the shadow of silver
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11月30日(金)


立体を意識した超立体。

先月からマンション外壁の塗装替えが行われており、足場を組んで毎日ガンガンやっています。
それはそれで結構なのですが、今週からいよいよ塗装が始まったらしく壁やベランダにベタベタと溶剤が塗られているようです。
お陰で室内がもの凄いシンナー臭。
なまじ密閉率がいいので籠もりまくっています。
トルエンの作用にいよいよ身の危険を感じて換気をしますが、そもそも外から侵入している臭気なので、なんだか新鮮なシンナー臭をほどよく循環させている状況。
やむを得ず、マスクをしてやり過ごしています。

家に戻ると、おもむろにマスクをして机に向かう。
なんだかプロっぽい。
何のプロかはさっぱり分かりませんが。

[一日四報]
[産経新聞] バッジは悪魔だ! 無線IDチップ着用拒否した公立高校生徒が停学処分に

管理制度による反発かと思いきや、まさかのヨハネの黙示録。
「獣の数字」というのは言うまでもなく「666」のことです。
しかし行動の全てが監視できるチップはさすがにやりすぎかも。
学校にとって便利で保護者にとって安心ではあるけど、さすがにちょっと私はやだな。

[朝日新聞] 総選挙、ツイッター上の関心は原発 朝日新聞分析

納得ではありますが、いささか作為的な分析かも。
ツイッターのユーザー層や短文投稿という特徴を見れば、身近で明確なキーワードに偏るのも当然じゃないかしら。
「TPP」の深い話なんて語りきれないし、「経済政策」なんて範囲が広すぎる。
「消費税」は身近でもダイレクトに響く層(企業や工場など)ではないような気がします。
ただ、「日中、日韓」についてはもっと意見が交わされているような気がしますが、どうかしら。

[毎日新聞] 党首討論会:賛同に「8888」 動画140万人超が視聴

「やる」とか「やらない」とか揉めていた話。
実は一番得をしたのはニコニコ動画でしょうね。
ネットメディアとして大いに宣伝されたことでしょう。
でもやっぱり私は馴染めないというか、いまいちノリきれないメディアです。

[CNN] 今年最も検索されたニュースは「iPhone5」 検索エンジン「ビング」

Bingはご存じマイクロソフトの検索エンジン。
検索トップがiPhone5だったのはやりきれないというか、当然というか。
結局マイクロソフトがいつまで経っても新スマホを出してくれないから、私もiPhone5にしちゃった訳で。
でもBing自体は最近結構頑張っている気がします。


11月29日(木)
↑サイトの上部にTwitterのタイムラインを埋め込もうとするも挫折。
以前は表示されていましたが、APIの仕様変更とやらで表示されなくなり、また新たな方法で試してみましたが、やっぱりうまく表示されなくなりました。
出ることは出るんだけど、自由度が減って気に入らないのよね。

テキストを分散させたくないので、入口を増やしても内容はこのサイトに集約させたいのですが、なかなか。
結局TwitterとFacebookはカンバンと返信用に残しておくとして、やっぱりこのサイトをメインに更新していこうかなと思っています。
閲覧者を限定しちゃうのは好きじゃないし。
そうやって結局mixiからも離れてしまいましたが。

あとこのサイトの掲示板も今はほとんど動いていません。
もうそういう時代でもなくなったのかなと思います。
伝えたいことのある方はTwitterでもFacebookでもmixiでもメールでもお知らせください。
時間があれば割と気さくに返信させていただきます。

[一日四報]
[CNN] 8万人の火星移住プロジェクト 米ベンチャー創業者が構想

今日の宇宙。
なんだかすごく「前向きな自殺」のような気もしますが、どうか。
50万ドルも払ってそんなことをするモノ好きが8万人もいるかどうかは分かりませんが、まあ宇宙時代の第一歩はこんなものかもしれません。
その内に10万人、100万人と移住して、子孫を増やして、新たな世界となるかもしれません。
で、地球相手に独立戦争するんでしょうね。

(虫画像注意)[CNN] 虫食い競争優勝後に死亡した男性、窒息が原因 米当局

今日の昆虫。
ムカデの毒かなと思っていましたが、単なる窒息だったようです。
まあ、これもすごく「前向きな自殺」な訳で、同情もできませんね。

[産経新聞] 人民日報が勘違い 米風刺サイトを真に受け「金正恩は最もセクシー」と報道

なんか前にも似たようなことがあった気がします。
他の記事やツイッターを見ていると、アメリカ人も日本人もバカにしているようですが、これ、立派なプロバガンダ(扇動)に利用されていますよね。
そういう工作活動なんじゃないの。
[朝日新聞] 最古級のひらがな出土 土器に「け」や「あ」 平安京跡

1000年以上も前の文字。
解読できたのは「人憎しと思われ」。
かわんないね。


11月28日(水)


近頃はちょくちょくと図書館を利用しています。
図書館って行かない時は一切行かないけど、行き始めると割と通うようになりますね。
平日が老人の寄り合い所になるのはちょっといただけませんが。

あちこちで散々と「本を買え」と言っている手前、自分は買わずに借りるというのもどうかと。
でも公共の施設なんだから利用して悪いはずがありません。
近頃は蔵書検索もできて探しやすくなっていますし。
書店でも検索システムを取り入れて欲しいところですが、さすがに毎日新刊が入れ替わるから難しいか。
あと自分の家の本棚も検索できれば便利かなと。
覚えておけよって話でもありますが、いつもバラバラに入れちゃうので、よく見つからなくなります。
まあエクセルで管理表作ればいいんだけど、めんどいよね。

