the shadow of silver
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12月31日(金)
年末恒例の大掃除。
部屋はもちろん、玄関からベランダまで。
よく分からない隙間とか大して汚れていないゲーム機まで、徹底的に掃除しまりくりました。
掃除は好きなのであまり苦にはなりません。
綺麗好きというよりは、なんか色んなことから逃げて没頭できるからだと思います。

掃除をしつつ思うことといえば、やっぱり家は狭い方がいいなと。
天井裏や地下室や、死体を埋められる庭のある豪邸には憧れますが、自分で掃除するならスペースは狭い方が楽でいいと思えてしまいます。
起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半。
独りで住むならそんなウサギ小屋でもいいよなと。
卯年になるしね。

今年も一年、お世話になったかどうかは分かりませんがありがとうございました。
また来年も、どうなるか分かりませんがよろしくお願いいたします。
そんなノリで、ひとつ。

[一日一報]
[読売新聞] 「ガッキーです…」自民・谷垣氏肉声の着ボイス

堅苦しい党のイメージを払拭したいという気持ちは分かりますが、その答えがなぜ着ボイスになったのかがよく分かりません。
「ふざけている」というよりは、「ふざけ方が足りない」ように思えます。
どうせならもっと無茶なことにチャレンジすればいいのにと感じました。
こういうことを考えるのは広報部なのか、それとも外注の広告代理店なのか。
政界と広告業界との繋がりってよく知らないので、来年辺りちょっと調べてみようかとも思っています。

でも、意外と谷ガッキーさん自身が言い出したのかも。
「党のイメージを変えないといけません」「でもガッキーよぉ」「誰がガッキーやねん」
みたいなやり取りがあったなら、許す。


12月30日(木)
近ごろは連日連夜の忘年会です。
人付き合いの悪いことでお馴染みの私ですが、それでもこの時期になると忘年会に呼んだり呼ばれたりしています。
人と話すことは嫌いではありませんが、お酒が絡むとどうしても長くなって疲れてしまいます。
特に私には「2時間酔い」(飲酒後2時間後にくる2日酔い的症状)があるので、毎晩ズキズキぐったりの目に遭っています。

今日は昼前に起きて、遅れすぎな年賀状作りと次回のメルマガ作りをちょこちょこと。
夜はまた忘年会のお誘いがあるので、お昼ご飯は軽くしようと冷蔵庫を開けて捜索。
なぜか「S&B ぶっかけ!ラー油カレー 辛口」しかありませんでした。
いつの間に買ったのか。
ラー油もカレーもそんなに好きじゃないのに。
辛口なんて苦手なのに。
そんなことを考えながら、弱った胃に目がけてガツガツ流し込んでやりました。
食ったのかよ。

[一日一報]
[AFP] UFO目撃情報扱う組織を設置、アルゼンチン空軍

戦争のない時の軍隊って何をしているのだろうと思っていましたが、こういうことをしているようです。
2012年が近いせいか、この頃はよくオカルトっぽい話を聞きます。
日本ではあまりこういう話は出てきませんね。
実はJAXAが宇宙人を匿っているとかあればいいのに。
それが事業仕分けのミスで解放してしまって、大パニックになればいいのに。
あ、これはちょっと面白い話かも。


12月28日(火)
「タンスのカドに足の小指をぶつけた」という話があります。
誰もが一度は経験のあるアクシデントで、その痛みと、いらだち、やるせなさから「あるある」と言ってしまう出来事です。
そこから転じて、いわゆる「日常のつまらない事故」において「タンスのカドに足の小指をぶつけたようなもの」という使われ方もします。

でも、思い返してみると、私にはそんな経験は全くありませんでした。

家にタンスがない訳でもなく、足の小指に強化装甲を施している訳でもありませんが、タンスのカドに足の小指などぶつけたことがありません。
考えてみても、何をどうすればそんなアクシデントが起きるのかも分かりません。
もしかすると「豆腐のカドに頭をぶつける」と同じように、単に「それっぽい話」だったのでしょうか。
それとも、私以外の人にはそんな経験をされている方が大勢いるのでしょうか。
何とも不思議な話です。

でも、頭はよくぶつけます。

特に人よりトールマン大統領でもなく、そそっかしいロクロ首でもないのですが、頭は本当によくぶつけます。
柱だのドアだの、何で? という所になぜかぶち当たってしまいます。
急いでもなく、まるで太極拳のように滑らかな動きでぶつかることもあります。
ていうか、さっきぶつけました。
ベランダの窓枠に。
何とも不思議な話です。
人には「頭に中身が一杯詰まっているから、重くてふらつくのだ」と答えるようにしています。

でも、その言い方って大抵が幼児に対する笑い話ですね。

[一日一報]
[産経ニュース] 23歳の女性運転士、メガネ忘れ電車が部分運休 JR関西線

本日の奈良ニュース。
23歳 + 女性運転士 + メガネ忘れた = 無罪。
まあ遅延の影響を受けたのも20人だけですしね。
でも自分がその20人に入っていたら怒るかも。
「メガネをなめるな!」って叱って、戸惑わせたい。


12月27日(月)
[一日一報]
[ロイター] ドイツの警官、若者に雪玉投げられ唐辛子スプレーで反撃

想像だけだと何だか平和的な乱闘騒ぎ。
でもきっと地獄絵図のような状況だったと思います。
ちなみに唐辛子スプレーとは、唐辛子の辛味で有名なカプサイシンを主成分とした催涙スプレー。
でも単に唐辛子の粉を吹くのではなく、武器となるべく化学合成により即効性と危険性を高めたものと聞いています。
調べてみたらwikipediaにも掲載されていました。
ちょっと悲しげな写真が印象的です。

