the shadow of silver
SOS日記本メルマガ掲示板プロフィール

archive

1月26日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
二十歳過ぎあたりから、冬に寝汗をよく掻くようになりました。
月に何度か、時には毎日、夏ではなく必ず冬に、布団の中で水を浴びせられたかのように大量の汗をかくことがあります。
ひどい時には夜中に寝間着を替えなければならないほどです。
シャワーを浴びることもあります。
二度寝して再び汗をかくこともあります。

特に体調が優れないこともなく、それ以外の日常生活では全く問題なく過ごしています。
色々と原因を調べていますが未だによく分かりません。
肥満でもなく、運動不足でもなく、深酒をすることもありません。
ストレスによる自律神経失調症なども指摘されますが、そのような自覚もありません。
もちろん内臓疾患も診断されていません。

また、私の場合は寝汗と同時に悪夢もセットに現れます。
汗をかく前にはほぼ確実に悪夢を見ています。
それが支離滅裂で面白いので、覚えている限りはメモに残すようにしています。
お墓でドミノをする話、不発弾を捨てる話、痩せた美女のお見舞い、路地裏のお葬式、柵をくぐり続ける話、壁に書かれた「廓」という落書きを見る話など。
最近は手の平サイズのダンゴムシを持つ話を夢に見ました。

前に弊著『天空高事件』にて、白鷹黒彦が見た黒いゴム人間と戦う夢も、私が見た悪夢がネタになっています。
夢とはいえ見ている最中はそれが現実としか思えないもので、いわば私はこれらの状況を妄想ではなくリアルに体験しているとも言えます。
普通の人なら勘弁してくれというところですが、物書きとしてこれほど刺激的で有り難い能力もないものです。
多分、そういう思いがあるから悪夢を引き寄せて、寝汗をかいてしまうのだろうと思います。
面白い夢が見られるなら自律神経の二三本くらい切ってもいいか。

[一日三報]
【AFP】 太陽系に「第9番惑星」存在か 米チーム発表

きょうの宇宙。
もっとずっと遠い惑星を観察しているのに、まだ近い方の惑星でも新しく見つかることがあります。
冥王星の5000倍も大きいのに見えないものです。
こういうことがあるから、星占いはあまり信用していません。
黄道十二星座だって、単に人間の目で見える範囲ですからね。

[読売新聞] 「停電しにくい」ダメ…電力小売りで営業ルール

そろそろ一般消費者にも話題となっています。
広告もバンバンと流れていて、サギやサギっぽい大手が頑張っています。
色々気になりますけど、まあ三年ほどは様子見かしら。

[CNN] 「プレイボーイ」豪邸、2億ドルで売却 ただし創業者も一緒

相変わらず面白い爺さん。
シャレで買える物ではありませんが、実際に買えば毎日話ができて楽しいかも知れません
持ち家のある魅力的な独居老人は、自分の世話も含めて家ごと安く売るというのもありかも。
血縁関係ではなく、仕事でもなく、契約によりお世話をする・させる「同居老人」というスタイルはどうか。



1月19日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
今年の初詣は奈良の長弓寺へと参拝しました。
特に縁やゆかりがある訳でもなく、年末に行けば除夜の鐘が突けるからという理由で行きました。
小さな寺ですが歴史と風情がありました。
同じ敷地内には伊弉諾神社もあって、神仏混交で両方お参りできるのもお得でした。

また11日には大阪の今宮戎神社で開催されていた「十日えびす」にも足を運びました。
「商売繁盛、笹持って来い」を合い言葉に、毎年1月9日から11日にかけて行われる一大イベントです。
11日は「残り福」と呼ばれています。

「笹持って来い」と言いますが、実際に笹は境内にて無料で配布されています。
参拝者はそれに購入したお守りや俵や宝船の小宝(オブジェ)を付けて家や店や会社に持ち帰って祀ります。
なお小宝はいくつ付けても構いませんが、どれも結構な高額です。
また小宝を渡してくれるのは前年にコンテストで選ばれた美しい「福娘」さんたちです。
イベントには大阪の農業・漁業組合をはじめ、様々な関連組合や企業。
グリコやパナソニックなど大阪創業の全国企業から中小企業まで出資しています。
今宮戎神社自体はさほど広くはありませんが、付近一帯には見たこともない数の露天の店が軒を連ね、大勢の参拝客が詰めかけます。

