the shadow of silver
SOS日記本メルマガ掲示板プロフィール

archive


6月29日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
増田俊也の『シャトゥーン ヒグマの森』では、森の小屋に逃げ込んだ人々に巨大ヒグマが襲いかかるパニック小説だが、先日札幌市では市街地にヒグマが現れて人々を恐れさせたニュースが報道された。
北海道といえばクマ、さらにヒグマ。
丸い顔とコロコロした体が愛らしいが、よく見れば全身が筋肉の塊で、単純に人間の身体能力を何倍もスペックアップした怪物と言えなくもない。
おまけに知能もそこそこに賢いというから、これほど恐ろしい動物もなかなかいないだろう。

人間は群れて知恵を出し合えば世界最強だが、単体では極めて貧弱な動物とも言える。
その中でも一際弱い私がこうして生きながらえているのも、ひとえに敵となる野生動物が周囲に存在しないからでもあるだろう。
外を歩いていてもライオンやチーターに出会うこともなく、海に行ってもサメは見かけず、川にもワニは潜んでいない。
死に至る猛毒を持つ蛇や虫が忍び寄ることもなく、山林へ行けばサルやイノシシを見かけるが、彼らも積極的に襲いかかってはこない。
唯一、体格と体力で互角の勝負になりそうなのは奈良公園の鹿くらいだが、彼らは神の使いなので友好関係を結んでいるのだ。

しかし地域が変わればそうもいかない。
アメリカ人がサメを恐れつつもネタにするのも、身近な危険生物として馴染みがあるからだろう。
あるいは赤道に近い地域では毒蛇やマラリア蚊のほうが恐ろしい存在かもしれない。
紛争地域においては兵士が、独裁政権下では警察が恐怖の対象ともなるだろう。
日本に住んでいては恐らくサメのパニック映画や小説は作れない。
内戦の話もどこかファンタジックで、権力による支配にもおかしなレッテルが貼られるだろう。
作る側と受け取る側の価値観が共通していないとリアルには感じられない。
ということで、恐怖を求めて作中の隣人がいつも殺人鬼やゾンビや変質者にさせられる。
人種問題が起きると宇宙から侵略者がやって来る。
作中で主人公の抹殺を目論む彼らは、ある意味で平和の象徴とも言えるのだ。

[一日三報]
[AFP] 動画:ヒジャブでメタル音楽 インドネシアのムスリム女性バンドに世界が注目

今日のベビメタ。
曲自体は今のところありきたりで演奏もつたないが、今後は地域の音楽や文化も取り入れて独自路線を目指せば面白いことになるかもしれない。
おかしなイデオロギーに取り込まれてアイコン化しなければ良いが、さて。

[ロイター] マイクロソフト「ウィンドウズ11」発表、アップルとの違い前面に

清々しいまでの前言撤回。
勝手に「10が最終バージョンだ」と言ったかと思うと急に11と名付け出す始末。
しかも昨年にmacOS11がリリースされただけに、「またか」と後出しの格好悪さも付いてきた。
でもそれでこそウィンドウズ。
95、98と続いたが2000をNT系に使ったのでMeとか言いだして、XPだのVistaだの言ったかと思ったら、急に7,8と続けて9を飛ばして10を出す実績が物語っています。
どうせその内「ウィンドウズ11 サービスパック2」とかやり出すかと。

[CNN] マカフィー創業者、スペインで勾留中に死亡 米国への引き渡し決定後

マカフィーのマカフィーさん。
まあ、この人が脱税だのマネーロンダリングだのの罪を悔いて自殺するなど考えられないわけで。
多分、色々と知っていたんだろうなと。
米国に引き渡されるくらいならここで死んだ方が良いと判断したのだろうなと。
本当に自殺だったとすれば。


6月22日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
人は誰でも一生のうちに一冊の本が書ける、と言ったのは誰だったか。
ちょっと検索してみたが見つからなかったので、もしかすると私が勝手に言っているだけかもしれない。
表紙のタイトルとしてはなかなかの名コピーではないだろうか。