[本日の独言(ひとこと)]
年末年始は節目の時だ。一年の感謝と翌年の期待に胸を躍らせる日々が続く。クリスマスもそうだろう。大晦日とお正月も言うに及ばず。私の場合、それに加えて誕生日まである。そろそろ踊らせすぎて動悸も怪しくなってきた。

1年において節目というのはいくつかある。学生、生徒、児童の場合は先のイベントに加えて、3月4月の卒業、入学、進級。さらには9月、1月の新学期もある。社員、役人になると3月4月に年度末と新年度がある。これらはコンピュータで言うところの再起動に近いものがあるだろう。一旦処理を終えて、データを保存する。そして一時保存データや無用なタスクを停止、削除し再起動するのだ。重くなった処理もこれで元のパフォーマンスを取り戻せる。たまに起動しなくなって焦ることもある。

誕生日と年末年始が近いというのは、なかなか気持ちの上で落ち着かないところもある。気持ちを入れ替えるタイミングが掴みづらいのだ。12月25日が誕生日の私は、そこで再起動しても7日後に再々起動することになる。それで何となく、26日から31日までの6日間が「消化試合」のようになってしまうのだ。まあそれも33回繰り返しているのでいい加減慣れてはいるが。この文章がダラダラとしているのもその期間に入っているからだと感じて頂きたい。


12月26日(日)
クリスマスは近所の大阪中之島で行われていた「OSAKA 光のルネサンス」とやらを見に行きましたが寒かったです。



会場はこのように大勢の客に賑わっていましたが寒かったです。



「光のルネサンス」の名の通り、気合いの入ったイルミネーションが施されていましたが寒かったです。

 

若干イルミネーションが過ぎてツブツブ気持ち悪くて寒かったです。



大阪中央公会堂には投影型の演出がされていましたのがホラーっぽくて寒かったです。



帰宅後は、いつものエセ大理石テーブルにクリスマスっぽいケーキを置いて祝いました。
「いい所のケーキはマジパン(砂糖細工のサンタ)もおいしい」という発見がありました。
暖房をガンガンにつけていたので少し温まっていました。

[一日一報]
[ウォーカープラス] 「何歳まで“女子”という?」女性800人にアンケートを実施

ひとつ歳を重ねたので、年齢に関する話題。
何歳までを「女子」と言うかを、20〜30代の社会人女性にアンケートするという矛盾。
どう考えても20歳未満を「女子」と言うはずなのに、「女子会」は20歳以上から活発になるという社会の矛盾を感じています。
まあこういう話って、「気にした時点」で女子はもう卒業でいいんじゃないかと思います。
そろそろ「女性」になれよ。

とか言いつつも、私はいつまでも「男子」でありたいと思っていたり。
こっちの方が問題なのかも知れませんが、なんていうか、偉そうに扱われたくないのです。
もっと軽んじて欲しい。
箸にも棒にもかけないで欲しい。
だってその方が楽だもん。


12月24日(金)
メリー・インスマウス!



メリー・クラッシュアイス!!



メリー・クラッシュマウス!!!



という感じに、12月24日の夜に本棚からラヴクラフトをごそごそ漁ったり、冷蔵庫から氷をいそいそと出してきたり、マウスにぺたぺた絆創膏を貼ったりしています。
マウスは本気でクラッシュしても良かったのですが、更新できなくなるのでこの辺でご勘弁を。
くそ絆創膏がはがれねぇ、なんか、なんか白いのが残る。

メリー・クリスマス。
なんとこれでも、32歳最後の夜です。

[一日一報]
[朝日新聞] 消えゆくイタコ 修行を敬遠・高齢で廃業…今や十数人

クリスマスにちなんでいそうで、実は何もちなんでいないニュース。
いつか本気で調査したいと思いつつ、果たして色々と間に合うかどうか。

いわゆる占いにしてもそうですが、こういう業界の本来の役割は「相談と癒し」にあると思います。
教会にある懺悔室のように、言えない罪や悲しみ、叶えられない願いを告白して癒してもらう。
イタコさんの場合は、それが「死」に寄っているというものでしょう。
現代でいうとカウンセラーというものかもしれませんが、それよりはもう少し神秘的で宗教的です。
でも、それはそれで価値があるようにも思います。
死者が「降りた」か「降りていない」かなんて、本当は関係ないと思うのですが、どうでしょうか。

ビジネス的に言うと、圧倒的な知名度があるので全国展開もできそうに思うのですが、難しいのかしら。
イタコさん派遣。
失われるにはもったいない文化です。


12月23日(木)
齋藤智裕さんの小説「KAGEROU」については読んでもおらずあまり興味もなかったのですが、あちこちからよく話を出されています。
よく売れていて悔しくはないかとか、あれってゴーストライターが書いてんじゃないのとか。
私に聞かれても困るのですが、一応業界に片足を入れているのでそちら側の感想を聞きたいのかなと思います。

悔しいか悔しくないかというと、全く次元の違う話で、一切そんなことは感じられません。
小説というのはジュースや洗濯機と違って一緒くたにされるものではありません。
具体的に言うと、「KAGEROU」が出なければその分私の小説が売れたのかいうと、そんなはずもありません。
だから悔やむべき話もないのです。
むしろ書店に足を運ぶお客さんが増えると「ついで買い」も期待できるので、業界や作家さんとしては喜ばしい話ではないでしょうか。
つまり、全然モノは違いますが「ハリーポッター」や「1Q84」のブームと似たような感覚を抱いています。
悔しがるとすれば、例の賞に応募された方々くらいでしょうか。
でもそれもまあ、同じ作品を作っている訳じゃないので気にならないとも思います。