大阪ならではとも言えますが、これほど商売気の強い神社の催しも珍しいです。
なお商売繁盛を祈って飾りの付いた笹を持ち帰るのはいいですが、一度持ち帰ってしまうと毎年行かなければ落ち着かなくなるというジンクスも被ることになります。
「商売繁盛って、一番儲けとるのは神社やないけ!」は定番のツッコミです。

インターネットでは現在、アマゾンが始めた「僧侶の手配サービス」が物議を醸しているようです。
定額・追加料金なしで法事や法要に僧侶を手配できる「お坊さん便」というサービスです。
東京の企業が運営しており、この度アマゾンでも利用できるようになったということです。
登録されている僧侶は約400人で、主な宗派をそろえているそうです。

これは便利と思うか、有り難みが失われると思うか。
全国の主要宗派などで作る全日本仏教会は「宗教行為をサービスとして商品にし、宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」と反発しており、サイト掲載の中止を申し入れているようです。
一方で昨今増えつつある「檀家ばなれ」や「仏事ばなれ」対策にも繋がるという意見もあります。
今後どう変わっていくのか注目しています。

宗教に商売気は必要か否か。
喜捨・浄財と言いつつも、参拝者の大半は財を求めており、神仏に手を合わせては日々の感謝よりも具体的な御利益を要求するものです。
宗教とは何だろう。
なかなか難しい時代と感じています。

[一日三報]
【毎日新聞】 不正転送 女性客のメール盗み見 容疑で元携帯店員逮捕

10数年前になりますが、auショップで携帯電話の機種変更をした際、旧機種から新機種へと転送してもらったはずのアドレス帳データに、見知らぬ電話番号がぎっしりと入っていたことがありました。
驚いてショップへ戻って訴えると「申し訳ございません、間違えました」との返答でした。
ツイッターもフェイスブックもない時代のことです。
いま声を上げたら大問題になっていたのかもしれません。
それ以来、私は携帯電話ショップは一切信用しなくなりました。

[百式] ネットから操作できる釣りロボット『RoboFisher』

ちょっと前に流行った「釣りゲーム」のリアル版みたい。
実際の畑と連動した育てゲーとか、ちょっと面白いかも。
でも面倒くさいだろうな。

[河北新報] 猫が「警備」被災地のイチゴ守る

しっかり守っています。
この写真のために猫を追って何枚も撮影していたんだろうなと思うと微笑ましい。
会心の一枚が撮れたら気持ちいいよね。



1月12日(火)
 
[本日の独言(ひとこと)]
「インターステラー」という映画があります。
クリストファー・ノーラン監督による2014年公開のSF映画です。
人類滅亡の危機に瀕した近未来、別の惑星への移住を求めてワームホールを使い有人惑星間航行(インター・ステラー)をする宇宙飛行士チームの物語です。

圧倒的な映像とSFならではの小難しい宇宙理論、息苦しさを感じるほどのリアルな演出により世界中で大ヒットしました。
私としても大好きな映画「2001年宇宙の旅」からのオマージュを強く感じて、これは46年後の新作とも呼べるなと思いました。
まあラストはちょっと気に入りませんでしたが。

そんな「インターステラー」が昨年2015年に別の部門で一位を獲得したことが先日明らかになりました。
ドイツの調査会社Excipio社の発表によると、ファイル共有ソフトBitTorrentを通じて、昨年一年間で最も多く違法ダウンロードされた映画作品に選ばれました。
その数4676万回。以下「ワイルド・スピード SKY MISSION」(4479万回)「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(4159万回)と続きます。
ワーナー・ブラザーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ、マーベル・スタジオ(ディズニー配給)と、アメリカの大手映画会社が揃ってランクインしました。

