the shadow of silver
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12月29日(土)
年末感がまるでないのは、お仕事が一向に終わらないからでしょうか。

知人から「年賀状を書いたけど住所が分からないから教えて」という連絡を受けて、こちらからも書かなければならない雰囲気になってしまいました。
今年くらい、もういいかなと思っていましたが、やっぱりダメみたいです。

こんなサイトを飽きもせずに何年も見ていただいている方はご存じかと思いますが、年賀状は例年同じパターンで作成しています。
干支の写真とくだらない詩。
2004年の申年から始めたこの展開も、次で10年目を迎えます。
あと3年、3回書き上げれば、もう二度と年賀状の文面に悩むこともなくなるのだ。
実は12年越しの計画だったりしています。

今年のサイト更新もこれにて終了です。
今夜からはまたスノーボードに出かけます。
新年はまあ、暇になったらまた書き始めます。

本年もお世話になったりならなかったり。
また来年もひとつふたつ、よろしくお願い申し上げます。


[一日二報]
[AFP] 空飛ぶ防犯ロボ、セコムが開発

今日の近未来。
凄いけど、ちょっと恐い系の未来ですね。
自動追尾・監視システムが搭載されているとすれば、後は「自動攻撃システム」を積むばかり。
マシンガンやミサイルを搭載した軍事仕様と、毒針を飛ばすモスキート型の隠密仕様も登場することでしょう。
ハリウッド的には金属バットで打ち落とすのがセオリーです。

[産経新聞] アップル、「ガラスを曲げる」特許を取得

特に珍しいものでもないような気がしますが、よく分かりません。
作り方が発明ということでしょうか。
それにしても特許取得がニュースになるというのも凄い企業です。
ガラスが曲面になって何ができるのか。
色々できそうですね、アイメガネとか。


12月28日(金)
朝起きて、テレビを点けたらゴジラ顔。
メジャーリーガーの松井秀喜選手が引退するそうです。
野球にあまり興味のない私もこれには少し驚き。
彼は私の3つ年上で、つまりはメディア的に同世代なのです。(メディア的には3歳辺りまでは同世代に思える)

野球選手の引退と聞いて思い浮かぶのが、絵の具メーカーのホルベイン工業の企業広告。
有名なのでご存じの方も多いと思いますが、素晴らしいコピーなので下記に引用しておきます。

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『野球選手の悲しさは。』

野球選手の悲しさは、自分の子供に自分の最盛期を見せられないということだ。
子供が分別のつく頃、世の中のことが少し見えてきた時、父親はまだ30歳を越えたばかりなのだ。
しかし、彼はやがてレギュラーから外され、ある秋の日に解雇される。
お父さんの職がなくなったことを、新聞の片隅に報道された小学生はどんな気持ちだろうと、普通のサラリーマンのお父さんは、少し自分を慰めるのである。
その父親も、野球選手に遅れること20年、子供が成人を迎える頃、輝きを失う。
父親が目標を失い、小さくなっていくのを見る大学生も、それなりに悲しいのである。
だから、人は、何か新しいことを探さなくてはいけない。

引用ページ:http://www.holbein-works.co.jp/static/publicrelations/shincho_sw/0309.html
元ページ:http://www.holbein-works.co.jp/announce/publishement/publishement2003.html
(上から4つ目の作品)

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同世代にはこの気持ちも分かるかもしれない。
まあアタシャ、パパでもなければゴジラでもなく、引退する場もないわけですが。


[一日三報]
[朝日新聞] 歩道橋の「名前」売ります 大阪市、梅田など125カ所

いくらで買える物なのかは知りませんが、歩道橋に自分の名前が付けられるかも。
125か所すべてを抑えれば広告宣伝にも使えるかもしれません。
できるかどうかは知りませんが。

しかし歩道橋の名前なんて、まあ普通は覚えもしなければ気にもしませんね。
せめて交差点の名前だったら、地図やら旅やらで目にする機会も多そうですが。

[GIGAZINE] 隣人が銃を所持しているかどうかをGoogleマップ上に表示

銃規制うんぬんの一環。
ところ変わればサービスも変わる。
でも結果を見れば、みんな持ちすぎていて何の役にも立たないのかもしれません。
日本だと、自動車免許の所持マップとか、子どものいる世帯マップとか、包丁を十本以上持っている人マップとか。
どう見ても余計なお世話ですね。
でも余計なお世話こそGoogleサービスの真骨頂かも。

[WIRED] いまだ解読されていない、7つの暗号:ギャラリー

よく知られている(と思う)暗号7種。
やっぱりこういうのってワクワクしますね。
こういう記事は、ふうんと思って読み終えるのが作法。
間違っても自分が解いてやろうなんて思わないことです。


12月27日(木)
そういやLTEって何の略だろうと思って調べたら"Long Term Evolution"でした。
「長期的な進化」とでもいうのか、そんな訳の分からない言葉でした。
だから「このケータイ、LTEが使える」とか「LTEが繋がらない」というのも、何だか変な話にも思えてきます。
でもドコモは当初、「スーパー3G」とかいう、さらにカッコ悪い名前を付けようとしていたとか。
ちなみに3GのGはGeneration、3世代目ってこと。
その前にうっかり「次世代型」なんて言葉を使ったものだから、3世代とか言わなきゃならなかったんじゃないかと思います。
何と言いますか、略語が生まれて浸透する前にテクノロジーが進化してしまう、という状況が続いているような気がします。
ていうかもう、EvolutionとかGenerationとかRevolutionとか名前に付けるのやめようよ。

ちなみにELTはEvery Little Thingの略なのはご存じの通り。
「みんなちょっとしたこと」とか「みんなちっぽけもの」みたいな可愛い意味になるのか、元はビートルズの曲名だったかと思います。


[一日三報]
[CNET] 「あけおめ」メールとコールは控えて!--携帯電話各社が呼びかけ

毎年恒例。
毎年恒例のなのに、毎年同じように呼びかけていることに違和感を持ち続けています。
どうして何の対策もしないのでしょうか。
たぶん対策はしているが、それでも近年は通信パケットが増え続けているのです、という言い訳になるのでしょうが、そうさせているのはもちろん彼らです。
年賀状が多いので一人10枚に控えてくださいとか、デパートが混むので一人1万円までにしてくださいとか、サーバーが重くなるから検索は一日10件までにしてくださいとか言っているようなものだと思うのですが、どうか。