ゴーストライターかどうかについては全く知りません。
同社様とは関わりないですから、巷の噂やゴシップ記事に熱心な方々の方が詳しいように思います。
個人的には、前にメルマガのネタで書きましたが、ビジュアル担当、小説担当、宣伝担当、営業担当を作って、「架空の個人」として活動するのも面白そうだなと考えています。
「さいとうたかをプロ」みたいに、良質の作品を量産できる体制を作るのも新たなビジネスになるのではないでしょうか。
あまり書くとゴルゴ13に「ビシッ」とされそうなので、ここまで。

[一日一報]
[朝日新聞] せんとくん出世、奈良県の観光マスコットに

本日の奈良ニュース。
上記の話とはやはり全く次元の違う話で、話題になったモノ勝ちの展開。
ぶっちゃけ、既に奈良はかなりの範囲で「キモ気持ち悪い」こいつに支配されています。
大仏様かシカさんかせんとくんか。
シカさんがんばれ、超がんばれ。


12月22日(水)
大阪のキタに日本一の売り場面積を誇る書店「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」がオープンしたとか。
電子書籍化の波を受けての強気なのか、何とか生き延びる術を模索した結果なのか、何でもデカけりゃいいと思っている男の子の私もそのうち覗いてみたいと思います。

それにしても大阪キタ、梅田には大型書店が乱立しています。
新聞記事によると、どうやらこれで6店舗目にもなるそうです。

[朝日新聞] 大阪・キタに日本一のメガ書店 ジュンク堂&丸善共同で

これだけ建てていいの、とも思いますが、まあ売れるからこそ建てられるのでしょう。
どこかの資料によると、近辺に隣接する駅ターミナルの利用人数は、全国第3位の240万人/日だそうです。(1位は新宿、2位は池袋でした)
さすがに本を毎日買わないよと思っている人も、240万人もいれば毎日売れるのでしょう。

一方で、人口の少ない地方、いわゆるイナカに書店はあまりありません。
建てればいいのに、とも思いますが、まあ売れないからこそ建てられないのでしょう。
書店がないから書籍が売れない、書籍が売れないから書籍が読まれない、興味も持たれない。
今時そんな話にはならないだろうとも思われますが、習慣ってそういうところがあるように思います。

知的水準の低い発展途上国に図書館を建てよう、という話もありますが、国内でも結構そういう話があるんじゃないかと感じています。
イナカを卑下している訳ではありません。
実際はともかく、本は売れなくても読まれるべきだと思うのです。

[一日一報]
[毎日新聞] ゆず湯につかってカピバラもリラックス…埼玉県こども動物自然公園

冬至を迎えるときまって登場されるカピバラさんと、その報道記事。
一番写真が多くて可愛かったので毎日新聞を紹介しました。
いいよね温泉、いいよねカピバラさん。
一緒に浸かりたいと思ったけど、ケモノ臭そうだからやっぱりいいや。


12月21日(火)
年賀状が面倒臭い。
IT革命が始まりだした90年代後半から00年代。
メールやWEBページ等で「あけおメール」が流行りだしました。
これでようやく、年賀状というよく分からない習慣から抜け出せるのだろうと思っていましたが、そうなりませんでした。
郵政が民営化された時もそう思いましたが、そうなりませんでした。
今年はツイッターが盛り上がっていますが、やはりこの時期になると年賀状の話が聞かれるようになってきました。

一体いつになったらこの習慣が終わるのかと思っていますが、考えてみれば年賀状を有り難がっているのはそういったIT文化とは無縁の方が多いようなので、それが変わらない限りどうしようもないのかもしれません。
そんなの放っておけばいいじゃんとも言われそうですが、そういった方は概ねご年配の方となるので放っておけない関係性もあったりするでしょう。
だから結局、年賀状はまだしばらくは続けられていくのだろうと思います。

「猫の喪中だ!」と言い切ってやろうかとも思いましたが、それはそれで喪中ハガキを作ることになるので、大人しく年賀状を作成したいと思います。

[一日一報]
[毎日新聞] 六条麦茶:アサヒがブランド取得…カゴメから

経済・経営にはあまり明るくないので知りませんでしたが、こういう売り方もあるのですね。
手塩にかけて育ててきたブランドを手放すのは利益の面でも愛着の面でも惜しいものがありますが、それはそれで立派な価値があるということなのでしょう。
ブランドの売り買いというビジネスも今後は流行ってくるのかもしれません。
消費者はややこしくなりそうですが。

しかし「水モノは儲かる」と聞いていましたが、そうでもなくなってきたのでしょうか。


12月20日(月)
[本日の独言(ひとこと)]
先週17日の朝、実家で飼っていた猫が亡くなった。
数年前より体調を崩していたが、年の瀬の寒波が身に凍みたのか、コタツの中で静かに息を引き取ったそうだ。

10年ほど前、アルバイト先のホームセンターでその猫は捨てられていた。アメリカン・ショートヘアのメス。野良猫ではなく飼い猫だった。飼えなくなったので引き取って欲しいという身勝手な書き置き。何のつもりか、血統書付きですとも書いてあったが、その血統書は付いていなかった。

ホームセンターにはペットショップも隣接していたが、捨て猫が売り物になるはずもない。保健所へ連れて行くかという話になったので、私が引き取ることにした。それまで家ではセキセイインコしか飼ったことがなく、猫のことなど何も知らなかった。どうして申し出たのかはもう思い出せないが、その選択は正しかったと信じている。

