the shadow of silver
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9月30日(木)


先週、和歌山県の山奥で買った珍味、奥熊野「鮎味噌」。
天然鮎の炙りを自家醸造の麦味噌で甘辛く煮込んだものだそうです。
いわゆる酒のアテ、ごはんのお供というやつです。



裏面のスペック表示。
原材料名は麦味噌、砂糖、鮎。
確かに麦味噌の味がかなり強く、鮎っぽさはほとんど感じられませんでした。



製造者は、まさかの有限会社「熊野鼓動」!!!

(豆知識:熊野古道)
熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと続く参詣道の総称。
紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路の5路からなり、大阪南部から和歌山を回り三重の伊勢神宮まで続く道と、先の熊野三山を結ぶ道があります。
主に鬱蒼とした森林を通る道が有名で、国の史跡とユネスコ世界遺産にも登録されています。

という訳で、「古道」と「鼓動」をかけたバイブレーションあふれる企業名に感動したのですが、近畿圏以外の人にとっては何が面白いのかも分からない話かもと思いました。
まあいいや、ここは私のメモ帳だ。

[一日一報]
[朝日新聞] 江戸時代にもストーカー、「縁切り」通告文書展示 群馬

ストーカーも100年経てば展示資料。
でも書いた本人は下界を見下ろしてうわぁぁってなっているかもしれません。
そういや故人のプライバシーってありませんね。


9月29日(水)
ウィッグとエクステで知られる「PRiSiLA」のカタログを眺めていると、

NO WIG, NO LIFE

というキャッチコピーが付けられているのを見付けました。

これはいわずと知れたタワーレコードのキャッチコピー、

NO MUSIC, NO LIFE

のマネというかオマージュというかリスペクトというかパクリというものだと思います。

NO MUSIC, NO LIFE は、博報堂のコピーライター木村透さんが考えられたそうですが、まさか他企業のコピーに過去の作品を使うとは思えないので、NO WIG, NO LIFE は恐らく別の方が作られたのでしょう。

宣伝・広告業界というのは流行に乗るのが基本であり、要は話題になれば勝ちという部分も大きいです。
だから過去の名作や、今話題の事物のパロディは常套手段であり、頑張ってオリジナリティにこだわるよりも、普及しているイメージやコピーに沿った方が成功することもよくあります。
NO MUSIC, NO LIFE は非常に汎用性の高い名コピーで、ぶっちゃけ何に置き換えても言い切れる使いやすさがあります。
それだけに、なんだかもったいないなあという気がしました。

(参考)[YouTube] PRiSiLA(プリシラ) TVCM 2010.06.02〜

[一日一報]
[毎日新聞] 学力:高い子どもは「草食系」? 低い子は「野心的」

調査データも見る人次第と思わせられる記事です。
学力の高い子が「草食系」、低い子が「野心的」ではなくて、賢い子は現実をよく理解していて、バカな子は身の程知らずのギャンブラーに過ぎないのではないかと感じました。
結局、賢い子でなければ起業にチャレンジすることもできませんし、バカな子はいわゆる「起業の歯車」にならざるを得ないのではないでしょうか。
そして本当に賢い子は、不必要な場で自らの野心をさらけ出すような真似はしないと思います。


9月28日(火)
先日、コードを一本切って壊しちゃった扇風機。

「強」だけ動くことを確認。

ちょっと暑さが戻り困っていたので助かりました。
ただ常にヘアドライヤーなみの風力になってしまうので、壁に当てて間接風として利用しています。

ていうか、そんなもんなのか?

[一日一報]
[産経新聞] トイレに連れ込まれた女子中学生 偶然隣の個室にいた巡査が救う

事実はなんとかよりなんとか。
お若いお巡りさんですが、こういう方がいると安心しますね。
ポイントは「急いで用をすませ」のくだりか。
早メシなんとか芸の内を地で行くところも頼もしいです。


9月27日(月)
[一日一報]
[RBB TODAY] KDDI研、ネット投稿やつぶやきから年齢・性別・職業・出身・趣味等を高精度で推定できる技術開発

いかほどの技術かは知りませんが、例にある程度の判断方法なら簡単に引っかけられそうな気がします。
ただ、マスでとらえて全体傾向をはかるのが目的ならば、価値も効果もあると思います。

[本日の独言(ひとこと)] (繰り返しになるけど)
最新作の告知です。

9月25日に角川書店より新創刊された文芸雑誌『カドカワキャラクターズ ノベルアクト』に、短編小説『バジリスク 〜生物教師』が掲載されています。ちょっと恐くて、ちょっとカッコイイ。ちょっとした作品です。短編なので、紹介するより読んでいただいた方が早いと思います。

『ノベルアクト』を編集されたKさんは、弊著『魔神館事件』『天空高事件』の編集も担当していただいた方です。それゆえ私以外の著者や作品のチョイスにも、かなり近いものが感じられました。2作品を気に入っていただいた方には間違いなく楽しめる雑誌となっています。ぜひご購読ください。


9月26日(日)
 
(和歌山県 たまゆらの里)

お仕事が立て込み低日常モードの日々ですが、河原で遊んでました。
お仕事は終わっていませんが、私の夏は終わりました。

[一日一報]
[読売新聞] 亜熱帯産・ナガサキアゲハ、福島で発見

本日の昆虫ニュース。
ナガサキアゲハの分布が北上している話(北限)は、ずっと以前からニュースでもたびたび取り上げられています。
研究者の中でも分布の変化を探る指標のひとつとしてよく用いられていることに加えて、いわゆる「長崎揚羽」という和名が一般人にも北上の意味が分かりやすいからではないかと思います。
ナガサキアゲハの分布が広がりつつある一方で、寒冷地のチョウ(ツマグロヒョウモンを除くヒョウモンチョウ類など)の分布が狭まりつつあるという話もあるそうです。
もちろんチョウに限らず、他の虫や動植物全般にもあてはまります。
ただし、すべて温暖化の影響かどうかは分かりませんし、人為的影響によるものかどうかも分かりません。
地球温暖化について全て人間のせいにするのもどうかと私は思います。
まあぶっちゃけ、「温暖化対策」をするなら「寒冷化活動」をすればいいんじゃないかと思う極端派です。
守るほどのもんじゃない。


