the shadow of silver
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9月30日(月)
9月も末日を迎え、吹く風に秋の気配が感じられます。
そうなると紅葉山渓やら温泉街やらへと出かけたくなる訳ですが、大体はもう予約で埋まってしまっています。
世の大人たちは半年、一年の長期スケジュールの中から、少ない休日を捻出しては予定を組んで動くものです。
最近涼しくなってきたから温泉でも行こうかと、動物的な感覚で探し始めるようではもう手遅れなのです。

それはともかく、旅行の際の旅先、宿探しも、近ごろはネットのお陰でずいぶんと便利になりました。
パンフレットの細かい文字を追うことなく、ページをまたぐことなく、好みの条件を選んで検索すれば適当にピックアップしてくれます。
しかし、これはもうパンフレット時代からそうですが、どのお宿も写真が綺麗過ぎるのはちょっと不安。
どれも新築と見まごうばかりの美しさとパリッと感と広大さ。
実際に足を運んでみると写真家の技術に驚かされることしきりです。

結局写真では比較できないとなると、もう立地条件と設備と価格で選ぶしかなくなります。
しかし立地条件はともかくとして、設備についてはだんだんと見えてくるものがあります。
たとえば「バリアフリー」や「温便座」や「ウォシュレット」をことさらに強調してくる宿は、もうそれくらいしか訴求ポイントがないのだろうと思います。
他に書くことがないからそれを言うしかない。
いいんだけど、ぶっちゃけそこまでトイレにこだわりはないです。
あと最近では「Wi-Fi完備」や「インターネットあり」。
ビジネスホテルじゃないんだから、温泉宿に来てまでネットしたくないと思うのだが、どうか。
うっかり繋がったら電話もメールも来るじゃない、むしろモバイル機器はフロントで預かりますくらいの、無茶ぶりミステリ展開が欲しいところです。

という訳で、結局信用がおける要素は「価格」しかないようです。
「高いところはいい所」という、世知辛い結論でした。
もうスーパー銭湯でいいかな、スーパーだし。

[一日三報]
[DDN] ノルウェー上空に開いた「時空の扉」?! CGのように不可思議な現実に驚愕

きょうのスターゲート。
一体何が起きたのかという映像ですが、ロシア国防省の発表によると、単に潜水艦用大陸間弾道ミサイル発射実験が失敗しただけのようです。
なんだつまらん。
いや待て待て、何打ち上げてんだ。

[CNN] ビル・ゲイツ氏、「Ctrl+Alt+Deleteは失敗だった」

きょうのゲイツさん。
恐らく世界で一番有名な隠しコマンド。
ボタン1つでも良かったとのことですが、まあ時代を考えると、ああいう手法で良かったんじゃないかとも思います。
もう何回押したかも分からんキーです。

[NHK] 違法DL 刑事罰適用1年 売り上げ回復せず

知ってた速報。
制度がザルでロクに適用できていないこともありますが、違法DLを売上悪化の要因と訴えたことは、組織がまともに判断できていないことを示したようなものだと思っていました。
違法DLはダメです、でも、だから売れない訳じゃない。
単純に言うと、そのビジネスはもう通用しないのだと思います。



9月27日(金)


弊著『魔神館事件』が現在書店にて開催されている『発見!角川文庫キャラクターミステリフェア』に選定していただきました。
このサイトに来る皆さんは既にお読みいただいているかと存じますがご報告しておきます。

また今回の重版にともない変更点があります。



表紙の印刷が変わりました。
この画像では全然分かりませんが、よりツヤツヤ感がアップしました。
ハテナちゃんのお肌もよりスベスベです。



発売元が変わりました。
これまでの株式会社角川グループパブリッシングから株式会社KADOKAWAへと変わりました。
10月1日から子会社の角川書店も吸収合併するそうなので、今後は発行所も同じになるかと思います。
ちなみに角川書店とともに、アスキー・メディアワークス、角川マガジンズ、メディアファクトリー、エンターブレイン、中経出版、富士見書房、角川学芸出版、角川プロダクションも同様に吸収合併されるそうです。
でかい所のやることはよく分からない。
社内の愉快なお話も色々と聞いておりますが、まあその、ご苦労様です。
読者と作家には関係のない話です。

以上。
なお本文については手を加えておりません。

[一日三報]
[産経新聞] 優勝記念セール ネット商店街、77%引きも

楽天ゴールデンイーグルスが優勝しました
私は野球をあまり知らず、特定チームのファンでもありませんが、ある意味そういった人々が一番嬉しい結果、セールの恩恵を受けられる結果になったのではないでしょうか。
野球とは馴染みにくいインターネットユーザーへのアピールにもなったかと思います。
でも楽天ショップのガチャガチャ感はやっぱり苦手です。

[共同通信] サザエさんデジタル制作に セル画アニメ姿消す

全然観ていなかったけど、まだそうだったんですね。
今時はどこのアニメはほぼデジタル制作になっています。
だからサザエさんもデジタル制作がいいというのではなく、映像データの扱い方や取り回し方を考えると、そろそろセル画制作だと本当にやり辛くなってきたということなのでしょう。
なお、恐らく映像的にはこれまでと変わりなく、あえて観れば色の発色や動きの滑らかさが変わる程度かと思われます。
別に波平がデジタルサイバーになる訳じゃありません。
Hey! KATSUO Back come on!! (カツオ、戻って来い!)

[AFP] 「世界で初めてツイートしたのはイエス」、ローマ法王庁

そんなに頑張って世間に合わせなくてもいいと思う。



9月26日(木)


キーボードを買いました。
ロジクール ワイヤレスキーボード K270
近所の電器屋さんにて1200円で投げ売りされていたのをゲットしました。

これまではDELL純正のBlueTooth式キーボードを使用していましたが、ここ1年ほど突然電波が切れて入力できなくなったり、同じキーが何度も入力されるといったトラブルに悩まされていました。
それでも誤魔化しながら使っていましたが、我慢しているのも無意味に思えて、セールに乗じて買い替えることにしました。
35歳男の秋、1200円の一念発起です。

で、ネットで調べたり店頭を見回ったりして気付いたのですが、いつの間にやらBlueTooth式のキーボードはほとんど見かけなくなっていました。
あるとしてもスマホと兼用できるミニキーボードくらいです。
どうも思うに、キーボードというデバイスに対してBlueTooth接続は向いていなかったようです。
それで代わりに見かけるようになったのが、今回購入したような独自無線方式でした。
ロジクールではアドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジーとうたっていますが、BlueToothや無線LANと同じ2.4GHz帯を使いつつも、うまいことをやって電波干渉が起きないようにしているそうです。

