the shadow of silver
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1月31日(日)
今日は資料集めと気晴らしを兼ねて、三駅向こうの大きな本屋さんへと行こうと思っていました。
でも朝から冷たい雨が降っていたので、無理に行くこともないかと思い直して、家でゴロゴロしていました。

ぼんやりと本を読んだりネットをしたり、ご飯を食べたりしていましたが、ふと外の通りの音が少ないことに気付きました。うちの前は大通りなので、普段は車がバンバン走っています。歩道にも絶えず人が往来しています。雨だからかなとも思いましたが、それでも車の数が減るというのもおかしいです。さらに耳を澄ませると、遠くからはヘリコプターのパラパラ音。

もしやと思いネットで確認すると、どうやら「大阪国際女子マラソン」が行われていました。

マラソンのルートには、うちの前の通りと交差する道も含まれています。つまり交通規制がかかり通行止めになっていたのです。

雨が降っているからといって本屋に行くことすら諦めた私。
かたや雨が降っていようが、42.195キロを走り抜ける選手たち。沿道で応援する観客たち。
何がダメって、そんなことにすら劣等感を抱く私が一番ダメだと思います。ゴロゴロ。

[一日一報]
[AFP] E.T.探しの危険性

地球外知的生命体の話。「積極的にアプローチしよう!」派と、「敵だったらどうするんだ!」派に分かれています。もはや「いる」「いない」のレベルではないようです。
しかしまぁ、今どき見つかっても、ややこしいだけの話になりそうですね。



1月30日(土)
昨夜見た悪夢。

日が陰り始めた頃、私は実家のコタツに寝転んで、天井をぼんやりと眺めていました。
台所では母が夕食の支度をしています。そうこうしていると勝手口から祖母がやって来て、畑で取れた水菜を置いていきました。

しばらくすると玄関からチャイムの音。母はいそいそと向かいます。
誰か来たのかなとぼんやりを思っていると、やがて部屋のフスマが開きました。

サムライが立っていました。

私は何事かと思って体を起こします。サムライは若い頃の柳葉敏郎によく似ていました。
彼は私の目の前に正座すると、不適な笑みを浮かべて、懐からずいと差し出しました。

それは、葵の紋の入った印籠でした。

殺される! と咄嗟に思いました。

なぜそう思ったのかは分かりません。でも逆らえば間違いなく斬られます。
だから私は平伏して身を小さくして控えました。体が震えて、冷や汗がだらだら流れました。
もの凄く恐かったのです。

やがてサムライは印籠を開けると、中の液体を私のうなじに垂らし始めました。
水色で、冷たくて、どろりとした粘り気がありました。
何かと思って顔を上げると、サムライがニヤリと笑って口を開きました。

「殺虫剤じゃ。印籠にはみなこれが入っておる」


そこで目が覚めました。
午前4時、汗びっしょり。
「夢か」と気付くより早く、「助かった」と思いました。

一体これが何を意味していたのか。
実家、母、祖母、水菜、チャイム、サムライ、印籠。何から何までサッパリ分かりません。
理解できないのは夢の常ではありますが、何とも不思議な体験でした。

そして私は、現代人で唯一、印籠の本当の恐さを知っている男になったと思います。
あの中身は殺虫剤なのです。

[一日一報]
[時事通信] フロリダ、宝くじで28億円の当選者、遺体で発見

まさに天国から地獄へ急直下。もしも神がいるならば、こんな悲惨な死はないでしょう。
日本の宝くじも、一等金額を減らして当選数を増やした方がいいと思うのだが、どうか。



1月29日(金)
「ライ麦畑でつかまえて」で有名なJ・D・サリンジャーさんが亡くなられました。91歳。ニューヨークタイムズに”Literary Recluse”(文学隠遁者)という肩書きが付けられていたのが印象的でした。
1965年に「ハプワース16、1924年」を発表して以降、多くのファンの期待に反して、だけど予想通りに、一度も表舞台に立つことなくこの世を去りました。その生き方が氏の作品と相まった演出だったとは思えませんが、その神秘性もまた作品を孤高に至らしめる要因のひとつにもなったのではないかと思います。
だけど、せめて一文でも、今の気持ちを聞いてみたかった。ご冥福をお祈りいたします。

[一日一報]
[読売新聞] 地震、月や太陽の引力が「最後のひと押し」

荒俣宏の「帝都物語」では、魔人加藤が魔術によって月を引き寄せ大震災を引き起こそうとしました。あれもあながち間違っていなかったんですね。四大災害とされる「地震・雷・火事・親父」の筆頭だけあって、現代科学をもってしても未だに食い止めるのは至難の業のようです。ぶっちゃけ雷と火事はまだ予防できるし、親父はちょろいもんね。


1月28日(木)
ここ10年の間に1作だけ観たアニメ「ストライクウィッチーズ」、その第2期が今夏に放映されるという噂です。こういうのって最初から決まっているのかどうかは知りませんが、それでも人気が高かったからこそ続編が作られるのでしょう。やはり自分の目に狂いはなかったなとほくそ笑んでいます。次観るかどうか分かんないけど。

