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2月28日(月)
[一日一報]
[ITmedia] 電通とFacebookが業務提携 広告主向けにマーケティング活用支援

やっぱり、という感もある発表。
今年の春あたりから「Facebook」が大流行する予定です。

意外と知られていないようなので簡単に説明しますと、電通というのは国内最大の広告代理店で、チラシやテレビコマーシャル、映画やイベントプロモーションなどを制作している会社です。
もの凄く大きな会社ですが、基本スタンスは他社の宣伝活動に協力する裏方さんなので、町で目にする機会はあまりありません。
でも、色んな分野に大きく拘わっています。

で、そんな会社が「Facebook」と業務提携を組んだということは、「Facebook」が有効な宣伝媒体になると思ったからです。
元々、国外では最大のソーシャルネットワークサービスなので、海外に向けてのプロモーションには非常に有効な媒体です。
あとは「Facebook」の利用者が極端に少ない日本国内でも盛り上がってくれれば、国内企業へのアピールにも繋がる、つまり広告主として出稿を検討してくれるだろうと踏んだのでしょう。

で、一番重要なのは今回の業務提携をいつ発表するか。
もちろん昨日今日に決まった話ではありません。
もっとずっと前から取り組んでいたはずですが、今の今まで発表を遅らせていたのでしょう。
それを今日まで引っ張ったのは、今日「Facebook」を題材にした映画「ソーシャル・ネットワーク」がアカデミー賞3部門を受賞したから。
何かしらの賞に引っかかるのは分かっていました。
作品賞を逃したのは予定外だったかも知れませんが、充分話題となったので、同じタイミングで業務提携も発表した訳です。
それはもちろん、営業マンがクライアントに「ほら、今話題になっている映画があるでしょ〜」って話をするためです。

あとはテレビや雑誌などで有名人を起用し積極的に「Facebook」をアピールして、国内のユーザー数を増やしていけばビジネスは流れていきます。
ゆえに、今年の春あたりから「Facebook」が大流行する予定なのです。

ちなみに、そんな上手くいくものか、「Facebook」が本当に日本で流行るかどうか分からないぞという話もありますが、それはそれで、ぶっちゃけ電通としてはどっちでも良かったりもします。
以前の話としては、「セカンドライフ」を盛り上げようとして大失敗したこともあります。
でも、大きく化ける可能性があるならば、他の広告代理店が手を付ける前に動かないといけません。
そして、もし大失敗したとしても、その頃にはもう多くのクライアントから費用を充分回収できているはずなので、手早く店をたためば何も問題ありません。
盛り上がると乗せられて、多額の投資を行ったクライアントがガッカリするだけで済むでしょう。

広告業界というのは、そんな面白くて恐い仕組みがたくさんあります。
恐らくこれから一気に「Facebook」の名を目に耳にすると思いますので、楽しみにしていましょう。
ちょっと難しいお話でした。

[本日の独言(ひとこと)]
インターネットで書籍関係のニュースを見ていると、近ごろはほとんど二つの話題によって占められています。ひとつは、言わずもがなの「電子書籍」の話題。そしてもうひとつは「自炊」の話題です。

簡単に説明すると、「自炊」というのは紙の本から電子書籍を自作する行為のことです。小説本や漫画本の背表紙を裁断して、スキャナを使って一ページずつ画像ファイルとして取り込む。それを専用ツールやPDFを用いて一冊にまとめて、iPhoneなどの携帯端末に入れて電子書籍として持ち歩くことです。なお「自炊」の語源は料理ではなく、「自分でデータを吸い出す」を略した「自吸」のもじりです。インターネット関連では昔から「垢(アカウント)」「割れ(warez)」「鯖(サーバー)」「みかか(NTT)」といったスラングのようなものがよく用いられています。「自炊」もそのひとつなのですが、未だ特定の正式名称が存在しないので、一般のニュース記事においても「自炊」という言葉がよく使われています。

実は正式名称がないというのは、この話題を取り巻く状況の本質を現しているとも言えます。つまり、先の「自炊」行為を知って即座に思い浮かぶ呼び名としては「違法コピー」が挙げられますが、現実では「違法」ではないのでこの名称は使えないのです。自分が買った本を裁断してファイルに保存しておくことと何も変わりません。テレビ番組を録画したり、CDの音楽を携帯プレーヤーに取り込んだりすることと同じです。その書籍データをCDやDVDに入れて販売する。あるいは自身のブログやホームページに掲載して、不特定多数の人に閲覧できる状態にすることは著作権違法ですが、自分で楽しむ分には取り締まる理由もなければ方法もないのが現状なのです。つまり「自炊」は悪ではありません。悪いのは、先のような方法で著作権違法を犯す者が後を絶たないことなのです。

「自炊」がはやる大きな理由は、各出版社の対応遅れによる「未・電子書籍」が挙げられます。先日のニュースによりますと、ビデオレンタル店のTSUTAYAの数店舗では、1冊300円で裁断機とスキャナを貸し出す「自炊サービス」を始めたそうです。一方、角川書店はGREEと業務提携を結び今後もさらに電子書籍事業に力を入れるそうです。この二つのニュースを目にしただけでも、業界過渡期における混乱が窺えます。「電子書籍」と「自炊」の話題は今後もしばらくは続くものと思われます。

最終的には多分、あらゆる書籍が電子書籍版で発売されるようになり、「自炊」ばやりは一気に収束していくものと私は予測しています。十年ほど経つと、「昔はよ、紙の本を自分でバラバラにして、スキャナで取り込んで電子書籍なんてものを作ってたんだぜ」という笑い話になるのではないでしょうか。ただし、たった十年後の話かもしれません。


2月27日(日)
そろそろ梅の花が見頃と思い、例年通り花見に出かけました。
今年の行き先は少しマイナーな京都南部、城陽市の青谷梅林。
城陽市は京都一の梅の産地であり、当梅林にも一万本の白梅があると聞きました。