ていうか、呼びかけたところで誰も守らないんだから、言わなきゃいいのにね。

[AFP] 人間は攻撃的、手は「固い拳」作れる形に進化 米研究

おともだちパンチって何だっけ。

僕らの拳はチンパンジーよりも強いことが判明。
裸で一対一になったら絶対に勝てる気がしないのですが、そうらしいです。
ていうかこれは「固い拳」を作るためじゃなくて、やっぱり指先が器用になるための進化だと思うのですが、どうか。
『私たちは、暴力の申し子なのです』というコメントはちょっとかっこいい。

[朝日新聞] 直径17メートル、世界最大シールドマシンが完成

巨大な機械ってワクワクする。
なんか「ゼビウス」でこんなボスがいましたね。
色やドットっぽいデザインもそんな感じです。

シールドマシンというのは穴掘り機。
この前面のゼビウス部分がグルグル回って地面を削り取り、崩した岩土を後ろへと送りつつ前進します。
直径17メートルなので、そのまま直径17メートルの地下道が効率良く作れるそうです。
こないだテレビで言ってました。


12月26日(水)


自家製アロエ化粧水を作りました。

数年前に知人からアロエを1鉢を譲り受けて以来、すくすくと成長を続けて今や2鉢も満杯になりつつあります。
あまり増やすもどうかと思い、何かに使えないかと考えていました。
パッと思いつくものとしては、やはりアロエヨーグルト。
誰がやったかは知りませんが、ヨーグルトにアロエを用いるのって一つの発明だったと思います。

しかし調べてみたところによると、アロエヨーグルトに使われているのは「アロエベラ」という種類だそうで、私が持っている「キダチアロエ」には苦みがあってあまり食用には適さないそうです。(食べようと思えば食べられる)
では他に何かないかと次に思いついたのが、アロエ化粧水でした。

私はお肌があまり強くないので普段から化粧水を使ってます。
とはいえ100円ショップで売られている安物です。
余計なことをしていないのでガンガン使えるのですが、結局これもほとんど水のような物です。
ほとんど水なら自分で作ってもいいじゃないかという話です。

という訳で、例によって適当工作。
精製水にグリセリンを混ぜて、皮をむいたアロエを細切れにして投入。
あとはシェイクしてある程度くずして混ぜれば完成。
これでいいのかどうかは分かりませんが、まあ理屈はあっていそうな気がしています。

でも、使用感はちょっと青くさい普通の水でした。
明確な効き目が実感できれば自慢もできるのですが、あまりそうでもない。
ていうか、明確な効き目というのは「きつい薬」の裏返しなので、まあこんなもんでいいのだろうと思います。

まあ「ヒャッキン化粧水」で満足している人は試してみてもいいかも。
でもヒャッキンで充分って人にはメンドイだけかも。

何か他にアロエの有効利用はないかしら。
「緑色のカニ」と偽って鍋に入れる以外に。


[一日三報]
[産経新聞] ホノルルで紛失? 「インディ・ジョーンズ宛」小包、謎の一部が判明

冗談のような事故。
偶然が重なるとこういうことも起きるようです。

”ブリンカー氏によると、シカゴ大学ではこの日記帳を保存したいと望む学部が複数あるという。チャーフォロス氏も、大学がレプリカを持ち続けることに同意した。大学側はそのお返しに、シカゴ大学グッズの服を同氏に送る予定だ。”

イタリアの購入者はどうなったんだろう。

[読売新聞] ピンクが似合う新型クラウン…購入層若返り狙う

見せ物、コンセプトモデル、だよね?

クラウンといえば今でも広告業界の伝説となっているのが「白いクラウン」。
1965年に発表されたこの名コピーによる新機軸は、これまでクラウンが持っていた「黒塗り社用車」のイメージを一新。
一般サラリーマン層やファミリー層に受けて大ヒットしました。

ということで、今度は「ピンクのクラウン」で若返りを狙っているようですが、どうだろう。
田舎のヤンキー車にしか見えず、昨今のトヨタの迷走ぶりを感じずにはいられないのは私だけか。
どうしたんだろう。
あの、ジャンレノを起用したドラえもんのCMや、ビートたけしやキムタクを起用した偉人のCMも、ちっとも面白くない。
「どうだ! すごいだろ!」っていう広告代理店の自己満足にしか見えないのよね。

[毎日新聞] 奈良県:自殺率最低、カギは「適度な飲酒と宗教的紐帯」

もうみんな奈良に住めばいいと思う。
いい加減なことは言えないけど、土地あまりまくっているんだから、被災者の方をもっとたくさん受け入れて「小東北」とか「小福島」とか作ればいいのにと思ったりもしています。
いいよ奈良、鹿いるよ。
鹿しかいないよ。


12月25日(火)


メリークリスマス&ハッピーバースディ。
マヤ人たちの健闘もむなしく、今年も予定通りにこの日を迎えました。
大人の誕生日は歳を数えず、ただ巡りくる記念日を温かく迎え入れるのが作法です。
四捨五入で40とか言うな。
未だ不惑にいたらず。


[一日三報]
[産経新聞] Suicaなど10の交通系ICカードが共通化 来年3月23日、まず鉄道料金で

大人の事情がよく分かりませんが、むしろ今まで何をやっていたんだろうという印象。
私鉄はともかく、JRくらいは最初から合わせれば良かったのにね。
関西在住で私鉄利用の多い私は、PiTaPaをメインに使用しています。
大変便利な物ですが、使うたびに、これで私の行動パターンが完全に把握されているんだろうなとか、これで誰が一番得しているんだろうなとか考えてしまいます。

[産経新聞] 「10円とはいえ現金」 賽銭盗んだ男に懲役1年 大阪高裁

私も今年訪れた、高野山での事件。
日本随一の宗教都市で大胆な行動です。
たかが10円、されど10円、とはいえ10円。
これだけ大事になっているところを見ると、なんとなく それだけの話じゃなかったんじゃないかと思えます。
近頃はわざと逮捕されて刑務所で冬の寒さをしのぐ輩もいるそうですが、さて。

[共同通信] 古代エジプト王アイの指輪発掘 ツタンカーメンの次王

ドラクエのアイテムかよ。
アイは愛ではなく人名みたい。
おそらくシナリオ上、必須のアイテムだったかと。
でも周辺にはミイラ男とかリビングデッドとか、攻撃力が高くて面倒なモンスターがわんさかいたことでしょう。

[本日の独言(ひとこと)]
ニュースによると先日、歴史上重要な出来事についてのある発見がなされたという発表がありました。それは古代エジプト王朝のファラオ(王)ラムセス3世が、暗殺者に首を切られて殺害されていたということです。

