the shadow of silver
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12月31日(木)
年末年始って、せっかくの長期休暇なもんだから、「これやろう」「あれやろう」って色んな計画立てるけど、大体やりきれないまま過ぎてしまいます。そして毎年、1月4日あたりにそんな「やりきれない思い」に悔やみます。初後悔はえー。

ウチの近所は小学校、中学校、高校、中高一貫の女子校、幼小中高一貫の学校と、凄まじく学校の建ち並ぶ地域ですが、この時期になると皆冬休みに入るので一気に人気がなくなります。またビジネス利用の多い道路からも自動車が消えるので一切寂しく、さらにワンルームマンションに住んでいるので帰省などで住人もいなくなります。

またインターネットでは、主要なニュースサイトも大抵冬休みに入り、お気に入りの個人サイトも帰省などで更新が停止します。さらに今はコミケが行われているので、ネットのヘビーユーザーたるヒマオタクさんたちも消えてしまいます。

みんな普段はヒマだヒマだと言っている癖に、しっかり予定があるんですね。
リアルでもネットでも、俺はいつも置き去りなんですね。
みんな死んじゃえ。
みんなが死なないなら俺が死ぬよ。

というのは冗談で。
いや、まあ、さすがに年始は更新止まります。
実家に帰って、やっぱりヒマをプチプチ潰すことになると思います。
多分また、「花の慶次」と「ジョジョ」を全巻読破して終わるのでしょう。
この2作品は何度読んでも面白いです。
[一日一報]
[読売新聞] お母さんのお腹の中で、赤ちゃんが笑う

今年最後はハッピーなニュースを。
と思ったけど、写真見ても何だか分かりませんでした。
笑ってんのか? 笑えよベジータ。

というワケで、今年もぼんやりとお世話になりました。
来年もSOSともどもよろしくお願いいたします。
誰も見ていなくても更新は続けます。んじゃ。


12月29日(火)
中国で「三国志」の曹操のお墓が見つかったとかなんとか。日本じゃ光栄と蒼天航路のお陰でパラメータの凄く高い革命的英雄だけど、本場じゃ小賢しい権力志向の悪役。このニュースも受け取り方が違うんだろうなと思いました。

個人的には曹操って「ガンダム」のシャアとだぶった見方をしています。まあ、やっぱりパラメータの高いアンチ・ヒーローですね。ガンダムは年齢とともに、アムロに憧れて、シャアに心酔して、ブライトに落ち着きます。これが三国志だと、劉備頑張れ、曹操かっけー、孫権が一番まともか、となります。ほら、よく似てるじゃない。
[一日一報]
[朝日新聞] 山口組 もちつき大会で子供たちにお年玉を配る

ほのぼの、というワケにはいかないようで。
警察の言うように「懐柔策」なのかもしれません。

でも、お年玉って基本「懐柔策」ですよね。


12月28日(月)
[一日一報]
[日経プレスリリース] ショウジョウバエ、求愛行動のスイッチを発見

オスはメスの体表を舐めることで、フェロモンを受け求愛行動に走るという話。
フェロモンがないと「間違った求愛行動をする」というのも面白いです。
まあ人間でもそういうのがあるのかもしれませんね。
いや、舐めるっていう意味じゃないですよ。

[本日の独言(ひとこと)]
クリスマスも終わり、いよいよ年末だ。
とはいえ、今年はギリギリまで仕事をしているだろうと思う。
会社の仕事と、小説の仕事と。いつの頃からか、予定のある日が休日、という生活スタイルになっている。土曜日、日曜日は必ず休まされるというのは、それはそれで結構苦痛なのではないだろうか、と考えてしまうのもちょっとどうかと今思った。

今年は前半に二冊出版させていただけた。後半にもう一冊出せるかなと思ったが、結局タイムアップになってしまった。来年はもうちょっと気合いを入れて、また何冊か出せればと思っている。ネタはあるし、ヒマもある。足りないのはやっぱり気合いなのだろう。あと体力も。作家に一番必要なのは体力だということに最近気が付いた。村上春樹さんがトライアスロンに出場するほど体を鍛えているのはよく知られている。古くはヘミングウェイや三島由紀夫もそうだった。だから間違いないのだ。私も来年はジョギングでもやろうと計画している。春になって、雨がやんだら。きっと。


12月27日(日)
振り返ってみれば、何だかんだ言いつつも、今年の流行三大鍋とされる「トマト鍋」「カレー鍋」「コラーゲン鍋」をすべて食べていました。意識せずとも口に入るのも流行たる所以なのでしょう。

果たして来年の末は何鍋が流行っているのやら。個人的には「シーチキン鍋」をオススメしていますが、いまいち盛り上がらない食材です。安いというのも宴の場では興醒めなものかもしれません。おいしいのになぁ。

