the shadow of silver
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3月30日(金)
 

再生ネギの再生速度がはんぱない。
水と太陽を与えただけで、わずか一週間でこんなに育ちました。
これってもっと大量に植えて、手間暇かけて管理すれば、良質のネギがたくさん取れるのではないでしょうか。
余れば刈って洗って束ねて売れば大儲けできるんじゃないでしょうか。
すげえ、俺大発見。
ていうか、それが農業というものじゃ。

[一日一報]
[AFP] 温暖化防止「アースアワー」のジレンマ、ネットで拡散すれば逆効果?

「道に落ちていた1円を拾うのには、1円以上の労力を使うから無駄だ」みたいな話。
幅広く、末永く考えて欲しい主張なのだから、ジレンマでもなんでもありません。
同記事にある「メール送受信にかかるCO2排出量」の話はなかなか。
送るメールを1割減らすだけで年間1トンの削減に繋がるそうです。
とりあえず、何でもかんでもCCする人は気を付けましょう。


3月29日(木)
大阪から奈良に引っ越した後、とみに気になっているのがガソリン代です。
大阪に住んでいたころは徒歩か自転車か電車で生活をこなしていましたが、奈良に移るとさすがに交通の便が悪いので自動車に乗るようになりました。
それで十数年ぶりのマイカー生活が始まると、やはりガソリン代が目に付くようになりました。
現在の全国平均単価はレギュラー155.5円/L、ハイオク166.3円/Lだとか。
この十数年の間に何があったのかは、まあ大体分かっていますが、それでも当時はレギュラー103円とか98円とかだったと記憶しています。
それだけに、私的にはポンッと価格が跳ね上がったように見えて驚いています。

どうしてガソリン価格が上がっているかというと、イランへの経済制裁とか輸入価格の上昇とかが原因となっているようで、詳しい話はどこかに詳しく載っています。
通勤や運送業やらに車を使っている人は結構大変な思いをしているのではないでしょうか。
例えば1Lで20キロ走る車があるとすれば、155.5円で20キロ進めるという計算にもなります。
いよいよ電車やバスと比べてメリットも少ない気がしてきました。
そりゃ若い衆も買わないよね。

もうひとつ気になっていることといえば、関東・東北の被災地でも同様にガソリン価格が上がっていることです。
元々交通の便があまり良さそうではないところに、さらにあの災害を被っては、自動車は移動手段の必須となっていることでしょう。
せめてそういった人たちには価格を下げる工夫を盛り込んで欲しいです。
たとえば被災地のガソリン価格を5円下げて、代わりにそれ以外の地域を1円上げるとか。
被災地の人としては、やっぱり高いけど他よりは安いと思える。
それ以外の地域の人は、やっぱり高いけどせめてもの援助になっていると思える。
高いのはもう分かったから、それならそれで何か自分を誤魔化して納得できるシステムが欲しいところです。

[一日一報]
[CNN] 肌のタトゥーで携帯電話の着信を感知、ノキアが特許出願

タトゥーを入れてまで着信したいとは思いませんが、同記事にあるシールやバッジという方法はありかもしれません。
でも私が一番欲しい物は、メガネに表示できる装置。
ドラゴンボールのアレみたいに、メガネの中に着信の有無やメールの内容が表示される。
それを視線の移動や瞬きで操作できる、みたいなのがいいです。
メガネ界もそろそろ視力矯正以外の用途を模索すべきだと思います。
メガネ界ってなんだ


3月28日(水)
今年の大相撲春場所は「絶対横綱」として君臨する白鵬の優勝で幕を閉じましたが、優勝決定戦までもつれ込んだ関脇鶴竜も見事でした。大関昇進はほぼ確実と見られています。
以下は星取り順でいうと日馬富士、把瑠都、稀勢の里と琴奨菊が同位、琴欧洲と続きます。

お気付きの方はお気付きかと思いますが、いつの間にやら本場所を盛り上げた上位7人の内、日本人力士は稀勢の里と琴奨菊の2人だけとなりました。
あとは外国人力士、しかも白鵬、鶴竜、日馬富士の3トップはともにモンゴル出身です。
かつて一斉を風靡したハワイ出身力士すらもうなりをひそめている状況です。

良くいえば国際化、悪くいえば空洞化が気になる角界。
いつぞやの暴力事件や八百長問題が長く尾を引いているとも言われますが、まあ今日び相撲なんて子どもや若者は誰も見ないし、実際にもやらないのだから仕方がないだろうとも思います。
それで結局、腕っ節ひとつで高額なファイトマネーが得られるという理由で外国人力士が増えて、そんなハングリーなノリで立ち向かってくるから日本人力士もなかなか勝てないのかなと思います。

春場所では初のエジプト出身力士「大砂嵐」(おおすなあらし)がデビューしました。
風の流法(モード)・ワムウなみのパワーと高潔さを期待したいところですが、目下の懸念はイスラム教徒ゆえに断食月をどう過ごせるかだそうです。
ちなみに大砂嵐のフルネームは、大砂嵐金太郎だそうです。
欧州出身の琴欧洲、エストニア出身の把瑠都など、四股名にも国際化の波が窺えます。
そのうちアイスランド出身の「氷結山」(ひょうけつやま)や、ブラジル出身の「美味珈琲」(びみこーひー)なんて力士も現れるかも。
国際化がさらに進み世界各地の出身力士が現れるようになると、それはそれで面白いかもしれません。