で、実際使ってみたところの印象としては、非常に良かったです。
気になっていた電波干渉もなければ、入力の遅延もありません。
もちろんいきなり切れたり同じキーが連打されることもありませんでした。
打鍵感もほど良く、指先の負担も少なくなりました。
もっと早くに代えておけば良かったと思いました。

という訳で、これからの私のテキスト業務はこのキーボードから発信されます。
まあキーボードの性能がどれだけ良くても、肝腎の内容があれだとあれなだけではありますが。
ま、道具にこだわっているようじゃ三流だわな(カチャカチャッターン!)。

[一日三報]
[産経新聞] 鉄道自殺、曇りや雨の日続いたら要注意 京大チームら検証 予防に活用も

死ぬにはもってこいの日。
うららかな春の陽気が感じられると死にたくなるのは私だけでしょうか。
ひとつのアイデアではあると思いますが、それよりも飛び込めない仕組みを作れよと思ったりもします。
そういえば夜間の照明を青くしたら暴力行為や若者がたむろうのを予防できるって話がありましたけど、あれ効果あったんでしょうか。

[AFP] パキスタン地震で新たな島が出現、数か月で消滅か

あの辺りも結構地震が頻発するようで、被災状況を心配しています。
それにしても島が浮上するほどのエネルギーってすごい。
隆起する場所もあれば沈下する場所もきっとあるのでしょう。

[GIZMODO] アップルとグーグルがタッグを組んだ! 病気と老化に取り組むヘルスケア会社「Calico」設立へ

果たして万人がこの恩恵を享受できるのか。
あるいは一部の大富豪が不老不死になり、大多数の貧民が短命になる。
昨今のSF映画ではやりのテーマ、究極の格差社会が現実のものになるかもしれません。
『ヘルスケアやバイオテクノロジーを大規模かつ長期的に考察することで、私は何百万もの人生をより良いものにできると信じている』(グーグルCEO)
この発言、けっこう深いような気がします。



9月25日(水)


先週末は京都の東寺で開催されている「弘法市」に足を運びました。
毎月21日に開かれる骨董市・縁日で、寺内が露店に埋め尽くされます。
今回は21日が休日だったので行けることになりました。



結構広い境内ですが、道も分からないほどに露店が連なります。
なお1239年から770年以上も毎月行われているそうです。
古物骨董、レトロな品物がメインですが、古着や生活雑貨も多くあり、昔は「市場」として機能していたのだろうなと思います。
でも古本はほとんどありませんでした。



露店は寺の門の外にまで溢れ返っています。
地域密着で賑やかなのもいい。
寺内なので禁酒・禁煙なのもいい。
他のお寺もやればいいのにね。



弘法市の名の由来、弘法大師・空海の像。
陽射しの強い日に、ちゃっかり笠を被っています。
東寺は真言宗の根本道場。
高野山が修行者の総本山であるのに対して、京の都に近いこちらは民間への布教活動の総本山。
だいたいそんな感じです。



でもこういう市やフリマって楽しいけど、欲しい物はそんなになかったりします。
それと、とにかく暑くてヘキエキしました。

[一日三報]
[朝日新聞] 日本語吹き込むと1秒で英語に 自動同時通訳の技術開発

近ごろのテレビの旅番組は、外国へ行ったタレントが日本語で質問しているのに、現地の外国人が流暢な日本語で答えているみたいな演出が多いです。
あれ、最初は凄く気持ち悪かったけど、だんだん慣れて気にならなくなりました。
なんだかズルイけど、世の中もそういう風になればいいなと思っています。

[読売新聞] 火星での微生物活動、期待薄く…NASA発表

いやあ、分かんないよ。
トランスフォーマーみたいな金属生命体とか、姿の見えない別次元の生物もいるかもしれない。
いろよ。

[GIGAZINE] 「ジュースが袋」「バイクが多い」「停電する」といった途上国あるあるをまとめてみた

海外旅行って、だいたい欧州、アメリカ、バカンス、アジア、途上国で好みが分かれると思います。
わたしは「こっち系」も嫌いじゃないです。
でも絶対、体調悪くなるからなあ。



9月24日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日19日に任天堂の元社長、山内溥氏が亡くなられました。85歳。おりしもファミリーコンピュータ(ファミコン)発売30周年、さらには世界最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ」の開幕日に亡くなられたというのは、まさに「ビデオゲームの父」らしい幕引きのようにも思えます。

山内溥氏は任天堂の三代目として、これまでの花札・トランプ製造会社から「ファミコン」によるビデオゲームの一大メーカーを築き上げた人でした。有名な話としてはファミコンの生みの親ながらテレビゲームはあまりやらず、後にオーナーとなったメジャーリーグのシアトルマリナーズに関しても、そもそも野球に興味がなく、飛行機嫌いのために球場まで足を運んだことすらなかったそうです。

とはいえビジネス一辺倒の人ではなく、現・任天堂社長の岩田聡氏や「マリオの生みの親」である宮本茂氏は、山内溥氏を社長という肩書き以上に敬愛しているらしく、多方面に渡って強いカリスマ性を発揮した人でした。いわゆる親分肌、漢の高祖になぞらえる名君の器であったようです。なおメディアに露出する風貌と言動もかなりの親分、あるいは組長づらでした。

少年時代をファミコン漬けで過ごした私としても、もちろん当時は知りませんでしたが、多大な影響を受けていた人物でした。この人がいなければビデオゲームは生まれなかった、とは思いませんが、日本が世界に誇れる産業のひとつにはなれなかったと思います。それは現在のIT関連産業にも深く関わる話であり、やはり計り知れない功績のある方だったと思います。

ファミコンの大きな特長としては、子供が扱う玩具なので、とにかく頑丈であったことも知られています。そんな当たり前でシンプルな発想と、後は運を「天に任せる(任天)」という気概。結果的にとはいえ、ヒット商品はそういうものが多いようにも感じます。

[一日三報]
[読売新聞] ヤフー・グーグル検索したら逮捕歴…損賠提訴

悪いことをして捕まったんだから仕方ないだろ、というのは村社会的な正義の発想であって、法律に守られた近代社会ではちょっと違うかなと。
痴漢冤罪のうんぬんもあり、「逮捕されたら負け」としてしまうのは、かえって危険な気もします。
あと某社広報室の『検索結果を恣意的に操作すると、検索サービスの社会的期待や信頼を失うため通常は削除していない。』のお言葉。
ぶっちゃけアタシャ信用していません。

