the shadow of silver
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2月28日(金)

龍馬っぽい人もおすすめ。

今日は珍しくアクティブに。
近鉄電車が主催するハイキング「酒蔵みてある記」に参加してきました。
近鉄線の各駅をスタートに、沿線にある酒蔵まで歩いて向かうこのツアー。
今回は、京都の伏見の方へと向かいました。
ちなみに、私はほとんどお酒が飲めません。



11キロほど歩いた先のゴールは、天明元年(1781年)から酒造を続ける銘酒「キンシ正宗」。
清酒の試飲と「酒かす飴」をいただきました。
もちろんお酒も販売されていましたが、飲めないので買いませんでした。

さて、伏見といえば他にも有名な酒造メーカーが集まっています。
代表的なものはこの2つでしょう。



近ごろ化粧品部門にも力を入れだしている「月桂冠」。
写真は資料館の「月桂冠大倉記念館」です。



そしてカッパのシンボルでお馴染みの「黄桜」
写真はカッパの資料館でもある「黄桜カッパカントリー」です。
最初の写真にある龍馬っぽい人の絵もここにありました。

で、なぜ龍馬なのかというと、伏見には龍馬襲撃で有名な「寺田屋」があるからです。



寺田屋(再建されたもの)。



なぜか「坂本さんち」のようになっている寺田屋の表札。

ということで、酒と龍馬が名物の伏見の旅でした。
お酒が好きな方はお立ち寄りください。
私はちょっと今、疲労と飲酒で頭が痛くなりつつあります。

[一日一報]
[朝日新聞] 墓に隠した1000万円相当の指輪、盗まれていた

災難だったと思いますが、盗まれないと思ってしまっておいた方も、ちょっとどうかと思ったり。
「墓荒らし」なんて紀元前からあった犯罪じゃないですか。
これが知れ渡って、全国で模倣犯が増えたりしたら困るよね。



2月27日(土)
後学のためにメイドさん喫茶とかコスプレ撮影会とか、そういうイベントに行ってみようかと思ったけど、冷静になるともうちょっと冷やかしじゃ済まないトシだよなと思い止めておきました。
やっぱり人間、やるべき時にやっとかないとダメですね。
なんかまあ、そんな感じ。

[一日一報]
[CNN] 南米チリでM8.8の地震、死者増加 ビル倒壊など被害甚大か

近ごろ落ち着かない南米近辺。
こうも頻発すると、ちょっと地球的にも心配になってきますね。
あとチリとなると、先日のハイチよりも日系企業や日本との間で輸出入している産物も多いでしょうから、そっち方面でも後々心配かも。
ともあれ、今後の被害状況報告に注目です。


2月26日(金)
今日は雨が降っていましたが、昼頃に電器店へ。
何が欲しかったワケでもないけど、通りがかるとつい立ち寄ってしまう性分です。
で、あちこち冷やかしながらうろついていると、テレビ売り場の前で人だかりが。
目玉商品ではなく、みんな映っているフィギュアスケートに注目していました。
マスコミの過熱をよそに、いまいち盛り上がっているように思えなかったオリンピックですが、やはり人気の種目はみんな気になるようですね。

でも皆さん、応援するワケでもなく、盛り上がるワケでもなく。
評論家のように難しい顔で見つめたり、隣の仲間とボソボソと喋る程度。
こういう国民性が、多分スポーツの根付かない理由なんだろうなと感じました。
まあ無理にフィーバーしろとも思いませんけど。

あと家に帰ると、先日に引き続き、今度はキッチンの蛍光灯が切れていました。
ワタシ的にはこっちの方が大事件です。
ていうか先に言えよ、蛍光灯。

[一日一報]
[ウォーカープラス] 「小岩井乳業」がしじみ900個分の“オルニチン”配合の新製品を今春発売

それは気持ち悪いな。

という冷たいツッコミはともかく、こういう話を聞くといつも思うのが、「そんなにいるのか?」という疑問です。
有史以来、1回の食事にシジミを900個も食べた人はいないと思うのですが、私たちはそんなにオルニチンとやらが必要なんでしょうか。
記事を読んでも「“回復系アミノ酸”といわれる、しじみ900個分の“オルニチン”」とか、疑似科学っぽい言葉でお茶を濁されているし。
どうなんだろうね。


2月25日(木)
運動不足に背中を押されて、夜の大阪城公園へ。
こんな夜に広い公園なんて行ったら危なくないかとちょっと心配。

栄養と愛情と頭の足りないツッパリに遭遇して、「なんだあのガリ、俺たちのシマに入って来やがって」「通行料取ってやろうぜ」「いやカネ持ってねぇぜあのツラ見ろよ」とか絡まれたらどうしよう。

暗がりと静けさを求めるアベックに遭遇して、「やだー何あのガリ、キョウザメー」「本当だね、随分とがった顔をしているね」「えー、それチョウザメー」とか言われたらどうしよう。

そんなツッパリとアベックのもめ事に遭遇して、「なんだこのガリ、おめぇもやられてぇのか」「何だこのガリ、貴様も指導してやる」とかなったらどうしよう。ていうかガリ言うな。

そんなことを思いながら、ドキドキと公園に足を踏み入れたらまあ、
ジョギングしている人の多いこと。
明日大会か? ってくらい皆さん熱心に、そして健康的に走っておられました。

ということで私も同じく、競歩で健康活動に励んでおきました。
いや、いきなり走ったらヒザに悪いしね。
徐々に、徐々に。
とりあえず今日は半周でお茶を濁して帰りました。
しんどいわ。
[一日一報]
[CNN] 人気シェフ「猫肉食べた」発言で物議、番組降板 イタリア

