the shadow of silver
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1月31日(木)
よくインターネット上のバナー広告で「○秒に1本売れているシャンプー」だの何だのってのがあるけど、あれって広告の先のどこを見ても「○秒に1本」の根拠が書かれていないよね。

ということは、1時間の3600秒中に1200本売れれば「3秒に1本売れている!」といえる訳で、その後が売れていなくても実績を示すことはできるんじゃないかと思いました。

もっと言うと、1人の客ないし「客っぽい人」が1分間に60本買えば「1秒に1本売れている!」といえる訳で、その気になれば結構いくらでも水増しできるように思えました。

そのうち景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)にでも引っかかるんじゃないかしら。
でもまあ、そのころにはまた新しい「盛りネタ」へと切り替わっているのかもしれません。

バナー広告といえば、健全なサイトでエロバナー広告を表示するのもやめてほしいですね。
TPOをわきまえないエロはただ下品なものです。
それと、色んな新聞社のサイトが盛り込んでいる「記事に見せかけた広告リンク」も。
[PR]って付けときゃいいってもんじゃないだろうと思います。

そのうちどっかの誰かが整理整頓してくれないかな。


[一日三報]
[GIGAZINE] 「昔みたいにまた使ってよ」と呼びかけてくるノスタルジックなIEのムービー

レコードじゃないんだから、懐かしさで使うものでもないかと。
WEB制作をしていた時は独自の仕様に散々苦労させられました。
「昔みたいに」という馴れ馴れしさも気に入らない感じ。
昔のブラウザと言えばネットスケープに決まっているじゃないか。


[ねとらぼ] 東大、アブラムシが分業体制で天敵に立ち向かうことを解明

今日の昆虫。
赤子と老人に防衛戦を張らせて、若者は避難するという驚きのシステム。
全滅を防ぐために繁殖を優先して、弱者の切り捨てもやむなしということです。
これを非情と見るか、真理と見るか。
相変わらず昆虫は僕らに色んなヒントを見せてくれます。


[ロイター] 「プチプチつぶし」でギネス認定、米高校で366人が一斉挑戦

ギネスブックってもう、すごい記録と言うよりは、ただのネタ本になっちゃいましたね。
品格を失ったら皆の興味も失われそうに思えますが、どうか。


1月30日(水)
昨日観たテレビニュースによると、中国で深刻化している大気汚染の空気が今日から西日本辺りにまで流れてくるとか。
キャスターは真剣な顔で「ご注意ください」などと言っていたが、何をどうご注意するのかよく分かりませんでした。
そんなこと言われても困るよね。

大気汚染といえば、私が子どものころはやたらと「酸性雨が降るぞ」と報じられていました。
酸性化された雨が降り注ぐことによって樹木は枯れ、動物は病気になり、コンクリートにも穴があく、頭に浴びると禿げるという噂も流れていました。
そんな深刻な事態からはや数十年、何の対策もとられませんでしたが、特に何かが変わることもなく、みんな無事に過ごしています。
テレビや新聞も一切報じなくなりました。
嘘だったとも、正しかったとも言わずに、なかったことにしようとしています。
あのブームというか、扇動は一体なんだったのか。
それ以来、報道は半信半疑で受け取るようになりました。

なかったことといえば、今の原発事故もそんな印象を抱いています。
何も解決したようには見えないのに、報道もずいぶんと少なくなりました。
現在の状況報告もなければ(報道という意味で)、天気予報で明日の汚染区域も伝えられません。
中国からの大気汚染よりもよっぽど深刻だと思うのですが、いいのでしょうか。
原発推進だの原発反対だのと言う前に、何だかおかしいような気がしています。

なんか、街をでっかい透明なドームで覆っちゃえばいいんじゃないかな。
で、都市ドーム同士も透明なチューブで繋げるの。
私の知っている「未来都市」はそんな感じでしたよ。
ドームの外は砂漠とモヒカン頭の世界でしたけど。


[一日三報]
[産経新聞] 北朝鮮地図が詳細に グーグルマップ 核実験場や強制収容所の記載も

今月の初めにグーグルのエリック・シュミット会長が北朝鮮を訪問していましたが、その結果がこれのようです。
確かに鮮明に見られるようになりました。
両国にどんなたくらみがあるのかは知りませんが、一体「いくら売買された」のか気になるところです。
タダじゃ公開許可しないよね、やっぱり。


[朝日新聞] 甲府のキティ神社、3日で撤去 サンリオと未契約

近ごろ何にでも絡んでいるキティさんですが、これは未契約だった模様。
しかも個人ではなく商店街だというからションボリな話です。
「契約を知らなかった」というコメントもきっと本当でしょう。
地方の個人商店だと結構ゆるくなりがちですから。
多分ちゃんと申請していれば許可してもらえそうだっただけに、もったいない話です。


[読売新聞] 徹底した「二番煎じ」大反響…おしい!桃太郎市

こちらは堂々としたパクリ宣言。
ゆるキャラの次はゆるキャッチが流行るのでしょうか。
ぶっちゃけお寒い展開だと思ったのですが、手作り感あふれる公式サイトはちょっと面白くてあなどれません。
でもこのサイト、絶対にわざとですね。
2月1日に正式公開とのことで、その時にはババンとインタラクティブなサイトを見せるつもりなのでしょう。
このままだったら岡山市民の皆さんは怒ってもいいと思います。
もとい桃太郎市民の皆さんは。
そう呼ばれたらちょっとやだね。


1月29日(火)
ほんの少しだけ、このページの仕様を変更しました。
日記の各記事にラベルをつけてジャンプできるようにして、ついでに記事の最後にページの最上段へと戻れる↑PageTop↑リンクを付けました。

日頃から更新情報をTwitterだのFacebookだのに掲載しているのですが、これまではこのページそのもののリンクを付けていました。
しかしそれでは過去の記事が探しにくく、そのくせタイムラインならびにフィードの特性上、過去の更新情報が残り続けてしまうという、ちょっと面倒な状況となっていました。
ということで、記事ごとのリンクを付与することにしました。

まあこんなの世間のブログだと常識ではあるのですが、うちは昔ながらのシロウト手作りホームページなので自分でどうにかするしかありません。
周囲の状況や流れに沿って、うまいこと合わせて行こうと思う次第です。

