the shadow of silver
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11月29日(月)
 

いつの間にか財布に入っていた、昭和24年(1949年)の5円玉。
表面に国会議事堂、裏面に鳩と梅。
そして穴が、空いていませんでした。
昭和23年から24年までの1年間だけ鋳造されたそうです。
どこから紛れ込んだのかも知らないし、5円玉として受け取ったのかどうかもよく分かりません。
巡り巡って、私の財布に辿り着いた5円玉。
彼が旅した61年間のことを想像すると、ちょっと大切に扱ってやろうと思いました。
「もったいない」よりも「エコロジー」よりも、もっと深くて美しい、なにか。
もしかするとこれが、「慈愛」という感情なのかもしれません。


「なんだよ、コレクター価値、全然ねぇじゃん」と、Googleさんの前でつぶやいたのはナイショです。

[一日一報]
[朝日新聞] 走ってパクッ走ってパクッ…ああ満足 スイーツマラソン

私のジョギングコースとしておなじみの(私の中だけで)、大阪城公園。
基本的に夜に活動をしていますが、昼間はこんなことをやっていたそうです。
甘い物は好きだし、ジョギングもやっていますが、これは想像しただけで胸やけがします。
好きなモノを合体させるとグロくなることはよくあります。



11月28日(日)
そろそろコタツが恋しくなる季節ですが、うちにはコタツがありません。
暖かいのは魅力的ですが、スペースを取ってしまうのがちょっと不便です。
シーズンオフには片付けないといけないし、それもまた面倒です。
だったらフトンでもかぶっておけという話ですが、それはそれで何だか辛気臭い。
なんとなく、適度に暖かくて、しかもスペースの取らない物はないかとさがしていたら、
ありました。

[モンベル] テンチョ

さすが山グッズ。
でもこれもなんか違う気がします。
部屋で使っていると、新手の座敷童みたいです。

[一日一報]
[AFP] お腹から響くサウンド、のむカプセルオーディオ スウェーデン

やはりロックは腹に響くとか、モーツァルトはお腹にやさしいとかあるのでしょうか。
スピーカーはわざわざ飲む必要はないと思いますが、万歩計や無線LANのアンテナなどは飲み込んで使えたら便利かもしれません。
ただし、記事にあるような「大自然の摂理」が起こらなければですが。


11月27日(土)
さて、ご報告です。

先月にご案内しておりました、「第4回啓文堂書店おすすめ文庫大賞 最終候補作フェア」。

お陰様で弊著「THE QUIZ」が、なんとランキング第1位になっちゃいました。

[啓文堂書店] 決定!第4回おすすめ文庫大賞

凄いですね。
私が一番驚いていますよ。
大量に書いたヘタサイン色紙が功を奏したのでしょうか。
そういや、フェアの後のサインってどうなったのかしら。
終了販促物として捨てちゃったのかしら。

ということで、ご購入ならびにご投票頂きました皆様。
こっそりと応援してくださっていた皆様。
フェア開催をご担当された啓文堂書店の方。
本当にありがとうございました!
スギモト先生の次回作にご期待ください!(打ち切りっぽく)

[一日一報]
[AFP] スペインの女性、「太陽」の所有権を主張

本日より太陽は、アンヘレス・デュランさんの所有物となりました。

たまに聞く「月の土地、火星の土地を購入しませんか?」みたいな話でしょうか。
法律のいい加減さを指摘した皮肉だと思いますが、本気なのかもしれません。
アルベール・カミュの「異邦人」では、主人公が殺人の動機に「太陽が眩しかったから」と言っていました。
これから太陽への文句は彼女に訴えることにしましょう。


11月26日(金)


昨日のマジか!!の話。

上げておきながら、実は正しかったらどうしようと不安になったので、ちょっと調べてみました。

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[文化庁 国語表記の基準 現代仮名遣い 本文 第2 (表記の慣習による特例)]

5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。
(1)同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
例:ちぢみ(縮) ちぢむ ちぢれる ちぢこまる つづみ(鼓 )つづら つづく(続) つづめる(約△) つづる(綴*)
[注意] 「いちじく」「いちじるしい」は,この例にあたらない。

(2)二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
例:はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力) ひぢりめん いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん まぢか(間近) こぢんまり ちかぢか(近々) ちりぢり みかづき(三日月) たけづつ (竹筒) たづな(手綱) ともづな にいづま(新妻) けづめ ひづめ ひげづら おこづかい(小遣) あいそづかし わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作) こづつみ(小包) ことづて はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連) かたづく こづく(小突) どくづく もとづく うらづける ゆきづまる ねばりづよい つねづね(常々) つくづく つれづれ

なお,次のような語については,現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として,それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
例:せかいじゅう(世界中) いなずま(稲妻) かたず(固唾*) きずな(絆*) さかずき(杯) ときわず ほおずき みみずく うなずく おとずれる(訪) かしずく つまずく ぬかずく ひざまずく あせみずく くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんずく うでずく くろずくめ ひとりずつ  ゆうずう(融通)
[注意] 次のような語の中の「じ」「ず」は,漢字の音読みでもともと濁っているものであって,上記(1) ,(2)のいずれにもあたらず,「じ」「ず」を用いて書く。
例:じめん(地面) ぬのじ(布地) ずが(図画) りゃくず(略図)

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「まぢか」は、やはり誤字でした。
しかし、「世界中」は「せかいじゅう」。
「一般に二語に分解しにくいもの」という所が、かなり曖昧だと分かりました。
気をつけましょう、お互いに。

[一日一報]
[ロイター] 少年3人が奇跡の生還、南太平洋を50日間漂流

近ごろよく見かける奇跡の生還。
今回もかなりの奇跡ぶりです。
正義のサンデル教授の話を思い出しました。
漂流中に1人の肉を食って3人が助かるなら、殺人は許されるかとかいう話。
きっとこの子たちはこの話も知らず、ましてや友達の肉を食べることなど思いもせず、全員が生き延びる方法を探し続けたのでしょう。
そして無事に、1人の犠牲も出さずに助かりました。
これは正義と合理の大きな差かもしれません。


11月25日(木)


マジか!!