まだ全然咲いていませんでした。
一週間ばかり時期が早かった感じ。

それでも何本かの種類では満開でした。

 





おまけ。
梅林の奥地で見かけた謎のピラミッド。
古代日本人のルーツはエジプトとかアステカとか何だかんだ。
偶然とは思えない奇妙な符号の一致がうんぬんかんぬん。

翌日は近所の大阪城公園の梅林にも訪れました。
こちらはもう結構な見頃となっていました。



  



おまけ。
大阪城ホールでは福山雅治のライブツアーが行われていた模様。
元からファン層を選ばないスターだと思っていましたが、昨年の大河ドラマの影響もあってか老若男女問わず大変な人数が会場前で行列を作っていました。
あと、チケットあるよチケット買うよの人たちも。

以下スナップ。

  

以上。
今年の梅見物でした。

[一日一報]
[毎日新聞] 入試ネット投稿:京大が被害届提出へ 偽計業務妨害の疑い

週末に大きく報道されたニュース。
いずれは起きる事態だと思っていましたが、まさかYAHOO!知恵袋が使われたのは予想外でした。
愉快犯か、バカのチキンレースか。
というか、学校側の元々の姿勢も緩かったのではないでしょうか。
ある意味、一生を左右しかねない真剣勝負なのだから、基本的に全員不正を働くものと疑っていてもいいと思います。
スポーツマンシップですら乗っ取られるものです。
とりあえず、携帯電話くらいは預かってもいいのではないでしょうか。


2月25日(金)
本日発表されたアップルの新製品は、MacBook Proでした。
紹介文には「最新鋭の」「画期的な」「劇的に」という相変わらずのアオリ文が見られますが、まあ従来製品の強化版と見ていいかなと感じています。
使えそうだけど、使えないかも、欲しいんだけど、今じゃなくてもいいかも。
私のアップル製品に対する捉え方はいつもそんな感じです。

そんな新製品紹介の中で気になるものといえば、やはり新しく搭載されたI/Oインタフェース「Thunderbolt」。
だってサンダーボルトですよ、サンダーボルト。
今時そんなカッコイイ名前を聞くとは思いませんでしたよ。
冗談はさておき、名前から推測するにやはりこれまでの「FireWire(800)」の後継インタフェースを目指しているのだろうと思われます。
USB3.0は様子見なのか、無視を決め込むのか。
やっぱり「標準規格となる独自規格」が欲しいのかもしれません。

「ファイヤーワイヤー」「サンダーボルト」と来ると、果たして次は何が出てくるのか。
私としては「レーザービーム」を推したいところです。
いや、あるんじゃないですか。 光配線を使ったとしたら。
あ、それが「Light Peak」か。

[一日一報]
[朝日新聞] J・ビーバーの髪の毛、入札価格が55万円に到達

YouTubeアーティストの雄、ジャスティン・ビーバー君の話題。
欲しい人は髪の毛にだってお金を出せるようです。
日本だって、たとえばAKB48の髪の毛なんかを売れば買う人もいるんじゃないでしょうか。
どうせ捨てるものだし、握手券と同じようなプレミア物とも思えるのですが。
いつぞやのブルセラショップみたいになるからダメなのかしら。

ちなみに、YouTubeアーティストと書いたので、一応参考リンクも載せておきます。
まさしくケタ違いの再生回数です。

[YouTube] Justin Bieber - Baby ft. Ludacris


2月24日(木)
携帯電話でのゲーム用に、外付けコントローラがあればいいのにと思いました。

そこで得意のインターネットでざっくり検索してみると、なんと10年ほど前にauから「ezplusコントローラ」なる製品が発売されていたことが分かりました。

しかも開発元は、連射パッド「ホリコマンダー」でお馴染みのHORI。

なんだ、しっかりあるじゃないですか。





うわぁ、そのまんまだぁ。

いや、確かに「こんな感じで」って想像した通りではありましたが、まさかそのまま作られていたとは。
まさに合体、ドッキングの真骨頂です。
ワクワクするんだけど、これでいいのかという違和感もすさまじいです。

残念ながら、現在は既に販売を終了しているようです。
JAVA/BREWアプリ専用であり、Flashゲームには対応できないこと。
あと物理的にドッキングできない機種が次々と出てきたことが理由ではないかと思われます。

結局、携帯電話にこのようなサードパーティ製品が少ないのは、機種そのものの進化が速過ぎて追い付けないから、あるいは、いちいち対応製品をリリースしても赤字になるからではないでしょうか。
多くのユーザーは愛着を持って10年使える機種を望んでいるのに、キャリアやメーカーがそれを許してくれないというのはおかしな状況だと思います。
面白そうだったのになぁ、これ。

[Wikipedia] ezplusコントローラ

[+D Mobile] ケータイがゲーム機に──auの「ezplusコントローラ」をハメてみました

[一日一報]
[日刊スポーツ] 山本山にピザ80人前「勘弁して」嫌がらせ

酷い話ですが、ちょっと笑ってしまったニュース。
ピザ屋も気付けよとも思いますが、力士が相撲部屋にピザ80人前を注文したと言われると、まんざら有り得そうな話にも思えてきます。
「ピザでも食ってろデブ」ということでしょうか。
八百長騒ぎへの怒りもあるのかもしれませんが、これは抗議ではなく単なる嫌がらせです。
今後も続きそうなのが心配です。


2月23日(水)
[本日のひまつぶしゲーム]
 
The Dark Room: Humanoid Intelligence Experiment #3

脱出ゲーム。
映画「CUBE」のような暗い一室に閉じ込められたプレイヤーが、よく分からない仕掛けを操作しつつ、様々なパズルを解いて脱出を目指します。
ヒントも何もないので割と難易度は高いのではないかと思います。
まずは部屋隅にあるボタンを押して別室に移動してみましょう。
ヒマな方はチャレンジしてみてください。