[CNN] ツイッターは怒りの感情のたまり場か

どこの国もそろそろ気になり出しているようで。
しかしこれはツイッターが悪いのではなく、「このような場所を与えたらこうなった」というケースとしては興味深い動向のようにも思えます。
集団において自浄作用は期待できないなんて、インターネット初期から分かっていたことではありますが。
とはいえ僕らは実験動物ではないので、このままいくと一気に廃れるかもしれないと懸念しています。

[GIZMODO] iPhone 5S指紋認証あっさり破られる。ガラスに残った指紋で(動画)

先日、店頭に展示されている物を使ってみました。
指紋記憶処理中の、スイスイとスキャンされていく様子が面白くて気持ち悪かったです。
でも指紋認証が破られるなんて、自転車の鍵よろしく普通のことじゃないんでしょうか。
手間をかけさせることが重要なのであって、完璧にロックできるシステムを入れたらすごく使いにくい機械になります。



9月20日(金)
高齢化社会といえば、この間の報告によると現在の日本の総人口における65歳以上の割合は25%となり、ついに「4人に1人が高齢者」となったとか。
それがどれくらいのあれかというと、50年前は「9人に1人が高齢者」だったという話なので、まあぶっちゃけひどい有様です。
とはいえ、いわゆる団塊の世代が高齢者となっているので、ここを超えればゆるやかになるのかと思いきや、ご存じの通り少子化も進んでいるのでそういう訳にもいかないとか。
具体的には2030年には「3人に1人」となり、2050年には「2人に1人」となる上に、総人口までもが大幅に減少するので、広い意味での生産性も低下するようです。
なんとまあ希望のない未来、老人オリンピック。
もうさ、年寄りは長生きすんじゃねーよと声を大にして言いたいところですが、2050年には私も73歳になるようなので、あまり強くは言えなかったりしますのじゃ。
73歳て。
現在では王貞治やデヴィ夫人、北村総一朗や鳥越俊太郎、津川雅彦、張本勲、坂東英二、五月みどり、ゼンジー北京、麻生太郎、徳大寺有垣が73歳だそうです。
すげぇメンド臭そうなクラスメイトです。

高齢化の話としては、近ごろは終末医療の現場で「ラストに好きな物を食べさせてやる、最後の晩餐サービス」もあるとか。
最後と言ってもオーラスではなく、その手前となりますが。
制限、制限でロクなもん食わせてもらっていないから、みんなステーキとか刺身とかを注文するようです。
なかにはハンバーガーとかカレーもあって、まあ気持ちは分かります。
ちなみに私は最近「ラスク」と「生春巻」が好物だと気付きました。
この2つで基本ごきげん。
ラスクは近ごろのホワイトチョコだの何だのをかけているものではなく、もっと安っぽい、口の中を切りそうなバリバリした奴。
そういうのを、たのみますじゃ。

[一日三報]
[読売新聞] ステルス機が丸見えになる技術開発へ…防衛省

やるじゃん防衛省と思ってよく読んだら、これから開発するとの発表でした。
よく分かんないけど、こういうのって公表しない方がいいんじゃないの?

[朝日新聞] リニア料金1万1500円 品川―名古屋、JR東海検討

冷静になって見ると、高い上に遅い。
高いのはまあ改訂もあるとして、結局そんなに速くもならない気がします。
特に関東方面の中間駅に停車するというのが、政治的背景も相まっていやらしい。
そのくせ名古屋以西が大阪だけというのもおかしな話。
奈良を飛ばすなよ、ていうかもう奈良発にしろよ。
それなら、あくまでワタシ的には劇的に速くなる。

[AFP] 哲学者カントめぐる議論が白熱、相手に発砲 露

理性は自らの原理を片手に持ち、其の原理によって考案した実験を、もう一方の手に持って自然へ赴く。(カント)
カントを巡る議論で理性を失ったというのが興味深い。
しかも「どっちがカントのファンか」で。
法的にもカント的にも、そりゃ撃った方の負けだ。



9月19日(木)


先日発生した台風18号の襲来は全国各地に大きな被害をもたらしました。
私の住む奈良も三連休の初日と二日目は激しい風雨にさらされましたが、台風が過ぎた三日目は涼しい好天に恵まれました。
台風一過に行くところとなると、もちろんダムです。
さっそく近所のダムを訪れてみました。



一つ目は、大和川水系の岩井川上流にある岩井川ダム。
マイナーな小ダムです。
奈良は一歩道を外れると山の風景になります。



ダム風景はこんな感じ。
谷を堰き止めた壁、これぞザ・ダムといった風景です。



近付いてみるとこんな感じ。
台風一過はさすがの泥水、でもそんなに増水していない。
関係ないですが、「進撃の巨人」ばやりでを受けて、バリケードっぽいダムが注目を集めたりしないかしら。
とか思って調べてみたら、大分県でダムと巨人のコラボイベントが今月末に開催されるそうです。
やるなダム。



二つめは淀川水系木津川左支布目川にある布目ダム。
前にもここで紹介したような気がします。



こちらは岩井川ダムと比べるとかなり大きなシロモノ。
頼もしさがすごいです。



貯水側は完全に湖。
釣りスポットにもなっています。
一方の出水側は泥水がちょろちょろ。
どうやら今日は期待はずれだった模様です。
水が盛大に放出されるタイミングを測るのは難しく、大雨が降ったからドバドバ流される訳ではありません。
だって大雨が降れば、下流の水位も上がるので、むしろ出水できなくなるのです。
なので、狙い目としては大雨の二日後あたり。
あるいは逆に、大雨が降るという予報を受けた直前にも、あらかじめ出水されることが多いようです。
まあ、どうでもいい話ですけど。

 

なお布目ダムではダムファンおなじみの「ダムカード」を頂戴しました。
いや、こういうの配られているのよ、全国のダムで。



おまけ、人工の石壁からあふれ出す山清水。
綺麗だけど、どう考えても設計ミスだと思いました。

[一日三報]
[CNN] iPhoneの音声機能「Siri」刷新、検索は脱グーグル

きょうから配信がスタートした、iPhone用OSのiOS7。
私はまだちょっと不安なのでインストールしていません。
色々変わったようですが、safariブラウザの検索エンジンがGoogleからBingに変更されたようです。
これ、結構大きな変更点だと思います。