日本人力士を増やしたいなら、小中学校の体育に取り入れるくらいしないと難しいかなと思います。
無理だろうけどね。

[一日一報]
[読売新聞] 2ちゃんねる管理会社、実体なし…日本で運営か

移転当初から言われていた話を、まるで発見のように報じるのは印象操作でしょうか。
だいたい「パケット・モンスター社」って名前自体、わざとウソっぽく見せているのに。
どうしても某巨大掲示板を悪の秘密結社にしたいようです。

ともあれ10年前ならいざしらず、今閉鎖に追い込んでも見せしめにしかならないと思います。
近頃はケータイやスマホでピコピコするのが主流のようですしね。


3月27日(火)
[一日一報]
[AFP] 「なまはげのなり手」募集中、秋田県男鹿市

「3人のフルタイムのなまはげが必要だ」のコメントが秀逸。
運転免許と基礎的なコンピュータースキルがあれば「なまはげ」になれて月給20万5800円がもらえる。
また伝統芸能の押し売りかよと思いきや、待遇が良くてもしやこれは私の天職かもしれないと思ってしまいました。
やりたい、絶対面白い。
動作も方言も全部ラーニングして、完璧なナマハゲになりたい。
フェイスブックとツイッターを立てて人気者になって、失言でアカウント止められるくらいやりたいです。

まあ本当は文化の根付く土地からなり手を輩出するのがいいのでしょうが、なまじシガラミがない分、雇われナマハゲの方が熱心で扱いやすいのかもしれませんね。
ともあれ応募は殺到するだろうと思います。
誰もやらないなら私がやる。
出張滞在費が別ならば。


[本日の独言(ひとこと)]
先週22日、インターリンク主催「第7回あなたが選ぶオタク川柳大賞」の各賞が発表されました。オタク文化にはあまり詳しくない私ですが、言葉に絡むものとして紹介いたします。

サイト:第7回あなたが選ぶオタク川柳|インターリンク

1位:「一児より 二次に手をかけ 家事惨事」
2位:「39(三重苦) 金なし嫁なし あせりなし」
3位:「好きな子を 奪い合わずに 語り合う」
4位:「デュフフコポォ オウフドプフォ フォカヌポウ」
5位:「国会に 政治オタクが 何故いない」
6位:「今日もまた 佐川の人から サイン攻め」
7位:「ニコ生で 神と呼ばれて 道外す」
8位:「海賊王? それより課長に なってパパ」
9位:「俺の嫁 ならば作者は 俺の義父」
10位:「仕様書や 取説読むより 空気読め」

どれもなかなかうまい川柳だと思います。1位「一児より 二次に手をかけ家事惨事」が、内容から見て女性オタクの話というのも面白いです。2位の「39(三重苦) 金なし嫁なし あせりなし」や、8位「海賊王? それより課長に なってパパ」などは、オタクの年齢層が上がり日常生活とのしがらみが増えた人も多いことが窺えます。 4位「デュフフコポォ オウフドプフォ フォカヌポウ」は「オタクの気持ち悪い言葉遣い、笑い方」を表現して異彩を放っています。説明がなければ何のことかも分かりませんが、語感としては見事で、それこそ「オタク」というマニアック文化を表現するものとしては優れた作品だと感じました。それに比べると1位は分かりやすくてオタクっぽくないですね。6位「今日もまた 佐川の人から サイン攻め」は家から出ずにネットショッピングばかりをしている状況を表しています。また佐川(急便)というところから、それがアマゾンドットコムからの注文であることも示しています。

総じて、思ったよりも公平な審査結果であったと思います。ただ全体的に見ると、やはり分かりやすいのが印象的でした。それはつまり、オタク文化がオタク行為そのもの、ある物事に対して深く探求するものではなく、「オタク文化」という表面的なジャンルを楽しむ人が増えたからだろうと感じています。畢竟それが「ライトオタク」「底の浅いオタク」という、矛盾する現象を生み、受け入れやすくもなっているのだと思います。

後ろめたさから来る自虐的な思考、日常生活から逃げ出したい願望、そういう負の欲求を吐き出して満足させる娯楽としてオタク文化が発展しているのかなと感じています。論じ出すと長くなりそうなのでここまで。過度の飲酒やギャンブルで身を崩すことに比べると余程健全で楽しい手段ではないかと私は思います。


3月26日(月)
AKB48の前田敦子さんが卒業するという話は、ほとんど興味を持っていなかっただけにその報道の大きさに驚いています。
たかがアイドルの去就、しかも芸能界引退ではなくグループから脱退するだけなのにと思いますが、14歳から20歳までというその後の人生をかなり大きく左右する6年半を過ごしてきたグループを出る決断は相当重いものだろうなとも思えて、そんなこともなかった自分の青春時代を振り返っては軽く死にたくなりました。

そして、卒業してこれからどうするんだと気になりますが、どう考えても自分のこれからよりはマシだろうから心配することでもないと気付いて、やはり軽く死にたくなりました。

という感じに、彼女の卒業は私としてもショックを受けています。
むしろ卒業すらない自分の境遇に。

[一日一報]
[毎日新聞] 米グーグル:検索予測差し止め命令…東京地裁仮処分

インターネットが生み出した新たな被害。
自分の名前で検索すると、サジェスト機能で良くない単語が連想ヒットされるという訴え。
それだけ聞くとイチャモンのようにも思えましたが、記事を読めば思いの外深刻な事態であることに気付きました。

