the shadow of silver
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11月29日(金)


アボカド。
食べようと思って買ったけど、まだ全然早い(熟していない)らしい。
外皮がもっと黒くなって、マークII型手榴弾みたいになったら食べ頃だそうです。
いつまでかかるのかも分からず、とりあえずその辺に転がしています。

 

撮影はiPhone。
iPhoneでもここまで撮れるなら、まあデジカメも売れないですよね。
でもマクロには強いけど、肝心の記念撮影レベルの遠景だとおもちゃカメラです。
それでもまあ、メールで送るなりネットに上げるなりする使い方なら全然問題ありませんが。
調子に乗ってL版プリントや年賀状印刷にしてみてから、初めてショボさに気付くようです。
気付かないかも知れませんが。

[一日三報]
[時事通信] アイソン彗星が消滅=太陽最接近時に崩壊、蒸発-衛星で観測、専門家「予想外」

今月末から来月頭にかけて、肉眼でも観測できるかもと期待されていた彗星ですが、燃え尽きてしまったようです。
目立とうとして太陽に近づきすぎて自滅した、みたいな。
残念ですが、それも含めてロマンです。

[AFP] かつら型端末「スマートウィッグ」、ソニーが特許出願

ウェアラブルヅラ。
女性の付け髪のお陰で「ウィッグ」という言葉が浸透しましたが、まだまだ世間ではオヤジが付ける髪は「ヅラ」呼ばわりです。
男性だってもっと自由に髪を増減させてアレンジすればいいと思うのですが、あまりそんな主張をすると「心配なんスか?」と言われてしまう社会です。
そんな偏見を払拭できるのかが、この端末の普及にもかかっているかもしれません。

[GIZMODO] 知らぬ間に世界中で枯渇してる7つのもの

飲み屋メニューの素材っぽい品々。
チョコレートやオイルサーディンが高くなったり無くなったりしたらやだなあ。
でもまあ7つとも、消費者としてなけりゃ死ぬかと言われたら、そこまででもありません。
そもそも私らは食生活が恵まれすぎている、という現状は常に意識しておいてもよさそうです。
それは高度経済成長期なんてとうに過ぎた、私の生まれた頃から今にかけてを見てもそう。
アボカドだのドラゴンフルーツだのなんて売ってなかったですよ。
ここらが飽和かもしれないので、今の内に珍しいのは食っておくといいですよ。



11月28日(木)
「三国志」が愛される理由のひとつには、最終的には三国ともに滅んだという、諸行無常の哀愁にあるのだろうなと思う。

[一日三報]
[WIRED] T・レックス以前の王者、巨大恐竜「シアッチ」発見

昔は恐竜といえばティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドン、ブロントサウルスが四天王でしたが、最近は発見も多くて地位が揺らぎ始めています。
特に絶対王者ティラノサウルスの失墜が激しいです。
実は腐肉あさり専門だったとか、もっと強い奴がいるとか、少年ジャンプのような展開です。

[AFP] ナノ表面構造に強力な抗菌効果、トンボの羽から着想 豪研究

まさかの物理攻撃。
その発想はなかったし、それができるとも思いませんでした。
あとトンボすげー。

[茨城新聞] 猫の屋内飼育努力義務 殺処分減へ、県が条例改正方針

猫が好きなら、とてもじゃないけど外へなんて出せないと思うのだが、どうか。
車は危ないし、迷子になるし、病気もらってくるし、外で何があったのかも言わないし。

でも人によっては「猫は自由だ」「猫が気ままに生活できない社会が悪い」とか言い出すから困ります。
人も気ままに生活できない社会なのにね。

飼い猫は家で飼うべきです。
その上で、自由に遊べる『猫広場』を作って欲しいというのが私の希望です。



11月27日(水)
昨日の夜、奈良テレビを見ていたら、番組合間にある5分程度の天気予報の声が音声合成で流れていました。
アスノテンキハ ナラシ クモリ トキドキ アメ 、みたいな感じです。
iPhoneのSiriによく似た音声、「モヤさま」のショウ君ほど調教されていない感じでした。

調べてみると、どうも近頃は地方のテレビ局やラジオ局でこのような音声合成を使うこともあるとか。
まあ天気予報なんて決められたワードの組み合わせだけで伝えられるものですから、音声合成でも初々しいマネキンアナウンサーでもできるものでしょう。
感情こめて『晴れ』を伝えられてもウザイですし。

そう考えると、毎日報じられる一般ニュースも既に作られた原稿を読むという点だけで見ると、音声合成でもいいかも。
酒焼けの激しい人やカツラの人やプロレス実況の人を使う必要もないかもしれません。
たまに出てくる経済や政治に薄明るい人や、どこかで拾ってきた軍事関係者のコメントも、わざわざ登場しなくてもコメント文だけ読み上げればいい。
文字放送復権の兆しも感じられます。

最近は電話で会話するよりもメールやテキストメッセージで会話することも多くなりました。
子供たちが集まってもケータイだけを見ている、となぜか不服そうに言う大人もいますが、子供たちはケータイの中で会話している場合も多いです。
メッセージだと素直な思いを伝えられる、とかいう変わった子供たちもいますが、それはそれとしてコミュニケーションが成立しているのだろうと思います。

畢竟、人間の声は退化するかもしれません。
それはそれで、喋りが不得意な私としてはいいかなとも思ったりです。

[一日三報]
[AFP] 窃盗犯、盗んだ携帯電話内の連絡先を書き出して持ち主に送付 中国

きょうの近くて遠い国。
窃盗犯を脅すというのも凄いですが、なぜか手書きで書き写すというのも凄い。
そしてそれをなぜか称賛する一般人も凄いです。
あと名前のせいで記事がゾウさんだらけです。パオン。

[毎日新聞] 新生児取り違え:病院側に3800万円賠償命令

なかなか興味深い事件。
訴えたのが貧しく苦労した方ではなく、裕福らしき方の弟たちというところが、その両親の死後に調査をして発覚したというところが、まあ遺産がらみかなと思えたり。
新生児の取り違えというのは、最近は徹底されてあまりないようですが、30年ほど前まではよく問題となったことで、それを題材とした映画や小説や漫画も多くありました。
「キン肉マン」の最終決戦もそうでした。

興味深い内容ですが、プライバシーへの配慮もあってこういう話はあまり詳細に伝えられないのが残念です。

[朝日新聞] 水を抜いたらアリゲーターガー 芦屋の池、外来種だらけ

「アリゲーターが」の誤植かと思ったら、そういう名前のお魚だそうです。
でも絶対、狙って書いた見出しでしょう。
芦屋は「西の芦屋、東の田園調布」とも呼ばれる高級住宅街のブランドです。
「そら(芦屋のような高級住宅街なら)そう(変わった外来種が捨てられることもある)よ」と思った関西人も多いでしょう。