ちなみに私が頑なにブログを拒んでいる理由も、単にアフィリエイト広告がうざいからです。
無料ブログを使うなら仕方のないことですが、うちのシマで何で関係ない商品の宣伝をせにゃならんという意地によって拒んでいるのです。
でも関係のある商品は宣伝しています。
クリックして、購入までしてもらえたら、こちらに何円か入ってくる仕組みです。
未だに一銭も儲けていませんが。
ていうかこれも、一番儲かっているのはアマゾンだよな。

細々と、長々と続けて参ります。
なんか欲しい機能があったら言ってね。
お兄さん、大体のことならやるから。


[一日三報]
[読売新聞] スマホ見せ無言で金要求、マックで11万円強盗

今時のハイテク犯罪かと思いきや、昔ながらのメモ強盗。
自分の声を出さず、周囲にも知られないように要求事項を書いたメモを差し出して脅すやり方はよくあります。
それをスマホで済ませる必要はあったのか、どうせなら音声機能を使って電子音声でやれば良かったのにね。
「アワテズ、サワガズ、オカネヲクダサイ」(棒読み)。
ていうか、そもそもマックの店舗に大金なんて置いてないよね。


[AFP] フンコロガシ、天の川を道しるべにまっすぐ移動 研究

今日の昆虫。
古代エジプトではその姿が太陽の運行を司ると思われ、神の使いともされていたフンコロガシさん。
その説も、実は今の私たちが思う以上に正しかったのかもしれません。
なんだか人間ばかりが、どんどん自然から離れていくような気がします。


[読売新聞] バレンタイン「西洋の陰謀」…チョコ禁輸した国

バレンタインデー中止のおしらせ。
あの辺は昔コーラやハンバーガーもそんな風に言っていたかと。
どことなく窮屈そうな国、でもそれが宗教上の理由だというなら好きにすればいい。
ただその上に政治も絡んでいるから、やっぱり窮屈そうに思えます。


1月28日(月)


たまに雪が降るとテンションが上がる奈良市民。
雪深い地域では今もなお積雪量が多くて大変なようですが、こちらはミニ雪だるまを作れるほど降雪すら年に数回あるかないか。
慣れていないものだから、子供ははしゃいで大人は滑らないようにビビりまくります。
今週末の気温は15度とか、訳の分からない予報が出ています。
この分だと8月は50度くらいになるでしょうね。


[一日二報]
[WIRED] 競技に合わせて変幻自在な、体育館の「LED床」

今日のハイテク。
体育館の床って競技に合わせて色分けされたテープが沢山引かれているから、これは便利かも。
床面LEDは広告にも使えそうですね。


[GIGAZINE] 全長65mの巨大なチョコレートが京都駅ビルの大階段にLEDライトで描かれる「グラフィカル・イルミネーション」バレンタインバージョンを見てきました

という訳で、広告LED。
これは楽しそうですが、この場所といえばカップルが等間隔に隙間を空けて腰を下ろす定番スポット。
せっかくのバレンタインデーなのに、うかつに座っていたら大注目、というか大ブーイングを浴びそうですが、いいのかしら。


1月25日(金)


新刊「露壜村事件」、本日発売。
ハテナ君とおにいさんのミステリ話です。
どうぞよろしくお願いいたします。


[一日三報]
[毎日新聞] ノルウェーの道路でチーズ27トン炎上、トンネル1週間封鎖に

今日の豆知識、チーズはよく燃える。
なんかもう、周辺はすごい匂いだったのでしょうね。


[産経新聞] 「あずきバー」商標認める 井村屋の登録、知財高裁

今まではそうじゃなかったのか。
商標法によると原材料や形状だけを示したネーミングはダメということで、「あずき+バー」もダメだったようです。
それに対して、あずきバーと言えば、あずきバーであり、今さらなんだという話。
ということで、先使用権、商標登録前から充分知名度があることにより認可が下りたという珍しいケースです。
なんというか、今後、同法律のテキストに一例として掲載されそうな話だと感じました。
●先使用権 (例:井村屋「あずきバー」など)
みたいにね。


[GIGAZINE] 8000円台のダンボール&アルミ製ケースが本っぽいデザインのパソコン「APC Paper」

これはいいな。
スペック的には全然いらないけど、いい。
ていうか、これならもう液晶モニタとミニキーボードも付けてくれればいいのに。
でもそうなるとスマホでよくなるか。


1月24日(木)
少し前になりますが、先週末に京都・山崎にあるサントリーの山崎蒸留所と、同じく長岡京にあるサントリービール工場へと見学に出かけました。
どちらも工場見学は無料で予約制です。

サントリー山崎蒸溜所 工場見学へ行こう

サントリー京都ビール工場 工場見学へ行こう



まずは山崎蒸留所。
国産初のウィスキーを誕生させたのは有名な話。
レンガ色のモダンなたたずまいですが、恐らく近年になってから工場見学を見越して建て替えたものと思われます。



見学はコンパニオンさんの案内によって進められます。
写真撮影は自由、ネットアップも自由、それもまた宣伝になります。
黄金色の蒸留釜が素敵です。



見学の最後には試飲があります。
ウィスキー山崎と山崎12年と、白州。
15分間飲み放題の熾烈なバトル。
基本的に飲めない私ですが、これは確かに美味しいと感じました。



ギャラリーコーナーではサントリーと国産ウィスキーの歴史が紹介されています。
右はご存じサントリーオールド、ダルマさんです。



厳粛な雰囲気に包まれた国産第一号ウィスキー。

(目)醒めよ人!
舶来盲信の時代は去れり
酔は(わ)ずや人
吾(我)に国産
至高の美酒
サントリーウ井(ィ)スキーはあり!

