the shadow of silver
SOS日記本メルマガ掲示板プロフィール

MENU
8月31日(水)
「マウスの実験で確認」って、よく使われる言葉だけど、あれってマウスさんがちっちゃいから効果が大きく現れるって話ですよね。
だから大きな宣伝効果になるから、良くも悪くも利用されちゃっているような気がします。

タバコ一本でマウスは死ぬって話は、もちろん一本程度では人は死なないけど充分危険なものと思うべき。

赤ワインでマウスの美容と記憶力が向上って話は、そんな程度で人には効果ないものと適当に思うべき。

マウスさん系は、悪い話は真面目に聞いて、良い話は過信しすぎないのがいい所かなと思います。

[一日一報]
[読売新聞] うつ病、血液検査で「ほぼ確実に診断」…広島大

マウスさんとは関係のない実験のニュース。
画期的だけど、ちょっと危なっかしい記事に思えました。

うつ病と認定する後押しには使えるかもしれませんが、下手をするとこの検査に引っかからないから「うつ病ではない」と判断されてしまう危険性もありそうです。
うつ病ってそんなに単純なものでもありませんし、できれば発症する前に対策を取るべきですからね。
無論、医療機関は重々承知のことですが、民間に広まるとこのままでは誤解を生んでしまいそうです。

とはいえ、この方法自体はとても有益なものになり得ると思いますので、さらに精度を高めて実際の現場でも扱えるようにしたり、新薬の開発に役立てたりできればいいと期待しています。


8月30日(火)
「世界陸上」に触発されて、思わず夜ジョギングに出る私。
すると、普段よりも多くの夜ランナーを見かけてしまいました。
みんな考えることは同じなのか、ちょうど季候も涼しくなったからかも知れませんね。
ちなみに私は、2.5キロ地点で脇腹の痛みを覚えて、あえなくリタイア。
どうでも良くなったので、コンビニに立ち寄りアクエリアスを買って帰りました。
待ってろよ、ロンドン! (ロンドンは動きません)

[一日一報]
[沖縄タイムス] クモが鳥を食った 糸満

おお、これは珍しい。
南米に住む世界最大のクモの一つ、ルブロンオオツチグモは、別名「ゴライアス・バードイーター」(でかくて鳥も食うヤツの意)と呼ばれていますが、ジョロウグモも鳥を食べるとは思いませんでした。
記事には「巣にかかった鳥に毒を入れて動けなくさせて」と書かれていますが、果たしてこの大きさでも逃げられないものなのでしょうか、毒が回るものなのでしょうか。
これではネズミや子ネコ程度も捕獲されてしまいそうですし、人間も毒にやられてしまいそうです。
クモ最強伝説、南の島では虫もパワーアップするので注意です。


8月29日(月)
[一日一報]
[産経新聞] ザリガニの一歩には「意志」がある 北大研究員解析

新刊の実用書のように興味深いタイトル。
でも、この記事だけでは何が凄いのか、いまいち分かりにくいです。

簡単にいうとザリガニのような甲殻類や、魚類、あるいは昆虫類といった単純な脳の生物は、「本能」や「習性」で行動することがほとんどです。
明るさや暗さ、匂いや波風の動きを察知して、自動的に体が動きます。
「飛んで火に入る夏の虫」というのは、光に向かってしまう習性に逆らえない虫が、自分で飛び込んで燃えてしまうことです。
人間だったらバカですが、虫はそういう生物です。

という前提がある上で、ザリガニが自分の意志を持って行動していることが分かったという、驚くべき事実を発見したという記事です。
意志があるということは、思考と判断もあるということでしょう。
ザリガニは思ったよりも賢い生物なのです。

一般人の我々にとっては、エビやカニが食べにくくなる発見かも。
あと動物愛護団体系も困惑させるかも。
おい、どうする、ザリガニも賢くなってきたぞ。

[本日の独言(ひとこと)]
突然ではありますが、今、インターネットカフェでこのメルマガを書いています。
事情により本日一日、家で仕事ができなくなってしまったので、近所のパソコンも使える図書館へと向かったのですが、夏休みのせいか学生が多く席に着くことができませんでした。それで良い機会と思いネットカフェへと赴いた次第です。

ネットカフェ、漫画喫茶というのは、人によっては入り浸っているという話もありますが、私はほとんど利用したことがありませんでした。作業や仕事は自宅のパソコンで行っていますから、時間潰し程度に立ち寄る程度でした。それで今回は、初めての本格的なネットカフェ体験をしています。

行ってみるとまずその快適さに驚かされました。店にもよるでしょうが、冷房は効いているし、個室のブースになっているし、パソコンはそれなりに高性能だし、漫画もたくさんあるし、フリードリンクだし、ジャンクフードも充実しています。それでいて料金もずいぶん安い。図書館はタダですが、普通の喫茶店と比べると、作業スペースという利用ではこちらの方が圧倒的に優れていると感じました。ただしコーヒーはマズイです。

店内はやや暗いですが清潔。壁面には色々なゲームの広告が貼られ、よく見ればどれもオンラインゲームの内容でした。もちろん店のパソコンにもインストールされているので、ログインすれば何時間でも遊べるようになっています。客層もそれぞれで、いわゆる「オタク風」の若者もいれば、普通の若者やちょっとヤンチャな子もいます。休日なのでお父さん風の人やご年配の方も見られます。あえていえば女性と子供は少ないように思えます。