近所のオリジン弁当にて。

[一日一報]
[スポニチ] 「大たこ」市道でまた営業 大阪市が行政代執行検討

大阪では有名な店の、有名な事件の続報です。
市長のコメントが怒っているのか笑わそうとしているのか。
こういうところが「笑いの都」を自称しているいわれなのでしょうね。
でも総じて、レベルは高くないと思います。
上のネタがネタだけに偉そうなこと言えませんが。


11月24日(水)
携帯電話が、苦手です。
と言っても、別に電磁波で脳が溶けるとか、液晶画面でお肌がかぶれるという訳ではありません。

●苦手な理由1:メールが打ちにくい

パソコンのフルキーボードに慣れているせいか、親指だけの文字入力がとてもやりにくいです。
今時の女子高校生なら両手でプチプチやるのでしょうが、なかなか。
というか、あの仕草は若い女の子がやるから可愛いのであって、いい歳の大人が両手でメールを打っているのは何だかとても「みみっちい奴」のように見えてしまいます。

→対策1:バーチャルキーボード機能を搭載して欲しい。

数年前に話題になった照射キーボードです。
こういうものです。
携帯電話の上部に光源を設けて、下の方のどこかでタイピングを受信するとか。
これでいつでもどこでもフルキーボードで文字入力ができます。

●苦手な理由2:画面が小さい

近年、液晶画面の大型化が進み携帯電話の画面もどんどん広くなってきています。
とはいえ、やはり据え置き型のモニタと比べると小さいです。
電話をかけるだけなら充分ですが、サイト閲覧となるとなかなか不便です。
しかし携帯電話だけに、こればかりは物理的な限界があります。
携帯するとなると、いわゆるiPhoneのサイズまででしょう。
まさか17インチのモニタを持ち歩く訳にもいきません。

→対策2:3Dブラウジング機能を作って欲しい。

今はやりの3Dをより有効活用すべく、その奥行き部分にも情報を表示させることはできないのでしょうか。
「飛び出す絵本」風に拡大させる方がいいのかどうかは分かりません。
とにかく3D化を有効活用し、広がった幅に多くの情報が表示できるようになればいいと思います。

という訳で、どこかの誰か、作ってください。

[一日一報]
[ロイター] カナダ産業相が演説で失言、「サクセス」が「セックス」に

どこの国でも失言はあるようです。
日本では漢字の読み方や用語の扱い方に揚げ足をとられがちですが、英語圏では発音が重要なようです。
「男性の脳は時として、非常に奇妙な器官だ。説明のしようがない」
どこの国でも、言い訳と責任転嫁がひどいようです。


11月23日(火)
1日ネットを見なくて、さっきようやく覗いてみたら、北朝鮮が韓国に向けて砲撃したというニュースに埋め尽くされていました。
若干タイミングを逃した感がありますが、そのお陰で結構冷静に報道の流れと皆の盛り上がりを閲覧できました。

911の時も感じましたが、関係者でもなく、直接被害を受けた訳でもない者にとっては、情報は1日遅れで得るくらいが丁度いいかも知れません。
情報化社会の逆を行く発想で。
その方が落ち着いて考えられそうです。

とりあえず、平和でいましょうよ。

[一日一報]
[ゆかしメディア] ドルチェ&ガッバーナが1000億円の脱税で起訴

そんなに利益があるんだ、とも思いましたが、大してファッションに関心のない私も知っているくらいだから有名なのでしょう。
でもこのブランドって、日本じゃいまいち成金くさいイメージがあります。
まあ、ファッションブランドに対する価値観が違うのでしょうね。
日本の人はステータスで身に付ける人が多いような気がします。


11月22日(月)
[一日一報]
[AFP] ヒツジ600匹と羊飼いが蒸発のミステリー、グルジア

ウィリアム・ブレイクの詩を思い出しました。
羊と羊飼いは美しい詩であり、その世界は良質の文学です。
羊飼いの兄弟と、600匹の羊たち。
彼らはどこへ行ったのでしょうか。
彼らの宇宙を旅しているのでしょうか。

多分そんなことはないでしょうから、無事を祈ります。

[本日の独言(ひとこと)]
先日の土曜日、『たけしの新・教育白書〜「学び」って楽しいぞSP』というテレビ番組を少しだけ観た。タイトルの通り教育をテーマに様々な学びの現場を紹介したりスタジオで討論などをする番組だった。

その中のコーナーの一つに、ビートたけしとジャーナリストの池上彰氏と、先日ノーベル化学賞を受賞された鈴木章北海道大学名誉教授との会談があった。そこで「学びにお金は必要か?」という質問があったのだが、3者とも×、いらないという回答を出していた。道は違えどもそれぞれのプロフェッショナルの考えでは、学びにお金は不要だということだ。

面白かったのは、その同じ時に私は「やはりお金をかけて勉強しないとだめだな」と感じていたことだ。だから先の回答は非常に印象に残っている。ただし私が感じた内容は化学でもジャーナルでも芸能でもなく映像制作だった。

とある機会に仲間内で映像制作の話が持ち上がったのだが、その撮影と編集を私に任されることになった。仕事柄(小説以外の)、日常的にパソコンを扱い、ビデオカメラの扱いや映像・音声の編集を行うことも少なくはない。だから私が制作にあたるのが一番手っ取り早かったのだ。