9月25日(土)
今日はお昼になってから少し気温が上がったので、扇風機をつけた。
でも動かなかった。
スイッチを入れ直しても、動かなかった。
仕方ないので分解して、ダスターで掃除をした。
もう一度スイッチを入れると、なぜかもの凄くゆっくり動いた。
じゃあ、もっと掃除すれば速くなるのかと思って、さらに懸命に拭きまくった。

やりすぎて、明らかにコードを一本切っちゃった。

扇風機は動かなくなりました。
腰を据えて修理をするかどうかは検討中。
そのうち使わなくても済む季節になりそうだけど。

[一日一報]
[ロイター] 「塀の中の」美人コンテスト、コロンビアで開催

のどかなのか、なんなのか。
アリかナシかは当国の判断なので、なんとも言えません。
でも、こんなふうに、日本で絶対に開催されないイベントが、どういう社会、思想に基づいて実現に至るのか気になるところです。
きっと、おおらか以外の何かがあると思います。
分かんないけどね。


9月24日(金)
お仕事が佳境なので省電力モードで更新しています。
農作業のように淡々と、日々休むことなくゆっくりと進めていればいいのですが、なかなかうまくいかないものです。
ていうか、どんなお仕事でもお勉強でもそうですね。
それこそ農作業に従事するのが一番ふさわしい気もしていますが。
あれだ。
暑いのと寒いのと虫が苦手だからどうしようもない。

[一日一報]
[福井新聞] 芥川の「芋粥」敦賀ブランドに 市内食品会社17種試作

関係ないですが、中学生の頃、読書感想文に芥川の「芋粥」を選んだ覚えがあります。
何を思ったのか、なかなか渋いチョイスです。
どこに琴線が触れたのかはもうよく覚えていませんが、多分面白かったのだろうと思います。
青春時代に読んでおきたい小説、芋粥。
青空文庫にも全文掲載されていましたのでリンク。
いやもう、十分でござる。


9月23日(木)
世間はやけに涼しいというのに、私の部屋は妙に暑い。
「俺が燃えている」以外に原因があるのだろうかと思って調べてみたら、どうやらパソコンが一番熱かった。
あとモニタもちょっと温め。
でもCRTのころと比べたら、画面から放出される熱も随分少なくなった。
そんなことを思う9月下旬。

パソコンを止めてモニタを消して、ついでに照明まで消したら一気に涼しくなれました。
ストップ地球温暖化。
でもそうなるともう、寝るしかない。
なるほど、地球に優しく、人に優しい。
そんなことを思う9月下旬。

おやすみなさい。

[一日一報]
[朝日新聞] S・モームもスパイ 英「MI6」正史、極秘情報公開

こういう話はワクワクしますね。
世を忍ぶ仮の姿。
実はMI6の敏腕スパイ。
なぜワクワクするのかと思うとあれだ、「必殺 仕事人」だからだ。
日本にもそんな人がいるかもしれませんね。
普段はさえないサラリーマンの俺だが、実はあれだ、忍者なんだぜ、みたいな。
もう欧米人、大興奮。


9月22日(水)
新作案内です。
本日創刊の文芸雑誌「カドカワキャラクターズ ノベルアクト1」に短編小説を掲載して頂きました。


「カドカワキャラクターズ ノベルアクト1」掲載
「バジリスク 〜生物教師」(著・椙本孝思 / イラスト・刻夜セイゴ)

カッコイイ絵も描いて頂きました。
内容は見ての通り、生物教師と女子高校生と虫のお話です。
「昆虫部」に続く虫小説。
ただしホラーサイドです。
でもあまり恐くはありません。
ここだけの話、ちょっとエッチなシーンもあったりします。

同雑誌には他にも、神永学、吉野匠、海猫沢めろん、田辺青蛙、十文字青、伊瀬勝良、元長柾木、倉木みどり、滝本竜彦(奥付順)の各先生方も執筆されています。
他にも美麗なイラストやインタビュー記事なども掲載されています。

このサイトに来る方の中には、上記の作家さんを知らない方もおられるかもしれません。
でも文芸雑誌というのは、そんな方が新しく作家・作品に出会う場でもあると私は思っています。
新書一冊分で10人の作家さんの作品が読める。
気に入った作家さんが見つかれば、その方の他の作品を読んでみるといい。
そういうつもりで手に取ってみてはいかがでしょうか。

という訳で、ひとつよろしくお願いいたします。

[一日一報]
[産経新聞] 「月見団子食べたかった」万引容疑で75歳の男を逮捕

本日の奈良ニュース。
わざわざ最後の一文を付け加えた所に、記者のセンスが光っています。
でも万引き犯が留置場に入れられるのかしら。
記者の憶測なのか、それとも犯人にすごい前科があったのか。


9月21日(火)
先日がんばったお菓子の家、早速ぶっ壊して処分しています。

・粉糖は砂糖の塊。
・ウエハースは湿気るとすごくまずい。
・ココナッツサブレは減らない。
・脳には糖分と言うが、摂りすぎるとボケてくる。
・産まれて初めて、チョコレートに飽きた。

まだまだ、ありますよ。

[一日一報]
[AFP] 倫理的な検索エンジン」、宗教別に続々登場

Googleなどを使っていると、検索ページが膨大なせいか、予期しない単語でエッチなページやグロいページ、あるいは関係のない情報のページが表示されることも多いです。
でも私は特に厳しい戒律を持っている訳ではないので、倫理的に嫌悪感を覚えることはありません。
ただ、逆に気になって、ついページを開き没頭してしまうという経験がよくあります。
そして無駄な時間を費やして、結局本当に調べたかったものまで見失ってしまいます。

基準をどこに設けるかは難しいですが、セーフサーチやフィルタリング以外にも検索結果を個別にカスタマイズできる方法があればいいなと思っています。
短い時間で、数多くのページをヒットさせるだけの検索は、終わりつつあるのかもしれません。