確かに就職時などで会社側の担当者があらかじめ応募者のプロフィールを検索しておくのは最近の常です。
その上で調べた者があまりネットに精通していないと、サジェスト機能だけの安易な判断で誤解してしまうこともあるかもしれません。
まあそんな会社はその程度の会社だから、入らなくて正解だとも思いますが、いずれにしてもお互いが損をする事態を招いているのは良くないことでしょう。

というか、あの機能っているのかしら?
私はあまり便利と思ったこともありませんが、どうか。


3月23日(金)
ネカマだかなんだか知らないけど、いいトシしたオッサンがネットで女子高校生や女子大学生のフリしてきゃーきゃーいやーんとか言ってんじゃねーよって思ったけど、自分の仕事がまさにそれだと気付いた。

趣味でやるなら変態で、仕事になれば高尚だなんてあるはずもない。
ぶっちゃけ、ヤローの話を書くより楽しかったりするよね。

[一日一報]
[ロイター] 180キロのゴリラ逃走で機動隊出動、隊長「最も恐ろしい任務」

バッファロー動物園から逃げ出したゴリラを捕獲するためにSWATが出動。
ありがちな設定ながらも丁寧に作られた、玄人好みの低予算映画みたいなストーリーです。
「私のキャリアの中で最も恐ろしい任務だった」(キリッ)。
アメリカンな人はサラッとこういうコメントが出せるのがいいね。


3月22日(木)


ネギを植えてみた。

市販のネギの下を切って土に植えたらまた生えてくるという話を聞いたので、早速実践してみました。
いわゆるひとつの再生ネギという奴です。
ネギ坊主のポテンシャルに期待。
うまくいけばネギの永久機関が完成します。
レッツ自給自足生活。
人はネギのみにて生くるにあらず。

[一日一報]
[読売新聞] 市の名前、売ります…破綻寸前の泉佐野、反発も

市の名前を売らなければならない時点で、市としては成り立っていないと思うのだがどうか。
愛知県の豊田市や茨城県の日立市など、いわゆる「企業城下町」というものもありますが、ネーミングライツというのはそれとはまた違う意味合いがあると思います。

気になるのは、募集をしたところでまず一般企業や団体からは見向きもされないだろうということ。
単なる球場や市民ホールと違い、その土地の市民や歴史や文化を軽視した買収とも見られて、全国から非難される恐れがあるからです。
そうなると、「買います」と手を挙げてくるのは、「一般ではない企業や団体」になってくるのではないでしょうか。
まあぶっちゃけ、勢い盛んな海外企業や宗教団体などということです。
それがダメかどうかは知りませんが、それでもいいのかしらと思っています。


3月21日(水)
なくて七癖。
私は春になると目が痒くなってクシャミと鼻水が止まらなくなる癖を持っているようだ。
これは癖に違いないのだ。

[一日一報]
[AFP] ネットで話題の「シナモンチャレンジ」、専門家が警告

まあ自分で食って自分が死ぬだけだから、おかしな粉やら薬やらよりは害もないように思います。
ただ周囲から「あいつはシナモンを一気食いして死んだ」と言われ続けることでしょう。
日本だと「しょう油一気飲み」みたいなものでしょうか。
でもこっちは即効性がないから、動画としては面白くないかもしれません。
なんにせよ、こんなことにも注意喚起しない行けない関係者は大変そうです。
自分でやる分なら放っておいてもいいけど、いじめの手段でやらされるようになったら恐いですね。


3月20日(火)
[一日一報]
[産経新聞] 「数学の高校入試難しすぎる」 長野県教組が抗議声明

どんな問題だったのかは知りませんが、まずこの記事の見出しが難しい。
「数学の高校入試難しすぎる」って、「県立数学高校」なんて学校があるのかと思いました。
せめて「高校入試、数学の問題が難しすぎる」とか「数学の入試問題が難しすぎる」じゃないかしら。

それはともかく、入試試験のレベル設定って難しそうですね。
一番上の学校と一番下の学校は作りやすそうだけど、中間の学校をどの程度のレベルにするかが大変そうです。
それも数学ならまだしも、国語や英語や社会なんて、ねえ。


[本日の独言(ひとこと)]
啓蟄を過ぎ、奈良では「お水取り」も終わり、暦の上では春の訪れとなりました。振り返って見れば今年の冬は長く、地方によっては記録的な積雪に見舞われ、店によっては春物商品が売れずに困っているという話を聞いています。

気になったことと言えば、今冬もやはりミノムシ(オオミノガの幼虫)の姿を見かけなかったことがあります。枕草子にも読まれる冬の風物詩、写真でも漫画でも冬を印象付けるモチーフとしてよく登場しますが、今や日本では絶滅危惧種に指定される地域もあるほど数を減らしています。

ミノムシことオオミノガ減少の要因については、この昆虫に寄生する「オオミノガヤドリバエ」という、非常に分かりやすい名前を持ったハエによるものが大きいようです。ミノムシに取り付いて卵を生み付け、孵化するとミノムシを食い尽くします。日本列島には存在しない昆虫でしたが、1990年代に中国南部から偏西風に乗って九州に上陸、同地域のミノムシを激減させることとなりました。一説によると中国の一地域で大量発生したミノムシを駆除する目的でヤドリバエを「生物農薬」として大量に放った結果とも言われています。ミノムシも地域と季節によっては果樹などを食い荒らす害虫にもなっています。