ところが、ここで問題となったのが制作費用だ。作業代など取る気はないが、カメラや編集機材を手に入れるには費用がかかる。とはいえ遊びにそれほど金はかけたなくない。それで結局、カメラは借り物のハンディビデオカメラ、音声はライン入力ではなくカメラからの直取り、編集はパソコンについていたフリーソフトを使うことになった。その気になればタダで何とかなるのは本当にいい時代だと思った。

だがこの作業で私は、ひどくストレスを感じてしまった。具体的な内容は長くなるので書かないが、とにかく思い通りの映像が撮れない、望み通りの編集ができなかった。普段ならサクサク進められた作業も手戻りを繰り返し、さらに単一の処理が非常に重かった。時間ばかりがかかった上に、完成した映像も、満足のいくものにはならなかった。普段、仕事では数十万、時には数百万円レベルのカメラと編集機材を使っている。それだけのクオリティの差を痛感させられたのだ。全て無料の装置で同じレベルに仕上げられるはずもなく、またできてしまうと高価な機材の意味もなくなってしまうだろう。

総じて、無駄な作業だと感じた。これではビジネスに使えないのはもとより、映像関係を勉強するための装置としても役に立たないと思った。それで最初に書いた通り、「やはりお金をかけて勉強しないとだめだな」という考えに至ったのだ。映像関係を勉強するなら金をかけた方が面白く、上達も早くなる。かける金額は少しでもいい。タダかタダじゃないだけでも大きな差があるからだ。

なお、テレビでは鈴木教授も、大学などに行くなら当然学費はかかるが、学びそのものについては図書館があれば充分だと言っておられた。だから私の話とは根本的にシーンが異なり、3者の回答が間違いという訳ではないことはお断りしておく。


11月21日(日)
先日100円ショップで「たて笛」を見つけました。
小学生の頃、音楽の時間で使っていた笛です。
透明なケースに入り、笛の中を掃除する「例の長い棒」も付いていました。
それがたったの100円でした。

私が使っていた頃から数えて、はや20年。
当時いくらの物だったかは知りませんが、まさか100円ということはなかったでしょう。
知らない内にそれほど安くなったのでしょうか。
良かったね、奥さん。
奥さん、良かったかい。

その後、ふとそのことを思い出して、ネットで学校教材を販売しているページを覗いてみました。
ヤマハのリコーダーが、1,200円でした。
素材が違うのか、形状が違うのか、音色が違うのか、販売ルートが違うのか。
何が違うのか分かりませんでした。
楽器なんてどれでも一緒だとは全く思いませんが、少なくとも小学生の教材ならどれでも大差はないと思います。
そう思うと、筆も絵の具も100円ショップで売っていました。
100円ショップが凄いのか、教材業界が頑固なのか。
不思議な状況になってきているなと感じました。

そんな理由で、ごねる親御さんもいそうですね。

[一日一報]
[CNN] 干しぶどうで窒息し衝突 エアバッグ衝撃で吐き、軽傷

定点カメラで観たいシーン。
よほど運が良かったとみるか、よほど運が悪かったとみるか。
でも3台も巻き込んでいるのでやっぱり迷惑な人だと思います。
干しぶどうメーカーが訴えられて政府が介入するかとも思いましたが、そうでもないようです。


11月19日(金)
マクドナルドとモスバーガーとロッテリアとフレッシュネスバーガー。
バンズと具材をバラバラにして、うまく元通りに戻せるかチャレンジ。
とか思ったりした金曜日。
お昼はカレーうどんでした。

[一日一報]
[朝日新聞] フィンランドからサンタがやって来た 中部空港に到着

追い返すことはできなかったのか。

という冗談はともかく、今年も着々とクリスマス化が進んでいるようです。
クリスマス楽しみ! と思うほど幼くもなく。
クリスマス反対! と思うほど青くもなく。
穏やかな心で受け入れていこうと思います。
そして今年も歳をとる。


11月18日(木)
今日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だったらしいですが、いまいち盛り上がっていないような気がしています。
お酒が苦手でワインの赤も白もよく分かりませんが、それでもボジョレー・ヌーヴォーの解禁日はニュースやらお店やらで前もって知っていました。
それが今年は、今の今まで知りませんでした。
もちろん隠されていた訳ではないでしょうから、楽しみにしていた人は当然知っていたのでしょう。
でも、興味のない者でも知っているのがブームというものです。
いつの間にか、ボジョレー・ヌーヴォーで盛り上がるイベントは終わってしまったのではないでしょうか。
ただ、見向きもされなくなったのではなく、無事に定番化できたような気がします。

思い返せばバブル景気の頃、ボジョレー・ヌーヴォーを求めて店頭に殺到する人々の様子がよくニュースなどで報道されていました。
子ども心に、ああ、こういう大人って恥ずかしいなと思ったものでした。
大人になった今は、やっぱりあの光景は気持ち悪いと思いますが、あの盛り上がりがあったからこそ日本でもワインが普及したのだろうなと思います。

[一日一報]
[時事通信] 反水素原子」を閉じ込め=理研など国際チーム

なんかそんな話があったなと思ったら、別の記事によるとダン・ブラウンの「天使と悪魔」に出てきたそうです。
これは対消滅で凄いパワーが生まれるんじゃないと思ったら、別に記事によると「15グラムでご飯40億合が炊けるエネルギー」だそうです。
でも色々と凄すぎて、ぶっちゃけ私には何も分かりません。

最近の科学系のニュースは内容が凄いのか報道が早いのか私がアレなのか、いまいちピンと来ないものが多い気がします。
専門家には必要な情報かもしれませんが、果たして一般人が知って何か得られるものがあるのでしょうか。
情報過多の現代、そろそろニュースを選ぶという行動も必要になってきているのかもしれません。
とりあえず、ご飯が炊けたら教えてください。