ひとつのタイトルに対して、書店にあるか、ネットで買えるか、最寄りの図書館にあるか、自分の本棚にあるかが分かるデータベースが欲しい。
誰か作れ。
全部が電子書籍になれば、そういうのも簡単になりそうですね。

[一日一報]
[AFP] 3D印刷技術でおなかの赤ちゃんの模型、日本企業が提供

スーパーで売ってる白子(しらこ)みたい。
胎内の様子が3Dで見られる最近の技術は凄くて便利だと思いますが、それをフィギュアにしてまで欲しいものなのか。
母でもなければ父でもない私にはちょっとその感情は理解できません。

でも同じような方法で、自分の脳とか心臓とか骨格とかのフィギュアは欲しいかも。
自分の脳をペーパーウェイトにするとか、自分のホネホネロックをケータイストラップにするとか。
あれ、これって結構売れるかもしれませんよ。
誰か作れ。


11月27日(火)
[一日一報]
[IBTimes] 第二次世界大戦中の伝書鳩、暗号解読者を悩ませる

せっかく持ち帰ったのに(持ち帰れなかったけど)誰も読めないとは、鳩も不憫。
暗号は日ごとに変わるコード表と照らし合わせながら解読するという単純なタイプだっただけに、さらに解読が難航しているようです。

しかし解読してしまうと、現代の歴史観と国家間のパワーバランスを一変させてしまう、重大な文書が明らかになるかも。
そんな話、最近聞いたなと思ったらガンダムUCでした。


[本日の独言(ひとこと)]
先週22日に角川書店より『天空高事件 -放課後探偵とサツジン連鎖-』の文庫版が発売されました。前作『魔神館事件 -夏と少女とサツリク風景-』の続編です。既刊の文庫版で恐縮ですが、よければ本棚のコレクションに加えてやってくださいませ。未読の方はぜひどうぞ。

先ほどまで3作目の『露壜村事件(ろびんそんじけん)-生き神少女とザンサツの夜-』の校正チェックを行っておりました。こちらは完全新刊、来年1月発売予定です。中身についてはまだ何もお伝えできませんが、シリーズ最長(私の作品の中でも最長)の物語で、登場人物も最多になります。もちろんおなじみの3人組も登場します。ご期待くださいませ。

そして今は、また新たな作品の執筆を続けています。
こちらもまたいつかご紹介できればと思います。


11月26日(月)
ヴィレッジヴァンガードに自著を見つけて、なるほど私はこういう位置だったのかと発見する。
こう、丸尾末広的な。
いや、ありがたい話です。

[一日一報]
[産経新聞] イスラエル国防軍のエースはオンラインゲームオタクだった!

「だった!」と書くほどのことでもないと思いますが。
最近の戦争ゲームは、戦争ゲームに見せかけた実戦シミュレーターの様にも思えます。
リアルを追及するとそうなるのかなと。
それがいいのか悪いのか、私にはよく分かりませんが、少なくとも「だからゲームは悪だ」と言ってはいけないと思います。

ちなみに記事にある「ウォークラフト」などの戦争・戦略ゲームは、海外では大ヒットしていますが日本国内ではあまり売れないジャンルのようです。
のめり込んだら楽しそうですが、やっぱり小難しいというか、戦争物というか、あんまり惹かれないかなと。
日本だったら「自衛隊 VS 組織化されたゾンビ軍団」みたいにすれば受けるかもしれませんね。
あるいは「クラス対抗 学校占拠ゲーム」とか。
あれ、これはちょっと面白いかも。


11月23日(金)


iPhoneにはSiriという音声認識型のパーソナルアシスタント機能が搭載されています。
要は喋った言葉を認識してメールを打ったり検索してくれたりする機能で、他だと「しゃべってコンシェル」などと呼ばれたりするものです。
ちなみにSiriは尻ではなく、Speech Interpretation and Recognition Interface(発話解析・認識インターフェース)の略だそうです。
インタフェースってなかなかいい日本語がないですね、窓口?

で、そんなSiri。
非常に高性能なことはよく知られていますが、なかなか使う機会がないことでも有名です。
CMのように街中で喋るのはオシャレさんかもしれませんが、ぶっちゃけとてもできたもんじゃありません。
目立つ上に、うまく認識してくれないと何度も同じセリフを言い続ける羽目になります。
オモチャとしての遊びや、指が上手く使えない人の支援としてはいいですが、結局使い道のないツールです。

そんなことを考えていたら、ふと気が付きました。

自分が、一日の大半を引き籠もって過ごしていることに。

まさに盲点。
よく考えたら、私、ほとんど一人で仕事をしています。
閉め切った室内で、パソコンに向かって黙々モクモクしています。
何を喋っても誰にも聞かれません。
咳をしても一人、これほどSiriに適した環境はありませんでした。

という訳で、最近は主にケータイメールの作成をSiriに頼っています。
実は引き籠もりの個人事業者におすすめのツールでした。

起動も音声認識してくれたらいいのにね。

[一日一報]
[AFP] 「グーグルアース」記載の島、行ってみたら存在しなかった

ちなみに地図はここ。
おおこれは不気味。
島が地図に記載された経緯が分からないってところが、探求心を刺激します。
現れる島、消える島といえば、潮汐による海抜面の上昇・下降がよく知られていますが、どうもこれはそうでもないらしい。
もしかすると、いつの間にか沈んでしまった島、あるいは誰かが意図的に沈めた島なのかもしれません。


11月22日(木)