[琉球新報] 働かないアリは長生き 琉大・辻教授ら研究チーム発見

きょうの昆虫。
相変わらず虫の生態は人類に啓示をもたらしてくれます。
「働かないアリ」の話は弊著「昆虫部」で、よろしくね。

[The Voice of Russia] チェコ カンガルーが店を荒らす

驚いたのは、カンガルーが窃盗に「自前のポケット」を使うところ。
そんな生態があったのか、飼い主がしつけたのか。
動画で見たいニュースです。



9月18日(水)


家の通信環境が変わりました。
「フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」とかいう必殺技みたいな名前になり、機械もこんな風になりました。
「このマンションにも提供できるようになりました!」「価格は変わりません!」「通信速度が格段にアップします!」と、NTT西日本フレッツ光指定代理店の営業マンと名乗る一般人に説得されました。
もうさ、無線飛ばしているから通信速度とか全然メリットないよね。
価格が安くなるというのなら響きますが、当然そういう話は聞いたことがありません。
むしろ回線変更による設定のやり直しの方が煩わしい。
でもまあ、せっかくなので契約して設置してもらいました。

で、開通するなりすぐさまネット環境の再構築を行いましたが、どういう訳かインターネットに接続できなくなりました。
回線は問題ないようなのに、プロバイダ情報の入力でID・パスワードの間違いとエラーが出ます。
あれ、そうだっけ? と思いつつ、部屋を引っ繰り返して契約書を確認し直し、再度入力しても通らない。
しかしプロバイダのエラーとなるとNTT機器の問題ではない。
やむを得ず、はじめてプロバイダに電話して問い合わせてみたところ、
「無線、かましてないっスか?」(意訳)の一言で解決しました。
要はターミナルから無線ルーターを介してパソコンで操作をしていましたが、無線ルーターを通すとターミナルの設定変更は行えない可能性があるという話でした。
凡ミスというか、便利さに慣れて忘れる火のこわさ、というか。
やっぱり基本は直繋ぎなんですね。
無線って便利だけど、結局無線だけだと解決できないことも多くて、有線環境を残しておかなければならないという不便を感じています。

ちなみに新回線にしたところ、なぜか無線の繋がりと転送速度も上がった模様。
やるじゃんハヤブサ。
でも「光もっと割」はズルいサービスだと思うよ。

[一日三報]
[毎日新聞] ドコモ:身に着ける端末 シーテックジャパンで展示へ

きょうの未来。
グーグルグラスとともに期待できそうだけど、現実的にはやっぱり威圧感が凄いね。
施設のコンパニオンさんとかくらいでないと使えなさそうな気もします。

[CNN] 3人に2人が「携帯からネット接続」 米調査

割合だけ見るとさらに顕著になりつつあります。
もうデスクトップPCで秘密基地を構築するものでもないのでしょうか。
でもガッツリ作業をするとなると、ミニ液晶画面とタッチパネルだけでは使えたものじゃない。
PCは専門職の機械から一般人のツールへと変わりましたが、また専門職の機械へと戻るのかもしれません。

[時事通信] 巨大隕石落下の証拠発見=2.1億年前、岐阜と大分で−カナダにクレーター

気軽に2.1億年前と言っているけど、その0.1億年だって1000万年だよね。
当時は岐阜や大分が赤道近くの海底だったことにも驚き。
ワケ分かんないよね。



9月17日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
わたしが好きな音楽バンド、イギリスのプログレッシヴ・ロックバンドのキング・クリムゾンがついに活動終了となりました。リーダーのロバート・フリップが音楽業界からの引退を表明し、紆余曲折のあった40年以上のバンド活動に自ら幕を下ろしました。発表は1年ほど前にされていましたが、わたしは最近になって知りました。しばしばミュージシャンは生涯現役が当然とされる中、あえて「やらない」ことを宣言するというのは、残念ではありますが彼らしいようにも見えます。でもせめて、あと一回は日本でライブをして欲しかったなと思います。

芸術への共感というのは、言葉にするとありふれていますが、現実に体験できることはほとんどありません。わたしの場合、唯一無二の芸術として共感を覚えたのは、絵画においてはルネ・マグリットであり、音楽においてはキング・クリムゾンでした。この2つについては私の中で揺るぎない位置付けとなっており、他にどれだけ良いものがあったとしても変わることはないでしょう。何者と比較をされても、誰かに批判を受けても、まったく気にはなりません。何がそんなにいいのかと聞かれても、しっくり来たからとしか答えられない。そんな存在です。

プログレッシヴ・ロックやシュルレアリスムというのは特に理屈っぽいものですが、畢竟、良いか悪いか、好きか嫌いかで判断すればいいのではないかとわたしは思います。他の芸術にしても、小説だろうとダンスだろうと。でもそれは、作り手側からすれば凄くハードルの高い要求かもしれません。

そんなわたしも小説に関しては、未だそれほどの作品には出会えていません。面白い作品も感動できる作品もたくさんありますが、しっくり来るほどの共感にはいたらず、わたしの中ではずっと空席のままとなっています。だからこそ自分で書いているのだろうなと思います。真に共感を求めているのは、読者よりも自分自身なのです。

[一日三報]
[時事通信] ウンカ類の脚に「歯車」=真っすぐにジャンプ−英大学

きょうの昆虫。
神による創造、インテリジェント・デザインというものか。
あるいは人類が歯車やらネジやらコンピュータやらを発明するのも「自然」ということなのか。
実はロボ昆虫だったりしてね。

[CNN] 月探査機と一緒にカエルを打ち上げ? NASA

これはまたベストショット。
「撮影」と「発射」のダブルミーニングとして。
でもちょっとかわいそうね。

[ITmedia] スマホのロック解除時にフルスクリーン広告──その開発意図を聞く

これはまた、なかなかウザイ広告。
こんな機種だれが買うか、とも思いますが、これのお陰で機種の価格が安くなるとしたら、きっと売れると思います。
YouTubeの動画前CMだってもう慣れちゃった訳ですし。
でも宣伝・広告社会からの脱却って、やっぱりできないのかしらね。



9月13日(金)


