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[今日の独言(ひとこと)]
【失敗しない半熟卵の作り方から燻製卵までのレシピ】
●半熟卵 1.早めに卵を冷蔵庫から出して常温に戻す(割れにくくなる) 2.卵の尻(丸い方)に画鋲などを使って殻に穴を開ける(剥きやすくなる) 3.鍋に卵が浸るくらいのお湯を沸かす(卵を入れる前に沸騰させる) 4.鍋に卵を入れ、沸騰させたままひたすら掻き回す(黄身が中央に寄る) 5.6分30秒~40秒ゆでる(時間を伸ばすほど完熟に近づく) 6.引き上げた卵を氷水の張ったボウルに3分間浸す 7.卵を剥いてできあがり(非常に柔らかいので注意) ●半熟卵の燻製 1.めんつゆを入れたボウルに半熟卵を浸す(濃さは適当に) 2.冷蔵庫で一晩寝かせる 3.燻製を行う1時間ほど前に半熟卵を取り出し、水気を切って常温に戻す 4.先に燻製鍋、スモーカーを空燻しして温度と煙を馴染ませておく 5.燻製鍋、スモーカーに半熟卵を入れて温燻にする 6.時々位置を変えながら15分燻してできあがり(温度に気をつける) 数年前から燻製遊びを嗜むようになった。 専用の鍋を使って卵やチーズや肉や魚や、その他諸々の食品を燻しては食べている。 料理の一切できない私だが、燻製は何だか工作をしているような気分がしてなかなか楽しい。 燻製「遊び」と称しているのもそういう理由だ。 上記の半熟卵の燻製レシピは、私が試行錯誤の末に完成させたものだ。 これに倣えば必ず美味しくできる、かどうかは分からないが、私はまず失敗しなくなった。 料理人が大仰に、門外不出だの、秘伝のレシピだのとのたまう気持ちが分かったような気がした。 とまあ、そんな燻製マスターに近づきつつある私だが、ひとつ難点がある。 それは味覚が鈍くて料理の味がよく分かっていないことだ。 燻製も下ごしらえから燻すチップの種類、掛ける時間によって味わいが変わると言うが、実際あまりよく分かっていない。 だから毎回、うまいのかこれ? と自問自答しながら食べている。 そういうところも含めて、やっぱりこれは「遊び」なのだろう。 ちなみに、基本的に燻製とは、何でも塩漬けにして乾かして、木を燻した際に発生するヤニをまとわりつかせて完成させるので、多分あまり体にはよろしくない。 でもまあ、遊びに健康なんて考えるものじゃないだろう。 [一日三報]
[産経新聞] マタタビ好む理由は蚊回避 猫の特異反応解明、岩手大
今日の猫。 インターネットでも大きく報道されたのは、やっぱり猫が話題だから。 今は猫偏重の世の中だと思う。 ただ今回の発見は猫がマタタビに体を擦り付けることによって蚊を回避していると、いう謎が解明されただけで、そもそもなぜ猫がマタタビに酔うのかまでは解明されていないようだ。 マタタビに由来する新たな蚊の忌避剤、ついでに猫が寄ってくる成分も残しておいてほしい。 [東京新聞] 「不浄」とされるブタ成分含むワクチンも「戒律に反しない」 エジプトのイスラム教最高機関が接種呼び掛け
なかなか難儀なお話。 私はイスラム教徒ではないけど、多分ムハンマド氏もこの話を聞いたら、いや打ちなさいよって普通に言うと思う。 あの方ご自身は、そんなに頑固で融通の利かない方ではなかったと思うよ。 [共同通信] コスプレ著作権ルール化へ
コミケにせよコスプレにせよ、規模が大きくなるとさすがに見て見ぬ振りもできないか。 ファンだけのイベントなら良かったけど、ファンでもないのに商売のために18禁マンガを売ったり、写真集を売ったりする人も多いからだろう。 でも何でもかんでも規制が入ると、せっかく育てた分野自体も窄まっていくわけで。 企業や著者には理解ある人も多いだろうけど、問題は法整備を大義名分にした『著作権警察』がやいやいと騒ぐことかもしれない。 飛影はそんなこと言わない。 [今日の独言(ひとこと)]
創作作品には、それがどのようなジャンルの物であったとしても、たった一つだけ共通する事柄がある。
それは、事件が起きることだ。 どんな作品も必ず事件が起きる。 それが殺人事件であるか、窃盗事件であるか、隣家の娘さんの結婚であるかはともかくとして。 事件が起きなければ物語は動き出さないからだ。 これは弊著の『魔神館事件』にも、夏目漱石の『坊ちゃん』にも共通している。 驚くべきことに、リドリー・スコット監督のSF映画の『エイリアン』でも、日曜日の夜の『サザエさん』でも事件は起きるのだ。 宇宙船の隊員が謎の卵を拾ってくるか、カツオがまた余計なことを始めたかはともかくとして。 近年、海外ではインターネット上の交流サイトを使って恋人を装い金銭を騙し取る『ロマンス詐欺』が流行しているらしい。 