわく、太平洋側だからいいけど、日本海側でこんなの飛ばしていたら心配する人が出てくるかも。
推して知るべし。
飛ばすのはすごく面白そうですが、やっぱり盗撮スパイユニットを想像しちゃうよね。

[読売新聞] 元ビックカメラ勤務の少女、客のカード情報盗用

何気にさらっとビッグなニュース。
ビッグカメラというところがまた、微妙な感じ。
大きいところなのにと思ったり、やっぱりなとも思ったり。
3月に犯行に及んで、5月になぜか本人が依願退職して、7月に逮捕。
やっぱりなとも思ったり。

[AFP] 試合中のハメス・ロドリゲスの腕に巨大バッタ

精気を吸い取っているのかしら。
あっちのバッタはでかくて恐いです。



7月4日(金)
いつの間にやら、いつの間にでもないのでしょうが、葉書や封筒の郵便料金が値上げしていました。
通常葉書が50円から52円に、定形郵便(封筒)が80円から82円に。
その他の形態についてもそれぞれ値上げしていました。

それにともない52円切手や82円切手も販売されていますが、我が家にはまだ50円切手や80円切手のストックがあるので、使うためには新たに2円分の切手を購入して貼る、あるいは郵便局のカウンターで2円払って郵便物を出す必要があります。
最近は少なくなりましたが、それでも葉書や封筒を出すためだけに近所のポストは使えず、わざわざ郵便局まで足を運ばなければならなくなりました。
それなら1円切手をまとめて買ってストックしておけばいいじゃんという話ですが、いやいや、それもほとんど使わないから面倒なのです。
52円の葉書を送るために、ストックも含めて1円切手を10枚買っておくというのも、なんだか嫌です。
また来年にも値上げするかもしれませんし。

というか今時、切手を買って貼って出すという行為がそもそも無駄に思えてしまう訳で。
いっそポストを自動販売機型にして、郵便物のサイズと重量を自動判別して規定の料金を投入する、みたいなシステムが欲しいところです。
コストがどうとかじゃなくて、あくまで便利さという点での希望です。
それならまた、郵便配達の使い道も新たに出てくるんじゃないかとも思います。

まとめて買ってストックといえば、最近は乾電池もあまり使わなくなりましたね。
むかしは何でも電池電池だったのに。
ゲームボーイとか。
ゲームボーイって。

[一日三報]
[毎日新聞] NASA:「空飛ぶ円盤」海に落下…パラシュート開かず

前にも紹介したニュースの顛末。
NASAにしては珍しく、地味に失敗しています。
人類の未来はまだまだ先のようです。

[読売新聞] iPadの新モデル、「SIMフリー」に

ようやく、徐々にといったところ。
私は以前よりキャリア(携帯電話会社)が端末を売るのはおかしいと思い続けています。
そんなことをしているからキャリアばかりが儲かって、変なCMばかり作るのです。

[産経新聞] 遠足先から「悪霊テークアウト」? 女子生徒集団パニック

ちょっと古めの女子向けライトノベルにありそうなタイトル、悪霊テークアウト。
何年かごとに起きるニュース。
パニックになるのは決まって女子。
男子がパニックになっても「そこ! うるさい!」で済ませられるからでしょうか。
悪霊ではないと思いますが、悪霊が噂になるのって大抵こういう事件からだとも思います。



7月3日(木)


家のプランターを見たら、ペパーミントの葉を盛大に食い荒らした挙げ句、脱皮まで果たして黄昏れているバッタを見つけました。
オンブバッタか、ショウリョウバッタか、ショウリョウバッタモドキか、ちょっとまだ小さくてよく分かりません。

あまり知られていませんが、バッタも脱皮をします。
サナギにならず、脱皮で大きくなる不完全変態を行います。
だいたい四、五回脱皮を繰り返して成虫になるそうです。
ちなみにオンブバッタのおんぶは、親子ではなくカップルです。
あれは交尾の体勢として、他のバッタも同じことをしているのですが、なぜかオンブバッタは交尾とも関係なくあの体勢で留まります。
ゆえに、ゆえにじゃないけど、下の大きい方がメスで、上の小さい方がオスです。
とんだドスケベ野郎です。