出版社の人の話によると、近頃は高齢者が小説本を出したいから読んで欲しいと作品を持ち込んでくることも少なくないらしい。
仕事は一段落したが人生はこれから、まだまだ元気いっぱいの人たちが、いよいよ文学の世界に身を投じようという気になるのだろう。
ただ自費出版なら歓迎するが、職業作家としてデビューしたいとなると、ちょっと力不足な作品と言わざるを得ない場合も多い。
そもそも漫画家が自作漫画を持ち込むならまだしも、いきなり数百ページの小説を読めと言われても、みんなそんなに暇ではない。
しかし当の本人は大真面目で、年上で、しかもちょっと権威ある人や、知り合いの伝手を頼って来るので、無碍にもできず参ることもあるようだ。
作品に自信のある人は各出版社が行っている公募に出されることをお薦めしたい。
でも、じゃあ俺は直木賞に応募してやるぜとは思わないように。

そういう風潮もあって、小説の書き方教室・セミナーも人を集めている。
こちらも若者だけでなく高齢者も参加する人が多いようだ。
幸いにも小説は漫画や音楽よりも年を経てからデビューする人も多い。
円熟味が発揮される純文学だけでなく、今までの職業を活かした金融・経済をテーマにした小説や、医師や警察関係のミステリを書く人もいるだろう。
ここで先の、人は誰でも一生のうちに一冊の本が書ける、という名言が生きてくる。
人は誰でも、今までの人生を振り返れば、それだけで誰にも真似できない面白い小説を書ける可能性がある。
東大阪の町工場で長年ネジを作ってきた人でも、ヒヨコの雌雄を判別し続けてきた人でも、その人ならではの小説が書ける。
むしろ面白そうとは思えないだろうか。

ちなみに、でも小説の書き方が分からないという人に向けて、私が一番簡単な書き方をお教えしよう。
まず日記を書きます。
私は○○をした。××へ行って、そこで△△と出会った。そして私は??と思った。
毎日の出来事を素直に書き、それを一年間続けよう。
そして最後に、日記に書いた「私」を「架空の登場人物」に検索置換してみよう。
するとあら不思議、そのつまらない日記は、あっと言う間に趣深い小説になりましたとさ。
本当にそうなるのでお試しあれ。

[一日三報]
[北海道新聞] クマ縦断、緊迫の8時間 札幌・東区4人重軽傷 銃弾5発 茂みで駆除

今日のクマ。
結局のところ人間とクマ、お互いに不運だったということになるだろうか。
野生動物が住宅街に出没する要因は、開発によって山林が削られてお互いの生息範囲が近づいたからでもあるが、同時に、それでいて人間が山林を利用しなくなって放置が進んだという逆の面もあるかと。
人間は、おこがましくても自然と地球を管理する責任があると思う。

[CNN インフルエンザ大流行、専門家が危惧 次期シーズンは「史上最悪」の見方も

要約すると、みんなバカですぐにはしゃぎ回ってしまうから、とのこと。
でも観光業や飲食業がこれ以上落ち込むのも困るわけで。
やはりマスク着用はハンカチよろしく外出アイテムとして常態化するのではないだろうか。
でもハンカチも持っていない人も多いよね。

[ITmedia] 髪が伸びるリカちゃん人形発売

今日のホラー。
髪が伸びるというのも恐いが、『伸ばした髪は付属の「マジックスティック」を背中に差し込み、くるくる回すと短くなる』という説明もなかなかホラー。
人間もそうだったらいいのにね。



6月15日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
まだ6月の前半だが、気温は既に夏の装いを見せている昨今。
季節は梅雨の最中だが、この頃あたりは「麦秋(ばくしゅう)」とも称される。
秋と言っても秋ではなく、麦を刈り取る季節なので秋と付くのが面白い。
二毛作だとこのあとすぐに米の田植えが始まるので大忙しだ。