11月17日(水)
[本日の館シリーズ]


なぜ2回言うのかは分かりませんが、語感は悪くない。
ナラナラ館事件。

[一日一報]
[産経新聞] JR西が女性専用車両を拡大 来春から終日、全日化へ

「電車内では携帯電話のご使用をお控えください」と言う割には、地下鉄の電車内まで通話圏内にする。
「お年寄りや体の不自由な方にはシルバーシートをお譲りください」と言う割には、シルバー専用車両ではなく女性専用車両を設ける。
「痴漢はダメ、迷惑行為はダメ」と言う割には、毎日超満員でも平気で運行する。
電鉄会社の考えることはいまいちよく分からないなと思います。

でもJRは国鉄ではなく民間企業なので、営利目的に進むのも仕方がないとも思います。
シルバー専用車両よりも女性専用車両を設ける方が得だと判断したのでしょう。
「だったら男性専用車両も作れよ」という訴えは、儲からないので聞き入れられません。
満員電車も儲かるので解消されることはありません。
利用者もそういう目で見ておくべきかと思います。

私はあまり電車に乗らないので、ぶっちゃけどうでもいいです。


11月16日(火)
近所で見かけた、柴犬を散歩させているおばさん。
通りすがりに聞いただけですが、飼い犬に向かって「コアラ!」と呼びかけていました。

もしかしたら「ココア」や「ゴンタ」だったかもしれません。
「コラ!」と叱っていたのかもしれません。
でもその時は「コアラ!」と聞こえて驚きました。

ペットの名前に、別の動物の名前を付けてみるのは面白いかもしれません。
犬に「ネコ」、猫に「イヌ」と名付けるのはややこしいですが、「コアラ」とか「イグアナ」とか「ハマチ」とか、全然関係のない名前を付けるのも個性的な気がしました
だいたい「ココア」や「ショコラ」だって食べ物ですしね。
それなら「ウルフ」という名の犬や、「ピューマ」という名の猫や、「サンダーバード」という名のインコがあってもいいのではないでしょうか。
でも「ウジムシ」とか「ハダカデバネズミ」とか「ゴミムシダマシ」と名付けるのは虐待っぽいのでやめましょう。

これから動物を飼う人は考えてみてください。
どうでもいい話でした。

[一日一報]
[山陽新聞] 「穴掘って埋めてやろうか」市職員脅迫容疑で区長の男逮捕

帝政ロシアの時代に行われたと言われる「穴掘り刑」を思い出しました。
囚人に対して永久凍土の地面に穴を掘らせて、また埋め直させるというだけの刑罰。
寒さや疲れはすぐに慣れるそうですが、いつ終わるとも知れない無意味な単純作業は想像以上に辛く、精神に異常をきたすほどの苦しみがあると言われています。

むしろ「穴掘って埋めさせてやろうか」と言う方が恐いかもしれません。



11月15日(月)
[一日一報]
[Slashdot] Amazonが「欲しくないプレゼントを好きなものに換えるシステム」の特許を取得

あくまで特許を取得しただけで、まだサービスは開始されていません。
「便利」ととらえるか、「失礼」ととらえるか、リンク先には多数のコメントが寄せられています。

私としては、こういうサービスもあっていいと思います。
小心者で、何でも悪いようにとらえてしまいがちな私は、いつもプレゼントを贈るたびに、本当に喜んでもらえたのだろうかとか、嫌だけど仕方なく受け取ったのではないだろうかとか考えてしまいます。
あの、「ありがとう」の言葉は、本心なのだろうか。
あの、「便利で使っているよ」の言葉は、気を遣わせているのではないだろうか。
そんなことを、いつも思ってしまうのです。
だから、このサービスはとても助かります。
嫌なら交換してくれればいいと思えるからです。

でも結局、本当は交換したいんだけど、交換したら私の気を損ねるかも知れないと思って、嫌だけど仕方なく持ち続けてくれているのではないだろうか、とか思うんだろうな。

どうぞ遠慮なく交換してください。
お願いですから、私を許してください。

[本日の独言(ひとこと)]
先日、梅田にあるビアレストラン「ニューミュンヘン」で夕食をした。名前の通りドイツのミュンヘンを意識した、ビールとソーセージがメインのレストランだった。正直言ってビールも肉類もあまり得意ではないのだが、さすがこだわりの味らしく、ここではスイスイとフォークが進んだ。好物よりも、ある程度苦手としているモノの方が正当に評価できるものかもしれないと思った。ちなみに店員の服装は、ミュンヘンのビール祭「オクトーバ・フェスト」にちなんだ民族衣装。だが胸元はきっちり閉じた「和装」だった。

「オクトーバ・フェスト」といえば、前に「SPOOKY」という作品の序盤で少し扱ったことがある。主人公を魔女祭のある街「グラスラグラス」へと誘うくだりだが、あれは初めドイツではなくポーランドにしようと思い、「グラスラグラス」は実在の都市「クラクフ」を意識していた。ゆえにクラクフ風の街並みでオクトーバ・フェスト風の魔女祭が催されるグラスラグラスができあがった。

それと、地名となったグラスラグラス(Glas-lugraus)は、グラシャ=ラボラス(Glasya-Labolas)という悪魔の名前がモデルとなっている。ソロモン王に封印された72柱の悪魔のひとつで、過去と未来の知識を持ち、人の姿を消す力があるとされている。物語への隠喩のつもりもあったかもしれないが、むしろ当時好きな語感だったから引用したと思う。