WEB漫画の時間島、連載第2話が公開されました。
よろしくね。

テレビの撮影、特に深夜番組やスポット番組のロケなんかは、スタッフの所属がバラバラなこともよくあります。
「時間島」では脇田新一郎がフリーのカメラマンですが、中には音声も照明も脚本も異なる会社の方だったり。
それだけに、現場を仕切るディレクターやプロデューサーの指示は絶対に従うことになります。
なおディレクターは番組の演出をする人、プロデューサーは制作全般、運営管理や資金調達の責任者です。
だからプロデューサーのテリー伊藤や「電波少年」のT部長(土屋敏男)は「とても偉い人」となる訳です。
「時間島」の箱馬寛作も、制作会社側の雇われプロデューサーとしてテレビ局から起用されています。
だから偉くて、偉そうで、偉そうにしなければならない立場なのです。

もちろん例外もありあり、むしろ基本例外だらけ。
予算が少なければ、カメラマンが音声も演出も現場指揮もやって、終わってから自分で編集して納品するという器用な人もいます。
昨今のインターネット関係の番組だとそういうのもあるんじゃないでしょうか。
それができるのもIT革命とやらのお陰ではありますが。
逆に予算が多すぎると、こう、無駄にスタッフが増えたりもするようです。

ちなみにどの現場でもバイトADは下っ端の下っ端。
「時間島」の佐倉準のような振る舞いは絶対にできません。
女性タレントと会話するなんてもう、はっ倒されますよ。
そこはまあフィクションということでお目こぼしを。

以上、ちょっとした裏話でした。
わたしはむかし、「時間島」の多可津ひろしみたいなことを、ちょこっとだけやっていました。
廃墟探訪したいなあ。

[一日三報]
[AFP] ボイジャー1号、太陽系外に到達 人工物で史上初

凄いなあという思いと、やっぱり遠いなあという思い。
ボイジャー1号は宇宙探査に多大な成果をもたらしましたが、同時にSF界にも様々な影響を与えたと感じています。
わたしが木星にわくわくできるのも、この子のお陰です。

[時事通信] 60年の歴史に幕=記録媒体事業−TDK

カセットテープと言えばTDK、あるいはMaxell。
AXIAはちょっといまいち、SONYは高かった印象があります。
ソニーはそれこそ仕事で、ベータカムやミニDVでお世話になりました。
カセットテープをやめたらTDK、潰れちゃうんじゃないのと思いましたが、調べてみたら電子機器で8000億円の売上を誇る大企業でした。
こっちが片手間だったのね。

[CNN] 自転車こぎで携帯電話を充電、米新興企業が開発

前輪でダイナモ発電させるライトみたいなのかしら。
重くならないのかしら。
自転車ワーカーの健康増進に繋がるからいいのかしら。
わたしは最近、ランニングシューズで発電できないかと期待しています。



9月12日(木)


クラシックのオーケストラコンサートに行きました。
京都市交響楽団による第52回定期演奏会。
マックス・ポンマーの指揮。
1回の公演のために、こんなにいい紙質のパンフレットを配布していることにまず驚きました。

正直言ってクラシックにもオーケストラにも馴染みがなく、今回もとある方のご招待でした。
誘われたら行く、薦められたら食うのが信条です。



会場は北山にある京都コンサートホール。
新しくて綺麗な建物です。



中の廊下にはホールに関わりのある指揮者や演奏家の写真が掲げられています。
やけに長く設けられているのはたぶん、気分を盛り上げるための演出かと思われます。

 

朝比奈隆さんと小澤征爾さん。
わたしですら知っているお二人は、やはり超有名人のようです。

会場は撮影し忘れたので、知りたい方はホールのホームページで。

コンサートは大変素晴らしく、正直感動しました。
言葉足らずで説明できませんが、やっぱり音源を聴くだけとは全然違います。
こう、演奏者の動きの波が、音の波とリンクしているの、当たり前だろうけど。
音楽ライブと同じく、クラシックも目で楽しむものだなと知りました、違うかも知れませんが。

コンサート終わりにはなぜか指揮者との会合にもお呼ばれ。
マックス・ポンマーさんはドイツの方、77歳というのに非常にパワフルで面白いお爺ちゃんでした。
わたしが初めてのオーケストラ鑑賞でしたと言うといたく喜ばれて、日本語を勉強してあなたの小説を読みますと仰ってくれました。
なんかもう、めっそうもないです。



なお関係者から業界の裏話も聞きましたが、内容があまりにもリアルだったので割愛。
いやぶっちゃけ、かなり特殊な環境なんですね。

ともあれ、行ってみると案外楽しめるものです。
皆さんも気負いせずに足を運んでみてはいかがでしょうか。
お客さんの年齢層高いけどね。

[一日三報]
[毎日新聞] 米大統領:「世界の警察官」否定

さすがにちょっと疲れてきたのか、「パクス・アメリカーナ」の否定。
これ、何気に大きな宣言だと思うのですが、どうか。
世界の盟主きどりで何でもかんでも口を挟んでくるとも言われています。
でも他の国だって、そこに付け込んで押しつけているふしもあるよね。

[WIRED] アルパカをペットにするのが流行る!?

「シーマン」的な感覚か。
アルパカ、ハムスターくらいのサイズで10匹くらい飼えたら楽しそうです。

[AFP] 全身袋に入って2キロの遠泳、ギネス記録に挑戦 マケドニア

写真、「前向きな自殺」です。
なぜ結果が書かれていないんだろう。。。



9月11日(水)


ランニングシューズを買っちゃった。
ミズノ ウェーブライダー16
スポーツショップに立ち寄ったら、東京オリンピック招致記念セールとやらで全品5%OFFだったので思わず。
まさか早々と五輪招致の恩恵を受けるとは思いませんでした。
ありがとう滝川クリステル。



シューズ選定の前には足型測定もやってもらいました。
アシックスの計測ですが。
自分の足サイズ、大きくはないと思っていましたが、24センチしかなかったのには驚きました。(靴は+1センチで25センチが基準)
身長170センチで足長24センチは平均以下。
そのくせ足高とアーチ(土ふまず)は平均を大いに上回っていました。
つまりは清代の纏足というか、どう考えてもバランスが悪いです。
それでも立って走れるんだから、人間って凄いね。
でもやっぱり色んな所に負担がかかったりして、歪んだ走り方にもなっているようです。



ということで選んでもらったのが、こちらのウェーブライダー16
惜しむらくは、めちゃくちゃ格好悪いこと。
なんだこれ小学生か。
瞬足、みたいな。
でも足型測定の結果と機能性を考えると選ばざるを得ない。
気に入らないけどこれしかない、というのは、靴を買う中では初めての経験かもしれません。