イタリアにある「ミイラとアイスマン研究所」(そんなのがあるのか)の古病理学者、アルバート・ジンクによると、ラムセス3世のミイラのCT画像を確認したところ、首の気管と主幹動脈が左右7センチにわたって裂けており、深さは脊椎にまでほぼ達していたことを確認。また傷の内部に「お守り」のような物も発見したそうです。これだけの傷であれば致命傷であったことは疑いなく、また死後に切り裂かれた記録もないことから、ラムセス3世は何者かに暗殺された可能性が極めて高いそうです。

ラムセス3世は紀元前1570年頃から紀元前1070年頃まで栄えたエジプト新王国の晩年期を支えた王で、古代エジプトにおいては「最後の偉大なファラオ」と呼ばれています。国外の戦争を3度にわたって勝利し、内政の安定に努めてエジプトに富と平和をもたらしました。

しかし治世末期になると内政の問題が膨らみ始め、ついには職人や労働者による歴史上初のストライキを発生させてしまいます。その後も国内では騒動はたびたび起き、王族政治の腐敗と国民の不満は高まり続けました。

そして晩年、ラムセス3世の妃の一人であったティイが自らの息子を王位に付けようとたくらみ、ついにはラムセス3世の暗殺を企てます。しかしこの事件は未遂に終わり、ティイと息子を含めた反乱者十数名が死刑に処せられました。ところが、ラムセス3世自身はその裁判の途中に急死。以後王族は大いに乱れて国は急速に衰退へと向かったそうです。

今回の発見によりその死が暗殺であったことが分かりました。しかしこの歴史的に重要な発見もまた、新たな謎も生むこととなったようです。すなわち、一体だれがラムセス3世を暗殺したのか。先に未遂事件を起こしたティイに関係する者か、それとも全く別の者か、あるいは未遂事件が実は成功していたのか。それは未だ判明していないようです。

被害者、容疑者、関係者全てが3000年以上も前に死去しているミステリ。改めて歴史研究家たちの仕事の大変さが感じられました。なおラムセス3世は偉大とされるファラオとあって、ここまで判明するまでの資料が残されていましたが、エジプトには他にも多くのファラオやミイラや遺跡があります。
中にはまださっぱり分からない状況のものもあるようです。


12月21日(金)
ピストルで30人殺害されたと聞いたら誰もが顔をしかめるのに、60億の人類が滅亡すると聞いてもみんなは割と気楽です。
現実感がないというか、想像も付かない規模となると結構冷静でいられます。
何兆円とか、何百光年とかの話と同じかもしれません。
あるいは、みんなで滅びるならいいかって気分もあるかも。

滅亡の預言については、
「滅亡する」→「滅亡するから逃げる」or「滅亡するけどまあいいか」
「滅亡しない」→「滅亡しないから気にしない」or「滅亡しないから盛り上げたい」
という派閥に分けられそうです。
一番多いのは「滅亡しないから気にしない」派ですが、「滅亡しないから盛り上げたい」派もなかなか侮れない勢力です。
何かしらの経済効果もあるのではないかと思えて、「滅亡ビジネス」もありなんじゃないかと思えます。
ああ、「月刊ムー」とか、ある種の宗教法人はそんなもんか。
今回の滅亡も無事に済んだので、そろそろ次の滅亡に向けて種を蒔いておかないといけませんね。


[一日二報]
[時事通信] 「宇宙人は存在する」=ロシア首相が発言、ネットで物議

いつも一歩先を行くロシア。
NASAが頑なに否定していることをあっさりと告白しています。
オカルトでもNASAが否定→ロシアの極秘情報を入手というパターンが人気です。
詳しくはメン・イン・ブラックを見て欲しい。
厳冬のロシアはジョークもサムい、お後がよろしいようで。


[ロイター] 米乱射事件でゲーム産業に厳しい視線、業界団体は反論

おかしな人はどこにでもいるというのか、それとも彼の地が本場なのか。
日本との差を見ても銃の流通が明らかな問題点なのに、なぜかバーチャルなゲームが敵視されています。
もちろん銃規制も叫ばれていますが。
ゲーム業界もちゃんと頑張って、人間じゃなくてゾンビを撃つようにしているのに、それでも許してはもらえないのでしょうか。
リアルが殺伐としてくると、バーチャルの方が健全にも見えてしまいます。


12月20日(木)


山口旅行2日目。
日本最大のカルスト台地、秋吉台と、その地下に生まれた秋芳洞へと訪れました。
初めに地下の秋芳洞へと向かいます。



カルスト台地、秋吉台というのは、大昔に遠い海で生まれたサンゴ礁が大陸プレートの移動とともに流れ着いて堆積した土地です。
なので大部分がサンゴ礁から生まれた石灰岩でできており、ゆるゆるの穴ボコだらけの土地なのです。
その結果、地下には広大な鍾乳洞が生まれました。



東京ドーム何個分と言われても、その東京ドームを知らなければどうしようもない。
まあ広くてキレイな洞窟でした。



これが秋芳洞のヌシとかなんとか。
これができるまでにも何百年とかかるそうです。



上からの鍾乳石と、下からの石筍が繋がったもの。
こう、手でザッとやりたくなりますが、やれば多分生きてここから出られなくなります。



石灰岩は水に溶けやすく崩れやすい性質があります。
それで水がうまい具合に働くとこういう形にもなるようです。



秋芳洞からはエレベータで上にあがります。
鍾乳洞の上は広大な草原、秋吉台が広がります。



何もないところに岩石ゴロゴロという不思議な景色でした。
パンフレットなどでは緑の草原が広がっていましたが、12月になると全て枯れていました。
訪れる人もほとんどいませんでした。



パノラマでもこんな感じ。
何にもないというのもいいものです。
もう少し冬が深まれば雪景色となり、それはそれで良さそうです。
寒そうですが。



近くの科学館では、秋吉台と秋芳洞について詳しく学べます。
鍾乳洞で見られる仲間たちの紹介。
光がないので目が退化して、体も真っ白になっている生物とか、もうたまんないですね。

そんなこんなの小旅行でした。
帰った先から次はどこへ行こうかなと思う日々です。


[一日二報]
[朝日新聞] ゾウ、ウオツカ飲み命拾い 極寒のシベリアで事故

寒い土地にアル中やヤク中が多いのは「そうでもしないとやってられない」という理由もあるとかなんとか。
まあマイナス35度にもなると、ウォッカでも飲んでちょっとおかしくなってからでないと動けそうにありません。
その結果、うっかり路上で眠ってしまい、一瞬にして凍死してしまうケースも多いようです。
それはともかくゾウさんは、もうあったかいところに帰してやった方がいいんじゃないかしら。