「天空高事件」(文庫版)本日発売です。
前作「魔神館事件」と合わせてよろしくお願いいたします。

ここ2日間ほどサーバーのトラブルによりサイトの更新ができませんでした。
私のせいではなく、お借りしているレンタルサーバーのせいです。
データをアップロードしてもブラウザ上では更新されていないという、恐らくキャッシュサーバーに障害が発生したのだと思います。
まあ無料で借りているスペースなので、何かあっても目をつぶるしかないかなと。
トラブル保証のついた有料の場所を借りてもいいのですが、まあお金をかけてまでやることではないですし。
どうせお金をかけるならドメイン取ってイチからサイトを構築したいのですが、やっぱり面倒な上に、何か起きた際には自分で解決しなければならないと思うと、まあこの程度で充分だなと思っています。
たまに見えなくなるのも愛嬌です。

という訳で、お借りしている場所を貶すのも何なのでむしろ宣伝しておきます。
当サイトは「忍者ホームページ」のサーバーにて運営しております。
個人サイト運営14年の実績から選んだサーバー。
というほどのものではなく、まあ容量でかくてURLが短かったのが主な理由です。
制限も多いので画像や動画やゲームをバンバン掲載するサイトには不向きかも。
テキストベースなら割と快適に遊べます。

まあでも最近はブログやツイッターのまとめが多いみたいですね。

[一日一報]
[産経新聞] タリバンがBCCをCCでメール、送信先の400名が明らかに

新入社員と中年部長にありがちなミス。
それがタリバンで起こるとやけに殺伐と感じられます。
これが新たな火種になるのか、ミスした人の生命が脅かされないかと気になるところです。

400件のアドレスの中にはジャーナリスト、政治家、行政官、研究者、活動家が含まれているとか。
隠れ支援者がバレて大問題になるのでしょうか。
いや、もしかすると、「わざとミスを犯して、要人と繋がりがあるように見せかける罠」とか。
これを「偽書疑心の計」と呼ぶ。
一斉メールで失礼します。


11月20日(火)
[一日一報]
[AFP] 「終末の日」に異星人が助けに来る?南仏の山、立ち入り禁止に

今日の終末、今終末。
来月21日に世界が滅亡するのはご存じの通りですが(確定)、救いを求める人が南仏に集まっているようです。
ビュガラッシュ山は以前から『それ系』の人たちには有名なスポットで、山が磁力に覆われているから秘密基地があるだの、UFOがしょっちゅう飛んでいるだのとよく言われています。

もちろん、この山とマヤ文明の終末予言とは無関係であり、古代マヤ人もそんな場所は知らなかったでしょう。
つまり、マヤ文明の予言では来月世界が滅亡する、助かるには異星人の力を借りるしかない、異星人と言えばビュガラッシュ山だ、だからそこへ行こう、という流れのようです。
デマの成長と広まりがよく分かるモデルケースです。

ちなみにこの騒動のお陰で、ビュガラッシュ山周辺の地価が急騰しているとか。
風が吹けば桶屋が儲かる、ブラジルで蝶が舞うとテキサスで竜巻が起きる。
これにはさすがの古代マヤ人も予言できなかったことでしょう。

[本日の独言(ひとこと)]
先月に携帯電話をiPhone5に機種変更してから、ほどほどにスマートフォン生活を続けています。平たく言うと流行物であるスマホのアイフォーン。使ってみた印象としては、まあこんなにややこしい機械があったものかというところです。

スマートフォンは非常に高性能で拡張性も高く、これまでの「携帯電話」から「携帯端末」への移行が明確に感じられる製品でした。しかしこのような物が果たして万人に必要かというと、私には特にそうとは思えず、使いこなす必要などない人も多いかと思います。私自身は楽しく便利に使っていますが、それなら自分の親に薦められるかというと、やっぱりいままで通りの携帯電話でいいよと言ってしまいそうです。というか実際に言っています。あれだけ頑張って習得した携帯電話の操作が無駄になってしまうのは不憫です。携帯電話会社も流行物ばかりを煽るのではなく、どんな人でも安心して使える携帯電話を作って欲しいと思います。安心はライフラインの絶対条件です。

さてそんなスマートフォンで最近使っているアプリは電子書籍の「青空文庫」です。青空文庫の説明は以前にも書きましたが、著作権が失効(50年)した古い小説が無料で読めるサービスです。元々はインターネット上で公開されているものですが、スマートフォン対応となってさらに使いやすくなりました。

そんな青空文庫アプリの機能のひとつに、「月刊ランキング」というものがあります。スマートフォンを使っている人がダウンロードした書籍のランキングが月次で報告されています。その結果がなかなか興味深いものだったのでご紹介します。

●2012年10月ランキング

1.「こころ」夏目漱石
2.「人間失格」太宰治
3.「吾輩は猫である」夏目漱石
4.「坊ちゃん」夏目漱石
5.「銀河鉄道の夜」宮沢賢治
6.「ドグラ・マグラ」夢野久作
7.「蟹工船」小林多喜二
8.「注文の多い料理店」宮沢賢治
9.「源氏物語01 桐壺」紫式部
10.「羅生門」芥川龍之介

堂々1位は夏目漱石の「こころ」。以下太宰治、宮沢賢治、芥川龍之介と文豪が軒を連ねています。先に書いた通り、著者の死後50年以降の作品が掲載されているので、相当に古い作品が対象となります。しかしそれでも全11558点(11/16現在)の中から当然のように支持されるというのは驚くべきことであり、まさに定番作品の名に恥じぬ結果だと感じています。

そんな中、興味深いのは6位の「ドグラ・マグラ」ではないでしょうか。これも夢野久作の代表的な作品として有名ですが、国語の教科書はおろかテレビなどで紹介されることはまずありません。難解な小説なのでなかなか気軽に紹介できる人も少なく、他9作品と比べると一般の認知度は低いことでしょう。