[一日一報]
[読売新聞] 曹操の墓発見

夜になって飛び込んできたビッグニュース、なんだろうか。
時代的には「卑弥呼の墓」が見つかったようなものだから、それはそれで凄いと思います。
発見された遺骨も本物だとしたら、各書の「曹操像」も色々と変わるかもしれません。


12月26日(土)


大阪、天満橋のアヒル「ラバー・ダック」(現在は撤去)

メリークリスマス、明け!
アンド・ハッピーバースディ、明け!
最終日ということで、おなじみのアヒルを見てきました。
ヒナの癖にでかすぎワロタ。
ずっと浮かべておけばいいのにね。
[一日一報]
[ナリナリ] 生物学者 「天使は飛べない」と発表

「空想科学読本」的なお話。
つまり、「天使はもの凄い大胸筋」ってことですね。
反対意見は、あって当然、して興醒め。
盛り上がった時点で、この先生の「釣り勝ち」というものでしょう。


12月24日(木)
朝から会社に行って打合せと文章仕事を一本済ませて、家に帰ってからは年末までの小説仕事をしつつ、月曜日のメルマガを作って、ああ年始の分も書かなきゃいけないなと思って、そういや年賀状とかまだ全然だわって気付いて、もう年明けでいいかなぁと挫けながらカレンダーを見てから、

今日がクリスマス・イブだって気付いた。

イブの夜にホームページの更新したら、みんな「あ、こいつ一人なんだw。ねぇねぇ、トモダチとかカノジョとかいないの? 三十路超えての一人イブってどんな気分? 楽しいの? ねぇねぇww」って思われたりするのかしら。

とか考えてしまう自分が、ちょっと嫌になった。
あ、ヤカンが鳴いてら。コンロ切らんと。
[一日一報]
[Business Media 誠] サンタがいないと知ったきっかけは?

12月24日に掲載するには、あまりにも無粋なアンケート。
サンタなんていないと思っている人の元には、きっと一生来てくれません。


12月23日(水)
「ラブプラス」がやったことないけど、「Merry +'masキャンペーン」とやらで貰えるARカードは欲しいな。
なんか凄いらしいじゃないですか、あれ。
実物見たいなー。周りで誰か買ってないかなぁ。
[一日一報]
[読売新聞] 石切参道商店街のボクっ娘キャラ 「いしきりん」

ちなみに某作品のボクっ娘ちゃんは、「お兄さんの言葉がうつった」という設定です。


12月22日(火)
知人から「最近、テレビを観ているとCMが多い気がするのはなぜだ?」と質問されました。
私はテレビの中の人じゃないし、そもそもここ数年はまともに観てもいないのですが、だから答えないというのも冷たいので一応下記のようにざっくりと見解を示してみました。
知人と同様にそう感じているテレビっ子なお前らはご一読ください。

日本民間放送連盟の放送基準における「広告の時間基準」については、プライムタイム(19時から23時まで)における60分番組に対して、番組全体の10%以内と定められています。(30分以内は分単位で細かく規定されている)また週間のCMの総量は、総放送時間の18%以内と定められています。

つまり単純計算でいうと、1時間番組でのCM総量は6分以内となります。ただし番組単位での計算となりますので、3時間番組だと18分のCM枠をどこに入れても構わないことになっています。極端に言うと2時間42分間番組を続けて、ラスト18分を全てCMにすることもできます。スポーツ中継などで休憩時間に偏って流しているのはこういう訳です。番組構成の巧拙もこの辺に現れます。

という訳で、件の「最近CMが多い」という質問については、基準が設けられているので「気のせい」だろうということです。「3時間ぶっ通しお色気年末特別番組」などでは、上記のように偏って枠を入れてしまうこともできるので、結果的にCMが集中してしまい、多く感じられるのだろうということです。

ただし、これは「スポンサー広告」としてのCMに限ります。それ以外のCM、つまり自社の番組宣伝については、「各局の規定による」として曖昧なものになっています。だから「この後すぐ!」な番宣や、「この結末は8時の○○まで!」な番宣は、6分/60分の基準には含まれずに流されます。近年はこの傾向が特に強くなっている気がします。だから「最近CMが多い」と感じられるというのもありそうです。

ざっくりと説明するとこんな感じです。結論としては「CMの量は変わらないが、番宣の量が増えている」ということです。でも視聴者にとっては番宣もCMですね。自分たちで基準を作って、自分たちで壊しているような気もします。テレビっ子な皆さんは、今後は「またCMかよ」ではなく、「また番宣かよ」として意識してみてはいかがでしょうか。

