the shadow of silver
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5月31日(金)
iPhone向けのアプリ「Yahoo!ブックストアビューアー」が、手塚治虫の「火の鳥」全16巻、「ブッダ」全14巻、「ブラックジャック」全22巻を無料配信しているということで、ちょっと話題になっているようです。
ただし無料閲覧できるのは6月4日まで。
リニューアルキャンペーンの大盤振る舞いだそうです。

個人的には大昔にどれも読破しているのでどっちでもいい、というかどう考えても読み切れる期間ではないので諦めています。
でもこの「昔読んだ作品」「知っているけど知らない作品」を、「読破できない期間限定」で配信するという手法はなかなか面白いなと感じています。
大盤振る舞いのように見せてキッチリ元が取れそうなアイデアです。
もちろんそのためには手塚治虫作品という、「圧倒的なネームバリューのある昔の作品」が必要になりますが。
今やる必要ないでしょうが、「ワンピース」も3日間だけ全巻無料とかもいいかもしれません。
小説なら夏目漱石作品とか太宰治作品とかにも使えそうです。
青空文庫があるけどね。

関係ない話ですが、手塚治虫の「火の鳥」といえば昔コナミがファミコンゲームをリリースしていましたね。
鳳凰編の我王が鬼瓦を駆使して輪廻を渡り歩くという、例によってなぜかアクションゲーム。
武器が鬼瓦って、敵と戦うってとツッコまれますが、思いのほか面白い良ゲーでした。

[一日三報]
[読売新聞] ネット履歴、保存か消去か…警察庁と総務省対立

ちょっとずれた感じの対策。
ネットでは言論統制だの検閲だのと騒ぎながら、実は自分の怪しげなログを見られたくないだけじゃないのって人の意見が噴出しています。
でも個人の話はともかくとして、こんなことやりだしたら中小のプロバイダはログデータでパンクしちゃいそうです。
それなら官営の中継局を通すのもありかもしれませんが、それこそ某国の検閲みたいになっちゃいそうです。

[CNN] 米高校生が「1人乗り潜水艇」を製作 予算2000ドル

きょうのハイテク水葬。
得意気な少年の顔が素敵です。
こんなものに入って海に沈められたら、ちょっとおかしくなりそうですが、こういう人が未来に画期的な物を作り出すのかもしれません。

[ロイター] 米男性が脳の手術中にギター演奏、ツイッターで実況中継

演奏曲がヘビメタとかデスメタなら面白いかも。
脳にペースメーカーって何だろうと思って調べてみたら、脳深部刺激療法というものがあるとか。
パーキンソン病の症状を抑えたりできるそうです。(この人がどうかは知りません)
ペースメーカーの刺激に合わせてギターを弾けば、脳髄に響くサウンドが生まれるかも。



5月30日(木)
奈良は一昨日に梅雨入りしたそうですが、気温も上がり汗ばむ季節となりました。
習慣となっているジョギングも、夜に走っていても大量の汗が流れ出ます。
日常生活においては一滴の汗すらも許さないわたしですが、運動中はもっと出ろ出ろと期待してしまいます。
体の余分な水分とともに、つい取りすぎる塩分とか、脂質とか、精神の奥深くで澱んでいる黒い意思が輩出されて、すっきりとした心地になれます。
きっと必要な栄養素も大量に流れ出しているんでしょうね。

そんなジョガーでありジャガーでもあるわたしは、今年も恒例となっている奈良マラソンへの参戦を目論んでいます。
10キロコースを走り続けて3年目の本気。
今年はついに42.195キロのフルマラソンに挑戦するぞ。
昨日ついにWEB上でのエントリーが開始されたので、さっそくさっきアクセスしました。

募集定員に達して締め切られていました。

いやいや、昨日の20時から募集を始めたんですよ。
9000名募集していたんですよ。
東京マラソンや大阪マラソンじゃないんですよ。
奈良ですよ、奈良。
なに急に盛り上がってんですか。

後日、郵送でも若干名を受け付けているようなので、それを目指すことにします。
でもなんかもう面倒臭くなってきた。
ジョギングで解消された黒い意思を、マラソンで取り戻し始めています。

[一日三報]
[産経新聞] 「3D印刷可能な食料」にNASAが助成金 食べる相手によって栄養変更も

ボタンひとつで好きな料理が出てくる夢の機械。
3Dプリンターで実現するとは思いませんでした。
いや、でも栄養の摂取だけを目的とするなから、カロリーメイトみたいなブロックを自動で作るのかしら。

[CNN] 大脱獄の大物ギャングを再逮捕 フランス

顔、名前、国籍、経歴、行動のすべてが映画みたいな人。
アンチヒーローの魅力ってこういうものかもしれません。
やっていることはダメだけど。

[GIGAZINE] 「軍艦島」をマルチコプター+ソニー製アクションカメラで縦横無尽に飛び回るとこう見える

BGMが合っていないこと以外は、とても素敵な映像。
ていうかカメラよりもマルチコプターがすごい。



5月29日(水)
[きょうの夢メモ]
時は江戸時代、とらわれの身となったわたしは牢屋から脱走し川辺へと辿り着く。
追っ手が捜し回る中、身を低くして逃げ続けていると、ふと高い櫓(やぐら)が目に入った。
わたしはその櫓の中へと入り階段を登る。
頂上にあったのは、遠くへと伸びる長い長いロープのレールと、それに繋がる滑車。
ああ、これで逃げられるぞ。
わたしは滑車のハンドルを掴んでぶらさがり、一気にロープを滑り降りた。
どこまでも続くロープは川を離れ、やがて海をも越えて行く。
行き先はオーストラリア。
しかし辿り着いたのはハワイ。
オーストラリアへ行くにはここで乗り換えなければならない。
わたしはさらに巨大な施設に入り、階段を登り、チケットを買い、オーストラリア行きの滑車を待つ行列に並ぶ。
目の前には水平線。
長い長いロープのレールと、滑車。
あの先にオーストラリアがあるのだ。
(おわり)