ちなみに当作品の内容は、パンツ丸出しの女の子たちが縦横無尽に飛び回って敵をやっつけるお話でした。絵が可愛らしくて動きもダイナミック、独特の設定も興味深くて軍事関係にも一言ありそうなのが面白かったです。パンツ丸出しでした。

[一日一報]
[CNN] 恐竜の仲間、オレンジの毛が生えていたと判明

解明した現代科学にも驚かされますが、オレンジ色だったことにも驚かされます。ダブルびっくり。
緑色や土色をしたトカゲのでっかいのだと思っていましたが、いやはや。
恐竜時代は意外と極彩色に溢れていたのかもしれません。


1月27日(水)
ハリウッド映画の「シャーロックホームズ」が気になっています。ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニーJr.、ジュード・ロウ主演。コナンドイルの原作ではなく、新しいストーリーでの話だとか。日本では3/12公開とのことです。

一応、作家を名乗らせていただいている私もまた、シャーロックホームズには強い思い入れがあります。真っ先に思い出す作品と言えば、もちろん「伯爵令嬢誘拐事件」。御存知、トーワチキが作ったファミコンゲームです。イギリスを舞台に名探偵シャーロックホームズが、自慢の推理力を全く使うことなく解決を目指す、横スクロールのアクションゲームでした。ビックリするほど面白くなかったです。

同時期にはもうひとつ、ジャレコから「ミシシッピー殺人事件」というアドベンチャーゲームも発売されました。こちらはミシシッピー川を渡る豪華客船内で起きた殺人事件を解決する、純粋なアドベンチャーゲーム。ただし主人公は「チャールズ」という、ホームズっぽい偽者でした。よくナイフが頭に刺さって死にました。

それともうひとつ思い入れがあるものと言えば、「名探偵ホームズ」。これは宮崎駿もかかわった探偵物のアニメです。主人公もホームズとワトソン、レストレート警部やモリアーティ教授もちゃんと登場していました。ただし、全員「犬」でした。でも、すごく面白い作品でした。

という具合に、正真正銘、生粋のシャーロッキャンな私としても、この映画は気になっているワケです。

[一日一報]
[読売新聞] 愛妻イベント「極寒星空ハグ」。参加者ゼロで中止

担当者いわく「企画に問題がなかったか検証したい」。
企画うんぬんよりも、この「男塾名物」みたいな名前から考え直した方がいいと思います。


1月26日(火)
通勤・通学電車って、毎日長距離を乗り続ける人にとっては嫌なものだと思いますが、全く乗らない者からすると情報ネタの宝庫だと感じられます。見回せば老若男女、会社員、学生、一般人と色んな人間に溢れ、見上げれば日ごと週ごとに変わっていく広告が今日も世界を彩っている。窓の外は変わりないように見えて、片時も留まることのない都市風景が広がり、季節や天候、経済情勢をも反映させて表情を変えていく。何気ない日常、でもそこから得られる情報って結構バカにならないと思います。

だから私もたまには、早起きして環状線をグルグル回り続けてやろうかと思うですが、もちろん朝になるとそんな気は一切なくなっています。ほらだって、今は寒いから。もっと暖かくなったら、きっと。

[一日一報]
[毎日新聞] イギリスのチャーリー君。自転車でハイチへの支援を呼びかける。

幼いながらも立派な活動ですし、うまく反響を得て多額の義援金を集められたことは素晴らしいと思います。
それにひきかえ私ときたら、「チャーリー」と「自転車」ばかりが気になってしまうダメな大人です。


1月25日(月)
[一日一報]
[毎日新聞] キン肉マン、37巻発売。ゆでたまご嶋田隆司さん語る

「働かない方のゆで」として有名な嶋田さんのインタビュー。
一発屋も20年続けば大作家。今ではありがちな手法となった「ギャグとシリアスの融合」「素顔を隠した主人公」「パワーの数値化」ですが、「キン肉マン」によってそれらを定番化させた功績はやはり大きいと思います。
この方は大御所ぶらずに、いつまでも「キン肉マン目線」だから好きです。

[本日の独言(ひとこと)]
長年使い続けているノートパソコンの調子がいよいよ悪くなってきた。
基本的に動作が遅い。なんの前触れもなくアプリケーションが終了する。エラーメッセージ出るが対処してくれない。往々にしてある末期症状だ。もちろん一通りの修復作業をした後での話だ。

対策としては買い換えるのも手だが、その前にOSの再インストールを試みるのが筋だろう。データは全て消えてしまうが、ソフトウェアのエラーはこれで全て修繕できる。もしこれで直らなければハードウェアによる物理的な故障となる。戸棚の奥からいそいそとOSを取り出し、ディスクドライブに入れて再起動。これまで仕事やプライベートで何十回と行っている作業だ。ところがディスクが認識されない。どうやらディスクドライブまで故障してしまったようだ。