攻略のヒントは下記反転文字にて。
どうしても分からない方はご参照ください。

・最初に部屋隅のボタンから別室に移動
・壁面のボタンを押して、赤・青・緑のライトを点ける。
・部屋隅のボタンを押して元の部屋に戻る。
・色の付いた面のハッチから別室に入る。

(各パズルのヒント)
・赤:目線
・青:順番
・緑:ルート
・赤青(紫):2個1
・赤緑(黄):ボタン
・青緑(水):マッピング


[一日一報]
[ポストセブン] 大宙(てん)希星(きらら) キラキラネームに先生頭悩ます

[CNN] 女児に「フェイスブック」と命名、エジプトのデモにあやかり

なんにしても、人の名前を貶す奴はロクなモンじゃない。
そもそも人名に歴史や伝統などなく、いつの世もみんな流行に合わせて好き勝手に名前を付けていました。
だから今の世も、親がそれでいいのなら、そう名前を付ければいいと思います。
「子どもが可哀想」だとか言われていますが、今までだって子どもが自分の名前を選べたこともありません。
気に入らなければ大人になってから変えられるのだから、昔よりもはるかに自由です。

問題なのは名前ではなく、「覚えるのに一苦労」などとぼやく物覚えの悪い教師と、間違えたら怒鳴り込んでくる暇な親御さんではないでしょうか。


2月22日(火)
「はじめ人間ギャートルズ」を観たことのない人でも、エンディングの「なーんにもない、なーんにもない、まったくなーんにもない。 うーまれた、うーまれた、なーにがうまれーた」の歌を知っている人は少なくありません。
壮大なのに虚しく、どこか切ない旋律は多くの人の印象に残るものかもしれません。

それはともかく、今日コンビニで「マンモスの肉」という物を見つけました。
そういえば以前、ネットでマンモスの肉を作ったり発売したりという話題を見た覚えがありました。
ギャートルズでお馴染みの「あの肉」を再現。
再現はできないでしょうが、今さらながら一度買って食べてみることにしました。



何となく、違うような気がしました。
ニュースで見たのは、確か骨に肉を巻き付けたようなものだったと思うのですが、手にした物は異様に軽い。
メーカーが肉屋ではなく東ハト。
右下に見慣れない写真が載っている。
でも、これもまたマンモスの肉と書かれていました。



やっぱり全然違うような気がします。
明らかにスナック菓子です。
ていうか、なにこの形。
デフォルメしすぎて、袋に絵がないと何を模しているのかも分からない形状です。
何を思ってこんな物を作ったのか。
むしろこの菓子を「マンモスの肉」と名付けたセンスに驚かされました。

でも、意外とおいしかったので良しとします。
絶対違うんだけど、まあいいや。

[一日一報]
[朝日新聞] 寒波でおでん好調…コンビニ売上高、3カ月連続プラス

知人のコンビニ店長は自分の店ではおでんを売っていないらしい。
理由を聞くと「店全部がおでん臭くなるから」だそうだ。
私もまた未だかつて一度もコンビニでおでんを買ったことがありません。
おでん臭いコンビニが嫌いというのもひとつの理由。
加えて、あんなホコリまみれの店内で、さらにホコリの舞うレジの隣で、延々と温め続けているおでんに不快感を抱いているからです。
あんなモノがおいしいはずがない。
もしおいしいとすれば、きっと良くない何かが入っているのだろう。
そんなことを思っています。

まあ、嘘マンモスの肉を食っている奴がそんなこと書いても、説得力ゼロではありますが。

売れているのならおいしいのかもしれません。
コンビニ店長の店もいよいよ折れたかも。


2月21日(月)
[一日一報]
[CNN] やけどの治療は皮膚を「印刷」 医療新技術

未来が感じられる新技術。
その内もっとお手軽になって、虫除けスプレーのように吹き付けるだけで皮膚を再生できる日が来るかも。
さらには、重ね塗りで損傷箇所を目立たなくしたり、美容整形にも使えたり、犯罪者が「覆面代わり」に使ったりもできるようになるかもしれません。
「トータル・リコール」の世界ですな。

[本日の独言(ひとこと)]
時間があるときは京都にある「京都国際マンガミュージアム」に足を運ぶこともあります。ご存じの方も多いかと思いますが、京都烏丸御池にあるこの施設は、明治期以降のマンガ関連歴史資料、世界各国の著名マンガ本、雑誌、アニメーション関連資料等を世界最大規模の約30万点(2009年現在)収蔵しているマンガ資料館です。(WEBサイトより引用)入場料大人500円で午後6時の閉館まで利用し放題なので、特に最新刊を求めることがなければ丸一日でもマンガを読んで過ごせます。

今でこそあまりマンガは読まなくなってしまいましたが、子どものころは同年代の子らと同じようにマンガとテレビゲームに明け暮れていました。親戚に少年ジャンプと少年サンデーと少年マガジンを買っている人がいましたので、そのお下がりと言う形で、加えて自身でも3冊程度毎週買っていましたので、週に5冊、月に20冊以上は読んでいたのではないかと思います。さらにテレビゲームでも遊んだりテレビ番組も観たりと楽しんでいました。マンガにせよテレビゲームにせよ好きなジャンルも特になく、冒険物もギャグ物もハードボイルドも少女物も歴史物もよく読みました。テレビゲームもアクションもアドベンチャーもシューティングもシミュレーションもロールプレイングゲームも好きです。皆それぞれに見所、楽しみ所、伝えたいメッセージがありました。