なんか、逃亡したいのかしら。

[一日三報]
[朝日新聞] 81歳ネパール人、エベレスト登頂あきらめる

きのう紹介した人。
残念ながら断念されたそうです。
アーネスト・ヘミングウェイ、老人と山。

[読売新聞] NHK受信料の支払率、沖縄44%・大阪58%

何が気に入らないって、テレビを視聴する人の義務みたいな言い分で徴収するくせに、全国平均73.4%とか、営業活動の強化とか言っちゃっているところ。
おかげでゴネたもん勝ち、押し切られたもん負けみたいなことになっています。
取るなら無理矢理にでもぶん取れよ。
別に支払わなくてもいいならそうしろよ。
もうシステムが破綻しているのに、抜本的な解決を目指さないということは、今でも充分儲かっているからでしょうね。

[CNN] 「GIFファイル」の正しい読み方は? 論争に終止符か

IT'S PRONOUNCED "JIF" NOT "GIF" (ギフではなくジフだと判明した) だそうです。
GIFが「グラフィックス・インターチェンジ・フォーマット」という、えらく大胆な名前の略称だとも知りませんでした。
わたしは今まで「ギフ」と呼んでいました。
論争はともかく、これからもそう呼ぶつもりです。
FFは「ファイファン」、3Dは「さんディー」と呼び続けます。



5月28日(火)
WEB連載小説 ◇ ミラージュタワーの『子供』たち ◇ 第2話を掲載しました。
上記の『本』タイトル、もしくはこちらより閲覧ください。

[一日三報]
[読売新聞] XP更新悩む自治体…財政難「使い続けるしか」

メーカーの都合で更新しなければならないことについては以前からわたしも文句を言っています。
でも数年前からサポートの終了を告知しており、たしか延長措置もあったかと思うのですが、その上で今さら費用がかかる、更新が間に合わないというのは怠慢だと思います。
結局わたしたちがどれだけセキュリティを気にしていても、こういうところからジャンジャン漏洩していくんでしょうね。
コンピュータセキュリティの意味がまだ分かっていないんだと思います、国も自治体も、職員さんも。

[AFP] ボスニアの羊飼い、ヒグマをおので倒す

どこのRPGだよ。
おじさん、一気にレベルが3つくらい上がったんじゃないでしょうか。

[CNN] 世界2番目の長寿男性が死去、113歳 カリブ海バルバドス

1900年の2月22日に生まれた人が、世界2番目の長寿として死去。
これだけ長生きしたのに、最後まで「2の人」というのもちょっと不憫です。
そして恐るべしは木村次郎右衛門(116)。
東郷青児や花菱アチャコ、アメリア・イアハートやポール・ギャリコ、ジョルジュ・バタイユ、大佛次郎、海野十三と同じ歳生まれだそうです。

[本日の独言(ひとこと)]
先週23日、プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんが80歳の史上最高齢でエベレスト登頂に成功したことは、日本国内のみならず世界で大きく報じられました。8848メートル。8.8キロなんて平地で歩くだけでも結構な距離なのにそれを上へと山登りするなんてとんでもないなと、登山家でもないわたしは感じています。

三浦さんの快挙は言うまでもなく、その速報を伝えた通信手段も興味深いところです。調べてみると三浦さんとは知己となる産経新聞のカメラマン、早坂洋祐さんが同行し、写真と記事を送り続けていたそうです。エベレストからの通信は衛星通信が基本ですが、最近はベースキャンプでは3G通信も使えるようになっているとか。しかしどちらも通信環境が良いとは言えず、富士山よりもはるかに高い雪山で「つながる場所探し」をする苦労もあるようです。偉業の速報はどのマスコミも欲しいネタではありますが、そのためにエベレストに登れる人を確保するのも困難です。自らも世界最高峰の山に挑戦しながらも裏方に徹しなければならない。それでもこの冒険家を追い続けたいという信念はカメラマン、報道記者の鑑だと思います。もちろんこの方も業界内では有名です。

なお今週、三浦さんより1つ年上の81歳ネパール人男性ミン・バハドゥール・シェルチャンさんもエベレスト登頂に挑戦するとか。この人は2008年にも三浦さんが75歳で登頂する前日に76歳で登ったそうです。日本人から見ればひどい話かもしれませんが、嫌がらせでできる挑戦でもありません。無事に成功することを願っています。ひとところに構えることなく、足の軽い老人も多い時代です。



5月27日(月)


きょうの昆虫。
ヒゲジロハサミムシ。
画像クリックで倍のサイズになりますが、まあ観察したい人は。
攻撃する際には、シャチホコのように反り返って、お尻のハサミで相手を捕らえます。
ちなみに欧米ではこの虫(ハサミムシ)、眠っている人の耳の穴に入って生息するといういわれがあります。
なにそのホラー。

ベランダで見つけた虫の写真をスマホで撮影して、部屋に戻って図鑑で調べる。
捕まえなくてもいいし、後でまとめて調べることもできるし、すごい便利。
こんな所でもIT革命です。
iPhoneやGoogleのアプリに「虫判定器」というアプリがあって、撮影した虫の写真を送れば何の昆虫かを見つけてくれるというものがあります。
でも試しにこの写真を送ってみたら「7月14日頃に返答します」というコメントが表示されてしまいました。
凄いアプリかと思ったけど、もしかして人力なのかしら?
バイト君が図鑑を片手に調べているのかしら。
開発元がリクルートなだけに、そうかもしれません。
すいません雇ってください。

[一日三報]
[CNN] 死亡と判断された米国女性が赤ちゃんを出産 その後、蘇生

神話化決定。
たまにこういう奇跡が起きるから、世の中あなどれません。
死んだけど3日後に復活したとか、宗教的な逸話も案外、真実だったのかもしれません。

[レコードチャイナ] 「某某参上!」エジプトの神殿に中国語の落書き、中国人旅行客のマナーがひどい―中国メディア

「○○参上」って落書きのスタンダードなのかしら。
誰が始めたものなのか、一番最初に誰がどこに参上したのか気になるところです。
それにしてもこの落書きを発見した人のコメント、「恥だと思って消そうと思ったがティッシュでこすっても消せず、また3500年前に作られた史跡を水で洗うわけにもいかず、途方にくれた」というのもまた、彼の地の国民性が現れているように思えます。