思い出した話としては、かつては「日本人は自動車を大事する」と言われていたことがあります。洗車やメンテナンスはもちろん、オーディオ機器にも凝る人は大変多いです。それは欧米とは違い、家が狭くて自分の部屋が持てないお父さんが、自動車を「書斎」的なプライベート空間として使うことが多いからと言われています。特にオーディオとなると集合マンションではスピーカーを響かせる訳にもいきません。自動車内だと気兼ねなく音量が上げられますし、密閉された個室空間だと家よりもサラウンドのセッティングも楽しめたのです。

「簡易的な書斎」。ネットカフェにはそんな側面もあるのだろうなと感じました。安価で一人の時間を楽しみたいという方は、一つの候補に加えてもいいのではないでしょうか。漫画も読まず、ネットもせずにひたすらキーボードを叩いている者がいれば、それは私かもしれません。どうかそっとしておいてやってください。


8月26日(金)


よく分からない近所のお祭り。
飲み屋街にある公園の周囲でこじんまりと開催されていました。
子どもや親子連れも見かけましたが、むしろ飲み屋街のお兄ちゃんお姉ちゃんが行き交いオープンなクラブのような雰囲気になっていました。
いや、これはこれで、大人な祭としてはアリなのかもしれません。

あと、途中でちらっと「野生のせんとくん」も見かけましたが、撮影できませんでした。
お祭り好きなのか、奈良でイベントがあると必ず登場している気がします。
某ディズニーランドの某ミッキーマウスさんは世界に一匹しかいないので、同時多発はしないとか。
でも「せんとくん」は神通力の使い手なので、同時に何会場も「縮地(しゅくち)」で現れることができるそうです。
そんな「せんとくん」の着ぐるみレンタルはこちらから。
いやもう、ゆるゆるですわ。

[一日一報]
[朝日新聞] 三陸鉄道、津波被災のレールを販売 100個限定

レールと言わなければ、何かしらの記念トロフィーにも見えそうな一品。
私は鉄道マニアではないので分かりませんが、これもマニア垂涎というものなのでしょうか。
電車がカッコイイのは分かる、ピシッとした制服を着てみたいのも分かる、風情のある看板を飾ってみたいのも、辛うじて分かる。
でもレールはちょっと、ついていけません。
枕代わりに使えば、ちょっとスリリングな妄想ができそうですね。


8月25日(木)
なんだか孫正義さんが旗振り役となって、休耕田にソーラーパネルを置いて、太陽光発電で電力を担う計画があるとか。
そんなことをすれば、その休耕田を恒久的に手放すことになって、開墾にせよ開発にせよ今後の発展の足かせになるような気もするのですが、どうなんでしょうね。
それなら、その前に全国のビルや家屋の屋根にソーラーパネルを付けて、まずは下の建物から電力をサポートできるようにすればいいと思うのですが。
そうなると孫正義さん一人では荷が重いのかもしれません。

孫正義さんは立派な活動をされていると思いますが、どうも一人で頑張っておられるように見えるのが気になります。
他の大企業が相手をしていないというか、横目で見ているだけというか。
泳がせておいて、いつの間にかかすめ取ろうと狙っているのかもしれません。

誰が最初に電力自由化を持ち出してくるか、今後気になるところです。
私は「自家発電ブーム」に備えて体でも鍛えておこうと思います。

[一日一報]
[GIZMODO] ジョブズCEO辞任記事まとめ

島田紳助の引退なんて消し飛ぶような大ニュースですが、あまりそんな雰囲気でもありません。
ネット系メディアは早速彼の功績を集めて、まるで死んだかのように扱っています。
そんな皮肉もちょっとシャレにならない感じ。
おじさん、体調大丈夫かしら。

名実ともにカリスマ社長。
まあ彼自身がiPhoneを作ったりMacを組み立てたりはしていませんが、それでも株価が急落するほどの衝撃を与えています。
Microsoftのゲイツさんが引退して早数年。
Appleのジョブズさんもついに引退します。
Googleの2人組はまだまだ若いので引退の心配はなさそうです。
なんか「三国志」みたいですね。
Appleが人的なカリスマから企業的なカリスマへとうまく移行できればいいですね。


8月24日(水)
本日一番のニュースと言えば、原発でも震災でも代表戦でもなく、島田紳助の引退でした。
テレビはもうほとんど観なくなったのであまりショックは受けませんでしたが、やはりその中でも長く知っている大物芸能人の話題だけに、それなりに驚かされました。

引退の理由は暴力団関係者との「黒い交際」だとか。
それ以上は、まあ今後とも続々と報道されるでしょうから、興味のある方は収集するといいのではないでしょうか。
大体、芸能人のスキャンダルはこういう話になるようです。

あくまで歴史的事実と前置きした上で語ると、芸能界と暴力団というのは切っても切れない関係が続いていました。
テレビが出る前の芸能といえば寄席か演芸となり、地方営業・巡業によって「見せ物」活動を行っていました。
地方回りとなると、その土地ごとの「顔役」と「ヤクザ」が付き物となり、「誰に断って店開いとんじゃワレ」という話へと繋がります。
なので興行師は、まず土地の顔役やヤクザに挨拶に向かい、「見せ物をさせて頂きます」と断りを入れます。
そうなると「みかじめ料」や「手土産」が必要となります。
すると土地の者から許しが出るばかりか、「ヨッシャ任しとけ」とばかりに人を集めてもくれるようになります。
これがいわゆる「黒い交際」の原点になるかと思います。