9月20日(月)
[一日一報]
[読売新聞] 56枚葉クローバーギネスに認定 遺族「品種登録進めたい」

超ハッピーなクローバー。
でもギネスに認定された日、見つけた人はもうこの世にはいなかったというニュース。
でも「四つ葉のクローバー」も「茶柱」も、きっと見つけた瞬間が一番幸せなのでしょう。
発見の喜びと幸福。
ともあれ、おめでとうございます。

[本日の独言(ひとこと)]
春先に任天堂の「Wii」と「New スーパーマリオブラザーズ Wii」を購入した。
ゲーム機からはしばらく離れていたのだが、なんとなく「懐かしくて新しい」ものを始めたくなり、勢いに任せてヨドバシカメラから持ち帰った。その後ちょくちょくとプレイを続けながら、ようやく先日最終ステージにまで辿り着いた。集中してプレイすれば一週間もあればクリアできなと思っていたが、なかなか時間もやる気も作られなかった。でもまあ、早くクリアしたところでもう誰にも自慢できないので、このくらいでいいと納得している。

そんなスーパーマリオが、今年25周年を迎えるそうだ。Wikipediaによると、1985年に発売された「スーパーマリオブラザーズ」は日本国内で681万本以上、世界では4,024万本も売れたらしい。私が買った「New スーパーマリオブラザーズ Wii」もわずか半年で世界累計1000万本を突破。そしてシリーズ累計では世界で2億4000万本以上も売れているそうだ。まさしく世界で一番売れたゲーム。ディズニーランドに興味がなくてもミッキーマウスは知っているように、ゲームに興味がなくてもマリオを知っている人は多いだろう。ヒゲのオジサンとともに成長してきた者としては随分と偉くなったものだと感心している。

「スーパーマリオ」については、近年になって改めて評価されることも多くなってきた。ひとつに分かりやすい操作性であったり、興味を惹く演出効果であったり、調和の取れたグラフィックであったり、ノリの良い音楽や効果音だ。加えて、それを現在よりも圧倒的に少ないデータ容量の中に収めたプログミングも驚かれている。総じて、非常に完成された作品であるという結論となっているのだ。

しかし当時小学生だった私の感覚から言うと、一番の評価は「馴染んだ」ことに尽きると今感じている。何気なくプレイを始めて、気が付けばのめり込んでいる。その感覚を与えられたことが最も評価できる部分だと思っている。子どもは大人以上にシビアに評価を下す。「ここはダメだけど、まあここが良いからプレイしてみよう」や、「多分、後半から面白くなるだろうから続けてみよう」などは絶対に考えない。理屈抜きでいいか悪いかを判断し、実はその判断はかなり正確な場合が多いのだ。その要素が操作性かもしれないし、グラフィックかもしれないが、恐らくそれ以上の「感覚要素」があるのだろう。似たような作品がヒットするかどうかの違いではないかと思っている。

この「感覚要素」は音楽にしても映像にしても、さらには小説にしてもあるのだろう。さらに言うと「客にモテる営業マン」にも関わってくるのではないだろうか。要素を細分化するだけでなく、一度そういう視点で考えてみるのも面白いかもしれないと思った。その内「できる営業マンはマリオに学べ!」なんて実用書も出るかもしれない。「第一章・とにかくキノコ(物)とコイン(金)を求めよ」なんて書かれていたらガッカリするだろうが。

(参考)スーパーマリオ25周年キャンペーン


9月19日(日)
ホラーといえば洋館、ミステリといえば奇妙。
ということで、ホラーミステリ作家の私は、三連休もいつも通り『おかしな家』を作っていました。



こんな感じに。




●材料
・ウエハース(壁面・屋根)
・ココナッツサブレ(地面・ドア)
・板チョコレート(屋根の色)
・その他のお菓子(飾りつけ)
・アイシング(粉糖+卵白)(接着剤)
・粉糖(飾りの粉)
・トッポ(使わず)




ココナッツサブレで地面作り。
敷地の大きさに並べてアイシングで接着します。
その後、冷凍庫で冷やしておきます。




ウエハースで壁作り。
窓枠部分も空けておきます。




壁の飾り付け。
接着すると面倒なので、先に一面ずつ作っておきます。
その後、冷凍庫で冷やしておきます。




地面と壁面を繋ぎ合わせます。
上の三角部分は、屋根のことを考えて作りましょう。
屋根が一番難しいので、先に周りの飾り付けもしておきました。
その後、冷凍庫で冷やしておきます。




屋根作り、失敗。
トッポを軸に板チョコをそのまま接着しようとしましたが、重すぎて無理でした。
仕方ないので、ウエハースを薄く裂いて、湯せんしたチョコを上から塗りました。
その後、冷凍庫で冷やしておきます。




冷凍庫から全て取り出して、屋根を接着。
上から粉糖を散らして完成です。




別アングルから。

●ワンポイントアドバイス。
・アイシングを固めるために、とにかくこまめに冷凍庫に入れること。
・屋根はできるだけ軽い素材で作ること。
・ウエハースは万能。 しかしより本気で作るなら、設計図を作ってクッキーを焼くのもあり。
・完成後、大量のお菓子をどう消費するかも考えておくこと。

初めてのわりには、それなりのモノができました。
夢にまで見てうなされた、甘いお菓子の家づくり。
皆さんも怠惰な週末にでもぜひチャレンジしてみてください。
無理にとは言いませんが、なかなか面白いですよ。

[一日一報]
[読売新聞] こわぁ〜!ミツバチの必殺「サウナ攻撃」

弊著「昆虫部」でも紹介した、ニホンミツバチの攻撃に関する新しい研究発表です。
ちなみに記事ではスズメバチのみを撃退しているように書かれていますが、蜂球の中心付近のニホンミツバチも結構死んでいます。
スズメバチに抵抗されたり、仲間たちの熱にやられたりと、かなり捨て身の戦法なのです。