[毎日新聞] 雑記帳:南三陸の仮設商店街にモアイ像

チリから被災地へモアイ像が送られることは以前にも紹介しましたが、先日ついに到着したそうです。
でもまさかのコレジャナイ感。
なんだその目と乳首は。
モアイ像ってもっとこう、彫りが深くて、目が影になっていて、物静かなたたずまいに悠久の歴史を感じさせるものじゃなかったのかしら。
思わぬ形で、両国の印象の違いが浮き彫りとなりました。

でもまあモアイ像は墓碑だとか守り神だとか言われていますので、きっと地鎮には役立ってくれると思います。



5月24日(金)
80歳の三浦雄一郎さんが史上最高齢でエベレスト登頂に成功したのは快挙ですが、それに同行した次男も43歳というのも結構すごいような気がします。
山登り年齢のピークが何歳くらいなのかは知りませんが、年々身体の衰えを実感しているわたしとしては、80歳という遠くよりも43歳という近くの方が驚かされるわけです。
なんかもう、違うんでしょうね、身体が。
登山もアスリートと同じく、世界で活躍するには鍛錬以外の素質、筋肉の付き方とか心臓の強さとか鍛えきれない部分の性質が必要になると聞きます。
長年高山に住んでいるどこかの部族は血液中の赤血球の数が異常に多くて、つまりは少ない酸素を効率良く全身に巡らせる仕組みができているそうです。
そういうDNA的な要素も、この親子さんには備わっているのかもしれません。

そういえば先日東京でお会いした某出版社の方から、この本をやたらと見せられ薦められました。



全然「某」になっていませんが。
あれってそういう意味だったのかと今さら気付いた次第です。
先週16日に発売したばかり、今週末あたりから一気に売れるんでしょうね。
出版社、編集者の力ってこういうものだと思います。

[一日三報]
[AFP] シンガポールで米科学者変死、「自殺を装った殺人」 米検視局

ハリウッド映画や海外ドラマ的な本当の事件。
なりゆきが気になるところですが、それはともかくファーウェイってやっぱりちょっと、なんか恐いね。

(写真あり極めて注意)[共同通信] ゴキブリ“甘い物嫌い”に進化 駆除剤避け生き延びる

きょうの昆虫。
やつらの季節がやって来ます。
人間は甘い物好きに進化しましたが、奴らは身を守るためにスイーツを捨てました。
ていうかお前ら、何億年も進化せずに生き延びてきたのがウリじゃなかったのかよ。
なにパワーアップしてんだよ。

[朝日新聞] 8月にロケット2本打ち上げ JAXA

ボールペンですやん。
300円くらいする、ちょっとええ方のボールペンですやん。
ていうかこのデザインでボールペン作ったらええですやん。



5月23日(木)
東京観光のつづき。
月曜日は霧雨からの大雨。
それでもめげずに、朝っぱらから東京国立近代美術館へと足を運びました。



目的はこちらのフランシス・ベーコン展。
20世紀に活躍した、アイルランドはダブリンの画家。
作家のジェイムズ・ジョイスもそうだけど、ダブリンの芸術家さんってこう、なんかどんよりしているよね。
そこがいいんだけど。





まさかの休館日。
傘を片手に呆然。
奈良から4時間かけて、雨の中駆け付けたにもかかわらず。
これが東京か。
お前らみんな死ね。

やることがなくなったので、ぼくらの秋葉原へと行きました。



電材マニアの街からオタクの街へ、そして今では観光地。
でも平日月曜日の朝で、しかも大雨となると、さすがにひと気もまばらでした。
なんかもう看板が、目に痛い。



秋葉原といえばメイドさん。
それもさすがに少なかったのですが、ようやく数人の生息を確認。
せっかくなので写真を撮らせてと声をかけたら、「ダメなんですぅ。お店に来てくれたら500円で撮影OKなんですぅ」との返答。
これが東京か。
メイドかお姫様かはっきりしろ。



結局、ペットショップの猫を見て癒されました。
かわいい、写真OK、雨がしのげる、圧倒的にお前らの勝ちだよ。
おわり。

[一日三報]
[京都新聞] 明治初期まで「イカ」揚げ  東近江の伝統「大凧」

タコなのにイカ、しかも漢字で書くと鳶(とび)。
経緯が分からないというのも面白い。
「ありゃなんだ?」 「近ごろよく見かけるな。なんでもイカとかタコとかって言うらしいぜ」
みたいな会話があったんでしょうね。

[Slashdot] 世界報道写真の大賞受賞作にPhotoshop加工の疑惑

あることないことを合成したのではなく、カラーバランスを変えて印象付けるようにしたとのこと。
しかしそれがいけないかどうかとなると、難しい判断のような気もします。
写真なんて、対象が同じでも構図と色気で印象ががらりと変わるものです。
さらにカメラ本体の癖やレンズの特性、現像の違いもあります。
事前に狙って撮影すれば問題なかったのか、後で加工したからダメだというのか。
「真実をとらえる」という主張もなかなか通らなくなってきています。

[AFP] ロンドンの兵舎近くで男性殺害、イスラム過激派によるテロか

生々しい写真に驚きました。
欧米諸国と中東諸国のいさかいはまだまだ続いています。
でもわたしが気に入らないのは、こういった人たちがいつも「われわれ」口上で主張すること。
なに代表ヅラしてんだよと。
日本人の誰かが海外で事件を起こして「われわれ日本人はサムライの末裔として、天照大神の名の元に成敗する」なんて言い出したら、ふざけんなよって話です。
まあイスラム過激派の方はもっと根深くて、暴力的で、謀略めいたものではありますが。
ともかく普通のアラブ人には大迷惑には変わりないでしょう。



5月22日(水)
先週末は、東京ビッグサイトで開催されていた「デザインフェスタ vol.37」へ行きました。



ざっくりとした東京イメージと、ビッグサイト(の一部)。



デザインフェスタはその名の通り、デザイン・アートが好きな人たちが作品を持ちよって展示するというお祭り。
有名なコミックマーケットのアート版といったところです。
作品は絵画、彫刻、写真、映像、服飾、雑貨、機械など。
学校の文化祭を大人がやっているような、そんな印象を受けました。
ネットで「ああ、見たことある」って方も多数出展されていました。