ディスクが読めないと再インストールもできない。他に手元にあるのは、USB接続の外付けディスクドライブ。ならばそちらに読み込ませればいいのだが、パソコンが古いためにOSが起動しないとUSBも認識してくれない。古いパソコンはそんな時のためにフロッピーディスクによるUSBサポートが実行できるが、私のパソコンは微妙に古いためにフロッピーディスクドライブが搭載されていない。という訳で、手詰まりとなってしまった。なお、他にもいくつか対処方法はあるのだが、さらに説明がややこしくなる上に、それでも上手く走らなかったので省いておく。

これからどうしようかと思うが、まあハードディスクは壊れていないのでパソコン内のデータはいかような方法で取り出すことはできる。パソコン自体も、多分時間をかければ直せるが、もはやそれも無駄な作業かもと考えている。以前と比べるとパソコンもずいぶん安くなっている。修理にかける時間と、修理後のスペックを考えると買い換えるのも大人の選択だ。

安いパソコンといえば、近ごろはアウトレットのパソコンが気になっている。NECや富士通といった主要メーカーが、型落ちや製品や製造時に傷が付いたり梱包時に破損があった製品をホームページ内にて安価で販売しているものだ。破損といってもほとんど目立たないものが多く、性能については全く問題のない代物だ。新製品は販売されないが、今どき1年や2年古くてもほとんどの人には問題ないスペックだろう。私が買うかどうかは検討中だが、知らなかった人にはそういう手もあると紹介しておく。

なおアウトレットパソコンの詳細については各メーカーのホームページで確認していただきたい。上記以外のメーカーでも広く販売されている。ただし、やっぱり目立たない位置で公開されていることが多いし、店頭に置かれることもまずない。パソコンを買うホームページにアクセスするためのパソコンがない、という人は新製品を購入しよう。

(追記)
てな感じに、壊れたと思っていたパソコンですが、今日試しに新しくアカウントを作ってみたらなぜか完全復活してしまいました。なんだなんだ、そんな問題だったのか?いまいちよく分からんが、直ったのならそれでよし。でも物理的に壊れているCDドライブは直らないので、やっぱり怖々使うことにします。


1月24日(日)
主に海外などの要人が会見や演説する際、よく目の前に譜面台のようなガラスの板が立っています。
あれってずっと「防弾ガラス」だと思っていたんですが、ネットで調べたら原稿を投影される「カンペ」だと知りました。
「プロンプタ」というシロモノだそうです。世間じゃ当たり前なのかもしれませんが、まったく誤解していました。いやはや何でも調べてみるものですな。
でも、あれを防弾ガラスにすれば一石二鳥だったりしないかしら? と諦めきれずに言ってみます。

[一日一報]
[共同通信] マック「ブタえもん」を外して謝罪

宗教的にオープンな日本と違い、海外では色々と気を遣いそうです。
事件自体は昨日から知っていましたが、ドラえもんのアレンジとは気付いていませんでした。
出来映えを見るに、どうやらニセモノでもなくオフィシャルな模様。
私だったら「ヘビえもん」になるワケですか。チビレモンみたいだな。
のび太くんキシャーッ。このどくでジャイアンをころせ。


1月23日(土)
今日は実に三か月ぶりに髪を切りました。そのあと家に帰って掃除と洗濯をして、だらりと本でも読んでいたら、いつの間にか小一時間ばかり昼寝をしてしまいました。夜以外に寝ることはあまりないので珍しいことでした。

振り返ってみると、髪を切った後はいつも眠くなってしまいます。髪に含まれるエネルギーが失われてしまうから、ではなくて、恐らく頭に触れられることに大きなストレスを感じてしまうからだろうと思います。同様に、マッサージやカイロプラティックの施術後もやけに疲れて眠くなってしまいます。肩こり症なので通い続けたい気持ちはあるのですが、いつも途中で億劫になって止めてしまいます。

人間関係には距離感があります。赤の他人では遠く、身近になるに従って近くなる。触れるというのはその再接近にあたり、家族や恋人にしか許されない距離です。だから他人に触れられると嫌悪感を覚えますし、逆に親しい人が遠いと冷たく、よそよそしく感じてしまいます。

散髪やマッサージというのはもちろん自ら望んでしてもらうものなので、嫌がる気持ちはありません。同意の上で距離が縮められる「特別な他人」です。だからどうぞご自由に触れてもらいたいのですが、私は多分、その辺りの頭の割り切りがヘタなんだろうと思います。またそういう人も結構いると思います。もっと酷くなると行きたくもなくなるでしょう。だけど髪は伸びるし、肩はこる。それがまたストレスになる。はなはだメンド臭いものです。

[一日一報]
[朝日新聞] 一歩あるけば、医療費が0.0014円節約

献血とかもそうだと思うけど、今のご時世こういう訴え方をしてもなかなか浸透しないと思う。
肥満の人が1キロ減らしたって節約できるし、喫煙者が1本減らしても節約できる。
必要なのは「国民よ、歩け!」と強制するか、「歩く人には医療費を返還します!」と言い切ることだろう。
でも、どうせ減らないんでしょ。