私の場合、小説とは脳内エンコーダを通して出力される現実のひとつだと捉えている。作品とは天上から紡ぎ出される言葉の織物ではなく、多くのリアルを切って、混ぜて、焼いて、炒めて、煮て盛りつけた料理のようなものと思っているのだ。大天才ならそのようなインプットがなくても、まるで魔法のように素晴らしい作品をアウトプットできるのだろう。だがそんな才能のない私は、現実の街や架空の悪魔などからヒントを得るしかない。ただ逆に考えると、この世が続く限りネタに困ることはないという利点もあるのだ。


11月14日(日)
「タモリ式入浴法」というものを聞きました。
お昼のグラサンとしておなじみのタモさんが言うには、なんでも毎日の入浴は湯船に10分以上浸かるだけで充分らしい。
石鹸やタオルでこすらなくても、汚れや老廃物はそれで80%は落ちるそうだ。
あとの20%は汚れたままかどうかは知りませんが、タモさんの肌と健康はそれで維持されているようだ。

確かに、世界的に見ると日本人の入浴好きは異常とも呼べるほどです。
不潔なのは危険ですが、実際にはそこまで洗わなくても問題ないことは分かります。
むしろ石鹸やタオルで洗いすぎると肌を痛め付けることにもなるでしょう。
という訳で、私も早速タモリスペクトでその入浴法を試してみました。

やっぱり無理でした。

体を洗わないとやっぱり何だか落ち着きませんでした。
夏場でもないので大して汗もかいておらず、体表から何かしらの粘液を分泌しているつもりもないのですが、どうもベタつくようで、かゆくなりそうな気がしました。
結局、石鹸で洗って普段通りに入浴を終えました。
これはもう、習慣なのでしょうね。
せめてあまり擦らないようにしたいと思います。

乾燥肌の方にとっては、特に冬場はその程度でいいのではないでしょうか。

[一日一報]
[らばQ] この世界地図おもしろい…多い人口に大きな国を当てはめる

これはなかなかいい発想です。
日本の隣にスペイン、タイを挟んでイギリスというのは楽しそう。
一方日本はネーデルラント(オランダ)に乗っ取られてしまいました。
不動のアメリカとインドが隣同士というのは、ビジネス的にはいい感じですが、文化が違いすぎてなだれ込むと面白いことになりそうです。
眺めているだけで色々と想像が膨らみます。
がんばれベトナム。



11月13日(土)
電子書籍、電子書籍って言うけど、ワープロで原稿書いて、メールで転送して、プリンタで出力して、データベースで管理して、図書カードで買っているんだから、紙書籍も充分電子的だなと思いました。

[一日一報]
[CNN] まさに「アイアンマン」 軍用の新型パワースーツ

昔「こち亀」でそんな回がありましたね。
中川の会社が開発したパワードスーツを両さんが壊してしまって、結局自力で誤魔化そうとする話でした。
今さらながら、「こち亀」のネタ探しアンテナは凄いです。
マンネリだとか言われていますが、週間連載の速度であの発想の多様性はやはり才能と呼べるものではないでしょうか。
でも、50巻くらいが一番面白かったね。
マリアが出てきた辺りから見方が変わってきたかも、です。

ちなみに、中川のパワードスーツの目的は介護や現場作業用だったかと思います。
アメリカは大っぴらに軍事用に開発して発表までできるのだから、色々と楽かもしれませんね。
ただし、空は飛べない。



11月12日(金)


今日の買い物。
ケンコー ケータイ&デジカメポッド 「スーパーミニ」 KSM-B
雲台部分がパッと見モアイっぽい、ミニ三脚です。



デジタルビデオカメラ搭載時。
足が細くてなぜだか妙に色っぽい。
はっきり言ってグラグラですが、室内、台上、固定用と限定すればそれなりに使えます。



付属のアタッチメントを付けると、雲台のない携帯電話もガッチリホールド。
見ないワンセグや、鳴らない電話、届かないメールの確認もラクラクです。
ホールド部分のバネが強すぎて、たまにケータイが吹っ飛びますが問題ありません。

[一日一報]
[CNN] 猫は流体力学を知っている? 水の飲み方を科学で解明

猫を飼ったことのある人なら誰でも知っている光景。
なるほどそういう仕組みだったのかと納得しました。
猫が流体力学を知っているかというと、知らないでしょう。
奴らは、こうすればうまく飲めるとしか思っていないです。

気になるとすれば、これが習性か学習かどちらかというところでしょうか。
親子の猫と、生後すぐ引き離された猫との差を比べてみると興味深い結果が得られそうな気がします。
でも可哀想なのであまりおすすめしない。
まあ、そういうことでいいんじゃないでしょうか。


11月11日(木)
■11月11日の記念日まとめ■

「ポッキー&プリッツの日」
日付の1111がポッキーやプリッツに似ているから。

「もやしの日」
日付の1111がもやしに似ているから。

「麺の日」
日付の1111が麺に似ているから。

「きりたんぽの日」
日付の1111がきりたんぽに似ているから。

「配線器具の日」
日付の1111がコンセントの差し込み口に似ているから。

「靴下の日」
日付の1111が2足の靴下に似ているから。

「下駄の日」
日付の1111が下駄の足跡に似ているから。

「ライターの日」
日付の1111が細長いライターに似ているから。

「コピーライターの日」
日付の1111が4本並んでいる鉛筆に似ているから。

「煙突の日」
日付の1111が4本並んでいる煙突に似ているから。

「電池の日」
日付の十一十一が+極と−極に似ているから。

「磁気の日」
日付の十一十一がN極(+)とS極(−)に似ているから。

「鮭の日」
日付の十一十一が「圭」の字に似ているから。

全部本当にあります。
とりあえず落ち着け。

[一日一報]
[AFP] インド・タタの低価格車「ナノ」で発火事故、回収はせず

写真の燃えっぷりがすさまじい。
回収するかどうかより、これはダンボール製なのでしょうか。
殊更に高級車に乗る必要はありませんが、ある程度のランクの自動車を選ぶのは安全面においても必要なことかと思いました。