プロフィールに見映えのする写真や経歴を偽装して、軍人やビジネスマンに成りすまして、結婚資金の捻出やトラブルの解決や身内の難病を治療したいなどと偽って多額の金銭を送金させる手口が多いようだ。 いわゆる結婚詐欺に近いものだが、主に外国人を装って日常から離れた夢を抱かせるところがロマンスの所以であるらしい。 2019年には日本人の女性がこの詐欺にかかり、送金するために勤務先から合計1億円以上の金を着服して逮捕された。 1970年代か80年代かに、日本でも『クヒオ大佐』という有名な結婚詐欺事件があった。 10年ほど前には映画化もされたのでご存知の方も多いだろう。 クヒオ大佐はジョナサン・エリザベス・クヒオという名前で、金髪で鼻が高く、軍服を着て片言の日本語話すアメリカ空軍のパイロットだった。 エール大学で弁護士の資格を取り、東大法学部にも在籍し、空軍に所属してベトナム戦争や湾岸戦争にも従軍したエリートだった。 そんな彼が言葉巧みに女性に近づき、結婚を持ちかけて女性から多額の金銭を捻出させて持ち逃げしたという事件だった。 これなどまさに『ロマンス詐欺』というものだろう。 ちなみにクヒオ大佐は逮捕後、鈴木某という経歴が全て虚偽の日本人だと判明した。 物語は事件が起きて初めて動き出す。 海外のエリート軍人とのロマンスなど、ちょっと昔の女性向け小説に多い事件だったと思う。 というか、結局は『白馬の王子様』が原点にあるのだろう。 なお詐欺に狙われるターゲットは、高学歴で高所得者の高齢独身女性やシングルマザーが多いらしい。 それだけにプライドが邪魔をして泣き寝入りするケースもあることだろう。 最近は新型コロナウィルスによる影響で、かえって会えない理由を作りやすくなって詐欺被害も増えているようだ。 まあ現実にはないことだから物語が生まれるわけで、そんな素敵な事件は創作作品に任せておいたほうが良さそうだ。 [一日三報]
[産経新聞] 【経済インサイド】「バナナ」「テント」が過去最高更新へ… 今大人気の意外な輸入商品
今日の風が吹けばコロナで儲ける。 テントやダンベルはともかくバナナは想像つかなかった。 バナナほど食べ歩きに適したフルーツもないと思うが、まあ大体食べる時は室内だったりする。 バナナ食べてダンベル振ってテントに入って、人は原始に戻りつつある。 [AFP] 各国で新年祝う寒中水泳 コロナで公式イベント中止も
新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない理由も、多分こういうところにあると思う。 今回は多くで中止になったが、人間は本質的に無茶で無意味な行動を嗜む性質も持っている。 家に籠もって大人しくできるものでもないようだ。 [CNN] トランプ氏の「ホームアローン」出演場面に削除求める声、主演俳優が「賛同」
極端でなければアメリカンにあらず。 でもこれがまかり通ると、過去の作品も出演者やスタッフの不祥事を理由に映像を差し替えたりお蔵入りが求められたりするのでよろしくないのでは。 映画は時代ごとの習慣や文化を語り継ぐものなので、リメイクはともかく後の時代で当時の作品を改変するべきではない。 そんなことを言いだしたらインチキ日本人が活躍する「ティファニーで朝食を」なんて、真っ先に発禁処分にすべきだろうと思うが、どうか。 あれはあれで面白いけどね。 ほとと ほととと 雪が降る奈良 [今日の独言(ひとこと)]
年末年始とは、人類が考案した非常に効果的なリセットボタンだと思う。
何はなくとも、何も変わらなくても、過去を清算して未来へ向かう弾みになるからだ。 若い人なら入学やら卒業やらと数年ごとに切り替わる行事があり、また身体的にも成長という明確なステップアップがあるので気にならない。 しかし大体、成人式が終わるとそういうイベントも途絶えてしまい、後は結婚だの出産だのといったイレギュラーな打ち上げ花火があるくらいだろう。 そんな中で、年末年始や誕生日というのは、今現在、生存している者たち全てに与えられた格好のリセットボタンになる。 人類がカレンダーを作り始めてから何千年にも渡り、最も重要な日として意識されているのもそういう訳だろう。 今年、私はその年の変わりに、ひとつの重要なイベントを終えることにした。 かねてよりの懸案というか、煩わしさを感じ続けていた年賀状をついに卒業することに決めたのだ。 理由は言うまでもなく、毎年世間で話題になっている通りだ。 わざわざ葉書に書いて郵便ポストに投函して送り届けてもらう意味も今さら感じられなくなってきたからだ。 さらに送りつけられた側も返信しなければならない、毎年送らねばならないという負担を強いてしまうこともある。 そのくせ、わざわざ書いて送り送られしたところで、ああはいはいと一分で机の抽斗にしまうだけだから、お互い一体何をやっているのだろうといつも思っていたのだ。 