1月22日(金)
夕方の帰り道。人の多い横断歩道で待っていると、隣に乳母車を押した若いお母さんが来ました。やがて信号は青になり、皆一斉に歩き始めます。しかしその時、乳母車が歩道の縁に引っかかり前方につんのめってしまいました。乳母車とともに転げ落ちそうになる赤ん坊。周りを歩く女子高校生たちの悲鳴。しかし間一髪、側にいた会社員風の若者が手を伸ばして乳母車とお母さんを支えました。赤ん坊も無事で泣き出す様子もない。お母さんはぺこぺことお礼を言い続け、若者も笑顔を見せる。周囲の者もほっと一安心しました。

そんな心温まる光景を、私はすぐ隣で突っ立って見ていました。

ああ、だから俺はダメなんだと実感しました。

[一日一報]
[読売新聞] 粘菌が首都圏の鉄条網を構築

[日経プレスリリース] 粘菌による都市構造の設計理論

すごいぞ粘菌。
知能のない単細胞生物の活動が、最適な文明都市の構造を設計する。
そんなSFチックなテーマにワクワクさせられました。
人工知能におけるニューロンネットワークの最適化にも繋がるかもしれませんね。
ぬるりと期待しています。


1月21日(木)
ノートパソコンにインストールしているXPがいよいよレジストリ段階で壊れ始めてきたので、いっそOSの再インストールをしようとディスクを入れたらCDドライブまで故障してやがった。外付けのUSB式CDドライブからインストールできるかなと思ったけどチップセットとBIOSが古くて未対応っぽい。FDDも搭載されていないので起動ディスクも作れない。仕方ないので仮想FDDを使ってUSBメモリに起動ディスクの中身を入れて、BIOSのブート優先順位を代えて動かしてみた。でも上手くいかなかった。

なんか10年ほど前から似たようなことばかりをやっている気になった。
どうして直そうかと思案しているが、それならもういっそ新しく買い換えて旧パソコンの中身をごっそり抜いた方がタイムイズマネー的も正しいかもしれないと思いつつあります。半日かけることじゃねぇや。

なお先の仮想FDDとかUSBからのCDブートについては、今のご時世グレーっぽいので詳細は書かないことにします。知りたい方は適当にGoogleなどでヤフってください。失敗しちゃうかもしれんけどね。

[一日一報]
[デイリーポータルZ] パピコはあっためてもおいしい

どんな食品もぬるい温度にすると一番味が良く分かるという話。
体温に近い温度という所で味覚的には当たり前のことですが、サンプル数が多くて説得力が感じられました。
やっぱり何でも試してみないとね。


1月20日(水)
[MMR] ゲーム業界 壊滅の日!?

twitterで教えてもらったサイト。
「なんだってー!!」の元ネタ。キバヤシさん率いるマガジンミステリー調査班が、とてつもないFPSゲームの登場を確認。ゲーム業界が壊滅的なダメージを受けると予言しています。相変わらずのトンデモ持論と、終末感を煽るシリアスな展開は健在。全コマが笑えるというのはスゴイと思います。落ち着けナワヤ。

[一日一報]
[ケータイWatch] KDDI 「auは学生を応援します」

32歳会社員は応援してくれないみたいです。
ソフトバンクにならったのかどうかは知りませんけど、カスタマーを年齢や所属で分けるのはちょっとどうかと思います。ウケが良いんだろうけど、電車の定期券じゃないんだし。会社員は金持ってるから払えよってことなのでしょうか。


1月19日(火)


運転免許証の更新に行ってきました。
自由業者の底力で、人の少ない平日の午前を狙って向かいました。
でも高齢者や学生などで割と混雑していました。

もらった教則本は、ちびまるこさんがたくさん描かれていて楽しかったです。前に某大手企業の偉い人が、「新入社員の教育にマンガの冊子を作って配っている、そうしないと読んでももらえない時代だ」とぼやいていましたが、こういう本にもマンガは必須なのでしょうね。ちびまるこさんもいつの間にか「ポストサザエさん」になりました。

新しい免許には「本籍」が記されておらず、代わりにICチップが埋め込まれていました。きっと色んな理由で配慮しているのだと思いますが、本籍欄がそのままブランクなのは脱字っぽくてちょっと不思議です。あとこれは各都道府県で対応が異なるそうです。

それと、これは知らなかったのですが、これまでの「普通車」と「大型車」の間に、新たに「中型車」という資格が新設されていました。これにより、以前までの「普通車8トン未満」の規制がなくなり、「普通車は5トン未満まで」「中型車は11トン未満まで」「大型車はそれ以上まで」となったそうです。

で、それじゃあ私は、いつの間にか5トン以上のトラックを運転できなくなったのかというと、それは「8トンまでの中型車はオッケー」という対応になったそうです。つまり新法施行以前に普通免許を持っている人は「8トンまでオッケー」、これから普通免許を取ろうとする人は「5トンまでオッケー、それ以上は11トンまでの中型取ってね」と変わったそうです。同じ普通免許だけど、私の方が3トン強いのだ。ザマミロ。押し潰してやる。