そんな感じのイベントなので、客は女の子が多いです。
しかも黒髪メガネ女子率が極めて高い。
わたし、音楽ライブやら演劇舞台やらファッションショーやらサーキットやらと、色々と出かけていますが、特に女の子は客層の外見が明確に色分けされていて楽しいです。
いいよね黒髪メガネ女子。
男はどこでもあんまり変わらないけど。

以下、展示内容の一覧。
こんなイベントでした。
(※写真掲載がマズイ場合はご連絡ください。(<a>を@に変換)






掲載していませんが、はやりの「透明標本」を制作・展示しているブースが3つほどあったのも面白かったです。



宿泊したホテルの部屋は絶景でした。

[一日三報]
[産経新聞] ローマ法王が悪魔払い? バチカンは否定

動画はこちら、BGM自重。
法王様が悪魔祓いなんて素敵じゃないのと思いましたが、どうやら「魔女狩り」がらみを考える風潮もあるようで、否定しています。
でも宗教なんて奇跡的な力を信じているからこそ存在する訳で、難しい話です。

[CNN] 携帯電話を30秒で充電、装置開発の米高校生が科学賞受賞

詳細は分からず。
分かったところで、わたしには分からないでしょうけど。
製品化を求む、爆発しない上で。

[NHK] オオムラサキ 工場内で繁殖へ

きょうの国蝶。
絶滅が心配される中、いよいよ自然界を捨てて工場で生産することにしたのか、と思ったら、自動車工場敷地内の森林での繁殖を目指しているそうです。
なんて紛らわしい見出し。



5月21日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
メールマガジンで新作小説として、◇ 彼とわたしの静かな夏 ◇ の連載をはじめました。
タイトルの通り静かな夏のお話です。

同じく、以前メールマガジンで連載していた小説 ◇ ミラージュタワーの『子供』たち ◇ をこの場でも連載を開始しました。
上記の『本』タイトル、もしくはこちらより閲覧ください。

新作といいながら、どちらも13年も前に書き上げた作品です。大学に通いつつ、アルバイトなどをしながら、面白い小説って何だろうなと思いながら書いていました。

この頃はミステリやホラーよりも、自分の中に潜む「ちょっとずれた世界」を伝えたくて書き続けていたことを覚えています。地球が平らだったどうだろう。あしたが来なければどうしよう。学生時代というモラトリアム期間に抱きがちな想像と現実のギャップに、ずっと違和感を抱き続けていたように思います。

それが結実したのがデビュー作である「やがて世界は詩に至る」であり、そこから徐々にミステリやホラーへと移行したことには自分でも興味深く感じています。いずれにしても基本、日常生活の「違和感」から端を発する世界であり、全体を通じてその理解と解決を目指しています。それがわたしの好みではあるのですが、考えてみれば世の中のどんな作品にも通じるものであるような気がしています。「これは何だ?」というのは、人類に今日の発展をうながした不変の心理ともいえそうです。

いつかはまた、ミステリやホラーやファンタジーの型に収められない違和感小説を書きたいなと思っています。

[一日三報]
[読売新聞] 「自炊代行」の業界団体設立へ、準備会が発足

家政婦さんの団体じゃなくて。
二重の意味で、何やってんだかという気持ち。
こんなことを大っぴらにされてしまうと、紙の書籍や漫画が売れなくなって、著者にお金が入ってこなくなるんじゃないかなと。
一方で、出版社側もこんなことをされてしまうまで何の手も打たず、読者のニーズに応えきれなかったんじゃないかなと。
なんか、音楽業界と同じ道を辿りつつある気がしています。

[マイナビニュース] KDDI、「auスマートパス」Webサイトをリニューアル - コンテンツも拡充

いまいちパッとしないサービスの、いまいちパッとしない取り組み。
サービスの方針や特集・特典の内容などを投票により決定するユーザー参加型のサービスって、聞こえは凄くいいと思います。
ユーザー視点に立って、みたいな。
でも本当にユーザーが求めているのは、自分たちでは思いつかなかった便利で素敵なサービスです。
「どれがいいかな?」って聞いているようじゃダメだと思います。

[WIRED] 「一酸化二水素」ジョークで、米国のラジオ番組DJが無期限謹慎処分に

有名なジョークのひとつであり、今どきにあった面白い皮肉だと思うのですが。
なんかみんなピリピリしてるよね。



5月17日(金)
あしたから3日間、東京に行きます。
お仕事半分、お遊び半分。
奈良の片田舎にいながら仕事先はほとんど東京という状況なので、毎年一度は顔出しに行くことになっています。
それでも足りないくらいで、本当は一週間くらい滞在したいのですが、なかなかそうもいかず。
どこでも仕事のできるスタイルのくせに、自分の家でないとやる気になれないという習慣もよくないなと思い始めています。
放浪のiPadライターとかいいよね、うさんくさいけど。

リニアモーターカーが運用されれば、もっと便利になるのでしょうか。
でも結局、新幹線より料金が高くなっちゃうのかな。
奈良県も駅の誘致を目指しているようですが、どうなることやら。
うちの前に空き地があるからそこに作ってくれないかと期待しています。
リニア俺駅。

今ちょっと調べてみたら、リニアって平成39(2027)年に東京−名古屋間、平成57(2045)年に東京−大阪間の開業を目指しているとか。
来年とか3年後くらいの話じゃなかったんだね。
ていうかこれ、絶対大阪まで繋げる気ないよね。

[一日三報]
[ナショナルジオグラフィック] イヌとヒトは共に進化した

たとえばブタは人間が育てやすく、食べやすくするためにイノシシから進化させたものであり、金魚も人間が楽しめるようにフナから進化させたものです。
これは別にDNAをどうしたではなく、良い方へ良い方へと掛け合わせた結果、そうなりました。
牛馬もしかり、お米もしかり。
決して珍しいものでもなく、意図があろうとなかろうと、人間もまた様々な動植物の進化に影響を与えています。
犬猫なんて顕著なものなのでしょうね。

[GIZMODO] 遺伝子組み換えにより生まれた「発光する植物」

ホタルや発光バクテリアなどの生物発光において、それらが体内に持つ発光物質ルシフェリンに作用する酵素をルシフェラーゼといいます。
ぼくらが大好きな堕天使ルシファーと由来は同じ。
明るさの単位であるルクス(lux)はラテン語で「光」、ファー(fer)は「帯びる」「発する」の意味です。
街路樹が光る未来が来るかも。
大文字焼きも地味になるかも。