ただし「ドグラ・マグラ」に関しては他の作品にはない絶対的な強みがあります。それが「読むと気が狂う」という強烈な評判です。このくだらない伝説が若い読書好きの好奇心を刺激するのでしょうか。この作品だけは、スマートフォンの読書アプリという環境でのみ支持を受けランクインしたものと見ています。

夢野久作については私の中でも特別な位置にあり、弊著の「魔神館事件」や「天空高事件」に登場する人物の名前にも多く使わせていただいています。そんな私の意見としては「ドグラ・マグラ」は初心者には少し敷居が高い作品です。「ドグラ・マグラ」は著者の集大成かもしれませんが、極めて特殊な作品であり難解です。それよりももっと読みやすくて面白い作品も書いていますので、どうか早々に諦めることなく他の作品にも触れてみられることをお薦めします。

ちなみにその他に興味深い作品では、ポーの「モルグ街の殺人事件」が13位、カフカの「変身」が16位、少し前に映画にもなったグリム童話の「ラプンツェル」が25位、大阪維新の会で話題となった坂本龍馬の「船中八策」が36位でした。定番と興味と、少しの世相も反映しているのも面白いところ。


11月19日(月)
楽天は便利だけど、検索結果に品がない。
あの、1円(ただしネット加入が条件)みたいな抱き合わせ販売方法は排除できないのかしらね。
おかげで検索しにくいったらありゃしない。

ネット通販はそのうちアマゾンの一人勝ちに終わるだろうと思っていましたが、さすがにそうはいかず。
今はアマゾン、楽天、ヤフーショッピングが三大勢力でしょうか。
書店関係のショップにも頑張って欲しいところですが、やっぱり本だけじゃ厳しいかな。

[一日一報]
[産経新聞] ローマ法王「つぶやき」開始へ 年内に公式アカウント

┌(┌^o^)┐ホモォ...とかつぶやいて大問題になったりして。
法王アカウントといいつつも、実際にはバチカンの広報という形になるみたい。
偉い人はあまりつぶやかない方がいいですね。
鶏肋、鶏肋。

[一日一品]
[ITmedia] 表と裏にディスプレイ、閉じるとタブレットになるUltrabook「ASUS TAICHI」

バカっぽくてちょっと欲しい。
でもこれならVAIO Duoの方がスマートだよね。


11月16日(金)
Twitterからの情報で気になったので紹介。

PlayStationは現在、「年の瀬のPlayStation祭り」という販促キャンペーンの一巻として、新CMを2本公開しています。
これがすこぶる興味深くて危ういので紹介します。






一見して「おお、これは!」と思った方は、もうそれで結構です。
以下「なにこれ?」という方に説明します。

これはプロレスファンには名シーンとして馴染みのある映像です。
さかのぼること22年前、1990年2月10日に開催された新日本プロレスの東京ドーム大会「'90スーパーファイト IN 闘強導夢」のメインイベントにて、アントニオ猪木&坂口征二 VS 橋本真也&蝶野正洋の試合直前に行われたインタビュー映像です。

1本目のCMで険しい表情を見せているのはご存じアントニオ猪木。
例の「闘魂ビンタ」がまだプロレスファンの中でしか知られていなかった頃です。
そのタッグを組むのは、当時新日本プロレスの社長でもあった坂口征二。
古くは「世界の荒鷲」と呼ばれた名レスラーであり、今は俳優の坂口憲二の父としても知られています。

2本目のCMでハチマキを巻いた巨漢が橋本真也。
当時は若手のトップレスラーとして「破壊王」「戦う渡辺徹」と呼ばれていました。
2005年に40歳の若さで亡くなっています。
そのタッグを組むのは、若き日の蝶野正洋。
まだグラサン・黒服には目覚めておらず、割とオーソドックスなタイプのレスラーでした。

当時の猪木・坂口はすでにレスラーとしての旬を超えており、現役引退が囁かれる(叫ばれている)時代でした。
一方の橋本・蝶野は新時代のホープとして台頭し、着々と人気と地位を高めていました。
つまりこの試合は、ついに若手のスターがベテランに挑むという重要な一戦だったのです。

で、そんなCMの元ネタとなったのがこちら。



気迫に満ちたアントニオ猪木と、棒読みでどうもしまりのない橋本真也です。
実は橋本は蝶野と比べてコメントが苦手で、マイクパフォーマンスにも妙なズレがありました。
その結果、こんな感じに「それでいいんだけどどこか変」という笑いを誘う映像ができました。
強面の蝶野もおかしくて思わず顔を伏せています。
ちなみに試合は猪木・坂口組が辛勝しました。

という、非常に古く長く複雑なシーンを起用したのが今回のPlayStationのCMです。
一言で言うと「誰も知らんだろ」ということです。
私は分かります、長いプロレスファンも分かります。
でもプロレスに興味のない人や、若いファンにはさっぱり分からないでしょう。
辛うじてアントニオ猪木なのは分かりますが、坂口征二は今はあまりテレビにも出演していません。
橋本真也は残念ながら故人となっていますし、蝶野正洋はセリフもカットされているので気付かれない可能性が高いです。

これがプロレスゲームの新作ソフトのCMなら分かりますが、「年の瀬のPlayStation祭り」の割には非常にマニアックなCMです。
元ネタを知っている人しか楽しめないという、影響力が非常に狭いものだと思います。
そこから漂うのは、かつてセガサターンのCMであった「せがた三四郎」。
柔道着を着た元一号ライダーの藤岡弘、が「セガサターンしろ」という妙なCMです。
あれはまだ藤岡弘、のキャラとともにギャグとして受け入れられましたが、これはさすがに難しいというか、何のことか分からないと思います。

結論を述べると、PlayStation、ヤバイなということです。
ヤバげなのは知っていましたが、いよいよ妙な方向へと進み始めています。
私は楽しいですが、私が楽しいものは大体が失敗します。
盛り上げるはずのCMから、末期の予兆を感じているサッコンです。

[一日一報]
[CNN] ネットの動画再生、待てる時間は2秒まで?

