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2月29日(水)
![]() ![]() 先週末は新潟の赤倉へスノーボードに出かけました。 雪は降っていましたが気温はそう低くもなく、結果、超濃霧となっていました。 写真はまだマシな方で、それまでは一寸先も白。 農家のおばちゃんが血の涙を流しながら襲いかかってきても不思議ではない風景でした。 今シーズンのスノボは多分これでおしまい。 無事に骨も折らずに済みましたが、新雪のような原稿を大量に溜め込んでいます。 スイスイ進めたいな。 [一日一報]
[京都新聞] 「坊っちゃん」型はセロトニン不足? 京大准教授ら発見
今ごろになってセロトニン不足を指摘される坊ちゃん。 親譲りの無鉄砲で子どもの頃から損ばかりしている、のもそのせいかもしれません。 頭がいい人悪い人、前向きな人後ろ向きな人、努力する人しない人。 結局人生の損得って、その人の脳内物質のサジ加減で変わって来るんじゃないかと最近は思い始めています。 とはいえ、セロトニン不足で損ばかりしている坊ちゃんがダメかというとそうでもない。 認めてくれる仲間がいて、応援してくれる生徒がいて、楽しんでくれる読者がいる。 実は社会やコミュニケーションって、無意識の内に足りないセロトニンを補い合うシステムなんじゃないかとも思い、ちょっとワクワクしました。 2月28日(火)
[一日一報]
[産経新聞] フランス軍が「ガンダム」開発? “モビルスーツ”で100sを20q
まさに「ワクワクしながら記事を開いた俺に謝れ」的な内容。 これはこれで凄そうなマシーンではありますが、間違ってもガンダムではありません。 元記事にも「ガンダム」や「モビルスーツ」なんて言葉は一切出ていないので、恐らく産経新聞が勝手に分かりやすいと思って適当に書き加えたのだと思います。 フランス軍は悪くないです。 と、ここまで書くと「ガンダムが何かも分からない奴が勝手に名付けやがって」という話になりますが、そうではない印象も窺えます。 それが「モビルスーツで100kgを20km」という「サブタイトル」です。 「ガンダム」のようなロボットを同作品では「モビルスーツ」と呼ばれますが、そもそも「モビルスーツ」は「ガンダム」とは別の物が想定されていました。 「ガンダム」の企画段階において、「モビルスーツ」とは「軍が開発した強化装甲服」、つまり「機械仕掛けの軍隊服」だったのです。 人類が宇宙で戦う時代において開発された「戦闘用宇宙服」なのです。 ただし、それではストーリーが地味になり子供受けも悪いだろうという話となったので、ガンダムというロボットが登場し、モビルスーツというカテゴリに含められたのです。 まとめると、「100kgの荷物を持って20kmも歩ける」ようなスーツは、まさしく「モビルスーツ」の原形でもあり、つまりはこの記事のタイトルに使用しても全く問題はないという話です。 編集者はガンダムを知らないどころか、その制作背景のやり取りまで知っているマニアであり、それ故に暴走して「これはガンダムだ」と誤解されやすいタイトルを付けてしまったのです。 私はそんな風に見ていますが、どうでしょうか。 どうでもいいけどね。 [本日の独言(ひとこと)]
意図していなかったタイミングで2冊刊行されましたが、今後はまたしばらく執筆活動に戻ります。農業や企業ではきちんと管理をしてコンスタントに生産・製造を行うものですが、作家業は私自身が怠慢なせいかなかなか安定生産できないのが辛いところです。筆耕と言いますが、むしろ釣りや狩りに似ているような気がします。いい獲物(ネタ)が捕れたらまたお披露目します。
2月27日(月)
![]() 見本が届いたのでどうやら無事に発刊されたようです。 という訳で、初の漫画本。 むかし漫画家になりたかった私としては、色々と感慨深い物があります。 小説ベースからよくぞここまで描き出せるものだと感心させられます。 グロイっす、でも読んでね。 [一日一報]
[産経新聞] アマゾン、鯨肉の通販停止 動物愛護団体の非難影響か
そもそもあれだけ揉めている鯨肉を米国発のアマゾンで売る方もどうかと思いますが、最大手のネット通販ショップなだけに停止されると業界の被害も大きそうです。 でも、例えば日本のアマゾンで猫の肉や猿の頭が売られていたら目にするのも嫌がる人も多いだろうから、結局は食文化の違いとして受け入れておくしかないんじゃないでしょうか。 国内限定、地域限定のプレミア感を持たせて売れば面白くなると思いますが、それもあまり熱心じゃない。 動物愛護団体とか、何とかシェパードとかの主張はよく聞こえるけど、結局、鯨業界の方は何がしたいのかよく分からない風にも見えています。 やるのか、やらないのか。 このままじゃ本当に押し切られてなくなっちゃうかもね。 2月24日(金)