猫は店の軒下に捨てられていたので、ノッキーと名付けた。

家の者たちが喜んで受け入れてくれたのは幸いだった。私たちはノッキー通じて猫の生態と嗜好を学んでいった。食べて良い物と悪い物。爪の研ぎ方と運動のさせ方。鳴き声の意味、すり寄る理由。愛情の与えかたと、貰いかたを沢山教えてもらった。

飼ってすぐに子宮の病気が見付かり不妊手術をした。もしかするとこれが捨てられた原因かも知れないと思うと腹立たしかったが、治療後はすぐに元気を取り戻した。夏になると外に出て、セミやら何やらを捕まえてきた。正直言って迷惑だったが、あまりに得意気に持ち帰ってくるので褒めてやるしかなかった。でもある時、腕に怪我をして帰って来てからは外へは出さないようにした。冬になると断りもなく布団にもぐりこんできた。甘えて腕枕を求める子に育てた覚えはなかったが、追い出せるはずもなく、肩こりを覚悟して付き合ってやった。そのくせ朝になると別の家族に餌を甘えていた。だが、そういう利己的な態度も許せてしまうほどの愛くるしさがあった。思い出は尽きない。

一番可愛かったのは、鳴き声を上げずに鳴く仕草だった。

私は動物愛護者ではない。全ての人間が救えないのと同様に、全ての動物も救えない。だが、自分の人生で出会った者たちだけは幸せになって欲しいと思っている。それもまたノッキーに教わったことだ。ただ自身の安寧だけを求めて生きる。そのために周囲を幸せにすることもできると気付かされた。

ノッキーが、あるかどうかも知らない天国に、行けたかどうかは分からない。だが死の間際の一瞬、永遠に続く一瞬に、解放された夢を見ていて欲しいと願っている。丈夫な体で好きな餌を食べて欲しい。危険のない温かな草原をいつまでも走り回っていて欲しい。そうなるともう、私たちに甘えて餌を求めることもなく、温かな膝の上で眠ることもないだろう。それでいい。私たちのことなど全て忘れて、ただ好きなだけ遊び続けて欲しい。私は今、本当にそれだけを願っている。

楽になって良かったね。出会ってくれてありがとう。どうか永遠の安らぎを。




12月16日(木)
年末恒例、かどうかは分かりませんが、家の前で道路工事が行われています。
何をしているのかはよく分かりませんが、アスファルトを割って、穴を掘って、埋めています。
それは結構ですが、工事時間が午後の9時から、午前1時までというのはどうかと思います。
昼間は交通量が多いので夜に行うしかないのかもしれませんが、午前1時はさすがにみんな困るんじゃないかなと。
ガンガン、ガリガリ、ズドドドド。
ウェーイ、オーラァーイ、オーラァーイ、オーラァーイ、ウェイオッケー!
オッケーじゃねぇよ。
エコの観点か健康のためか、世間では早寝を推奨している割には、なかなか寝かさない社会に矛盾を感じています。
ちなみに、私が夜更かしさんになった原因は、間違いなくインターネットです。
具体的には、テレホーダイ。

[一日一報]
[読売新聞] 何と!…流浪のアンリ4世頭部、本物だった

何が「何と!」かと思ったら、「ナントの勅令」とかけたオヤジギャグ。
多分「ナントの勅令」が何なのか分からなかったので、苦し紛れにボケてみたのだと思います。

ちなみに奈良で有名な地方銀行といえば「南都銀行」。
こちらも通称「ナント」と呼ばれています。
だから同行内には「ナントキャッシュコーナー」や「ナントカードローン」など、驚きっぱなしの世界となっております。
ウソだと思っているでしょ。



カードだってこの有様なんだよ。


12月15日(水)
綿花の高騰が続いており、来年辺りから衣類等の価格に影響が出始めるとか。
原因は供給量の不足、生産諸国の輸入制限や悪天候による不作などと言われています。
綿がなければ革があるじゃない、ともなかなか言いにくい。
安売りインナーが安売りじゃなくなるかも知れませんね。

ところで、21世紀ももう10年経つ訳ですが、例の「未来っぽい銀色のタイツ」は一体いつ登場するんでしょうね。
あらゆる環境汚染に耐えうる、ピカピカシルバーの全身タイツ。
温度とか湿度とかを調節できる腕時計型コントローラー。
胸に描かれた謎の逆三角形マーク。
顔はめっちゃ笑顔。
顔はめっちゃ笑顔。

[一日一報]
[朝日新聞] 絵描こうと取り寄せたら絶滅魚…さかなクン「ひえーっ」

頭部にハコフグが寄生していることで有名なさかな氏。
オタクの鑑と言っては失礼ですが、知識を充分いかした活動をされています。
昔読んだ絵本「さかなのなみだ」もなかなか良かったです。
この人と戦場カメラマンのあの人は、あまりメディアに踊らされずに活躍して欲しいと思います。


12月14日(火)


会社に届いた、「第1回 大阪マラソン開催のお知らせ」
パンフレットも作らずに、どうしてショボいプリントを配るのかというと、要はマラソンコースの沿道に住む皆さんへの協力を呼びかけている案内状だからです。
開催日が来年の10月30日ということで、早めに告知しておきたかったのでしょう。

一説には100億円以上の経済効果も期待できるとされている大阪マラソン。
「東京マラソン」への参加が遠い西日本の方にとっては楽しみなイベントになるのかもしれません。
興味のある方はぜひご参加を。
ジョギング美女限定でウチの部屋を宿泊先もに使ってくれてもいいですよ。
ジョギング男子どもは、なんか阪神高速道路の高架下とか割と広いみたいだよ。