おおらかっぽい印象のあるイタリアですが、結構厳しいことになっています。
ネコ好きの私としても食べるなんてことはあり得ない訳ですが、それはそれとして、現代の価値観で過去の文化を否定するのではなく、「なかったこと」にするのはどうかと思います。
今食ってないんだから、別にいいじゃんと思うんだけど、ダメなのかしら。
祖先がネコ食ったお陰で子孫のあなた達が生まれたのだとしたら、祖先にもネコにも感謝すべきであって怒ることじゃないと思うのだが、どうか。


2月24日(水)
アイススケートで勢いよくジャンプしたら、着地の瞬間に氷が割れてマオちゃんが溺れちゃったらどうしよう。
という、もはや杞憂を通り越して成層圏を見上げるように、ハラハラと演技を見つめていました。

実際にはこんな風になっているそうだ。
なるほど、一安心。
だから心配しなくていいんだよ、マオちゃん。

[一日一報]
[読売新聞] グーグル攻撃プログラム、米政府が開発者特定か

犯人が見つかった、というのはいいことだと思いますけど、どうやって見つけたのかが書かれていない所に薄ら寒いものを感じてしまいます。
バレバレなんだよってことかしら。


2月23日(火)
ここだけの話。
ホットドッグ、フランクフルト、アメリカンドッグの三種がとっさに答えられない私です。
特にフランクフルトとアメリカンドッグはもう、入れ替わって記憶しています。
だからフランクフルトは「アメリカンドッグじゃない方」として覚えるようにしています。

[一日一報]
[朝日新聞] 野口さんの宇宙食、食べられる。

後の、宇宙初の殺人事件の幕開けである。
というのは冗談としても、研究研究でメシだけが楽しみっぽい所だとしたら、想像以上にショックを受けたのかもしれませんね。
スペースコロニーの人間関係ってどうなんでしょうね。
人格的にもエリート集団であるのは大前提でしょうけど、ニンゲンですからねぇ。



2月22日(月)
[一日一報]
[毎日新聞] 09年広告費:ネット、新聞上回る 全体では11%減

とうとうきちゃった的なニュース。
新聞広告が落ち込んだ要因については、不景気による出稿量の減少や掲載料金の値下げ等も大いに関係していると思います。
しかしネット広告に負けたというのは、もはや時代の流れと言わざるを得ないでしょう。
今後景気が回復しても逆転することはないと思います。

あとネット内ではよく「新聞ざまあ!」と言う人がいますが、実際一番ピンチなのは町の印刷所さんや広告デザイナーさんだったりします。
地方新聞社さんはピンチかも知れませんが、5大新聞社さんがそう簡単に潰れるもんですか。

[本日の独言(ひとこと)]
2月22日はニャーニャーニャーで「猫の日」。しかも今年は平成22年なのでさらに猫まっしぐらな日だそうだ。猫を飼っている人は普段より多めにエサを与えて撫でておくといい。猫を飼っていない私は、仕方ないので側にあったクマのぬいぐるみを撫でておいた。耳が埋まった。

猫といえば、近ごろ全国書店のいくつかでは「猫本フェア」が行われている。猫に関する文庫、単行本、写真集、絵本などを取りまとめた企画だが、実はこれはtwitterでの「つぶやき」により生まれた新しい取り組みだ。

傍観していた私が知る範囲での経緯は、はじめに1月の中頃に早川書房が、何気なくtwitter上で猫に関するオススメ本を紹介した。その時は特に企みもない宣伝活動だったと思う。だがその後「つぶやき」を受けて、河出書房や平凡社や筑摩書房などの各出版社が「小社にはこんな猫がいるよ」「ウチの子も見てやってください」とばかりに書籍を紹介。「猫本合戦」が始まった。そのやり取りが面白くて、猫好きあるいは本好きの閲覧者も参加し話題は一気に広まった。その後、先の河出書房がオンライン本棚の「ブクログ」に「twitter猫本棚」としてまとめ上げ、2月初めには関心を持った書店が「twitter発の猫本フェア」として展開することになったようだ。

業界の目で見れば、何気ない一言があっという間に広まり新しい企画が生まれたのは嬉しいことだろう。一読者の目で見ても、各出版社や読者たちが一緒に話し合いフェア開催にまで至った経緯は面白かった。前回、一般書店がネット書店に勝てる方法はあるのかと考えたが、そのヒントは結構身近な所に潜んでいるのかもしれないと思った。

ちなみに、猫本と聞いて私がすぐに思い付いたのは、内田百けんの「ノラや」だ。晩年の筆者と愛猫「ノラ」と「クルツ」との交流を描いた作品だが、猫を飼っていた者としては「ああ、そうそう」と思える出来事が多くて面白い。そして終盤の身につまされる悲劇は一読の価値があるだろう。

(参考)
[twitter] 猫関連ハッシュタグ(つぶやき一覧)

[ブクログ] 猫本棚(猫フェアブックリスト)


2月21日(日)
今日は天気が良かったので、まあ天気の善し悪しはどうでもいいのですが、キーボードを掃除しました。
丁寧に扱っていても汚れていくのが娘とキーボード。
マンションの9階のベランダに出て、裏返してパンパンすると細かいゴミがパラパラと出ました。
その後はお得意のエアーダスターでスキマ噴射。
観てもいないナウシカよろしく、「なぎ払え!」とばかりにキーボードの溝に吹き付けると、

『け』が飛んでいきました。

『け』は、そのまま真っ逆さまに地上へ。
エアダスターを吹き続けながら、まあ、『け』くらい無くてもいいかとも思いましたが、同キーの『:』が使えなくなるのは困ります。
紙で作るか、消しゴムで作るかと考えながら、とりあえず一度は探してみようとエレベータに乗って私も地上へ。

黒色キーボードだったせいか、意外と簡単に見つかりました。

皆さんもキーボードを掃除する際は周りの環境にご注意ください。
まあ飛んでいったら消しゴムで作ればいいですけどね。
昔のファミコンのコントローラみたいに、戻らなくなるかもしれないけどさ。

[一日一報]
[AFP] 世界最大のルビーとされた「タンザニアの宝石」、実はただの石?