[AFP] 生物生息できる系外惑星発見か、12光年の近さ

今日の宇宙。
確かにこれまでの地球型惑星と比べると圧倒的に近い。
だけど光の速さで12年、だいたい113兆キロくらい。
根本的に何かを解決しないと辿り着けそうにないですね。
あー、ワープできたらなあ。(こども)


12月19日(水)


週末に山口県へ旅行に行きました。
目的地は湯田温泉と秋吉台。
今日は湯田温泉の紹介です。
新幹線でJR新山口駅に到着。
初めて降りた駅であり、なかなか小さな駅でした。



湯田温泉へはJR山口線で向かいます。
県名の付いた路線ですが、単線です。
電車もレトロな感じ。
ワンマンで、電車なのに整理券の発券機があるという奴です。
奈良にも似たような路線があります。(万葉まほろば線)



湯田温泉もなかなかのこじんまり。
よく言えばひなびた温泉町。
白狐が発見した温泉ということで、巨大な狐さんのモニュメントが。
こう、小さい駅だとよくこういう不思議なことをしていますね。



温泉町なので温泉だらけ。
足湯巡りもできます。
とはいえ、そんなに巡れるものでもありません。



飲泉場もありました。
味はカルキを抜いた白湯のよう。
硫黄臭さはなかったです。



詩人・中原中也生誕の地ということで、記念館もあります。
この人の詩は分かりやすくて好きです。



山口はフランシスコ・ザビエルが宣教活動を行っていたそうで、その繋がりか何かで「日本のクリスマスは山口から」と謳い盛り上げようとしています。
また長くこの地を治めていた大内氏はそもそも百済にルーツを持つとかなんとかで、まあ外からの物に寛容な気質なのかもしれません。
写真は山口駅近くの中心商店街。
それなりにライトアップされています。



とはいえ、やはり大都市のクリスマス・イルミネーションに比べると力不足の感は否めません。
これを目当てで向かっても30分で全て見終えてしまいます。
地域で愛されているお祭りということでしょうね。



おまけ。
昼食に入った店に掲げられていた弘兼憲史氏のかっこいいサイン。
これだけで島耕作だって分かるのがすごいね。
氏も山口出身だそうです。

山口県は初代首相の伊藤博文や、恐らく次の首相の安倍晋三など、東京に次ぐ首相輩出県として知られています。
その割には中心部はあまり都市化は進んでおらず、のんびりとした一地方といった印象がありました。
まあ本州最南端の地であり、中央に広大な山と平野を持ち、岩国、防府、宇部、下関、長門、萩と、瀬戸内海から関門海峡を抜けて日本海へと、海沿いに街が続く珍しい土地だからかもしれません。
という訳で、明日は広大な秋吉台の旅日記です。


[一日一報]
[CNET] フジテレビとミクシィ、“ソーシャルテレビ”企画を共同開発 -

なんとなく、「割れ鍋に綴じ蓋」といった印象。
方向性は間違っていないと思うけど、やっぱりかなり遅すぎる気がします。
せめて5年前にやっていればと思うと、もしかすると、あの時ホリエモンと手を組んでいた方が良かったんじゃないかしら。


12月18日(火)
[一日二報]
[CNN] 米男性が自分の名字を競売、4万ドル超で落札

前に「企業名の入ったTシャツを着て街を練り歩く」、という宣伝手法を考えた人が、今度は名前まで売り出すことになりました。
広告至上社会、ソーシャルメディアの申し子のような人ですが、こうやってニュースになる時点で充分ビジネスできていると思えます。
誰にでもできそうに見えて、実はかなり活動的・社交的でないと成り立たないものかと。
でもこれが100人、1000人集まれば……多分社会問題になるでしょうね。


[産経新聞] デス・スターで雇用創出? 建設の請願が規定署名数を超える

よりによってデス・スター。
アメリカがいよいよ世界征服に乗り出すようです、雇用創出のために。
でもこうやって、ジョークでもアイデアを出し合って政府に働きかけようとするのは面白いですね。
無職を全て個人の責任に押し付けて、凹んでいる人をさらに凹ませようとする日本よりはある意味健全かも。
まあ失業率がシャレにならなくなると変わるのかもしれませんが。

でもデス・スターって、案外簡単に沈んだよね。


[本日の独言(ひとこと)]
日本漢字能力検定協会が毎年行っている「今年の漢字」。
今年は「金」の一字に決まり、12日に京都清水寺にて揮毫されました。

5月に日本各地で確認された金環日食や、7・8月に開催されたロンドン五輪での史上最多のメダル獲得(銀メダルが多かったですが)や、11月に決まった京都大の山中伸弥教授のノーベル賞受賞(授与メダルが金色)、またカネにまつわるものとして、消費税増税の論議などが理由に挙がったそうです。

ただ、大々的に発表された12日といえば、むしろ北朝鮮が「人工衛星」と主張する事実上の長距離弾道ミサイルを発射し沖縄県上空を通過した日。「金(正恩)」の一字を揮毫するにはずいぶんと間の悪いこととなったようです。

なおこの時期は漢検協会の「今年の漢字」のみならず、さまざまな場面でさまざまな人たちが「今年の漢字」に対して答えている(答えさせられている)ようです。野田佳彦首相(18日現在)は「決」。横綱日馬富士は「夢」。山中伸弥教授は「驚」。東国原英夫は「挑」。有吉弘行は「保」。尾木ママは「展」。ガチャピンは「人」。だそうです。

皆さんの「今年の漢字は」何でしょうか。
私は「犬」。「大」を書こうとしたものの、力が入りすぎて「犬」になった。尻尾を振ったり、吠えたり、舌を出したり。年末になっても「犬」神兄妹に振り回されている。そんな一年だったような気がしています。


12月17日(月)
シーソーゲームのような衆院選挙もようやく終わったサッコン。
結果が良かったのか悪かったのかはそれぞれですが、こうギッコンバッタンやられては政治家さんも国民も忙しくて大変だなと感じています。

政治というのは畢竟、広い意味で幸せであればオッケーで、不幸せであればダメというものだと私は思います。
ただその幸せについては政治とは別問題で、というか幸せになっても政治のお陰とは思われない訳で。
逆に不幸せになれば何でもかんでも政治のせいになってしまうもののようです。
昨今のあまり幸せではない人が多い状況も、決して政治が全て悪い訳ではないと思うのですが、他に批難する先がないので政治の責任に押し付けているという感を抱いています。
まあそれはそれとして、「最小不幸社会」なんてネガティブなキーワードを掲げても誰も喜ばないのは当然だろうとは感じていました。
言ってることは間違いじゃないんだろうけど、字面が酷すぎます。
その本心を理解してやれるほどみんな暇じゃないのです。