「秋」というのは興味深い言葉で、四季の一つでありながら、それ以外の意味を持って登場する機会も少なくはない。
「秋風(あきかぜ)が吹く」と言えば男女の関係が冷める時に使われ、「秋波(しゅうは)を送る」といえば女性が男性の気を引くために媚びることだが、「誘いかける」というだけの意味で政治家のおじさん同士でも送りあっている。
「一日千秋(いちじつせんしゅう)」といえば非常に長い時間という意味だが、「一日千夏」や「一日千冬」とは言わない。
「危急存亡の秋(とき)」といえば生きるか死ぬかの瀬戸際を意味するが、これはみんな大好き三国志の諸葛亮が大戦の覚悟を語った際の名文句だ。

いずれにせよ秋というのは四季の中でも特別な節目であるという気持ちから生まれた言葉だろう。
つまり狩猟文化ではなく農耕文化に根ざしたものと考えるとなかなか趣深いものが感じられる。

一方、小説などでは、どうしても「秋」感が強くなってしまうので使いにくいようにも思う。
「秋波を送る」のも、「危急存亡の秋」がやってくるのもオータムとは限らないが、読んでみると妙に秋を思い浮かべてしまうだろう。
これは「十分」(充分)が数字の十とは関係ないことや、「上手」(じょうず)が上も手も関係ないことにも通じる話だ。
要は漢字に引っ張られて読者の戸惑いを招いてしまうのだ。

そんな時は、「秋波を送る」はそのまま「誘いかける」とか、明確に「流し目を向ける」とか、「危急存亡の秋」は単純に「絶体絶命のピンチ」などに変換して書いたほうが良い。
「十分」も「満足」(これは身体の足とは捉えられない」にしたり、「上手」も「優秀」にしたりする。
いずれも読者が「すんなり読める」ための工夫だ。

私もまだまだ修行中だが、文章にはそんなテクニックが沢山ある。
もし小説やテキストを読んでいて、そんなことに気づかなかったとしたら、きっとそれはいい文章ということだろう。

[一日三報]
[CNN] 北米の鳥の名前、「人種差別的なルーツ多い」 解消目指す運動進む

基本的に野鳥の観察や研究などは暇な貴族の趣味から始まった場合が多いので、ナチュラルに人種差別を行っていた人も少なくないと思われる。
とはいえ当人が極端な人種差別主義者だったわけではなく、社会全体がそういう仕組みで成り立っていたのだから、今更サイコパスのような扱いを受けるのもどうかと思うわけで。
野鳥の名前から命名者の足跡を思い返して精神的ダメージを受けるというのなら、多分その人はそれ以前に心の病を抱えているんじゃないかと。
そのうち織田信長も日本初の黒人差別主義者と言われるかもしれない。

[Gigazine] 世界中の無関係に見えるウェブサイトが一斉にダウン、一体何が起こったのか?

インターネットやクラウドというと世界を一つにする目には見えない理想郷、あるいはカオスの世界と思われがちだが、実際は割と泥臭いハードウェアと人力に頼っている面もある。
厳しい検閲を行っている中国しかり、軍事政府の一声で国中のネット環境がダウンしたミャンマーしかり。
僕らがそんなに意識しないのは、政府がまだマシに安定しており、国際関係もまだ良好なほうだからだろう。
G7サミットがなぜオンライン会議ではなく、イギリスの外れに各国首脳を集めて会議する必要があるのかということにも通じると思う。
ネット上なんて危なすぎて重要な話し合いなどできないのだろう。

[AFP] クジラにのみ込まれたロブスター漁師、驚きの体験を語る 米

考えてみれば人間が他の動物に丸呑みされる機会なんてそうない。
噛まれる、蹴られる、突かれる、刺されるとはまた違った恐怖ではないだろうか。



6月8日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
『フィニッシュライン 警視庁「五輪」特警本部・足利義松の疾走』いよいよ発売されました。
なお電子書籍版は本日6/8より取り扱い各サイトにて配信予定となっております。
どちらもよろしくお願いいたします。

本を買う時に、紙の書籍が良いか、それとも電子書籍が良いか、と聞かれることがあります。
著者のことを慮って、やはり書店で購入したほうが良いと思ってくれる方も多いようです。