[一日一報]
[共同通信] 男性が「武器捨てられた」と提訴 オンラインゲームめぐり

現代っぽいニュース。
40代のオジサンが10代のガキに、ゲームの武器を捨てられたと裁判を起こす。
偏見の目で見られがちな事件ですが、そういった事例の法整備が遅れ続けているのも事実でしょう。
「より凶悪な犯罪」が起こる前に関係者はもっと真剣に考えるべきかと思います。
でも結局、「より凶悪な犯罪」がリアルに起きてから動き出すのでしょうね。


12月13日(月)
[一日一報]
[朝日新聞] 裏山のアリ、遺伝子調べたら新種 岡山大院生ら発見

本日の虫ニュース。
新種の発見にDNA解析が必ずしも有用とは限らないのですが、今回のように同一地域における近似種の分類については手早く正確な手段になるのだろうと思います。
今後、解析技術が発達しデータベースがさらに充実すれば、精度はどんどん高まっていくのでしょうね。
ちなみにオオハリアリはその名の通り、ハチのような毒針を持つアリです。
うかつに触らないように。

[本日の独言(ひとこと)]
今月初めは久しぶりに東京に出張した。
インフラの発達した現在、物書きの仕事においては大阪であろうとどこであろうと何不自由なく活動できるが、それでも出版社が多く仕事の多くを頂戴している東京へはたまに顔を出す必要がある。よって毎年1回位は新幹線に乗ることになっている。もう21世紀も10年経つのだから、そろそろ「物質転送装置」が欲しいところだ。

今回の出張のメインは、書店回りだった。先日告知した通り、啓文堂書店の文庫大賞を受けてお礼参りをさせて頂くことになった。本来ならばご購入頂いたお客さん一人一人にお礼を伝えするのが筋だが、さすがにそれはできないので、販売店の方にお会いすることになった。その辺りの関係は、メーカーと販売店との付き合いに似ている気がした。

私は物書きの他に、長く広告宣伝業の会社員を続けている。業務内容は多岐に渡るが、要はクライアントの製品をより良くアピールし、販売店を通じて消費者の購入を促すことだ。そのためには看板やポスターを作ることもあるし、映像やホームページを作ることもある。イベントに出展・出店することもあるし電話窓口にになることもある。そうしてクライアントの売り上げを伸ばす支援をする仕事だ。

ただ、その活動の根底には、失礼な話「他人の作った物を売る」という思いがある。他人の物だからたとえヒットしても何も感じない。いや、売り上げが伸びれば、また次の仕事へと繋げられるので嬉しいが、それは仕事としての喜びであり、消費者への感謝ではないだろう。業界の中にはクライアントともにワーワーと盛り上がっていく人もいるが、正直者の私にはあまりその感覚は持ち合わせていない。むしろクライアントと販売店を盛り上げるために、冷静であることを信条としているのだ。

そんな私だが、今回、書店に陳列された自分の書籍を見て冷静ではいられなくなってしまった。自分の作った物が大きく売られている感動を初めて体験してしまった。会社員だったら、もっとこう並べた方がいいとか、このポスターはこっちに付けた方が目立つのではないかとか考えて提案するところだが、そんなことは思いも寄らなかった。笑顔で「頑張って売りますよ!」と言って頂けたらもう、「なにとぞよろしくお願いします」と返すことしかできなかった。意見も言えず、威張るなんてとんでもない。私はそんな人間だと気付いた。

形は違えど、なるほどこれがメーカーの喜びかとようやく知ることができたいい経験だった。そして、やはり宣伝活動は外部に求めるべきだと実感した。私はただ、いい作品を生み出すことだけを心がけようと思った。いやもう皆さん、本当にありがとうございます。

書店回りの詳しいレビューは下記のリンクに上げられています。
どうしたらいいのか分からず、とりあえずお澄ましして写っている奴が私だ。

[アルファポリス] 書店さんPickUP!【啓文堂書店チェーン】


12月12日(日)


男性向けヒゲそり。 ジレット フュージョン5+1。

先日出張で泊まったビジネスホテルで、サンプル品としてもらいました。
私はヒゲが薄い上に肌も弱いので、安価なT字カミソリは苦手です。
だからこういう物を戴けるのは非常に助かります。

それにしても、男性向けヒゲそりって、なぜかデザインがカッコイイです。
持ちやすさを考えた流線型のフォルムはもとより、メタリックな質感だったり、マリンブルーの配色だったり。
ジレットにせよシックにせよ、機能以上のこだわりが感じられます。
どことなく自動車のフォルムというか、アニメのロボットというか。
つまり「男の子がワクワクするようなデザイン」を狙っているような気がします。
メンズギアの付加価値というものでしょうか。
「カッコイイからこっちを選ぼう!」と考える人も多いのかもしれません。

[一日一報]
[共同通信] 水素原子1個見えた! 東大など、電子顕微鏡で初

鉄アレイっぽい原子・分子モデルを目にすることはよくありますが、実際にも丸い粒だと知って少し感動しました。
酸素にせよ窒素にせよ、みんなこんな風なボール状の物なのでしょうね。
見えない空気も、流れる水も、無数のボール。
遊園地のお子様コーナーには色とりどりのボールに満たされたプールがありますが、私たちは結局あのような世界で生きているのでしょう。
想像すると息苦しくなりました。



12月11日(土)