ルパンもがっかりな展開。
「世界一高価なルビーと思いきや、た〜だのキレイな石コロだってよ。こんなのブンチンにもなりゃしねぇよ」
「ルビーだって、ただのキレイな石コロじゃねぇのか、ルパン」
「バッキャロウ、ルビーはルビー、石コロは石コロ。お宝の価値がぜ〜んぜん違わぁ」
って感じで。


2月20日(土)
現在、amazonの本ランキングでは、「風の谷のナウシカ」が1位になっています。
昨日テレビで映画を観た人が購入しているのでしょうが、ここまで流れがスムースなのも面白いです。
赤字だ赤字だと言ってもテレビってやっぱり凄いね。

ちなみに5位にランクインされている「バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット (骨格矯正バンド付き)」も、昨年から異常に売れ続けていると評判です。
出版社の方の話によると、オマケの骨格矯正バンドの製造が追いつかない程だとか。
そんなに効き目があるなら私もやってみようかと言うと、「ガリガリじゃないっすか」と返されました。

[一日一報]
[朝日新聞] 捨て犬猫、走る処分場 徳島県・奈良市、迷惑施設代わり

もうペットを飼うのも免許制にして、全頭管理制にすればいいと思う。
可哀相か可哀相じゃないか、迷惑か迷惑じゃないか以前に、社会的におかしいです。
人類は中途半端な自然との共生を望むくらいなら、堂々と「地球の支配者宣言」をすべきだと思うのだが、どうか。


2月19日(金)
無論、ナウシカも見忘れた。
ていうかもう、ナウシカだったら全編説明できるくらいテレビで観ているからあんまり。
金曜ロードショーもそろそろ宮崎とモンキー以外のアニメを放映すればいいのにね。
他にいいアニメ映画ってないのかしら。
いや、広告料取れないからか。
[一日一報]
[時事通信] 小学館社長かたり女子大生だます

むしろこの手法で数百万円だまし取れたのが凄いと思います。
よほど口が達者なのか、超絶イケメンおじさまなのか。
女子大生がバカなのか。


2月18日(木)
多分、本人としては「腰パン王子」と名付けられたことが一番ショックだと思う。

[一日一報]
[産経新聞] 俳優の藤田まこと氏が死去

2年前に、「明日への遺言」という映画の舞台挨拶でお見かけしました。
3列目中央の席から間近にお顔を見ましたが、随分お歳を召されたなという印象を抱いていました。
私の知っている藤田まことさんは、「必殺シリーズ」と「はぐれ刑事純情派」のおじさんです。
どちらも地味で冴えないけど人間味の溢れるキャラクターが好きでした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


2月17日(水)
昨日に引き続き、部屋の蛍光灯を新品に付け替えました。
これで寂しいヒカヒカ環境からも解放、だけではなく、明らかに以前よりも明るくなってビックリしました。
何だかもう、部屋全体がまぶしい。
どうやらヒカヒカ以前から、かなり照度が落ちていたことに気付きました。
部屋が明るくなっただけで妙にテンションが上がってしまいます。
それで仕事の効率が上がるワケではありませんが、精神的にも非常によい具合になれました。
仕事の効率が上がるワケではありません。(2回目)

というワケで、皆さんも蛍光灯は寿命が来る前から交換しておくことをオススメします。
ヒカヒカしだしたらもう、かなり暗くなっているみたいですよ。
「近ごろなんだか、気分がユウウツだわ」とおっしゃるご婦人方もぜひ一度お試しください。
テンション上がることうけあいです。
変わらなければ私にご相談ください。

[一日一報]
[MODE PRESS] 宇宙下着の技術を応用!加齢臭をカットする男性下着が登場

そんなことより、「未来予想図」でよく見かける「例の銀色のタイツ」はいつ生まれるのでしょうか。
あらゆる環境に対応できるという、あのモジモジ君みたいなヤツ。
2010年にもなれば、みんな普通に着ているもの思ってたんだけどなあ。


2月16日(火)
帰宅したら、部屋の蛍光灯がヒカヒカしていました。

電源を入れ直しても変わらず、フードを開いて確認すると、二重になった丸形蛍光灯の外側が異様に黒ずんでいました。
どうやら寿命が来たようです。

まあ設置してから10年近く使い続けていましたので、そろそろ替え時ということなのでしょう。
電器屋さんも閉まっている時間なので、アマゾンで注文することにしました。
すごいねアマゾン。
鼻毛カッター以外にも色々売ってるんだね。

で、到着するまでの間、蛍光灯がヒカヒカする寂しい部屋で生活するハメに。
たったそれだけのことなのに、何だか日常がずいぶん侘びしくなった気がします。
昭和フォークか倒産寸前の会社か、スラム街におけるホラー演出のような寂しさと薄暗さです。
もっと光を。