「昆虫部」は完成される際、小説として成り立たせるために昆虫紹介のエピソードを結構削りました。
昆虫図鑑を書いている訳ではないので仕方ないのですが、ちょっともったいないなと思っています。
興味を持った方は、ぜひそれぞれの昆虫についても調べてみてください。
無理にとは言いませんが、なかなか面白いですよ。


9月17日(金)


昔のノートに書かれていた落書き。
2004年5月28日。
私はだいぶヒマだったらしい。

[一日一報]
[毎日新聞] 邪馬台国:モモの種大量出土 最有力候補地・纒向遺跡

本日の奈良ニュース。
纒向遺跡は先日行ったお祭り会場と同市。
「掘れば何か出てくる」ことで有名な地域です。
桃の種からそこまで仮説を広げるかとも思いますが、きっとこれまでの調査からそう考えられることなのでしょう。

そういえば以前、卑弥呼の「卑」がなぜ「卑しい」のかが気になって調べてみたことがありました。
これは、元々は「日巫女」や「姫巫女」と呼ばれていたが、古代中国の中華思想により蔑称として「卑」の字が当てられたのではないかという説があるそうです。
三国志でも北の「鮮卑」や南の「南蛮」と呼ばれる部族が登場していました。
さらに古代中国では、自国を「中華」と呼び、周囲四方をそれぞれ「北狄」「南蛮」「東夷」「西戎」と呼ぶ習慣がありました。
「狄」「蛮」「夷」「戎」は全て蔑称です。
だから「卑」も蔑称であり、「弥呼」は当て字だったのではないかということで、今のところ私の中では納得しています。
以上、豆知識でした。

あと、あくまでいずれも古代の話なので、勝手に現代に置き換えて穿った見方をしないように。


9月16日(木)
近年、グラウンドや体育館などの名前に、企業名や商品名を付けたものをよく見かけるようになりました。
命名権、あるいはネーミングライツと呼ばれるもので、有名どころでは「味の素スタジアム」や「日産スタジアム」「ヤフードーム」や「渋谷C.C.Lemonホール」などがあります。
あまり知られていないところでは、道路に命名した「TOYO TIRES ターンパイク」や、ゲーム会社の「レベルファイブスタジアム」、お菓子屋さんの「どらやきドラマチックパーク米子」や、「Befcoばかうけ展望室」など、実は日本全国で山のように命名されています。

ではこれに倣って、人の名前にも企業名や商品名を付けるというのはどうでしょうか。
分かりやすい例でいうと、キックボクサーに「長島☆自演乙☆雄一郎」という人がいますが、これを「長島☆パナソニック☆雄一郎」とするようなものです。
ミドルネームのように宣伝名を入れてしまいます。
「向井・ペプシコーラ・理」とか、「佐々木・マキアージュ・希」になります。
「パンツェッタ・ダンディハウス・ジローラモ」なんてもう、よく分からなくなりますね。

また、所属事務所のアピールのために、「木村・ジャニーズ・拓哉」や、「浜崎・エイベックス・あゆみ」とするのもいいかもしれません。
あるいはCMタレントをそのまま起用して「貫地谷・大関・しほり」や「渡辺・キヤノン・謙」なども、なかなか格好良さそうです。
渡辺キヤノン。

また一般人の名前もスポンサー契約できればいいかもしれません。
「山田・ブラザーミシン・太郎」とか「佐藤・スターバックスカフェ・陽子」とか。
契約中は自らそう名乗り、名刺にもそう書かなければならなくなります。
契約料金ゲットのために、自分の名前を売り渡す訳です。
アメリカ辺りではやってそうな気もします。

ていうか、もういっそ、企業名そのものも売れれば面白そうです。
「日本コカコーラ・マクドナルド」などすれば、相乗効果も期待できそうです。
「三井住友・バンダイナムコゲームス・銀行」なんてもう、訳が分かりませんね。

何だか話がグチャグチャになってしまいました。
まあそんな具合に、命名権ビジネスが広まって世の中もグチャグチャになればいいなと思っています。
心にもないことを言って強引にまとめた。

[一日一報]
[ITmedia] 川田工業×産総研のレイバーロボがスリムに進化

何だかやけにカッコイイロボットです。
実用性を考えれば足をもう少し太くして安定感を持たせたり、むしろ四つ足、六本腕くらいにした方が効率が良さそうに思います。
それでもあえて二足歩行の人間型にこだわるのは、やっぱりカッコイイからでしょうか。
最新鋭の技術はカッコ良くないといけません。
それだけでも技術者のモチベーションが変わってくるのだろうと思います。


9月15日(水)
9月に入って半月ほど経ちますが、早いものでもう年賀ハガキの営業が始まっているようです。
聞くところによると、民営化されて以来、営業マンレベルで販売への取り組みがかなり厳しくなっているとか。
「誰が、何枚売ったか」ということで、営業マン同士で「客の取り合い」にもなっているそうです。
だから会社等に注文を呼びかける際にも、営業マン個人の名前が書かれた専用の注文用紙が配られています。
ノルマがあるかどうかは知りませんが、査定には関わってくるものなのでしょう。

なかなか大変なこととは思いますが、客の立場からすると、いよいよ年賀状の必要性にも疑問を抱き始めています。
国営だから、民営だからということではないのですが、民営化されてからは何で毎年アンタの会社を儲けさせなきゃならないんだ、これはバレンタインデーよりもおかしな文化じゃないか、という思いが強くなってきています。
元々あまり関心のない私ですらそうなのですから、きっとお金をかけて大量に送られている方はさらにそう思われていることでしょう。

経費削減の名の下に、年賀状を取り止める会社も増えてくるのではないかと思います。

[一日一報]
[産経新聞] 自販機の上面を緑化 自由が丘の商店街に設置 東京コカ・コーラ

緑化都市への一歩となるか、どうか。
「透明ドーム」と「チューブ道路」の未来を捨てた私たちが次に望むのは、やはり緑あふれる緑化都市ではないでしょうか。
ビルの屋上や家の屋根に木を植えて、壁にツタをはわせる町が増えてくるかもしれません。
森を拓いて町を作った人間が、再び町を森へと戻す訳です。
涼しくなるし、綺麗で目にも優しいから、なかなかいいかもしれませんよ。
ただし、せっかく追い出した昆虫たちも一気に戻ってくるけどね。