[読売新聞] 「6・3・3制」を弾力的に運用…自民が提言案

わたしが小中学生だったころはちょうど「週休二日制」の過渡期にあり、土曜日半ドンだったものが隔週休日になりやがて完全週休二日制になりました。
それ以降の人は土曜日の半日授業を知らず、お昼前に学校から家に帰って適当な昼食を摂って遊びに行く、という「なつかしい土曜日」も分からないと思います。
6・3・3制が変わっても別に困りませんが、ちょっと寂しさを感じます。
いや、十代そのものの流れが変わると、物書きとしてはちょっと困るかもしれないな。
「中二病」って言葉もなくなるかもね。



5月16日(木)
どっちかどっちか分からない。
関東の人は鳥取県と島根県の位置を逆に覚えている人も多いとか。
スカンジナビア半島って上がノルウェーだっけ? スウェーデンって下だっけ? あれフィンランドはどこ行った? みたいな。
ちなみにノルウェーは「乗る上」と覚えておくと便利です。

私が自分の欠点として自覚しているのは、奇数と偶数。
奇数は1,3,5,7,9 で 偶数は0,2,4,6,8 。
私はこれを逆に覚えてしまっています。
なぜそうなったのかも分かりません、あえて言えば「語感」がそうなのですが、それは誰にも理解されません。
おかげで今でも奇数は「私が思う奇数の逆、つまり1,3,5,7,9」という発想になってしまいます。

もうひとつ、最近のどっちかどっちかと言えば、円高と円安。
1ドル102円とかなんとか、なんとかミクスとかいう聞こえのいい言葉で盛り上がっています。
1ドル70円が1ドル100円に、これは円高か円安か?
そんなクイズが出されるくらい、要はみんなどっちかどっちかな気分なのです。
70円が100円に上がったのに、円安。
100円が70円に下がったのに、円高。
一瞬考えれば分かる話ですが、どうしても値上げ、値下げと混同してしまいます。

ていうか、そもそも1ドルいくらで言うから分かりにくいんじゃないかなと思ったり。
基準をドルじゃなくて円、1円何ドルで示せばいいと思います。
1ドル100円は、1円0.01ドル、1ドル70円は、1円0.014ドル。
0.01ドルが0.014ドルになるんだから、なるほど円高です。
お前バカだろという、そういうツッコミはなしの方向で。
そもそも円高とか円安とか誰が決めているのかとか、そういう話まで出すともっとややこしい話になります。

ていうかさ、去年の11月時点で絶対にこうなることは分かっていたんだから、為替か株かやっておけば良かったよね。
そんなみんなの元気玉が、今の円安や株価上昇などに繋がっています。
もうそれ以上は分かりません。

[一日三報]
[AFP] 米グーグルのペイジCEO、声帯の部分まひを公表 経営は続行

ちなみにペイジさんは40歳。
原因不明のまま声が出なくなる恐怖って相当なものだと思います。
次は音声支援ソフトの開発か。
グーグルもそろそろ医療・福祉事業に手を伸ばしそうな気がします。

[毎日新聞] NTTドコモ:「iPhone採用したいが自らサービス展開したいので…」 加藤社長一問一答

昨日新製品を発表したドコモ。
携帯電話って、今持っているやつがどうにかなるまでは、新製品が出ても全然興味がわかないよね。
どこもかしこもiPhoneでは芸がないと思いますが、その代わりとなるものもパッとしない現状。
ていうかいい加減、通信会社が新製品を発表するって展開やめてよ。

[読売新聞] 所持金800円、試乗車盗み170キロ逃走も…

なお車はトヨタのレクサスだったとか。
行動力のあるバカ、というかそんなことできるんですか、というか普通セールスマンが同乗するんじゃないの?
これができるなら、近所への買い物にだって行けちゃいそうです。
そういう試乗サービスもありかも。
お婆ちゃんも、無職の孫が800万円のレクサスに乗ってお小遣いをせびりに来たら、ワケ分かんないだろうね。



5月15日(水)


ペパーミントとレモンバーム。
五月の陽射しを浴びてすくすくすくと成長しています。
おうちの周りにハーブを植えたらとっても素敵!
そう思って周囲の地面に植えてみたら、増えるわ増えるわ。
既存の植物すらも枯らす勢いだったので、やむを得ずプランターに移し替えました。
冬の弱っている間に何本かだけ。
それもまたあっという間に溢れ返らんばかりです。
匂う雑草、ここにあり。
ベランダ一面に土を敷いて虫除けバリアでも作ろうかしら。
ママあの家なんかくさい。

[一日三報]
[産経新聞] 食糧問題に昆虫活用を 国連、食用や飼料として

きょうの昆虫。
この話題って定期的に上げられているような気がします。
でもいつも話し合うだけで立ち消えています。
それはたぶん、先進国の皆さんがノリ気でないから。
「虫食って食糧問題を解決しようぜ!」とか言ってちゃダメ。
そんなの「お前らは虫でも食っとけよ」って言うようなものだから。
自分たちでゲテモノ扱いしているくせに、発展途上国に薦められるはずもなかろう。

[中日新聞] お伊勢さん、表記見直し 英語でもJinguに

教会の看板に「かみさまのおうち」って書いてあったら胡散臭いみたいな。
わたしらの思っている神さんと、あの人たちが思っている神様って、絶対感覚が違うよね。
だから神宮は神宮でしかないと思います。
でもJUDOやNINJAのように浸透させようというのはどうかと。
「〜みたいなもの」ということで、普通に並記すればいいのにね。

[ASCII] えっ???メールにZipファイルを添付しちゃダメなの?