そういえば発売日じゃなかったかと思って調べてみたら、どうやらまだ出回っていない雰囲気。
[bk1] THE QUIZ また遅れちゃっているのかどうかはよく分かりません。 確定すれば改めてお伝えしたいと思いますが、もし見かけられましたらぜひご購入くださいませ。 表紙は本編でも大活躍したフジコーさんです。 「バジリスク」の優奈ちゃんといい、私の作品は主人公よりもサブキャラクターの方が頑張ります。 [一日一報]
[朝日新聞] 「献血と同じ」「残酷」…クマの胆汁採取、中国で論争
漢方薬を作る目的で、熊の胆汁を抜き取る業者があるとのこと。 それだけ聞くと酷い話だと思いましたが、記事を読むと割と機能的で業者然としていました。 熊も牧場で飼育しているというから、牛や豚や鶏とも変わらず、牙を取るためにゾウを乱獲するのとは訳が違います。 残酷かどうかと言えば、乳牛だって大量に効率良く牛乳を搾るために品種改良されていますし、豚も猪を食べやすくしたものですし、フォアグラの製造工程もなかなかキツイものがあります。 結局、それらと熊との差は、「見慣れていない」ということだけなのかもしれません。 クジラを食べたことのない人が、人種差別を物ともせずに捕鯨を反対するようにね。 じゃあお前ら頑張ってタコも守れよと。 一番の問題点は、それで本当に熊の胆汁に効き目はあるのか、ということかも。 2月23日(木)
使用しているデルのプリンタのインクが切れたので注文しました。
デルのプリンタは一般のお店には出回っておらず、デルのみでの販売となっています。 そもそもプリンタ自体がパソコンとのセットで購入した物でして、まあこれも「安物買いの銭失い」だなと思いながらも仕方なくオンライン注文しました。 ネット購入だと自宅に届くので、便利と言えば便利です。 で、数日で届いたインクをプリンタにセットしましたが、反応しませんでした。 「正しいカートリッジを取り付けて下さい」というエラーメッセージが表示されました。 正しいも何も、これまでと型番も仕様も変わらないインクでした。 しばらく付けたり外したりを繰り返していましたが、結局どうにもならずサポートセンターに電話。 平謝りの上、すぐに代替品を送ってもらうことになりました。 すぐと言っても翌日、翌々日にはなるので、それまでプリンタは古いかすれインクで対応しています。 昨日の自転車泥棒のことといい、この頃どうもついていません。 こういう時はさらに良くないことが起こりがちなので慎重に過ごしたいと思います。 あと悪く考えすぎないようにもしたいと思います。 明日は夜からまたスノボに行きます。 骨に気を付けます。 [一日一報]
[読売新聞] 首相動画、見てもらえません…閲覧たった300
ちなみに動画はこちら。 現在も再生数はたったの302回ですが、恐らくこれはYouTube側のカウントエラー(集中すると止まる)なので、実際にはもっと増えていると思います。 とはいえ、私も誰もこんな動画があることも知りませんでした。 これは好き嫌いや興味のあるなしではなく、単に宣伝不足だと思います。 劇場型政治やパフォーマンス政治と言われていますが、あれも揶揄されているだけで、基本的にはアピールが素人くさくて弱いです。 なるほどこれが「外交ベタ」かと感じています。 せめてYahoo!に動画リンクの広告でも掲載すればいいのにね。 あと動画のコメントを許可すればもっと面白い展開になりそうです。 荒れるだろうなあ。 2月22日(水)
昨日、仕事先からの帰り道で、警察官に呼び止められました。
自転車泥棒の嫌疑をかけられたのです。 警察官の話によると、私が自転車を走らせる最中、ちらりと警察官の方を見た後に全速力で走り去るように見えたとのことでした。 私の方はそもそも警察官がいたことにも気付いておらず、安全確認のために振り返ったかもしれない程度、全速力は寒くて早く帰宅したかったからです。 「いやあ、ご主人の顔を見たら、(自転車泥棒とは)違うなってすぐ分かったんですけどね」 誰がご主人か、お前はメイドさんかと。 車体番号を確認された後、無事に嫌疑が晴れました。 警察官はすみませんすみませんと謝られましたが、まあ防犯パトロールゆえのこともあるので、いえいえご苦労様ですと返すに留めておきました。 普段から死んだ魚のような目をした挙動不審者だと自覚していましたが、どうやら傍目にもそうだったようです。 それにしても自転車泥棒扱いとは情けない。 8億円のダイヤを鮮やかに消した窃盗犯とか、正義を胸に永田町の暗部を照らす告発者ならカッコイイのに、こそ泥程度にしか見られないようです。 そしてやたらと低姿勢の警察官にも少し疑問。 ヘイ! フリーズ! ホールド・アップ! と叫ばれて地面に叩き付けられるのも困りますが、もうちょっと威圧感というか恐さがないと舐められるんじゃないかなと感じました。 対応中も、ここでいきなり逃げ出したらどうなるかなと邪念を抱いてしまいました。 あと、自転車の登録シールさえ偽造すればチャリパクリ放題じゃねとも思ったり。 多分、そんなことばかり考えているから不審者に見えたのでしょう。 [一日一報]