9月14日(火)
若槻千夏さんは、「マーボー豆腐は飲み物です」と言っていました。
ウガンダ・トラさんは、「カレーライスは飲み物です」と言っていました。
ひろゆきさんは、「じゃがりこは飲み物です」と言っていました。
知り合いは、「モズクは飲み物です」と言っていました。
つまりは、それほど好きだということでしょう。
「噛まずに飲めるほどの好物」ということなのでしょう。

あなたの好きな食べ物は、何ですか。
私はあまり食事に興味がないせいか、なんとなくすぐには思いつきません。
ただ突き詰めて考えていくと、野菜かもしれないと思っています。
レタスやモヤシのシャッキリ感が好きです。
キャベツやニンジンの甘みが好きです。
ピーマンやゴーヤーの苦みも、実は好きです。
そう、私にとっては、野菜が彼らのそれなのです。

「キャベツとレタスは飲み物です」

なんだか、野菜ジュースのキャッチコピーみたいになりました。
[一日一報]
[神戸新聞] JR茨木駅の線路に死体 神戸線など8万人影響

いつの間にか轢いていたと思われる、身元不明、性別不明の轢死体。
そういうことってあるんですね。
ていうか、駅のホームから50mの所で人を轢いても気付かなかったというのは、それでそれでどうかと思います。
あとこういう場合は乗客のインタビューはいらないかと。
なんだかすごく冷たい人のように聞こえてしまいます。

他の新聞によると、死体は男性だったそうです。
どうしちゃったのかしらね。


9月13日(月)
[一日一報]
[朝日新聞] 先住民プロサッカーチーム、練習は部族競技 ブラジル

こういう人たちが実は天性の運動神経と鉄壁の組織力を持っていて、いきなり強豪国に名乗りを上げたりする。
というは、やっぱりマンガの世界だけのようですが、それでも応援したくなりますね。
ぜひとも練習を重ねて真の強豪国となり、奇跡のワールドカップ制覇を果たして、翌年映画化されて、いきなりの大金に戸惑って人生を台無しにして欲しいところです。
どないやねん。
でもワールドカップって出場しただけでも結構FIFAからお金がもらえるらしいね。
だから頑張れ。

[本日の独言(ひとこと)]
特に興味はなかったのだが、それでも最近は「パワースポット」という言葉を耳にすることが多くなってきた。寺社仏閣や自然の山野などには人知を超えたパワーがあると信じて、若い女性が活力と癒しを求めて訪れる機会が多くなっているそうだ。「若い女性」とひとくくりにするのは非常に暴力的だが、いわゆるマスメディア風な紹介方法として用いてみた。少なくとも私の周りの若い女性には一人もそういう人はいないと思う、思いたい。

雑誌などでもそれらの地域を「パワースポット」と称しては、ランキングを付けてまであおり立てていることが多い。興味深いのは、パワースポットの判断基準については、いわゆる風水の地脈や奉っている神仏には関係なく、景色が綺麗であったり有名であるかどうかという、レジャー的な価値観が重要視されているところだ。理屈としては、古くから寺社仏閣のある場所は古人がその地にパワーを感じて建立したはずであり、現代も廃されずに残されているのもそれを証明しているということになるらしい。それが正しいかどうかは分からないが、まさに迷わず結果を求める現代人にあった評価基準とも言えよう。だから有名な伊勢神宮と出雲大社はそのまま日本有数のパワースポットになり、地元の小さな寺社には見向きもされないようだ。

もうひとつ興味深いのは、パワースポットの分野の中に「山」というものも含まれているということだ。霊峰富士は言うに及ばず、御嶽山だの成田山だの鞍馬山だの三輪山だの、手付かずに残されている山々もパワースポットとされては、まるで修験者のように山登りをする人も多いそうだ。明治時代に弾圧された山岳信仰がここへ来て復活の兆しを見せているとすれば面白い。ひょっとしたら、本当にパワーがあるのではないかとも思えてきた。

なお個人的な意見を書くと、私は残念ながらパワースポットのパワーとやらを一切感じられない体質なので、良いも悪いも判断できない。お伊勢さんには凄いパワーがあるのだと言われても、そうかとしか返せず寂しい思いをしているのだ。天神様も文殊様も、さすがにホラーはお嫌いなようだ。

ちなみに、先に「若い女性」と言って否定的な意見を述べたが、本当は若い女性がダメな訳ではない。昨今のパワースポットブームは、若い女性ではなくマスメディアと旅行ツアー会社、さらには寺社仏閣そのものがビジネスとして展開している面が多いようだ。いやらしい話、パワーを求めて訪れる方々から「より具体的なパワー」を頂戴しているのだろう。もちろんそれも悪いこととは思わない。21世紀の資本主義社会では、自然も宗教もビジネスせざるを得ないのだ。


9月12日(日)
なんでも今年はサンマが不漁だそうで、全国各地のサンマ関連イベントも中止や規模縮小の憂き目にあっているそうです。
サンマ関連イベントなんて初めて聞いたというのは、ともかくです。
原因となっているのは、今もまだ続いている猛暑。
連日の日照りにより海水温が平年より上昇し、サンマの漁場の多くが日本近海から遠のいてしまっているそうです。
これも異常気象の影響か。
秋のサンマが口に入らないのは残念ですが、まあ今年は控えめになりそうです。

などと思っていたら、どうやら今年はカツオが豊漁だというニュースを知りました。
原因は、これまた猛暑。
連日の日照りにより海水温が平年より上昇し、カツオの漁場の多くが日本近海にずれてきたそうです。
サンマがなければカツオでいいじゃん。
漁師さんは大変でしょうが、いち消費者の立場で言うと、色々と恵まれ過ぎな国だなと感じました。

