the shadow of silver
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1月31日(金)

自動車内での音源に使っているiPodの調子が悪いです。
具体的には充電がまったくされなくなりました。
満充電からでも放置しておくと数時間で電池がなくなります。
接続しているカーナビからもバスパワー充電が行われるのですが、どうもあまりに無くなってしまうのでうまく機能しないようです。


ものすごくうっすらとこんな表示。
iPhoneのカメラでここまで撮影できるんだと、また見当違いの感動を覚えています。
修理するしかないのですが、この世代のiPodはもうサポート外なのでアップルストアおよび提携の修理現場では扱ってもらえません。
非提携の現場ならいくつか知っているので、そこへ持って行くか、そこまでするほどのことなのか。
iPhone5も持っているんだから、そっちを接続すればいいんじゃないか。
でも私はこのスマホを十年保たせるつもりなので、カーナビに繋いだりとかあまり無茶をさせたくないのですが。
そんな状況。
最近新しい音楽も聞いてないなあ。


[一日三報]
[The Voice of Russia] ピッツバーグのマクドナルド店員 ハッピーセットでヘロインを販売

ヘイ、マック! それじゃハッピーセットじゃなくて、ヒッピーセットだぜ! HAHAHA!
みたいな。
セックス・ドラッグ・ちゃっくんぽっぷ。

[読売新聞] バーガー15個食え…警官、部下に自腹飲食強要

以前に聞いた話ですが、最近の運動クラブの子供たちは、「飯ヌキだ!」と言われるよりも「飯もっと食え!」と言われる方が辛いとか。
それはそれとして、ハンバーガー15個食ってもビッグマックポリスにしかなれないよ。
どこ行ったんだろうね、ハンバーグラーも。

[神戸新聞] 幻の深海魚、案外うまい 試食ツイート反響1万件

割とよく捕獲されている気がする幻の魚、リュウグウノツカイ。
ウナギやアナゴ系の味なのでしょうか。
深海魚特有のパラフィン系油脂のせいで、後になってお尻が大変なことになったりしないのでしょうか。



1月30日(木)
確定申告の書類が届いて、軽く吐き気をもよおしています。
個人事業者の人はよく確定申告が辛い辛いと言いますが、ぶっちゃけ本当に辛いものです。

何が辛いと言うと、書類の作成がとても面倒というのがあります。
お金の収入支出をベースに、昨年一年間にやったことを書いていく作業になりますが、まあ一年間サボっていた家計簿を付けるようなものです。
何を買って何に支払ったかをチマチマ書いて、その項目に合う計算式に当てはめて金額を書いていきます。
その作業がお母さんから言われているならまだしも、国から言われているのでサボったり誤魔化したりはできません。
叱られることはありませんが、犯罪者になりますので。
それで「何だっけなこのレシート」のオンパレードの中、退屈な作業を強いられます。

でも本当に辛いのは、そんな作業ではないのです。
その程度ならみんな、何とかなるだろ大袈裟なと思うことでしょう。
本当に辛いのはね、そうやって頑張って作った書類がね、「僕は去年これだけお金をもらったから、これだけのお金を納めますよ!」と自ら宣言することになるのが、精神的にくるのですよ。
俺がお前(国)に何をした、お前(国)が俺に何をしてくれたとも言いたくなる訳です。

とまあ愚痴っていても仕方がないのでやっていきます。
来月くらいからぼちぼちと。


[一日三報]
[読売新聞] 論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙

何というか、せっかくの成果もこんなバカっぽい見出しを付けないと読んでもらえないのか、読んでもらえないと決め付けているのか。
私の印象だとどうも、「リケジョ」って呼び方が小馬鹿にしているように思えて、あまり好きじゃありません。

研究の成果は期待したいところ。
再生医療、私たちが生きている間に使えるようになるかしらね。

[AFP] 2014年は「暴れ馬」の年?風水師ら警告

毎年、春節の季節になるとこういう話題を見るようになります。
記事にない部分を補足すると、今年は十干十二支でいうところの「甲午」(きのえうま)に当たる年です。
甲は陰陽木火土金水の中で「陽の木」、午は「陽の火」となるので、陽の木が陽の火で燃える(木生火)激しい年となります。
なので火災、災害、噴火、戦争に注意となる訳ですが、どうせなら「燃え上がるように飛躍する馬」と見てもいいような気もします。
なんにせよ、落ち着かない年にはなりそうです。

[WIRED] 一輪の電動バイク「Ryno」、出荷開始へ

セグウェイとの違いはカッコイイってことでしょうか。
一輪バイクの開発は色んな所で進んでいるようですが、どれもデザインはいかにも未来で、白くてぬるくてサスティナブルな印象があります。
だからこんな風に、乗ったらちょっと太腿挟みそうなデザインがあってもいいように思います。
でも問題はやっぱり現在の交通事情。
どんなに新しい乗り物が生まれても、それを走らせる道がない現状。
そろそろ「脱自動車」へ向かってもいいような気もしますが、どうか。



1月29日(水)
「サザエさん」の波平さんの声でお馴染みだった永井一郎さんが急逝されたことについては驚きました。
82歳という年齢を知ると、色々と危ういところもあったのではと感じますが、それでもこの方は波平さん以外にもいまだ声を聞く機会が多く、現役活動が盛んであったかと思います。
ガンダムUCのジジイ役とか、ようやく活躍のシーンが出てくるのではと思っていたのですが、どうするんだろう。
ネットの噂話では既に収録済みとも言われていますが。