[産経新聞] ベイダー卿も仰天! 宇宙要塞「デス・スター」建設費用が判明
空想科学なんちゃら的な記事。 現代の科学力では莫大な費用と資源が必要となりますが、不可能ではないらしい。 でもそもそもスター・ウォーズの世界に「地球」って存在していましたっけ? 価値観が全然違うなら、結局適切な試算とも言えないかなと思いました。 もしかしたらあの登場人物って、僕らより100万倍も小さいミクロな戦いかも知れませんよ。 ダース・ベイダーと暗黒卿が膝を交えて、費用をどこから摘むかと話しあう姿もあまり見たくないです。 2月21日(火)
[一日一報]
[AFP] 世界初の「人工肉」バーガー、今秋に製造開始 オランダ科学者
素人目からすれば割と何とかなりそうな気がしていましたが、やっぱり難しい研究のようです。 どこかのSF物で「今日はフンパツしてお肉。人工じゃなくて天然よ」なんてシーンがあったかと思いますが、やがてはそんな時代もやって来ることでしょう。 中国とインドの人たちがみんな豊かになると、食糧難も一気に進むかと思います。 期待される人工肉・人工野菜が増えるか、錠剤と水だけで過ごす未来っぽい時代がやって来るか、かねてより言われている「昆虫食」が台頭してくるか。 でも虫を増やした方が手っ取り早い気もします。 [本日の独言(ひとこと)]
近頃はインターネットと連動したキャンペーンというものもよく見かけるようになりました。動画配信サイトYouTubeと連動して、自作の歌やダンスや面白い映像を投稿し、優秀作品には賞金や賞品などが進呈されるというものです。一昔前にデジタルカメラが普及した頃には、同じように撮影した写真作品を募るというキャンペーンもよくありました。かつては技術の上でも設備の上でもプロでなければできなかった動画撮影、編集、アップロードから公開までが、アマチュア、さらには流行物好きの若者にも気軽にできるようになった結果だと感じています。
一方、こういったキャンペーンで近頃は、学校からの投稿も多いという話を聞いています。いわゆるデジタル系、マルチメディア系の学校で、課題としてキャンペーンに応募しなさいということがあります。生徒からすれば話題のテーマで映像が作れる上に、キャンペーンを通じて発表でき、受賞すれば目立つばかりか賞金や賞品まで得られます。一方先生からすれば生徒の興味を惹きやすく、審査する必要もなく、曲がりなりとも受賞して貰えれば学校としても箔が付きます。そして、キャンペーンの応募事務局には何百点もの半組織的なアマチュア作品が集まることとなり、結果としてレベルが上がり、閲覧者にも好評のキャンペーンとして終えることができます。 全員にとってお得なキャンペーンではありますが、ある意味で被害者がいるとすれば、実際に商品を購入する消費者かもしれません。昨今よく耳にするステルス・マーケティングはまた別の物ではありますが、見た目以上に実は流行っていない。盛り上がっているのは特殊な環境にある一部の者たちだけだったということもあるかと思います。 「サラリーマン川柳」や「○○への手紙」のような文章を募集するキャンペーンもありますが、あれも受賞作は本当に素人だったのかどうか気になります。書き物好きの方は挑戦して実力を試してみてはいかがでしょうか。 2月20日(月)
![]() 新刊の見本が届きました。 毎度ながらこの瞬間こそ一番感慨深い物があります。 素敵な表紙を描いて頂き、書籍としてきちんと体裁を整えて頂ける。 名実ともに、電子書籍にはない重みが感じられます。 後は、皆さんに呼んで頂ければ幸いです。 2月25日頃発売。 ご予約、お求めは全国書店または ネットショップにて。 よろしくお願いいたします。 [一日一報]
[朝日新聞] 京町家を「トキワ荘」に プロ漫画家育成、市が計画
トキワ荘って、既にデビューした当時の若手漫画家たちが、生活の利便性と作業効率のアップを目的に集まったものであって、「漫画家の卵」を寄せ集めるのとは全然意味が違うと思うのだが、どうか。 京都精華大にせよ京都造形芸術大にせよ、卒業後プロになった人も多数いると思うのだが、「著名なプロ」の基準がドラゴンボールとかワンピースとかの作者レベル、つまり「漫画のことを何も知らない俺様でも聞いたことのある名前」というものだったら、多分どうやっても大量生産できるものじゃないと思うのだが、どうか。 むしろやればいいと思うのは、既にデビューし連載を持っている若手漫画家に金銭的な支援をする方が余程効果的ではないかなと思います。 みんな生活が大変だからね。 いずれにしても、京都の町家に男女8人押し込んだってロクなことにならないでしょうし、そもそも市が計画することでもない。 なにより、「トキワ荘」という発想自体が既に終わっていると感じました。 2月17日(金)