ちなみに、一番気に入らないのはこのワッペンみたいなの。
初めは何を書いているのか分かりませんでしたが、よく見ると、

WA
VE十
RI六
DER

だと分かりました。
デザイナーのどや顔が目に浮かびます。
こういうのマジやめて。

ちなみに帰宅してから調べたところによると、今月、新製品の「ウェーブライダー17」が発売されたとか。
なるほど見事に在庫をつかまされました。
でも16型はアメリカで大ヒット商品と知ったので溜飲を下げました。
アメリカ万歳。人生、腫れたり腐ったり。

走り心地は、まだ慣れないのでよく分かんないです。
いいんじゃないかな。

[一日三報]
[毎日新聞] 米アップル:iPhone5s発表 廉価版「c」も 日本などで20日発売 ドコモからも

以前にも書いたと思いますが、一メーカーの一商品の発売ごときを、報道全社がトップニュースで扱うというのは本当に異例のことだと思います。
好き嫌いは差し置いても、それだけ影響力があるということなのでしょう。

[読売新聞] 球場にミツバチ大群、渦巻き飛来…高校野球中止

きょうの昆虫。
分蜂(ぶんぽう:新しく誕生した女王蜂が古巣を離れて新たな巣を作ること)の季節です。
虫の盛りは夏ですが、実は一番活発になるのはこの時期。
7月8月に充分数を増やした奴らが縦横無尽に這い回ります。
あいつとか、あいつとか、あいつとか。

[朝日新聞] 「おめでとう東京」もアウト 五輪商戦、言葉にご注意

おめでとう東京!
やったぞ東京!
招致成功おめでとう!
日本選手、目指せ金メダル!
日本代表、応援します!
全然関係ないけどわたしの本も買ってね!



9月10日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日の新聞報道によると、文部科学省は7月中旬から、公文書で使ってきた「子ども」の表記を「子供」とするように決めたそうです。これまでは子供の「供」という漢字に差別的な印象があるとして使用を控えていましたが、差別表現にはあたらないとして改めることになったそうです。

「子供」か「子ども」かという件については、かねてより差別語の代表的なサンプルとしてよく取り上げられていました。「供」という漢字には「供える」という意味があり、偉い人に供えられた子、「従者」との繋がりがあるという意見があります。かなり強引な感はありますが、まあそう言う人がいるなら使わないでおこうかという雰囲気に、いつの間にか変化していったようです。お陰で今度は「子ども」に対して「野郎ども」「女ども」のような乱暴な印象を受ける方が多くなりました。(実際には「野郎共」「女共」と書き、「子供」とは異なります。諸説あり)

わたしは自分の書き物に関しては、かねてより「子ども」という表記で統一しています。それは自分に主張やこだわりがある訳ではなく、単に「それで文句が出ないなら」という思いによるものです。正しい日本語表現は大切なことですし、日々議論が繰り返されるのも当然だとは思いますが、末席の書生としてはそんな所で目尻を上げずに読み進めて欲しいという思いだけです。

今後の執筆ではどうするかはまだ考えていませんが、まあやっぱり、どっちでもいいやって気分です。なお文部科学省からはあえて「子供」の統一を呼びかけるつもりはないようです。

参考記事URL:[熊本日日新聞]「子ども」やめ「子供」文科省あえて漢字表記−

[一日三報]
[朝日新聞] ベテルギウスが謎の膨張 40年で直径2〜3倍に

なんだかワクワクするニュース。
ベテルギウスが爆発すると、「太陽が二つ見える」ほどの光を放つとか。
生きている内に見られるといいですが、長大な宇宙時間の話なのでなんとも分かりません。
なおベテルギウスは地球から640光年離れているので、今見ている星の姿は640年前の光です。
つまり「実は何百年も昔に爆発していた」ことも有り得る訳で、もうワケ分かんないよね。

[読売新聞] 五輪競技場駅、スタジアム完成…失望のスペイン

もう作ってたの?
そんなことしているから経済不安になっているんじゃないかしら。

[AFP] オランダのファイアサラマンダー大量死、原因は皮膚を侵す菌類

きょうのカッコイイ名前と不安な状況。
なおカエルツボカビ症は両生類が感染すれば致死率90%以上ともされる恐怖のカビ。
ところが日本のカエルさんは耐性があるらしく被害は極端に少ない。
ゆえに、この菌はアジア圏が原産ではないかと言われています。



9月9日(月)


保管しておいたら50年後くらいに「当時の号外」として価値が出ないかなと思ったり。

ご存じの通り、2020年に東京オリンピックの開催が決定しました。
決まったからこそ書きますが、個人的にはイスタンブールでの開催の方が、目新しくて面白いなと期待していました。
でも結果は東京となりました。
これも首相や都知事や招致委員会のメンバーや広告代理店の皆さんによるご尽力の賜物でしょう。
ああ多分、その辺の理由であまり気乗りしていないのかも。
なんかもうメダルを取る前から「金」の匂いが凄いから。
それでいいんだけどね。

さて、東京開催に合わせて私も含めてインターネットで話題となっているのが、「AKIRA」の設定。
前に好きな漫画として上げただけに気になっていました。
漫画は1982年に連載が始まりましたが、その舞台は2019年のネオ東京であり、翌2020年には東京オリンピック開催を控えていました。
その予言がズバリ的中した訳です。
で、まあ浅く述べるとそういうことですが、深く述べると陰謀好きの皆さんは止まりません。
「AKIRA」の中で重要なキーとなるのは「超能力」です。
かつて超能力に目覚めた少年アキラは、その力を制御できずに「暴走」し、東京を壊滅させました。
そのため政府と軍(日本)は彼を冷凍封印して東京の地下に埋めることとなりました。
人類のさらなる進化に繋がる能力でしたが、今の人間にはそれを適切に扱うことができない「触れてはいけない力」としています。
おやおや、後は言わずもがな。
そっちの予言も的中しているんじゃないの、と囁かれています。

7年後はどうなっていることやら。
ともあれ、先の見えない現代社会、「未来を作る」ことは偉い人の大切な仕事として評価したいと思います。

[一日三報]
[インターネットコム] 手で漕げる自転車「Varibike」―通常の自転車よりも駆動力が31%アップ

自転車の進化、これはなかなか。
バランスが取り辛そうで、手足がガックンガックンなりそうですが、慣れれば便利乗りこなせるようになるかもしれません。

[読売新聞] 日本の面積の8割!太平洋に世界最大の海底火山

この国って、思った以上にハードな環境にあるよね。
マリオで言うところの7面くらいの煩わしさがあります。
なお最大なのは高さではなく面積と体積みたい。
高さは約3500メートルなので富士山よりも低め。
ちなみに比較されている火星のオリンポス火山の高さは約27000メートル。
エベレストの3倍ってアホか。