[一日一報]
[毎日新聞] 皮膚兎 道具を介しても体感できることを発見

何だかかわいい言葉のニュース。
てっきり「因幡の白ウサギ」系のナニかと思いましたが、内容はマジメな化学のニュースでした。
そもそも、そんな現象があることさえも知りませんでした。
私もたまに、虫が体中を這い回るような感覚を受けたりしますが、それも関係あるのでしょうか。
多分、別の病気だと思います。


2月15日(月)
[一日一報]
[毎日新聞] 桜の開花日の謎

これはなかなか面白い分析。
北京オリンピックの際に、中国が「消雨ロケット弾」とやらで天候を操ったという話がありましたが、これだって似たようなもんですな。
だったらいっそ、天候を完全にコントロールする仕組みを作った方が、逆に環境には優しいのかもしれません。
「日曜日は絶対晴れ」とか「水曜日は絶対雨」とか、「桜の開花は毎年3月10日」とか。
色々便利だぞこれは。

[本日の独言(ひとこと)]
先日は近くの大型書店に足を運んで、半日ほど棚を眺めて過ごしていた。買いたい本のジャンルがあったのだが、それが何なのか、どのように売られているのかも分からない状況だったので、これはじっくり探す必要があると思ったからだ。結局こちらの希望にピッタリと合った書籍は見つからなかったが、それでも結構買ってしまい、お店から何やら割り引き券のような物までいただいた。しばらくはまた引き籠もることになるだろう。

私は基本的に書籍の購入はインターネットを利用することが多い。出不精なネット人間だからと言ってしまえばそれまでだが、仕事関係の書籍を買う場合が多いので、探し回る時間もなくピンポイントで検索できる方が助かるからだ。散々書店を探し回った挙げ句、売られていないことが分かった時のショックは大きい。「しょうがない、じゃあまた今度」では済まされない場合も多いので、売っている、売っていない(取り寄せる)がすぐに分かる方が便利なのだ。

その代わり、書店はぼんやりと眺めて回る「本棚ショッピング」の場として活用している。先の話に戻るが、インターネットでの購入と書店での購入の大きな差はこの「眺める」という行動にあると思っている。関連書籍も探しやすいし、気軽に立ち読みもできる。こんな本もあったのかと気付くのは大抵書店で眺めている時だ。だから書店は書店として、私の中では立派な役割を果たしてくれているのだ。

それゆえに、もしインターネットの書店がこの「本棚ショッピング」をうまく取り入れることができれば、一般書店はもっと危険な状況に陥るような気がしている。あと、いずれにしても中小型の書店では眺めることもままならないので、やっぱりなかなか厳しい状況には変わりないと思う。

今後、中小規模の書店がインターネット書店に対抗して生き残る術は何か、というのはもっと沢山の偉い人たちが考えているので、私が口出すことは何もない。ただ「インターネットの方が便利だから、売れるに決まっているんだ」と思い込んでいるとしたらリサーチ不足じゃないかなと、どちらも利用している私は思っている。きっと何か、あるはずだ。


2月14日(日)
バンクーバーオリンピック記念。ではないのですが、今日は何十年かぶりにアイススケートなぞに行きました。
最初は馴染みのある奈良のスケート場に行こうと思ったのですが、ネットで調べたら奈良県下のスケート場は全て閉鎖されていました。ホントに根付かない土地だな。

というワケで、京都は西京極のアイススケート場に。
町は随分寂しげでしたが、スケート場はさすがに大盛況でした。

で、まあココで何やらアクシデントに遭遇すれば良かったのですが、幸か不幸か普通に楽しんで終わってしまいました。
さすがに最初は不馴れで足元もおぼつきませんでしたが、しばらくするとまあそれなりに。
ひと転びもしなかったのは、ある意味スケート場に対して申し訳なくも感じてしまいました。

あえて面白かったことを探すとすれば、テレビのお陰かどうかは知りませんが、フィギュアスケートの練習をする女の子が目についたことでしょうか。
大会に出るよりももっと小さい子が、キレイな服を着てクルクルと練習をしていました。
将来のマオちゃんか、未来のイナバウアーさんか。
必死に励む姿を微笑ましくながめていました。
そばにいたお母さんは、そんな私をいぶかしげに見ていました。
[一日一報]
[CNN] エサ不足のライオンにシマウマ数千頭を移送

「シマウマさん可哀相」と言うほど感傷的ではないし、「ライオンさん良かったね」と言うほど楽観的でもない。
「生態系を崩すな」と言っても、そもそもそこは管理・保護されている国立公園。
何が正しいのかは言えないけど、多分、人間はもう「支配しなければいけない立場」にあるんだろうと思います。


2月13日(土)
服屋さんの店内で暖色系の照明使うの、止めてくれないかしら。
あと店内が異様に暗いっていうのも。
どっちも服の色が全然分からないから、買った後で色の違いに後悔させられるんですよ。
雰囲気出したいんだか何だか知りませんけど、いつも同じ照明の中で生活している訳じゃない。
服なんてデザインと色と生地が全てなんだから、冷静な目で判断できるように照明は昼光色にしてもらいたい所です。

そういえば、ユニクロをはじめとする「大衆服」の店って、昼光色が多いような気がします。
一方でブランド服の店はオレンジだったり暗かったりしているような気がします。
これって結局、客に対する店の「立ち位置」の問題なのかもしれません。
つまり「客を上」とするか、「服を上」とするかの違い、「客が見やすい照明」とするか、「服が綺麗に見える照明とするか」の違いではないでしょうか。

まあそれはともかく、何とかしてもらいたい。
どうしても嫌なら、スイッチで照明を変えられるようにしてもいいかもしれません。
あ、これって結構いいアイデアでは。
[一日一報]
[シネマトゥデイ] ハリウッド版「AKIRA」 制作再始動