現在はどうかというと、今回の事件の通りです。
「芸能界では暴力団関係者との交際は一切認めず、どれだけ大物芸能人であっても許されない」
ということが、よく分かったかと思います。
実にクリーンな環境になりました。
メデタシメデタシ。

だって、みんなそう言ってんだもん。

テレビに続くメディアとして、さてインターネットについては、まだあまりそんな大きな話は聞こえてきません。
迷惑メールや架空請求程度の「小物」目立っています。
まだ「儲け方」と「付け入り方」を模索しているのかもしれません。

まあ水面下では色んなパワーゲームが行われているようですが。
あれやこれやと。
とりあえず「インターネット万歳! テレビに勝った! 電通に勝った!」なんてほざいていると、いつの間にか全部牛耳られることになりそうな気がしています。

[一日一報]
[朝日新聞] ヘルメットかぶるなら節電カット ドライヤー不要で元に

なんとなく、発想は面白いけど提案が古臭い話。
社員さんたちの意見が聞きたいところです。

そういえば、サラリーマンの髪型と言えばかつては「七三分け」が定番でしたが、あれってどうして定番になったのでしょうか。
江戸時代のチョンマゲ的な物でしょうか。
気になるけど、調べるのもメンド臭い話のひとつです。


8月23日(火)


今日のクリスタルな一品。
もとい、オーダーメイドのマウスピースです。
透明なプラスチック製で、上記の物は上の歯にピタッと填め込んで使用します。

ちょくちょく報告していますが、例の歯と歯茎の知覚過敏が未だ完治には至っていません。
それで先日は歯医者さんから「寝ている時に歯軋りをしており、それが歯茎を弱らせているのではないか」と言われて、結果、このようなマウスピースを填めて就寝することになりました。
これで歯と歯茎を保護するとともに、もし歯軋りをしていれば磨り減るので確認できるという訳です。

私としては違うと言いたいのですが、寝ている時にどうかと聞かれるとさすがに自信がありません。
よく悪夢を見るタチなので、うなされてギリギリしているのかもしれません。

マウスピースはオーダーメイドなので、気持ち悪いほど私の歯にフィットします。
寝ていてもほとんど気になりません。
お手入れは日々の水洗いと、たまに入念な歯ブラシ洗い。
それでも気になる際は、市販の「入れ歯洗浄剤」を使えばいいとのことでした。
まさかこの年で、入れ歯洗浄剤デビューをするとは思いませんでした。
フガフガ。

結果は、面白くなればまたいつか。
歯軋りしているかどうかを確かめてくれる、添い寝美女は随時募集中ですじゃ。

[一日一報]
[読売新聞] 男子高校生、ニセ拳銃で警官3人に「膝をつけ」

これって、拳銃を突き付けたのが5歳の子だったら、警官も乗ってくれたのでしょうか。
しかし17歳ではさすがにまずい。
警察とどういうやり取りが行われたのかが気になりますね。
「面白い。撃ってみろよ、小僧」とか言ったのでしょうか。
言ってないでしょうね。

それにしても動機がよく分かりません。
いじめられっ子のバツゲームかしらね。


8月22日(月)
[一日二報]
[朝日新聞] 「羽柴秀吉」さんの作業所全焼 青森・五所川原

[朝日新聞] 秀吉の埋蔵金、伝説では4億両超 多田銀銅山に探査ロボ

秀吉のニュースを2つ。
ただし両者は別人です。

長く大阪に住んでいましたが、豊臣(羽柴)秀吉という人についてはあまり詳しく知りません。
ただ、武家ではない家柄から立身出世して天下を取って、すぐに潰れたという印象を持っています。
よく言えばベンチャー、悪く言えば成金。
パーッと使って埋蔵金なんて遺さない人かと思いますが、どうか。
あと現・秀吉さんもめげずに頑張ってもらいたい。
とことん胡散臭いけど、嫌いじゃないです。

[本日の独言(ひとこと)]
IT革命以降、大きく変わった生活習慣のひとつに、「文字を書かなくなった」ということが挙げられるかと思います。学生ならまだ書く機会は多いですが、大人、さらには仕事をするようになると、公文書にせよ私文書にせよ、字を書く機会も少なくなり、そろそろ最後の砦となっていたメモ書きすらもタッチパネルで済ませるようになりつつあります。私は一応、モノ書きを生業としており、ライターと呼ばれる仕事をしていますが、Write(文字を書く)よりもType(文字を打つ)がほとんどになりました。でもタイプライターと名乗ると、また違った意味に捉えられてしまいます。

直筆が必要となる機会も少なくなりましたが、中には未だに直筆が重んじられるケースも残されています。それは人生最後の書き物、遺言状です。

遺言状には大きく分けて3種類あり、もっとも簡易的な「直筆証書遺言」には直筆と実印が必須となります。ミステリなどで「タンスの奥から遺言状が発見されたぞ!」という際、それがA4紙にワープロ印刷されたものでは使い物にはなりません。言うまでもなく偽造・改竄が容易に行われてしまうからです。ただし残りの2種類「公正証書遺言」と「秘密証書遺言」については、事前に証人を立てる必要があるのでワープロ印刷の遺言状でも問題ないようです。文字が書けない、困難である方もおられるので、条件さえ合えば代理人の口述タイピングでも通るようです。