[The Voice of Russia] スリランカのエクソシスト 悪魔祓いの最中に亡くなる

これが「悪魔の証明」って奴かしら。
とりあえず生贄にした猫に謝れ。



9月6日(金)
ついにドコモさんからもiPhoneが発売されるとかなんとか。
待望していた方も多いかもしれませんが、まあ、結局はドコモさんもiPhoneに屈してしまった感は否めません。
アップルさんにがっぽり取られちゃうので、実はほとんど儲からないそうですが、頼みの綱のガラケーもギャラケーも期待通りに行かないとなると、扱わざるを得ないという苦渋の決断だったのかもしれません。

一方でギャラケーのサムスンさんは腕時計型の端末(スマートウォッチ)を出すとかなんとか。
アップルさんが手を付け始めたという報道はありましたが、それに先駆けてやろうという算段です。
そんなノリなゆえか、製品の機能はどう見ても今ひとつであり、まあこんなのアップルさんも他社さんも絶対出せないよねという感じ。
でもそれがこの会社の強みもある訳で、それなりに、それなりな売れ行きになるんじゃないかと思います。
日本のメーカーは何やってんのかしら。

盛り上がりそうで、盛り上がりきれない業界の現状。
アップルと故スティーブジョブスが、新製品とそのアプローチ方法のハードルを上げてしまったせいで、今は全業界、というか社会全体が「刺激不足」に陥っている感が見られます。
タダでも売れない世の中に、さらに拍車がかかっています。

そんな感じで、最近ニュースの話ばかりを取り上げているのは、実生活が割といっぱいいっぱいだからです。
スマホとか言ってる場合じゃねぇ。

[一日三報]
[47NEWS] ロンドン「車溶かすビル」が話題 反射光集中で高熱に

きょうのソーラ・レイ。
コロニーレーザーまであと一歩です。
ここまでじゃなくても、「隣家の屋根のせいでオレの部屋が灼熱地獄」というのはよくある話で。
このエネルギー、何かに使えないかしらね。

[AFP] インドネシアで「歩くサメ」発見

伊藤潤二のホラー漫画か。
なんかサンショウウオさんみたいです。

[産経新聞] 竜巻被害の千葉の小学校に「タイガーマスクジュピター」 「10万円貯まる本」寄付

色々と混ぜすぎ。
虎の穴なのかセーラー戦士なのか。
別に怪しい格好なんてせずに普通に行けばいいと思うんだけど、どうか。
なお「10万円貯まる本」とはこれ
あえて安全・防災をテーマにした物を選ぶところがまた。
わざわざ写真からそれを解読する俺もまた。



9月5日(木)
3Dテレビ→4Kテレビって流れはキャッチーだけど、それにとらわれすぎているような気がする業界。
テレビは機械も番組も近ごろは低迷しています。
「あまちゃん」の視聴率が23%だとか、「半沢直樹」の視聴率が30%を超えたと話題となっていますが、やっぱり観ていないのでピンとこない。
視聴率30%と言っても、もはや「3人に1人が観ている!」とは言い難いご時世。
せっかくのデジタルテレビなんだから、実際の視聴台数と未視聴台数の差から、正確な視聴率を叩き出せるはずなのに、どうもやっぱりやりたがらない感じです。
かたくなにネットを忌避するあまり時代錯誤の感は否めなく、Googleから視聴端末を出されそうな状況。
そろそろ何とかしないと、「メディアの顔」ぶりも滑稽に見えてきます。

でも「誰にでも分かりやすい」というスタンスは守るべきだとも思ったり。
ネットやらスマホやら、能動的なメディアを視聴するにはやっぱりエネルギーを消費します。
ネットもスマホも進化しました。
でもより多くの情報を、効率良く手軽に得ようとすると、結局テレビに回帰するという不思議もあります。

[一日三報]
[毎日新聞] マイクロソフトがノキアの携帯電話事業を7000億円超で買収

ついにやったか的なニュース。
日本の報道では元・携帯電話の巨人がついに、みたいな伝え方をしていますが、どうもそうじゃない感じ。
MSとノキアはWindowsPhoneの時から親密でしたし、そもそもノキアのCEOも元MSの社員だった訳ですし。
なんか携帯電話事業と一緒にこの人も買収して、引退発表をしたMSのバルマーCEOの後を継がせるんじゃないかとも思います。
お金があると、楽して儲ける工作活動に走りがちになるのかどうか。
そんなことよりWindowsPhone。まだちょっとは期待しているので頑張って欲しいところです。

[INTERNET Watch] 人気の(≒ダメな)パスワードトップ10 ほか

ペットの名前がダメなのは、それじゃ日常的にパスワードを叫びまくっていることになるから、でしょうか。
むしろ気になるのは、近ごろはパスワードを求められるシーンが多すぎて、似たようなワードや自分なりのパターンを作ってしまうことです。
もし忘れてしまっても何とか合わせられるから便利。
それじゃダメなんだけど。

[CNN] アラスカの「猫」市長、犬に襲われる

凶悪なテロ事件。
犯人は対抗政治勢力か、義憤に駆られた一市民か。
おだいじに。



9月4日(水)
ここへ来て台風がじゃんじゃん来ています。
以前は台風ももっと早くに来ていたと思うのですが、最近はもう9月の風物詩です。
いつの間にやら17号、意外と今年は多い傾向。
そういや台風のアジア名って全然流行っていませんね。
2000年から防災意識を高めるために、台風それぞれに名称を付けるようになりましたが、どこの誰も使っていません。
なお今回の17号の名前は「トラジー」、寅二ではなく、朝鮮語で桔梗の意味だそうです。
でもやっぱり伝えられるのは17号。
もとい、そもそも台風の名前や番号なんて、一般人は気になりませんな。

[一日三報]
[毎日新聞] ドラえもん:“実物大”ぬいぐるみ登場 19万円で発売

きょうの実物大ロボット。
思ったよりもでかい。
ドラの身長が129.3センチというのは、たしか当時(いつか)の小学4年生の平均身長に合わせたとかなんとか。
でも横幅があるので威圧感がすごいです。
こんなのが家に来て居座るというのだから、むしろのび太よりも彼の両親の寛大さに驚くばかりです。