ミノムシの北限(生息できる北の限界)は関東までなので、このままでは本当に絶滅するかもしれません。一方で、このヤドリバエ自体も寄生バチのキアシブトコバチやハエトリグモなどの標的にされ数を減らしているという話もあります。ガ、ハエ、ハチ、クモ、さらに大きな生態系。結局人間ばかりが懸命に生きている彼らの邪魔をしているようにも思えます。

ミノムシの絶滅は一つの昆虫がいなくなるだけではなく、絵や文章といったそこから連想される表現、光景、常識そのものも失うことになります。「メダカの学校」も、今はもう川の中にはありません。自然環境の破壊は文化の破壊にも繋がることを意識しておくべきかと感じました。


3月19日(月)

USB延長ケーブルと無線LAN子機

お家の無線LAN改善計画。
私の家の無線LAN状況は、親機にBuffalo製WHR-G301N、子機に同社製WLI-UC-GN(写真の上部にある物)で接続しています。
親機は隣室にある電話機の近く、子機はデスクトップパソコンのUSBポートに直挿ししていました。
使用当所から通信状況は快適とはいえず、常時、電波状態は50%以下、通信速度は31-13Mbpsで揺れ動き続けていました。
あまりに安定しないので、ようやく改善しようと思い立ちました。

通信状況が安定しない理由は2つ。
1つは物理的な障害。 デスクトップパソコンと言いながらも机の下にパソコンを置き、さらにその背面のUSBポートに無線子機を接続しているので、見るからに「電波が届きにくそう」な環境にありました。
もう1つは通信帯域の干渉。 どうやらBluetoothとの電波干渉があるらしく、電波が無線子機に届く前にBluetoothに食われている可能性がありました。

その両者を改善する方法としては3つ。
1つは無線親機を物理的に近付けることですが、それでは何のための無線かも分かりません。
もう1つは無線子機をより立派な、アンテナが伸ばせるようなタイプに変えることですが、それも何だかもったいない。
そこで最後の1つ、単純にUSB延長ケーブルを使ってパソコン本体と無線子機を引き離す方法を取りました。(上記写真)
USB延長ケーブルは2メートル380円の物を使用、失敗しても諦められる金額です。
パソコン本体にケーブルを挿し、ケーブルの先に無線子機を挿す。ケーブル自体は適当に電波が届きそうな場所へ、我が家の場合はクローゼットのドアに引っかけておきました。

結果、圧倒的な改善が見られました。
電波状態は常時100%、通信速度は最高速度の135Mbpsを維持し続けるようになりました。
まさかここまで顕著に効果が上がると思いませんでした。

何かと悩みの多い無線LAN接続。
もし上記のような環境でお悩みの方は一度お試しください。
ただしケースバイケースなので効果の程は定かではありません。

[一日一報]
[CNN] 宝くじ賞金の大金独り占めで有罪、5人の取り分支払い命令

事件の経緯はあいまいながらも、そんな事件。
同僚6人で共同購入していたということは、普段はそれなりに仲が良かったんでしょうね。
当たる気持ちで買いながら、当たるとは思わなかった宝くじ。
おかげで仲間内で裁判になり、余計な費用までかかるはめに。
彼の地だと宝くじを巡ってミステリの2つや3つはできそうですね。


3月16日(金)
震災の影響でサザンの「TUNAMI」やアニメの「崖の上のポニョ」が自粛しているそうだけど、同じように使えなくなった言葉に「ホットスポット」もあると気付きました。
こちらも完全に印象が変わっちゃったね。

「ホットスポット」そのものについては、幅広い意味で「局地的に活発な場所」という一般的な用語でした。
例えば火山活動のある場所とか犯罪発生地域とか物理的な熱源とか、要は善悪関係なく「マップで見ると真っ赤になっている場所」に対して使われます。
サーモグラフィからの転用だと思われます。

だから無線LANが接続可能な場所(発信源)も「ホットスポット」という言葉が用いられて、単語の単純さから言っても非常に使いやすかった訳です。
それが例のアレがアレになったせいで、「ホットスポット」というのが非常に悪い意味で捉えられるようになってしまいました。
「ここがホットスポットです!」なんて言おうものなら、除洗活動すら起きかねない状況になりました。
お父さん犬も真っ白に除洗されます。

そういうこともあってか、近頃の無線LANスポットについては「ホットスポット」とは呼ばずに「Wi-Fiスポット」と呼ばれているみたいです。
言葉って恐いですね。
曖昧な人から「ワイワイスポット」と呼ばれることもありますが、状況を見ると割と間違ってもいない気もしています。

[一日一報]
[読売新聞] 雪の足跡たどると…そこは侵入未遂容疑者の自宅

足跡を消すのは犯罪の基本じゃないか、とツッコミつつ、リアルなので捕まって良かったねという話。
「逃走後は雪が足跡を消してくれる」って話はミステリにもあるけど、あれって結構降り続かないとバレると思います。


3月15日(木)


「恵麗喜絆」と書いて「エレキバン」。
ニセモノではなく、正式な「ピップエレキバン」です。
磁気の力で血行を良くして、肩こりなどを改善するという物。
ウソっぽい気もしますが、コラーゲンを食って肌のツヤを良くしたり、栄養ドリンクを飲んで元気になった気になる私たちですから問題ないでしょう。
お陰で肩こりもすっかり良くなりました。
良くなったに違いないです。
もう決めた。