なんかもう、作る前から失敗の予感しかしないニュース。
もういい加減ハリウッドに売るのやめようよ。

「AKIRA」はつまる所、あの時代に、あの内容で、あの映像だったからこそ成功した傑作だった訳で、今さらどうリメイクしても原作を超えることは不可能だと思います。
そして、もし万が一、凄く面白い作品ができたとしても、それは多分「AKIRA」とは全然違う物になっていると思います。
あと純粋に、やっぱりアメリカ人にあのカタストロフィは表現できないと思います。

だからやっぱり、やめて欲しいな。


2月12日(金)
明日からバンクーバーオリンピックが開幕。
誰かの変な格好の話しか耳に入りませんが、出るからにはぜひとも勝ってもらいたい。
だから私も、積極的に応援していきたいと思います。

応援と言えば、日本は古来より「耐える」ことで必勝を祈願してきました。コタツに入ってポテチを食べながら、テレビに向かってアホみたいな顔で「にっぽんがんばれー」なんて言ってちゃいけません。寒風吹きすさぶ中、護摩木を焚いて頭から水を被るのが必勝祈願の正しい作法だと思います。

というワケで私もひとつ祈願を、と思いましたが、大阪の町中で焚き火なんてできません。またいきなり水を被りだしたら通報される可能性もあるので行えません。今は祈りひとつ満足に捧げられない悲しい社会なのです。これではオリンピック選手たちも勝てるはずがないでしょう。

だからせめてもの祈りとして、冷水での食器洗い決行しました。マウスより重い物を持ったことがない、白魚のような私の手がみるみる赤く染まり、剣山で挟まれたような痛みが広がります。おお、これぞバンクーバーの冷たさか。オリンピックの試練か。

アホらしくなって、やっぱりすぐに止めました。

後で調べてみたら、今日のバンクーバーの気温は最高10℃、最低6℃。
どうやらウチと変わらない、ヌルイ環境で行われるみたいです。

やっぱりガスのお湯は温かい。いや、食器の油汚れもよく落ちるので、これは決して軟弱ではないだろう。
にっぽんがんばれ。いや、でも無理しなくていいと思うよ。

[一日一報]
[日経BP] 大手民報ラジオ13社 ネット同時放送解禁へ

大きなニュース。まだ取り上げている報道各社が少ないのは正式発表前だからでしょうか。
いずれ起こる波ではありましたが、いよいよ局も背に腹は代えられなくなったのかもしれません。
まずはラジオで、その後はテレビへ。何年かかるか分かりませんが、そんなことになると思います。
そして「陰の功労者」はやっぱり電通。
確かに13社の足並みをそろえられるのはこの会社くらいでしょうが、結局これからも強い影響力を持ちそうなのがちょっと心配です。
公的機関じゃないんだから、一社に任せるのはあぶないよ。


2月11日(木)


皆さんご承知の通り、2月11日は「仁丹の日」です。
今日は大阪にある森下仁丹本社でイベントが開催されていたので早速お邪魔しました。

仁丹と言えば、近ごろは失礼ながら見る機会も少なくなってしまいましたが、かつては口臭予防や二日酔いに効果があるとして大人なら必ず携帯していたタブレットです。また宣伝・広告の効果にいち早く気付き、おなじみの「将軍マーク」(モデルはビスマルク)をもって他社に先駆けて積極的なPR活動を行なった企業でもありました。

会場ではそんな時代に打ち出した看板や新聞広告を展示、さらに古いCMや生産活動を紹介するビデオも放映し、仁丹の過去と現在が分かりやすく紹介されていました。

あまり馴染みのない商品を作る、知らない会社を見学するのはなかなか楽しいです。ほとんど人がいなくて、明らかに場違いな私でしたが、社員の方にも大変親切に接していただきました。帰りには昨年発売されたという新商品「JINTAN116」のサンプルもいただきました。食べた感想は、ちょっと苦いハッカみたいでした。フリスクばっかり食べてて気持ち悪いという人にはオススメかもしれません。興味のある方はどこかで手に入れてみてください。

→森下仁丹株式会社

[一日一報]
[ロイター] オランダ バンレタインデー用のバラの中にコカイン発見

所変われば品変わる、時節変われば手法も変わる。
こういう臨機応変さは、出会い系サイトへと誘う迷惑メールの文章でもよくみられますね。
それよりなにより、オランダが世界の花取引の中心地とは知らなかったです。
チューリップだけじゃないんですね。なんだか華やかなお国に思えます。
実際は知らないけど。


2月10日(水)
今日は終日バタバタしていて、気付けばもうこんな時間(午前1時半)。
日記のネタを考えるヒマもなく、頭の中ではずっとスーパーマリオのクッパ城の音楽が流れていました。
もちろん、タイムアップ寸前の速い方が。

[一日一報]
[産経新聞] ハーメルンのゲーセン強盗、熱いコーヒーで店員を脅す

ハーメルンだが武器は笛ではなくコーヒー。
片岡鶴太郎かダチョウ倶楽部のネタのようですが、どうやら成功しているようで侮れません。
これからはホットコーヒーも危険物扱いになるな。


2月9日(火)
今日は夕方から書店へと出かけておりました。
ちょっと込み入った本が欲しかったので、大阪難波の大型書店「ジュンク堂」へと足を運びました。

細かい話は面倒なのでしませんが、教育関係の本が欲しかったのです。
いそいそと2階の専門書コーナーへと立ち入り、パラパラと立ち読みを続けていました。
小一時間くらいその場にいた後、ふっと顔を上げると、