あとイワシも豊漁ですってよ、奥さん。

[一日一報]
[朝日新聞] 友だち作り、大学がお手伝い 入学前からSNSや交流会

どこの小学校かと思ったら、まさかのユニバーシティ。
なんか色々、ぶっちゃけどうかと思います。
いや、コミュニケーションは大切だろうけど、ねぇ。
大学生にもなって「友達作りたいけどできない」っていう人は、多分コミュニケーション能力以外にも問題があると思いますよ。

あとこういった取り組みのせいで、「友達がいないとダメ」っていう風潮が高まりそうなのも嫌です。
世の中には一人で活動することが得意な人も多いです。
無作為に交友関係を広げても、付き合いだの借金だのと面倒臭いことが増えるだけだと思います。
いいじゃねぇか、一人でも。
一匹オオカミ、友の会。


9月11日(土)
今日は奈良県中部の桜井市で開かれた、「大和さくらい万葉まつり」を見に行きました。


(会場の金屋河川敷公園)

「大和さくらい万葉まつり」は、毎年この時期に開かれている伝統あるお祭り。
なのかどうかは知りませんが、たまたまパンフレットに載っていたのでふらりと行ってみました。
規模はさほど大きくもなく、地元の皆さんが頑張って催されている感じ。
その手作り感には非常に好印象を受けましたが、それゆえに私自身としては完全なアウェー感を抱かせられました。



(桜井市のマスコットキャラクター「ひみこちゃん」と「せんとくん」)

今や奈良のイベントごとには必ず顔を出すせんと氏。
今日ももちろん登場しました。



(夕刻の空を映す初瀬川)

大和川の上流にあたる初瀬川。
近辺には「仏教伝来の碑」が設けられています。
天竺から中国、百済を経て日本にやってきた仏教は、大阪の難波津から大和川を遡上し、この地に上陸したと言われているそうです。



(歌垣火送り)

歌と願いをしたためた灯籠が川に流されました。



(ケータイ接写シオカラトンボ)

トンボのカッコ良さは奇跡。
川べりにはシオカラトンボのほかに、大量のハグロトンボが飛んでいました。

[一日一報]
[朝日新聞] 衛星「みちびき」搭載 H2Aロケット打ち上げ成功

先日話題となった「はやぶさ」といい、近ごろ宇宙関連が盛り上がっています。
GPSの制度が高くなるのはありがたい話です。
でも近ごろは、カーナビにせよケータイにせよGPSに頼り切っていて、地図を持ち歩く機会がめっきり少なくなりました。
まあ、必要がないので持ち歩かない訳ですが、もしある日突然、GPSが使用不可になったらと思うと不安を覚えたりもしています。
それこそ「杞憂」というものかもしれませんが。
みんな道に迷い出すかもね。


9月10日(金)
朝からラーメンを食べる「朝ラー」が人気。
とか言われても全くピンと来ませんが、朝からラーメンはさすがにないだろうと思いました。

あと別の話になりますが、人間の体臭って7割くらいは食べ物に依存すると思うのだが、どうか。
普段ほとんど肉を摂らない生活を送っていると、肉を良く食う人の匂いがとてもよく分かるようになりました。
あとカレーも。

[一日一報]
[シネマトゥデイ] レディー・ガガ、今度は生肉ビキニ!あまりの非常識ぶりに動物愛護団体もぼうぜん?

間違いなく肉の匂いがしそうな人。
こういう表現が面白いかどうかというと、個人的には全く惹かれないのですが、アーティストの活動としては立派なものだと思います。
「とりあえず脱ぐ」という発想しか見られないナントカ愛護団体よりは余程印象が強く、ある意味共感できる部分もあるのではないでしょうか。
それと、日本的にはこの肉について、後にスタッフが美味しくいただいたのかどうなのか、それによっても評価が分かれるのかもしれません。
別ページで焼肉パーティの写真が載っていたら面白いね。


9月9日(木)
8日から9日朝にかけて2つの小惑星が相次いで地球近くを通過したことを、さっき知りました。
いずれも大きさは6〜14メートル、地球からおよそ8万キロと、月よりも近い距離だったそうです。

気になったのは、この2つの小惑星、アメリカによって発見されたのが3日前の9月5日だったそうです。
発見されてから3日後に通過。
もしこれが地球に衝突することが分かったとしても、ほとんどどうしようも無かったのではないでしょうか。
人類の科学力って、まだまだこんな物なのかと感じました。
「明日地球が滅びる」ことはなくても、「3日後に小惑星が衝突する」ことはあり得るのです。
「3日坊主」もあながちダメなことではないのかもしれませんね。

[一日一報]
[大分合同新聞] 「彼氏が帰らない」懸命に捜したのに…

ほのぼのニュース。
しかし捉え方によっては様々なミステリを孕んでいる気もします。

・カレシがDVで、わざとカノジョを「捨てて帰った」可能性。
・カレシが本当に忘れていて、脳と記憶力が危険な可能性。
・カノジョの被害者意識が激しく、精神的に危うい可能性。
・実は、カノジョが空想のカレシを見ている可能性。

さっくりと4本のミステリができました。


9月8日(水)
[本日のイヤチラシ]


クリーニング屋さんのチラシ。
坂本龍馬風の男性が「取りに行くぜよ」と言ってます。



左下の注意書き。
(注)坂本龍馬(福山雅治)が集配達に行くわけではありません。


この、「どや! 面白いやろ!」って作り込みがサブくていいですね。

[一日一報]
[産経新聞] 米の大学でゾンビ学の講座が始まる

日本でも色々とユニークな学部・学科、講座が増えていますね。
それにしてもゾンビ専門とは、さすが本場は違います、アホっぽさが。
「大学では主にゾンビ学を学んでいました」って言うのでしょうか。

ていうか、こういうのって好きな奴は好きなだけ自分で勉強するからいらないと思うのですが、どうか。


9月7日(火)
アップルの新しいiPod nanoって、なんか昔にガチャガチャであった景品みたいいいね。
個人的には使い道はないけど、何となく手元に置いておきたい気がします。
そう思わせる所が、アップルの強みですね。