サラリーマン川柳の上位に入る人って、絶対普通のサラリーマンじゃないと思うのだが、どうか。
職業別に分類すればさらに味わい深くなりそうだけど、非サラリーマンや広告業界の関係者が多くて明かせないのかもしれません。 「典型的なサラリーマン」が消えつつある現代、フリーター川柳やニート川柳が盛り上がってもいいなと思いました。 悠久に 有給などない 自営業。 [一日一報]
[日経新聞] 食後すぐの歯磨きはNG 虫歯予防の新常識
心臓と脳の次くらいに働き者なのは口内かも。 体がどれだけ怠けていても、ここだけは毎日刺激を受けて運動を繰り返しています。 食後すぐの歯磨きはダメなんて今さら言うなという気分ですが、あくまで公式発表ではなく一先生のお話。 でもその内、小学校での教え方も変わるかもしれません。 ちなみに、昨日書いたトマトジュースも記事によると歯のエナメル質を溶かす側の物質。 ダイエットか、歯の健康か、究極の選択に迫られています。 ではなくて、本質としては「ちゃんと歯を磨こう」って言いたいだけだと思います。 えー、食後すぐの歯磨きってダメなの!? って、お前ら普段から磨いてないじゃんって話です。 2月16日(木)
なんでも最近はトマトが流行っているそうで。
テレビなどでトマトの成分に脂肪燃焼の効果があるという論文が報道されたお陰で、世間の店からトマトやトマトジュースが品切れ状態になっているそうです。 ところが当の論文はというと、マウスを使った実験で効果が確認されたというものに過ぎず、「人間の場合、毎食コップ1杯(約200ミリリットル)のトマトジュースを飲むことで同様の効果が得られる」というのも、あくまで推測以前の談話程度のものだったりします。 もちろんこの研究や論文が悪い訳でもなければ、トマトを大量に食べることも悪い訳ではありません。 トマトをたくさん食べれば他の物が食べられなくなるので、そりゃ痩せるってもんでしょう。 結果、研究とは全く違う観点から「トマトはダイエットに効果あり!」という疑似科学がまかり通るようになるのだろうと思います。 アフリカの貧しくて学校もない地域で「処女と性行為することでエイズが治る」という迷信がはびこっているのと同じようなものです。 「ホラー小説がダイエットに効果あり!」とか、ならないかしらね。 [一日一報]
[産経新聞] マイナンバー 課税適正化へ早期成立を
昔の人が考えていた未来像のひとつに、「名前ではなく番号で呼ばれる」というものがあります。 まあ今でも僕らはかなり番号付けされていますが、そろそろ本当にそんな時代がやってくるのかもしれません。 ワケ分かんない名前を付けられるくらいなら、みんなワケ分かんない番号で呼び合うのも楽しいかも。 自動車のナンバープレートみたいに、ヤクザさんとかは凄く「いい番号」を持っていたりするの。 とはいえ、このマイナンバー制度にはやっぱり嫌悪感を覚えてしまいます。 色んな効率化を訴えていますが、もうなんか、まともに管理してくれるとは思えないんですよね。 2月15日(水)
近所のスーパーマーケットが潰れて、コンビニに変わりました。
スーパーの敷地にコンビニが建ちましたので、必然的に店舗が小さくなり駐車場が広くなりました。 それにしてもコンビニって、どうしてあのサイズなんでしょうね。 たまに例外もあったかと思いますが、大体基本サイズと、ビル内などの小サイズに分かれている程度で、いくら敷地があっても店舗の拡大などせずに駐車場にしてしまいます。 流通の効率化や回転数の良さやら、何か理由があるのでしょうね。 2倍に広げたら2倍儲かるんじゃないの、という私の発想は多分間違っていると思います。 新しいコンビニはさすがに新しいだけあって店内も綺麗でした。 おまけに驚いたことに、陳列されている商品が全てきちんとパッケージの正面を向いていました。 これはなかなか、ありそうでない光景です。 冷蔵庫の中のペットボトルまでちゃんとラベルが前を向いているので、まるで広告やテレビ番組の撮影風景のような雰囲気。 店長、あるいはオープニングスタッフのなみなみならぬこだわりが感じられました。 でもこういうのって、バイト君が入れ替わったら途端にグダグダになりますね。 [一日一報]
[ロイター] 世界の幸せ増加、国別ではインドネシアがトップ=調査