さて、そんな中でも私が唯一苦手としていたジャンルが、ホラーでした。マンガにせよテレビゲームにせよ、あるいは映画にせよ、ホラーは今も苦手です。それでも主人公、あるいはプレイヤーが敵と戦うという作品はまだ楽しむ余地はあります。しかし主人公がどうしようもない。逃げ惑い、追い詰められるしかない作品は読むことすら躊躇ってしまいます。遊園地の「お化け屋敷」は、自分が動き回るのでさほど恐くはありません。しかしジェットコースターは身動きが取れないので強い恐怖を感じる。そういう違いです。

前置きが長くなってしまいましたが、以前より連載を続けておりました、漫画版「THE CHAT」が先日完結しました。私も掲載される前から原作者としてチェックを続けていましたが、読み進めていくほどにこれは私が最も苦手とするホラーのジャンルだと気付きました。ジェットコースター型のホラーで、とにかく恐いです。小説としての生々しさが、漫画としての誇張表現によって、さらに追い詰められています。主人公の平岡君があまりにも可哀想な展開になってしまいました。

本音を言うと、私は苦手なので人にお薦めできません。でもそれゆえに、皆さんにも読んでいただき恐怖心に共感してもらいとも思っています。という訳で、心臓の丈夫な方はぜひご一読ください。これは凄いですよ。

[アルファポリス] THE CHAT 漫画版


2月20日(日)
週末は京都宇治にある、黄檗(おうばく)宗の大本山「黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)」を訪れました。

 

萬福寺は江戸の頃に中国からやって来た隠元禅師が開いた黄檗宗の本山。
そのため、寺院をよく見られている方はお分かりでしょうが、建物や誂えが非常に中国風となっています。
ちなみに隠元禅師は「インゲン豆」の名の由来となった人物です。

  

このように門構えや香炉も中国風です。
一番右は斎堂(食堂)前にある木彫りの魚。
定時にはこれを叩き鳴らして皆に時刻を知らせたものであり、いわゆる木魚の原型とも言われています。



本堂の前、天王澱というところに奉られていた布袋像。
寺の名に違わぬマンプク感です。



おまけ。
ついでに立ち寄った宇治の名店、中村籐吉本店の生茶ゼリィ(抹茶)。
ゼリィと名乗りながらアイスやら白玉やらも入って、これもかなりのマンプク感でした。

[一日一報]
[産経新聞] 徳島で3万体の雛人形飾る「ビッグひな祭り」

私は男兄弟だったのでよく知らないのですが、ひな人形って最終的にはどうなるのでしょうか。
分別してゴミに出すというのもさすがにどうかと思うので、やはり寺社で人形供養ということになるのか。
でも宗教が違ったら? キリスト教とか、イスラム教だったら?
とか思っていたら、こういうところに送られたりするようです。
「ビッグひな祭り」というネーミングはどうかと思いますが、なかなか壮観でしょうな。



2月18日(金)
ちょっとお仕事、立て込み中。
人って、自分で思っているほどはかどらないものですな。
いや、私だけかもしれませんが。

[一日一報]
[ITmedia] 「負けたことは恥でない」――クイズ王、コンピュータとの対決語る

例のクイズ対決の続報の続報。
内容を知らないままに勝負は終わってしまったようです。
コンピュータがに勝ったのは喜ぶべきか、どうなのか。
「どちらの活躍を応援するか」で、ある意味「踏み絵」にもなりそうです。
敗れたクイズ王のコメントが学者然としていてステキです。



2月17日(木)
近所でもある大阪心斎橋に、ミスタードーナツの新業態店「蒸しどーなつ 和っ花」ができたとか。
昨今のドーナツブームに乗って元祖もよやく腰を上げたということか。
単にブームのお陰で売り上げが伸びていたのかもしれませんが。
どんな店かを調べて書こうかとも思いましたが、もう詳しく書かれている所がありました。
気になる人はご確認ください。

[GIGAZINE]本日開店のミスタードーナツ新業態店「蒸しどーなつ 和っ花」で店内限定メニューを食べてきました

ロールケーキやらドーナツやらラスクやらと、スイーツ系はブームを煽りつつ充実していくので楽しいです。
さて次は何ブームが来るのか。
私としては「きんつばブーム」を推したいところです。
いや、そろそろ和菓子にも向き始めているから、アリかもしれませんよ。

[一日一報]
[朝日新聞] 今度はフェリー萌え? 苦境の2社、美少女キャラ採用

スイーツブームと対極をなしているのが、これらの萌えっ娘ブーム。
こちらもそろそろ奇抜を過ぎて定番化の流れも感じています。
萌え萌えを推すと気持ち悪がられたりしますが、これまでの味気ないキャラクターの代わりという目で見れば馴染んでくるような気もします。
多分お婆ちゃんだって、あら可愛いわねと言うのではないでしょうか。

ただし衣装の露出は控え目に。
みんなが利用するフェリーなのだから、公式キャラクターはあくまで真面目に可愛く作るのがいいと思います。
それで充分です。
どうせ人気が出れば、裏でみんな脱がせるんだから。


2月16日(水)
農業機械大手メーカーの「ヤンマー」が、天気予報でお馴染みのキャラクター「ヤン坊、マー坊」をリニューアルするそうです。

 
(新デザイン / 現デザイン)

どっちがどっちか分かんねぇ。
なお右の現デザインも並行して使用されるそうです。

ヤンマーと言えば本社は大阪茶屋町。
梅田HEPの赤い観覧車に乗るといい感じに看板が見下ろせて、何とも言えない牧歌的な気分にさせられます。
そういえば、昔知人が彼らを指して「マン坊!」と呼んでいました。
それもどっちだよ。

[一日一報]
[産経新聞] コカ・コーラの極秘レシピ、流出分は「本物と違う」

炭酸入りのジュースはどうしても炭酸の刺激が強すぎて味がいまいち分かりません。
だから私はあまりコーラを飲まず、このレシピが正確なものかどうかも分かりません。
記事タイトルの通り、コカ・コーラは違うと言っていますが、まあ正しくても「その通りだ」とは言わないでしょう。
「門外不出のスープ」みたいなもので、秘密なら秘密の方が面白いと思います。
コカインが入っていたらダメだけどね。