でも、うっかり無くしそう。

[一日一報]
[読売新聞] 何のため?霊園埋葬者3万7千人分のデータ盗難

「何のため?」って、記事に家族2万人の名前と住所って書いてるじゃん。
少なくとも同業者にとってはいいデータだと思いますよ。


9月6日(月)
[一日一報]
[産経新聞] 「放置自転車かわいそう」と持ち去り50台 62歳無職男逮捕

「占有離脱物横領」という罪名は初めて聞きました。
たまに身寄りのない老人が野良犬や野良猫を拾って問題を起こしたりしていますが、自転車というのも珍しい。
止める人が誰もいなかったとなると、この方もまた可哀想に感じました。


[本日の独言(ひとこと)]
9月8日は「国際識字デー」。日本は極めて識字率の高い国なのであまり話題にはならないが、世界ではおよそ7億5900万人が全く文字の読み書きができないそうだ。不完全な人も含めるとさらに数は増えることだろう。もちろん本人たちのせいではない。貧困で明日の食事にも困っている人々や、未成熟で不安定な国政、そして紛争や戦争によるところが大きい。文字の読み書きができなければ文化は発展せず、過去を残せず未来を見通せない。インカ帝国だって文字がなかったじゃないかという話はなしだ。世界の識字率が高まることを願っている。

お隣の中国では今「提筆忘字」という問題が起きているそうだ。筆をとって字を忘れる。いわゆる「漢字健忘症」という意味だ。IT化によりワープロや携帯電話で文字を打つ機会が増え、ペンで文字を書くことが少なくなった。その結果、「読めるけど書けない」という事態が広まりつつあるそうだ。どこかの国でも聞いた話だ。中国といえば、かつて識字率を高めるために、これまでの「繁体字」から簡略化した「簡体字」へと移行し一定の成功を収めた国だが、文化の発展によりまた新たな文字の問題が生まれつつあるようだ。大ナタを振るうことの多い所だから、その内「これからはアルファベットを使おう」なんて言い出すのかもしれない。

また、国内では今、海外映画の字幕翻訳について心配なことが起きているそうだ。それは近ごろ、字幕映画よりも吹き替え映画の方が人気を集めており、大人向けの海外作品でも吹き替え映画しか上映しないという映画館が増えていることだ。理由のひとつとなっているが、昨今盛り上がりを見せている「3D映画」だ。飛び出し、引き込まれるような映像に見とれるあまり、字幕を読むのが煩わしいと感じる人が多いそうだ。個人的には明かな欧米人が流ちょうな日本語を話している方が違和感を抱くのだが、気持ちは分かる。恐らく将来的には、映画館では全て吹き替え映画。DVD版では字幕付きという形になるのではないかと思っている。

以上。「国際識字デー」に沿った話題でした。最後に、自身の識字力を高めるには小説を読むことを薦める。そして自身の識字力のなさを痛感するには小説を書くことを薦めておく。文字って本当に難しいものだ。


9月5日(日)
残暑が厳しいというのに、髪の毛が伸びてなかなかウザイです。
身長も伸びなければ人間的にも成長しないというのに、髪の毛だけは日々成長を続けています。
そろそろ、モサモサ感も限界に近づきつつあります。
見た目的にもかなりアレな感じです。
いつも通っている美容院は、京都の京田辺市という所にあります。
大阪からはちょっと遠いのですが、また数日内には行かなければならないでしょう。

と思っていたのですが、ニュースによると京田辺市は本日、観測史上最高気温となる39.9度をマークしたそうです。
いやいや、そんなに暑かったか? と思いますが、そんなに暑かったのでしょう。
とりあえず、散髪はもうちょっと涼しくなってからにしようと思います。
モサモサキープで、ひとつ。

[一日一報]
[朝日新聞] 頭良くなる…効果ないです パン店主、指導に冗談で対抗

世知辛い世の中なのか、意地悪な人の嫌がらせなのか。
しかしその対応でOKなんだというのも、のどかな話です。

それにしても、品名の「毒りんごサブレー」の「毒」については誰も何も問題視しないんですね。
実際のものよりも優良であるように表示することは、「優良誤認表示」として禁止されていますが、悪いことについては問題ないのでしょうか。
これは何かのヒントになり得るかもしれません。


9月4日(土)
  

ワリバシに付いてくるツマヨウジの有効利用。
お湯を入れてカップ麺ができるまでの間、フタの縁にツマヨウジを突き刺して本体にまで貫通させる。
そうすれば、うっかりフタが開くことがなくて安心だぞ。
でも、そんなことを大発見のように語る32歳男性はちょっと不安だぞ。


[一日一報]
[ロイター] ラマダン中の夕食会に7万人、トルコで世界記録挑戦

詳しいことは知りませんが、ラマダンと言えばイスラム教徒が日中は断食してムハンマドに祈りを捧げるという、神聖な期間だったかと思います。
だから飲食は日没後に行われる訳ですが、とはいえ神聖な期間ですから無闇に騒がず厳かに済ませるものでしょう。

でも一方では、こういうイベントも開かれているようです。
日中は断食、つまり日没後はお祭りという発想は、なかなか日本的でアバウトなとらえ方だと感じました。
イスラム教もなかなか面白いかもしれません


9月3日(金)

グラソー ビタミンウォーター パワーC (コカ・コーラ)

近ごろよく見かけて気になっていた飲料。
ビビットな多色展開が恐くて飲んでいませんでしたが、先日さる機会でいただいたので試飲しました。
ペットボトル 500ml。
特に「オモテ面」を意識させないカバーデザインはなかなか面白いです。
缶にせよペットボトルにせよ、筒状なのだからこの方がいいようにも思いました。
加えてカバーは、シンプルながらもやけに文字が目につくレイアウト。
よく見れば、妙に文章量の多いコラムみたいなのが書かれていました。
内容は、ライター志望の若者が頑張って書いたような、もしくはベテランライターが頑張って若者を意識して書いたような、ちょっとぎこちないものでした。
飲み口は少し広め。
広口から飲み物の匂いを嗅いで欲しいという意図を感じましたが、特に何の匂いもしませんでした。