遺言状について詳しく知りたい方は、役所や行政書士に尋ねるかインターネットなどでお調べください。少なくとも自身でこっそりワープロ書きしてプリントアウトした物や、デスクトップ画面に「遺言状.txt」のように残しておいても役に立たないのでご注意ください。まあ、遺す物が多い方はそんなミスもされないと思いますが。

私の場合は、誰かに遺す物よりも、誰にも知られずに消去したい物がパソコンの中にたくさん入っているので、それはそれで心配です。ちなみに、そういったデータを死後に削除する(させる)方法や、そうさせるためのツールもありますので、こちらも気になる方はインターネットでお調べください。


8月19日(金)
右翼と左翼の力関係が違うと、機体はその場で回り続けます。
両翼が同じ力であれば、機体の速度が増して負担も少なくなります。
加えて尾翼が方向と安定の細かい調整を行います。
無尾翼機では推進力は高まりますが、安定を保つのは困難です。
もちろん全翼が狂うと満足に飛行できずに墜落します。

以上、飛行機の基礎知識でした。

[一日一報]
[日経新聞] XPより短命な“後輩”Vista、来春以降使えない

厳密にはサポートが終了してしまうので、今後はWindows Updateが提供されなくなるそうです。
インターネット接続が前提の現代においては、アップデートできないと未知のウィルスに対応できず、致命的なトラブルを引き起こす可能性もあるかと思います。
そういう意味では使用に支障を来すかもしれませんが、それを「来春以降使えない」と乱暴に言い切るのはどうかと思います。
別に電源が入らなくなる訳ではありません。
メディアならではのアオリ見出しというか、いい加減なものです。

それはそれとして、Vistaユーザーの私としては、Microsoftのこれもまた乱暴な決定に嫌な気分を味わっています。
いや、Vistaがダメダメなのは分かったけど、メーカー自身も見捨てようとするなよと。
こちとら10年使うつもりだったんだからさ。
それならそれで、Windows7を30円くらいで売れよと。
そんな気分です。


8月18日(木)
ドアと換気扇の閉じられた家のトイレに、黒い虫が現れました。
家族の使用中にうっかりドアを開けてパニックになるという話はよくありますが、いるはずのない個室に黒い虫が現れるというのも、相当パニックになります。
これが密室トリックの衝撃というものか。
いや、どちらかというとパニック・ホラー的な演出かもしれません。
思わず、ひゃあと叫んでしまいました。

それにしても、一体どこから侵入したのか。
先の通りドアはしっかり閉じられており、換気扇にもアミが貼られています。
トイレはもちろん水洗式なので、這い上がって来ることはありません。
ドアを開けるほどの知能も力もないとすれば、これはまさしくミステリーです。

と思ったら、下水管を通す壁に穴が開いていました。

よくある盲点です。
下水管を室外へ通す際、壁に穴を空けて菅を走らせます。
そのため壁面は、正面から見ると◎のようになり、菅と壁の間に隙間が開きます。
だからその隙間を閉じる為に、カバーを被せたりシール材で埋めたりします。
今回はそのカバーがユルユルだったので、壁の隙間を通って侵入したようです。
分かりにくい説明ですが、分からなければそれでいいです。

同様の処理はキッチンシンクの下や、洗面台の下にも見られます。
どこからともなく黒い虫が現れるわとお困りの奥様は一度ご確認ください。
穴を発見すれば、まあガムテープでも何でも使って塞いでおけば大丈夫です。

[一日一報]
[読売新聞] 郵便受けにカギある…自分も習慣だった空き巣男

こちらもよくある盲点のニュース。
郵便受け、植木鉢の下、ドアの上の縁。
そんな所に隠している人は、まあ施錠しないのと同じことだと思います。
心配性の私は結局いつもカバンなどに合鍵も忍ばせています。
普段使いの鍵はポケットに、合鍵はカバンに。
以前、うっかり両方の鍵を入れたカバンを喫茶店に置き忘れてしまい、死にそうになりました。


8月17日(水)
お菓子やインスタント食品の「夏限定」や「旬」をアピールする商品は、大体が人体実験か、通年で売り続けるほどのメリット、つまり儲けが少ない「打ち上げ花火」であることが多い。

デパートやスーパーが独自でブランドを作っている「プライベートブランド」(PB)商品は、大体がそのままでは売れない物、無名メーカー産の物に「表札」を変えて売り出していることが多い。

ということが最近分かり始めるくらい、大人になりました。
コンビニ通いからスーパーマーケット通いへランクアップ。
世間の若奥様にとっては当たり前のことかもしれませんが。
「夢がなくなる」とはこういうことかもしれませんが。

[一日一報]
[産経新聞] 11歳少女、職権乱用?