2月15日(火)
女性の内面は男性の方が詳しく、男性の内面は女性の方が詳しいのではないかと、ふと思いました。
つまり同性の内面は所詮、自分自身の内面に過ぎず、客観的には見られないのではないかと思うのです。

たとえば私だと「男性ならこう思うだろう、感じるだろう」という考えがありますが、それは結局「自分ならこう思う、こう感じる」という考えの置き換えに過ぎず、例外はいくらでもあることを知っています。
しかし、それでも自分自身が抱く確固たる男性像は捨てきれず、例外を例外としか見られないように思います。

一方、女性の感覚はというと、これは自分自身に問い掛けることができないので、周りの女性を観察して知ることになります。
しかも一人だとその人固有の感覚かもしれないので、当然何人もの女性を観察することになります。
この場合、例外というものは存在しません。
多くのデータを元に、平等に判断できると思うのです。

ゆえに、女性の内面は男性の方が詳しく、男性の内面は女性の方が詳しいのではないかという結論にいたったのです。

もうちょっと簡単に言うとさ、私は絶対、他の男の裸よりも女の裸の方が熱心に見ているだろうなって思ったワケですよ。
ぶっちゃけ、同性の体がどうなっているかなんてよく知らないし、どうなっていてもいいじゃないですか。
でも異性の体ってなると、「なるほどこういうのもあるのか」って凄く興味があるじゃないですか。
だから、そうじゃないかなって思ったワケですよ。
あれ、外面的な話になっちゃった。

[一日三報]
[朝日新聞] 人工知能とクイズ王 1回目は同率で並ぶ 米人気番組

以前紹介したクイズの続報。
知識のみを問うクイズだと、結局コンピュータが有利なんじゃないかと思うのですが、どうか。
それとも人間の脳の予測力がまだ上回るのでしょうか。
ひっかけや応用問題にも対応できるようになるともっと面白そうです。

[産経新聞] 「死ぬまでいようと決意」 健康ランドに55日間無銭宿泊の60歳逮捕

なかなかハタ迷惑な決意です。
でも驚くべきは、55日間も健康ランドで無銭宿泊できたということ。
同じような人がたくさん出てきそうです。

[CNN] 55歳女性がスプーンでトラ撃退、夫を救う マレーシア

実写版「スプーンおばさん」。
ややハード。
日本では冬前に各地で熊出没注意のニュースが流れましたが、日常にトラがいる環境というのもなかなかバイオレンスです。
それにしても「リス狩り」ってなんでしょうか。
農作物の被害対策か、まさか食べちゃうのか。



2月14日(月)
[一日一報]
[読売新聞] 金箔ツタンカーメン像など18点盗難、デモ余波?

エジプト動乱。
恐れていたことが起きているようです。
いつか行きたいと思っている国ですが、行ける時には行けない状況になっているかもしれません。
やっぱり、思い立ったが吉日だったのかなと感じつつ、国情の安定を願っています。

[本日の独言(ひとこと)]


 

 

先週末は長野県の栂池高原にスノーボード遊びに出かけました。
数年前より始めたスポーツですが、シーズンが限られている上に大阪からでは遠出となるので、まだ数回しかチャレンジしておらず、ようやくヘロヘロと坂を降れるようになった程度です。それでも馴染みの少ない雪国の生活は目新しく、スノーボードの扱いや場の雰囲気は面白く、毎回得られる物が多いと実感しています。スノーボードのガイドブックを書くにはまだまだ経験不足ですが、いつか作品の小ネタにでも使えたらいいなと思っています。

思い返せば、私の知るスポーツと言えば、中学生時代の卓球部と、高校生時代のフェンシング部、そして現在のスノーボードと、基本的には全て個人競技ばかりです。実はこれには理由があり、私はもの凄く運動が苦手だからなのです。足も遅いし、ボールもうまく扱えません、よってチームプレイの競技ではいつもお荷物扱いとなり、足を引っ張り続けていました。これは運動の苦手な者にとってはもの凄く辛いことです。バカにされることが嫌なのではなく、自分の責任で皆が負けることや、それでも皆が励ましてくれることが何よりも苦痛なのです。ゆえに勝ち負けも、上手い下手も自分一人だけの実力で済む個人競技を望むようになったのでしょう。

これはある意味、人生に役に立つ経験かもしれないと今は思っています。運動嫌いの人は本当に嫌いな訳ではなく、苦手な自分に自己嫌悪を抱いている可能性も大いにあります。その体験が長く残っていると、大人になっても及び腰になり一切の運動をしない人間となるかもしれません。この危険性については今さら語るまでもないでしょう。

もし大人になってもそんなトラウマを引きずり続けている人は、試しに個人競技にチャレンジしてみてはどうでしょうか。実はさほどスポーツが嫌いではない自分に気づくかも知れません。そういう意味では、私はやりませんが、やはりゴルフが格好の大人スポーツなのだと思います。ただし「俺に秘めたる実力があるのでは!」という期待は抱かない方が賢明です。苦手はやっぱり苦手ですから。


2月10日(水)
ふと気になったこと。
ゲームにしろ音楽にしろマンガにしろ、目に付くオタクの人って、ユーザーなのになぜかコンテンツの「売り上げ」に注目している人が多い気がします。
1位になったとか、何万本売り上げたとか、爆死したとか言っては一喜一憂している。
こだわりがあるように見せかけながら、実は流行っているかどうかが気になって仕方がないのかもしれない。
それじゃ、オタクの人が毛嫌いしているスイーツ(笑)の女の子たちと変わらない。
オタクを自称するなら、誰にも理解されないけど俺は好きだぜっていう「ひねくれた気概」を見せて欲しいものです。
誰も知らない世界の話ができてこそオタクです。