違法ダウンロードの増加はアメリカ本国よりもブラジルなど市場が成長していることが要因のひとつとなっているそうです。
上映する国が増えれば増えるほど、その国での違法ダウンロードが増加するというのは分かる話です。
日本での状況については記事に書かれていないので不明です。
私自身も調査していないので分かりませんが、昔はよくP2Pを通じて多くの作品が違法で流れていました。
中には英語版に独自の字幕翻訳を付けて配信されているのもあり、その情熱は一体何だろうと驚いたものです。

それにしても4676万回のダウンロードは桁違いです。
無料だからこその数字ではありますが、映画業界にとっては大きな損失となっていることは間違いないでしょう。
映画館で上映前に「NO MORE 映画泥棒」と呼びかけているのもうなずけます。
これからも良い作品が楽しめるように、観る映画にはきちんと対価を支払うべきです。

日本ではアニメや漫画もよくネット上に違法アップロードされているのを見かけます。
違法アップロードと削除の繰り返しが常態化しており、「それが普通」と見なされつつあるのが恐いところではあります。
そういえば小説作品はあまり見かけないような気もします。
テキスト検索が容易で発覚しやすいからか、人気がないだけなのか。
それはそれで問題ではありますが。
いや、違法アップロードは本当にダメだからね。

[一日三報]
【読売新聞】 メールやSNSの新年挨拶、肯定派が8割近くに

年末年始恒例の議論。
年賀状派22%のために電子派78%が迷惑を被っているとも思える状況です。
古き良き日本の文化と言いますけど、年賀状が庶民に広まったのなんて100年程度しかありません。
年始の挨拶がおろそかになるという意見も、結局は既存勢力が頑ななために何だか煩わしく思われるようになったという、移行の失敗が大きいような気もします。
文化を守るというなら、郵便局こそ「これから年賀状はメールやSNSで送ろう!」と言うべきだったと思います。

[ITmedia] 1年で最も体重が重いのは1月6日 「正月太り」がデータで証明される

なかなか興味深いデータ。
平均すると一年間で一番体重が減るのは八月半ばであり、睡眠時間が不足するのも同時期、そして平均歩数すら減るという結果です。
暑さというのは本当に影響力が大きいようです。
そして寒い時期に体重が増えるのも仕方がないようです。

[WIRED] Wi-Fiの100倍速いという「Li-Fi」とは?

『わたしたちの持っている140億(以上)の電灯が、ワイヤレス通信の送受信機にもなれば、どんなことが起こるでしょうか?』

気が気でないと思います。



1月5日(火)
 

[本日の独言(ひとこと)]
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

とはいえ、これを書いている現在は例年通り昨年末です。
年始はなかなかデスクに付けないことも多いので、前もって仕上げておきます。

今年は暖冬なのか、関西は真冬でもまだ過ごしやすい日が多いです。
ただ山にも雪が少ないらしく、スノボードには行けるかどうか分からないのは残念です。
それもまあ、執筆中の作品が一段落着ければですが。
できるのかしら。

「申」(もう)すだけでは「申」(さる)に過ぎず、「示」して初めて「神」になる。
と言ったのは誰だったか。
今年も溢れる妄想を作品という形にして示していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

[一日三報]
【CNN】 「機内でネズミ発見」 エア・インディア機、空港に引き返す

ちょっと調べてみると、飛行機にはネズミのトラブルが結構あるらしい。
危険なのは分かるけど、なにか国際的なルールもあるのだろうか。
ネズミだけは侮るな、みたいな。

[AFP] チャップリンの未完映画『フリーク』、見つかった少女の翼

なかなか印象的な設定と経緯。
翼を持つ少女というのは色々なところでよく使われるイメージだけど、何が元になっているのだろうか。

[ロイター] タイ首相が新たな「愛国歌」作詞、国民への新年の贈り物

この一文だけで彼の国の情勢が分かるような気がします。
ちなみに当の歌はこちら。
日本の政治家さんたちも自分のテーマソングを作ればいいのにね。
で、首相になった暁にはそれが国歌になるの。
だからもうみんな必死。