ちなみにネットなどでは「あのテレビ局は○○党寄りだ」とか、政治政党に関する話題もよく見かけます。でも、これも「政治に関しては公正な立場を守り、一党一派に偏らないように注意する」という基準がちゃんと設けられています。だからこれも「気のせい」なのです。このように、自由に見えるテレビの中にも様々な規制が設けられているのです。オモテムキハネ。

[一日一報]
[ロイター] プーチン首相、柔道の代表チーム参加に意欲的

「現役(政治家)最強」と名高いロシアのプーチンさんが、また男前な発言をしています。
身にまとう怜悧なオーラは、「ロシアの狼」ことヴォルク・ハンにも匹敵すると私は思っています。
「本当は投げ技より関節技の方が得意だ」とか言いそう。


12月21日(月)
[一日一報]
[毎日新聞] パナソニック 三洋電機の子会社化を完了

三洋電機の創業者である井植歳男さんは、パナソニックの創業者である松下幸之助さんの甥(妻の弟)です。井植は最初、幸之助の創業に伴って旧・松下電器製作所に入社し、以後百年近くになる同社の基礎作りに貢献しました。しかし戦後になると、松下電器はGHQによる公職追放令(幹部一名を除き全員追放)の対象となってしまい、井植は幸之助を守るために退社しました。その後紆余曲折を経て三洋電機を創業したという歴史があります。

年配の方や家電業界の人にはよく知られた話ですが、若い人の中には知らない人も多いのではないでしょうか。今回の子会社化に際して世間が割とおだやかなのは、そういう背景による所もあると思います。
[本日の独言(ひとこと)]
「有名人の偽ブログ」が流行っているという記事があった。流行っているという言い方はよくないだろうが、まあ増えているということだ。インターネットの普及にともない、ブログだのミクシィだのツイッターだのを使って、個人が不特定多数に向けて発信できる機会は大きく増えた。また少し遅れてからではあるが、タレントやアイドル、果ては政治家までもが宣伝をかねてこれらのツールを使うようにもなってきた。ブログ更新なんて、もはや新人アイドルの必須活動と言ってもいいだろう。

それを利用して、一般人が有名人のフリをして活動するといういたずらが増えるようになってきた。顔写真もプロフィールも有名人のものを転用し、それっぽい話をして本人になりすますという訳だ。これらのツールを使用する際には個人の情報はほとんど必要とされない。だから巧みに作ると運営側も閲覧側も見分けが付かなくなってしまうのだ。

有名人になりすます理由は様々だろう。単に騙して楽しむということもあるだろうし、あるいは「行きすぎた憧れ」というのもあるかもしれない。しかし悪意をもって作ったとなると厄介なものになるだろう。アイドルになりすまして下品な日記を書いたり、政治家になりすまして過激な思想を語ったりすると大損害を被ることになるだろう。まあ最近では下品なアイドルや過激な政治家も増えているので、もっと分かり辛くなっているとも思えるが。

古い話になると、かつて「ニセ首相官邸」というホームページがあった。本物の首相官邸のホームページとそっくりに作って、なぜか目に黒い線を入れられた首相がトンデモな政策を発表しているというジョークサイトだった。最近ではアメリカで「偽ジョブズ(FSJ=Fake Steve Jobs)」という者もいた。アップルのカリスマ社長スティーブ・ジョブズになりすまして、それっぽい日記を更新していた。

有名人のなりすましというのは、インターネット黎明期からよくあるジョークのひとつだった。ただしその頃のものは、最初からジョークとして掲載されており、閲覧者もそのつもりで楽しんでいた。「偽ジョブズ」にいたっては、本者のジョブズとマイクロソフトのビル・ゲイツとの対談の場で、ゲイツが「偽ジョブズは私じゃないからね」と言って会場を沸かせて、ジョブズ自身も「あのブログはなかなか面白い」と評価していた。そこまで行けばもう、偽者冥利に尽きるだろう。なりすましの正しい昇華方法だと思う。

なりすまし対策は、今後ブログ運営側の大きな課題となってくるだろう。発覚次第、即削除という後手では済まなくなって、結局入会時に本人証明書が必要になってくるのかもしれない。もちろん、「気軽さ・手軽さ」をうたう運営側にとっては頭の痛い話だろう。便利さというのはいつも、一部の悪者によって不便を強いられるものだ。

ちなみに、私は「一般人のなりすまし」の方がもっと厄介ではないかと思う。誰かがあなた本人になりすまして、学校や職場の悪口をつらつらと書いていたとしたら、色々とマズイことにはならないだろうか。また、もしそれがやたらと真に迫っており、家族関係や友人、果てはナイショのアレまで書かれていたとしたら、これはなかなか恐ろしいものがあるのではないだろうか。どうする、どうする。ああ、これはホラーのネタになるな。