[一日一報]
[朝日新聞] 自閉症、カギの物質発見 米研究所、マウスで症状再現

「この化学物質が自閉症患者の心の扉を開くカギにもなるのか」、という文句が頭に浮かんだ。
まあ要因はこれだけではないでしょうが、原因解明のひとつになればいいなと思います。
自閉症とまではいかなくても、この物質の多少が性格や個性にも影響しているんでしょうね。
心の問題はなかなか厄介。
この研究を一番必要としている人が、こんな発見じゃ何も分からない、そんなもんじゃない、という歪んだこだわりを見せることもあるでしょう。
そんなに心配しなくていいのにね。


3月14日(水)


奈良の春の風物詩、東大寺二月堂の修二会(しゅにえ:お水取り)を見に行きました。
写真ではサッパリ分かりませんが、堂から外に向かってお松明の火の粉が落ちています。
ちゃんとした写真はこちら。

あまり知られていないようですが、修二会のお松明は、毎年3月1日から14日まで毎日行われています。
その中で12日は「お水取り」として一番大きく行われるので、テレビのニュースや新聞の写真などに掲載されます。
なので、もし行くとすれば12日を避けるのがいいでしょう。
平日ならなおいいです。
でもはっきり言って、遠方から見に来るほどダイナミックなイベントでもありませんのでご注意を。

お水取りが終わると奈良にも春が訪れます。
私は冬から続くお仕事に取り残されています。

[一日一報]
[CNN] 「世界破滅の日」の予言は間違いだった――伝道師が過ち認める

以前からたびたび紹介してきた、世界破滅教の伝道師さん。
ついに予言者を辞めるという思わぬ行動に出たようです。
怪しげな予言で自分も周りもおかしくさせる人は多いですが、当たらないと分かったらさっさと看板を下ろす人も珍しい。
もう充分稼いだとか、そんな理由かもしれません。
楽しい絶望をありがとう、伝道師さん。
世界は再び、新たなインチキ占い師の登場を待っています。


3月13日(火)
[一日一報]
[ロイター] 「ピンクスライム」肉、米農務省は給食使用に太鼓判

何か月か前にコンビニで「スライム肉まん」とやら売られていたような気もしますが、それとはまったく別の話です。
「ピンクスライム」肉とやらで有名な動画はこちら。
記事に書かれているオリバーさんとやらによるピンクスライム肉の話はこちら。

この話が酷いかどうかは私には分かりませんが、いまいち信用できない安全性と、見た目とネーミングの嫌悪感から物議を醸しているようです。
法的に問題ないなら使用するしないは自由だと思いますが、さすがに給食に使われるのは恐いですね。
お肉にうるさいアメリカの人が頑張って使用禁止に追い込むような気もします。
で、あまったピンクスライムは加工されて世界に流れます。
もうみんな豆腐で代用しようよ。


[本日の独言(ひとこと)]

東京新聞の記事より。
13歳の中学生による投書として「何で本は読まなきゃいけなくて、漫画はダメなの」という疑問が反響を呼び、同新聞内で少し議論が湧き起こったそうです。この中学生は母親から「漫画ばっかり読むな」と言われており、同時に「本をいっぱい読みなさい」とも言われているそうです。そこで一体漫画と本の違いは何なのか、大人は何も知らずに漫画を貶しているのではないかという疑問を持ったという、まあぶっちゃけよくある話でした。

[東京新聞] ダメなの?13歳投書に反響 漫画VS本

結論というものはありませんが、今の時代を見れば漫画に対する偏見も少なく、いいところも多いじゃないかという話で収まっています。何が何でも絵のある本はダメだなんて言えば、それこそ時代錯誤と言われてしまいます。

以前、某大手企業の人事担当の方と話をしていた際、近頃は新入社員に向けた営業マニュアルを漫画で作成しているという話を聞きました。大卒の優秀な若者が多く入社しているが、それでも活字本を渡してもなかなか読んではもらえない。漫画本にすれば一応は目を通してもらえる、という状況なのだそうです。最近ではその漫画本にもあまり興味を持ってもらえず、アニメにして見せようかという話もしていました。私の思いとしては「読まない奴は放っておけよ」となりますが、社員を育成する立場にある者としてはそうもいかず、色々と苦労しているようです。

「漫画はダメ、本を読め」と言った13歳のお母さんの真意までは定かではありませんが、私としては至極真っ当なことを言っているとも感じています。記事内の議論は漫画と本との勝負のようになっていますが、そもそも「13歳の子に対する指導」ということが忘れられているように見えました。中学生に対しては「漫画はダメ、本を読め」と言っていいのです。だって子どもたちはそれでも漫画を読みますし、そうでもしないと本を読まないからです。
どうでしょうか。


3月12日(月)


3月も半ばを迎えたので、梅見物に出かけました。
場所は奈良市月ヶ瀬。
市町村合併前は月ヶ瀬村と呼ばれ、指定していた村の木は梅、村の花は梅、村の鳥はウグイスという、この時期が最も盛り上がる村です。
当日も「梅まつり」が開催されていました。



でも梅の花はほとんど咲いていませんでした。
若干標高が高いとはいえ、この時期に咲いていないのはおかしい。
長い冬の影響がこんなところにも現れています。
バスツアーも組まれているようですが、行った人はちょっとガッカリしたことでしょう。

 

それでも何とか咲いているのもありました。



せっかく月ヶ瀬に来たので、ついでに近所にある布目ダムにも行ってみました。
ついでだよ、ほんとついでだからね。

 