小説の世界ではまだ紙の書籍至上主義的なところもあって、それが利益に繋がる書店はもちろん、出版社でも同様の意識を持っている感があります。
それは本の帯などにある「○万部突破!」や「重版○刷!」にあるように、好評の度合いを伝えやすいところもあるのかもしれません。
「アマゾンランキング1位!」や「○○回ダウンロード!」も同じ意味ですが、そちらはまだ軽んじられているというか、読者にとってもピンと来にくい、作品の購買意欲にも繋がりにくいようです。

あるいは長年付き合い続けてきた、お世話になってきた書店や流通への配慮もあるのでしょう。
うちの出版社は電子書籍だけで売りたい、電子書籍だけに注力したいと言えば、書店からはそっぽを向かれてしまいます。
特に今はずっと出版大不況の時代で、本を売るのも大変厳しくなっています。
そんな中で一冊でも多く棚に陳列してもらうために出版社同士は熾烈な争いを繰り広げています。
なので読者には、お近くの書店でご購入いただくことを期待している人も多いことでしょう。

という現実も知った上で、著者の回答としては、もちろん紙の書籍でも電子書籍でも、どちらでご購読いただいても結構です。
なぜなら著者は一人でも多くの方に読んで欲しいだけだからです。
そのために電子書籍版も提供しているからです。
書店で買おうと思って結局買いそびれるくらいなら、家で電子書籍版を購入して欲しい。
紙の書籍は邪魔になる、持ち歩くのも面倒だと思うなら、スマホでタンタンとタップしてダウンロードして読んで欲しい。
書店の期待や出版社の思惑など、読者にとっては何の関係もありません。
著者は読んで楽しんでもらうために書いて、読者は読んで楽しむために買う。
その大前提に迷いがあってはいけないと私は思います。
それが結果的に書店と出版社の利益にもなる、たとえあなたが書店で紙の書籍を買わなかったとしても、必ずそうなると信じています。

なおこれはあくまで私だけの思いなので、他の著者様がどう考えておられるかは存じ上げません。
でもまあ読む人は深く考えないで、とにかく何でも良いから買って読んでやればいいんですよ。
それ以上の正義はありません。
なので、よろしくお願いいたします。

[一日三報]
[読売新聞] 「泥棒研究のため」マイナスドライバーなどカバンに所持、50歳男逮捕

なかなか正直な人。
あるいはミステリ作家なのだろうか。
それにしてもカバンにマイナスドライバーが入っていることを見破られて逮捕されるとは、一体どういう状況なのか。
容疑よりもそうなった経緯が気になる。

[CNN] 「セミを食べないで」、米FDAが魚介アレルギーの人に呼び掛け

今日のセミフィーバー。
確かにセミはソフトシェルシュリンプっぽい。
でもイナゴに作物をやられて飢餓に陥っているならともかく、今そこでセミを食おうとする人なんて興味本位だろうから放っておけば良いとも思ったり。
そんな人はセミを食わなくても別の何かを食ってやられるよ。

[Gigazine] ビル・ゲイツが1996年に構想した「未来のデジタルウォレット」とは?

今日のゲイツさん。
この天才がここまで構想していながらも、そっち方面ではつまずいたんだから、商売って本当にタイミングが大事なんだろうなと思う。



6月1日(火)
[今日の独言(ひとこと)]
前回までの告知の通り、来週6/5に新刊が刊行されます。
この場を借りて、というか自分の場ですが、再度宣伝させていただきます。

----------------------------------------

【新刊】

『フィニッシュライン 警視庁「五輪」特警本部・足利義松の疾走』

2021年6月5日発売予定
出版社:潮出版社

「東京オリンピックを中止しろ、さもなくば国立競技場を爆破する。」
という犯行声明とともに爆破された札幌時計台。「死の聖火ランナー」の
ごとく徐々に新国立競技場に迫りながら各地の五輪会場で爆発事故が発生。
警視庁捜査一課の足利義松と阿桜藍花は犯人を追い、列島を疾走する!