葉を食い荒らすのも、カメムシやダニなら許せませんが、バッタなら大きくなれよと思ってしまうから不思議。
これがエゴというものか。
まあ一匹だけだったし。
ていうかペパーミントなんてよく食うな。

[一日三報]
[AFP] オオカバマダラ、太陽と地磁気で大移動の進路決定か 米研究

昆虫の目は人間ほど発達していませんが、その代わり他の感覚器が人間以上の性能を持っている場合が多いです。
匂いだとか空気の流れだとか、地磁気だとか。
僕らは視覚に頼りすぎたせいで、他の機能が恐ろしく鈍くなっている気がします。

[読売新聞] ミドリムシで…いすゞ、バイオ燃料実用化目指す

動ける植物ミドリムシ。
バイオ燃料とか、環境汚染の改善とか、食糧とか。
ミドリムシの研究がここ数年さかんに行われています。
そろそろ何かが僕らの身近になるかもしれません。

[ナショジオ] アギトアリ、虎挟みのような顎で跳躍

名前からして恐い、顎蟻。
英俗名 トラップ・ジョー・アント(罠の下顎を持つアリ)。
「脳が処理するよりも速く、顎を閉じる筋肉を動かすことができる」
「ふと気が付くと、このアリが宙を飛んでいて、見ることができません。非常に速く動いているのです」
関係者の言葉からもその恐ろしさが窺えます。
攻撃範囲内に入ると、目に見えない速度で飛びかかり、一瞬のうちに巨大な顎で首を刈り取る怪物。
それが、アギトアリ。



7月2日(水)
[先週の独言(ひとこと)]
通っている図書館が先日まで蔵書整理のため二週間閉館していました。運悪く閉館日の初日に足を運んだため、思いのほか長期間の閉館に驚かされました。ちなみにこの図書館は最大二週間まで借りることができるのですが、返却前に先のような臨時閉館になればどうなるのでしょうか。気になったので事務員に尋ねてみると、次の開館日まで借りていていいとのことでした。つまりうまく調整すれば、最大で四週間ほど借りられたようです。まあ一回につき五冊までという制限もありますが。

以前にも紹介した佐賀県の「ツタヤ図書館」こと「武雄市図書館」は、4月に一周年を迎え、年間来館者数はリニューアル前のおよそ3.6倍、貸し出し利用者数はおよそ2倍になったと報告されています。成功実績が明らかになれば今後も各地に増えていくかもしれません。現に神奈川、宮城、山口など四件の市立図書館で同様の計画が進められているそうです。図書館の商業化については賛否両論はありますが、利用者が減り続けている現状よりは社会的、公共物的にも評価できることではないでしょうか。

世界的に見ると、メキシコシティにあるヴァスコンセロス図書館は、書架が宙に浮いているような近代的デザインが有名で、メキシコ観光のスポットとしてもよく知られています。リオデジャネイロの幻想図書館はハリーポッターの世界にあるような荘厳なたたずまいが美しく、同じく世界中から観光客が訪れているそうです。ただし収蔵されている本は古ポルトガル語で書かれており、さらには一般の来館者は本に触れてはならないというルールが設けられています。読めない上に触ることもできない図書館は、そのものが芸術作品と見なされているのでしょう。

インターネットと電子書籍の現代、図書館の価値と立ち位置を見直す時機が来ているのかもしれません。商売気も出しにくく、観光資源にもなりにくいとしたら、どのような利用方法が考えつけるでしょうか。夏場の休憩所や自習室にしかならないのは、ちょっともったいないなと思う次第です。

[一日三報]
[読売新聞] 冷凍マグロ振り回し、見舞いに来た元妻を殴打

クロマグロの尻尾をつかんでブンブンと振り回したのかと思いきや、冷凍庫から冷凍マグロの切り身を取り出してビニール袋に入れて振り回したって、それはそれで恐いな。
そして一番恐いのは、こういった地方のいさかい事すらネットで全国報道される社会だということ。