ダムとダム湖。
湖の底にはかつての家屋48戸が沈んでいるそうです。
小ぶりなダムですが、それなりに巨大建造物を堪能しました。
もちろん人っ子一人いませんでした。
行列のできるダムっていうのもおかしいですけどね。
押し寄せて、せき止める、みたいな。
ダムだけに。

[一日一報]
[読売新聞] イノシシと犬6匹が争っていました、そこに…

リアル「漁夫の利」かと思いましたが、ちょっと違いました。
猟師って猟銃だけかと思ったらヤリも携行しているんですね。
色々とノウハウがありそうだ。
イノシシやクマや猟師のいる日常を過ごしたことがないので、ちょっと新鮮に感じられました。
シカはいるけどね、殺しちゃダメだけど。


3月9日(金)
まずはこの画面を見てください。



朝日新聞の某記事です。
見出しには「留置場の警官を恐喝した疑いで逮捕 規約違反につけこむ」と書かれています。
記事内容は画像が小さいので見えません。
左側に大きく掲載されたオッサンの顔は精悍ながらも、なるほど悪いことをしでかしそうにも見えます。

ところが、実はこの写真のオッサンは犯人ではありません。
よく見ると写真の上部に「PR」の文字があり、単なるバナー広告だったのです。

という訳で元記事はこちら。
バナー広告はランダム表示なので、違う画像が掲載されているかもしれません。

普段からインターネットを使い続けている人にとっては、まったく問題なくスルーしてしまうことかもしれません。
でも、初めて見る人や慣れない人にとっては随分と混乱させられるページではないでしょうか。
新聞社も紙媒体ではもの凄く細かいノウハウがあるのに、ネットになると結構あいまいな所が多いと感じています。
とりあえず、オッサンは悪くないと覚えておきましょう。

[一日一報]
[読売新聞] 「鬼怒鳴門」と申します、よろしくお願いします

礼儀正しい暴走族かと思いきや、ドナルド・キーンさんがようやく日本国籍を取得されたというニュース。
よりによってそんなお名前かと思いましたが、この人に限っては日本人以上に日本語に詳しいですから、まあ話題になることも狙って付けられたのかもしれません。
オニドナルト・ハンバーガー。


3月8日(木)
新しいiPadの発売に対する、報道各社の見出し。

アップルは米国時間の7日、新しいiPadを発表しました。
詳細についてはどこかのニュースを見ていただくとして、せっかくの大ニュースなので、ここではそれに対する報道各社の見出しを列記し、評価してみたいと思います。

[日経新聞] 新型iPad、日米などで16日発売 画面高精細に

日経新聞はシンプルな見出し。
経済や産業に関する記事が多いので、見出しも企業の新製品発表として簡潔に済ませています。
記事の内容も定型文のようにまとめられています。

[朝日新聞] 新型iPad、日米などで16日発売 画質向上

日経新聞の「高精細」に対して、朝日新聞は「画質向上」。
中学生から主婦層まで幅広くカバーする新聞は言葉が分かりやすいです。
記事の内容がとても薄いのも、多分世間一般の視点に合わせているからでしょう。
未発売のデジタル機器なんて、普通はまだ誰も興味を持ちません。

[産経新聞] “新型”iPad発表、LTEにも対応

産経新聞ではLTEという言葉が見出しに付いています。
読者の知的レベルに合わせた訳ではなく、LTEという謎の言葉そのものに興味を持ってもらおうとしたのかもしれません。
でも記事の内容は薄く、LTEに対しても「次世代の高速通信」という前世代的な紹介で済ませています。

[毎日新聞] アップル:“新型”iPad発表、LTEも対応 ソフトバンクから16日発売

毎日新聞では謎の言葉LTEに加えて、日本の発売元まで紹介しています。
記事内容もなかなか詳しく、製品の特徴もよく理解しています。
ただし他新聞社があまねく世間一般に向けて紹介しようとしていましたが、ここはデジタル機器に興味のある世間一般に向けているように感じました。
苦手な人にはまったく読まれないことでしょう。

[読売新聞] iPadの最新機種、16日に発売

読売新聞は見出しも中身も凄くシンプル、内容もスカスカで多分読ませる気もないようです。
興味がないのは巨人と関係ないからでしょうか。

(前)[共同通信] 新「iPad」16日発売 高画質、日本語認識も

(後)[共同通信]新型iPad、16日発売 画面高精細、日本語音声対応

共同通信はついに見出しに日本語版Siriを報道。
でもこれだとSiriに関係なくiPadが今まで日本語に対応していなかった風にも見えます。
などと感じていたら、たった今(10:30)に見出しが入れ替わりました。
やるな共同。

(前)[ロイター] 米アップルが新型iPad発表、4Gワイヤレスに対応

(後)[ロイター] 米アップルが新型iPadを16日発売、高解像度・LTE対応

海外新聞社の日本版サイトは強気です。
まあ中学生や奥さんをターゲットとしていなければ、こんなもんでしょうか。
「4Gワイヤレス」を見出しに持ってくるのには少し違和感があります。
などと感じていたら、たった今(10:30)に見出しが入れ替わりました。
やるなロイター。

[AFP] アップル、新型iPadを発表 従来機種は値下げ

海外新聞社の特徴としては、記事の内容に経営者の話や国際的な状況にも言及していることです。
とはいえ、せっかくの新型発表なのに見出しに従来機種の値下げを報じるとは、嫌みでしょうか。

[PCWatch] Apple、2,048×1,536ドット液晶搭載の新型iPadを発表 〜新CPU「A5X」搭載

[ITmedia] Apple、新しい「iPad」発表 Retina Display搭載、3月16日発売

[kotaku] iPad3...じゃなくて「新しいiPad」が正式発表。3月16日より発売!