みんな暇じゃないといえば、やっぱり政治における究極の形は「放っておける政治」だと私は思っています。
アタシャ政治なんて興味ないし、かかわりたくもない。
だからアンタに任せて、給料という形で税金を与えます。
後はうまく回してください。
政治の本質とはそういうものであり、政治家とはそういう立場ので人であり、それがみんな幸せになる最速の方法だと思うのです。
アタシャもう、政治ごときで一喜一憂したり、盛り上がったり心配したくないのです。
それはアンタらがうまくやってくれればいいんですよ。

ところがなかなか、そうもいかない。
なんでだろうね。

[一日二報]
[CNN] 過大な音量のテレビCMを禁止に、騒音対策で 米FCC

要は番組とCMとの差が大きすぎて、CMのたびに音量が大きくなってしまう問題。
アメリカは結構それが酷いそうです。
日本でも番組の暗いシーンの後にキラキラ爆音のCMが流れたりすることがあります。
それも確か規制が設けられていたはずですが、まあそれでもCMは基本、明るくてうるさいものです。
映画やドラマの放映中に差し込まれたら興醒めしますね。
せっかく画面もワイドになったんだから、もうCMの代わりに右端にバナー広告を付けるようにすればいいのにね。
もちろんそこだけ黒紙で塞ぐけどさ。


[ITmedia] これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――ニコニコ静画(電子書籍) (1/5)

ひとつの参考に。
雑誌の記事でもありますが、「もう迷わない」ってタイトルの付くものって、だいたいもっと迷わせますよね。
いやだからどれがいいのって。


12月14日(金)
どう見ても怪しいペニーオークションの宣伝に、芸能人のブログが使われていたとかなんとか。
こんなの一般的なアフィリエイト広告みたいなものだと思いますが、まあサイトがサイトだけに詐欺の片棒を担いだと思われても仕方がないのかもしれません。

ペニオクも数年前から話題になっていましたが、あまりにも不正を働きやすいシステムが見破られたのか、今ではもうほとんどの場所が閉鎖に至っているようです
システム自体は面白いとは思うのですが、やっぱりそれだけではダメなものなのか。
インターネットとオークションというのも意外と結びつけにくいものなのかもしれません。
ヤフオクだって、もはやただのフリマですからね。

芸能人のペニオク事件、色々と裏がありそうですけど、たぶん明かされないまま済ませられそうです。
まあ、わざわざブログまで閲覧してくれる熱心なファンをたぶらかした時点で、この芸能人さんたちには同情の余地もないと思います。

[一日三報]
[読売新聞] 三菱銀事件の動画見た…信金人質立てこもり男

確かに似ているとは感じていましたが、『動画の閲覧を認めたという』とか言われても。
過去の犯罪資料が犯行動機のひとつに繋がるなら、私もみんなもきっと大犯罪者になるでしょうね。
たぶん可愛らしい猫の映像ばかり観ている人も、やる時はやるもんだと思います。
ちなみに三菱銀事件の犯人は、警察により頭を撃ち抜かれて射殺されたと記憶しています。


[AFP] マカフィー容疑者、米国に送還 体験を「映画にする」とコメント

マカフィーのマカフィーさん、いつの間にやらこんなことに。
「アンチウィルス」の概念をいち早く着想しビジネスに結びつけた点においては、この人も天才の一人だと思います。
どうもドラッグ絡みとか。
半生記や映画はちょっと興味深いかも。


[中日新聞] スマホ連動のトイレ発売 LIXIL、来年2月

「え、そこ?」という思いと「高っ!」という感想。
家電製品にしても何にしても、どうもどのメーカーもスマホとの連動に迷っている感があります。
水道代や電気代が分かるというのも、まずスマホじゃなくてトイレのコンパネ表示が先じゃないかしら。
もうあるのかもしれないけど。
あと、どうせなら排泄物から簡易健康チェックができる仕組みとか。
できるかどうかはしらないけど。
ともかく、これじゃないと思います。


12月13日(木)
師走の某(ぼう)。
ボーナスもボーネンカイもなく、ただボーサツされる日々。

HTC J Butterfly 3か月早く出ていたら迷ったかも。
まあケータイなんてそんなもんか。

[一日三報]
[マイナビ] アリのコロニーにおける働かないアリの存在は意図的なものだった!? - 北大

「昆虫部」でも紹介したエピソードの検証。
「働かないアリ」が生まれる意図は未だ不明のようです。
ただ私が思うに、子孫繁栄を目的とした「多様化」の名残ではないかなと。
全員が同じ行動を取るのは効率化に繋がりますが、一方では一網打尽の危険性も伴います。
それを避ける意図で、別行動を取る個体が発生するんじゃないかと思います。
驚くべきはそれがDNAに組み込まれている可能性が高いことです。

人間もそういうもんかもしれませんね。

[CNN] 「モナ・リザ」のモデル、遺体発掘し顔面復元へ イタリア

本日のダ・ヴィンチコード。
謎を解明したい気持ちは分かりますが、もうこういうのはそのままでもいいんじゃないか。
モナ・リザさんもダ・ヴィンチさんも、なんというか、そんなつもりじゃなかったと思いますし。
ていうかカトリック的にはアリなのかしら。

[GIZMODO] 「12月21日に世界は終わりません」米政府が公式ブログで否定

あきらめんなよ、まだ一週間もあるじゃないか。


12月12日(水)
選挙といえば、今回も選挙関係に対するインターネットの利用は見送られたというか、検討もしていなかったようですね。
候補者が選挙期間中にホームページやブログ、SNSによる発信は禁止されています。
どこかの候補者がそれはおかしいと訴えているようですが、それなら今さら怒るのではなく、もっと以前に働きかけておくか、さっさと当選してから法律を変えて欲しいと思う次第です。

選挙関係になぜインターネットが導入されないかというと、まあ単に面倒臭いからだろうと感じています。
この件が世間の話題になり関心を集めるのは当然選挙期間中であり、選挙が終わるとひとまずはどうでもよくなります。
それは候補者であり、後の国会議員に対しても同じことで、当選した後はもう検討する気も起きず後回しにされているのだと思います。
それで後々、いざ選挙となっても準備ができていないので、結局いつも通り看板立ててポスター貼って選挙カーを走らせて小学校に箱を置いてバンザイ三唱しています。
ちなみに以前まで当選した際に行っていた「ダルマに片目を入れる」というアピールは、視覚障害者の心情を察したのか団体からクレームが入ったのか、今はもう行われなくなりました。
そんなどうでもいいことだけは率先して変えられるようです。