何が幸せなのかは人それぞれ。 屋根があるだけでも幸福に感じる人もいれば、ケータイが通話圏外なだけでイラつく人もいます。 自殺大国で幸せを感じることは難しいですが、だからといって私がインドネシアに行っても絶対に幸せにはなれないと思います。 しかしこの調査が無駄というわけではなく、幸福な国の社会情勢や国民の価値観から真の幸せを見出して、それを完全にトレースできればどの国も幸せになれるのかもしれません。 まあ不可能だし、誰もやりたがらないでしょうけど。 2月14日(火)
[一日一報]
[CNN] 日本に高齢者の「ゲーマー」たち出現、老齢化社会の到来で
身内の話をすると、母親は最近ニンテンドーDSにはまっているようです。 暇を見つけては小さな画面に向かってピコピコピコピコ。 脳トレ系やパズルゲームが好きらしく、それっぽいソフトを多数所持。 あげくには「ゲームって面白いよ」などと言う始末。 これが20数年前に「ゲームばっかりして!」と私を叱っていた人かと思うと、それも時代かなと感じています。 日長一日、暇を持て余したり、ギャンブルだの宗教だの通信販売だのにのめり込んだりされるのに比べれば、ゲームに夢中になって頂いた方が平和なものかもしれません。 高齢者にも優しい設備の明るいゲームセンターが増えればいいですね。 ただしゲームの難易度は高めで。 オジイオバアの癖に、年寄り扱いされるのが嫌いなお年頃です。 メンド臭ぇな。 [本日の独言(ひとこと)]
(新刊についてのおわびと訂正)
前回、新刊案内をした「THE QUIZ」(コミックス版)につきまして、下記の通り発売日が延期となりました。 (誤)2012/2/15発売 ↓ (正)2012/2/24頃発売 ※発売日は配本状況により多少前後します。 お詫び申し上げますとともに、訂正させていただきます。 もうちょっと待っててね。 ---------------------------------------- 先日、聞いた面白い話をご紹介します。 ある40代男性と20代女性との会話の中で「ITとは何の略か?」という話になりました。40代男性は考えることもなく"Information Technology"(情報技術)の略だと答えました。一方20代女性は"いたれり つくせり"の略だと答えました。インターネットやモバイル機器の発展によってもたらされた物はIT、いたれりつくせりのサービスだということです。 私は仕事上、あるいは性格上、理屈っぽく考えてしまいがちなので、ITについてもその技術やシステムにばかりに目が向いてしまいます。しかしこの20代女性に代表されるような「真のエンドユーザー」にしてみれば、そういった内部の事情などおかまいなしに、結果自分たちに何がもたらされるかに興味を持っているのです。この差は非常に大きいものであり、技術者が引っかかりやすい落とし穴となり、ヒット商品を生み出すきっかけとなるのではないかと感じました。 本当のIT革命というのは機械の進化ではなく、それを使いこなす思考の変化です。IT化によって便利な道具が増えましたが、それに合わせて思考も効率良く処理できるようになった気がします。かつての自動車革命やテレビ革命でも同じような思考の変化があったことでしょう。100キロを超える速度の体感、画面の中にも現実があるという実感。そしてIT。肉体の進化には長大な時間と世代交代が必要となりますが、思考の進化は一世代中であっても日々進んでいるものなのです。 それなのに、なぜか僕らはいつも時間に追われています。 2月13日(月)
ツイッターをダラダラと見ていると、「TLを汚して失礼しました」というツイートを見かけて、ちょっと驚きました。
ツイッターというのは、自分がフォローした相手のツイートがTL(タイムライン:時系列)に沿って流れていきます。 だから一人のフォロワーが「うんこなう」「うんこなう」とツイートし続けていると、みんなのTLがうんこだらけになってしまうのです。 うんこは明らかにうんこですが、例えば愚痴とか自作ポエムをツイートし続けてもそうなります。 それで冒頭の方はつい愚痴を連ねてしまったので、フォロワーのみんなに「TLを汚して失礼しました」と謝られたようです。 それで、私としては「そんなことを気にするものなのか!?」と驚かされた次第です。 ツイッターなんてそもそも一人言の場ですし、嫌ならフォロワーを解除すればいいだけですし、解除までしなくても見ないで済む方法もあります。 だからみんな適当に使って楽しんでいるものだと思っていましたが、中にはかなり重要なコミュニケーションツールと思っておられる方も多いようです。 特に10代の方にはその傾向が高いようです。 恐らくツイッターのフォロワー=リアル友達という場合が多いからでしょう。 あんまりツイートしすぎるとリアルで嫌われる不安もあるのだろうと思いました。 私も今ではツイッター上だろうがリアル友達だろうが「うんこなう」と呟いても一向に平気ですが、10代だったらそうはいかなかったかもしれません。 ただ幸運にもその頃にはネットもツイッターもなかった。 だからそんな感覚も一切なかったのです。 まあ、そういうことなんだろうなと思います。 気を遣うくらいならやめちゃえよ。 誰もそんなにお前のことなんて気にしちゃいないさ。 でも、そうもいかなかったりするよね、友達付き合いもあるし。 ああウザイウザイ。 [一日一報]