同じくネット動画の話。
昔は動画再生はおろか、画像表示も待つことが普通でしたが、今は瞬間的に応答しないと観てもらえないようです。
まあどんなにいいサイトや動画も「遅いからもういいや」ってなることはありますね。
テレビも無音の静止映像が何秒か続くと大問題になります。
ただ、人は完全停止に不安を覚えますが、何かが動いていれば一定の安心が得られるものです。
テレビの企業ロゴや料理映像でも必ずジワジワと拡大・縮小されているのはそう言う理由です。

とはいえ、Now Loadingくるくるでもダメでしょうが。
近頃は静止画を置くとか、CMを入れるとかしていますね。


11月15日(木)

文庫版「天空高事件」の見本が届きました。
書籍を手にすると、ああ出るんだなあと実感できます。
今月22日発売予定です。
なお前作「魔神館事件」も売れ行き好調により重版(追加発売)が決まりました。
本当にありがとうございます。

今回もイラストはtoi8さん。
看板娘のハテナさんが生足を惜しげもなく披露しています。
こちらの想像よりも随分とスカートが短くて、こう、危なっかしいですね。
黒彦君の視線も厳しいです。

昨日、このホームページをもう14年も続けているという話を書きましたが、このキャラクターも長く続けています。
もう誰も知らないでしょうが、ハテナちゃんとお兄さんについてはデビュー前からこのホームページで、「ハテナくんとおにいさん」というタイトルのシリーズを書いていました。
人形の男の子ハテナくんが物知りのお兄さんに色んな質問して、お兄さんが『もっともらしいウソ』を吐き続けるコーナー。
それの第1回が2001年でしたから、もう10年来の付き合いになります。

それがまさか、原稿用紙何千枚も続く物語になって、プロのイラストレーターさんに絵まで描いて頂けることになって、出版社さんに小説として刊行して頂いて、書店さんに並べて頂くことになるとは、当時はまさか思ってもいませんでした。
世の中どうなるか分かったもんじゃなくて、面白いです。

来年には新刊も発売されます。
こうなったらもう、じわじわと続けていければいいなと思います。

[一日一報]
[ロイター] 米、2017年までに世界最大の産油国に=IEA

あれ、そうなのというニュース。
どうやら採掘技術の向上により一時的に生産量がサウジアラビアを抜くということらしいです。
中国にしてもそうですが、やっぱり地力があるというのはいいですね。
日本も石油が出ればいいのにね。
主に私の家の下あたりから。(でも他人の土地)

そして、何だかんだ言っても、結局化石燃料は枯らすつもりのようです。
エコロジーだとか、地球資源を大切にだとか言ってるのは、もちろん建前。
はっきり言えばいいのにね、「吸い尽くした後のことを考えよう」って。
守る気ないなら攻めないと。


11月14日(水)
「来年は年男だから36やね」って、勝手に2つも上げるんじゃねえよ。(まだ34)
アラサーからアラフォーへと移る微妙なお年頃。
子どものころは40歳なんてもう完璧にオッサンだと思っていましたけど、いざ自分がその歳になってみるともう、やってることもやらないことも子どもと全然変わっていなくてビックリしますよね。
もとい、40歳じゃねえよ。
オッサンでもねえよ。

なにより、14年もホームページを続けることになるとは思いませんでした。
14年って、開設当時に生まれた子だって14歳の微妙なお年頃ですよ。
あのな嬢ちゃん、嬢ちゃんが生まれた時からな、オッチャンはこの日記を書き続けてんねんで。
オッチャンじゃねえよ。
三枚におろすぞ。

[一日一報]
[毎日新聞] PC遠隔操作:「真犯人」自殺予告メール 弁護士などへ

例の事件の新展開。
本人によるものか、さらに巧妙な手によるものか。
ただちょっと気取りすぎていて、いかにも日本人らしいところがいただけません。
いさぎよく自殺するよりは、余裕しゃくしゃくの顔で自首してくれた方がカッコイイし面白い。
警察や報道からは批判の嵐になるでしょうが、世間はきっと犯人の擁護に回ると思います。


11月13日(火)
[一日一報]
[産経新聞] モアイはイースター島へ「歩いて移動した」仮説を証明か

何の比喩かと思いきや、本当に歩いていてビックリ。
動画はこちら。
まるで処刑台へと導かれる罪人のようです。

ピラミッドの建造にしてもそうですが、一見どうやって作ったのか分からない古代の建造物も、根気があれば何とかなる場合が多いようです。
機械文明に慣れすぎてしまった盲点、ミステリのトリックにもなりそうです。

しかし一番の謎は、やっぱり「そんなに頑張って何がしたかったの?」ってことでしょうね。
モアイの体内に意図と歴史を記したデータチップでも埋めておいてくれたら良かったのにね。(文明ボケ)


[本日の独言(ひとこと)]
大河ドラマ「平清盛」はいよいよ大詰め、長男重盛の死により清盛は道を誤り、やがての滅亡へと繋がる暗黒時代が到来します。

と書き出してみましたが、私自身は実際には一話たりとも視聴していません。ホームページの情報を見て、ああもうその時代くらいの話をしているのかと見たまでです。大河ドラマは嫌いではないのですが、やっぱり長すぎるのが辛いところです。