11月26日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
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母は、「プチット・マドレーヌ」と呼ばれるずんぐりしたお菓子、まるで帆立貝の筋のはいった貝殻で型をとったように見えるお菓子を一つ、持ってこさせた。少したって、陰気に過ごしたその一日と、明日もまた物悲しい一日であろうという予想とに気を滅入らせながら、私は何気なく、お茶に浸してやわらかくなったひと切れのマドレーヌごと、ひと匙の紅茶をすくって口に持っていった。ところが、お菓子のかけらの混じったそのひと口のお茶が口の裏にふれたとたんに、私は自分の内部で異常なことが進行しつつあるのに気づいて、びくっとした。素晴らしい快感、孤立した、原因不明の快感が、私のうちにはいりこんでいたのだ。おかげでたちまち私には人生で起こるさまざまな苦難などどうでもよく、その災厄は無害なもので、人生の短さも錯覚だと思われるようになった──ちょうど恋の作用が、なにか貴重な本質で私を満たすのと同じように──。

マルセル・プルースト/著 『失われた時を求めて』(鈴木道彦/訳)

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フランス文学の傑作にしてあまりにも有名な一節。「私」は紅茶に浸したマドレーヌの匂いから、様々な過去の体験を思い返し、満ち足りた気分を得るようになります。香りや味から過去の記憶をよみがえらせる、誰もが「あるある」と感じるこの現象は、この作品から「プルースト効果」(Proust Effect)と名付けられました。

現代の研究では、この「プルースト効果」が発生した際、脳内の快感を司る部分と記憶を司る部分が活性化されることが分かっています。視覚や味覚、聴覚や触覚からも同様の効果が得られますが、中でも嗅覚においてはその効果が強く、より情動的な作用が得られるそうです。それは動物においての本能、嗅覚に頼る部分が大きかった祖先の名残かもしれません。そう思うと、現代は視覚や聴覚に比べて嗅覚を使う機会は少ない気もします。

小説作品の内容が流行語となる場合はあっても、学術的な現象の名前に使われるのは珍しいかと思います。「プルースト効果」というから、「長大な小説は読み出すと、途中から付いていけなくなるも、止め時も分からなくなって困る」みたいな現象のことかと思いました。『失われた時を求めて』と『ユリシーズ』は、読破に挑戦心のいるマラソン小説ではないでしょうか。プルーストは文節も長くて息切れします。

[一日三報]
[読売新聞] 「トキ踏んじゃった米」被害を逆手に発売

受験の『落ちないグッズ』とか、『滑らないグッズ』みたいなノリ。
おっさんが踏んだ米は嫌だけど、トキならいいじゃん、みたいな。
アミバが踏んだ米は嫌だけど、トキ様ならありがたい、みたいな。
でも気をつけないと、それこそ近ごろはやりの擬装工作もできそう。

[ロイター] 宇宙にゴールドラッシュ到来か、「水確保」が課題に

いわゆるひとつの資源惑星。
宇宙ビジネスも国家プロジェクトから民間ビジネスへと移行しつつあります。
夢は広がりますが、僕らが生きている間にはちょっと難しいかも。
あと資源惑星といえば、結局そこで労働しているのは、うさん臭い奴らと強制労働のイメージがあります。
そうならなきゃいいけど。

[中日新聞] かっぱの恐怖、今も 約束破りキュウリ栽培30年

21世紀とは思えない伝説。
でも東北のどこかに残っていた『津波の石碑』みたいに、古人の教えは大切にした方がいいようにも思います。
ただキュウリと言えば、かの水戸光圀も『植えるべからず、食べるべからず』と言っていた野菜。
昔は今よりも苦くて、栄養価も低く、体を冷やす作用もあるので、食べるに適さないと思われていたとか。
だから、賢い領主が農家に作らせないために広めたのかもしれません。



11月25日(月)


週末は天気が良かったので、兵庫の海へ魚釣りに出かけました。



場所は「尼崎市立魚釣り公園」
ここは岸から橋を渡って魚釣り場へと赴きます。
若干、岸から離れることになるので、釣りやすくなる、みたいなことだと思います。



魚釣り場をパノラマにするとこんな感じ。
ちょっとよく分かりません。



釣果はコノシロとかいうお魚が一匹だけ。
係員さんに「写真撮りますから持って下さい」と言われて、ベタベタ魚を握らされました。
お陰でバケツに入れると、もうぐったりしていました。
ごめんね。



あっという間に日が暮れました。

なおコノシロは寿司ネタでお馴染みのコハダの出世魚だとか。
ゆえに酢漬けがメインとなりますが、面倒なのでそのまま焼いて食べました。
小骨が多くて難儀しました。

 

うみねこもたくさんいました。

[一日三報]
[CNN] 通行人を殴る「ノックアウト・ゲーム」が流行、死亡例も 米

辻斬りか。
電車内で騒いだりバイト先で遊んだりする日本の若者なんてマシなものだなと思えます。
でも、これはいけないことだとしても、私たちは普段あまりにも無防備でいるのかもしれません。

[GIZMODO] 今度は飛行機内で通話もOKに、米政府が検討へ

これは日本に持ち込まれたら嫌かなあ。
計器類の誤作動を引き起こす恐れっていうのは全く信用していませんけど、完全禁止にしてくれているお陰で、快適な空間が保たれていると思っています。
「マナー」なんて、ぶっちゃけ誰にも備わっていないものですし。

[朝日新聞] 自販機ジュース、増税で130円に 端数切り上げを申請

値段をいくらにするかはメーカーの勝手だから知りませんけど、これで私はますます自動販売機を利用しなくなるだろうなと思います。
水筒でも持ち歩こうかしら。



11月22日(金)


もういい加減シカから離れろよ奈良。
でもそれしかないから、マラソンのパンフレットにも使います。
来月12月8日、初めてフルマラソンに挑戦します。
こうやって先に伝えておくことで、自分にプレッシャーをかけ続けています。
ああもうどうしよう。

人の話によると奈良マラソンはコースがかなり過酷だとか。
聞いてみれば当たり前の話ですが、同じ距離でもコースによって難しさが変わるそうです。
競技場のトラックをクルクル回り続けるものでもないですから、オリンピックでも良いタイムの出るコースとかあるのでしょうね。
あまりよく分かっていませんが。



なお気になる給水ポイントとその内容はこちら。
ヴァームの宣伝ぶりもなかなかのものですが、25キロ地点でまさかの「ぜんざい」配給。
なるほど確かに過酷です。

[一日三報]
[AFP] 聖書を「フィクション」に分類、米コストコが謝罪

そういや、外国書店の陳列カテゴリってどうなっているのかしら。
「宗教」カテゴリもちゃんとあるのでしょうか。
アップル製品の関連書籍を「宗教」にカテゴライズするシャレは通じるのでしょうか。