もう、こういうコピー大好き。

 

この工場見学にしてもそうですが、サントリーは昔から広告宣伝活動が得意です。
洋酒のウィスキーを国内に広めようと奮闘を続けたことの表れなのか。
銅像の左は初代社長の鳥井信治郎、隣は息子で二代目の佐治敬三。
特に佐治は宣伝業界でも有名な人物で、公共広告機構(AC)を作った人でもあります。



ギャラリー内にも試飲コーナーがあります。
こちらは低価格にて提供されています。



右は「響」の35年もの。
10mlで15000円という良心価格。
ちょっと迷いましたが手は出しませんでした。



ところ変わって、こちらは同じくサントリーのビール工場。
プレミアムモルツを作っているところです。



清潔感のある近代的な工場の印象を受けました。
先の山崎との対比もまた面白い。
コンパニオンさんも黄色のスーツで明るさアピールをされていました。



試飲会場はこんな感じ。
ビールは3杯まで試飲できました。
私は義理で1杯と、あとはオレンジジュースをたしなみました。
試飲で泥酔です。

という訳で、思いの外面白い見学会でした。
お酒好きか、工場好きか、広告好きの方はぜひどうぞ。
タダ酒を飲ませて、写真を撮らせまくって、口コミとネットコミで知名度を高めるという、見事な戦略だと思います。


1月23日(水)
先週の金曜日は久しぶりにテレビの金曜ロードSHOW!(最近はこう書くらしい)を観ていました。
タイトルは「地球が静止する日」。
キアヌ・リーブス主演で、少し前に話題になった映画です。
内容は宇宙人がやってきてガチャガチャするというお決まりのパターン。
深そうに見えてあっさりしている。面白そうに思えてそれほどでもない。
説明不足な宇宙兵器がどう見てもターンAガンダムの月光蝶。
そんな微妙な作品に感じられました。
ただ、どうも含みがあるというか、妙な時代のズレがあるようにも感じられました。
そこでちょっと調べてみて分かったのですが、この作品、1951年公開の古典SF映画のリメイクでした。
同タイトルの旧版のプロモはこちら↓。
こういうのがすぐに見つかるから、ほんとインターネットって夢の機械ですね。



作品を観た方にとってはニヤリとさせられるところもあるのではないでしょうか。
ストーリーも新作とほぼ同じですが、宇宙人の目的は少し異なります。
新作では「全宇宙における地球の役割を語り、地球の生命体を守るために人間を滅ぼしに来た」という、エコな目的でした。
しかしこの旧作は「宇宙に住む者として、地球人が他の惑星を侵略するのを止めに来た」という目的だそうです。
つまり当時における米ソ冷戦状況と、これからの宇宙競争時代の到来に警告を与える作品だったのです。
62年前のショボイ演出ですが、当時は宇宙人や地球外生命体といえば地球侵略を目当てとしていることがほとんどで、この作品のような逆説的なストーリーは非常に目新しく感じられたようです。
このような深みのある宇宙SFは、その後1968年の「2001年宇宙の旅」や1977年の「未知との遭遇」、そして1982年の「E.T.」などにも影響を与えることになったのでしょう。

以上、深読みから思わぬ発見が得られたというお話でした。
まあ、そうでもしなきゃ最近のテレビ映画なんて観ていられないという感想でもあります。
いつもドンパチものしかやっていないし、ドンパチものといえば最近はまだ「コマンドー」を流しているのかしら。
シュワルツェネッガー主演の、セリフに日米関係の懐かしさが感じられる映画。
あれはあれでいいドンパチでした。

[一日三報]
[中日新聞] 自称・福山雅治「一審判決重すぎ不当」 名古屋高裁

全ステータスが俺たちより3ランクくらい上な気がしてならないことで有名な福山雅治。
思い込みも含めて自称している人もきっと多いことでしょう。
でもこの犯人は憧れているというよりも、適当にというか、吹っ切れている雰囲気があります。
カツカレーを盗んだ罪の判決としては重いと主張。
なんとなく、福山本人もネタとして言いそうなセリフに感じられました。


[スポーツ報知] 健さん、日本アカデミー賞また辞退「若い人に譲りたい」

今日のグダグダ感。
81歳の日本を代表する名優にいまさら賞を贈ろうとして、前にも辞退しているのにまた辞退されて、その顛末をわざわざ公表して妙な権威を持たせようとしている感が窺えます。
この人にもう賞なんて必要ないことくらい、みんな分かっているのにね。
もっと若くて頑張っている役者さんにも目を向けてあげればいいのにね。
こういう茶番を見せられると、邦画に元気がないのも分かるような気がします。


[読売新聞] 元気な「きんさん」人形 筋トレ励んだ接骨院に…愛知

私ごときの短い人生経験の中で分かったことのひとつに、足の衰えた老人は急速に老けるという結論があります。
特に寝たきりになると脳の衰えが著しい。
認知症が促進するばかりか、目も耳も鼻も口も弱くなります。
寝てばっかりだから楽ちんというのは若い人の考えで、脳は刺激を失うと一気に断線していくからです。
だから足腰はとても重要です。
特に出産経験のあるお婆ちゃんは弱りやすいのでさらに気をつけなければいけません。
これは本当に大切なことです。

それはともかくとして、この「きんさん」人形。
もう20年も経てばモデルがいたことも忘れ去れそうで、それはそれで興味深いです。


1月22日(火)
[一日三報]
[CNN] 「優秀」プログラマー解雇、仕事中国に外注して自分は猫ビデオ 米国

恐るべし猫の魔力。
Google検索結果でも"dog"が11億7千万件に対して、"cat"は19億7千万件と、8億件も差があります。
しかしそれ以上に、日本語では「犬」が2億7千万件に対して、「猫」は7億2千8百万件と、なんと3倍以上もの差があります。
ネットユーザーがいかに猫好きかが窺えるのではないでしょうか。
ちなみに「虫」は2億4千2百万件でした。
それはともかく、この人は自分で会社を興した方がいいと思います。


[AFP] トルコ系政党の党首、演説中に銃を突き付けられる ブルガリア

動画はこちら。
お爺ちゃん党首の反応の早さと、その後のフルボッコぶりが印象的です。
日本の偉い人たちも護身術くらいは身に着けておられるのでしょうか。
森田健作知事と森元首相あたりは手強そうです。


[ITmedia] 50Gバイト無料のクラウドサービス「MEGA」スタート

容量あっても上げるデータがないでござる。
頼もしいデブとして有名なドットコム氏(そう呼ぶの?)の新サービス。
こちらの記事では派手なイベントで盛り上げています。
使っていいものかどうか、ちょっと迷い中。
数字だけ見れば、これがあればSkyDriveもGoogleDriveもDropBoxも不要になるということですが、こういうのってやっぱり運営母体に信用ありきの話じゃないのかしら。
それともみんな、もうそんなの気にしないのかな。