これまでは子供の頃から30年来続けてきた作業であり、また仕事先への挨拶もかねていたので、恒例行事の習慣として続けてきた。 しかし長年会ってもいない知人、友人に向かって、また会いましょうと空々しく書くのも虚しくなるばかりだと感じていた。 というか、本気で会うならLINEでも送ればいいわけで、年賀状から発展することもない。 仕事では相手の会社側から取り止めになったり、送ったところで仕事がもらえる訳でもないことも分かってきたので、年賀状を書くくらいなら小話の一本でも書くほうがきっと有用だろうと思うようになった。 書かないけど。 というわけで、これはもう続ける理由は一切ないなと判断したので、このたび卒業することになった。 面白いことに、この判断に何の気負いもなければ、晴れ晴れとした気持ちも感じなかった。 もうそれくらい、どうでもいいことになっていたのだろう。 年末年始のリセットボタンを経て新たに何かを始める人は多い。 一方それとは逆に、何かを止める機会にもなるのではないかと思った。 [一日三報]
[Gigazine] 人は「視線」を物理的特性を持ったビームのようなものだと暗黙のうちに考えている
今日の西城秀樹。 なかなか面白い実験。 世に言う「視線を感じる」というのは、所詮まやかしなのか、思い込みなのか。 でも、そうあってほしいと皆が思っているなら、そんなこともあるのかも。 [CNN] 12人の兄弟姉妹、合計年齢1042歳と315日 ギネス世界記録認定
なぜ足した。 それはともかく、医療が発達して平均寿命がいくら延びても、長寿の家系というのは間違いなく存在するようで。 それが遺伝子のせいかどうかは知らないが、きっと身体のバランスが上手くとれているのだろう。 私は消化器官の丈夫さがキーとなっていると思う。 [AFP] ガボンの「ウイルスハンター」、人類脅かす病原体を追う
なかなかパンチの効いた見出し。 昔の人がコウモリを悪魔の手先や不吉の象徴として扱っていたのも、自分たちに危機をもたらすものと本能的に知っていたのだろうか。 コウモリさん自体は悪くないのにね。 新年明けましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 [今日の独言(ひとこと)]
世間では今年はいつも違うお正月、静かなお正月のようだが、賑やかなのがあまり得意でない私にとっては、これくらい穏やかなのもそれはそれで良かったように感じている。
飲食店や小売店や観光地は客が少なくて大変だが、もう今は我慢の時と思って諦めるしかないだろう。 むしろ、これからは正月三が日を休業にするのも良いのではないだろうか。 と、まあ勝手なことを言ってみたり。 というか、いっそ寺社仏閣を閉めて電車も運休にすれば良かったのにとも思っている。 年末にはキャンプ納めとして、奈良の南の山へとちょっと一泊の旅へ行ってみた。 もちろん真冬の夜を外で過ごす根性はないので、テントではなく一応きちんとロッジを借りた。 私のキャンプのモットーは、頑張らない、なのだ。 このご時世、しかも年末、おまけにキャンプとなると、さすがにキャンプ場も閑古鳥だろうと思っていたが、やはり流行っているのかロッジは全て客で埋まっていた。 こんな寒い中、わざわざ火を熾してまで外で飯を食う変わり者も結構多い。 考えてみればキャンプって、物凄く時間と手間とそこそこのお金をを掛けて、ただ飯を食うだけの遊びだ。 一体それのどこが楽しいんだと、炭火で鍋を炊きながら思いに耽った。 なお年末キャンプは低温と雨でなかなか過酷だった。 本当にどこが楽しいんだと。 今年は良いことありますように。 と思っていても、どうやら勝手に良いことは起こらないようなので、自分から探しに行こうと思う。 もう少し温かくなったら。 それまではステイホームとやらを心がけます。 [一日三報]
[NHK] スパゲッティ輸入量 過去最多に
風が吹けばなんとやら。 外食産業が大打撃で激減しているかと思いきや、こういうものは増えているらしい。 そういえば昨年の春頃には品不足が騒がれていたのでその影響もあるのかもしれない。 イタリアも大変だろうから、需要があるなら積極的に輸入するのもいいかと。 イタリアから輸入しているかどうか知らないけど。 [CNN] オーストラリア最古のミクロ国家、コロナ禍で消滅
環境破壊の影響を最も受けているのは動植物ではなく微生物や昆虫などで、人に知られることもないまま絶滅した種族もかなりいる。 それと同様に、全人類への脅威は結局のところ、こういった多様性から失われていくのだろう。 それはすなわち、人類全体の耐久力が不足することを意味するわけで。 みんな一緒は管理しやすいけど、やっぱりつまんないよね。 |
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