最近は出先でスマホを使って添付内容を見る人も多いから、圧縮ファイルで送られると不便な場合も多い。
たったそれだけの内容なのに、ずいぶんと長い記事です。
ちなみにiPhoneにテキストデータを添付する際は、エンコードをUTF-16にしておかないとダメみたい。
Shift-JISだと文字化けします。
という情報の方が有用だと思うのですが、その辺りには触れられていません。



5月14日(火)
[一日三報]
[読売新聞] 「日本人奴隷」3人、メキシコに…安土桃山時代

最近は「安土桃山時代」に代わって、織田と豊臣で「織豊(しょくほう)時代」とも呼ぶとか。
それはともかく、安土桃山時代で有名な奴隷といえば弥助さん。
織田信長はイタリア人宣教師が連れて来た黒人奴隷を気に入り、譲り受けて弥助と名付けて家臣にしたという。
美談、というよりは信長の新奇趣味を伝えるエピソードだと思います。
教科書では一切語られていませんが、ごく一般的な視点から推測するに、戦国時代は日本からの奴隷輸出も結構あったんじゃないかなと思います。
豊臣秀吉がバテレン追放令を出したのもそんな理由があったとか、なかったとか。
興味深いところです。

[毎日新聞] カタツムリ:コハクオナジマイマイ、ビタミンB2大量蓄積

綺麗な色のカタツムリ。
先日カプリチョーザでエスカルゴを食べた際、カタツムリに栄養ってあるのかしらと感じていました。
カタツムリ化粧品とかもありますが、わりと「使える」奴らなのかもしれません。
梅雨に入ればさらに見かけるようになることでしょう。
でもその辺のカタツムリを取って食べちゃダメよ。

[四国新聞] ラジオ体操曲がり角?/県内、学ぶ機会減る小学生

およそ10年にわたって朝晩ひとりラジオ体操続けている私の意見としては、これは絶対になくしてはならないものだと思います。
かつて無理矢理仕込まれた体操ですが、今になってみるとこんなに便利で簡単で健康的な運動はありません。
訳の分からないダンス以前にラジオ体操です。
若い教諭には指導できない人もいるって、学習しろよ、歌から覚えろよ。

[本日の独言(ひとこと)]
事後報告になりますが。
昨年、ベネッセが行っている学力診断問題の、中学2年生向け国語の教材に、弊著「昆虫部」の一節が使用されました。
局所的な話題ですが利用されている中学生さんも多いようなので紹介いたします。
作問担当の方もよく選んでいただいたなと思いつつ、中学生向けのテストでいきなり「謎の部活」を登場させていいのかなと思いつつ、それで気になって本書を手に取ってもらえたらいいなと期待しています。
文学部出身でもなければ、独学以外に文章修業も行っていない私の小説が、テスト問題に使えると思って採用していただけたことは嬉しい限りであり、自信にもなりました。
これからも読みやすい文章を目指して精進したいと思います。

さて、以前よりお伝えしておりました、メールマガジン向け作品の公開準備が整いました。次号より[ネットワーク・ポエムワーク]に代わって連載を始めます。

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母が亡くなった日は、わたしの誕生日だった。

丘で出会った彼は、おだやかな笑顔を見せる人だった。

いつもの夏、いつもとちがう夏。

ベッドに眠るあの人は、ずっと死なない、死人だった。


椙本孝思・著

◇ 彼とわたしの静かな夏 ◇

(全15回の予定)

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今回も、前作「ミラージュタワーの『子供』たち」と同じく、デビュー前の1999年に書いた超・旧作品です。文章修業もままならず、今とは全く違う作風ですが、せっかくなのでメルマガ限定でこっそり公開いたします。
全15回となると4か月近くかかりますが、ぼちぼちと続けてまいります。
どうぞお楽しみに。

前作「ミラージュタワーの『子供』たち」も、後日ホームページに掲載する予定です。
読み逃した方はそちらもお楽しみに。



5月13日(月)


こう寒暖の差がガックンガックンしていると、衣替えもままなりません。
週末に押し入れのカラーボックスを引っ張り出したものの、結局そのままです。
写真のTシャツはもらいものの、いらないもの。
ネタTシャツは別にいいんだけど、もらった後の処置に困ります。
どうせなら白色も使ってちゃんと絵を描けよとか、そんな余計なことを思ったりしています。
防虫剤の匂いが染み付いています。


[一日三報]
[読売新聞] 「070」携帯割り当て、7千万件の番号確保へ

なんだよお前ピッチかよ、とは言えなくなる時代、別に言っていないけど。
070を飛ばして060にするとか、そういう風にはならないようです。
そのうち090番号を持っている人の方が珍しくなるのでしょうか。
いや、このままいくと電話番号そのものがなくなりそうですね。

[時事通信] 最優秀は「母さん助けて詐欺」=振り込めの新名称−防犯キャンペーンに活用・警視庁

きょうのダメネーム。
「振り込め詐欺」という名称が手口の多様化によりふさわしくなくなってきた、という理由でわざわざ一般から募集したにもかかわらず、この体たらく。

そのうち略して「助けて詐欺」と呼ばれるようになるのかしら。
「母さん詐欺」と言う訳にもいかないし。
もしくは頭文字からKTS、警察頼りない詐欺。

[神戸新聞] 留置場の食事、忘れられず… 窃盗容疑の男が自首 長田署

「くさいメシ」も今や昔。
最近は人権だの何だのという鼻つまみな理由で、塀の中の方々もそこそこ良いものをお召し上がりのようです。
だからって32歳でそれはどうかと。
わたしの思いは以前にも書いた通り、ムショではみんなで農業をして、自給自足を目指せばいいのにね。



5月10日(金)


きょうの法隆寺。
世界最古にして傑作の木造五重塔に吸い込まれていく修学旅行生たち。
実際には中には入れず入口から内部を覗ける仕組みです。

奈良に戻ってからはせっかくなので色んな寺社仏閣を巡っています。
歴史物など書く気もないのに取材と称して、でもミステリのきっかけになる、ような気も、しないでもない、と思います、分かんないけど。



法隆寺内の道に設けられた謎の囲い。
周囲には説明文もなく、囲いの中にも何もありません。
これは法隆寺ミステリのひとつとされる「伏蔵(ふくぞう)」と呼ばれる敷地。
この地下には財宝が眠っているとされており、もし法隆寺に危機が訪れた際には掘り返して再建せよという伝説があるそうです。
その財宝は金銀だとか仏舎利だとか、聖徳太子が記した預言書だとか。
未だに掘り返されたことはありません。