【予約ページ】

https://www.amazon.co.jp/dp/4267022941

【告知PV】

https://twitter.com/sugi_taka/status/1394489705543000070

----------------------------------------

たとえば一昨年2019年の後半あたり、あなたは飲食店を作ろうと計画していた。

それは洋食店だろうか和食店だろうか、喫茶店かバーだろうか。
場所は東京の繁華街、いつも賑わっている界隈だ。
あなたは料理にも店作りにもセンスはあったが、それでも新店オープンとなると大きな不安を抱えるものだ。
しかし一方で、成功する自信も当然あった。
なぜなら、翌年に東京オリンピックが開催されるからだ。
世界中が注目するスポーツイベントで、国内外を問わず観光客が激増するのは分かりきっている。
恐らく自分の人生で二度とないこの機会を逃す手はない。
だから銀行に金を借りて、翌2020年の春にオープンすることに決めた。

ところが年が明けると状況は一変した。
訳の分からない感染症が大流行して世界中が緊急事態に陥った。
あなたはそれでもまだ、すぐに収まるだろうと楽観視していた。
これまで投資した金額を考えると、そう思わざるを得なかった。
しかし感染症は収まらず、ついにオリンピックまで翌年への延期が決定した。
あなたの店は完成していたがオープンはできなかった。

店は閉めても人生を閉めることはできない。
生き続けているだけで借金という血液は止めどなく流れ続ける。
一体誰が悪いのか、感染症か、政府か、国民か。
自業自得と決めつけられても、一体自分に何ができたか。
そうして翌2021年の6月、延期されたオリンピックの開幕を翌月に控えた今。
驚くべきことに、まだオープンはできず開催までもあやふやなままだった。

きっと多くの人が経験したであろう、今も苦しんでいるであろうこの状況。
まさかそれを、小説家の自分が体験するとは思いもよりませんでした。
せっかく書いた作品を、こんな形で世に出せなくなるとは。
もちろん誰を恨むものでもありません。
国内外の感染状況と緊急事態宣言下の世間を見ていると、自分だけ気の毒と言う気にもなれませんでした。

あれから一年、世の中は未だ予断の許さない状況にあり、くだんの東京オリンピックすら怨嗟の声が向けられています。
しかしお陰さまで、新刊は何とか刊行させていただくことになりました。
これも出版社のご厚意と、応援してくれている読者の皆さまのお陰でございます。
果たしてこんな状況でオリンピック小説など楽しんでもらえるのだろうかという不安もありますが、こんな状況だからこそ何かしら受け取ってもらえるものもあるのではないかと期待しています。
リアルとフィクションが物凄く近いところで混ざり合い、事件という名の化学反応を起こした作品です。
恐らく二度とこのような機会はないでしょう。
ぜひお早めにご購読いただきますようお願いいたします。

[一日三報]
[AFP] ボルヴィック水源、くみ過ぎで枯渇の危機か 仏

「六甲のおいしい水」も気になるところ。
まあ明らかに需要が供給を追い越しているわけで。
少なくとも日本にいて、はるばるフランスから労力とガソリンを費やして送られてきた水を飲むこともないかなと思ったり。

[CNN] 量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究

お酒がそれほど得意ではない私にとっては自明のことだったが、お酒が得意な人は日々こんな記事に一喜一憂するものかもしれない。
「コーヒーは健康に良い・悪い」論争にも似ている気がする。
酒は百薬の長と言うけれど、下戸が早死にした例はなく。
嗜好品の毒を気にする人は水だけを飲んでいればいい。
水も案外、飲み過ぎ注意ではありますが。

[INTERNET Watch] 「Windows 10の名前、ずっとそのままでいいの?」海外メディアの読者投票、その結果は

まだそのままでいい気もするが、そろそろ検討してもいいかもしれない。
でも「Windows」だけではあまりに窓窓しいのではないかと。
個人的には「マイクロソフト・ディスク・オペレーションシステム」の略で、「MS-DOS」というのは格好いいんじゃないかと提案したい。