[GIGAZINE] 新型iPadをAppleが発表、「新次元に到達したデバイス」に

ネットニュース系サイトは例によってお祭り騒ぎ。
ここらにとっては大イベントになりますからね。
特徴的なのは、どこも発表報道に加えてさらに詳しい記事を複数上げていること。
そして、「アップル」を「Apple」と表記する場合が多いことです。
「Apple」といえば、「Apple」に決まってんだろブラザーという訳です。
一般新聞というよりはもはや専門誌的なノリでしょう。

[GIZMODE] [ #iPad3 ] 本日発表されたアップルイベントのまとめ!

オチ。
アップル大好きな同ニュースサイトでは、すでに「まとめリンク集」が作られていました。

結論としては、同じ新製品の発表であっても新聞各社によって様々な捉え方、報道の仕方があるようです。
読者に合わせた報道が、また同系統の新たな読者を呼び込み、それが新聞社の方針にもなっているのかも知れません。
それは扇動ではなく特徴なのでしょう。
情報はひとつであっても、報道は千差万別。
自分にあった報道を選ぶ行動も必要かと感じました。

あと「ネットは真実」なんて思い込んでいると、絶対に騙されるよ。

[一日一報]
[産経新聞] スマホによる「怪しい人」通報システム

もちろん日本ではなくアメリカの話です。
身勝手な通報やいたずら通報への懸念ももちろん上がっています。
勝手に顔写真を盗撮して「こいつは極悪人だ」とツイートすれば簡単に世間に出回る時代です。
恐い世の中と思うよりは、これはもう普通に有り得る話だと思って付き合う常識を皆が身に付ける必要があるかなと思います。


3月7日(水)
何でも昨日6日はクッキーの「オレオ」が誕生100周年を迎えたとか。
海外の公式サイトでも大きく展開されていました。
日本では思ったほどヒットしている感はありませんが、欧米諸国では生活文化にも根付いた定番のクッキーであり、「20世紀中で最も売れたクッキー」とも言われています。
まあカルピスとかビスコみたいな物でしょうか、ちょっと違うか。
ちなみに100年前の1912年は、明治45年にして大正元年。
清が滅亡して中華民国が誕生し、タイタニック号が沈没して通天閣が完成し、双葉山や金日成やジャクソン・ポロックが生まれて、石川啄木やブラム・ストーカーが亡くなりました。
なかなか凄い時代です。そしてオレオも生まれました。

書くネタもなかったので適当に引っ張ってきましたが、やっぱり大した話にはなりませんでした。
今日はオレオでもおやつにしたいと思います。
あんま好きじゃないけど。

[一日一報]
[時事通信] 光を触覚として感じるラット=世界初、緑藻遺伝子を導入−東北大

大学発信のプレスリリースはこちら。
まさしく新感覚。
ネズミの気持ちは分かりませんが、一体どんな感覚なのかも気になります。
そして何かの役にも立つのでしょうか。
より精密に、より厳密に知覚することができれば、あるいは「第2の目」となるのかもしれません。
目を閉じても、あるいは見えなくても、手をかざせば物が見える、みたいな。
それなんて妖怪手の目。


3月6日(火)
[一日一報]
[CNN] 九百年前の聖人の心臓消失、侵入者の痕跡なし アイルランド

「ダ・ヴィンチコード」の新作か、これを巡ってアメリカ横断レースが繰り広げられるか。
その価値と神秘性を想像するとワクワクさせてくれる事件だけど、日本だとお寺から仏像を盗まれたような物だと思うとやっぱり迷惑な話です。
こういうのは盗んじゃダメよね


[本日の独言(ひとこと)]
先日のニュースによると、出版取次最大手の日本出版販売(日販)が書籍の取引で、書店からの返品を制限する「買い切り制」を導入する方向で大手出版社や書店と協議に入ったそうです。

書籍販売の多くは一般的な商品の販売とは異なるシステムが取り入れられており、その代表的な物に返本という制度があります。書店に置かれている本の多くは実際に「置かれている」ものであり、売れ残れば返品されるものなのです。これは紙やインクが高価だった時代においても、街中の小さな書店でも多くの書籍を流通できる仕組みのひとつでもありました。お陰で毎月多くの新刊や新雑誌を出版することができ、また返本できるので値下げする必要もなく価格の維持にもなりました。

ただそれが現在の出版不況時代において収益を圧迫することにも繋がっています。返本は基本的に出版社にとっては赤字となりますし、単純に運送費のコストも反映されます。また価格維持に努めた結果、「どこで買っても同じ値段」となり、書店に足を運ぶメリットが少なくインターネット購入で済ませられてしまいます。そういうこともあって、システムを変えていこうという流れが続いているようです。

新しいシステムには数種類が提案されており、1.書籍売上げにおける書店の取り分を多くして、代わりに返本時の返金額を安くする。2.一定期間が経てば書店が小売価格を設定できる、代わりに返本は認めない。3.書店の取り分をより多くして、完全買い切りにする。というものです。個々の書籍やジャンルに合わせて形態を選ぶことも検討されています。