選挙期間中だろうとなんだろうと、ホームページもブログもSNSも開放して積極的にアピールすればいい。
ついでに投票もパソコンやスマホやケータイからできるようにすればいい。
そして選挙カーも看板立ても小学校での投票もなくせばいいんじゃないでしょうか。
その方が街の景観にもいいし、無駄な費用もかからず、老人や身障者に寒い中を歩かせる不便もなくなるのではないかと思います。

なお老人等、パソコンやインターネットに馴染みのない人には、機材を貸与して回線を整備してやればいい。
ネットに触れるいい機会になると思うのですが、どうか。

[一日二報]
[産経新聞] 世界が日本人と同じ食生活すれば…地球1・6個分の資源必要 WWFジャパン

[読売新聞] 「もったいない」と調理員、園児給食を無断飲食

現状のいびつさを伝えるニュース2件。
ワンガリ・マータイさんが感動した「モッタイナイ」も、単なる販売促進のブームに終わった感じですね。

あえて日本がクローズアップされていますが、もちろんアメリカが最大であることは以前どこかで目にしました。
要は先進国の消費スタイルは異常だということです。
とはいえ安全で満足のいく食が脅かされるのは、それはそれで困るわけで。
こういうものこそ政治でうまくコントロールして欲しいものですが、なかなか難しいようです。
さっさと火星を開拓しようぜ。


12月11日(火)
[一日三報]
[朝日新聞] つぶやく学生は「自分本位」に? 首都圏の5大学調査

自分本位で何が悪いのか。
他人本位で生きていたって、どうせ他人の「自分本位」に振り回されるだけですよ。

それよりもmixi。
大体気付いていましたが、学生の使用割合が2年前と比べて97%→2%というのは凄いですね。
みんなが使わなければ仕方がない。
これこそ他人本位の最たるものかもしれません。

2つ3つほど、進むべき道を誤ったような気がしますが、どうしてmixiはTwitterやFacebookになれなかったのかなとも思います。
あるいはその2つも同じ運命を辿るのか。
あとなんでSkypeじゃなくてLINEが流行ったのかも気になるところです。

[スポニチ] 29歳男 カードゲームでトラブル、小6に擦り傷負わせる

今日のミスターみっともない。
大人になってもやるなよと思いますが、今はみんなケータイで似たようなことしていますね。
トランプよりもTCG、リアルよりもアニメチック、会場よりもケータイ内、というのは、いかにも日本らしい気もします。
こんなげーむにまじになっちゃってどうするの 完。

[読売新聞] 寒ぶりを愛する男、養護施設に2本置き立ち去る

高倉健っぽいというか、石原軍団っぽいというか。
いいことをしているのに、うさん臭い。
おかしくないのに、ホモっぽい。
そんな気がしないでもないです。

でもナマモノだし、せめてちゃんと手渡ししないと恐いよなと思ったら、もう食ってた。
まあ寒ブリ、おいしいからね。


[本日の独言(ひとこと)]
近頃は新しいアイデアのことを考えつつ、何かと落ち着かない日々を過ごしています。面白そうなネタはいくつもあるのですが、それをどの順番で、どんな風に掘り下げていくべきか、なかなか伝えにくいですがそんなことを思っています。

アイデアや発想の根本がどのようなものかは人によって違うものかもしれません。ただ私はいつも「電球のヒモ」を思い浮かべます。暗い部屋の中に立っていて、天井からは明かりの消えた電球のヒモだけがぶら下がっている。手を伸ばしても届かず、飛び上がっても掴めない。助走を付けて思いっきりジャンプすれば、触れられたのか風圧なのか、ヒモがゆらゆらと揺れている。そのもどかしさに苦労して、ようやく何とかヒモに届けば電球に明かりともる。それが発想というものではないかと思っています。

結局、相応の苦労と気力がなければヒモには届きません。でも時には知識が無駄話が土台として使える場合もあります。私はできることなら、不精者のようにヒモを延長して寝ていても引けるようにしたいと常に望んでいる次第です。


12月10日(月)
昨年に引き続いて、日曜日に「奈良マラソン」に参加しました。
10kmを無事に完走できました。

 

せっかくなので去年より速くゴールすることを目標としました。
結果、タイムは6分32秒のマイナス。
総合順位で787人抜き、年代別順位で258人抜きとなりました。





奈良マラソンは奈良市を中心に町中を駆け抜けるマラソンイベント。
全部門で総数1万4千人ほどが参加したそうです。
私が参加した10km部門だけでも4000人ほどが一斉にスタートを切ったので、コースは終始、老若男女が入り乱れて大混乱。
私も含めて走りながらケータイで写真を撮るなど、フルマラソンよりはお祭り的な雰囲気も大きかったです。
ちなみに昨年より参加人数は減っていました。



沿道の応援にも数多くの人が詰めかけました。
右、マスコットキャラクターのせんと氏を挟む白コートの2人は、漫才コンビ「ライセンス」のお2人。
その隣の花田虎上っぽい人は奈良市の市長さん。
さらに隣のキャップを被ったお爺ちゃんは奈良県の知事さん。
そして隣の3人はミス奈良だそうです。






延々とずらずらと走ります。
よく分からない動物も応援していました。



メイン会場ではモデルチェンジしたせんと氏のパフォーマンスも行われていました。
囲んでいるのは地元の中学生アイドルかなにか。
人気があるのか可愛らしいのかはよく分かりませんでしたが、マラソンとか関係なさそうな黒ジャン紳士たちがカメラを構えていました。



例によってB級グルメ露店も軒を連ねていました。
こういうのって昔ながらのテキヤさんが運営しているのか、それとも全く別の組織が動いているのか、その際いわゆるショバ的なあれがどうなっているのか、気になるところです。

以上。
印象に残ったのは身を切る寒さと、iPhone5カメラの手ブレ防止性能の高さ。
近頃のカメラは走りながら撮っても全然ブレませんね。
見かけ上と分かっていても、その処理に驚かされます。

[一日二報]
[CNN] 英キャサリン妃入院先の看護師、偽電話応対で自殺か

メディアの好奇心が人を殺す事件。
「軽い冗談のつもりだった」と謝罪していますが、批難を浴びることは免れず、あるいは国民同士の諍いにもなりかねない状況です。

[読売新聞] 波平さん像、また髪の毛抜かれる…3度目

前にTBSの情報7daysのニュースで同事件を取り扱い、ナレーターの永井一郎さんが波平声で嘆いていたのを聞いた覚えがあります。
でもまた抜かれちゃったそうです。
もう600Vくらいの電流でも流しておけばいいんじゃないでしょうか。
あるいは、引けば下から自動的に新しい毛が伸びてくる、持ち帰れば頭髪関係のお守りになるとか、そういうことにすればいいんじゃないでしょうか。