12月20日(日)
Googleが来年にも携帯電話端末を出すとか。てっきりソフトウェアだけの関わりかと思っていましたが、ハードもやるとは意外です。ていうかもう、さっさと『脳に繋いで検索できる装置』を発明してもらいたいものですな。実験するなら脳、貸すよ。あちこち壊れてても良ければ。
[一日一報]
[CNN] 温暖化により英国南部もワインの産地に

こう寒い日が続くと「もっと頑張れよ、地球温暖化」とか思ってしまう訳ですが、実際に温暖化の恩恵を受けている所もあるようです。何と言うかまあ、そういうもんですよ。エコエコアザラク。


12月19日(土)
ネットの広告にあった「腕時計型カメラ」の紹介ページに、「盗撮などの悪用はお止めください」と書かれていました。腕時計型カメラの使用に盗撮以外の用途が思い付かない私は、心のすさんだダメな大人なのでしょうか。なお広告には「カメラを意識しない自然な表情が撮影できます」と紹介されていました。なるほどモノは言いようですね。世の女子は、街なかでしきりに腕時計をいじっている奴を見かけたら要注意です。カメラを意識しない自然な表情が、盗撮されているかもしれませんから。あるいは表情以外も!
[一日一報]
[毎日新聞] 「うつ病患者2級」の教本 ネットで販売

これはなかなか難しい問題。
どこかの国では戦傷者を装うために、わざと足を切って訴えるという話がありますが、こちらは心の病なだけ余計にタチが悪いかもしれません。専門家ならウソかマコトかの見極めにも長けていますが、そのウソもまた別の症状によるものという可能性もあるので、なかなか厄介だろうと思います。教本の内容は知りませんが、この記事もサギなどの事件とはなっていない所にも、それが表れているような気がします。

それにしても、「自称うつ病」の人や、あるいは「通院歴○年のベテランうつ病」の人って、何であんなに得意気に症状とか薬の内容とかを話すんでしょうね。こっちがへこむよ。


12月17日(木)
寒くなると肩こりがひどくなってくるので、白元の「レンジでゆたぽん 首・肩用」を使い出しました。ゲルの入ったシートをレンジで温めて、肩周りに乗せる奴です。こりゃ温かいと喜んで使い続けていると、今度はゲルの重みで肩がこるようになってきました。メンド臭ぇ奴だな。
[一日一報]
[CNN] 地球型の水の惑星 40光年の近距離で発見

人間は生まれる「時代」は選べません。何かと問題の多い現代ではありますが、食うや食わずの原始時代や、斬って斬られるの戦国時代に比べたら、まだ豊かで楽しい時代に生まれてこられたものだと私は思っています。

でもこういう宇宙関連のニュースを知るたびに、あと200年くらい後の時代に生まれたかったなと思ってしまいます。どんなに凄い発見があっても、解明される頃には生きてはいないでしょうから。来世に期待かなぁ。


12月16日(水)
来夏公開予定のジブリの新作は「借りぐらしのアリエッティ」というタイトルだそうです。
イタリア・ローマの安アパートに住むドメニゴ・アリエッティ(36)が、一発逆転のカジノビジネスを思い付くも様々なトラブルに巻き込まれていく。借りぐらしを脱出したが、心の平穏が失われていくという現状に、アリエッティは生活と労働、そして人生を見つめ直すというお話です。ウソです。

[一日一報]


12月15日(火)
忘年会って、ダラダラと時間が取られるし、ウダウダと話に付き合わされるし、そもそも酒が飲めないしであんまり好きじゃないんだけど、「ない」ってなるとちょっと何だか寂しくなったりするよね。うん、私今年どこにも呼ばれてないわ。何だろう、「あの人ややこしいからいらないんじゃね」とか言われてるのかな。
[一日一報]
[rTYPE] 2009年、最もお世話になった電化製品 トップは圧倒的に「パソコン」 

いや、だってネット調査じゃん、これ。
電車の車内で「よく使う交通機関は?」って聞いているようなもんじゃないの?

近頃「○○アンケート」とか、「○○意識調査」みたいなニュースををよく聞きますけど、その調査方法には怪しいものが増えているような気がします。酷いものだと「日本の70%以上もの男性が……」と言いながら、実は東京で100人にしか聞いていなかったとか、もっと酷くなると調査方法すら明記されていないものもあったりします。間違いじゃないと言えばそれまでなんだけど、数字のマジックに惑わされないようにしたいもんですな。


12月14日(月)
[一日一報]
[ITmedia] ロート製薬「キスしたくなる唇」を募集

魅力的な唇を持った人はいると思いますが、「唇だけ」ってのはなんか恐いな。
[本日の独言(ひとこと)]
学研の「学習」と「科学」が来年の1月号と3月号をもって休刊することになったそうだ。「学習」は1946年創刊、「科学」は1957年創刊で、最盛期には合わせて670万部も発行されていた。近年では児童数の減少やニーズの多様化により当時の10分の1にまで落ちてしまっていたそうだ。