タイガー魔法瓶 グリルなべ「これ1台」 CQA-S110

来るべき冬に備えて購入。
焼肉プレート、たこ焼きプレート、鍋、蒸し台(鍋にセット)の4点セット。
たこ焼きと鍋物を望んでいたのですが、意外にも両機能を備えた製品はこのセットの他には見つかりませんでした。
新しくできたヨドバシカメラ京都店にて、貯まりに貯まって忘れていたヨドバシポイントを全使用してタダ同然で手に入れました。

という訳で今日は早速タコパ。
電気ヒーターなのでガス火より劣るかと思いましたが、特に過不足は感じませんでした。
それよりなにより、鉄板の表面コートが凄すぎる。
新品だからかもしれませんが、敷く油すらいらない、というか油すら弾くバリア仕様。
終了後の洗浄もサラサラ流すだけ。
油分とこびり付きに神経質な私も思わずにやけてしまいました。

進化しない分野かと思いましたが、なかなか侮れないと感じました。
次は鍋ります。

[一日一報]
[CNN] ジョブズCEO、アップルに38ドルの「貸し」

なんとアップルがジョブズ尊氏に38年分もの給与に当たる額の借金が!
日本企業の給与未払い問題などものともしない大事件です!
当人同士でよろしくやってくれ。


12月10日(金)
日本漢字能力検定協会による恒例の「今年の漢字」は「暑」に決まったそうです。
確かに今年は暑かったですが、何となく色んな思惑が隠れているような気もします。
というか日本漢字能力検定協会自体が色々と隠していたような気もします。

それはともかく、私としての「今年の漢字」は、やはり「虫」かなと思っています。
まあ実際には去年からではあったのですが、新しい世界に入り込めたように思います。
という訳で、虫ニュース。

[河北新報] カタツムリ左巻き存在の謎解明 天敵ヘビが進化手助け

新たに発見された虫の秘密。
そもそもは右巻きだったのか左巻きだったのか。
ヘビがどうして右巻きが食べやすくなったのか。
どういう流れで、どう変化していったのか。
こんなふうに常識を超えた生態があるから楽しいのです。

[毎日新聞] ヤスデ:大発生、列車が運休…つぶれて車輪空回り 南九州

オーストラリアのクリスマス島では毎年雨期になると大量のカニが発生し島全体を埋め尽くすとか。
大量のカニも結構恐いですが、大量のヤスデは想像しただけでも気持ち悪いです。
しかもそれを列車がひき潰すわけですからもう。
なお、ヤスデが大量に集まる理由、記事には「コンクリートを好み」と書かれていますが、正確には「コンクリートを食べる」ために集まります。
もっと詳しく言うと、コンクリートに含まれるカルシウムを得るために集まります。
ちなみにダンゴムシもコンクリートが好物です。

あまり紹介していませんが、害虫や不快害虫(害はないけど嫌な奴、例のアレとか)も面白い生態のものがたくさんあります。
機会があれば「昆虫部 不快害虫編」も書いてみたいなと思っています。
売れないだろうけど。

[一日一報]
[ロイター] 赤字削減へ「快楽税」、ドルトムント市が売春婦に課税

SF短編小説か、「世にも奇妙な物語」のタイトルに使われそうな税金の名前。
どこの街も税収は厳しく、そして文句の出しにくい弱者から徴収しがちのようです。
日本は「一応」非合法だからスルーなのでしょうか。
でも「セクシー税」とか「イケメン税」とかは徴収してもいいと思います。
俺が困らないから。


12月9日(木)
先日以来、動画制作意欲がわきつつあります。
商売目的ではなく、趣味の範疇で何かくだらない映像を作りたい。
もうほんと、どうしようもない作品を作りたい。

そんなことを考えています。

でも、肝心要のビデオカメラがありません。
作っている時間もありません。
ここにはもう、誰もいません。
さてどうしたものかと考えています。

もの凄くつまらない物ができたら、またどこかで公開したいと思います。
3年後くらいになるかもしれません。
やっぱりやらないかもしれません。

[一日一報]
[AFP] レシートや紙幣に大量のビスフェノールA、米研究

ビスフェノールAはガンや肥満との関連が指摘されている化学物質とのこと。
ガンや肥満の発症は、それまでに手にした紙幣やレシートの枚数に比例する。
なんとなく「DHMO(一酸化二水素)ジョーク」をようにも感じられます。
気になる方は、今後はクレジットカードを使うように心がけましょう。
オンラインショッピング最強伝説。


12月8日(水)
昔、ナムコのキャッチコピーに『クーソーは頭のコヤシです』というのがありました。
時代的に眞木準か糸井重里っぽい、奇抜なダジャレコピーだなと感じて調べたら、やっぱり糸井重里でした。
コピーのお仕事って打ち上げ花火のように、パッと世に出てすぐに忘れ去られるものです。
その中で結局、流行れば成功、流行らなければ失敗と見なされることが多いです。
言葉が綺麗でも時節に合わなければ目に留められない。
ぶっちゃけ、コピーが最強であっても、ターゲットの企業や商品が最低ならばどうしようもない。
そういう、ちょっと理不尽で厳しい世界です。

何が最高のコピーなのかは知りませんが、何十年も後になってふと思い出すものこそ、本物の作品と呼べるものかもしれません。

あと糸井重里といえば、徳川埋蔵金は見つかったのでしょうか。
これも何十年経っても思い出してしまいます。
どことなく「カバオ君、父ちゃんの入れ歯めっかった!?」に近いものが感じられます。