[一日二報]
[ロイター] ロシア西部の州当局、バレンタインデー自粛を通達

[McAfee] 恋愛詐欺と脅威―バレンタインに向けての注意喚起

バレンタインデーネタふたつ。
リアル「バレンタインデー中止のお知らせ」をやってくれたのは、やっぱりぼくらのロシア。
しかしみんながそれに従ってくれるかどうかは分かりません。
もうひとつは詐欺にご注意のお話。
要約すると「お前ら浮かれてんじゃねぇよ。リアルでモテねぇ奴がネットでモテるワケねぇだろ」ってことです。

バレンタインデーは心静かに、吹く風にも流されず、身をかわしつつ過ごしましょう。
でもぶっちゃけ、学生の皆さんは来週月曜日のプレッシャーは大変だろうな。
貰えようと貰えなかろうと、どっちでもいいんですよ。
欲しけりゃ自分で買うさ。
ただ、あの空気が嫌なんだよね。


2月9日(火)
ちょっとだけ新刊情報です。
3月にアルファポリスより新刊「タイムカプセル」が刊行されます。

[アルファポリスの本]の一番下

今のところ告知はこれだけです。
後日また詳細含めて告知いたします。
よろしくお願いいたします。

[一日一報]
[ロイター] 火葬場の熱を温水プールに再利用する計画、英地元当局が承認

映画「マトリックス」にあった人間電池を思い出しました。
人間もまた燃料ということでしょうか。

たとえば「この温水プールの熱は火葬場の廃熱を利用しています」と言われると、ちょっと薄気味悪くも感じてしまいます。
人間の焼かれた熱と思うと、どことなく呪われそうというか、精神的な穢れを抱いてしまいます。
しかし、「あなたが死んで火葬場で焼く時、その熱を利用して温水プールを作りたい」と言われると、「ああ、いいんじゃないっすか」と素直に思えてしまいます。
せっかくだから利用する手はないだろうし、何となく世間に貢献できて誇らしい気持ちにもなれそうです。
「こっち」と「あっち」の違いでしょうか。


2月8日(月)
事件、事故、騒動、災害。
日々目にするニュースは、良い話よりも悪い話の方が圧倒的に多いものです。
良い話だけを集めたポジティブなニュースサイトがあってもいいのではないでしょうか。
人気出ないかもしれませんが。

[一日八報]
[毎日新聞] 車内アナウンス:名古屋市営地下鉄の「一言」が好評

ツイッターではなく、リアルな一言。
今年の年越しは都合により電車内で過ごしましたが、ちょうど1月1日の0時を迎えた時。
「乗客の皆様にご案内します。ただいま平成23年の新年を迎えました。あけましておめでとうございます。本年も近鉄電車に変わらぬご愛顧の程をよろしくお願い申し上げます」
というアナウンスが流れ、みんなは少し笑顔になりました。
そういうの、いいと思いますよ。

[ロイター] トルクメニスタンで馬の「美人コンテスト」、大統領命令で開催

大統領命令というのが凄いですが、なかなか良い催しだと思います。
競馬は知りませんが、馬自身は綺麗でカッコイイから好きです。
JRAも競争以外にこういうことをやればいいのにね。
もうやっていたらすみません。

[ロイター] ウガンダの男性、大統領への陳情のため生きたネズミ食べる計画

どこかの国では「夕張で雪かきをすれば話を聞いてやる」という副知事もいるようですが、これもなかなか。
文化の尊さを訴えるつもりなのかもしれませんが、事情の知らない私としては逆効果のようにも見えます。

[ITmedia] 「声援が何よりの支え」――大相撲高田川部屋、朝稽古をUstream Twitterも開始

「朝稽古なう」「張り手なう」「つっぱりなう」「うっちゃりなう」「大外なう」「ちゃんこmgmg」「メールなう」、ちょっと待て。

[読売新聞] 「詐欺被害者の会」名乗る詐欺、72歳が被害

サギサギ詐欺。
またこれから増えてきそうな事件。
ばあちゃんもちょっとは学習してくれよ。

[GIGAZINE] なんと「もやしもん第10巻」の限定版は300円、「自戒込みアンチ限定版商法もやしもん10巻ご愛顧感謝限定版」に

「もやしもん」は毎巻限定版として、フィギュアやらぬいぐるみやらと付属して少し高めで売っていました。
この手の売り方も最近は増えてきているようですが、今度は逆パターンで攻めるようです。
まあ売れているからこそできる戦略でしょうね。
赤字覚悟?
いやいや、限定版を買ってくれるような読者なら、デザイン違いの正規版も買ってくれるものです。

[ZAKZAK] 富士山にUFO出現! 矢追さん大興奮「鳥にしては巨大。編隊を組んだ…」

”UFO(未確認飛行物体)に詳しい矢追純一氏(75)に鑑定を依頼したところ……”って、初手からイカした判断です。
それにしても、(ぼくらの)矢追さんも75歳なんですね。
ちなみに肝腎の写真は掲載されていません。
新聞を買えってことでしょう。

[47NEWS] 【ミニスカ制服“NO”】駅前指導 女子高生冷ややか 新潟はスカート日本一ショート?