[ロイター] フェイスブック原因で恨みか、米テネシー州で夫婦殺害
ネットでのいざこざが発展した記事。 こういうことが起きると、ネットコミュニケーションって良くも悪くも文化となってしまったんだなと感じます。 昔、集合団地で隣同士のトラブルや殺人事件が話題となりましたが、そういうものです。 私ですらそんな傍観者的な感覚ですから、多分もっと上の偉い方々には分かりもしない心配でしょう。 だからその内、この国でも多発すると思います。 2月10日(金)
アップルの「iBooks Author」が気になっています。
詳しくはリンク先参照ですが、要はユーザーが手軽に「動画付き電子書籍」を発行できるというもののようです。 昔想像されていた近未来、本を開くと絵が動く図鑑。 それはインターネットとWEBブラウジングである程度実現しましたが、より先鋭化させて、さらに想像していた物に近付けることができるようです。 そう、iPadならね。(半笑い) 単に本を書く、絵を描く、映像を編集する以上の、新しいコンテンツの誕生すら予感させます。 しかもどうやらHTMLも挿入できスクリプトも組み込めるとの噂もあり、つまりはゲームを作成してページ内に組み込むこともできそうです。 そして、それを電子書籍として販売できるメリット。 なかなか興味深い話ではないでしょうか。 いわゆる「同人誌」の形態とクオリティにも変革をもたらすかもしれませんよ。 そう、iPadならね。(半笑い) [一日一報]
[産経新聞] 世界の大陸、北極に集結 数億年後、プレート移動で
アメイジアというかアメージングな話。 「ある超大陸の中心と地球の核とを結ぶ線は、そのひとつ前の超大陸の中心と地球の核とを結ぶ線と90度の角度を成す」って、真実なら結構すごい発見のようにも思えます。 で、結果よりによって北極に集結。 もうちょっとあったかい所の方がいいのにね。 ちなみに現在北極の上空には世界最大のオゾンホールがあります。 数億年後にどうなっているのかは知りませんが。 2月9日(木)
近頃はちょこちょことアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を観続けています。
何年か前に放映された5作目。 萌え萌えな猫娘と、蘭ねーちゃんとか言いそうな鬼太郎が活躍する話です。 目玉親父の声の人は亡くなられましたね。 このアニメが放映する前、原作者の水木しげる先生が、「またアニメになるんですね。鬼太郎にはよく稼がせて貰っています」というようなことを語っておられたのが印象的でした。 「ルパン三世」とかもそうだけど、1キャラクターの強みって凄いなと感じています。 ところで、アニメのゲゲゲの鬼太郎。 敵妖怪が登場する際の演出が、その頃のゲーム「大神」に酷似しています。 バサッと絵巻のような物がカットインする奴ね。 調べてみたら鬼太郎の公開が2007年4月1日から、大神の発売が2006年の4月20日。 同じ妖怪物だけに、無意識だったとは思えない。 粋な演出だからいいと思うけど、当時は話題になったりしたのかしらね。 [一日一報]
[AFP] 超高カロリー料理で人気の料理研究家、糖尿病隠して批判集中
2月9日は「肉の日」ということで、高カロリーなニュース。 やらせだステマだ扇動だと、日本でも近頃よく騒がれているテレビ関係。 さすがアメリカは一歩先を進み、さらにえげつなくなっています。 騙した方が悪い、騙された方が悪い、公共性に反している、嫌なら見るな。 色んな意見がありますが、私としてはこの人だけが悪い訳でもないと見ています。 だって好きこのんで糖尿病になりたい人なんていませんし、治療薬を宣伝するために病気になる人なんていません。 きっとこの人は本当に高カロリー料理が好きでやめられなかったんだと思います。 おまけに自身の料理がテレビで受けてギャラをもらえるのだから、さらにやめられない。 結果糖尿病になったけど、知名度があるので製薬会社からオファーがあって、やっぱりギャラをもらえるのだからやめられない。 そんなところじゃないかなと思います。 彼の地では肥満は国民病となっているようですが、こんな社会情勢も背景にあるんじゃないかなと思いました。 2月8日(水)