[本日の独言(ひとこと)]
近ごろインターネット上で話題になっているニュースとしては、アーロン・シュワルツ氏の自殺があげられます。

今月11日、アメリカのデジタル活動家アーロン・シュワルツ氏がニューヨークの自宅で首を吊って自殺しているのが発見されました。26歳でした。

アーロン・シュワルツ氏は若くして天才プログラマーと呼ばれていた人で、14歳の頃に現在のWEBサイトで広く普及している「RSS1.0」の共同編集者として注目を浴びました。RSSというのは『WEBサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXMLベースのフォーマット』(引用:e-Word)のことであり、よく知られるところではパソコンやスマホにおけるガジェットのニュース見出しの引用や、いわゆる「まとめニュース」の見出しの引用などに使われている仕組みです。

その後、彼はスタンフォード大学に入学するも1年で中退し、オンラインニュースや記事を提供するWEBサイト「Reddit」の立ち上げに参加。さらに公文書の公開や図書館への無料アクセス解放やネット検閲に反対するオンライン活動団体「Demand Progress」の創業に加わり、インターネットに悪影響を及ぼすとする公共政策の修正を訴えるようになりました。

しかし2011年7月、マサチューセッツ工科大学のネットワークを通じて、会員制の学術論文アーカイブJSTORから約480万件の電子文書を盗んだ疑いで逮捕。米連邦地検が不正アクセスと文書窃盗で告訴し、有罪が確定した場合、最大35年の懲役と100万ドルの罰金が科せられる状況にありました。

そんな中でのシュワルツ氏の自殺。氏はかねてよりうつ状態や深刻な病気を抱えていたとも言われており、先の事件の裁判によるプレッシャーが大きかったのではないかとされています。ただ遺族は連邦地検とマサチューセッツ工科大学による追及が死の原因になったと主張しており、ハーバード大学法学教授 ローレンス・レッシグ氏は、「病気のせいではなく、重罪人としてテロリストと同じような扱いを受け苦しみ続けてきた」と語っています。

インターネット上でもこの出来事については賛否が分かれており、連邦地検によるあまりにも重い訴えを問題視する声もあれば、そもそも違法行為に走った犯罪者なのは事実であるという声も上がっています。いずれにしても氏の自殺は望まれた結果ではなく、その功績や活動内容を見ても惜しい人材を失ってしまったことには変わりないようです。

機密情報を公開した「ウィキリークス事件」やファイル交換ソフトで問題になった「Winny事件」など、インターネット上での情報の取り扱いについては常に正当か不正当かの問題が議論されており、未だに万人が受け入れられる確かな判断は定められていないように感じられます。21世紀になって生まれた新たな事件として、このまま事例を重ねて徐々に定まっていくのか、いつかどこかで大改革が行われるのか、注目したいところです。


1月21日(月)
iPhoneのTips。
通信圏外でバッテリーの消費を抑えたい時は、アプリを終了させたり位置情報サービスをオフにするよりも、「機内モード」をオンにするだけで無駄な通信をすべてカットできるから便利だよ。
なお通信圏内でもそのままにしておけば、電話やメールやSNSの更新情報も届かないから色々と捗るよ。
あとで叱られるけどね。

[一日三報]
[WIRED] 現実の「マリオカート場」が出現 アイテムで実際にパワーアップ

「マリオカート」のファンなら誰でも、マリオ兄弟が活躍するこのレース・ゲームのリアル版をプレイしてみたいと思うことだろう。

という強引な書き出しに苦笑い。
しかしこれは膝を打つような素晴らしいアイデアだと思います。
企業が乗れば夢のアトラクションも実現するのではないでしょうか。
でも実際にやればゲームみたいに軽快じゃなくてストレスが溜まるかもしれません。


[The Voice of Russia] ジンバブエの病院で「ゴブリン」が看護婦を脅かす

RPG三大ザコキャラのひとつ、ゴブリン。
大体、序盤で敵となるのはゴブリンかスライムかオークです。
ということは、このジンバブエの病院から勇者が現れるのかもしれません。
世界の平和を守るために、その前に自国の経済を何とかした方がいいと思いますが。


[テレ朝NEWS] 「ヘビを取りはらうため」父にかまれて長男死亡

まさかの日本での事件。
しかも蛇が取り憑いた方が被害者で、噛んだ方が加害者という状況。
なんだろう、ジンバブエで看護婦がゴブリンに襲われても笑い飛ばせるのに、日本になるとためらってしまう心境。
年齢にしても、証言にしても、何か深いものがあるような気がします


1月18日(金)
[今日の2ちゃんねる名言] ノートは消耗品 デスクトップは芸術品

昨日は叔父に連れられてパソコン購入。
昨今はノートパソコンが主流ですが、そろそろ老眼気味で文字が見辛い叔父にとっては画面が大きいデスクトップが魅力的とのこと。
とはいえ、最近は液晶モニタの裏にパソコンを背負わせたオールインワンタイプが主流のようです。
え、そんなの拡張しにくいじゃん! フタ開けにくいじゃん! とか思う人はもう、相当な変わり者のようです。
すみません。

しかし画面が大きくなり、高精細になったとはいえ、元のアイコンや字の大きさは変わりません。
解像度を変更してもいいのですが、それでは当然のことながらぼやけて見えてしまいます。
アクセシビリティの「拡大鏡」もありますが、そうじゃなくて、もっとベーシックな部分で画面が広いのだから根本的に大きく表示させる方法があってもいいんじゃないかと感じました。

やっぱりパソコンって、どこまでいってもいまいち人に優しくないよね。

[一日三報]
[産経新聞] 中国の砂漠に謎の大規模施設 超急ピッチで建造中

今日の中国。
なかなかワクワクさせられる話題です。
とはいえ、一体これが何なのか、情報を求む! と伝えているのはアメリカCIA。
リーダー面をして、堂々と世界を監視して憚らない態度はちょっといかがなものかなとも思います。
パンダの檻だよ、きっと。


[ねとらぼ] まさに天才の発想…… みんなが考える「ドラえもん」ひみつ道具コンテスト、最優秀賞は「おしっこバトン」

天才の発想というか、「エスパー魔美」に似たようなネタがあったよね。
夜にトイレに行きたくなったから、おしっこだけを他人の膀胱にテレポートさせたって話。
あれって、みんなにとって凄く「分かる」話だから、結構覚えられているようです。
コンポコ。