私もまた小学生時代に「学習」と「科学」を愛読していた一人だった。両方ではなくどちらかを、正直オマケ(教材)の善し悪しで毎月選んでいた。母親がいわゆる「学研のおばちゃん」をしていたこともあって、頻繁に切り替えることができた。「学習」は国語と算数と社会をテーマに、「科学」は理科と実験をテーマに扱っていた。オマケはやはり理科系のものが特に面白かった。「おばけえび」とかいうプランクトンを育てたり、塩と氷を使ってアイスクリームを冷やしたり、電子工作で音楽を鳴らしたりした。

ただ「学習」や「科学」は、すぐに学校の勉強に繋がる知識ではなく、知識の幅を広げるための雑誌だった。恐らくそこが、即物的で即結果が求められる現代の子供と大人に受け入れられなかった理由だろう。ぶっちゃけ雑学の総合雑誌なんて誰も求めなくなったのだ。

私は学校の成績はそんなに良くはなかったし、勉強もあまり好きではなかった。でも古代エジプトの社会やガンジーの活動には詳しかった。あるいは一部の生物は卵が乾燥していても水があれば孵化できることや、氷に塩を入れると周囲の温度を0度以下にまで下げられることや、人の体を導体にして電気を流せることも知っていた。そういうのは大体学研に教えてもらった。正直言って何の役にも立たない知識だったが、知って損したとは思っていない。卓越した思考力を持つ神童ならともなく、私のようなぼんやりとした子供にとっては、まずはそこから「疑問」を持ち、知識の海に慣れていくのも必要なんじゃないかなと思う。

「学習」と「科学」がなくなって、これから学研はどうするんだと思ったが、どうやら他にもたくさん出版しているので大丈夫のようだ。「ピチレモン」から「パーゴルフ」まで。「メガミマガジン」から「ムー」まで作っているとは知らなかった。そういや昔、テレビゲーム機も作っていた。「TVボーイ」という名で「ファミコン」のわずか3ヶ月後に登場したが、全然売れずにすぐに消えた。会社自体がステキな雑学の塊なのかもしれない。


12月13日(日)


栗山米菓「白いばかうけ」。

往年の名コピー「白いクラウン」や、機動戦士Zガンダムの第1話「黒いガンダム」を彷彿とさせるネーミング。
そこにある狙いは、定番色を変えることによる予想外のキャッチ。黒い高級車のクラウン(当時)に、オーソドックスな白色ですって! 「白い奴」と呼ばれたガンダムがなぜ黒色に! ということです。

でも「ばかうけ」自体になじみのない私にとっては、白と言われてもよく分からなかったです。
元は黒かったの? へぇ。
[一日一報]
[CNN] 英国の数学者、縦列駐車の完璧な公式を発見

すげぇ! のかな、これは。
必要は発明の母。 多分この先生も縦列駐車が苦手とみた。
あんなのグッと行ってガッと入れればいいんじゃないの。


12月12日(土)


ただの海。
あいにくの天気でしたが、神戸埠頭へ釣りに行きました。
釣りなんてものすごく久しぶりで、勝手が分からず戸惑うばかり。
イワシが釣れたので近くのデブ猫に投げて帰りました。
[一日一報]
[産経新聞] 吉野家 「値下げ対応は、思想としてあり得ない」

ファストフード業界というのは、「価格」や「対応速度」あるいは「味」において、日々同業他社と熾烈な争いを続けている厳しい世界です。目指すのは「1円でも早く」「少しでも美味しく」、そして「1秒でも早く」。吉野家の牛丼もまた、決して高い物とは思いませんし、このご時世に怠慢な経営をしているとも考えられません。社員や取引先など多くの関係者が日々、知恵と汗を振り絞って仕事に励んでおられるに違いないでしょう。

だとしても。
「安い、美味い、早い」をもって、牛丼という存在をこの世界に広めた同社なんですから、「思想としてあり得ない」というのはちょっと違うんじゃないないかなと思いました。


12月11日(金)
オリコンによると今年活躍した芸能人の1位は「嵐」だとか。
テレビをまともに観なくなって数年経つが、とうとうsmapからの世代交代が達成できたようですね。
そしてとうとう、トップアイドルが年下になってしまいました。
しっかりしろよ、長瀬。
[一日一報]
[共同通信] 「好きになりすぎた」 女性宅に尿をかけた男逮捕