何かと思ったら普通のニュース。
どうせなら現市長を解任したり税率を下げたりと、1日だけの権力をフル活用したら面白いのに。
日本でもよくアイドルに1日警察署長などを任せていますが、せっかくだから面白い命令を与えたらいいのにね。
本警察署は本日より警視庁から独立し、1人2丁拳銃にするぴょん♪ とか。


8月16日(火)
お盆ですが、それはともかく奈良公園で遊んで来ました。


奈良公園にはこんな愛くるしいシカがたくさんいます。
人にも慣れており濡れた鼻を押し付けてきます。


でも、中にはこんなふうに勇ましいシカもいます。
周囲3メートルに渡って結界を張っていました。
ツノは固い木の棒のようでした。(普通に握らせてくれた)


シカばかりなので、シカに関する注意書きもあります。
人慣れをしていますが、野生なので注意です。
でも悪気はないので虐めちゃダメです。


この日の気温も35度オーバー。
賢いシカは池に入って、縁の芝生を食べています。
シカ界のパイオニアです。


何かが気になっている子ジカ3匹。
子どもは臆病なのであまり近付きません。


近辺の若草山では、恒例らしい「鹿せんべいとばし大会」が催されていました。


凄まじいばかりの閑散ぶりです。
投げられる鹿せんべいを求めてシカだけが集まっています。


「鹿せんべいとばし大会」というよりは、「鹿せんべい奪い大会」が繰り広げられていました。
私も挑戦しましたが、ほとんど飛びませんでした。


夕方になると、こちらも恒例の「なら燈花会」が始まりました。


奈良公園一帯にたくさんの灯籠が並べられます。


またこの日は東大寺大仏殿で「万灯供養会」も行われ、東日本大震災の犠牲者の供養が行われました。


それにより夜の一般開放も行われていました。
奈良人でも見る機会の少ない「ナイト大仏」が見守る中、大仏殿に読経が響き渡りました。


三笠の山にいでし月かも。
今年の「なら燈花会」は、好天にも恵まれて、過去最高の92万7千人が足を運んだそうです。
こうして奈良の夏は終わりを告げました。

[一日一報]
[ねとらぼ] ネタバレがあった方が物語は楽しめる? カリフォルニア大学の調査で明らかに

例えば参考書や実用書となるとは、長々とした前置きやストーリーよりも、一足飛びで結論を教えて欲しいと思う場合もあるかもしれません。
光文社新書なんて、「○○の○○は××である」みたいに、タイトルに結論を書いて惹き付ける手法が多いです。

だからといってミステリでネタバレをした方が楽しめるというのは、ちょっと乱暴すぎやしないかなと。
面白いミステリは、ネタが分かっていても面白いものです。
でもどうしても驚きが少なくなって、「あ、そうだったのか!」ではなく、「ああ、そういうことね」と、なんだか物知った風な気持ちになるように思えます。
で、感想としては「ああ、まあ悪くなかったよ」。
「ビックリするから絶対読んでおけ!」とは人に言えなくなると思います。
それって、何だかもったいないですよ。

記事にあるように「脳が簡単な方を求める」というなら、「脳に難しさを与える」という楽しみ方もあると思います。
そもそもこれを「実験」とした時点で、被験者の学生さんは「簡単な方」を求める状態にあったんじゃないでしょうか。
強いられた読書なんて、そんなもんです。

まあ、人によりけり、物によりけりだと思うますが。
それでも書き手はみんな、まっさらな気持ちで1ページ目から読んでもらえることを願って書いていると思います。


8月15日(月)
[一日一報]
[CNN] 子どものような文字しか書けない大人が増殖中 米国

アメリカで字が綺麗な方というのもあまり見かけませんが、その中でもさらに目に付くような状況になっているようです。
それと、本場では既に筆記体が廃れているという話。
昨今、日本の英語の授業で筆記体を習わなくなり、やれやれこれだからゆとり教育はと思っていたら、それ以前に本国では使われていないと知って驚かされました。
一所懸命に練習した覚えがあるのに。
まあ、筆記体大文字のGとかSとかは確かに違和感がありましたけど。


[本日の独言(ひとこと)]
実家の父に頼まれて、アナログテレビを地デジテレビとして使える地デジチューナーをインターネットで探しました。しかしどれも異常なまでに価格が高騰している上に、ほとんど売り切れてしまっていました。手頃な商品はメーカーでも既に生産終了となっている物も多く、在庫を持つショップ、あるいは個人業者が高値で取引をしているようです。なお近所の電器店では既に販売されていませんでした。

インターネットショップの大手アマゾンによると、先週同社の英国サイトで「金属バット」の売り上げが激増し販売停止となる事態が発生しました。理由は先日から多発している当国での暴動。恐らく自衛意識の高まりから、金属バットの一本でも持っておこうと思う人が増えたのだと予測されます。

英国の暴動についてはそろそろ収まりつつあり、これから原因や拡大した理由など多方面からの検証が行われるかと思います。そんな中でキャメロン英首相が、暴動の拡大を助長したソーシャルネットワークサービス(SNS)の利用規制を検討していると報道されました。今回の暴動ではインターネットが情報交換に重要な役割を担っており、暴動計画の発信やデマの拡散に繋がったそうです。金属バットの売り上げもその一つでしょう。

非常事態時におけるインターネットの役割に関心が高まっています。つい先日のエジプト政変では、同国で携帯電話やインターネットが遮断され、世界中のネットユーザーから大いに非難されました。また日本では東日本大震災の発生時に被災地の状況や情報交換が活発に行われました。良い面では政府や自治体がカバーしきれない情報を素早く広く伝えることに役立ちました。一方悪い面ではデマが一気に拡散され、無用な混乱を招いたことも確認できました。