[朝日新聞] 太古の4本脚動物、地を這った? 英の研究チーム発表

それもそうだという話。
ヒレで泳いでいた海の生き物が、陸に上がってからはそのヒレを使って這い出して、やがては四足歩行になって、ついには二足歩行にまで手足に進化した。
分かる話です。
それでいうと、僕らの中で最も進化した生物はフラミンゴかもしれませんね。


1月17日(木)


うちはマンションの1階に住んでおりまして、ベランダの下には猫の額ほどの緑地が設けられております。
名づけて猫額庭(びょうがくてい)。
好きに使っていいよと言われているので、夏頃に月桂樹を植えています。
月桂樹の葉、ローリエには害虫撃退効果があるということなので。
ところが生育がなかなか遅く、半年経ってもこんな具合です。(苗から植えた)
素直に殺虫剤を買った方が良かったと感じつつ、そのうち大木になることを期待しています。
何年かかることやら



ベランダにはガジュマルとアロエとハーブ(ペパーミント、レモンバーム)があります。
ハーブは元々猫額庭に植えていましたが、冬の寒さと昨年の外壁工事の影響を受けてほとんど枯れてしまいました。
よって一旦プランターに移し替えて再育成に励んでいます。
ハーブは物にもよりますが、「匂う雑草」と私が命名した通り、非常に強い植物です。
これもまた、そのうち大きくなって増えて困ることになるでしょう。

という訳で、最近は筆耕と庭耕に励んでいます。
俺は初老か。

[一日三報]
[GIGAZINE] 3.11の都心における人の流動を光の流れで再現したら東京から光が消えた

今日は阪神・淡路大震災の発生から18年目です。
防災意識を高めたいところです。
記事は昨今の東日本大震災の話。
こんなデータが残っていることに頼もしさと若干の不安を覚えます。
私たちは監視されているのだ。
そして人の流れとはこんなにも美しいものなのか。


[朝日新聞] 玉虫厨子の玉虫が時を超え輝くワケ 京大・平尾教授講演

今日の昆虫、かと思ったらそうでもなかった、でも興味深い記事。
こういう話にはワクワクさせられます。
モルフォチョウは世界一美しい蝶と呼ばれています。
なかでもヘレナモルフォという種類が最高とされていますが、私はキプリスモルフォの方が好きです。
どんなものかは適当におググりください。


[@DIME] 「夢をあきらめた」時期は平均で24歳、約半数が才能の限界を感じたから

「夢」って聞かれるとすぐに宇宙飛行士だのと映画監督だのと、突拍子もなくて人にウケそうなものが選ばれがちですが、きちんと会社勤めをして結婚して子どもを育てることだって充分立派な夢でしょうに。
それを「夢」ではなくて「当然」とする風潮が、人々を生きにくくさせているというか、「夢を持って何かをしないとダメ!」みないな無言の強制を生み出しているんじゃないかなと思います。
あしたやりたいことが今の夢ですよ。

とはいえ、たかが24歳で夢をあきらめた人は、たぶんその才能はないからそれで良かったと思います。


1月16日(水)


先日の月曜日。
大雪に見舞われた成人の日に、初詣へと向かいました。
場所は奈良の三輪にある大神神社(おおみわじんじゃ)。
蛇神・大物主を奉る日本最古の神社のひとつです。
巳年・歳男なのでここを訪れるしかありません。
実際、今年は参拝者も多かったそうです。



拝殿に掲げられていた大きな、なんだろう。
矢をくわえた拳っぽい蛇。
今年は癸巳(みずのとみ)です。



由緒あるらしい「巳の神杉」。
大神神社は蛇神様ということで、お供え物にお酒と生卵が多いのも特徴です。



こちらも名物のなでうさぎ。
奥にはウサギの像が鎮座しています。
身体の悪い部位をなでると御利益があるとかいう、よくあるアレです。
よくあるとか言うな。



こちらは神社のすぐ近くにある、三輪山平等寺。
こぢんまりとした雰囲気が好きなお寺です。

飛び飛びながら30年以上参っている寺社ですが、今年は珍しい雪景色でした。
いいことあるといいな。

[一日三報]
[WIRED] 「デス・スター建設の請願」、米政府の公式回答

前に掲載した覚えのあるニュースの続報。
ウィットに富んだ名回答です。
「成熟した文化」とは、こういうコメントを出せるところではないでしょうか。
でも日本政府がやったら「ふざけるな」って言われるんだろうなあ。


[GIGAZINE] ゴキブリをモチーフにした世界最速の小型ロボット「VELOCIRoACH」誕生

今日の昆虫ロボ。
なんか浦沢直樹の「PLUTO」のアレみたい。
ザラザラザラーって出てきたらもうホラーですね。
ロボになってもやっぱり人類の敵にしか見えないというか、諜報用っぽい仕様です。


[読売新聞] 女生徒を抱き「君しかいない」と曲を贈った教諭

今日の妖怪。
これはまた強烈な人が出てきました。
抱き締めて、くさいセリフを吐いて、オリジナル曲まで作って贈る。
それは唯一、同年代の少年だけが許される特権行為ではあるまいか。

近ごろ世間と学校関係者との感覚の相違が気になるところです。
どうか尊敬できる人たちであってください。


1月15日(火)
[一日ニ報]
[GIGAZINE] ペラペラで折り曲げ自在な上に2枚重ねて画面コピーもできる「PaperTab」

今日の未来。
まさに電子ペーパーといったところでしょうか。
まだまだ開発途中のようですが、方向性には期待したいところ。
高性能、低価格化を目指して欲しいと思います。


[産経新聞] 2017年、石炭が世界で最も消費されるエネルギー源になる!?