立ち読みをする先生方に囲まれていました。

彼らが「俺は先生だ」と名乗った訳ではありません。
でもなんか、明らかに先生なのです。
白髪の混じり始めた頭、黒縁メガネの顔、グレーのスーツ。
「ああ、いたいた」って感じの人たちばかりでした。
会社員とも違う、あの雰囲気は何なんでしょう。
とにかく先生たちに違いないのです。

そういう目で見ると、本屋さんの専門書コーナーには「それっぽい人」が集まっていて興味深いです。
あまり書くとレッテル貼りになるのでやめますが、株やFXのコーナーには「確かにやってそうな目付きの人」が立っています。
経営関係のコーナーも、経済学の棚には先生っぽい人がいますが、「お客の集まる店の作り方」的なコーナーには自営業っぽいおじさんがいます。
心理学や占い関係のコーナーにも、それっぽい女性がたくさんいました。
どれっぽいというか、それっぽいのです。

本屋さんは、一番「色んな職業の人」が見られる場だなと気付きました。
教育書関係の後、地図コーナーへ行って、パソコン本コーナーに行って、漫画コーナーへ行って、女性誌コーナーで立ち読みしていた私は、多分「なんでもない変な人」に見えていたのだろうと思います。

[一日一報]
[ITmedia] twitter 「UCCキャンペーン事件」の顛末とその後

こんな事件が起きていたとは知りませんでした。
twitterの用語がたくさん出てきますので、分かる方だけ読んでください。
非難ゴーゴーの大炎上。なのに、結末ではちょっといい話になっています。
そう、たとえ酷いミスを犯したとしても、即座に対処し、素直に謝ってくれるメーカーさんにはみんな優しいものなのです。
でも多くのメーカーさんは、この対応すらできないから、いつもこじれていくのだと思います。


2月8日(月)
[本日の独言(ひとこと)]
ではここで、私が「男子におけるバレンタインデー必勝法」を紹介しよう。

バレンタインデーといえば、言わずと知れた2月の一大イベントだ。「女子が好きな男子にチョコレートをあげて告白する」という、甘く切なくほろ苦い恒例行事として全国規模で催されている。業界的に見ると、チョコレート製品の売り上げが最も伸びる月であり、その規模は毎年530億円を超えている。単なる業界主導のイベントがここまで成長できたのも、コンセプトが分かりやすく、購買動機が非常に明確であったからと考えられるだろう。逆に言えば「ハロウィン」がなかなか定着しない要因でもある。それは「父の日」「母の日」に対する「七夕」「お月見」を見ても分かるだろう。前者に比べて後者がいまいち地味で盛り上がらないのは、ぶっちゃけ「やる意味」が分からないからだ。資本主義における残念な自然淘汰なのだ。団子屋がんばれ。

バレンタインデーの話に戻ろう。昨年では新たに「逆チョコ」というテーマをもって、さらなる盛り上がりを見せようとしていたのは記憶に新しいだろう。近年における「スイーツ男子」に注目し、女子だけでなく男子の方からもアプローチしようという提案だった。ただこれは恐らく、定着することはないだろうと私は見ている。確かに、男子までチョコレートに手を出すとなると業界はさらに大きな売り上げが期待できるが、そうなるとバレンタインデーのコンセプトは完全に崩れ去ってしまい、単なる「チョコレートの日」に成り下がってしまうだろう。それは業界も消費者も望んでいる形ではないはずだ。だからこれ以上男子に手を付ける訳にはいかないだろう。

なお、「スイーツ男子は女子にモテるのか」というテーマについては、私は「モテない」とここに断言しておく。甘い物が好きか嫌いかではなく、それが女子に受けるかどうかとしての話だ。確かにスイーツに詳しいと女子と話も会うだろうし、一緒に店に行こうという話になることもある。でもそれ以上の進展はないだろう。女子は「実はスイーツが好きな男子」にはキュンとくるが、「スイーツが大好きな男子」は友達以上の目では見ないからだ。あまりに執着しすぎると気持ち悪がられることもあるだろう。だから男子は、誤ってそれをモテ技のひとつと勘違いしないようにしてもらいたい。ちなみに、私はお酒も辛い物も苦手で甘い物が大好きな男だが、それがこの分析に繋がっている訳では決してない。違う、俺の話じゃないんだ。

以上のことを踏まえた上で、「男子におけるバレンタインデーの必勝法」だ。それは女子に向かって「○○のバレンタインデー限定チョコレートが食べたいんだけど、男の俺が行くのは気が引ける。だから買ってきてくれない?」と頼むことである。そしてチョコレート2つ分のお金を渡して、「1つは君が食べていいから」と伝えるのだ。これで女子からは「実はスイーツ男子だった」という意外性を見せつつ、「おいしいチョコレートを君にあげる」という優しいご褒美を自然に出すことができるだろう。時期は一週間前、つまり今日あたりだ。「お金なんていいよ。バレンタインデーなんだから買ってあげるって」と言われたらしめたものだろう。「え、キモッ」とか言われたらまあ、諦めよう。結果が早くに分かって良かったじゃないか。缶ジュースおごってやるよ。

ついつい熱が入って長く書いてしまった。男子諸君にはぜひこのような方法でがんばってもらいたい。そして結果を教えてくれれば嬉しい。なお私はもう30を超えているので、この方法は色々と使えない。というか食べたかったら一人で堂々と買いに行って領収書を切る、図々しい大人になってしまったのだ。知識が得られるなら絵本とエロ本だって一緒に買う。作家はそんなものに躊躇しない。だがこの度胸は、はっきり言ってむなしいものだ。