11月10日(水)
とある機会により、映像の撮影と編集作業を請け負うことになりました。
普段は会社にあるソニーのビデオカメラ「DCR-***」と、Appleの編集ソフト「Final Cut」を使って、なんちゃってプロ作業しているのですが、今回は私用なので全て自前で準備しなければなりませんでした。
ゆえに、カメラは友人から借りたパナソニックのHDC-HS9。
編集ソフトは、フリーソフトから探すこととなりました。
簡単に考えていたのですが、これが結構難儀をしました。

まずHDC-HS9については、ハードディスクタイプのデジタルハイビジョンカメラ。
画質と撮影時間に合わせて4モードから選べるのですが、その違いがサッパリ分かりませんでした。
そもそも、これまで私のビデオカメラの扱い方としては、画質は当然プレーンで、撮影時間は長ければテープを入れ替えるというものだったので、こういう「お手軽機」の知識が全くなかったのです。
HA,HG,HX,,HEの4モードは名前も似通っていてややこしい。
しかも説明書には画素数(ピクセル数)と録画可能時間しか載っておらず、あとは「最高画質」とか「標準画質」とかいう曖昧な表現しかされていませんでした。
ご丁寧に「最高画質とは、本機においての最高画質を意味します」と注釈されていましたが、そう言われても困ります。
ネットで調べてようやくビットレートの違いらしいことが分かりましたが、理解するまで随分時間がかかりました。

続いて編集ソフトとして、一度使ってみたかったWindows標準搭載の「ムービーメーカー」を選んでみました。
ところが、これはこれでハイビジョン映像規格のAVCHDの映像が取り込めませんでした。
仕方なく、フリーソフトの中で割と人気のある「AviUtl」を使ってみましたが、やはり同様に取り込めない。
しかも最大サイズが1280*720までなので、1920*1080のハイビジョンにも対応していませんでした。
それで、やはりネットで調べてみると、「VideoStudio pro」なら取り込めると知ったので、15日の無料期間中だけに勝負をかけるべくインストール。
何とか処理できたのですが、これでもどうも動きがおかしくなりました。
どうしたものかと思いつつも、きっとコーデックの問題だろうと思い再びネットで捜索、適当な具材を入れてようやくムービーメーカーで取り込め、編集できるようになりました。

それほど複雑な作業を望んでいる訳でもないのに、どうも何かとややこしいです。
一番納得できなかったのは、やはり「最高画質」「標準画質」という表現。
プロ用機材をほめるつもりはありませんが、普通に仕様を示してくれた方が分かりやすいと思うのですが、どうなんでしょう。
ポンポン撮影できることを目指すがあまり、結局何も分からないお父さんが増えてしまっているのではないかと気になりました。
まあ、それでも売れたらいいんでしょうけど。

[一日一報]
[産経新聞] 駆除しようとゴキブリに火→燃えたまま逃げる→作業場500平方メートル全焼

なにこの最強生物。
想像しただけで地獄絵図。
直火ではなくアルコールを付けたために、若干に生き延びられたのかもしれません。
素直に殺虫剤を使えば良かったと思うのですが、しいたけ栽培への影響を恐れたのでしょうか。
ちょっと遊ぼうとしていたのかもしれません。

それはともかく、この2chのスレタイっぽい見出しはどうかと。
分かりやすいかもしれませんが、新聞の見出しじゃないと思います。


11月9日(火)
[本日のコピー]


園芸雑誌の裏面広告。
「マイガーデン」とは、住友化学園芸が販売している肥料の名前です。
つまり商品の名前と、「わたしの庭」という言葉とをかけている、というかダブらせている訳ですが、あまりのストレートぶりに驚かされました。
そしてわざわざ写真を撮って、さらにはこの場にも掲載してしまいました。
いかがでしょうか、これが「コピーの力」というものです。
ひねくれた私がコピーライターになれない理由なのです。
わたしの庭は マイガーデン。
俺の庭は マグァンプKです。

[一日一報]
[朝日新聞] 太陽活動停滞で0.7度寒く 13年以降にミニ氷河期?

本日の終末ニュース。
温暖化はどうなった? とか、これでも二酸化炭素25%削減とか言うの? というツッコミはナシです。
それとこれとは別問題と考えましょう。

宇宙線を遮る太陽の磁場活動が弱まるから地球の温度が下がると言われても、正直サッパリ分かりません。
しかも、0.7度下がるというのも300年ほど前の前例からの話なので、実際どうなるか分かりません。
おまけにそれが再来年の話というから、ぶっちゃけ待って見るしかなさそうです。
もしかしたら、大氷河期になるかもしれませんね。

そういえば来年は来年で、2012年問題がありました。
マヤ文明のアレがナニして地球がエライことになる年と言われています。
2013年の太陽活動の停滞も、つまりそういう繋がりなのでしょうか。

なんか、こういう先の話っていつも人類滅亡や地球崩壊の話になりますね。
たまには、何だか分からないけどすごくハッピーになるみたいな予言は出てこないものでしょうか。
まあそれはそれで、すごくガッカリしそうですが。


11月8日(月)
[一日一報]
[CNN] ハッピーセット禁止条例、サンフランシスコで制定へ

本日のアメリカンなニュース。
「肥満児が増えるからハッピーセットは禁止」というのがいかにもアメリカン。
いや、日本でも「喉を詰まらせるからこんにゃくゼリーは禁止」とかありましたね。
特定の地域、メーカー、商品のみを責めるのはあまりにも乱暴です。
多分、かの地でも「太るのはハッピーセットだけじゃないだろ!」と言われているでしょう。