今日の未来。
産業革命以降の蒸気機関と石炭燃料を発展させた「こなかった未来」をスチームパンクといいますが、未来の中国が実現してくれるかもしれません。
チャーニーズテイストのゴチャッと感もスチームパンクとよく似合いそうです。
ともあれ、GDP世界1位の国と2位の国がガツガツと化石燃料を食い荒らす中、3位の国だけがなかば自虐的にエコエコと呪文を唱えているのもおかしな状況です。
でも、それもまた3位の役割としては正しいのかも。
周辺国にとらわれずにクリーンエネルギーを追及していれば、いつかはいいことがあるかもしれません。
原発以外でね。


[本日の独言(ひとこと)]
冬になり、寒くなるとありがたくなるのが自動車です。暖かい部屋にいながらどこにでも移動できる存在というのは、考えてみれば人類史上かなり画期的な発明品ではないかと思います。ただ同時に気になるのは自動車の燃費。冬場に燃費が悪くなるというのはよく知られている話です。

近頃、というほど近頃の話でもありませんが、この燃費に対する表記について世間ではよく疑問を投げかけられています。簡単に述べると、自動車メーカーが公表しているカタログ表記の燃費と、実使用時における燃費の割合が大きく異なるということです。「リッター○キロ!」とうたっておきながら、実際にはそこまで走れない。その差が大きすぎるとも言われています。

燃費が異なる理由については、ひとつに測定方法にあります。詳しい条件は省略しますが、ある特定の条件下での測定に基づいているために、実際の使用状況とは異なるのは仕方がないことなのです。また各メーカーともに少しでも燃費をよく見せたいがために、嘘ではないギリギリの高効率を標榜しています。するとさらに実使用時との差が開いてしまいます。自動車業界もこの状況は問題視しており、2011年より新基準、より実使用時に近い測定方法を用いるようになりました。しかしそれでもあまり改善されたとは言えず、引き続き検討を重ねています。

一方で、実際に自動車を使う消費者の関心の変化と認識不足も大きいのではないかと私は感じています。21世紀に入ってから自動車に対する世間の評価も大きく変化しました。かつては自動車といえば馬力や運転性能の高さが評価されましたが、今では運転性能とは別の乗りやすさや安全性、荷物の積みやすさ、そして燃費が大きな評価基準となっています。燃費に注目が集まるからこそ、メーカーも燃費を訴えるしかなく、結果燃費に対する目も厳しくなったのだと思われます。

加えて、燃費というものは運転状況によってかなり大きく変化するものです。どんな状況で、どんな乗り方で、どれくらい走るか、どれだけ使用しているか。それも一応は認識しておかないと、メーカーの表記は全くのデタラメだと誤解することにもなるでしょう。ちなみに、一番燃費が悪い状況というのは、暖房を入れっぱなしにして、急発進・急停車を繰り返して、いつも近所へ行く程度にしか使わないという乗り方。つまりはやりの「チョイ乗り」「街乗り」が最も燃費効率が悪く、カタログ表記との差も大きくなってしまいます。だからメーカーも苦心しているようです。

まあどの業界でも数字というのもは常に誇大と誤解を生み出してしまうもののようです。電機メーカーの省エネ表記も似たようなものではないでしょうか。あるいはCDセールスの何万枚突破とか、書籍の何万部突破とか。嘘ではないんですよ。ただあくまで参考程度にとどめておいて、総合的な評価を心がけたいところです。

●参考資料
[Car Watch] カタログ燃費と実走行燃費に差が出る理由とは?


1月11日(金)
「身駆斗」という言葉をご存じでしょうか。

「身駆斗」と書いて「しんくと」と読みます。
一体これは何かというと、昨夜、私の夢の中で登場した言葉です。
他にも何か見たような気がするのですが、今は何も思い出せません。
ただ、この身駆斗という言葉だけは記憶に残っていました。
たぶん、これは何か重要な「鍵」なのです。
これを巡ってギャングや科学者や美女やロボットが登場するドラマが始まることでしょう。
人情あついゴリラが死んで、お調子者の九官鳥が生き残るさだめです。

冬場になるとよく夢を見ます。
色々と理由は考えられますが、その話はまた今度。
身駆斗、身駆斗。


[一日三報]
[産経新聞] 「おなか空いてたので」焼き肉250人前盗んだ男逮捕

鯨飲馬食。
三国志に登場した左慈という仙人は、5斗の酒を飲み干し、羊一頭を丸々食べても平然としていたとかなんとか。
女の子はデコレーションケーキを1ホール丸々食べたいのが夢だとかなんとか。
なにより聞いてみたいのは、記事の犯人がその後に盗んだとされる「道路工事現場の方向指示器」。
焼き肉よりも、そっちは一体どうしたかったのだろう。


[CNN] 巨大球体に入って転がる「ゾービング」で崖から転落、2人死傷 ロシア

日本のレジャー施設にもタマに似たようなものを見かけますね、球体だけに。
前に一度入ってみたことがありますが、これ、外から止めてくれる人がいないと絶対に抜け出せなくなります。
くだんの動画は閲覧しましたが、あまりにショッキングだったのでリンクしません。
ていうか、崖のある斜面でやるなんて、ただの自殺と自殺教唆だと思います。


[産経新聞] ミドリムシからプラスチック製造 産総研などが開発成功

今日の昆虫、もとい、昆虫じゃない。
前に大分県の湯布院を訪れた際、どこかのお店でミドリムシクッキーなるものを食した覚えがあります。
ミドリムシ、すごいですよ! これは絶対きますよ! とさかんに宣伝されましたが、今もあまり見かけていません。
とはいえ、産業系ではかねてから注目されていますね。
いよいよ来るのかもしれません、どこかに。


1月10日(木)


角川書店のサイトに「露壜村事件」の表紙絵が掲載されていました。
例によって完成版は公開されてからの初見。(ラフは確認済み)
著者なんてそんなもん。
でも毎回狙い通りの可愛い絵を描いてもらえるから文句も言えません。
今回のハテナちゃんは和装です。
大きい絵は実物でご確認ください。
25日発売予定です。


[一日三報]
[AFP] 水中で指がしわしわになる現象は「進化上の利点」、英研究

「お風呂に入るとどうして指がふやけるの?」という話。
まず神経系の反応ということも知りませんでしたが、それが利点であることにも気づきませんでした。
皮膚の中に水が入るとか、勝手な想像をしていました。
というわけで、恐らく人魚姫もピチピチではなくブヨブヨ。
あるいはやっぱりジュゴン&マナティ型かと思われます。


[CNN] 深海で泳ぐ超巨大イカの撮影に成功、「画期的」と専門家

いまいち実感できませんが、専門家たちの間では大フィーバーのようです。
クラーケンだの、テンタクルスだの。
船を襲うほどの巨大イカというのは、こういうのを見つけた昔の人たちが、きっともっと大きな奴もいるに違いないと想像したのでしょうね。
いるかもしれないけどね。
こういう奴らも初めは数ミリの卵から生まれるのでしょうか。
何年くらい生きたらこれほどの大きさになるのでしょうか。
おいしいのでしょうか。
気になることも確かに多いです。