これまで、のべつまくなしに使われていたインターネットも、そろそろ色々な制限が設けられる予感を抱いています。まずは非常事態時の対策として、情報発信の統制が図られるようになるのではないでしょうか。情報化社会の現代においては当然の対応とも思いますが、その代わりとなる手段が検討されることを期待しています。まさかインターネットを遮断して地デジテレビを観よう、なんてことにはならないと思いますが。


8月12日(金)
「キラキラネーム」とか、「DQNネーム」とか言われている、子どもの変名。
読み辛いだの、おかしいだのと言われていますが、古代日本に「小野妹子(おののいもこ)」という名の男子がいたのは有名な話です。
そんな彼は、自分の女みたいな名前が余程気に入らなかったのか、息子には「小野毛人(えみし)」という男らしい名前を付けています。
さらに小野毛人は、そんな毛深そうな名前が余程気に入ったのか、息子には「小野毛野(けの)」という、さらに粗野な名前を付けました。
そして小野毛野は、何を思ったのか、息子には「小野老(おゆ)」という名前を付けました。
自分の息子に「老」、しかも読みが「おゆ」。
でも彼は万葉集に立派な歌と名を残しました。

あをによし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の にほふがごとく 今盛りなり 小野老

まあ、どんな名前でも気にすんなってことです。


ちなみに、小野老の兄には「小野田守(たもり)」という人もいました。
どうなってんだ小野氏。

[一日一報]
[CNN] マッハ20の極超音速機、飛行実験中に通信途絶

これはカッコイイ。
でも明らかに軍事目的。
人が乗っていないことも踏まえると、失敗して残念に思うか、ザマミロと思うか。
しかしこんなのが作られちゃった日にゃ、海外基地とかミサイルの射程範囲内とかも関係なくなっちゃいますね。
あ、迎撃システムがあれば安全か、安全でもないか。
やっぱり日本が取り組むべき対抗策は、カッコイイ「透明バリア」かなとも思います。
バリアー、カキーン。


8月11日(木)
「こんなに暑くて仕事ができるか!」と思って、クーラーを入れたら、そのあまりに快適さに眠くて仕方がない。
そんな季節。
皆さんもほどほどに。

[一日一報]
[CNN] 「健康そのもの」104歳女性、長寿の秘密は「遺伝子」の説も

遺伝子とか難しいことはよく分かりませんが、いわゆる「長命の血統」と「短命の血統」は間違いなくありますね。
「血統」、「血脈」、あるいは「血」。
かつてはよく言われ、今では色々な差別に繋がる表現ですが、結局それが「遺伝子」に置き換わりつつあるのかもしれません。
「あいつはバカの血」から、「あいつはバカの遺伝子」へ。
そっちの方がショックは大きそうです。


8月10日(水)
グンタイアリは凶暴な習性と一糸乱れぬ隊列で有名だが、驚くべきはほとんどの種で目が退化しており何も見えていないことだ。
気配(フェロモン)だけを頼りに陣形を組む盲目の最強集団。
昆虫の世界にはそんなワクワク設定が山ほどあるのだ。

[一日一報]
[産経新聞] (長男を餓死させて)逮捕の父「長男より、ネコの方がかわいい」

虐待だの育児放棄だの、そんな話はどうでもいい。
ネコを殺人の言い訳に使った時点で、私は犯人に一切同情しない。


8月9日(火)


先週末はサーカスを見に行きました。
大阪は中之島で開催されている、シルク・ド・ソレイユの「クーザ」です。



会場内は撮影禁止だったので、代わりに会場前に展示されていたラッピング車を撮影。
サーカスはみんな飛んだり跳ねたりと、たいそうお上手で感心しました。(おばあちゃんのような感想)

その後、夜は淀川の花火も見に行きました。

 

いつの間にか毎年恒例となっている行事。
毎度ルートを変えてベストポジションを探し回っていますが、今年はかなりの近距離で拝めました。



あまりに近かかったので、意図せず流行の「3D」っぽい花火も見られました。
なるほど、花火って当然「立体」ですよね。

という訳で、それなりに夏してみました。

[一日一報]
[産経新聞] 「血液型番組は差別」に反発、血液型人間学研究家がBPOを提訴

血液型占いというのはインチキであり、みんなはそれを知った上で楽しんでいます。
でも、ごくまれに本気で信じている人と、みんなが本気で信じているものと思っている人がいるようです。
どちらも、大体がB型の人です


8月8日(月)
[一日一報]
[CNN] ハッカー修行は8歳から 米デフコンが子ども向けハッカー教室

日本では先日、通称「ウィルス作成罪」が新設されましたが、アメリカではハッカー教室が開かれています。
「罪を犯す前に取り締まる」のが正しいのか、「罪を犯すかどうかも自由」が正しいのか。
自由にすると凶悪なコンピュータ犯罪の温床となる一方で、画期的なコンピュータ開発のきっかけになることもあるでしょう。
「やったもん勝ち」の現代では、やる前に止められると結局遅れを取ってしまいがちになるかもしれません。