[AFP] 祖父母宅の屋根裏で少年が謎のミイラ発見、独当局が調査

なかなかミステリアス。
でも多分、開拓時代によくあったという、いかがわしいお土産でしょう。

[日本海新聞] ジビエ じわり人気 “一石二鳥”特産化狙う

猟師関係のお仕事って、いまいち制度がハッキリしない感があります。
見ない見せたくないの思いが強いのか、そのせいで誤解も生んでいるような気もします。
やむを得なければ、じゃんじゃん狩ってじゃんじゃんジビエったらいいとわたしは思うのですが。
ちなみにジビエはフランス語。
gibier.つまりは英語の(wild) gameであり、日本語だと「獲物」みたいな意味になります。
野生動物は獲物であり狩猟対象でありゲームであるというのが欧米言語感覚。
なるほど、だから馴染みにくいのかも。



9月3日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
「むかし一番好きだった漫画って何だろう?」という話をしました。
お相手は某出版社の編集者さんで、わたしより一つ年下の同世代です。出身地も青春風景もまったく異なりますが、そういった部分では共通点がある訳で、先のような話になりました。

わたしは幼いころから漫画ばかりを読んで過ごしてきましたので、特に当時の少年漫画にはやたら詳しいと自負しています。しかしその中でも一番好きな漫画となると非常に難しいものになります。通ぶって手塚治虫のマイナーな作品というのも違いますし、斜に構えて「ガロ」系の作品も違う気がします。よくできた作品も数多くありますが、童心の感性に響いたものというのは、実は今読むとそうでもない、思ったよりもつまらない作品が多いことも事実です。つまり、かつて一番好きだった漫画は、今一番好きな漫画ではないのです。だからこの質問は非常に難しいのです。

結局わたしは、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」を出しました。

これは間違いなく面白い作品ですが、ちょっと気取ってしまったような気もします。本当はゆでたまごの「キン肉マン」であり、さらに振り返れば藤子不二雄の「ドラえもん」だと思います。でも大友克洋の「AKIRA」や、松本大洋の「鉄コン筋クリート」もバイブルです。

なお、その編集者さんは、宮下あきらの「魁!!男塾」を挙げられました。

ああ、それがあったかーという話になり、そこからは三十路男二人よる「男塾トーーク」で盛り上がりました。漫画作品としての価値ではなく、たとえ大人には理解できなくても、小学生男子には絶大な影響を与える作品。そこにエンタテイメントのヒントがあるような気もする次第です。

皆さんがむかし一番好きだった漫画は何でしょうか。
その作品のどこが好きだったのかを今あらためて考えてみると、何かしらの本質が見えてくるかもしれません。
大威震八連制覇(だいいしんぱーれんせいは)。

[一日三報]
[朝日新聞] 高温や偏った雨…今夏は「異常気象」 気象庁の検討会

きのう関東で発生した竜巻にも驚いたわけですが。
異常気象が日常気象になりつつある現代です。
でも気象なんて、変わらないと思っていること自体がおかしい訳で、全部ひっくるめて気象というものだとも思います。
災害対策は必要としても、地球がヤバイと脅えるものでもないかなと。
それはそうと、「竜巻」って言葉は実に言い得て妙です。

[WIRED] 2013年に世界で起きた暴動マップ

暴動の定義はよく分かりませんが、小競り合いというレベルなら日本でも発生しているようです。
ただ明らかにデータが不完全なので、なんとも。
言い争いから国家間戦争まで、レベルを設けて表示させるようにすれば見やすくなるかもしれません。
そうでないと真っ赤になっちゃうからね。

[産経新聞] 「風紀乱す」“腰パン”禁止条例相次ぐ

なお腹パン(腹パンチ)は問われず。
日本ではなくアメリカの話。
何でも自由な国ではありません。
服装の乱れが風紀の乱れというのは、ある意味では正しいですが、服装の正しさが風紀の正しさと言うのであれば、かの国がお嫌いな中東諸国の伝統衣装が最も素晴らしいという矛盾に陥ります。

今年の夏は肩がぱっくり空いた服装の女性をよく見かけました。
うっかり掴みたくなるから止めて欲しいところです。



9月2日(月)
宮崎駿監督が引退するとかなんとか。
この方は毎回そんなことを言っておられるので、もうプロレスラーや政治家の引退宣言なみに信用していなかったのですが、今回は国際映画祭の場で社長自ら公言されたということもあって、かなり信憑性は高いようです。
それでも「誰がそんなこと言ったんだ!」とか、お爺ちゃん言い出しかねない気配もあったりしますが。
でもまあ、当人もスタッフもお客さんも、みんな「そろそろ」って気はあったと思いますので、いい頃合いだったのではないでしょうか。
このタイミングでの発表ってのも計画通りなのでしょう。

これからは多分、趣味全開の短編をちょこちょこと発表していかれるのではないかと思います。
引退と言っても長編大作ドル箱のみで、死なない限りはちっちゃいのを作っていくことでしょう。
あるいは今度こそ「どファンタジーな作品」にも期待できるかも。
個人的にも宮崎監督の作品は好きです。
やっぱり、よくできているよね。

[一日三報]
[読売新聞] 日本語教師はロボット ベトナムで講義へ

アンドロイドはAndroidのせいで意味がぼやけちゃったね。
インターネットを通じて遠隔地でも授業が行えるというのなら、別にビデオチャットでもいいと思いますが、まあ先端技術をアピールする意味が強いのでしょう。
しかし「友達に整形手術をやめるよう説得する」なんてシーン、遭遇したことねぇよ。

[CNN] 声が低いと給料が高い? 研究で見えてきた相関性とは

背が高くて声が低い男性は立派に見える。
否定しがたい話かもしれません。
あるいは立派な身なりなのに気が小さいとか、小兵に見えて侮れないというギャップもよくあります。
ジャイアンとスネ夫しかり、家康と秀吉しかり。
見た目は重要なアピールポイントであり、しょせんはメッキでもあります。

[朝日新聞] インターネットアドレス「.kyoto」来夏にも誕生

面白いとは思いますが、適切に管理しないとかえってイメージダウンにも繋がりそうです。
京都とは関係ないのにkyotoドメインを使われるとか。
アダルトサイトやスパム業者に使われて、結局ドメイン排除を食らうとか、よくあることです。
ベッコアメとか、まだ生きているのか。