中型自動車に関する詳細はこちらで。まあぺーぺードライバーの私にはあまり関係のない話ですが。

[一日一報]
[GIGAZINE] 空気で壁を作る次世代の傘

いつかどこかで、そろそろ傘も進化してくれないかと書きましたが、もしかするといよいよその日が来たのかもしれません。ステッキというスタイルが実に良い。まだ実用化はされておらず、電源はどうするのとか、周りにの人に雨がかかったりしないのとか気になりますが、解決できれば世の中がちょっと面白くなりそうです。あ、電池はソーラー充電にすれば便利ですね。いやいや、雨降ってるし。


1月18日(月)
[一日一報]
[産経新聞] 42歳警部。 美少女フィギュア万引きで逮捕。

魔が差したのか、常習なのか。職業柄、防犯には詳しいはずなのに、あるいは詳しかったゆえに無茶をしたのか。事情は分かりませんが、人生を棒に振っちゃったのは分かります。厳しい奥さんに1円単位まで管理されている人なのかも。犯罪は犯罪ですが、そこに至った経緯も気になる事件です。あと何のフィギュアをパクろうとしたのかも。

[本日の独言(ひとこと)]
「商才」というものがある。商売の才能、金儲けの才能、ひいては資本主義の才能とも呼べるものかもしれない。画期的な物を作り出す技術、時代を読み取る嗅覚、柔軟な発想と思い切った決断力。そういうものに分類できる能力だろう。

人物でいうと、かつてはパナソニック創業者の松下幸之助が上げられるだろう。一代で大企業を築きあげた人物だが、特に何かに秀でていたという話は聞かない。電化製品を作っていた人や会社は他にもたくさんあった。それでも一番の成功を収められたのは、結局「商才」が抜群にあったのだと思う。

近年では、マイクロソフトのビルゲイツもそうだろう。コンピュータの天才であったという話も聞くが、単にコンピュータのできる人だけではここまでの成功はない。彼はWindowsの開発以上に、Windowsを売り歩く商才に優れていたのだろう。Googleを創業したラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンも同様だ。Googleは確かに優れたサーチエンジンだが、それだけでは単なるツールに終わっていた。彼らはそれ以上に経営戦略の才能があったのだ。

さて、話は変わって、今年の冬はハンドクリームがよく売れているという話を聞いた。毎年乾燥、手荒れの季節に需要が伸びるのは当然だが、今年はその伸び率がかなり高いらしい。皆が手に関心を持ち始めたのか、あるいは高齢化社会の影響か。実は意外にも「新型インフルエンザ」なのだそうだ。予防対策として手洗いとアルコール殺菌が推奨されたために手が荒れる人が増えて、結果ハンドクリームを使う人も増えたということだ。

果たして、どれくらいの人がこのヒットを予測できていたのだろう。そしてヒット以前に新製品開発や関連企業の株購入に走った人や企業はどれくらいあっただろう。マスクやうがい薬、消毒液が品切れになるのは私も予想していた。でも私はそこまでだった。おまけに予想しただけだから何も得られなかった。

松下幸之助やビルゲイツをはじめ、優れた経営者や投資家が持つ「商才」とは、そういう所の推理力にあると思う。「風が吹けば桶屋が儲かる」が、ことわざではなく行動で理解できる人なのだろう。これがない人は、真面目にコツコツ働く方がいい。私もコツコツ書き続けようと思った。

「つまり、優れた推理作家は、小説を書くより店を開いた方が儲かるはずだ」というのはちょっと強引なので書かないことにする。書いてるけど。


1月17日(日)
15年前の今日、私は奈良の家で激しい振動に起こされました。
ぐわんぐわんと、船が波に揺られるような感覚。
父親か母親が、「地震だ!」と言って部屋に入ってきました。
振動はやがて止まりましたが、また揺れだすかもしれないと布団の中で不安を感じていました。
間違いなく、今まで体験した中で一番激しい地震でした。

それが50キロも向こうが震源地だったなんて、思いもしていませんでした。

私は兵庫には生まれませんでした。
新潟にも生まれませんでしたし、ハイチにも生まれませんでした。
でもそれは偶然、あくまで今の所、地震の少ない土地に生まれたのだと思います。
だから災害に関しては、どれだけ遠く離れていても、「関係ない」ではなく、「生き残った」と思ってしまいます。

そして私に生き残るべき価値はあったのかと、いつも自問してしまいます。

[一日一報]
[読売新聞] 秋田で恒例の「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」が開催

虚構と真実、悪意の扇動と善意の情報提供が交錯する時代。
こういうイベントも潔くて面白いかもしれません。
惜しむらくは会場もネタも、何だか年寄り臭い気がすること。
ユーモアとウィットに富んだ若者が加われば、もっと盛り上がるかもしれません。


1月16日(土)
一件、仕事が終わった途端に体調不良。例によってハナが止まりません。
「五虎湯」とかいう漢方を服用しましたが、効いているのかどうかもよく分かりません。
いや、効いていると思っておこう。トラ年だし。
寒気もしますが、世間が寒いのか私が寒いのかはよく分かりません。誰がサムいんじゃ。
とりあえず、寝て起きて、鼻をビービーかんでいます。