[読売新聞] 「今何時」「携帯探して」…困った110番通報

他の手段が思い付けないのはバカなのか、嫌がらせなのか。
ごく一部の中高年は警察に対して妙に敵視して、やたらと高圧的な人がいるのも事実です。
税金払ってやっているんだからちゃんと働け的な。
そんな人たちなんて放っておけばいいと思いますが、そのせいで重大な事故や事件を見逃すこともあるので油断できない。
あまり厳しいことを言って通報をためらってしまわれるのもよろしくない。
実はなかなか悩ましい話かもしれません。
「#9110」がどこまで対応してくれるのかも気になるところです。
焼きそばパン買ってこい。


1月9日(水)


昨夜みた夢。

その日、私は近所のバッティングセンターでバッティングを楽しんでいました。
すると、一人の体の大きい若い男が絡んできました。
男はなぜか激怒していて、よく分からない理由でしきりに私を責めます。
私はなぜか刃向かえずに、とにかく恐くて逃げ出します。
それでも男が追いかけてくるので、私はセンターの事務室へと逃げ込み武器を探します。
そして見つけたのが、上図の「拝一刀(おがみいっとう)」という刀です。
一見すると青銅色のコケシのようですが、これは刀なのです。
かの達人「子連れ狼」が所持していたという逸品です。
やった、これなら勝てる、そう思って私はこの刀を暴漢に向けて構えました。
すると突然、男はチョンマゲ頭で白装束になって座ると、取り出した短刀で切腹しようとしたのです。
そう、「拝一刀」とは単なる刀ではなく、向けた相手に切腹をうながす武器だったのです。
でもさすがに切腹されては敵わないので、私は刀をおろします。
すると男は我に返り、自分のチョンマゲ頭に驚いて、さらに私に絡んできました。
だから私は再び刀を構えます。
すると再び男は切腹体勢に入ります。
刀をおろすと掴みかかってくる。
刀を上げると切腹されてしまう。
うわぁ、もうどうしよう、というところで、目が覚めました。

寝起きの一言は、なんやねんもう、でした。


[一日三報]
[CNN] 米議会図書館に収蔵のツイート1700億件超、研究者らに公開へ

日本のツイッターは近頃どんどん小賢しくなっている気もしたり。
それに嫌気が差して大人が去って、子どもが飽きて止めちゃったら、一気に廃れちゃうかもしれないです。
分かんないけどね。
とはいえ、有史以来、世界でこれだけの人たちの「さえずり」が読めるという状況もなかったわけで。
社会学というか、考現学の資料となりえるものかもしれません。
分かんないけどね。


[読売新聞] 「ギレン・ザビ」からランドセル

今日のガンダム。
閣下は後進の育成にも熱心であらせられます。
でも手紙がギレンっぽくなくて残念。
どうせ子ども達に送るなら、一族で唯一の後継を残せたドズル・ザビか、子どもが欲しかったけどできず、子どもがらみで「戦いの中で戦いを忘れた」ランバ・ラルの方が良かったんじゃないかしら。

送られたランドセルにブースターが付いていたりして。


[朝日新聞] 不法投棄ストップ スフィンクス像で効果? 長野

ていうか、そのスフィンクス自体が不法投棄っぽい。
鳥居は分からないでもないですが、さすがにそこまでみんなスフィンクスを畏れていないんじゃないかしら。
むしろ夜中に不法投棄する人を物理的に攻撃していると見るべきかと。
ビームが出るんだよ、きっと。


1月8日(火)
[一日二報]
[産経新聞] 「自動運転化」トヨタの初夢が正夢に? 国際家電ショーで試作車展示へ

衝突回避システムをアピールするCMを観るたびに、もう自動運転にしろよと思っている人も多いはず。
車の運転そのものを楽しむ人も少なくはありませんが、まあみんな基本的には単なる移動手段でしょう。
でも運転が簡単になり、安全性が増してしまうと、過信して事故を引き起こしやすくなる気もしたり。
記事末には”自動車を運転するのに免許証がいらない時代が、そう遠くない将来に訪れそうな気配だ。”と締めくくられていますが、まあそれは単なるアオリなわけで。
いくら自動車が自動になっても、道路事情が今のままではちょっと難しいでしょう。


[CNET] アマゾン、低価格商品の無料配送を終了--「あわせ買い」必要に

まさか終了があるとは思っていませんでした。
まあネジ一本から箱に入れて届けるというのも、やっぱり無茶な話だったのでしょう。
質量保存の法則的に、収支収益的にというのかな。
ツイッターで余計なことを言って送料無料にしちゃった某服屋さんはどうするのかしら。


[本日の独言(ひとこと)]


年末年始は恒例となっているスノボード旅行に出かけておりました。
今回のゲレンデは新潟の石打丸山。上越線と関越自動車道の通り道ということで関東からはアクセスも便利な場所ですが、さすがに関西からだと到着までにえらく時間がかかりました。

石打丸山は、本州の背骨と呼ばれる山岳地帯の一部であり、付近には苗場や岩原など有名なスキー場もある豪雪地帯です。ところが到着当初の12月30日はなぜか土砂降りの雨に見舞われてしまいました。スキー場は雪なら良し、大雪でもまだ良し、晴天でも雪があればまあ良しですが、さすがに雨は最悪です。そういえば以前には2月の富良野(北海道)でも大雨に見舞われてしまい、地元の方も驚かれていたことがありました。もしかすると自分は雨男、しかも雪すらも雨にする男ではないかと疑い始めています

ひたすら滑って、のんびりと温泉に浸かって過ごしていました。贅沢な時間を過ごしていると不安になるのはフリーの性か貧乏性というものか。鋭気を養うという綺麗事を言い訳に、実は自分を追い込んでいるのかもしれません。ともあれ今年も頑張ります。山小屋の別荘が割と安くで手に入れられると知りましたが、今は目を背けて知らないふりをしておきます。でもいいなあ。



元日のご来光。 山をえぐります。



ゲレンデのレストランに飾られていた増岡弘さんのサイン。
サザエさんのマスオさんや、アンパンマンのジャムおじさんの声優、役者さんでもあります。
マスオさんの声で言われていると思うと、なかなか重いお言葉です。


1月7日(月)


スマホの壁紙を「葵の御紋」にすれば、ちょっとしたご隠居気分が味わえるのではないか。
そう思い付いて早速設定してみましたが、思ったよりも良くなかったです。

(今日の即興ラジオCM)