とはいえ、そんな「自由の国」では、毎年のようにどこかで誰かが銃を乱射して、警官が犯人を射殺しているという側面もあります。


[本日の独言(ひとこと)]
近ごろ気になっている物といえば、現在東京・有楽町マリオンに掲示されている東芝LED電球の広告「10年カレンダー」です。LED電球の長寿命をアピールするために、照明の灯るリビングの影絵を10年分3653カット並べたという、壮大でインパクトのある広告です。ぜひ現地で目にしたいものですが、それだけを目的に東京へと行く訳にもいかず、下記のニュース記事で我慢しています。ネットの普及により、奈良にいてもどこにいても情報や流行に乗り遅れることはなくなりましたが、こういった現物が面白い物というのはやはり東京限定になることが多くて残念です。ちょっとマイナーな美術展やバンドのライブなんかもそうですね。

なおニュースによると同作品は「カンヌ国際広告祭」で金賞を受賞したそうです。カンヌといえば映画もそうですが、広告業界でも一応権威のある賞であり、受賞できればハクが付くというものではあります。そこで「カンヌ国際広告祭」で新たに検索してみたところ、日本からでは同じく春先に話題となった「祝!九州」キャンペーンも受賞したそうです。

「祝!九州」というのは、今年3月12日に全線開業した九州新幹線のプロモーションとしてJR九州が制作した広告です。新幹線の窓から沿線の人々を映すという内容でCMやポスターが広く展開される予定でした。しかし開業前日の11日に東日本大震災が発生し、同広告は自粛されてお蔵入りとなってしまいました。その後、キャンペーンはインターネットで公開されると瞬く間に話題となり、九州のみならず全国的に知れ渡るようになりました。

広告というのは消費文化の産物であり、それ自体も消費されるために作られる物です。そのため立派な人からは、いささか「低俗」と見なされることも少なくありません。「映画」に対する「CM」、「絵画」に対する「ポスター」。それはいわゆる「文学」に対する「(大衆)小説」に近い物があると私は思います。今、小説がいっぱしの文学作品でいられるのも、かつての文豪たちの活躍によるものに他ならないでしょうね。

「趣味、CM鑑賞」というのはあまり聞きませんが、一度「作品」として見るのもいいのではないでしょうか。なかなかは奥が深くて面白い世界ですよ。

(参考リンク)

[朝日新聞] 金賞受賞のLED電球広告、有楽町マリオンに登場

[YouTube] 九州新幹線全線開業CM集


8月5日(金)


道具箱にしまっていたドライバーセットが、いつの間にかベチャベチャに濡れていた。
何を言っているのか分からねぇかもしれないが、俺は大体分かっている。
雨に濡れたとか、ジュースをこぼしたとか、そんな安易なもんじゃ断じてねぇ。
もっと興味深いものの片鱗を味わったぜ。

という訳で、ベチャベチャに濡れていたのは上記のドライバーセット。
私をして「物心がついたころから持っていた」ものなので、かれこれ20年以上は昔の物です。

中央の連結グリップが微妙に歪んでいます。
そして、ベチャベチャに濡れています。
これはいわゆる「溶出」という現象で、簡単にいうとプラスチックが溶けてしまったのです。
しかも熱で溶けたのではなく、プラスチック同士が触れていたために可塑剤の浸透圧の差で溶けたようです。
プラスチック消しゴムをCDケースの上に置いておくと溶けるような感じです。

最近の物は、もっとしっかりと作られているようなので、こんな現象もあまり起こらないのではないでしょうか。
なかなか珍しい光景でしたが、写真で撮ってもよく分かりませんでした。


[一日一報]
[ロイター] 自宅の台所で「原子炉」実験、スウェーデンで31歳男を拘束

今の日本の人たちなら、これがどれだけ危険な行為かもよく分かるかと思います。
でも逆に考えると、今の日本の人たちの中でこういう行為に走る人も現れるかもしれません。
みんな原子炉や放射能に詳しくなってしまいましたから、家で爆弾を作るみたいに始めてしまうかも。
まあ、どれだけ扱いにくいかも分かっているかと思いますが。
隣の家でやられたら、たまんないね。


8月4日(木)
家電購入時の旧製品引き取り処分というのが、どうも馴染めません。
便利でお得というのは分かるのですが、新製品の動作確認もままならない内に取られてしまうことに不安を覚えてしまいます。
お陰でうちには映らない地アナテレビが残されています。

[一日一報]
[ナショナルジオグラフィック] 月はかつて2つあった?

ファンタジックな絵や漫画でお馴染みの、2つの月。
SF小説でもたびたび使われる設定でもあります。
なぜよく用いられるかというと、世界観を表現しやすいから。
「空には2つの月が浮かんでいた」と書くだけで、その世界が幻想界か別惑星かはともかくとしても、少なくとも地球ではないことが伝えられます。

この説が正しいとなると、今度は「古代の地球」を表現する要素にも使われるかもしれませんね。


8月3日(水)
[本日の悪夢]
ある日、私は自動車事故に遭った人を助けた。
白のセダンが、近所の電柱に突き刺さっていた。
乗っていたのは、小太りで色白で、人の良さそうな青年だった。
ケガはなさそうだったので、家まで送ってやることにした。

彼は昆虫が好きらしく、家でもたくさん飼っているそうだ。
私も話を聞くこと自体は嫌いじゃないので、適当に盛り上がっておいた。
家に着くとさっそく応接間に通されて、おもてなしを受けた。
そして、ぜひ自慢の昆虫コレクションを見て欲しいと言うのだ。
今の時期ならカブトやクワガタだろうかと思っていたら、彼はトノサマバッタを持ってきた。