[一日一報]
[ロイター] NY大の教授、後頭部にデジカメ埋め込み前衛芸術

前衛芸術だからよく分からないのか。
よく分からないから前衛芸術なのか。
カメラのレンズは内側なのか、外側なのか。
内側なら特殊な方法を考えないと真っ暗にしか見えない。
外側ならば、わざわざ埋め込まなくても帽子の後ろに付けるだけでいいのでは。
後ろを見たいだけなら振り返るだけでいいのでは。
教授ということで、講義中に自分が背を向けている際の学生の様子を見てみたいのか。
でも後頭部にカメラを付けた教授を前に皆は自然でいられるのか。
色々とよく分かりません。


12月7日(火)
[連想]
市川海老蔵

歌舞伎

女形

陰間

江戸の規制

東京の青少年育成条例

そういう流れをふと思いましたが、うまくまとまりませんでした。
昔からあまり変わっていないとか、そういうことかもしれません。

[一日一報]
[AFP] ウィキリークス創設者のアサンジ氏を逮捕、英警察

裁判前なので何とも言えませんが、もうなんか陰謀の匂いがプンプン。
機密情報をリークするのは悪。
インターネットにアップロードして公開するのは悪。
では公開する場を作ったのはどうか。
そういうことでしょうか。
Winny事件についてもそうですが、こういう人を逮捕するのは色んな技術の停滞を招いてしまうような気がするのですがどうか。
嫌なら嫌で、もうちょっとやんわりと止めさせる方法はなかったのでしょうか。
ああ、もちろんこれは私が好きな陰謀の話であって、実際の逮捕とは関係ありません。


12月6日(月)
[一日一報]
[朝日新聞] 読み書きテスト何とか合格 ブラジル芸人、議員になる

ブラジルでのお話。
読み書きができるかどうかは知りませんが、「下院議員が、何しているか知っている? 僕も知らないんだ。僕に投票してくれたら、後で教えてあげる」のキャッチコピーは秀逸だと感じました。
日本ではこのスキルで議員になるにはちょっと難しいでしょうが、彼の地でも現職の議員さんには色々と不満があるように思えます。
賢いはずの議員さんなのに、なぜか言動が稚拙に見えて頼りない。
政策も素人目には愚策に見えて仕方がない。
でも議員さんは皆すごく優秀なので、きっと大衆には理解しきれない長大な展望があるのだと思います。
それならそれでいい。
結局、近ごろは「みんなを納得させる配慮」が少し足りないんじゃないかなと思います。
特定の議員さんや政党に限らずね。

[本日の独言(ひとこと)]
政府は先月末、29年ぶりに常用漢字の見直しを行い、現行の常用漢字表から5字を削除し196字を追加した「改定常用漢字表」(2136字)を内閣告示した。新たに追加された漢字の一覧は下記リンクにて掲載されている。

(参考)[漢字辞典ネット] 新常用漢字

新たに追加された漢字には「誰」「俺」「爪」「唄」「眉」「岡」など、今まで含まれていなかった方が不思議に思える字も多い。今回の改訂には、パソコンや携帯電話などの普及によって見る機会の増えた漢字を追加させることも目的の一つであったらしい。そのため「必ずしもすべてを書ける必要はない」ともしているそうだ。「常用」らしからぬ指定だが、確かに頂戴の「戴」や語彙の「彙」、「鬱」「箋」「毀」などは迷わず書ける自信はあまりない。「読めるが書けない」という差はこれからも広がっていくのではないだろうかと思った。

なお常用漢字とは名前の通り、国内で用いられることの多い漢字の一覧だが、それ自体はあくまで目安であって強制力はない。だから新聞や雑誌、あるいは小説等で文章を扱う者としては、むしろこれ以外の漢字を使う際にはフリガナを付けた方がいいと判断する程度に受け止めているだろう。他にはパソコンや携帯電話の漢字変換ソフト内での処理でこれらの漢字が「特殊漢字」から「常用漢字」扱いになるくらいだろうか。その視点でいうと、たまに人名に使われる「たちざき」(崎の大が立)や「はしごだか」(高のなべぶたの下の口がはしご)も常用漢字に含めて欲しいと思った。

ちなみに名前となると、私の中では最・常用漢字で、本メルマガ読者も当然読み書きをしていただけるであろう「椙」の字は、今回も常用漢字入りが見送られた。というか、多分候補にもあがっていなかったのだろう。知らなくても良い漢字。だからこれからも私はマサモトさんと呼ばれ続けるのだ。最近は気にせず返事をしている。


12月5日(日)
 

という訳で、今回初めてとなると東京スカイツリー見学と、恐らく3回目となる東京タワー登頂に行きました。
写真では似たようなサイズに見えていますが、東京スカイツリーは現在511m、東京タワーは333mと高さが全く違います。
ちなみに写真は撮りませんでしたが、東京タワーの展望台からも東京スカイツリーは見えます。
ナイショの観光スポットです。

私は昔からタワーや高い建造物が好きで、タワーのある地方に訪れるとかなりの確率で登頂しています。
別に高い景色が殊更に好きな訳でもなく、各タワーのゆるキャラグッズを集めている訳でもありません。
多分、バカだから高いところが好きなんだろうと思います。

しかしそんなタワー好きの私ですが、今回の東京スカイツリーの外見にはあまり興奮できませんでした。
圧倒的な高さと大きさではありますが、元祖東京タワーと比べると何だかパッとしない。
設計者や建設者は不満かも知れませんが、何と言うか、どこにでもあるタワーのようにしか見えなかったのです。
21世紀のタワーとしてアメリカや上海に建っていたとしても、そうかと思えてしまう。
東京タワーほどのオリジナリティが感じられませんでした。