「平清盛」に登場しているのかどうかは知りませんが、「平家物語」には禿(かむろ)という童子が登場します。ハゲではなくて髪の毛を切り揃えたおかっぱ頭の子どもたち。平家は彼らを平安京の至る所に放ち、情報収集や謀反の調査、あるいは平家に対する批判などを聞く密偵として働かせていたそうです。子どもなので目立たず、市民からも警戒されません。でも、うっかり平家の文句を言ってしまうと、知らぬ間に密告されてしまい、大人の役人がやって来るという恐ろしい時代でした。

こういったスパイ活動は現代においても行われており、いわゆる独裁政権、恐怖政治の象徴のようにも扱われています。バーにいた隣の客が秘密警察の者だったとか。男性よりも女性や子どもの方が目立ちにくいのでより厄介です。日本にも大勢のスパイが紛れ込んでいるという話もよく聞かれます。告げ口で逮捕される世界ではありませんが、政治家や芸能人のスキャンダルなどはそういった罠にはめられた人もいるように思えます。

一方で最近ツイッターなどを見ていると、身の回りの出来事をインターネット上に掲載する一般市民をよく見かけます。「近所のコンビニに車が突っ込んだ」とか「電車の中でおかしなオッサンがいた」とか、わざわざ写真を撮ってアップロードする人。中には自らの犯罪行為や迷惑行為を得意気に伝えては大きな批難を浴びる人もいます。平家の禿は仕事ですが、ネットの禿は無償です。随分変わった趣味というか、自己顕示欲がくすぐられるのかなと思って見ています。最近では、勝手に写真を撮って掲載されることを見越した上で、路上パフォーマンスをしたり宣伝に利用したりする人もいるようで、奇妙な世界観が生まれつつあるようです。

レストランで出された料理を、食べる前に写真を撮ってネットに上げるという行為もよく見かけます。それが失礼にあたるかどうかは知りませんが、一億総禿の時代が社会にどのような影響を及ぼしているのかと興味深く見ている昨今です。


11月12日(月)


DVDプレイヤーを買いました。
Pioneer DV-220V。
amazon で異様に評価されている機種です。

これまでDVDの再生に使っていたPS2の調子が悪いので購入。
今時BDもHDDも搭載されていない安価な単機能タイプ。
それでいてHDMI付きでCPRM対応、1080pへのアップスケーリング対応付き。
完全に、DVDを見るためだけに作られているところが魅力です。

使用感は、あくまでPS2と比較するとかなり良い感じです。
字幕が見やすくなったのが一番の利点です。
HDMI接続で東芝テレビのレグザリンクが働いたので操作性も向上。
アップスケーリングもまあまあ妥協できるかなという感じでした。

ただまあ、所詮はDVDなのでDVDなりの映像です。
どう頑張ってもナナニーヨンパチ。(720×480ピクセル)
テレビがまともなだけに、BDにも地デジにでも敵いません。
もうちょっと上乗せして、素直にBDプレイヤーにしておけば良かったかなと軽く後悔しつつ、まあしばらくはこのままです。

[一日一報]
[毎日新聞] おんせん県:大分商標登録に 群馬知事困惑

群馬県:「他県を敵に回しても、ということなのだろうか」(ゴゴゴゴ……)

ゆるキャラの次はゆる県か。
香川の「うどん県」ネタをパクって、二匹目のドジョウを狙っているようです。
とはいえ、香川の「うどん県」は、これまで散々に「うどん県、うどん県」と言われ続けていたからこそネタになった訳で、本来のキャッチコピーは「うどん県。それだけじゃない香川県」でした。
そんな流れを無視して、温泉がたくさんあるからうちは「おんせん県」だというのは、いかにもお役所的というか、ちょっと寒いネタだと思います、温泉なのに。

少なくとも、他県と敵対していいプロモーションができるとも思えません。
いっそ日本を「世界一のおんせん国」とアピールするとか、入湯者に他の県の温泉もアピールして繋がりを深めるとか、そういう心暖まる宣伝を期待したいところです、温泉だけに。


11月9日(金)


家のドアの近くに留まっていた真白い蛾。
シャクガと思われるが詳細が分からないので検索。
多分、ウスキツバメエダシャクだと思います。
薄黄燕枝尺。
昆虫の名前は漢字にすると必殺技のようです。

シャクガの幼虫はシャクトリムシ。
特に茶色っぽくて木の枝そっくりな奴はエダシャクと呼ばれます。
あんな棒みたいな奴がこんな姿になるのだから、なんかもう、凄いですね。
後翅の先端がツバメの尾のように尖っているから、ツバメエダシャク。
ウスキは薄黄色いという意味ですが、この種類は数が多くて同定(種類分け)が非常に難しいです。
こちらのサイトに詳しく掲載されていますが、違い分かりますか?

先のウスキツバメエダシャクさんは、もう丸2日もそのままです。
寒さと寿命でもう死ぬのだろうと思います。

[一日一報]
[CNN] オバマ大統領が勝利宣言に添えた写真、ネットで大反響 「いいね」330万

アメリカ大統領選挙はもはや政治というよりもエンターテイメントなイベントですね。
オバマさんが勝利してロムニーさんが敗北しましたが、まあどちらも写真うつりのいい男前でした。
体型や容貌で政治能力が変わるとは言いませんが、やっぱり格好いい(美人)というのは重要じゃないかなと。
あと自信満々な態度も、リーダーなんだからね。

もちろん男前というのは、整形やカツラやシークレットブーツのことではなく、信頼感に繋がる表情や立ち振る舞いのことです。
どこかの国のリーダーのように、たるんだ頬と荒れた肌でボソボソと話しても損だと思うのです。
肌エステとボイストレーニングくらいすればいいのにね。
たくさんの取り巻きさんたちも何をやっているのか。
今日び、世間の営業マンだってもっと気を遣っていますよ。