[CNN] フェイスブックが感情操作の「実験」 ユーザーから批判噴出

ユーザーアクセシビリティの向上か、モルモットの実験か。
でもフェイスブックってちょくちょく使っていますけど、ニュースフィードの並べ方なんか明らかに「操られている」感じがしますよね。
別に悪いこととも思いませんけど。

[WIRED] 「デザイン報酬は0円、しかし…」ワールドカップのトロフィーをデザインした男

ワールドカップのワールドカップをデザインしたイタリア人、まだご存命でした。
でもそこまで執着はなく、サッカーにも熱狂的ではない模様。
たぶん、そういう人だからこそ、ふさわしいものが作れたのでしょう。



7月1日(火)
[本日の独言(ひとこと)]


先週は勝手に夏休みと称して、インド洋に浮かぶ島モルディブへと行ってまいりました。

モルディブ共和国はインドの南西、スリランカとは反対側にある小さな群島国家です。26もの環礁の中に大小1190の島を持ち、陸地の総面積は300平方キロで佐渡島より少し大きい程度。人口も40万人弱しかいないそうです。漁業と観光業が中心で、特に豊富な無人島を活用したリゾート島(外国の旅行会社が一島をまるごと所有し開発している)が多く、主に西洋諸国や日本からの人々が、近年は中国やタイからの人々がバカンスに訪れています。

抜けるような青空と綿花のような入道雲。一面の珊瑚礁によって彩られるエメラルドグリーンの海。そういうのは旅行パンフレットの写真加工、明暗の付けすぎか色変換のマジックと思い期待していませんでした。

ところが現地を訪れ景色を目にするなり、それが決して誇張ではなかったと知ることとなりました。とにかく美しい。赤道直下、太陽光が強いと自然はこれほど鮮やかになるのか、これほど写真が撮りやすくなるのか。かつて人類が美の基準を自然の光景から得ていたとしたら、この辺りの南の島を最上級に据えていたのではないでしょうか。さすがゴーギャン。(ゴーギャンはタヒチですが)そんなことを思いながら、ひなが一日ぼんやりと過ごしていました。いや、実際にはシュノーケリングやら海上フライトやらと、日本人らしく忙しなく遊んでいました。

珊瑚礁の島モルディブは地球温暖化による海面上昇の影響でやがては国のすべてが水没すると言われています。お気軽にとは言えませんが、機会があれば行って損はないところだと思います。























[一日三報]
[産経新聞] 「キリン」を「キリソ」偽造ビール券を輸入容疑 中国人を逮捕

「こち亀」にありそうなネタ。
≠ソリ う力”-匕”-Iレ

[GIZMODO] W杯ブラジルチーム、選手の水分補給をトラッキングする飲料ボトルを使用

日本ではもう終わった感が強いワールドカップ。
スポーツに関してだけは、やけにサバサバとした「お祭り気質」です。
水分補給トラッキングはサッカーだけでなく色んなスポーツシーンで活用できそうに思えます。
記事にもありますが、オリンピックやワールドカップなど大きなイベントはガジェットや映像技術の進化が垣間見られて楽しいです。

[GIGAZINE] 「ホームズはパブリックドメイン」という判決が下され自由な利用が認められる

かつて日本とイタリアが共同制作した名作アニメ「名探偵ホームズ」は、著作権がらみでホームズの肖像が使えず、やむを得ずビジュアルを犬に変更したとかなんとか。
すると今度は「シャーロックホームズを犬にするとは何事か」と怒られたとかなんとか。
それはともかく、要するに、『ホームズは人類共通の探偵である』という話。
原作は古臭すぎてあまり好きではありませんが、圧倒的な認知度と後世に与えた多大な影響力はたしかなものでしょう。
類似作品を探して訴えてもキリがない。
なお日本語翻訳版のホームズ作品は「コンプリート・シャーロックホームズ」に全作品が掲載されているのでオススメです。