実は3か月以上も前の記事。
何かと言いますと、この記事、同サイトのトピックスランキングでずっと1位をキープし続けているのです。
お前らどんだけ興味あるんだよ、写真なんてねぇよ。

前に、北海道の中学で先生をしている人の奥さんから、「女生徒がナマ足ミニスカートで困る」という話を聞きました。
公共良俗うんぬんの話ではなく、お前ら寒いだろっていう話です。
真冬だからタイツをはいてもいいし、ジャージでもいいのに、やらないんだって。
女の子特有の集団心理といいますか、仲間外れ回避といいますか、毎日足を赤くしているそうです。
大人がどんなカッコをしても知ったこっちゃないですが、中学生だと健康の面でも心配されることでしょう。

「とりあえずカメラ買って調査に行くよ」と返事してから、連絡は途絶えました。


2月7日(日)
[一日一報]
[朝日新聞] お湯を注ぐと忍者出現 伊賀の企業、マグカップ開発

これは凄いと思ったでござるが、よく考えると昔から温泉街などで売られていた「ヌード湯飲み」と同じような気がしたでござる。

[本日の独言(ひとこと)]
先週より世間を騒がせている話題といえば、大相撲の八百長メール騒動。野球賭博やら暴力事件やらと騒動が絶えず、ついに春場所中止という最悪の事態へと発展したようです。他意はありませんが、今になってみると、ゴタゴタ前にスルッと引退した朝青龍はやはり凄かったのかなとも思います。

たとえばプロレスでいうと、八百長というものは存在しません。「ブック」あるいは「アングル」と呼ばれる台本があり、試合の展開や勝敗もほぼ事前に決められているからです。ただ、この「ブック」の存在は誰も明言しません。選手はもちろん否定しますし、観客も認めません。それは「隠蔽」ではなく、プロレスを楽しむための「作法」なのです。だから殊更にプロレスに「八百長だ、八百長だ」と批判するのはナンセンスであり、プロレスを知らない人の暴言なのです。皆はその上で、ショーとして試合を楽しんでいるのです。

かのアントニオ猪木はかつて「相手の力を100%引き出してから、120%の力で勝つ」と言いました。相手の技を全て受け止めて、自分の技で勝つというストーリーがあるのです。あの筋肉オバケの体型もそのために作られるのです。もし真剣勝負(ガチンコ)であるならば、ロープに跳ね返ったり、コーナーポストに登ったりはできません。必要な筋肉だけを残して、体勢を低くして、一撃必殺を狙うことになるでしょう。それがアマチュアレスリングであり、いわゆる総合格闘技になるのです。

大相撲の問題についてはこれからも著名な方々が長く議論することになるでしょう。ただ事態を横目で見ている部外者の私は、結局その「真剣勝負へのこだわり」が強すぎたせいではないかと思ってます。だからかえって八百長疑惑が残り続け、実際にこのような事件が起きると裏切られたと言われて、一切の信用をなくしてしまいます。一方、それでいてモンゴル出身の白鵬をトップに、幕内の多くに海外出身の力士が入り込んでいるのだから、現場でももう、何をどうしたいのか分からなくなっているように見えています。

私は大相撲もショーであっていいと思います。そのために、神事の「相撲」と、見せ物の「大相撲」とを分けたのではなかったのでしょうか。カッコイイ力士が勝って、悪そうな力士が負ける。横綱は当然日本人。たまに海外勢が押し寄せて来て危機を迎えるが、やっぱり最後には日本人の力士が土俵に立っている。平等なんて不要です。かつての若貴フィーバーのように、日本のショーなのだから、それでいいと思います。

でも、正直言ってもう復興するには手遅れかもしれません。いっそ同じく低迷が続くプロレスと合同で、格闘技興行などを展開してはどうでしょうか。それと、これもプロレスからの前例になりますが、業界のトップが引退選手(元力士)というのは、あまりいい傾向ではないと思います。


2月6日(土)
 



今日は神戸の中華街、南京町へと足を運びました。
本場中国と同じく、2月3日の旧正月に合わせて春節祭の真っ最中でした。
南京町は横浜の中華街と比べるとかなり狭い地域です。
それでも大勢の客が詰めかけ、通りは大混雑でした。
フカヒレラーメンを食べました。



おまけ。
異人館近くにあるイスラム教寺院、神戸モスク。
異人館にせよ、南京町にせよ、この辺りは色んな文化が混在していて面白いです。

[一日一報]
[毎日新聞] 大阪市営地下鉄:走行中のメール可能に…孫氏と市長会談

そして、ますます逃げられなくなる営業マン。
地下鉄の車内でメールの送受信ができればビジネスマンの生産効率が上がる、という孫さんの意見も強引ですが、それでなるほどと思うお偉いさん方もどうかと思います。
でも便利になりそうだからユーザーとしては歓迎してもいいかもかもしれません。

あと私からの希望としては、そろそろ「優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください」という無意味なお願いをなくして欲しいかなと思っています。
わざわざアンテナをバンバン立ててまで通信環境を良くしようとしているのだから、きっと植え込み型ペースメーカーには影響がないか、影響があって止まっても関係ねぇと思っているのでしょう。
まさか今さら、優先座席付近だけ守っておけば安全って訳でもないでしょうし。
マナーとやらが通用する状況でもないと思います。


2月5日(金)


いつの間にか家にあった、チョコエッグのスーパーマリオシリーズ。
これって単純なフィギュアのように思っていましたが、ちゃんと部品を取り間違えないように凸凹の関係や穴の大きさなどを変えているんですね。
そんな細かい心遣いに感動しつつ、台無しにしました。

[一日一報]
[読売新聞] ミジンコ遺伝子3万1千個、人間を大きくしのぐ

遺伝子学的にどうかは知りませんが、個人的には驚いたニュース。
人類が単細胞生物からの進化によって生まれたならば、単細胞生物には人類を生み出すほどの潜在能力を秘めている。
そんな、どこかの誰かの話を思い出しました。
ミジンコ侮りがたし。


2月4日(金)


明治アーモンドクランチ と 亀田の柿の種のコラボレーション。

こだわりの強い人がいます。
一度決めたら変えない、揺るぎない信念。
そういう人は食べ物においても厳しいことが多く、一度気に入った物を必ず選び続ける傾向にあります。
好きな物なのだから、変える必要はない。
その一本気なところに好感を持たれることも多いですが、行きすぎると頑固でわがままと捉えられてしまうこともあります。