これは「行きすぎた自己アピール」というものかもしれません。
世の中には誰にでも気軽に声をかけられるナンパ野郎がいる一方で、最初の一歩が踏み出せない人もたくさんいます。町中で出会ったステキな女性に恋をしても、想いを伝える勇気も方法も分からない。でも何とかして彼女に振り向いてもらいたい。そんな内なる葛藤が、いつしか「気付いてもらうことだけ」に執着するようになってしまう。その結果、「尿」というアピール方法に走ったのではないかと思います。

郵便ポストから玄関に向かって尿を撒くことで、彼女は恐怖とともに犯人を強く意識する。つまり犯人にしてみれば、ついに自分の存在に気付いてもらえたのです。女子がわざと早めに家を出て、憧れの彼が乗る電車に合わせようとするのと同じです。男子がわざと授業中に消しゴムを落として、可愛い彼女に拾って貰えるのを期待するのと同じです。どんなに好きでも、自分にはそれ位しかできないのです。ピュアな心の持ち主の、思いあまった無意味な行動。彼の場合それがたまたま尿だったのです。

とか想像してみたけど、本当はただの変態かもしれませんね。


12月10日(木)
夜、近所の幼稚園の門の前で、中学生くらいの男女が仲よさげに座っていた。
寒空の下、制服姿で身を寄せ合って、ぼそぼそと話をしていた。
きっと家じゃ親がうるさかったり、街で歩くには照れ臭かったり。
でも、どっかの店に入るほど勇気もお金もなかったりするんだろう。
それでも会いたい。
だから会おうよ。
ほら、くっついちゃえば寒くないよ。

なんかいいよね、そういうの。
私にもそんな時代が、なかったな。
うん。全然なかった。
コタツに入ってスーファミしてたわ。

[一日一報]
[共同通信] 猪木と長州が宝くじを宣伝

そっちかよ。 まあ今時あり得ない組み合わせだとは思ったけどさ。
ていうか、金がないとは思えないのに、何でそっくりさんを使うんだろう。


12月9日(水)
[一日一サイト]
レースクイーン時計

何だかんだと文句を言いつつ、しっかり見ているこのスケベ。
で、「全国神社、美人巫女時計」はいつできるのかな。 「世界共通、美人シスター時計」でもいいけど。

なんか新人アイドルと連動させて、ブログパーツとかデスクトップツールを作るのもいいかもしれませんね。
もうあったりするのかな。
[一日一報]
[東奥日報] りんご界10大ニュース 1位は台湾向け輸出リンゴ問題の件

なるほど、そうか。
もちろん興味深かったのは、1位がどうとかいう話じゃないですよ。

各フルーツごとに10大ニュースがあるのかしら。


12月8日(火)
なんでも「NewスーパーマリオブラザーズWii」が発売4日で93万本も売り上げたとか。やっぱヒゲのオッサンは鉄板ですな。あと、あのCMの訴求力はスゴイと思う。「マリオ」という説明のいらないゲームを持って「Wii」ひいては任天堂ゲームのコンセプトでもある「ファミリーなコンピュータ」を見事に表現しています。あれじゃ、やりたくなっちゃうわな。

レアもので「有野課長」版も作れば良かったのにね。

[一日一報]
[ロイター] ブラジル サッカーの試合中に5億円盗まれる

トンネル、花火に合わせての発破音、複数犯。
昨日に引き続き、やり口がルパンっぽいな。
「あばとつ!」(あばよとっつぁん)ってことで、ひとつ。


12月7日(月)
[一日一報]
[毎日新聞] ルパン三世 渋谷のモヤイ像を盗む

これはなかなか面白い企画。
でも「模倣犯」が現れないかとちょっと心配です。
ほら、鳥取の境港とかでさ。
[本日の独言(ひとこと)]
米国オックスフォードの辞書編集部門は、2009年を代表する「今年の単語」に、インターネット用語の「アンフレンド」(Unfriend)を選んだと発表した。

「今年の単語」は日本でいう所の「流行語大賞」のようなもので、その年の世相を反映した新語の中から選ばれる。「アンフレンド」は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)において「友達登録を解除する時」に使われる動詞として使われているそうだ。

例文では「ルームメートとけんかしたのでフェイスブックでアンフレンドした」と紹介されている。日本だと「ハブってやった」が近いだろうか。面白い使い方だが、多分アメリカでもご年配の方が聞くと「友達を”解除”するだなんて……」と顔をしかめられる言葉なのだろう。でもまあ、新語なんてそれくらい尖ったものでいいと思う。

また、他にもIT関連用語としては小型PCの「ネットブック」(netbook)や、運転中に携帯メールを使っていて注意がそれる意味の「インテキスティケイテッド」(intexticated)などが選ばれた。

経済関連用語では、負債を抱えつつも公的支援で持ちこたえている「ゾンビバンク」(zombie bank)や、失業して余った時間を娯楽に費やす「ファンエンプロイド」(funemployed:”愉快な失業”くらいの意味か)などが入選。環境関連用語では、厳しい環境保護規制を導入した州を指す「グリーンステート」(green state)や、環境に配慮した街を指す「エコタウン」(ecotown)などが選ばれた。