11月8日(木)
あえて記事も写真もリンクしませんが、きのう神武天皇陵を参拝された、やんごとなき雅なお子様が、AKIRA君に見えて仕方がない。

[一日一報]
[AFP] 米アップル、「iPhone」商標訴訟で「iFone」に敗訴 メキシコ

「米アップル」って、「米林檎」って書くと島木譲二のギャグみたいね。

「賠償額は売り上げの40%を下限」って、実はもの凄い高額ではないだろうか。
日本ではインターフォンで有名なアイホンと名前が酷似しているために、アップル側が商標使用料を支払っています。
ちなみにその際にiPhoneの片仮名表記は「アイフォーン」とすることも決められているため、テレビや新聞などでは必ずアイフォーンという、ちょっと間の抜けた表記になります。

商標がらみの話は、だいたいこっそりと登録されて、こっそりと処理されます。
コピーライターは新商品などに対して面白いネーミングを付けることも多いですが、たまに実は既に商標登録されていることが発覚して大恥をかくことがあります。

電子書籍時代を先取りして、「愛本」(まなほん Love Book)とか、こっそり取っておいてもいいかもね。


11月7日(水)
ドラえもんのひみつ道具のひみつ。
ドラえもんは四次元ポケットからひみつ道具を出しますが、あれって全部自分の持ち物なのでしょうか。
もしかすると、四次元ポケットというのは「実機のカタログ」であって、ひみつ道具は「レンタル品」なのではないでしょうか。
「この道具が欲しい」と思ってポケットに手を入れると、カタログの中からふさわしい商品が転送される、それを使うと一回使用あたりいくらという金額が請求される。
そういうものじゃないかなと思います。

あと「スモールライト」と「ビッグライト」があれば「ガリバートンネル」はいらないんじゃないか、とか、「どこでもドア」があれば「通りぬけフープ」や「どこでもマド」はいらないんじゃないかという話。
あれ、いわゆる競合他社の商品ということではないでしょうか。
東芝のテレビがあればシャープのテレビはいらないとか、アップルのスマホがあればサムソンのスマホはいらないと言っているようなものではないでしょうか。
「スモールライト」は小さくなるだけですが、「ガリバートンネル」は一台で小さくも大きくもなれます。
その方が使いやすいというユーザーも多いかと思います。

そんなことを、スマホをいじりながらぼんやりと思っていました。
「カタログ」と「他社商品」。
21世紀の頭で22世紀を考えると、そうなるのが自然かなと。
なおWikipediaによると、作者はひみつ道具の3分の2くらいがレンタル品と発言していたそうです。
ああ、なんか納得。
改めて20世紀の藤子不二雄の発想に驚かされました。
だってドラえもんも四次元ポケットも、マジで来世紀くらいには実現できそうだもんね。

[一日一報]
[CNN] 「クリスマスにはまだ早い」、店内の音楽に苦情続出 カナダ

クリスマス中止のお知らせ。
季節を先取りして消費をうながすのは小売店の基本ではありますが、ちょっと早すぎたのか。
クレームまで出るとは余程のことだったのでしょう。
日本でももうスーパーなどではクリスマス音楽が流れていますね。
毎年毎年、いい加減にしてもらいたいものです。
一か月以上も前から「誕生日が来るぞ〜、誕生日が来るぞ〜」と騒がれる私の身にもなれってもんですよ。
今年のクリスマスはもう来ませんよ。
12月21日で地球が滅亡するから。
マヤの人がそう言ってたもん。


11月6日(火)
[一日一報]
[CNN] 進化するコンピューター、人と機械の不思議な関係

エレベータは開く前に少し間を持たせた方がいいというのは面白い。
私が前に住んでいたマンションのエレベータは、階に到着すると同時にドアが開き、ドアが閉まると同時に動き出していました。
高性能というよりはちょっと恐かったです。

記事では大学の先生が、ロボットと人間関係を築きたい人は10人くらいだろうとコメント。
どうせそんなこと言いながらも、いつの前にか「一人一台」になるのかもしれません。
大昔、IBMかどこかのコンピュータの偉い人が「一般人はコンピュータなんて使わないからパーソナルコンピュータなんて売れない」と言いました。
でもその数十年後、パソコンは売れに売れて一人一台の時代がやってきました。
だからその偉い人の言葉は大間違いとされてきました。
ところが今、大規模データの処理とネットワーク設備の向上により、いわゆるコンピュータの作業は巨大なデータセンターに集約され、一般人はそれを表示させる端末のみを所持する時代になりつつあります。
誰も自分のデータの管理場所や処理方法なんて興味を持たなくなりました。
先の偉い人の言葉は、そこまで考えていなかったとしても実は正しかったのかも知れません。

どうなることやら。
ロボットが普及するかどうかは知りませんが、まあ、人型アンドロイドではないんじゃないかな。
ハテナちゃんには申し訳ない限りです。


[本日の独言(ひとこと)]

お知らせです。
以前に告知いたしました通り、「天空高事件 -放課後探偵とサツジン連鎖-」の文庫版が、11月22日に角川書店より刊行されます。

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「天空高事件 -放課後探偵とサツジン連鎖-」

発売日:2012年11月22日
定価(税込):780円

"学園ミステリ”への挑戦状! 迷探偵・黒彦シリーズ第2弾!!