[Engadget] さよならWinamp、16年の歴史に幕。来月でダウンロード終了&サイト閉鎖

ああ、あったあった、まだあったのか。
昔はWinamp一択だったけど、これもまたiPod+iTunesに駆逐された感があります。
でもiTunesも最近はアップデートのたびに重くなって、操作も使いにくくなっている気がします。
代替プレイヤーとしては、近頃はmusicbeeやfoobarが人気のようですが、どうだろう。
もうそういうのにもこだわらなくなってきたなあ。

[シネマトゥデイ] モンティ・パイソン再結成!来年7月に1回限りのショー開催

まさかの時のスペイン宗教裁判!
でもどうだろう。
なんとなく「ドリフターズ再結成!」みたいで、こう、やめておいた方がいいんじゃないのという感があります。
凄まじい作品を作った人たちだけに。



11月21日(木)


近頃ちょこちょことレンタルし続けていた『BBC EARTH ライフ』を全て観終えました。
いいよね大自然。
私の中では鉄板、失敗の少ないコンテンツです。
昔は単に映像を楽しむだけでしたが、大人になってからは映像技術や制作費用を想像してはクラクラするようにもなりました。
きっと物凄い時間とお金と手間がかかっていることでしょう。

それにしても我が家には適当に買ったDVD再生機器しかないので、こういった作品もDVD品質で観るしかないのが残念。
つまんないところでケチらずに、ブルーレイとか5.1ch皿うどんサラウンドとか取り入れたホームシアター計画を押し進めるべきかなとも思ったりしています。
でもこれも、凝り出したら物凄い時間とお金と手間がかかっちゃいそう。
あと引き籠もりにターボがかかっちゃいそうです。

[一日三報]
[毎日新聞] 東京モーターショー:ガンダムみたいなEVを発見! 大河原邦男氏がデザイン

ごめん、ダサい。
あと全然ガンダムじゃないし、大河原邦男氏も脱ガンダムを意識してデザインしたと思います。
でも、やっぱり80年代のデザインに見えてしまいます。
この未来は、僕らが子どもの頃の未来です。
今の未来ではないと思います。

[読売新聞] 調べてみたら…消火ホースの金具盗難が続々判明

昨日に引き続き、街ナカ盗難。
そのうち自動販売機とかも持って行かれちゃうかも。

[サーチナ] 【中国ブログ】中国の家族崩壊、「一人っ子政策」はもういらない

散文だけど、なかなか興味深い。
日本の核家族化も、今になると実問題よりも心理的な影響が強く現れているような気がします。
サザエさん一家的な家庭環境も、体験していなければ懐かしくもなく、やりたいとも思わない。
親に兄弟姉妹がいなければ、子にそんな必要性も見出せない。
家のサイズや親の収入以前に、そんな常識の崩壊が少子化を招いているんじゃないかと思います。
大上段に構えた物言いですけど。



11月20日(水)
ツイッターとフェイスブックでひっそり投稿し続けていた[きょうの日本の妖怪]が昨日100体となり、無事に百鬼夜行が完成しました。
世の中に起きる「ちょっと嫌な現象」や「ちょっとおかしな現象」の多くは、現代に順応した日本妖怪の仕業であろうと私は考えています。
妖怪のせいだから仕方がない。
だからまあ諦めて、あまり気にしないでおけばいいんじゃないかと私は思います。
という訳で、そんな妖怪たちを列記しておきます。