12月7日(金)


昨年に引き続いて、今年も出場します。
今終末に、もちろん10キロのみで。
42.195キロはまだちょっとビビっています。

昨日の夜は本番をかねて10キロのジョギングをしました。
完走が目的なので牛歩なみのペースで、タイムはちょうど1時間でした。
10キロで1時間、1キロで6分、42.195キロで大体4時間12分になる計算です。
そこでふと気付きました。
これ、2倍の速度で走れば、フルマラソンも2時間6分でゴールできるんだなと。
調べたところによると、現在日本人でのフルマラソン記録保持者は、高岡寿成さんの2時間6分16秒だそうです。
驚くべき一致、しかも私の方が16秒も速くなる。
それも、今の牛歩ペースを2倍にするだけでいいのです。

という訳で、これからはオリンピックを目指してトレーニングに励みたいと思う次第です。
待ってろよ、リオデジャネイロ。

ちなみに昨年も10キロ1時間でゴールしました。

[一日二報]
[AFP] 都会のスズメ、タバコの吸い殻を有効活用 研究

都会の野鳥がプラスティックのゴミやハンガーを使って巣を作るという話なら聞いたことがあります。
小枝の代わりに使うだけでなく、タバコのニコチン(ネオニコチノイド)で殺虫しているとは驚きです。
何にでも適用できるものですね。
そのうち灰皿にもスズメが住み始めるかも。

[lifehacker] スマホでDVD見るならコレ! 日本初「Wi-Fi対応ドライブ」でどこでもシアター

「どこでもシアター」という語感がドラえもんのひみつ道具っぽい。
思わず「そうきたか」と呟いてしまった商品です。
Wi-Fi通信ということろがポイントですね。
なんだか色々と無茶をしていそうな気もしますが、まあオモチャとしてならアリかも。
6980円はちょっと高いけど。


12月6日(木)
「ドS」や「ドM」の「ド」は、「超ド級」の「ド」と同じ。
「超ド級」の「ド」は100年以上前に作られたイギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」の「ド」を表しています。
つまり「超ド(弩)級」とは、「ドレッドノート」を超える大きさ(級)の戦艦という意味。
「ドS」や「ドM」は、「ドレッドノート」クラスのサディスト、マゾヒストとなります。
ちなみにドレッドノートは全長160.6m、全幅25.0m、排水量21845トン、最大速力21.0ノット。
そして現在建造中の海上自衛隊最大の護衛艦は全長248.0m、全幅38.0m、排水量27000トン、最大速力30ノットだそうですね。
大したことないですね、ドも。

[一日三報]
[AFP] 中国が「火星菜園」を計画、予備実験を完了 国営メディア

火星菜園って、ちょっとナンセンスなSF小説のタイトルみたい。
勢いのある国は強気です。
でも最後のくだり、中国人宇宙飛行士のコメント、”党支部を宇宙に設立すれば、世界で『最も高い場所にある党支部』になるだろうね」”は印象的。
彼の国の事情が色々と見えてくるような気がします。

[ITmedia] 女子中高生のケータイ流行語大賞に「てへぺろ」

だから「てへぺろ」を流行らせたのはその女じゃねぇよ、という意見は、引かれるだけなのでやめておきましょう。
こういうのは聞き流す、見流しておくだけでいいかと。
そして相変わらず男子中高生はないがしろ。
よくないことです。

[AFP] 男性が地下鉄にはねられる直前の写真を掲載、米紙に批判集中

昨日、日本でも同じようなことがありましたね。
男性ではなく女の子、事故ではなく自殺、カメラマンではなく一般人、新聞社ではなくネット、でしたけど。

道徳や倫理観が問われる話ですが、人類史上、一般人が常にカメラを持ち歩いているという状況はこれまでになかったことなので、諭すだけ無意味なものかもしれません。
カメラの礼儀作法を教えてくれる親や先生もいませんし。
だからどうしようもない訳ですが、あまり調子に乗っていると規制されてしまい、自分の首を絞める羽目になるような気がします。
ケータイの消せないシャッター音みたいにね。


12月5日(水)


ドラマ版「THE QUiZ」、本日発売です。
紹介サイトはこちらです。
東京では駅とかにポスターも貼られているとか。
奈良の駅も見に行きましたが、柿の葉寿司の看板しかありませんでした。

深夜の1時間ドラマでブルーレイまでリリースするとは、強気と言いますかなんと言いますか。
俳優さんの宣伝も兼ねれば、充分ソロバンが弾けるものなのかもしれません。

ただ、原作者としてもここは宣伝に努めるべきところではありますが、いつもの作品発表とは違って「ぜひぜひ」とは言い難い心境。
だって私は原作提供のみで中身には一文字も全然絡んでいないから、身を乗り出してお薦めし難いのですよ。
こんなサイトにまで来る熱狂的な俺ファンのお前らには特にね。

それでもまあ、記念に手に入れておこうと思って頂ける大富豪の方はぜひ。
こんな機会も二度とないと思いますし。
どうせなら原作とか漫画とか別作品も同梱してくれれば良かったのにね。

[一日三報]
[産経新聞] トイレとコンピューターを結ぶ! 排泄物を電力源に、マイクロソフトが処理施設

「マイクロトイレ」って語感はなかなかいい。
去年あたりにゲイツさん財団が世界のトイレを支援すると発表していたように記憶。
てっきり貧困地域への支援のひとつと思っていましたが、こういったことを考えていたようです。
むかし見た近未来話に、排泄物を新たな食料にリサイクルするというものがあって、さすが未来、でもそれは無茶だろと感じた覚えがあります。
でも燃料ならあり、ていうか結局、むかしの利用方法に戻る感じでしょうか。
そのうち『排泄物を散布すれば野菜が効率良く育つことを発見!』とか言い出すかも。

[ITmedia] JR「オレンジカード」、3月で販売終了

桃鉄でおなじみの、パッとしないカード。
複数回使える急行カードでしたっけ?
そういや桃鉄も終了しましたね。
結構ソーシャル向けで、今どき流行りそうな気もしますが、どうか。

[CNN] 太陽系、想定より大きかった 探査機「ボイジャー」が新たな領域に到達 NASA

宇宙のわくわくネタ。
何億光年と離れた星々を観測している癖に、こんなに近い場所のことも分からないものなのですね。
果たして太陽系の外はどうなっているのか。
レトロゲーマーの私の予想では、たぶんループして反対側から出てくると思います。
太陽の点対称から突如ボイジャーが現れたらビックリするでしょうね。
まさに天体ショーです。