[一日一報]
[デイリーポータルZ] 運勢を平均値で占う

私が今年、京都の平安神宮で引いたおみくじは「吉」でした。
方角は南西がよろし。
これって何度も引いたら「全方位バリア」が張れるんじゃね? とか思ったりしました。
記事は10回引いて吉凶の平均値を測っています。


1月15日(金)
「目玉おやじ」で有名な声優の田の中勇さんが亡くなられました。77歳。1968年の第1期シリーズから昨年放映された第5期シリーズまで、一貫して目玉おやじの声を担当されていたそうです。

誰でも一度はマネしたことのある、「オイ鬼太郎」の声。長年続けてきた結果ではありますが、おやじの声はこの人以外にあり得ないと言われるのは、伝統芸能並の業績だと思います。

これから鬼太郎の新作が作られるかどうかは知りませんが、おやじの声はどうなるんでしょうね。
初音ミクちゃんのクリプトン・フューチャー・メディアが音声合成ソフトを開発したりしないのかしら。

[一日一報]
[ロイター] ハイチ大地震。 Twitterでも支援活動広まる

[CNN] ハイチ大地震。 Twitterでのデマに注意

災害とTwitterとの関係。その速報性と普及率は緊急時での大きな力となりますが、一方ではデマと悪意の拡大にも繋がります。運営側がうまくコントロールできればいいのですが、なかなか難しい問題です。


1月14日(木)
昨日の「食べても痩せる」の話。
ふと思ったけど、もしかして私はカロリーの「吸収率」が低いのかもしれない。
「一日に必要なカロリー」とかいう話はよく聞く。1800とか、2000キロカロリーとか。年齢や性別、体格や運動量によって色々と設定されているのは知っている。でも2000キロカロリーを摂取しても、100%吸収されているのかどうかは怪しいような気がしてきた。ていうか、あり得ないように思えてきた。

「痩せの大食い」という人がいる。たまにテレビでも見かける大食い女性タレントなどがそうだ。ああいう人も吸収率が極端に低いのではないだろうか。だから食べても太らず、胃をはじめ内臓もたくさん食べられるように丈夫になっているのではないだろうか。

つまり、その観点から言うと、私は「痩せの小食」になるのかもしれない。まあ結論としては、やっぱり動物としては非常に効率が悪いだろう。タンクが小さくて燃費も悪い軽自動車のようなものだ。こども店長も激怒することだろう。

これまでダイエットなんて考えたこともなかったので、何分ほとんどが憶測だ。
機会があったら、またゆっくり調べて見ようと思った。死ぬ前に。

[一日一報]
[産経新聞] 鳩山首相「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」

昔、ガンダムのシャアもそんなこと言ってましたね。
カリスマがないと、名言もひねくれた中学生みたいです。


1月13日(水)
先日の旅行中は、何だかひたすら食べていました。
モツ鍋やらラーメンやら餃子やら、おきゅうとやらステーキやらロールケーキやら。
何を食べてもおいしかったのと、せっかくの機会だからということで、胃が休まるヒマなく食べ続けていました。

家に帰ったら、1キロ痩せていました。

30過ぎにして奇跡の肉体を手に入れましたが、動物としてはちょっとマズイ気もしています。

[一日一報]
[山陽新聞] ネズミがかじって、LAN障害

ここ数年ネズミなんて見てもいませんが、やっぱりいる所にはいて、どっこいたくましく生きているようです。
IT形無し。「ネズミに強いLANケーブル」なんて作れば、売れる所には売れる物になるかもしれません。
同様に「キツツキにつつかれないキーボード」とか、「夜、蛾が集まらないモニタ」とか、「毒グモが紛れ込まないPCケース」とかも、世界のどこかで需要があるかもしれません。
ニッチを狙ってヒットを目指すというのも、どうか。


1月12日(火)


福岡・天神にあった、気持ち悪いなにか。

この連休は福岡・博多から大分・由布院にかけて旅行してきました。
いずれも初めて訪れる土地ということもあり、どこへ行っても何を食べても珍しくて面白かったです。ただちょっと寒かったのが残念。でもトレーラーハウス感のある冬期仕様の屋台は居心地良かったです。あと由布院の本屋さんには、西村京太郎さんの「特急ゆふいんの森殺人事件」が前面に置かれていました。物騒だなおい。そんな感じ。

[本日の独言(ひとこと)]
お正月に奈良の実家へと帰省すると、居間のコタツに「平城遷都1300年祭」の公式ガイドブックが置かれていました。去年より長く宣伝を続けてきた古都のイベントがいよいよ開催されるようです。期間は4月24日から11月7日まで。会場は北部にある平城宮跡を中心に、斑鳩、宇陀、飛鳥、葛城、吉野にまで分かれて何やら行事が催さるとか。ちなみに各地域は「いかるが」「うだ」「あすか」「かつらぎ」「よしの」と読みます。