とはいえ、アメリカの肥満はもはや国民病とも呼べる状態にあり、肥満児の激増は深刻な社会問題ともなっています。
もはや対象となる人数的にも「だったら食うな」とは言えない状況にあり、何か対策を取らないとまずかったのでしょうね。
その内「摂取カロリー規制法」なんてものもできるかもしれません。
1日の摂取カロリーは5,000kcal以下にする、みたいな。
いやいや、それでも絶対ブーイングが起きるはずです。
メリケンをなめるなよ。

[[本日の独言(ひとこと)]
まだ実験レベルだが、PTSD治療のひとつとして「恐怖の記憶を消す」方法が
提案されているようだ。詳細については以下の記事を参照されたい。

[Gigazine] 「恐怖」にかかわるマウスの記憶を消すことに成功、PTSD治療に新たな可能性

要するに、恐怖を感じた際の脳内のメカニズムを解明し、影響を及ぼす部分を取り除いて恐怖を感じさせないというものらしい。言葉にするのは簡単だが、脳内の出来事だけにかなり複雑なものだと思う。目的は記事にもある通りPTSDの治療。事件や事故により被った心的ストレスから解放させる手段として研究が続けられているそうだ。

さて、ひねくれ者の私としては、それなら「恐怖を与える」こともできるのだろうかと考えてしまう。自由に恐怖を与え、解放することができるようになれば、それはもう立派な兵器となるだろう。現在でも無理矢理に薬物中毒者にするという犯罪があるが、脳内作用の解明は常に表裏一体の危険が付きまとうと感じた。

明るく有効な使い道としては、ホラー映画やパニック映画ももっと楽しめるようになるのかもしれない。さらには幸福や悲観、寂寞感なども与えらるようになれば、どんなコンテンツも5割り増で魅力的になるだろう。しかしそうなると、果ては「ただそれを楽しむだけ」の新たな嗜好物となる可能性もある。直接脳に刺激を与えるのだから、もはやロック音楽もホラー映画も純文学も味気なくなるだろう。残る物はミステリものくらいだろうか。いや、それもどうなることか。

なお、そんな「脳内遊び」については、実現するかどうかも含めてまだまだ先の話になるだろう。発想が飛躍しすぎるのはもう私の癖みたいなものだ。その癖が刺激となって、面白い小説のネタになることを期待している。私の脳内メカニズムはそんなところだ。


11月7日(日)


おんしらずのねこ うわきもののねこ
めしがほしいとないてるよ
おんしらずのねこ そっけないねこ
ねどこがさむいとないてるよ
めしがないなら ねどこがないなら
ちかづかないで なでないで
わたしいっぴき やしなえないなら
どこかへいくわよ かいしょなし
おんしらずのねこ わがままなねこ
きょうもあしもと まるくなる

[一日一報]
[47NEWS] ペットの七五三祈願が盛況 市ケ谷の八幡宮、初詣でも

動物は好きだし人間よりも弱い存在として大切に扱うべきだと思いますが、やっぱりこういう感覚は理解できない私です。
それは信心が足りないせいかもしれませんが、とはいえ写真の飼い主は普段着だけに、どうもちぐはぐな印象を受けています。
でもまあ、飼い主もそれで満足し、ペットも充分な愛情を受けて、神社も儲かるならば、部外者が口出しすべき世界ではない。
例えば子供のいない家庭なら、代わりにペットで七五三を祝って楽しむのもいいものでしょう。

でも、やっぱりペットは先に死んじゃうから。
私はそれを恐れて、愛し切れていないのかもしれません。



11月5日(金)
昨日深夜に起きた、尖閣漁船衝突事件に関するビデオ流出の件。
今日は世間もインターネットもこの話題で持ちきりだったようです。
本件については、もうあらゆるところで騒がれているので、私からは特に書くこともなく。
ただ、昨日の日記にちらりとYouTubeについて触れた途端にこういう事態になったので、ちょっと驚きました。

それにしても、日本、中国、政府、国民。
勝ち負けではありませんが、結局どこが損なく益を得たかとなると、わずか1日で数百万ものアクセスを稼いだYouTube、つまりその親会社のGoogleじゃないかなと思います。
それが一番、困った話ではないでしょうかね。

[一日一報]
[CNN] マイクロソフトの「キネクト」、照明の加減で顔認識に問題か

本日のアメリカ問題。
前にカメラの「顔認識機能」についても似たような話があったと覚えています。
記事では「肌の色の濃い」と書かれていますが、まあぶっちゃけ黒人と書きたいのだろうと思います。
配慮しまくりの文章に逆差別的な違和感を抱きます。
まあとりあえずゲームなんだから、ちゃんと照明をつけてプレイすればいいんじゃないでしょうか。


11月4日(木)
祝日の昨日、午前に通りを歩きつつ、先に見えるマンションをふと見上げたら、なんと下着姿でベランダに出て洗濯物を干す人の姿が見えました。

もちろん、若い男でした。

私が女だったら、訴えたら勝てるレベルだなと思ったり。
でも、精神的苦痛による被害として訴えるなら、男の私だって同じであるべきではないだろうか。
いや、この場合は異性だから問題になるのか。
それでは私は、下着姿の若い女性を見たのなら、訴えたら勝てるのだろうか。
本当にそうだろうか。
美醜の基準、「目の毒」の基準はどこにあるのだろうか。
世間とは何か、裁判とは何か。

そんなことを考えていると、自転車に乗った女子中学生にひかれかけました。

けれどもこれは別の物語、いつかまた、別の時に話すことにしよう。

[一日一報]
[CNN] フェースブックが文字サイズ縮小、「目に悪い」と苦情も

日本ではあまり盛り上がっていませんし、私も使っていませんが、こういう話が記事に取り上げられること自体、フェースブックへの関心の高さが窺えます。
だったら使うなよ、と反論できないほど普及しているのでしょうね。