2月7日(日)
そういえば「さっぽろ雪まつり」が開催されているらしいですが、今年も行けませんでした。
毎年いつかは行きたいなと思っていますが、なかなか腰が上がりません。
いや、仕事がどうだの、予定がどうだのという話ではありません。
一番の問題は、「寒いだろうなぁ」という私自身の本末転倒な軟弱さなのです。

あと、ここぞとばかりに運賃だのホテル代だのを上げてくる、関係各所の商売根性も嫌です。

[一日一報]
[新潟日報] 「レルヒさん」が上越の食をアピール

ゆるキャラなのに「さん付け」。しかも子供が泣き出しそうな恐顔キャラです。
まったく、ゆるキャラを分かってないなと思ったりしましたが、調べてみたら新潟はかなりゆるキャラに力を入れている模様。
その一覧はこちら。
月岡温泉のPRキャラクター「月姫」の色っぽさはガチです。


2月6日(土)


京都・祇園四条駅で見かけたポスター。
おでんとお酒が楽しめる特別車両に乗って、滋賀の大津をぐるりと周遊しませんか、という企画だそうです。
まごうことなきオッサン企画ですが、結構人気だったりするんだろうなと予想しています。
気になる人はこの辺をチェックです。

しかし、おでん電車はどうかと思いますが、こんな風なパーティ電車企画は結構アリなんじゃないかとも思います。夏祭りにせよ、ハロウィンにせよ、クリスマスにせよ、特別車両で思いっ切り騒いでみるのも楽しいのではないでしょうか。コンカツやオタカツにも使えるかもしれません。まあ、都市部じゃダイヤに余裕もなさそうですが。

[一日一報]
[朝日新聞] 「海は広いな大きいな〜」は、「戦争協力」の歌なのか

いや、違う。
あれは近い将来、地球が滅亡し人類が宇宙へと脱出するという、彼(ノストラダムス)の予言だったんだ!
な、なんだってー!



2月5日(金)
ポニョ、見逃した。

近ごろめっきりテレビを観なくなった私ですが、ポニョが放映されるのは知っていました。
だからお昼頃から、今日はお仕事を早めに切り上げて、ご飯とお風呂を済ませてテレビの前でゴロゴロするぞという「ポニョシフト」を意識していたのですが、なぜか夜になると頭からスッカリ抜け落ちていました。ポニョ放流。

まさに痛恨のミス。そんなに観たかったらレンタルとかすりゃいいじゃんと言われそうですが、レンタルしてまで観る気はないだけに、今日観ておきたかったのです。思えば「ハウル」もまともに観ていません。どうも宮崎さんとはウマが合わないようです。

まあ、いいんだけどね、別に。
「スイミー」みたいなもんでしょ、あれ。

[一日一報]
[CNN] 意識のある植物状態。 脳スキャンで判明

以前、23年間植物状態と思われていた人が実は意識を持っていた、というニュースがありましたが、その調査がさらに進展したようです。この分ならもっといるのかもしれません。そして喜ばしいことではありますが、意識のある植物状態の人とどのように付き合っていくかは、今後の大きな課題となりそうです。

意識はあっても、指先ひとつ、瞳孔ひとつ動かせない状況。数十年前なら、きっとそのまま埋められてしまっていたことでしょう。「ゾンビ」をはじめ世界中で伝えられている復活・黄泉がえり伝説の中には、仮死状態やこのような植物状態からの覚醒もあったのだと思います。多分、墓石を押しのけて生き返った人も本当にいたのでしょうね。


2月4日(木)
「リアル播磨灘」でおなじみの横綱朝青龍さんが引退するとか。
トラブルが続いていたので仕方ないのかもしれませんが、相撲を横目で見続けている私としてはちょっともったいないなと感じています。あんなヒール役、もう出てこないよ。

そして世間では、先日の貴乃花の理事選挙とともに、むしろ日本相撲協会の対応と公平性に疑問を持ち始めているとか。プロレスでもそうだけど、選手が運営に回ると常にこんな雰囲気が付きまといます。勝負の世界で生きてきた人たちって、我が強すぎるのではないでしょうか。やっぱり選手は選手に徹して、運営は運営のプロを付けるのがいいと思います。そして(仮)な国技のイメージなんてかなぐり捨てて、トラディショナルなファイティング・エンターテイメント集団に生まれ変わる。ぶっちゃけ生き残る術はそれしかないと思います。
[一日一報]
[読売新聞] 占冠でマイナス34.4℃

土地勘がない私にとっては、占冠を「しむかっぷ」と読むのも驚きでしたが、マイナス34.4℃というのも信じられません。だって、7℃の大阪と比べたら41.4℃も低いんですよ。もう完全にバナ釘状態じゃないですか。
なんていうか、どうか皆さん、死なないように。



2月3日(水)
外鬼内福!(省略)

DELLのノートパソコンのDVD-ROMドライブが故障したので、修理をしてもらうことにしました。少し前から何度か書いている、例の壊れパソコンの話です。システムの故障はアカウントの入れ替えだけで奇跡的に修復できましたが、CDが読み込まないというトラブルは明らかに物理的障害なので、修理するしかありませんでした。

調べてみると運良く3年保証のギリギリ期間内だったのでサポートセンターも快く対応してくれました。とはいえ修理に時間がかかると色々と業務に支障をきたします。昔、旧IBMのパソコンも同様の故障で修理を頼んだことがあったのですが、その時は2週間も修理センターに預けるハメになり、それまでネットカフェに通い続けなければなりませんでした。そんな苦い経験を持ちつつ、さてDELLはどういう対応になるのかと窺っていたら、