それで、何のイベントが行われるかというと、ガイドブックを読みましたが、よく分かりませんでした。メイン会場も広場と資料館が多く、奈良の歴史や文化を知るには良さそうですが、それ以上の楽しさはあまり見出せませんでした。ただ私が魅力を感じないのは、20年以上奈良に住んで、さんざん寺巡りをさせられて来たからかもしれません。遠方にお住まいの方、特に昨年の「阿修羅像展」に感動された方には、知的好奇心をくすぐられるコンテンツもあるのかもしれません。官公庁主導の学術的イベントなのでしょう。ディズニーランドを期待して訪れるとガッカリします。

魅力といえば、マスコットキャラクターの「せんとくん」も、結局宣伝活動においては抜群の効果が得られました。当初はキモイと呼ばれて嫌がられたり、民間に別のキャラクターを作られたりもしていましたが、今では全国各地のイベントに引っ張りだこ。実は子供たちに大人気というから驚かされます。新年のイベントには県内の四会場で「同時に登場する」という離れ業も披露。広報課の話では「瞬間移動」でやってくるそうですから、なかなか侮れない法力です。

結局、良くも悪くもインパクトを与えることが宣伝活動の基本であり、効果が得られればどんなものでも「正義」であり「成功」なのでしょう。広告業界の者にとっては、そこが厄介な所でもあり、面白い所でもあります。

今の奈良はどこを向いても1300年祭と角の生えた坊主が目に付きます。せっかくなので皆さんも見に来られてはいかがでしょうか。なおお越しの際には電車等の交通機関を利用されることをお薦めします。整備されたとはいえ、会場近辺の道路は平常時から渋滞気味です。


1月9日(土)
今日は「十日戎(えびす)」の宵戎。今宮戎神社に行って、福娘さんやお祭に賑わっている様子を見に行こうと思ってましたが、すっかり忘れていました。どこへでもこまめ行っては写真を撮って掲載するブロガーさんって、大したもんだと尊敬します。

学生さんや他地域の方には馴染みはないと思いますが、十日戎というのは全国各地の戎(恵比寿)神社で今月9日から3日間くらい催されるお祭りのことです。商売繁盛がテーマなので、特に関西地方では会社の社長さんなどがよくお参りに訪れます。

御利益があるのかどうかは知りません。でも今年一年の商売に関わるものなので、一度行ったらなかなか止めにくいと思う人も多いだろうと思います。経営が上向きの時は落としたくないだろうし、落ち込んでいる時は神仏にもすがりたいものでしょうしね。お陰で、「十日戎で一番御利益があるのは神社自身だろう」と皮肉られたりもします。

[一日一報]
[時事通信] ニューアーク国際空港 別れのキスで一時閉鎖

ステキだけど人騒がせな事件。
なんか10年後くらいに二人の「いい思い出」になってそうで、ムカつくよね♪


1月8日(金)
ハウス食品がガンプラにやられたと聞いて、プラモデル付きのカレーでも発売するのかと思ったら、ホームページが新種のウィルス「ガンブラー」に感染したという話でした。私の所には、とりあえずカスペルスキーさんが効果あるという情報が来ています。皆さんも試用版でも使ってチェックしてみましょう。

[一日一報]
[ITmedia] 六本木に「ルイーダの酒場」がオープン

もっとスペインバルっぽい店をイメージしてたのに、小綺麗すぎてちょっと残念。
私も商人として入店して、勇者に雇ってもらって、町を作って捕まりたいものです。
てか当のルイーダさんはいるんでしょうか。


1月7日(木)
ここの日記、今年に入ってから曜日を1日間違えていた。
日記というか、私自身も間違えていた。
そうか、明日は金曜日なのか。参ったな。

[一日一報]
[日経BP] 「タコイカウィルス」拡大続く

これはなかなか、ヒドイけどカワイイ。
いけないことだけど、ただ潰されるよりはこういう「やられた感」はあった方がいいと思う。


1月6日(水)
巷で噂のグーグルケータイ「Nexus One」。ネットの噂だと「やわらか銀行」から出るとかなんとか。まあ正確には「やわらか銀行」ではなく「禿電」と呼ばれていたワケだが、さすがに酷いのでそれこそ柔らかく書いておく。あるいは略称の「SB」、転じて「カレーの王子さま携帯」。まああくまで噂ではありますが。とりあえずauがんばれ。

ていうかiPhoneもそうだけど、そろそろどのキャリアからでも対応できるようにしてくれないかしら。

[一日一報]
[読売新聞] シーシェパード船、捕鯨監視船と衝突

なにこのバットモービル。
何でわざわざ「悪っぽい」スタイルにしたのかしら。

捕鯨問題についてはどうこう言うつもりはないし、キチンと話し合えばいいと思うくらいだけど、こんな船がこんなことをするような手段は、多分どちらのためにもならないと思います。