一方、こだわりの全くない人もいます。
自分で決めたことを変えまくる、揺らぎまくりの信念。
そういう人は食べ物においても適当なことが多く、すぐに新商品に惹かれて、できるだけ違う物を選ぼうとする傾向にあります。
好きな物でも、同じ物は欲しくない。
その不真面目なところに笑われることも多いですが、実は「違う物でないと満足しない」という逆の意味でのこだわりの強さもあって、厄介に思われることもあります。

まあ結論を言うと、普通のアーモンドチョコにすれば良かったという話です。

[一日一報]
[AFP] マクドナルドのドナルド像、「テロリスト」集団に「拉致」される

海外のダメな人たち。
日本でもたまに交通違反や器物破損を得意気に公開する人たちがいますが、どこの国でもこういう人たちはいるようです。
やり口を変えればネット上の支持者も増えて話題になれたと思いますが、ここまで不謹慎だと誰も手を叩いてはくれないでしょう。
マクドナルドも茶化すどころか意見を述べた時点で同罪にされるので、窃盗を通報するか無視を決め込むのではないでしょうか。
ネットのノリを勘違いをして、ドン引きされる典型的な例かと思います。


2月3日(木)
今日は節分。
21世紀に入っても時節を大切にする文化は失われておらず、テレビでもネットでもスーパーでもコンビニでも、何かしら節分の話題に触れられていました。
しかし、そんな中で気になるのが「恵方巻」。
節分には恵方に向かって太巻きを食べるという風習が、今や当然のように世間に広まっています。
この風習が関西、ひいては大阪発祥であることはよく知られています。
それが今さらになって全国に広まってるのは、スーパーやコンビニのお陰、要は時節の行事を何か売り物に絡ませたい人たちの手によるものと言われています。

そのあおりを受けたのかどうかは知りませんが、節分の定番であるはずの「豆まき」が随分とトーンダウンしているような気がします。
節分には歳の数だけ豆を食べたり、家の中とか外とかに投げたりするのは、もうずっと前から全国的な風習として根付いていたはずです。
それがいつの間にやら、大口を開けて太巻きを食べるという品のない風習へと置き換わろうとしています。
「恵方巻」が悪いとは思いませんが、「豆まき」が忘れられつつあるのは少し残念に思っています。

結局、今の世の中は分かりやすいかどうかなのかもしれません。
炒り豆なんて食べてもおいしくない、家の中でバラまいて掃除はどうするのか、庭もないのに外にバラまいたらゴミになるじゃないか、鬼って一体何なのさ。
今や「豆まき」には多くのハードルができてしまっています。
それなら太巻きを食べた方が手っ取り早いです。
一食浮くし、栄養はあるし、お店だって豆よりも単価が高くて嬉しいです。
何かしようと思うなら、太巻きを食べよう、太巻きを流行らせようと思うものかもしれません。
多分それが、現代人の風習に対する捉え方なのでしょう。

ちなみに、私の夕食はトンカツでした。
実は一番、どうでもいいやと思っていたりもしています。

[一日一報]
[読売新聞] 最大級サイクロン豪に上陸、日本で砂糖急騰の恐れ

現地の被害も気になるところですが、甘味の魔王アマイモンの私としては砂糖の急騰も心配なところです。
甘い物がなくなる、というよりは、人工甘味料がさらに増えるということでしょうか。
キシリトールはお腹が痛くなるから苦手なの。


2月2日(水)
 

Barefootincの五本指シューズと、ルベ・マグリットの「赤いモデル」。

近ごろよく耳にする五本指シューズ。
でもマグリット好きの私としては、そのデザインを目にするたびに、この絵を思い浮かべてしまいます。
ついに現実がシュルレアリスムに追いついたということでしょうか。
それなら絵にあるような「裸足柄」が欲しいなと思いました。

しかし、履きやすいんでしょうか、これ。

[一日一報]
[読売新聞] ウナギの産卵場所を特定、グアム島の西方海域

長年の謎がついに特定されました。
ざっと見て2500キロほど離れているようですが、ウナギがこの距離を泳いでいるとしたら凄いですね。
それはそうと、こんな発表しちゃったら色々とややこしい話になりそうな気がするのですが、大丈夫なのでしょうか。
日本の海域から離れちゃっている訳ですし、他国に卵を押さえられたらどうするのでしょうか。


2月1日(火)


修正液。
ラベルがないのでもうよく分かりませんが、形状から見て「ぺんてる 修正液ボトル」だと思います。
上部の先をグッと押すと、修正液が滲み出すというものです。

何が凄いって、これ、高校生の時に買った物なのです。
だから15年ほど使い続けているのですが、未だに液がなくなりません。
確かに修正液なので、それほど頻繁には使用しません。
また使うといっても一滴単位、広い面積だともう少し大目に出す程度です。
それでも15年間、劣化せずに使い続けられるのは驚きでもあり、奇妙でもあります。
むしろ途中から増えてきているのではという感もあります。
多分まだまだ使い続けることでしょう。

以上、魔法の修正液のお話でした。
あなたの持ち物で長く使っている物はなんでしょうか?
いや、まあ知ったこっちゃないんですけどね。

[一日一報]
[ロイター] チリ落盤事故の作業員、地下から「おとぎの世界」へ

あの奇跡の生還劇から数か月。
彼らは今、ディズニーランドにいます。
それはそれで結構なことだと思いますが、注目すべきは記事内の写真。
やっぱり黄色いヘルメットがトレードマークなのでしょうか。
それがないと誰が誰だか分からないのかもしれませんが、そのせいでディズニーランドの客というか、アトラクションの整備士のように見えてしまいます。
お茶目にミッキー耳くらい付ければいいのにね。