[きょうの日本の妖怪] 一覧

001 妖怪 ケータイ洗い (携帯電話を洗う)
002 妖怪 つけま返し (つけまつげを逆にする)
003 妖怪 笛なめ (縦笛をなめる)
004 妖怪 袖長丈長 (そでながたけなが 買った服のサイズをずらす)
005 妖怪 カシャ (シャッター音)
006 妖怪 つけ爪小僧 (若い男なのにファッションでつけ爪をしている)
007 妖怪 お歯ノリべったり (昼食後)
008 妖怪 すねかじり (親の)
009 妖怪 滑鼠 (マウス)
010 妖怪 鬼女子会 (愚痴ざんまい)
011 妖怪 靴百足 (くつむかで 足は2本なのに靴は大量に持っている)
012 妖怪 労苦労クビ (ろくろくび 頑張った結果クビ)
013 妖怪 野球坊主 (たまぼうず 高校球児)
014 妖怪 脂取神 (あぶらとりがみ 顔の脂取りに命がけ)
015 妖怪 一旦ごめん (とりあえず謝る)
016 妖怪 キモ姫 (図々しいほどの姫根性)
017 妖怪 鴨口女 (かもぐちおんな アヒル口)
018 妖怪 振り込み婆 (騙すのではなく騙されやすい)
019 妖怪 団体ぼっち (二人組からもあぶれる)
020 妖怪 クレーマー天狗 (店員、従業員には高圧的な態度)
021 妖怪 登山男 (やまおとこ 登山に命がけ)
022 妖怪 ひょうすべ? (若者言葉)
023 妖怪 放送神 (生主)
024 妖怪 いそがし [継続妖怪] (口癖)
025 妖怪 猫憑き [継続妖怪] (異常な猫好き)
026 妖怪 子無き爺 (少子高齢化)
027 妖怪 メル多忙 (返信に大忙し)
028 妖怪 ウィキで済まし (知ったかぶり)
029 妖怪 座敷こもり (ひきこもり)
030 妖怪 正気 (しょうき 正気であると主張するパラドックス)
031 妖怪 構い性質 (かまいたち 何にでも絡む) 
032 妖怪 「Bet! Bet!」さん (賭け事に強気)
033 妖怪 ヒトリ (おひとりさま)
034 妖怪 アマエビ (寿司屋ではまず甘エビから)
035 妖怪 ネット娘 (ヴァーチャルアイドル)
036 妖怪 河童おやじ (頭頂部が)
037 妖怪 毛腕現 (けうでげん 腕毛がはんぱない)
038 妖怪 ツイ火 (炎上)
039 寝肥 [継続妖怪](ねぶとり 怠惰)
040 妖怪 東大既卒 (とうだいきそつ いつまでも東大卒の肩書きがつきまとう)
041 妖怪 豆腐こわし (買って来た豆腐を破壊する)
042 妖怪 クーラー馬鹿 (冷房病)
043 妖怪 Not Found (のっふぁんどう ページが見つかりません)
044 妖怪 痛鬼 (いたおに 強面だけどアニゲ好き)
045 妖怪 サドルかくし (駐輪場の自転車からサドルのみを奪う)
046 妖怪 整形天狗 (鼻コンプレックス)
047 妖怪 提灯記者 (ちょうちんきしゃ ステルスマーケティング)
048 妖怪 情強虫 (じょうきょうむし ネット情報のみで強気になる)
049 妖怪 ケータイ覗き (隣から)
050 妖怪 会社ド黒 (かいしゃどくろ ブラック企業)
051 妖怪 置き傘とり (置き傘を奪う)
052 妖怪 目方はかり (めかたはかり 体重計にしょっちゅう乗る)
053 妖怪 キツ目の嫁入り (妥協もしくは諦念)
054 妖怪 追い砂糖 (料理を甘ったるくする)
055 妖怪 ケバ猫 (にゃんにゃんとか言う歳でもない)
056 妖怪 酒(を)呑(むと)童子 (甘え上戸)
057 妖怪 網切り(あみきり ネット切断)
058 妖怪 職場で踊りクビ (空気が読めず無茶をして反感を買う)
059 妖怪 お歳局 (おとしつぼね 会社の女帝)
060 妖怪 手汗びっしょり (握手が苦手)
061 妖怪 圏外狂 (携帯電話が繋がらないと耐えられない)
062 妖怪 ずれコーデ (頑張っているが似合っていない)
063 妖怪 ヤマ場あらし (ここぞと言う時にちゃぶ台返し)
064 妖怪 海坊主、日焼けマッスル (夏男)
065 妖怪 手の目 足の目 鞄の目 (盗撮)
066 妖怪 ひとりがたり (自分のことばかり話し続ける)
067 妖怪 苦笑い男 (笑顔が下手)
068 妖怪 白飛び女 (厚化粧)
069 妖怪 連れベイビー (どこへ行くのも子連れ)
070 妖怪 鼻毛ポスター (顔写真を落書きせずにはいられない)
071 妖怪 夜走さん (やそうさん 夜のジョガー)
072 妖怪 へそだし (へそだしルックを多用する)
073 妖怪 ぬりかべ登下校 (数人の生徒が横並びになり歩道をふさぐ)
074 妖怪 テンプレ返し (ありきたりな問答)
075 妖怪 黙々練習 (惰性になる場合も多い)
076 妖怪 腹下し列車 (電車に乗ったときに限って腹を下す)
077 妖怪 酒場しらふ (下戸のため宴席で盛り上がれない)
078 妖怪 割れずの割箸 (お箸が必ず斜めに割れる)
079 妖怪 ガムクチャー (後ろに立ってガムをくちゃくちゃしている)
080 妖怪 イアホン絡み (いつの間にかイアホンコードを絡ませる)
081 妖怪 大家鳴 (おおやなり 生活音を大きくする)
082 妖怪 どよめ鬼 (発表を前にいつまでも静かにならない状況)
083 妖怪 エロ画霊 (えろがりょう 多くの人間の妄想を取り込んだエロ画像)
084 妖怪 遅れ拍子木 (音楽や行動、会話のリズムを乱す)
085 妖怪 娑婆娑婆 (しゃばしゃば 作る料理を水っぽくする)
086 妖怪 ほう、おう (興味のない相槌)
087 妖怪 紙切虫 (かみきりむし トイレの紙を無くす)
088 妖怪 情漏雲 (じょうろうぐも 情報を漏洩させるクラウド)
089 妖怪 やたらガス (やたらと頻繁に屁が出る)
090 妖怪 白面金毛旧世紀のフォックス (巨大な資金力、大味なストーリー、派手な演出を好む映画)
091 妖怪 茶飲みメイド (メイドカフェ)
092 妖怪 呼鈴小僧 (ピンポンダッシュ)
093 妖怪 トイレの花子さん (全国のハナコさんをいじめられっ子にする)
094 妖怪 杭打ち上司 (出る杭を打ち続ける上司)
095 妖怪 乾姫 (かわひめ 肌質も性格も乾燥している女性)
096 妖怪 雨の弱 (あめのじゃく 雨の日はテンションが低い)
097 妖怪 後噛み (うしろがみ いつも話のオチで嚙む)
098 妖怪 健康法師 (健康法に詳しすぎる、語りすぎる一般人)
099 妖怪 よもや階段 (階段のあるなしに気づかず、つまずく)
100 妖怪 さっきやろう (いつも後になってから言い出す、やり出す、騒ぎ出す) 

おわり。

[一日三報]
[CNN] 「グーグルマップに息子の遺体」 父親の訴えで写真差し替えへ

なお問題の写真は現在も見られる模様。
ここでは掲載はしませんが、まあそれこそGoogleで『Googleマップ 死体』などの単語で検索すればヒットするかもしれません。
Googleマップには功罪があると思いますが、そもそも「こういう衛星写真が撮影されている」という事実を広く世に伝えたことについては大きな意義があったように思います。

[読売新聞] ドライバーの眠気を察知すると「座席ブルッ」

例の衝突回避支援システム事故以来、まだこういうシステムを期待しすぎるのは良くないなと思っています。
ていうか、呼吸の変化から眠気を察知できるなら、呼気中のアルコール濃度を測定して飲酒運転を止めさせることもできるんじゃないかしら。
そっちの方が世間には有意義かと思います。

[毎日新聞] 窃盗:側溝ふた転売 毎夜盗み続け年収900万 48歳の容疑者逮捕

きょうの奈良。
悪い人もいるもんだ、というよりも、そんなに高く売れる物なの、という驚きの方が大きい。
これ、真似する人もたくさん出てくると思います。



11月19日(火)

[本日の独言(ひとこと)]
先日フィリピンを襲った台風の被害は未だ収束せず、救援物資も満足に届かず略奪行為等の二次的被害も起きているそうです。太平洋赤道近辺の島々。リゾート地としても馴染み深い国です。いち早い救済活動を願っています。

さて日本では昔から「地震・雷・火事・親父」と、この世で恐いもの四つを上げています。最後に「親父」を持って来るのは話の「オチ」のようにも思えますが、昔ながらの理不尽なカミナリ親父を想像すると、なるほど自然災害にも似ているかもしれません。

ところでこの言葉、かつては「親父」ではなく「大山風(おおやまじ)」という言葉が使われていたそうです。大山風とは大きな山嵐、つまりは台風のことを示していたと言われています。昔も今も台風は日本で起きる自然災害の代表格であり、その被害の大きさは語るまでもありません。「地震・雷・火事・大山風」は古人より、ゆめゆめ侮るなかれという教訓であり、それがやがては洒落好きによって「親父」へと変わっていったようです。

近頃は頑固親父というものはあまり見かけなくなり、代わりに毎年のように台風の被害が大きく伝えられています。そろそろまた「地震・雷・火事・大山嵐」へと置き換わって、後世に伝えられるようになるかもしれませんね。