1月5日(火)
↑Twitterのサイト挿入実験。 こんなもんかなぁ。
不具合があればお知らせください。

Twitterは、未だに右往左往しながら使い続けている感じ。mixiと違って誰にも気を遣わなくてもいい所が、まだ自分に向いているかなという気もしています。こんな風にサイトに埋め込むことだってできますし。うまく使えば日記の更新も全てTwitterでできるかもしれない。とか期待してみましたが、1投稿140文字制限があるのでやっぱり無理だと気付きました。ダラダラ書くからねぇ。

というワケで、上部では1日何回か、ぽつりぽつりと呟くことになるかと思います。
こりゃ目が離せないね!
どうせロクなこと書かないだろうけどね。

[一日一報]
[毎日新聞] 鷲宮神社 「らき☆すた」効果で初詣45万人

賞賛と非難を受けつつ、見事に定着させた感じですな。

昔、京都の晴明神社に訪れた際、社務の方が「マンガと映画のお陰で参拝される方が一気に増えました」と仰っていました。頼む者あってこその神頼み、とは言いませんが、流行であっても参拝者が増えるのはいいことだと思います。そもそも、ただ神様を奉るだけでなく「安産祈願」「恋愛成就」「学業成就」「ガン封じ」「ボケ封じ」などとオプションを付けて、遠方からの参拝客を募るのは常套手段です。何もこの神社が初めてやった訳でもないでしょう。時代とともに客の求めるサービスを提供するのは神社であっても変わりはないと思います。それでみんなが幸せになればバンザイというものです。


1月4日(月)
[一日一報]
[朝日新聞] アメブロ、アカウント情報が流出

年明け一発目のお祭り。煽っていると思われると嫌なので、メディアに報道されるまで動向を見守っていました。
何が起きたのかは適当にググってみてください。どうしてこうなったのかは、多分公表されないまま済ませられると思います。

しかし、サイバーエージェントも被害者なのは分かりますが、まずは個人情報を扱っている側として謝罪すべきことだと思うのですが、どうか。ちょっと会社の姿勢にギモンです。
[本日の独言(ひとこと)]
新年、明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

という文字を打つ今日の日付は、2009年12月25日。むしろ「メリークリスマス」な気分であり、私個人においては「ハッピーバースディ」な日でもある。未来の皆さん、こんにちは。こちらは10日も昔です。

「一年の計は元旦にあり」という言葉もあるように、新年は目標を決めるのに最適なきっかけだろう。大人になると入学や卒業、あるいはクラス替えとは疎遠になり、環境の変化にも乏しく、去年も先月という程度にしか感じられなくなってしまうものだ。だから「新年」というものは、気持ちを新たにして仕事や生活に励むために必要な行事なのだと思う。大人が年末年始に盛り上がるのも、8割くらいは「わざと」だろう。

私の新年の目標は「やさしい人になる」とした。「やさしい」というのは「優しい」という意味でもあるが、むしろ「易しい」という意味に重きを置いている。平易で分かりやすい人物になりたい。大阪でいう所の「アホになる」ということだ。いや、アホは嫌だな。ちょっと違った。

というのも、先日知人から「君の話は難しい」と言われてしまったからだ。こっちは普通に話しているつもりだったのに、どうやら言い回しや語彙が難しかったらしい。ライターの仕事をしている時も、たまにそういう指摘を受けることがあり、これはゆゆしき問題だと感じ始めていた。

難しいというのはもちろん、私が賢いからという訳ではない。「易しく伝える気遣い」ができていないということだ。伝えたい内容を噛み砕いて説明する技術の問題だと私は解釈した。

トップセールスの営業マンというのは大体おしゃべりなお調子者が多い。生徒から好かれる学校の先生もそういう人が多いだろう。いい政治家の演説は細かい話をしないし、面白い漫才師のトークは横を向いていても笑えるだろう。そしていい小説は水のようにサラサラで飲み込みやすいものだ。全てバカだからではない。恐ろしいほど複雑で難しいことを考えながら、それをいかに易しく伝えるかを苦心しているのだ。

本年はそういう所にも注意していければと考えている。とはいえ、根がひねくれ者なので、身に付けるのはそれこそ難しいものかもしれない。



1月3日(日)

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あけましてございます。

正月三が日はビックリするくらい普通のお正月。何が普通かは分かりませんが、まあ典型的なお正月を送っていました。実家に帰省して、父、母、子の家族でお雑煮だのおせち料理だのを食べて、テレビで駅伝だのお笑いだのを観ながらウダウダゴロゴロと。違和感があるとすれば、子である私が32歳の独身男性なことくらいでしょう。「まあ、スネカジリじゃないだけでもねぇ」って、なんかもう「○○よりマシ」的な話をされました。初詣にも、なぜか二回行きました。おみくじの結果は吉。博打をせずに真面目に働けばよろしって、なんかもう神様からも「あーはいはい、がんばってね」って目で見られた気分でした。

真面目に働きますので、今年もお願いします。色々と。
[一日一報]
[産経新聞] タコ糸で「のぞみ」停車。

そういや最近は「電信柱の近くでの凧揚げは危ないからダメ!」的なCM、見なくなりましたね。
電信柱も凧揚げも減ってきているからでしょうか。
そして忘れた頃にこういう事件が起きるのですね。