12月4日(火)
[一日四報]
[AFP] グーグルマップ上の「幻の島」、19世紀捕鯨船の誤認が起源か

前のニュースの続報。
意外といいかげんな感じ。
ソーシャルな世の中は圧倒的なマンパワーを生み出す反面、人のいない所ではおざなりな対応になってしまうのかもしれません。
まあ、あってもなくてもあまり困らない島かと。

[毎日新聞] 新語・流行語大賞:スギちゃん年間大賞受賞に「社長が裏から手を回してくれたお陰だぜぇ!」

恒例行事。
一年間に溜まったドブロクの上澄みのようなものです。
この方には愛嬌と安心感がありますね。
スベリ芸と思わせながら、実は子どもウケを狙った芸じゃないかなと見ています。
学校とかで流行っているのか、ちっちゃい子が言うと可愛いでしょうね。
大人が言っていたら呆れますが。


[朝日新聞] 赤ちゃんの名、男の子「蓮」女の子は「結衣」が人気

[CNN] 新生児の名前、「Apple」「Siri」が急増 米調査

日米なんちゃらネーム対決。
「アップル」ちゃんはさすがに可哀想かも。
でも「りんご」ちゃんにすると可愛い、ふしぎ。

なお日本の人気ランキング、重要なのは順位ではなく細分化という傾向にあります。
「蓮」が人気だからと言っても、かつての「太郎」や「誠」などに比べると圧倒的に少数。
その他大勢のひとつにしか含まれない人数に過ぎず、つまりはもうランキング自体が崩壊してしまっているのです。
それを書いておかないと、この記事が全く違う印象に捉えられてしまうんじゃないかと思います。
別に「蓮」も「結衣」も流行っていないということです。

まあ好きな名前を付ければいいと思います。
誰も困らないし、言うほどの影響もない。
文句を付けるのは大抵関係のない人たちです。


[本日の独言(ひとこと)]
「良いサイン」ってどんなものでしょうか。

毎度、新刊が出ると「著者見本」として10冊ほど出版社から送られてきます。
私はそのうちの何冊かを手元に置いておき、残りは知人やお世話になっている方々へお渡ししています。芸も特技もなく、口下手な私は成果物を出すことが精一杯です。読んで頂けるかどうかは分かりませんが、本棚にでも並べてもらえれば何かしらの宣伝になるかもしれない。ついでにサインも書いておけば、おいそれと売ったり捨てたりもできないだろう。そんなことを思っては、なかば無理矢理にでも引き取らせています。

そこでいつも悩まされるのがサインです。私はあれがすこぶる苦手というか、どう書けばいいのか分からないのです。単なる名前だけではそれこそ「署名」になるので、何かしらのアレンジが必要と思われます。とはいえ漫画家のようにキャラクターの絵を描くこともできませんので、四字熟語のような自分の名前をどうにかしないといけません。しかしどうやっても、いまいち面白味に欠けるというか、やはり単なる下手な署名になってしまうのです。

著名な方はサラサラと手早く、それでいて美しく、唯一無二のサインを書かれています。芸術・芸能関係の方でなくとも、会社の社長さんなら立派なサインのひとつも書けます。でもデビューしたてのアイドルも可愛らしいアレンジのサインが書けます。あれはやはり事務所の誰かがデザインして、本人は夜な夜な練習しているものなのでしょうか。なんとなく、サインについてはそれを聞くことすらも憚られる風潮があります。自分のサインなのだから書けて当たり前、どう書いてもいいし、何も悩むことはない。そんな気軽さすら漂っています。しかし何も悩まずにあんなに素敵なサインを書けるはずがないのです。少なくとも私は。

お陰で私のサインは毎回デザインが異なっており、そろそろ自分のサインかどうかも怪しくなってきています。どこかのデザイナー様に依頼するという方法もありますが、「僕のサイン作ってよ」と言うのも恥ずかしい。そしてインターネットで「サイン 書き方」を検索している自分が、なんとも情けない姿に思えています。

「良いサイン」ってどんなものでしょうか。
それが目下、私の疑問です。


12月3日(月)


週末は大阪港にあるインテックス大阪で開催されていた「絶品!超満腹帝国、フリマ王国2012winter」に足を運びました。



会場はこちらのインテックス大阪。
外見はなかなかの閑散ぶり。
ちなみに近くには関西で話題となった「大阪府咲洲庁舎」があります。
結局移転しなかったんだね。



実際あまりに寂しさにどうかと思いましたが、中は充分盛り上がっていました。
いわゆる全国各地のB級グルメ屋台などを集めた感じのイベントです。
よく分からないポテトと唐揚げとビールを購入。
室内の屋台というのも変な気分ですが、外は湾岸の厳しい寒さだったので助かりました。



会場は2つに区切られており、一方にはフリーマーケットが開催されていました。
それはそれでいいのですが、隣からの屋台の煙がもうもう。
古着とはいえ、買った途端の焼肉臭はどうなのかなと感じました。
とりあえず、何となく安かったのでパンツと靴下と単2電池を購入。
あ、もちろん全部新品です。



インテックス大阪で唯一の見所だと感じたのが、こちらのカーブするエスカレーター。
あまり知られていませんが、これは三菱電機が開発し、世界でも10基ほどしかない(しかも全部三菱製らしい)という非常に珍しい物なのです。
それが、誰にも乗られることなく、ひっそりと昇降を続けていました。
行き交う人々の視線を浴びつつ、エスカレーターを撮影する私。
エスカレマニアの方はぜひお越しください。



せっかくなので近所のショッピングビル(ATC)にも立ち寄りました。
予想通りの閑散ぶりに驚かされます。
どうなってんだこの一帯。
でもちゃんとクリスマスっぽい何かは行われていました。
さすがに夜を待たずに帰りました。

[一日二報]
[AFP] 水星の極地域に大量の氷が存在、NASAの探査チームが発表

そりゃ”水”星なんだから、そうでしょうよ。
灼熱の惑星ですが極地には氷がある。
なんというか、地球の大気って凄いですね。
でもさすがに水星人はいなさそう。

[GIZMODE] iCarへの布石となるか? 米GMがSiriとお話できる2車種を発表

誰もが予想していたであろう展開。
カーナビ業界もウカウカしていられなくなりました。(していなかっただろうけど)
iPhone、iPadのタッチパネルとSiriは、カーナビ機能としても確かに魅力的です。
そしてやはり、惜しむらくはmapsのつまずきでしょうね。
ていうかいつになったら改善するのでしょうか。