と、いうのがよくある一般的なエッセイの語り口ですが、この話にはまだ続きがあります。このままスッキリ終わってもいいのですが、これを読んだ方がうっかり誰かに話してしまうかもしれないので付記しておきます。

「地震・雷・火事・大山嵐」は、でたらめのエピソードです。
昔から「地震・雷・火事・親父」です。

主にインターネットで広められたようですが、大山嵐→親父説はデマです。これは15年ほど前にある有名な気象予報士の著作で紹介された一文であり、現在はその方も誤りを認めておられます。「地震・雷・火事・親父」は、江戸時代の錦絵にも残されています。聞こえのいい説明でつい信じてしまいそうですがお気をつけください。
まあ、嘘でも本当でも、どっちでもいいと思いますが。

[一日三報]
[読売新聞] 100万円札:盛岡で使用…1万円札に似るが…贅沢銀行券

レジ打ちは昔アルバイトでよくやりましたが、確かにこれでは気付かずに受け取ってしまいそう。
レジ係ってだいたい受け取ったお金の真贋よりも、お客さんの態度から「ヤバイ」か「ヤバくない」かを見るものだから、そういう点では、客としてこれを平然と差し出す度胸は自分にはなさそうです。

[CNN] 米軍、「アイアンマン部隊」に意欲 怪力装置や発電軍靴

やっぱり「軍隊強化のため」って理由で気軽に予算がつぎ込める国はいいですね。
気軽でもないだろうけど。
でも、ここからまた民間の日常生活利用に転換できる新製品が生まれるかもしれません。

[神戸新聞] 「知り合いの女子がいたから」 電車止めた高校生を書類送検

あの子の笑顔が一目見たくて、ぼくは電車の窓に貼り付く。
若気に至りすぎです。



11月18日(月)


昨日は天気が良かったので、大阪港へと魚釣りに出かけました。



場所は大阪南港魚つり園
なにぶん海のない奈良に住んでいますので、釣りへ行くのも一苦労です。(渓流釣りはありますが)

 

園内は入場無料。
こんな具合に、みんな並んで竿を伸ばします。
なにぶん釣りなんてほとんど行ったことがないので、とりあえず竿だけを買って見よう見まねで挑戦しました。
ストイックな戦いかと思いきや、みんな結構話しかけてくるんですね。



途中、付近を散歩していると、奇妙な物を発見しました。



近づいて見ても、何だこれ。
船か遊具かモニュメントか。
一番それっぽいのは、鳥山明デザインのタイムマシン。
現実的には、何か海に向かって光を照射する灯台みたいなものだろうかと想像しました。


気になったので帰宅後に、得意のインターネッツで調査。
なんとその正体は『海底住居ガラテ』。
あ、鳥山明じゃなくて宮崎駿のノリだったかと思いましたが、そうではありません。
フランスの海洋建築家ジャック・ルージュリーが1977年に制作し実験に使った装置であり、海底に沈めたこの住居の中で4人が1か月間も生活し大きな話題となったそうです。
その後『ガラテ』は1981年に兵庫県神戸市で開催された『ポートピア博覧会』にて展示。
開催後は大阪市に寄贈され、あちこち転々とした後に、なぜかこんなところに放置される羽目になったようです。
大阪市が何というかは知りませんが、もう明らかに放置されていました。

放置されて、潮風を受けて朽ちていく姿が、なんとも物悲しい。
スチームパンク的な魅力が感じられます。
かつて人々が憧れた未来は、36年の時を経て、芸術へと昇華したようです。
いつまであるのかも分かりませんので、お好きな方はぜひ一度見に行くことをおすすめします。
ついでに釣りもできますよ。

[一日三報]
[読売新聞] 「.moe」来春から…ドメイン末尾、大幅増へ

以前にも報道されていたような気がしますが。
検索からのランディングが主流の昨今、ドメインにどこまでの価値が見出せるかは分かりませんが、まあ管理の上ではやりやすのかもしれません。
でも逆に管理を怠るとどうしようもない展開になるかも。
.tokyoのアダルトサイトとか詐欺サイトとか、できなきゃいいけど。

[産経新聞] 太陽元気なし 寒冷化予兆 11年周期の磁場転換起きず、黒点も最少

キバヤシさんだと人類滅亡の予兆とか言いそう。
太陽が元気ないとか言われても、知らんがな。
手出しのできないものに対しては、見るしかないのが現実です。
恒星や惑星規模の話になると、地球温暖化なんてカスみたいな現象なんだろうなと思う次第です。

[AFP] 民話「赤ずきん」の進化を系統樹で解明、英研究

童話の進化論というのはなかなか面白い話。
ところで『虎ばあさん』って何だ。



11月15日(金)
予告編だけの映画があればいいのに。

見始めの予告編がずっと続いているの。

予告編って大体「いいとこ取り」だから、凄く期待させるんだけど、本編じゃないから3分くらいで終わる。

それが延々と続く、ジャンルもバラバラで登場人物の国籍もバラバラ。

ちなみに予告編は、この映画のために作られた予告編であって、実際にはその後上映もされない。

その内、いつまで経っても始まらない本編に疑問を抱き、自分が何を見に来たのかも分からなくなる。

そして予告編に何かトリックがあるんじゃないかと疑い出すんだけど、実なんの繋がりもない。

タイトルは「そして映画ははじまらない」
最後に大きく出て終わり。

上映後に感想を聞いたら、みんなバラバラのシーンを語り出すの。

そういうのも、あればいいと思う。

上映時間129分。

[一日三報]
[読売新聞] スマホ操作のロボット掃除機…リモコン代わりも

便利そうに見えるけど、あまり助かりそうにも思えない。
何でもかんでもスマホに集約させちゃうと、スマホがなくなると何もできなくなる不安があります。
思うに、自分のスマホがリモコンになるんじゃなくて、スマホ感覚で使える「スーパーリモコン」があった方がいいんじゃないかなと。
もちろん通信環境は家庭内に限り、電話とかネットとかは使えない。通信費なんていらない。
そしてタッチパネルで「エアコン」とか「掃除機」とかのアプリを選んでリモコンできるの。
そういうのでいいんじゃないかしら。

[GIZMODO] Yahoo!がドメインを販売。Sandwich.comっていうのもあるよ。

価格設定が面白い。
av.comの期待値の高さが窺えます。
あとwebserver.comも、確かに覚えやすくて良さげ。
まあ大体、良く分からない会社が買って、よく分からない事業に使う物ですが。
これもある意味、無形で高額の情報商材かも。

[WIRED] 電子レンジから出るマイクロ波でスマートフォンが充電できる!?