![]() 先週末の高鷲スノーパーク。 やっぱりケータイカメラは引き絵がショボイです。 スノボは足蹴に通っているだけに、ようやく少しは上達の兆しを見せています。 そろそろ調子に乗って骨を折るころです。 「ツララで人を刺し殺せば、その後部屋の熱で溶けて証拠が隠滅が図れる」 定番を超えてもはや伝統芸能の域にも達しているこのトリックですが、元ネタって何でしょうね。 みんな知っているのに、原点は聞いたことないです。 [一日一報]
[読売新聞] いない息子名乗る電話…だまされたふりして通報
63歳ならまだこういう対応も可能っぽい。 しかし自宅に呼びつけるのはちょっと恐いね。 警察もそうするしかなかったのかしら。 オレオレ詐欺で恐いのは、騙されることではなくて、歳を取ったらその程度の詐欺にも引っかかるのかという不安ですね。 高齢化社会にともない、これからも手を変え品を変えて増えていくことでしょう。 取られるお金も最初から持っていなければ安心です。 だから俺に。 いいから俺に。 2月7日(火)
ゆっくり心を整えて、しっかり体を腐らせる。
[一日五報]
[毎日新聞] 自殺対策強化月間:「GKB47」のキャッチフレーズ撤回
もうなんかすごいよね。 そもそも誰も期待していない標語ですら批判を受ける始末。 関心を高めるための逆アピールだったのかもしれません。 [ロイター] 台湾の50歳男性が「キティちゃんカット」、父親励ますために え、キティちゃんの髪型? と思ったら予想外の姿に。 まあ親父さんが元気になるなら、これも親孝行かと。 あとスポンサー広告カットで稼ぐのも面白いかも。 [CNN] 巨大ヨコエビ類発見、体長28センチと通常の十倍 NZ沖 想像に反するグロさ。 まあエビなんて、ほとんどアレみたいなもんですからね。 GKB47。 [毎日新聞] 飲酒運転撲滅ダァー!! 猪木さんが福岡市長に闘魂注入 「酒を飲んだら運転するな。バカヤロー!」と一喝してビンタ。 まるで市長が犯罪者のようです。 [朝日新聞] 桟熊獅さん死去 元佐世保市長 本日の難読お名前。 答えはリンク先にて。 2月6日(月)
[一日一報]
[読売新聞] 夜行性なのに…展示時間制限に「猫カフェ」困惑
「夜は犬猫を休ませるべき」という主張もおかしいが、「夜行性なのに」という反論もおかしい。 結局エゴ同士がぶつかりあって、対象となっている猫に関しては、それこそ犬猫程度にしか扱っていないように思えました。 もっとちゃんと話し合えばいいのにね。 もちろん猫カフェの中で、猫を見ながら意見交換すればいいのにねと思いました。 あと記事で最後の人が述べている「規制がなくても動物虐待に近い店は自然淘汰されるだろう」という意見は、絶対に間違っています。 猫に対する捉え方は人それぞれ。 この世の中にそんな自浄作用なんてありません。 [本日の独言(ひとこと)]
お待たせしました。新刊案内です。
「バジリスク 寄生生物」 著:椙本孝思 / 角川書店刊 2012/2/25発売予定 価格700円 (あらすじ) 女子高生・優奈は、ある日帰宅する途中、ミステリアスな生物教師・伊賀野に呼び止められた。優奈は伊賀野に屈辱的な身体検査を受けるが、その真意とは!?恐怖のバグズホラー。 以前 「カドカワキャラクターズ ノベルアクト」に掲載された短編小説「バジリスク 生物教師」に加えて、新たに4話を書き下ろした作品です。エロ、グロ、ミステリ、そして虫。目には見えない無意識の恐怖を描いた作品です。 詳しくは角川書店のサイトにて。 よろしくお願いいたします。 <追伸> メールマガジンにてコミックス版「THE QUIZ」の刊行をお伝えしましたが、制作上の都合により刊行が延期されました。正確な情報が伝わり次第、また改めて告知させていただきます。ちょっと待っててね。 2月3日(金)
![]() 前にどこかで書いたかもしれませんが、私は「尖」という漢字が好きです。 訓読みで「とが(る)」、音読みで「尖端」の「せん」。 なぜ好きかというと、尖っているからです。 「小」の真ん中の線の頂点、「大」の下左右を結ぶと尖った三角形ができます。 尖っています。 さらに「小」と「大」を分解すると、小の下に大があり、先端が尖っていることを伝えています。 この漢字を知っている人なら「尖」ると読みます。 常用漢字しか知らない人でも、小の下に大があるなら「尖」っていると分かります。 漢字そのものを知らない人でも、何となく上が「尖」っている風に見えます。 ゆえに私は、これを漢字の究極形だと思っています。 常用漢字で言うと、かつて「先端」は「尖端」と書くことが普通でした。 しかし「尖」の字が常用漢字でなくなったので、「先端」と書かれることが多くなりました。 「先端」と「尖端」では意味がまったく違います。 