東京タワーの魅力は、今となっては低くなってしまった高さばかりではありません。
先細りでいかにも塔といった外見のフォルムと、ファミコンのような紅白のカラーリングが魅力的なのです。
そこに日本らしさとタワーへのこだわりが感じられるのです。
東京スカイツリーにはそのこだわりがなく、単にお金をかけて高さのみを追求したようにしか感じられなかったのです。
誰にも分かってもらえないかもしれませんが、バカな私の好みはそうなのです。

とはいえ、東京スカイツリーにもいつかは登る日が来るかと思います。
そこで私の不満を解決してくれることを大いに期待しています。

ちなみに東京タワーで一番カッコイイのは、大きく広がった「裾野」の部分です。
写真では見えませんが、あの曲線に高さ以上の大きさ感とデザイナーのこだわりが感じられます。
もし今さら東京タワー見学を検討されているバカがおられたら、ぜひその部分にもご注目ください。
そして気に入られたのなら私と握手をしましょう。

[一日一報]
[共同通信] 眼球に電極、失明患者の視力回復 指で光追う、阪大で国内初

やりかたは少し恐いですが、内容は大変有意義な研究。
現在失明されている方はもとより、眼球は露出した内臓器官として常に事故等で失明する危険性にさらされているだけに、健常者の方にとっても他人事ではないでしょう。
視力の回復にも役立つかもしれません。

しかしその内、人間の限界以上の視力を得られる日が来るかも知れません。
日進月歩で研究が続けてられている義肢なども、完全に人間の能力と同じ機能が誕生すれば、その後は強化への道へと進んでいくように思います。
茶化す訳ではありませんが、未来には「改造人間」という分野も出てくるような気がします。


12月3日(金)
NASAによる、「地球外生命体の探索に影響を与える宇宙生物学上の発見」とは、アメリカ・カリフォルニア州のモノ湖で発見された新種の細菌の話でした。

[ナショナルジオグラフィック] NASA、ヒ素で増殖する細菌を発見

声明が出された当初は「ついに宇宙人の発見か」とも話題となりましたが、結局は同じく噂にもなっていた地球内での新種生命体の発見の方でした。
ネット内での会話は「ズコー」→「いや、これはこれで凄い発見だ」→「そもそも宇宙人が見つかっても、こんな発表方法はとらないだろ」という流れとなっているようです。

確かに「みんな、大変なことを発見したぞ!」「なんと宇宙人が見つかったんだ!」なんて展開もいささか子供っぽくておかしな気もします。
さらに発表するにしても最初の発見から数年後、NASAやアメリカが陰謀を巡らし有効な立場を確立させてからのように思います。
そう考えると、こと宇宙人の発見に関しては一般人か、情報の流出が多い国で起きてくれる方が面白いかもしれません。

ヒ素を食べる細菌については、前に観た「プラネットアース」の内容を思い出しました。
そこでは光の届かない海底で、しかも高温と硫化水素に満たされた海底火山の傍で生きるチューブワームが紹介されていました。
ヒ素を食べる細菌がいるということは、その細菌を体内に飼ってヒ素を無効化させて生きる生物もどこかにいるのかもしれません。
生命体の多様性の発見が、やがては宇宙生命体の発見へと繋がることを期待しています。
固定観念で見えていないだけで、案外近くの惑星にもいるかもね。
岩石風宇宙人とか。

[一日二報]
[明治安田生命] 2010名前ランキング

[ロイター] 英国女児の名前、来年は「ケイト」ブーム到来か

年末恒例のネタ。
流行にあやかろうという親心はいつの時代もどこの国も変わらないようです。
私には息子も娘もいませんが、もし娘がいたとしたら3年くらいは命名に考えてしまうんじゃないかなと思います。
逆に息子だったら、まあ「太郎」とか「一郎」とか、そんなのでいいかなとも思っています。

というか、散々名前を付けては殺すお話ばかりを書いているので、ちょっと感覚がおかしくなっています。


12月2日(木)
数日間東京に出張していました。

[ビジネスホテルあるある]

なぜか凄く乾燥している。
部屋のスペースの半分がベッド。
ギリギリのスペースに何となく置かれたテーブルと椅子。
雰囲気を出すためか、部屋の傷みを隠すためか、照明が暗い。
クローゼットにファブリーズorリセッシュ。
もう少しランクが上がるとズボンプレッサー。
部屋の割に大きい液晶テレビ。
ぼったくりのカード式有料チャンネル。
IH、もしくは電熱線式の簡易ポット。
ポットの水は洗面台の蛇口から。
ハブラシが固い。
タオルも固い。
チャレンジャーなT字カミソリ。
わざわざ「消毒済み」の札をつけた洋式便器。
どっちつかずのシャンプー&リンス。
カサカサになるフェイス&ハンドウォッシュ。
容赦ない朝の清掃音
「快適」「高級」「贅」「真心」という言葉を使いたがる。

でもワタシ的には、立派なホテルよりも落ち着けるので好きです。

ちなみに週末も東京に行きます。
物質転送装置はまだできないのかしら。

[一日二報]
[自由国民社] 2010ユーキャン新語・流行語大賞

[産経新聞] ネット流行語大賞2010決定 1位は「そんな装備で大丈夫か?」

年末恒例のネタ。
テレビの中でしか使われていなかったリアル流行語と、一部のコミュニティの中でしか使われていなかったネット流行語。
以前はもう少し両者に差があったように思いますが、ネット人口の増加により結局似たような傾向となりつつある気がしました。

ちなみに、私の中での流行語大賞は、「よいしょ」でした。
口癖となりつつあることに危機感を抱き始めています。