電子レンジの充電とネコの乾燥はジョークだと思っていましたが、充電の方はできるかもしれません。
でもうっかり水滴とか付いていたら、スマホがチンしちゃうんじゃないかしら。



11月14日(木)


ジョギング用のソックスを買ってみました。
TIGORA サポートソックス701。
現物はお洗濯中。
高機能ソックスとありますが、私としては一足1500円もする高価格ソックスぶりに驚きました。

吸汗速乾、抗菌防臭は当然として、優れているのは土踏まずをしっかりキープして足首も補強できること。
くわえて足首からふくらはぎにかけての段階着圧構造で、筋肉を引き締めてジョギングをサポートしてくれるそうです。
要するにテーピングの代わりになる感じ、稼働部位を安定させて正しく力がかけられるようにしてくれます。

なお履き心地は、まだ使い始めのせいか締め付けが強すぎました。
足を思いっ切り締め付けて、鬱血させられている感じ。
大丈夫なのか、と思いつつ、しばらく使ってみようと思います。

ちなみにもっと高機能でもっと高価格なソックスも売られています。
行き着く先は膝も腿もがっちりガードできるタイツまで。
上半身タイプもあり、全部を身に着けるとサイヤ人が着ているヨロイの下の肌着みたいな感じになるようです。
ちょっと強くなった気分。
ほどほどにしておかないと、色んな意味で深みにはまりそうです。

あとこの靴下、脱ぐのが大変。
ベジータもアレ脱ぐの結構苦労しているでしょうね。
く……くそったれーー!!(もぞもぞ)

[一日三報]
[読売新聞] 「女子高・大学園祭荒らし」スレ立て市職員停職

一般新聞が見出しに「スレ立て」なんて言葉を使うなんて、時流の変化か、記者の質か。
ネットの書き込みなんて話半分で見ておかないとやってられないよ。

[毎日新聞] ゴルゴ13:生誕45周年を祝うパーティー 麻生副総理が祝辞

一級品のギャグ漫画、ゴルゴ13も45周年。
分かりやすい主人公と、リアル世界情勢からネタを拾う作りが、長寿人気作品の秘訣だったのかなと思います。
古いエピソードで、マンネリ長寿漫画に飽き飽きした漫画家が、自分を偽装狙撃して死んだことにしてほしいとゴルゴ13に依頼する話がありましたね。

[GIGAZINE] 「ソイレント」だけを30日間飲んで過ごすとどうなるのか?

子供のころに見せられていた「未来世界」だと、人間はゼリーや錠剤で栄養を補給して食事の必要がなくなるという話がよくありました。
それから数十年経ち21世紀にもなりましたが、未だに私はオカラを食べたりお味噌汁を飲んだり、『秋の味覚を満喫!』なんて言葉に反応を示したりしてしまいます。
医療にもあるように、栄養的には全く問題のない錠剤生活や点滴生活は可能なのでしょうが、やっぱりそれだけでは足りない精神的な物があるのでしょうね。
ごはん、おいしいからね。
仮説として、赤子の頃から一切の食事を与えないようにすればどういう精神が生まれるのかは気になるところです。



11月13日(水)



『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

<ストーリー>
1960年代初めのインド ポンディシェリで生まれた少年パイ・パテルは、父が経営する動物園で動物たちと触れ合いながら育つ。ところが、パイが16歳になった年、カナダへの移住を決めて貨物船で向かう途中、太平洋のど真ん中で突然の嵐に見舞われ沈没してしまう。たった一人、救命ボートにしがみつき一命を取り留めたパイ。しかし、そのボートにはリチャード・パーカーと名付けられた凶暴なベンガルトラが身を潜めていたのだった……。


少年とトラが遭難の困難に立ち向かうハートフルドラマかと思いきや、トラは一向に懐かず、日々命の危機にさらされるという、意外と殺伐とした内容でした。
おまけに途中からおかしなエピソードも入り、ラストはなぜかミステリ展開。
映像技術(派手さではなく動物との合成)には感心しましたが、ストーリーはいまいちだったのが正直な意見です。

というかSF映画の発展以来、映像技術と音声技術が映画の価値を牽引してきましたが、それらもそろそろ頭打ちとなり、これからはストーリー重視の内容が高まってくるような気もしています。
私としてはそっちの方が好みです。
紙芝居回帰。

[一日三報]
[Car Watch] マツダ、安全装備の体感試乗会で起きた「CX-5」の事故について第一報を発表

昨日起きた大きな事件。
昨今のクルマ事情はこの衝突安全装置ばやりですが、その展開もこれから変わってくるかもしれません。
誰もが危惧していたことですが、あえて、あえて幸いと言えば公道ではなく試乗会の場であったということでしょうか。
その影響、実被害ではなく業界・社会へのダメージは計り知れないものですが、さらなる安全対策と技術発展に努めて欲しいものです。

それはそれとして、衝突安全、衝突安全ばかり言っているようでは、車も売れないだろうなと思う次第です。
ぶっちゃけ、そんな理由じゃ買わないだろうし、それを心配するくらいなら乗らない方がいいでしょ。

[WIRED] 猫や犬の写真が言葉をしゃべりだす! ペット擬人化アプリ「My Talking Pet」

これは気持ち悪い。
むかし、Flashアニメが流行っていた頃にこんな感じのジョーク映像がよくありましたね。
犬猫好きとしては、そんなもので遊ぶなと言いたいところ。
でも友達の顔写真とかを使えば面白い感じにできるかもしれません。

[産経新聞] ゆるキャラ「とっとちゃん」わいせつ発言、「配慮欠けていた」とニッポン放送社長

あえて書きませんが、ネット調べによるとかなり具体的なわいせつ発言でした。
「ふなっしーショック」以降、ゆるキャラのモラルも問われる状況になりつつあります。
そのうち、中にオッサンが入っていて女の子にセクハラするような事案も出て来るんじゃないかしら。
ちなみにこういう着ぐるみは、そういうことも想定して普通は小柄で体力のある女性が中に入っています。
普通はね。



11月12日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日に少し体調を崩してしまい、一両日ほど苦しむことがありました。高熱と嘔吐と下痢で食うに食えず、眠るに眠れず。恐らくは風邪、木枯らし一号にさっそくやられてしまったのではないかと思います。幸いにも特に用事のない日だったので、どこにも迷惑をかけることなく乗り切ることができました。

『無くしてわかる ありがたさ 親と健康とセロテープ』というのは東海道新幹線の三河安城駅近くの沿線で見られるニチバンの看板キャッチコピーであり、天才コピーライター仲畑貴志氏の名文句です。それはともかく、体を壊して始めて分かる健康のありがたさ、というのはもはや人類不変の真理なのかもしれません。布団の中で思っていたことは、人間畢竟、「元気」「やる気」「根気」だなと。まず健康であること、次に前向きであること、ついでに粘り強いこと。この三つさえ備えていれば、大成功は分からないまでも、明るく楽しく人生を送れることでしょう。「人生には大切にしなければならない『木』が三本あります」という前置きとともに、いつかどこかの場で言えるように、心の中に書き留めておきたいと思います。