いびつながらも生き残りを目指した試みが窺えます。ただ書店にとっても出版社にとっても著者にとってもあまり有り難い物ではなく、それはシステムを提案した取次においても望ましいことではないでしょう。ただこうでもしないと立ち行かないほど業界は冷え切っているようです。

ただ価格設定が自由になることで、古い本を安く販売できるようになるので、書店の販売方法に自由度が増しメリットを求めて客足が増える、という可能性もあります。あの古本チェーン店も気にしていることでしょう。

私は粛々と執筆に励むばかりです。


3月5日(月)
十数年ぶりに、ゲームセンターでメダルゲームをやりました。
何の筐体かは知りませんが、円形の台の周囲に6人くらい座る物。
マリオのミニゲームが付いているけど、メーカーはカプコンという物でした。
大人の財力を頼りに大量にメダルを買って大量に投入。
階段状に2段になったコイン落とし台と、ミニディスプレイでのマリオゲームでコインを増やします。

まあ結果的に言えば、すっかりコインを失ってしまいました。
興味深かったのはアナログとデジタルを融合させたゲームが珍しかったこと。
単なるコインを入れて落とすだけとは違い、ランダム報酬(ミニゲームクリアでコインのボーナス)があるので、たまらなく射幸心を煽られました。
でもよく考えてみれば、別にコインを増やしたからといって有り難くも何ともありません。
換金でもできれば儲かりますが、続けた所で不毛なゲームだなとも感じました。

だから、パチンコ・パチスロがやめられなくなるのだなとも思いました。

パチンコ・パチスロをやる人を否定する気はありませんが、やっぱりあれは恐いですよ。
少なくとも私には向いていません。
バカだからいくらでも金をつぎ込んで損をしてしまいそうです。
あれはゲーム機ではなく、己に打ち勝つ精神力を試させる、限りなく大人なゲームだと思いました。
優秀な頭脳と、強靭な精神力と、豊富な財源を持った方が楽しむ物だと実感しました。

でもそんな人って、あんまりパチンコやらないですね。

[一日一報]
[毎日新聞] 葛西臨海水族園:フンボルトペンギン1羽が脱走

「およげ!たいやきくん」ならぬペンギン君。
「じゃあね」と片手を上げた姿がキュート。
自由な海を楽しめばいいとも思いますが、自然はそんなに甘くないだろうからやっぱり心配。
フンボルトペンギンは南米原産なので、仲間に会いに行くのも難しそうです。
やっぱり水族館に戻ってきて欲しい所ですが、さて。

逆に、飼育している全羽を解放して説得にあたらせるのはどうか。


3月2日(金)
[よく分かるお仕事のテンション]

構成プロット(゚∀゚)

執筆(゚∀゚)

脱稿(´ー`)

初校(*‘∀‘ )ノ

二校(・ω・)ノ

三校(´A`)ノ

四校(・_・)/

五校(゚Д゚)/

校了(´д⊂)

出版(゚∀゚)

(以下ループ)

五校まであることなんてほとんどありませんが。
作家業に限らず、モノを作るお仕事って大体こんなもんだと思います。

[一日一報]
[朝日新聞] 「自殺」検索、相談サイト表示 ヤフーなど9社

という訳で、「自殺 方法」で検索した際のYahoo!のページ
トップには自殺総合対策センターへのリンクが表示されますが、次点からは「楽に死ねる方法」など、要は通常通りの結果が表示されています。
こんなので果たして効果があるのかしら。
せめて一旦は検索結果を隠して『通常の検索ページはこちら→』的なステップを踏めばいいと思うのだが、どうか。

「プライベート検索」というのかどうかは分かりませんが、これからはのべつまくなしに検索結果を表示するよりも、さらに目的に突っ込んだ回答を示す仕組みが必要になるのでしょうね。
そのために上位検索レースになったり、真に必要な回答が得られにくくなる懸念もありそうですが。
とりあえず、Wikipediaと2chの結果は出さなくてもいいんじゃないかなと私は思っています。
不要という意味じゃなくて、それはもう直接サイトに行って検索しろよと。


3月1日(木)
そういえば大震災からそろそろ一年を迎えます。
関西では地震、津波、原発爆発などの災害は被りませんでしたが、その影響により原発が稼働できない状況が続いています。
2月20日にはついに最後の1基が定期検査に入り、11基全ての原発が停止したそうです。
検査とはいえ一旦停止してしまうと再稼働し辛い社会情勢です。

でも原発が停止して何が変わったかと思うと、私の生活に限っては特に何も変わっていません。
テレビでは番組でもCMでも節電節電と訴えていますが、特に節電するシーンもないので普通に仕事をして遊んで生活しています。
お店や施設などでは「節電につき……」という貼り紙も見かけますが、それも特に不便とも感じず、ご迷惑をおかけされているとも思いません。

結局、なくても何とかなったということなのでしょうか。
多大な努力で現状維持を続けられているのかもしれませんが、多大な努力だけで何とかなったということでしょうか。
理科系の難しい話と、資本主義的ないやらしい目論見と、感情的な私見が錯綜していて、どうも見えにくいなと感じています。
見学会にでも行こうかしら。

[一日一報]
[中日新聞] 「究極の体温計」開発 細胞内、器官ごとに検温

さすがにワキに挿してピッという具合にはいかないようです。
ミトコンドリアの熱とか言われてもサッパリ分かりません。
掲載写真はまるで何億光年離れた銀河のようにも見えます。
こういうのもフラクタルというのでしょうかね。