♪〜BGM:水戸黄門OP(ああ人生に涙あり)

八 「ねぇねぇ、ご隠居。この辺にうまい団子屋はないですかね」
黄 「これ格さん。スマホで調べておやりなさい」
格 「3件あるようです、ルート案内しましょう」
助 「ほう、便利なものだな」
八 「うんめ〜」
格 「代金の支払いもお任せを」(シャリーンッ)
格 「ついでに旅の思い出を一枚」(カシャッ)
格 「ブログやSNSにアップ」
助 「おお、お銀や弥七も近くにいるようだな」
格 「控えおろう! この紋所が目に入らぬか!」
黄 「これ格さん、それはスマホじゃ」

諸国漫遊にこの一台、ドコモのスマートフォン。

とまあそんな感じで。
日本のスマホも老人ターゲットでオリジナリティを見せていくといいかと。
ついでにCMが受けて水戸黄門復活に繋がればいいかと。

[一日三報]
[毎日新聞] 深海生物:「ダイオウグソクムシ」絶食5年目に突入

相変わらず頼もしい宇宙生物。
5年間何も食べていないことも驚きですが、体重が12グラムしか減っていないことにも驚きです。
なんかもう、どういうあれだ。
エコ的な技術に使えないものかしらね。


[CNN] 中国の奇想天外なゴルフ場 コース内にマヤ遺跡や万里の長城も

「プロゴルファー猿」や「こち亀」のネタみたい。
私はゴルフをやらないのでよく分かりませんが、レジャー目的だとこういうコースも楽しそうです。
紳士のスポーツと標榜する人たちからは嫌われそうですが。
でもゴルフ場だって今では不況の煽りを受けて、一部を除いて利用料金や会員券が値下がりしまくっているようですし。
その結果、安くはなったけどマナーの悪い、紳士じゃない人たちも増えてきているそうですし。
何か思い切ったことをしてもいいんじゃないかしら。


[AFP] ブラジル刑務所の「運び屋」ネコ、看守に見つかり御用

今日のにゃんこ。
ショーシャンクの猫に。
簡単に言うけど、猫をここまでしつけるのって大変だったと思います。
服役囚たちのことはどうでもいいですが、この猫は手厚く保護されてほしいと思います。


1月5日(土)
初詣は寒くて行かなかったという時点で、自分の信仰心がいかに日和見なのかがよく分かる。
そのうち行こう。

くわえて、今年はついに箱根駅伝を1秒も観ないという偉業を達成した。
あれ、いったん観はじめるとゴールまで観つづけちゃうから困っていました。

ちなみに今年の初夢は海と犬の夢。
浜辺で長毛種のチワワがキャンキャン吠えながら暴れ回っていて、その内にぶくぶくと海に沈んで行き、やがてあぶくも途切れたかと思ったら、バッシャーンと10メートルほどジャンプして浜辺に戻ってきた。
そしてまたキャンキャンと吠え回っていた。
今年もいいことがありそうです。

[一日三報]
[AFP] 使い捨てボトル入り飲料水の販売を禁止、米マサチューセッツ州の町

私が「いろはす」などという飲料水が嫌いな理由のひとつ。
便利さと環境保護は相容れにくいものかもしれませんが、少なくとも缶とペットボトルは無駄の極みではないだろうか。
みんなが水筒を持ち歩くようになれば色々と変わると思うのだがどうか。

[GIZNIDO] パリのAppleストアに強盗が入る。被害総額1億円以上?

新年から景気よくて悲惨な話。
強盗も流行を気にする時代です。
まあ貴金属や骨董品よりは売りさばきやすいのかも。
でもあまり派手にやられると、製品に余計なセキュリティが施されそうなので困ります。

[GIGAZINE] ビル・ゲイツの資産は2012年の1年間で6000億円増加した

久しぶりのゲイツさん。
一線を退いてからは話題も少なくなりましたが、しっかり稼いでいます。
ていうか、すっかりお爺ちゃんになっちゃったよね、さすがに。
今はせっせと慈善活動。
この人は末永く歴史に名前を残しそうですね。


1月3日(木)


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

[本日の独言(ひとこと)]
少し戻ってクリスマスのお話です。
クリスマスといえばプレゼントを運ぶサンタクロースが有名ですが、アメリカでは近年「サンタクロースが太っている」ことを問題視する人が増えているそうです。サンタクロースといえば赤い服と白いヒゲ、そしてずんぐりむっくりな体がポピュラーですが、あの体型は明らかに肥満であり、それを子どもたちに見せるのは教育上よろしくないということです。

アメリカでは近年、肥満が深刻な問題となっており、特に子どもの肥満はここ30年間で3倍に増加、2歳から19歳までの肥満人口は約1250万人にものぼります。日本ではまだ太っている人に対しては、本人に向かって「痩せなさい」という至極当然な話で済みますが、彼の地のように大人も子どもも皆太ってしまうと、肥満はもはや個人ではなく社会の問題となり、高カロリーな食事を口に運ばせようとする企業や、対策の取らない政府が批難されるまでに至っています。

そこで先のように、サンタクロースが太っているのはいけないという意見まで出てくる始末です。もちろん、大多数の人はそんなことなど気にしておらず、サンタクロースといえば太っちょの優しいお爺ちゃんだと認めており、サンタクロースは有名人だが、誰も彼になりたいとは思っていない、という真っ当なコメントも述べられているようです。なおサンタクロースのモデルとなったのは4世紀のトルコに実在した聖ニコラウス司教ですが、彼が肥満であったという記録はありません。彼を太らせたのは後の人々であり、昔から太っていることが裕福の象徴であったからだと思われます。勝手に太らせておいて痩せろというのだから、彼こそまさに現代社会の被害者と呼べるものかもしれません。

日本で同じような人物としては、お正月には目にする機会も多い「七福神」。恵比寿、布袋、大黒は皆太った福々しいおじさんたちです。ちなみに恵比寿は日本由来であり、布袋は中国由来であり、大黒はインド由来ですが、いつの間にやら皆似たような体型と顔をしています。彼らに向かって、「太っていていてはダメだ!」という人がいるとすれば、サンタクロースの肥満問題がどれだけくだらない話かというのもよく分かるかと思います。えべっさん(恵比寿の大阪弁)が痩せてどうすんねん、ということです。