今ならX線だの非破壊検査だので調べられそうな気もしますが、そういうこともしないようです。
秘匿の崇拝、開かずのロマンというものか。
スモークとともに聖徳太子のミイラがゴゴゴゴと迫り上がってくるかもしれません。
そして再び下がっていくとか。
一回100円。


[一日三報]
[毎日新聞] 武雄市:全小中生にタブレット端末…来年度配布へ 全国初

先日「ツタヤ図書館」の話でも紹介した武雄市の新たな試み。
興味深く感じつつ、市長ってそんなこともできるんだと感心しています。
他の市は何をやっているんだろうか。
試みは善し悪し。
タブレットも早々に触れさせるのはアリだと思いますが、ちゃんと指導方法を定めないと、持ち腐れと業者の儲けで終わるかもしれません。

[産経新聞] 痴漢交流サイト“なりすまし”に騙され?堂々お触りの男逮捕

そんなのがあるんだという驚きと、何やってんだかというおかしさ。
バカな男と言うはやすし、これ結構、色々と応用できそうで恐いね。

[GIGAZINE] 街で拾ったタバコの吸い殻やガムからDNAを採取し3Dプリンターで顔を復元する「Stranger Visions」

一瞬、画像に驚かされましたが、これはもちろんフェイクです。
化学と技術と芸術のコラボレーションというやつでしょうか。
でもこんなことができる日も来るかも。
警察が犯罪者の分析で使うのはいいとしても、問題は一般人が3Dプリンタでできるようになれば心配ですね。
髪の毛一本から、好きなあの子の人形を作るとか。
クローンよりも手っ取り早そうです。



5月9日(木)


マウスを新調しました。
Logicool Bluetooth Mouse M555b
ブルートゥース対応で手頃な物をと思い、価格.comで一番人気があったものを選びました。
最近はもうこだわりもなく、そういう買い方をしています。

今まで使っていたマウスは、DELLパソコン購入時に付いていた純正のBluetoothマウス。
それが近ごろどこかで何かが悪くなったらしく、ドラッグ関連の操作がまともにできなくなってしまいました。
でも原因がマウスなのか、PC側なのかよく分かりません。
で、試しにマウスだけを新調してみました。
結果は改善。
どうやらマウス側の問題で済みました。

ところでこのマウス、中央に変なボタンがついています。
押してみたらこんなことになりました。



おお、これはまさに、どっかで見たアレ。
ていうかぶっちゃけ、mac OSXのExpose機能じゃないですか。
あのいかにもmacな機能をWindows上で再現してくれます。
名前もどこかで聞いた「アプリケーションスイッチャ」
でもやっぱり無理があるのか、なんかカクカクしています。
いいね! 使わないけど。
ちなみにこのマウスをmacで使うと、同じボタンでExposeが表示されるそうです。


[一日三報]
[読売新聞] 批判投稿で客が減少…「食べログ」削除求め提訴

一概には言えませんが、日本人って天気とランキングが大好きだと思います。
わたしもランキングだけでマウスを買いました。
とはいえ個人的な感覚でいうと、お店や宿のリスティングサイトは、概要や写真を確認するところであって、他人の評価はほとんどあてにならないと感じています。
「おいしい!」と高評価の店がクソマズかったことなんてざらにありますよ。

[ロイター] 「17年蝉」が米東部で一斉に地上へ、数十億匹が大合唱

きょうの昆虫。
17年ゼミの楽しいお話は、弊著「昆虫部」をご参照ください。

[ナショナルジオグラフィック] 植物は隣の植物の声を聞く?

そんなこと言われたら、雑草も抜きにくくなります。
でもモーツァルトを聞かせたら野菜がおいしくなるとか、ちょっとマユツバよね。



5月8日(水)


ゴールデンウィークは風邪で寝込むというどうしようもない過ごし方をしてしまいました。
それでも少しは出かけるように努めてみました。
大阪南港で開催されていた「'13 食博覧会」。
周囲の人たちから大盛況だの大混雑だの聞いていましたが、せっかくなので。









大盛況、大混雑でした。
老若男女、インテリからツッパリまで。
やっぱり食がらみのイベントはターゲットが広くて強いですね。
食べたり飲んだり、(人に)酔ったりして過ごしました。



なぜか鉄道模型のイベント屋さんも出展していました。
おわり。


[一日三報]
[CNN] 「100回着ても洗濯不要」のシャツ 米ベンチャーが考案

どういう仕組みなのかはよく分かりませんが、これはむしろシャツ以外の布製品に使った方がいいような気もしたり。
でも水が貴重で手に入りにくいような貧しい国に向けてはいいかも。
とか思ったら価格は一着98ドル。
うーん、お金持ちは100回着られるからいいとか思わないよね。

[産経新聞] 花粉症の子どもは肉好き? 気象会社アンケート

近ごろは当たり前のように記事の見出しに「?」とか付けるけど、そういうゴシップなノリは誤解を生むと思います。
詳細なレポートはこちら。
関連ありそうだったりなさそうだったり。
しかし花粉症って、症状がまだ軽いから大変大変で済んでいるけど、広まり方と治療の困難さから見ると極めて危険な感染症だよね。

[GIZMODO] もしかしたらYouTubeの有料チャンネルが今週中にもスタートするらしい

満を持して、というやつか。
最近は再生スタート前の広告も多くなってきました。
どんな番組を放映するのか。
アメリカのドラマとか映画でしょうか。
個人的にはアメリカはもういいから、それ以外の国の番組を、字幕付きで観たいなと思ったり。
ヨーロッパとか東南アジアとかね。
もしくは時代劇、時代劇、圧倒的な新作時代劇。



5月7日(火)
[一日三報]
[CNET] ウィンクで「Google Glass」から写真撮影--開発者がアプリのソースコードを公開

誰もが予想していた点では目新しくもなく。
あとは目の前の相手の「戦闘力」が分かればいいですね。
しかし未来は、今まで以上に目を酷使しそうです。

[CNN] 古代遺跡をロボットで調査、神殿に隠し部屋 メキシコ

古代遺跡、ロボット、神殿、隠し部屋、メキシコ。
これでもかってくらいワクワクするキーワードが並んでいます。
あとはトラップとミイラ男と宝物があれば完璧です。

[本日の独言(ひとこと)]
先月はじめに新装開館した佐賀県の武雄市図書館がなかなか好調のようです。
この図書館は先だって注目を集めていた、いわゆる「ツタヤ図書館」のことです。