先月満94歳で亡くなった漫画家のやなせたかし氏は、その死の間際に自らの死が近いことを世間に伝えていたそうです。どうやら体が徐々に弱ってゆき壊れていくことを実感していたとか。多くの人はそういう場合、前もって認知症を発症して前後不覚に陥ったり、痛み止めの麻酔によって意識の混濁が続いていたりするものですが、この人の場合は頭がお歳以上にしっかりとしておられたので、死も予感できたのかもしれません。それが恐怖であったか諦念であったかは他人の知る由もありませんが、自分に置き換えてみると、覚悟を持って死に行けるというのは幸福ではないかと思いました。

こういうことを考えてみるのも、体調を崩した一時だけの思考かもしれません。奇しくも二人の「たかし」の教えを受けて、健康に気をつけて過ごしていきたい孝思でした。

[一日三報]
[GIGAZINE] 6500万年前に発生したハチの大量絶滅に関する研究が進み、近年起きる謎のハチ大量死の原因が明らかになる可能性

きょうの昆虫。
蜂群崩壊症候群(CCD)は未だ解決に至っていません。
近ごろは日本でもミツバチの盗難が増えているようです。

ミツバチさんへの感謝が足りないのかもしれませんね。

[ナショナルジオグラフィック] アカシア、樹液でアリを奴隷に変える

きょうの昆虫。
未だ確定には至っていない「飛ばし報告」ではありますが、なかなか興味深い研究です。
でも自然界、昆虫界の常としては、特に依存性を与える必要もないと思うんだけどな。

[AFP] これぞ永遠の愛?交尾中の昆虫の最古化石を発見

きょうの昆虫。
そっとしておいてやれよ。
アワフキムシは、体から出した石鹸泡で全身を包み込んで、外敵からの攻撃を防ぐという面白い昆虫です。
しかも泡の中にいる自身は、シュノーケルのような器官を伸ばして呼吸をして生き延びます。



11月11日(月)


京都、祇園の老舗そば屋「松葉」にあった模型。
140年以上前の創業当時の店の様子を表しているそうで、非常に精巧に作られていました。
もっとちゃんと撮影すれば良かったです。

松葉は「にしんそば」発祥の店ということで界隈ではよく知られています。
これまで作っていたニシンの棒煮を、これまで作っていたそばの上に乗せたら、新しい美味しさになったとかいうお馴染みの展開。
味わい深い店内で、「祇園価格」にて提供されています。

個人的にはニシンの棒煮はおいしかったのですが、そばはちょっと茹ですぎで好みじゃありませんでした。
ミニチュア模型も含めて、話のネタにどうぞ。

[一日三報]
[WIRED] 「マリオ」ゲームで脳の特定の部位が発達:研究結果

マリオに限らず、ゲームは子供と老人の脳にいいと私も思っています。
刺激的だし、指先の運動になるし、モノによっては想像力や創造性の訓練にもなります。
それだけにハマりすぎると良くない面もありそうですが、それでもまあ、老人が日々ぼんやりとしているよりは余程いいのではないでしょうか。
孫とのコミュニケーションツールにもなりますし。

[埼玉新聞] ネットゲームで口論、友人刺す 殺人未遂容疑で31歳男逮捕

大人がハマりすぎるとこんなことにもなります。
オンラインゲーム、というか今時だいたいみんなオンラインのゲームですが、その中でもオンライン上でのみ展開されるゲームって、どうも殺伐としすぎているようで、いまいち食指も触手も動かないです。
ぶっちゃけお金払わないとまともにゲームできないですし。

[産経新聞] DS「脳トレ」ヒットで停滞の皮肉、ガラパゴス化進む日本のゲーム

それはともかく、ガラパゴス化が氾濫しすぎて、そろそろリアル・ガラパゴス諸島が誤解されそう。
携帯電話とゲームと軽自動車だらけの夢の島です。



11月8日(金)


京都、京阪祇園四条駅前で寂しそうにたたずんでいたゆるキャラ。

彦根の「ひこにゃん」から始まったゆるキャラブームにより、全国各地に無数のご当地キャラクター、店舗キャラクターが生まれました。
粗製乱造ともいえるその流行は、最終的には熊本の「くまもん」によって、一応の完成形が見られたのではないかと私は思っています。
すなわち、インパクト、汎用性、営業努力。
結局はゆるキャラに何を持たせるのか、どう広めていくのかという明確なビジョンと多大な投資がなければ、どうしようもないというものだった訳です。
それでも「ないよりはマシ」「乗り遅れては損をするだけ」という消極的な活動が現代の百鬼夜行を作り上げているのだと思います。

なお写真のキャラクターは祇園にある「うどんミュージアム」のキャラクター「うどんくん」。
後から駆け付けた係のおじさんがチラシを配っていました。
ゆるキャラを一人で動かすのは、それはそれで大胆。
でも笑顔を強調したのは今のご時世「ない」かなと思います。

[一日三報]
[AFP] ハロウィーン翌日に不審な人影、正体は…デンマーク

3人は勇気を振り絞って男性の腕を持ち上げ、唇に触った。
男性の口から唾液が流れ出し、目はどんよりとしていたという。


スティーブン・キングばりのホラー。

[毎日新聞] 楽天:20店舗の商品1000点に Vセール不当表示

ありがちだけど、やりすぎ。
こういうのって何かの法律に触れたように思いますが、やったもん勝ちが横行しているのが現状です。
せっかくの優勝記念に水を差す事態。
ここの社長さんが力を入れている「薬のネット販売」問題にも水を差しています。
せっかくのamazonに対抗しうる国内戦力なのに、相変わらず脇が甘すぎるよね。

[CNN] 余命わずかな少年に最後のクリスマスを、町が総出で演出 米

はい映画化決定、とも茶化したくない話題。
アメリカって保険も医療も日本以上にズタボロだけど、こういう「粋なこと」をしようとするのは本当に素晴らしいと思います。



11月7日(木)
昨日は「木枯らし一号」の攻撃により一日中寝込んでいました。

始まりは一昨日の夕方、何の前触れもなく急に吐き気と腹痛に襲われて、一気に体調が悪くなりました。
比喩的に表現すると、上下水道のバルブが壊れた状態。
食あたりかと疑いましたが理由は思い付けず、ひとまず飲んだ正露丸もそのままリバースする有様でした。

で、もう仕方がないのでそのまま床でグニャグニャしていたのですが、その内に悪寒と関節の痛みまで発症する始末。
どうやら風邪のようです。
それなら風邪薬だと思い、深夜に「遅めのパブロン」を飲んでまたリバース。
でもそのまま震えたり吐いたりしている内に何とかマシになり、翌日となる昨日は微熱と寝不足からパブロンを飲んでひたすら眠り続けていました。