一方日本の「新語・流行語大賞」では、「政権交代」を大賞に「こども店長」「事業仕分け」「新型インフルエンザ」「草食男子」「脱官僚」「派遣切り」「ファストファッション」「ぼやき」「歴女」が選ばれた。こういうものは何が選ばれても賛否の意見が出てくるものだが、どれも何だか辛気臭いし、ちっとも流行っている気がしない。というか、マスコミ主導による「流行語にしたい大賞」のように見えるのがつまらないと思った。

誰が決めたのかは知らないが、もうちょっと目線を下げてくれないと皆から呆れられるだけだろう。年末になるとこういう「形骸化した恒例行事」が増えてくるものだ。もうやめればいいのにね。


12月6日(日)
パッと見ヤクザなオジサンから、新聞の勧誘を受けてしまいました。 「頼むよお兄ちゃん、3か月だけでいいからさ〜」って、そんな「模範的な勧誘」をされましても。やっぱりアポナシでドア開けちゃダメだわ。油断していました。

ていうか、未だにあんな勧誘方法をとっているようでは新聞もいよいよダメなんじゃないかなと思いました。オジサン、飛び込みで訪問するにはイメージが悪すぎます。仮にも「知的媒体」を扱っていると言うならば、もっと「知的なビジュアル」の人に勧誘させないと契約は取れないと思います。

例えば三十歳くらいで、背がすらっと高くて、縁なしのメガネを掛けたスーツ姿の女性が、「新聞、読んでみませんか?」と誘ってくるならば、「ほう、どれどれ」と話を聞く気になれるかもしれません。だって、こんな知的そうなお姉さんが勧めるのだから、きっとタメになる情報が掲載されている新聞なのだろうと思うからです。

でもそれが、ゴツイ角刈りのオジサンが、貼り付いた笑みを浮かべて「頼んますわ〜、お兄ちゃん〜」とか言われても、話を聞く以前に拒絶してしまいます。だって、こんなオジサンが勧めるものなんて、きっとロクなものじゃないなと思うからです。「洗剤つけるからさ〜」って言われても、だったら新聞とらずにその金で洗剤と柔軟剤買うよって思ってしまいます。

服屋の店員さんがなぜオシャレなお兄さんお姉さんなのか、銀行マン、証券マン、保険マンがなぜスーツを着た頼もしげな男性女性なのか。考えるまでもなくありません。新聞社と販売店の関係とか、歴史的背景とかは知りませんが、まずはそういう所から改善しないと新聞に未来はないと感じました。
[一日一報]
[CNN] 親の写真公開ブログが人気

前に実家で、父親の高校の卒業アルバムを発見しました。
今の自分よりも若い、十代の父親の顔を見るのはなかなか新鮮。
「キミ、将来私のオヤジになるんだよ」っていう、タイムマシンな気分を抱きました。


12月5日(土)
左手に「サイコガン」を持った主人公で有名な寺沢武一の漫画「コブラ」が、30周年を記念して何度目かのアニメ化になるとか。アメコミタッチの劇画とセクシーな描写で好みは分かれますが、私は結構好きな漫画なので気になっています。あと寺沢武一の漫画なら、左目に超高性能コンピュータの目を埋め込まれた「ゴクウ」もオススメ。現代風にリメイクすれば面白くなるネタかもしれません。

『COBRA THE ANIMATION』
[一日一報]
[読売新聞] 茨城県 巨大イノシシを捕獲

こんなの山で出会ったら腰抜かすよね。
オッコトヌシ様の祟りがちょっと心配です。
ちなみに「オッコトヌシ」でググってみたら、もっとでっかいアメリカのイノシシの画像が出てきました。


12月4日(金)
ひきこもり仕事が多くなると顔が表情がなくなってしまう。
そんな危機感を抱いて思わずモニタに向かって微笑みかけたら、どう見てもその方が気持ち悪かった。
[一日一報]
[毎日新聞] 陸上自衛隊 爆薬をなめて22人入院

自ら「火種」になってどうする。
でも、どうやら新人隊員が上官の命令でなめさせられたという悲惨な事件らしい。
ひどい話だ。こんな良い子らも今日びは珍しいというのに。


12月3日(木)
[本日の日本の妖怪]

「さんたくろうす」

東北地方を発祥として、ほぼ日本全域に伝えられている妖怪。若干姿を変えて北海道や沖縄でも知られている。
その起源は仏教の散徳羅王(さんとくらおう)と見られており、閻魔大王の眷属で成斗二十五部衆の一人。サンスクリット語の「サンタクラス」の音訳とされている。