バットの先なら「先端」で構いませんが、キリの先なら「尖った先端」という言い換えが必要になります。 それがとても煩わしいのです。 ![]() もうひとつ好きな漢字に「孕」があります。 母が子を孕む、あるいは大なるものが小なるものを孕んでいる。 字形を見ると、両腕を伸ばした人型の文字が大きな袋のような文字を被っています。 すなわち、孕んでいます。 また「乃」の字は「の」と読み、分解すれば「〜の子」という意味になります。 さらに「乃」の字は「なんじ」(汝と同じ)とも読み、やはり「なんじの子」という意味になります。 ゆえに私は、これも漢字の究極形だと思っています。 ちなみに、私の名前にも使われている「孝」の字は、分解すれば「土ノ子」と読めます。 ツイッターのキャラクターがツチノコなのもそんな理由です。 これは特に究極形とも思いません。 おわり。 [一日一報]
[AFP] プラド美術館のモナリザの模写、最も初期の作品と判明
単なる複製画ではなく、何か大きなミステリが隠されているような雰囲気。 これでまた一本映画でもできそうな話です。 それにしても随分と色鮮やかなモナリザさん。 もしこれが、当時ダ・ヴィンチが描いた色彩とまったく同じ物であったとしたら、私たちは相当色褪せた絵を有り難がって眺めているのかもしれません。 ダ・ヴィンチ的にも、どうせならちゃんと色を塗り直してくれよと思っているのかも。 ミレーの「落ち穂拾い」なんかも、あの黄褐色のせいで物悲しく見えますが、実際は結構ハッピーなつもりで描いたのかもしれませんな。 2月1日(水)
ゆえあって、MSオフィス互換ソフトをインストールしました。
MSオフィス互換ソフトというのは、マイクロソフトのオフィスシリーズによく似た、というかパクったソフトのことです。 有名どころでは「KINGSOFT」「OpenOficce」「ThinkFree Office」「EIOffice」などがあります。 また最近ではGoogleからもウェブブラウザ上で動作する互換ソフト「Googleドキュメント」を提供しています。 その中でも今回選んだのはKINGSOFTの互換ソフト。 ニセワード、ニセエクセル、ニセパワーポイントのセットで5,980円でした。 無料提供が多い中、なぜこれを選んだかというと、わたし用ではなくパソコンに慣れ始めた人が使うために代理で購入したからです。 だからできる限り、MSオフィスシリーズに似た物でないと扱えないのです。 加えて、KINGSOFT版はメニュー表示に「リボン」を採用しています。 何かと悪名高いインタフェースですが、それで使い慣れている人はそっちの方が良いようです。 というわけでKINGSOFT版オフィス。 初めて触ってみましたが、細かい部分を除いてはほぼMSオフィスにそっくりでした。 丸々パクってやがるというよりは、よくここまで解析したなと感心させられました。 ただ、やはり動作は少し重く、操作にも少し違和感を抱かせられます。 それとやはり、データの深層部分まではどこまで整合できているか分かりませんので、両オフィスソフト間で複雑な作業をやり取りするにはちょっと心配になるかもしれません。 でもそこまでヘビーに使用する気がなければ、なんというかもうこれで充分のような気がしました。 ほぼ同機能のMSオフィスが大体25,000円と4倍ほどの価格がすることを思うと、まあ互換ソフトに走る人たちが多いのも仕方がないかもしれません。 MSオフィスが高いから悪いとは言いませんが、そろそろ何か対策を講じないと独占的なシェアも切り崩されかねないと思います。 訴えるとか価格を釣り上げるとかじゃなくて、なんかほらあるじゃん。 分かんないけどさ。 [一日一報]
[読売新聞] 未払いNHK受信料、5年分9万円支払い命令
個人的によく分からない仕組みのひとつ。 NHKが受信できるテレビやケータイ、パソコンを所持している世帯はもれなく契約対象となりますが、その契約方法は訪問のみという現状。 どうせならテレビ購入時に契約させればいいのに、それもなく、当然電器店が購入者情報を横流ししている訳でもないので、NHK側には調べる術もありません。 結果、一軒一軒訪問しては受信装置の有無を口頭で確認し、対象ならば契約させるという非効率かつ正直者が損をするシステムが続いています。 今回の裁判も、1審ではNHK側の主張を全面的に認めていますが、控訴審では家賃の時効でいいんじゃないかという曖昧さでした。 結局、時代に合わないということで何とかすればいいと思うのですが、やっぱりこのままズルズルと現状維持が続くのだろうと思います。 だって、たとえ逃げ回られてもまだ現状が一番儲かるシステムだから。 ちょっと酷いもんですね。 |
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