翌日、新品のDVD-ROMドライブだけが送られてきました。

実にアメリカっぽい、合理的な対応です。修理なんて全く考えていませんでした。それにしたって、手順の説明書もなく入れ替えろというのも乱暴だろうと思ったら、何気に本体に付いているレバーを引くだけで、ドライバーも使わず簡単にユニットが外れました。まあ、なんてシステマチック。一ヶ月ほど悩んでいたパソコントラブルは一瞬にして解消されました。

なおそれ以降の対応としては、無事に修理できたら故障した方を箱に入れて、後日来る業者に引き取らせてくださいとのことでした。捨てにくい廃品の回収もバッチリです。あまりの手際の良さに、頻発しているのかと疑ってしまいました。

というワケで皆さんも、特にDELL製品をお使いならば、安くても保証期間はしっかり付けておいた方がいいと思います。サービスが全然違いますから。あと、先のIBMについては10年も前の話なのであしからず。今は知りません。

[一日一報]
[ロイター] 14歳少女、おしりに噛み付いたサメを殴って追い払う

背後のサメをガスガス殴る金髪少女を想像しました。


2月2日(火)
そういえば、先日発表されたアップルのiPadについて何も書いていませんでした。
毎回アップルの新製品がリリースされると、買うかどうかはともかくコメントしていたと思います。
でもiPadについては、なんだか言うことが見当たらなくて書けませんでした。

見当たらない理由は、多分皆さんも感じている通りだと思います。
なんというか、ピンと来なくて、ワクワクしなかったからです。
何かの機能が付いていないとか、大きくて使いにくそうな気もします。
でもこれまでのアップルの製品って、そういう不足分があっても、それを超えるワクワク感があったと思います。
iPadに関しては、どうもそれがないような気がします。

強いて言えば、「ジャイアントポッキー」とか「ジャンボプリッツ」みたいな印象でしょうか。「ポッキー」も「プリッツ」も好きだけど、それが大きくなっても「へぇ」としか思えない。面白いけど、そのまま通り過ぎてしまいそう。コンセプトも製品も面白いと思います。でも、やっぱりワクワクできませんでした。

これは、これまでの圧倒的な商品力で自らのハードルを上げまくった同社の新たな試練かもしれません。
[一日一報]
[アキバ経済新聞] 2.5次元少女たちの「着ぐるみカフェ」がオープン

「メイドさんカフェ」や「耳かき屋さん」も受け入れられた私ですが、さすがにこれは理解できませんでした。
中身がオッサンってことはないと思いますが、どうなんだろう。
まあ秋葉原のネタならいいのかも。
広く見ればキティさんとか、なんとかマウスにキャーキャー言う女子も似たようなものとも言えるかも。
それにしたって、もうちょっとクオリティにこだわった方がいいと思います。



2月1日(月)
弊著「THE QUIZ」が文庫になりました。
よりお求めやすい価格で、より持ち歩きやすくなって新登場。
未読の方はこの機会にぜひ。未読の方もこの機会に再読を。
よろしくお願いいたします。

(アルファポリスさんの紹介ページ)

[一日一報]
[時事通信] 東海道新幹線トラブル 原因は「ボルトの付け忘れ」

まさかの人為的ミス。
たかがボルトひとつで? とも思いますが、ネジ1本でバラバラになったミキサー大帝の例もありますので、侮れないものなのでしょう。
おりしも同社の2009年4〜12月期決算で、最終利益23.7%減が報告されたばかり。3100人を3時間半閉じ込め、14万9000人の足を止めた影響は大きいかと思います。作業担当者近辺の今後が気になります。気休めに、どんまい。

[本日の独言(ひとこと)]
去年観たアニメの二期(2クール目)が制作されると噂で知った。アニメを観る趣味はなく、十数年前の「新世紀エヴァンゲリオン」以来まともに観た作品だった。いわゆる「萌えアニメ」のひとつなのだろうが、設定もストーリーも割とよくできていたと思う。「萌えアニメ」と聞くと、饒舌になる人と苦笑いをする人に分かれるが、真面目に観るとそうそう悪い物でもなく、充分楽しめると分かった。だからこそファンが付き制作も続けられるのだろう。

また、去年は結局、音楽は1作しか買わなかった。オリガという女性アーティストの「リラからの風」という作品だ。ネットのどこかでふと聴いて、気になって必死で探して見つけた。音楽は昔から色々と聴いている。今iTunesで調べてみると、100アーティスト、195アルバム、2105曲がストックされていた。ここ十年ほどで集めた数だ。膨大とは言えないが、多分少なくはないだろう。でも去年はそれ1作しか買わなかった。アニメにせよ音楽にせよ、もっと色んな作品を楽しみたいが、なかなか追いかけられない現状になってしまった。

毎日あれやこれやと忙しい。でも刺激のない毎日はつまらない。だから「1年1作」と決めて活動するのもいいのではないかと最近は考えている。映画を1作、テレビドラマを1作、音楽を1作、演劇を1作、アニメを1作、ゲームを1本、旅行を1か所、スポーツを1競技取り組む。アイドルを1人追いかけ、芸人を1組注目する。新しい勉強にひとつ取り組み、憧れをひとつ持ってみる。そして幸せをひとつ掴もうとするのだ。

興味のないものに取り組むのは億劫だが、得られるものもあるかもしれない。もし何も得られなければ、自信を持って「趣味じゃない」と言えるだろう。皆さんもいかがだろうか。いや、書いている内になんだか「ボケないためのひと工夫」みたいな話になってしまった。

あ、書籍については、1年1冊と言わずにじゃんじゃん読んでね。