私立天空高校の校舎屋上から、一人の女生徒が飛び降り自殺をした。騒然と
なる中、白鷹黒彦は、なぜか「天空高探偵部」部長の夢野姫子に目をつけら
れ、調査をすることに。果たしてこれは本当に自殺なのか!? 。

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姫子、紘美、ルルの3人組をはじめ、やたらと登場人物が賑やかで扱いに困った覚えがあります。
イラストは前作「魔神館事件」に引き続きtoi8さん。
でもまだ私も見ておりません。
素敵な絵を楽しみにしていましょう。


11月5日(月)
日経トレンディが毎年勝手に判定している「ヒット商品ランキング」の2012年度版が発表されました。
感じたことは、まあどれも局地的で、しかも安っぽいというか、お金を使わずに楽しめる物が目立ちます。
東京スカイツリーが堂々の一位ですが、派手に宣伝した割には地方では特にどうということもなく。
「世界一の高さを誇る塔の完成が、震災後の沈滞ムードを一気に吹き飛ばし、日本復興の象徴となった」という見解にもちょっと薄ら寒いものを感じています。
誰もそんなこと思ってないんじゃないかしら。

でも他に何かあったかというと、あまり思いつけず、また自分的ヒット商品も特になかったりします。
今年も色々と買いましたけど、これはって物はない。
ああ、昨日wiiのクラシックコントローラを買ってSFC版の「スーパーマリオカート」をやりました。
懐かし楽しかったですが、まあ後ろ向きなヒットです。

[一日一報]
[朝日新聞] 「グレンダイザー」イラクに立つ 23年ぶりの日本館

近頃は色んなロボが色んな場所に立っています。
それにしてもなぜかイラクで、しかもグレンダイザー。
調べてみるとグレンダイザーは永井豪原作の漫画で「マジンガーZ」シリーズのひとつ。
イラクでは80年代に国営放送で繰り返し放映されており絶大な人気を誇っていたそうです。
イスラム教圏ではキリスト教的な表現や言い回しはタブーとされており、また偶像崇拝の否定によりヒーロー像という物が生み出しにくい土地柄であると思われます。
そんな中で勧善懲悪のヒーローと時代劇風というか浪花節的なストーリーは非常に扱いやすくて人気も出るのだろうと思います。
正義のあり方や悪役の事情にまでこだわるガンダムだと難しいかも。
その点ではドラゴンボールが世界中で人気になったのも分かりますね。
市長が犬で神様も異星人だしね。


11月2日(金)
ツタヤでレンタルしてぼちぼちと観続けていた「機動戦士ガンダムUC」。
4巻まで観て続きがないなと思ったら、なんと5巻は12/21からレンタル開始とのこと。
しかも6巻は来年の3/2公開で、さらに全7巻と知りました。
ああやっぱり早まった。
絶対に次観ても忘れている。
また1巻から借りなきゃ、まあそれでもいいけど。

しかしやっぱり説明不足の感は否めない。
過去の作品を知っていて当然とばかりに話を進められるものだから、結局誰にも薦められない。
ファースト劇場版3巻と、新訳Z3巻と、逆襲と、ああZZも観ていないとダメかも。
4巻になってカプールとか量産型キュベレイとか出てきたからね。
あれ、これバイアランか? って覚えてないない。
予備知識として先の作品を30時間ぐらい観続けておけば付いていけると思います。
敷居高すぎるわ。

戦闘シーンはめちゃ格好いいのにね。
その辺がちょっともったいないなと思います。
まあそういう作品なんだろうけど。

[一日一報]
[Gigazine] 楽天が新電子ブックリーダー「kobo glo」と「kobo mini」の発表記者会見をネット生中継→終了

→終了、に悪意が感じられる。

肌色のインカムって、パッと見だとイボっぽく見えてあんまり印象良くないね。
それはともかくkoboちゃん。
攻めの一手というよりは、予定通りに次の手を打ってきたという印象です。
ところが画像を見ると会場はガラガラ、なんだろう、事実かもしれないけど、やっぱり記事にどこか悪意が感じられます。
プレゼンもあまりパッとしないというか、驚きも少ない。
そしてラストの社長のお言葉。
「kobo Touchを出してわかったのは、漫画がコンテンツとしてとても重要だということ」
「飛行機の中で”寝転がりながら”、漫画を10冊ぐらい読んできたけれど」
ユーザー感覚とのズレっぷりが効いています。

本当は応援したいんですけどね。
KindleもiPhoneもアメリカ製だし、カナダ製とはいえ買収して日本の環境にローカルフィットしようとしてくれた訳ですし。
でもなんだろう、やっぱり今はいらないかな。


11月1日(木)
会社に来る佐川急便のオヤジが「佐川男子」呼ばわりされて困るという話をよく聞いています。
会社で荷受けする社員さんって女性事務職の方が多いですから、よくからかわれるそうです。
「うちの佐川男子はパッとしないわねぇ」とか「写真集に載っていないんですか?」とか。

佐川急便も特に容姿で社員を採用している訳ではないので、みんな美男とも限りません。
またよく「佐川(の配達員)とプログラマーは35歳定年」と言われますが、アラフォーでも頑張っているお父さんも大勢おられます。
そんな方々にとっては迷惑な話かも知れませんが、いや、まあ会話もできるし親近感も高まっていいのかも。
それもまた会社の作戦だったのかもしれませんね。

「肉食系の佐川君」といえば、私としてはちょっとまた別の印象があるわけですが。
「佐川君からの手紙」とか、ね。

[一日一報]
[読売新聞] 被告の顔写真誤掲載、否定情報を軽視…本紙検証

複雑な事件をより複雑にしてしまう事件、ていうかもう事件。
ネットに対して「確証ない誤報も一気に広まってしまう」と言っておきながらこのザマです。
でもきちんと反省と検証をしているだけマシでしょうか。
それはそれとして、これアメリカじゃ各社に億単位の裁判ができるんじゃないかなとも思います。

それで、肝腎の被告の顔写真はどうなったのでしょうか。
なんか、ずっときな臭いですね、この事件。