誰かが書いた何かの本に、日本はクレームが出ないようにじっくり開発するが、世界の多くはクレームが出れば修正するつもりでさっさと開発する、みたいなことが書かれていました。
どちらが正しいかは当然モノにもよりますが、ことインターネットのコンテンツについては後者の方が正解だろうと私は思います。
この記事にしてもそうですし、違法アップロードサイトから世界の映像サイトに進化したYouTubeにしてもそうでしょう。
色んなソフトの修正アップデートの多さからもそう思います。
ウィニーの開発者を逮捕しているようでは今後も見通しは暗いかもしれません。


11月3日(水)
あまり興味がなくて知らなかったのですが、現在行われているプロ野球日本シリーズ、全7試合中3試合(1、2、5回戦)が地上波テレビで全国中継されていないそうですね。
4回戦目の今日は放映されているようですが、次の試合はなし。
ロッテ2-1中日となっているようですが、5戦目で決まったらどうするのでしょう。
まあたとえそうであったとしても、中継の必要はないと判断したのでしょうね。

何となく、かつてのプロレス中継の衰退を見ているような気がしています。
今では考えられない話ですが、昔は金曜日の20時にプロレス中継を放映し、高視聴率を稼いでいたそうですからね。
プロ野球も20年ほどしたら「今では考えられない話ですが」と言われているのかもしれません。
その前に民放テレビ局もヤバイかもしれませんが。

[一日一報]
[京都新聞] 一休さん肖像画に穴、アライグマ? 大徳寺・真珠庵

有名な肖像画の被害。
アライグマが柿を食べようとして破いたとは、なんとも秋らしい話です。
まあ、そういうこともあるでしょう。
寺としては災難ですが、グランジ・ロックな一休さんなら「いいじゃねぇか、そんなもん」と言いそうです。



11月2日(火)


とある理由で、懐かしの火薬銃を購入。
100円ショップの幅の広さに感心しました。
カネキャップ。

[一日一報]
[読売新聞] ゴルフ大会で睡眠剤混入「好成績収めたくて」

中年サラリーマンの出世と嫉妬にかられた侘びしき犯罪かと思いきや、シニアゴルフ大会の70歳。
これほど「そうまでして勝ちたいの?」と言いたくなるシチュエーションもありません。

老人は敬うべきですが、老人もまた敬われる人間を目指すべきだと思います。


11月1日(月)
[一日一報]
[読売新聞] ギュウギュウ詰めで溶けちゃう…クラゲ退治に妙策

このクラゲの生態をヒントに生まれたゲームが、「ぷよぷよ」です。
とか言われても信じちゃいそうな発見ですね。

毒も薬も使わず、自身の溶解酵素で死ぬなんて単純な生物だと思いましたが、人間も胃潰瘍や癌でダメージを受けるのであまり偉そうなことは言えません。
私にいたっては満員電車でも体調を崩す体たらくですから、クラゲじゃなくて本当に良かったと思います。

[本日の独言(ひとこと)]
自然界の生物や風景による写真コンテスト「ベオリア環境野生生物写真コンテスト」が先日開催され、今年はハンガリーのベンツェ・マテさん(25)が撮影した「ハキリアリ」の写真が最優秀賞に選ばれたそうだ。日本ではあまり知られていないようだが、今年は世界81か国から3万1000作品も応募があったらしい。昨年はスペインの写真家によるオオカミの写真が最優秀賞に選ばれたが、訓練された動物を使ったという「やらせ写真」であることが発覚し賞を剥奪された。

さて私が関心を寄せたのは、もちろんハキリアリだ。写真のことはよく分からないが、ハキリアリに注目した時点でこの写真家にはセンスがあると認められる。なぜならこのアリもまた、他の昆虫と同じく驚くべき生態を有しているからだ。

コスタリカの熱帯雨林に生息するこのハキリアリは、「農耕と牧畜を行うアリ」として昆虫好きには知られている。体長1センチ程で赤い体色をしており、頭部と顎が非常に発達している。この顎は戦闘用ではなく、名前の通り植物の葉を切り取るために用いられる。彼らは列をなして進行すると、自身の数倍の大きさもある葉を切り取って巣に持ち帰る、その姿は雨の日に傘をさして通りを歩く人々のようだ。巣に持ち帰った葉はさらに細かく裁断して一箇所に集める。そこで彼らは、なんと食料となるキノコを栽培しているのだ。高温多湿の巣の中はキノコの栽培にもってこいだろう。彼らは戦わず、死骸を運ばず、キノコを食べて生活している。また同時にキノコの病気を防ぐ抗生物質も培養し生産効率を高めている。人間以外には珍しい農耕を行っている昆虫なのだ。

ハキリアリはそれだけではない。アブラムシが分泌する蜜がアリ科の好物であるのはよく知られているが、彼らはそれをさらに効率よく得るために、アブラムシの卵を巣に持ち帰って育てているのだ。アブラムシに餌を与えて、分泌される蜜を自らの食料にする。まさに牧畜を行っていると言えよう。これらの農耕、牧畜活動は片利共生(へんりきょうせい)と呼ばれる。アリは生きるために行っているが、植物やアブラムシは全体としては利益を得ていない。それもまた人間の活動に似ていると感じさせられるだろう。ちなみに、コスタリカでは、このアリによって栽培する植物が乱獲される問題が起こっているらしい。人間だけが被害を被っているのだ。

植物や動物の生態には驚嘆させられることが数多くある。自身の利益のために農耕や牧畜を行うのが人間だと得意気に語る人に対しては、このハキリアリの生態を紹介してやるといいだろう。

(参考:Veolia Environnement Wildlife Photographer of the Year-Winner