全体的にチャレンジ企画的な雰囲気でした。
なんとなく、大昔にあった「島と大地の実り」とか「キスール」とか、ああいう物に近い匂いを感じました。
そういや、あれもコカ・コーラでしたね。
面白いですが定番化は難しそうなので、見かけたら今の内に飲んでおきましょう。

なお、書き忘れていましたが、味は「駄菓子屋の粉ジュース」みたいでした。

[一日一報]
[ロイター] 中国で120キロの大渋滞、トラック1万台以上が長い列

相変わらずいい方にも悪い方にもスケールの大きい中国。
60キロあたりに自分がいると想像したらゾッとします。
そして、日本なら一大事とされそうな事態も、かの地では何てことないと済まされそうな所も感じられます。
世界は広いね。
人は多いね。


9月2日(木)
「大きいつづらと「小さいつづら」。
おじいさんは、やはり「大きいつづら」を選ぶべきだったと思います。

昔話の「舌切り雀」の話です。
昔々、あるところに、優しいおじいさんと意地悪なおばあさんがいました。
なぜこの二人がくっついているかは、ひとまず置いておきます。
ある日、おじいは森の中でケガをしている小雀を見つけて、家に持ち帰って看病をしました。
おじいの世話のおかげで小雀は元気になりました。
ところがある日、小雀はおばあの洗濯糊を食べてしまいました。
怒ったババアは小雀の舌を切って、家から追い出してしまった。
それを聞いたジジイは悲しみ、小雀を探して森の中を歩き回る。
するといつの間にか「雀のお宿」に辿り着き、ジジイは小雀とも再会し手厚いもてなしを受けた。
そして帰り際、「大きいつづら」と「小さいつづら」のどちらかをお土産にやると言われた。
ジジイはもうだいぶ弱っているので、小さいつづらを持ち帰った。
家で開けてみると、中には宝物とか小判とか流行の秋冬物とかが入っていた。
それを知ったババアは、ワシも欲しいからとか言って「雀のお宿」に押しかけた。
ババアはうまいこと言って雀に恩を感じさせて土産を取らせろと言う。
雀たちもマジうざく思ったので、さっさと「大きいつづら」と「小さいつづら」を出す。
ババアとかトーゼン強欲だから「大きいつづら」をガメた。
そして家まで持ち帰るとかマジあり得ないから、道中でフタとか開ける。
したらなんか、オバケとか妖怪とかヤベーのいっぱい出てきてババア死んだ
大体そんな話だったと思います。
途中で面倒臭くなったので適当に書きました。

この話で気になる所は、果たしてオジイの見た「つづら」と、オバアの見た「つづら」は同じ物だったかということです。
何となく同じ物を見て、オジイは小さい方、オバアは大きい方を選んだように思っていました。
でもそうなると、雀たちはオジイに危険な「大きいつづら」を渡すつもりでもあったことになります。
幸い、心優しいオジイは小さい方を選び事なきを得ましたが、もしせっかくだからと大きい方を選んでいたらどうなっていたのでしょう。
また同じく、雀たちは意地悪なオバアに宝物の入った「小さいつづら」を渡すつもりだったのでしょうか。
特に恩も何もないオバアにそんなことをするとも思えないのです。

恐らく、オジイが見たつづらには、どちらも宝物が入っていたのでしょう。
そしてオバアが見たつづらには、どちらもヤバイ物が入っていたのでしょう。
いやそうではなくて、謙虚な心が大切だなんて言うならば、恩人にヤバイ物を差し出した雀が一番ひどい奴らになってしまいます。
いやそうではなくて、雀たちは最初から全てお見通しだったのだと言うならば、最初からお前らが小雀を助けてやれよとなります。
やはり、オジイとオバアとではつづらの中身が違っていたのです。

そのようなことを考えると、オジイはやはり「大きいつづら」を選ぶべきだったと思いました。

以上、昔話におけるリスク分析の話でした。


[一日一報]
[ウォーカープラス] 究極のリアリティー!“本物”の椎茸がストラップに

非常食にでもなるのかと思いきや、そうではない感じ。
どうせならマツタケにすればいいのにとも思いました。

来年あたりには、「干し首ストラップ」なんかも出てくるかもしれませんね。


9月1日(水)

グラソー ビタミンウォーター スーパーV (コカ・コーラ)

近ごろよく見かけて気になっていた飲料。
ビビットな多色展開が恐くて飲んでいませんでしたが、先日さる機会でいただいたので試飲しました。
ペットボトル 500ml。
特に「オモテ面」を意識させないカバーデザインはなかなか面白いです。
缶にせよペットボトルにせよ、筒状なのだからこの方がいいようにも思いました。
加えてカバーは、シンプルながらもやけに文字が目につくレイアウト。
よく見れば、妙に文章量の多いコラムみたいなのが書かれていました。
内容は、ライター志望の若者が頑張って書いたような、もしくはベテランライターが頑張って若者を意識して書いたような、ちょっとぎこちないものでした。
飲み口は少し広め。
広口から飲み物の匂いを嗅いで欲しいという意図を感じましたが、特に何の匂いもしませんでした。

全体的にチャレンジ企画的な雰囲気でした。
なんとなく、大昔にあった「島と大地の実り」とか「キスール」とか、ああいう物に近い匂いを感じました。
そういや、あれもコカ・コーラでしたね。
面白いですが定番化は難しそうなので、見かけたら今の内に飲んでおきましょう。

なお、書き忘れていましたが、味は「駄菓子屋の粉ジュース」みたいでした。


[一日一報]
[産経新聞] 「強盗できず」と通報 カッター所持で男を逮捕

誠実なのか、何なのか。
私も同じく強盗する勇気はありませんが、強盗もせずに自らを通報する勇気もないと思います。
あとこういう事件は、わざわざ報道せずにひっそりと処理しておくのがいいようにも思いました。
なんだかせつないから。