で、今日はまあ、ぼちぼちと回復傾向。
私の風邪はいつもこんな感じに、突然ドンっと来てスッと治ります。
ダラダラ長引かないのは助かりますが、ファーストアタックで死を予感させられます。

いつの間にやら晩秋です。
皆さんも体調管理にお気をつけくださいませ。
あとパブロンゴールドA錠、よく効きます。

[一日三報]
[朝日新聞] 天使ミカエルは閻魔大王似? 隠れキリシタン宅に肖像画

コレジャナイミカエル。
こういうのを見ると、現代は古代と比べても「一般人における絵心の底上げ」がはかられているんだろうなと思う次第です。

[読売新聞] 住民票・答案…複合機の蓄積データ、公開状態に

初期設定のままだと情報が外部から閲覧できる状態となるが、
なるなよ。

以前から気になっていた状況。
ファックスに登録した電話番号とか、印刷した枚数とか、インクの残量とか、スプールデータとか、メーカーにダダ漏れなんじゃないかなと思っていました。
悪意がないとするならば、もうちょっと分かりやすい操作にして欲しいよね。

[The Voice of Russia] ジンバブエの4つの学校 ゴブリンで閉鎖

ファンタジー系作品でおなじみの敵、ゴブリンさん。
大体は弱小キャラですが、レベル1だと戦士でも苦戦するので一般人には脅威となるようです。
そしてゴブリンといえば、大体は主人公が最初の方で戦う敵。
つまり未来の勇者はジンバブエから現れることでしょう。



11月5日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
『ご依頼頂けましたら、私どもがあなたの「友達」を提供いたします。話し相手に、お店でのお食事に、旅行への付き添いに、お部屋の掃除のお手伝いなどにもご利用いただけます。昔ながらのお友だちの一人として、どうぞ気軽にお付き合いくださいませ』

そんな、短編小説のテーマになりそうなサービスが東京にあるそうです。高齢者向けではなく、現代社会のいざこざに疲労した青年たちに向けのようです。一例では11時間の友達付き合いで、支払いは11万円超。「そんな高い金なんて使わずに、友達くらい普通に作れよ」と言えるのは若者らしい発言であり、ある程度年齢を過ぎると、新たに友達、利害関係の伴わない純粋な友達を作ることがえらく面倒になるのがこの世の中です。それに1時間拘束で1万円という価格設定は意外とリーズナブルなようにも思えます。

私は仕事柄、基本的に一人で取材でも何でも行動することが多いのですが、危うく「不審者」と誤解されないように、連れが必要になることもあります。そんな時に、こういったサービスで架空の「女友達」をレンタルして連れて行けば、結構役に立つこともあるのかなと思いました。レストランのケーキバイキングも体験できるし、建物や町なかをカメラ撮影する際も、記念撮影のように見せかけられるなとか。心の安息については、やっぱりちょっと想像できないです。

小説だとこういったサービスには必ず何か裏が隠されているものですが、現実ではどうでしょうか。むしろ利用客の方が深みにはまって勘違いしてしまいそうな気もします。簡単に割り切れるものなのでしょうか。割り切れない性格だからこそ友達付き合いも慎重になってしまい、結果こういったサービスを利用するのではないでしょうか。果たしてサービスとして定着するのか。あらためて、友達って何だろうと思う次第です。

[参考] 彼女・友人をレンタル、心を満たす、食事やおしゃべり…朝日新聞デジタル

[一日三報]
[AFP] 郵便配達が週3日だけに、手紙離れでNZポスト

日本では先日より年賀状の発売が始まりました。
毎年恒例の不思議な習慣。
その辺の思いは弊著「露壜村事件」でもちょっと触れました。
それはともかく記事の内容は、これはこれでいいのではないでしょうか。
手紙は週一のみ配送、ただしめっちゃ安い、とかにすれば需要もあるかと。

[GIZMODO] 「アップルの罠」は本当なのか? 新iPhoneが出たら旧型が遅くなったというNYタイムズの話を検証

罠かどうかは分かりませんが、これはまあ、そういうものだと思います。
求めているのはインパクトでもサプライズでもなく、安定と安息の日々である人も多いはずですが、テクノロジーと資本主義はそれを許してはくれません。
それならもういっそ、新製品が出れば自動的に交換されるシステム、新製品が勝手に送られてくるようにでもして欲しいものです

[CNN] 谷底の町を巨大鏡で照らせ、100年越しの夢かなう ノルウェー

「夜の町」というのはちょっと神秘的ではありますが、まあ住む人にとっては困りものかも。
陽射しの降り注ぐ町にいながらも、平日昼間は家に引き籠もっている人も、ここにいます。



11月1日(金)


ロシアの映画「こねこ」を見る。
むかし一度観たが、もう一度観た。
やっぱり良かった。

(あらすじ)
モスクワのある音楽家一家はある日、一匹の子猫をもらってきた。チグラーシャと名付けられたその子猫はいたずら好きで大人たちを弱らせるものの、子供たちに大層可愛がられていた。ところがある日、チグラーシャは家の窓辺からうっかり転落。トラックの荷台に乗せられて見知らぬ土地へと運ばれてしまった。クリスマスを間近に控えた極寒の町中、ひとりぼっちになったチグラーシャは無事に家まで戻れるだろうか。

もの凄くベタな展開で盛り上がりに欠けるものの、味のある登場人物たちと随所に取り入れたロシア音楽が独特の雰囲気を醸し出しています。
あとはもう、猫ざんまい。
「猫って、撮影しているだけで一本映画が作れるんじゃね?」などと思える人にはおすすめの映画です。
それ以外の人には、ついていけないかもしれません。

[一日三報]
[読売新聞] 1学期の成績を保存したHD破損…広島の中学

そんなことあるのかしら、と思ったり。
停電で二台のHDDが故障して、修復もできないなんてこと。
大体バッツンバッツン切っても死なないものだけどね。
まあ実害が音楽テストの成績だけなのは幸いというべきか。

[産経新聞] 「ハッピーハロウィン」と脅迫…堺の民家2軒に刃物男が侵入、女性1人が軽傷

映画「時計仕掛けのオレンジ」を想像して寒気。
こういうことをする人がいるから、ハロウィンはいぶかしがられるのよね。

[AFP] ヘビを探知する特殊機能、サルの脳内に発見 米研究

巳年、歳男の私はそうでもないです。
毛嫌いする人も多いですが、爬虫類は見るのも触れるのも抵抗ありません。
本能的に備わっている「毒に対する恐怖」があるのかもしれませんが、どちらかというと後天的に備わった宗教的な忌避感が強いんじゃないかなとも思ったり。
アジアだと割と幸運のシンボルだったりするしね。