全長30センチくらいの、巨大なバッタだった。

彼はにこにこと笑いながら、私の左肩にバッタを置いた。
ずしりという重みに鳥肌が立った。
彼は、飛ばないように翅は取っていると言う。
左肩に、赤子に近いほどの重さ。
六本の足で器用にしがみつく感触。
ききききと、耳元で聞こえる鳴き声。
私はいつの間にか動けなくなっていた。

目が覚めると、まだ深夜だった。
左を下にして、横になって寝ていたらしく、左肩が突っ張ったように痛かった。

そんな夢を見ました。
私はもうダメかもしれません。

[一日一報]
[ロイター] 欧州男性の半数、ツタンカーメンと同じ遺伝子ルーツ

前にどこの遺伝子研究チームが、遺伝子解析上では世界中でもっとも多くの子孫を残したのは、チンギス・カンであると発表していたように思います。
こういうのは倍々ゲームで増えていくので、結局大半の人は何かしらの英雄にルーツを持っているものなのだと思います。
エジプトのプリンスと、モンゴル最強の男の両方をルーツに持つ人も相当いることでしょう。

つまり遺伝子ごときでは、人間それぞれに大した差は現れないということでしょうね。


8月2日(火)


地デジ化にともない、やむをえずテレビを買いました。
東芝の32インチ、LED REGZA 32A2です。
まったくこだわりなく、とりあえず映ればいいや的な、あまり賢くない買い方をしました。

注文したのが、完全地デジ化間際の値上がり時期という体たらく。
おまけに注文殺到で店が在庫切れとなり、メーカーに追加発注までされてしまいました。
メーカーもようやく新型を出せると思っていただろうにね。
こっちは在庫切れなら最新型に代えてくれても良かったのですが、やっぱりそういう訳にもいかないみたいです。



という訳で、そんな型遅レグザさんのリモコン。
シンプルなのはいいことです。



一番目立つ位置には、商品到着時点ですでに使い道のない「地アナ」ボタンが付いていました。
やっぱり賢くない買い物だったかなあ。

[一日一報]
[朝日新聞] 土器のイケメン総選挙、熱戦続く 京都市考古資料館

詳細はこちら。
4番、7番、10番くらいかしら。
12番とかは、絶対笑いを取りにいってるよね。

遺跡というと、重大で歴史的価値の高い産物を期待しがちですが、当時の人たちだって暇な時には落書きして遊んでいたと思います。
だって僕らのご先祖様なんだもの、そんなに真面目なはずがないですよ。
それだけに、この変顔を後世に残したのは立派なことだと思います。
僕らも、子孫たちに笑われるような物を残したいものですね。
いや、なかなか難しいですよ。


8月1日(月)
[一日七報]
[本日の独言(ひとこと)]
人気漫画「るろうに剣心」が実写映画化されると聞きました。今年8月クランクインで、来年夏の公開を予定。主役の緋村剣心役に佐藤健、ヒロインの神谷薫役に武井咲と報道されています。

和月伸宏原作の「るろうに剣心」は、94年から99年に「週刊少年ジャンプ」で連載された剣術漫画(と呼ぶのだろうか)です。明治時代を舞台に、剣豪でありながら不殺(ころさず)の信念を持つ「るろうに」(流浪人)緋村剣心の物語です。「ジャンプ世代」だった当時の私としては、どちらかというと耽美趣味的な作風があまり好きではありませんでしたが、大人の視点で評価すると練られた世界観と勢いのあるアクションシーンが見所のいい作品だと改めて思っています。女性の受けも良かったです。

近ごろはとみに漫画原作の映画やドラマを多く見かけるようになりました。知っている限りで書くと、今年に入ってからでも「BADBOYS」「あしたのジョー」「GANTZ」「ほしのふるまち」「岳−ガク−」「毎日かあさん」「星守る犬」が公開され、「こち亀」「忍たま乱太郎」「うさぎドロップ」「極道めし」がこれから公開されるそうです。今後も「宇宙兄弟」や「ヒミズ」や「テルマエ・ロマエ」が公開されるとか。しばらくはこの流れが続きそうです。

映画オリジナルではなく、漫画や小説の原作からの映画化が増えている理由はいつか書いたように思います。不況の影響か単なる流行かは分かりませんが、完全新作よりは最初からファンが付いている作品を映画化する方が効率が良く、スポンサー受けもいいという判断なのでしょう。お陰で映画会社やテレビ会社は他社よりも早くにヒット作品に手を付けておきたいと考えて、青田買いに走りがちのようです。悪い話ではありませんが、新人脚本家には辛いところでしょうね。

昔、角川書店はメディアミックス展開として、自社の小説を次々と映画化しましたが、現在はメディアミックスというよりは、コンピュータ用語で言うところの「ワンソース・マルチユース」。あえて言うなれば「ワンコンテンツ・マルチメディア」というものになるかもしれません。1つのネタで長く使う。同人誌や「初音ミク」でいうと「ワンキャラクター・マルチメディア」とも言えるかもしれません。1つのキャラでそこまで話が膨らませられるなら、完全新作でもいいじゃないかと思いますが、やっぱり名が通っていないと手に取ってもらえないとか。同人誌も商業化が進んでいる、というおかしな状況のようです。

ワンソースにせよ、ワンコンテンツにせよ、ワンキャラクターにせよ、その源流にある限り、実は小説界は「金の卵」になるのかもしれません。