「さんたくろうす」は主に小豆色の服を着た老人の姿をしており、布袋を持ち鹿のソリに乗って現れるとされている。年末の深夜に各家に訪れては、家人の今年一年の善行あるいは悪行を閻魔大王に報告するという役目を担っている。閻魔大王はその報告を元に善人の寿命を延ばし、悪人の寿命を縮めると言われている。そのため東北地方では「なまはげ」に近い厄介な妖怪と見られている。

「さんたくろうす」への対応としては、訪れる夜には「履き古した足袋(靴下)」を枕元に吊すという習慣がある。これは「さんたくろうす」が「足袋の色」を見て善行・悪行を判断しており、「汚れた足袋=働き者」「綺麗な足袋=怠け者」と見るからである。また足袋の中に米・餅・小豆を入れて「さんたくろうす」に納めると良いとも言われている。また特定の地方では、逆に働き者の足袋には「さんたくろうす」から米や小豆などを入れてもらえるという言い伝えもある。

なお現代においてはこの「賜り物」説が広く伝えられており、「綺麗な靴下を吊しておくとプレゼントが入れてもらえる」という、実は矛盾した習慣のみが残るばかりとなっている。
[一日二サイト]
謝り美人

GAL-tokei

何番煎じのネタかは分かりませんが、まだ続いているようです。
しかし、「仕込み」が何割いるかは知りませんが、これだけ個人情報を知らせてくれる一般人が多いことにも驚かされます。
襲われちゃっても知らないよ。

12月2日(水)
今年の流行語大賞には「政権交代」が選ばれたとかなんとか。
まあこういうものって、何が選ばれても賛否が分かれるものだし、「認知度の高まった新しい言葉」という点だけ見ればこれでもいいんじゃないかなと思います。でももうちょっと、日常会話で使える応用性のある流行語を選んでも良かったのでは。こんな言葉、職場でも家庭でも使ったら嫌われるじゃないの。そういう点ではオバマさんの「「We can change!」の方が汎用性が高くて優秀かと思います。

ちなみに、私の中での今年の流行語は「理解できるけど、納得したくない」。
流行語の件もそうだけど、オトナになるとそんな話も多いです。
[一日一報]
[Gigazine] ホームレス兄弟、5,700億円の遺産を相続

親に捨てられた貧しい兄弟が、思わぬ遺産相続で大金持ちに。
定番の幸福話が現実に起きたワケですが、その金額がパネェです。
兄弟に「新たな弟」が現れないことを祈ります。

12月1日(火)
思う所があってスタイルシートを導入。とりあえず表ページだけ。過去日記ページは知らん。
ていうか、ホームページビルダーのCSSは死ぬほど使いにくいな。
どうなってんだ。

ふと思ったことですが、「選挙・政治家お風呂ポスター」というのはどうだろうか。
お風呂ポスターについてはグーグルなどでヤフってもらえば分かりますが、要は防水加工を施してお風呂にも貼れるポスターのことです。おおむね二次元萌えぇなキャラクターのポスターを貼って、美少女と一緒に入浴している気分に浸るそうです。そこに選挙あるいは政治家のポスターを貼ってみるというのはどうかと考えました。

大体、いわゆる一般市民というのは日々の生活に忙しく、ゆっくりと政治を考えるヒマはなかなかありません。政治のことや選挙の際の候補者のことをぼんやりと考えるとすれば、大抵はお風呂とおトイレではないでしょうか。でも、さすがに政治家さんの写真をトイレに貼ったり、トイレットペーパーに印刷するのは憚られます。ぶっちゃけ、なすりつけるのはよろしくないだろう。

そこで、お風呂ポスターが登場するのです。ああ、するのです。
政治家の皆さんのポスターをお風呂に貼ることで、それぞれの顔や主張を見ながらゆっくりと日本の明日を考えられます。さらに全裸の写真で作ってもらえれば首脳陣とともに風呂に浸かる気分にだってなれます。

目の前には鳩山殿、奥には小沢殿、谷垣殿も近う、おお進次郎もついて来おったか。あたかも「花の慶次」の温泉シーンのような「漢(おとこ)風呂」。年末年始に向けて、天下の大計を語り、百万石の酒を酌み交わすにはもってこいではないでしょうか。

私は絶対に貼りませんが、作ってみても面白そうです。
[一日一報]
[読売新聞] 鉄の貝「スケーリーフット」公開

鉄のウロコを持つ貝としてお馴染みの「スケーリーフット」が新江ノ島水族館で公開されています。
「エリマキトカゲ」「ウーパールーパー(アホロートル)」に続く珍生物として人気を集めそうです。
かっけーなー、見に行きたいなー。 絶対倒したら経験値高いぜ、こいつ。