武雄市がツタヤで有名なカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との協力によりリニューアルしたこの図書館は、公立図書館でありながらツタヤのノウハウを活かした施設となっています。従来の図書館には見られなかった斬新でオシャレな雰囲気はもとより、「365日、朝9時から夜9時まで開館」「20万冊超の開架図書」などサービス面でも充実がはかれるようになりました。また多数のDVDやCDのレンタルもあり、館内にはスターバックスコーヒーもあります。さらに図書館利用カードにはCCCが発行している「Tポイントカード」も利用でき、ポイントを貯めるシステムも取り入れているそうです。入館者数は開館から1か月で10万人を突破。武雄市は年間利用者数を旧館の2倍となる50万人を目標に定めていますが、その予想を大幅に上回る可能性が高まっています。

一方でこういった取り組みについて問題視する声も上がっています。民間業者を取り込むことはサービスの向上に繋がるかもしれませんが、商売気が強くなりすぎるという懸念も抱かれています。入館者数を増やすためには話題の書籍や新刊書籍を前面に押し出せばいいのですが、それは図書館本来の役割から逸脱することにもなりかねません。またポイントカードの利用は会員の増加と販売コーナーの促進に繋がることになり、それは非営利による無償貸与を認める図書館の著作権法違反にも当たるという指摘もされています。さらに利益が得られなければ民間業者が撤退する可能性もあり、結果「投げっぱなし」の状態になる危険性もあります。それらについては市も業者も否定的な見解を示していますが、そういったことも含めて世間の注目を集めています。

私自身の考えとしては、直接足を運んでいないこともあって、どうなるものかはよく分かりません。ただ今のご時世を思うと、この程度の展開はあってもいいのではないかと感じています。下記のホームページを見ても、従来の図書館と比べて楽しさの差、「行ってみたい感」は歴然です。失礼ながら、ただの図書館がそこまで魅力的に映ること自体、異例のことだと思います。本当は民間業者など入れなくとも、全国の図書館がこのレベルで運営できればいいと思うのですが、なかなかそうもいかないものなのでしょうか。

(参考リンク:武雄市図書館)



5月2日(木)


誰だよ。

おととい辺りから妙に体調が優れず、遊びすぎだろうかと思っていたら、どうやら風邪のようです。
ただいま絶賛発熱中。
何もやる気が起きないので、仕事をすることにします。

あとこの薬、ネットで調べたら花粉症に効果的だとか。
そういや花粉症と風邪っぴきって、症状も似ているよね。
それでどっちも結局、鎮痛作用のある薬でごまかすのが効果的という訳で。
まあどうでもいいや。

[一日三報]
[朝日新聞] 土星のハリケーン、探査機が撮影 地球2個分の巨大な渦

きょうの宇宙わくわく。
もしこの渦の中に飛び込んだら、と想像するだけでぞわぞわするよね。
こんなに顕著な状況なのに、なぜ起きているのか分からないっていうのもすごいね。
本当に中に誰かいるんじゃないかな。

[AFP] 「マジで」?新生児の名前の却下リストを公開 NZ

全体的にヒップホップな影響を受けていそうなお名前。
日本でも変わった名前を付ける人は、そっち方面が多いですね。
しかし"2nd""3rd""5th"についても否定的なのは面白い。
二郎、三郎、五郎はダメなんだ。
どうする、ルパン・ザ・サード。

[CNN] 世界最長の実験「ピッチドロップ」、まもなく決定的瞬間か

ドモホルンリンクル レベル99 みたいな実験。
この教授、ものすごいどや顔をしてるけど、過去3回失敗してまだ見たことないそうです。
使えねぇな。



5月1日(水)
いい天気だったので、香川へうどんを食べに行きました。



淡路サービスエリア。
P戸大橋が見えます。



場所は高松にある山田家。
近ごろスカイツリーのソラマチにも出店したとか。
本店も人気店らしく大混雑。
こいのぼりを撮影したら、かっこいいカラスも写り込みました。



うどんの後はケーブルカーで移動。



四国霊場八十五番、八栗寺へ行きました。



本殿。
近ごろ寺によく立ち寄るせいか、それぞれの雰囲気や特徴の違いが見えるようになってきました。



寺から町を臨む。
本州は山あいの景色が本当に多いです。



夜は徳島。
「徳島LEDアートフェスティバル」が開催されていました。



なんで徳島でLEDなのかと思ったら、青色LEDでおなじみの日亜化学工業の本社があるからみたい。
アニメイベントの「マチ★アソビ」もそうですが、フットワークが軽くて好感が持てる街です。
奈良じゃこうはいきません。











ただ、今回の祭については、若干のパワー不足を感じました。
各所にポツポツと出展していますが、それぞれの連携がうまく取られていません。
もっと街全体で盛り上げればいいのに、どうもそこまでの余裕はなかったようです。
ひとつひとつは面白いのに、結局LEDの楽しさが充分には伝えられていない気がしました。



一番カッコイイと感じたのは、眉山に立っていた鉄塔。
無機物フェスティバルとか、どこかやらないかしら。
おわり。

[一日三報]
[読売新聞] 富士山、世界の山に…自然保護の原動力期待

長年アプローチを続けていた世界遺産への登録がようやく達成されるようです。
こんなことに何の意味があるんだと言う人もいますが、はっきり言って国際的な価値が大きく変わるので重要なのです。
あとはまあ、地鎮。
皆で敬うことで、山の怒りを鎮めようとしているのかもしれません。
喜び大噴火とかやめてね。

[インターネットコム] 昭文社×旺文社「どっちがどっち?!」キャンペーン実施

外で読む地図が昭文社、家で読む地図が旺文社。
個人的にはそんな印象です。

[AFP] 「お金はあればあるほど幸せ」米研究

何を今さら、知ってた速報。
でも研究の焦点は、一定以上のお金持ちになったとしても、それ以上あればそれ以上の幸せが得られる、ということ。
貧乏→お金持ちで幸福度が上がるのは言うまでもなく、お金持ち→大金持ちでも幸福度が上がるそうです。
まあ資本主義社会ですからね。
持ってた方がいいに決まっています。