去年は「ルパン三世」の銭形警部の声をしていた納谷悟朗さんが亡くなり、つい先日の17日には「巨人の星」の星一徹の声をしていた加藤精三さんも亡くなられました。
ジブいオヤジ役が次々と世を去られている印象があります。
あと私が思いつく方としては「美味しんぼ」の海原雄山の声をしていた大塚周夫さん、永井さんに代わる波平さん役も結構いいかもと思いましたが、ウィキってみたら永井さんよりも二歳年上(84歳)なんですね。
うーん、どうなのか。

ほか「ドラゴンボール」の亀仙人の声をしていた宮内幸平さんも思いつきましたが、この方は1995年に65歳で亡くなられていました。(今のゲームなどではマスオさんの声の増岡弘さんがされているそうです)
なお納谷悟朗さん、大塚周夫さん、宮内幸平さんはいずれも1929年のお生まれでした。

業界のことはあまりよく知りませんが、もっと若い方でシブい声の出せる方はいないのかしら。
シブいって言っても、単に低いとかしゃがれているとかじゃないですからね。
声の仕事も作家と同じく、老人物をやるにはある程度の年齢とキャリアが必要になってくるのかもしれません。


[一日三報]
[産経新聞] 「おこたでミカン」の光景、どこへ消えた…電気こたつの国内生産“激減”、ミカンも“共倒れ”か?

やけに長文で検証しています。
コタツとミカンの因果関係、むしろミカン以外にも美味しい食べ物が増えたからじゃないかとも思ったり。
江戸時代では一般人が口に入れることのできる「最も甘い食べ物」は柿だったそうです。(砂糖は高級品)
ミカンや柿が嫌われたのではなくて、他に食べる物があれば需要は分散していくものです。

[AFP] 「高層ビル内の農場」、ベルギー建築家が提案する未来の都市生活

私が子供の頃の「未来像」と言えば、チューブ型の道路とエアカーと銀色のピッチリスーツでしたが、その後に見る機会の増えた未来像は、ビルの上の森や動物が行き交う街並みでした。
一見こっちの方がエコで実現できそうに見えますが、それはそれで結構無茶なようにも思えます。
こういうことこそ国が積極的に進めないとできないでしょうね。

[GIGAZINE] 世界に影響を与えた100冊の本&文書をリスト化するとこんな感じ

聞いたことはあるけど読んだことはない本のオンパレード。
孔子とかサルトルとかマルクスとかルソーとかキルケゴールとか老子とかメンデルとかホメロスとかダーウィンとか毛沢東とかアインシュタインとかニーチェとか。
思想的なものが多いですが、重要なのは、書いていることはどれも素晴らしいということ。
「共産党宣言」も「毛沢東語録」も「国富論」も、ここにはありませんがヒトラーの「我が闘争」だって、文にすればいい話が書かれているものです

いずれにしても難点は、クソ読み辛くて読者の読解力が問われるところか。
だいたいの人はいきなり読み始めて挫折するので、これより前に色んな現代文を読んで力を付けておくことをオススメします。



1月28日(火)
[本日の独言(ひとこと)]


奈良県立図書情報館で『愛国百人一首』の展示が行われていたので見学に行きました。愛国百人一首とは昭和17年、新しい百人一首の編纂を目的として当時の内閣直属の情報局が選定し、後援には陸軍省・海軍省・文部省・日本放送協会、そして大政翼賛会が付いて発表されました。そして多くの会社から冊子やカルタが作られ全国に広められました。その真意は、年号を見ても関係団体を見ても分かる通り、戦争時における国民の戦意高揚を狙っていました。そのため昭和20年に終戦を迎えるとすぐに廃止となり、わずか三年弱で世の中から消えることとなりました。



そんな由来を持つ愛国百人一首は、今見るとなかなか新鮮で面白く、また当時のプロパガンダ広告(政治的扇動)の一端が垣間見られる資料となっています。選定条件には『小倉百人一首には採録されていないもの』『万葉集以降、明治維新前に没した泳者によるもの』『天皇や皇族ではない臣下(一般人)の歌であること』『明朗で積極性を帯びている歌を優先すること』などが上げられています。選ばれた詠み人も多岐に渡り、柿本人麻呂、山部赤人、山上憶良、菅原道真、源実朝、楠木正行、高杉晋作、西行、林子平、高山彦九郎、蒲生君平、上田秋成、平田篤胤、吉田松陰、はては徳川斉昭や徳川光圀も名を連ねています。

それぞれの歌の内容としては、『愛国』とあって国を想うとともに、戦時中ともあって武士道と外国に攻撃的な意思を歌ったものが多く見られます。また特に『君が代』や『君がため』から始まる歌も多く選ばれており、これにいたっては言うまでもない話でしょう。藤田東湖の歌『かきくらす アメリカ人に天(あま)つ日の かがやく国のてぶり見せばや』(世を暗くするアメリカ人に、輝ける日本の気風を見せてやる)などは顕著な作品だと思います。なおこの歌は幕末の動乱を歌ったものであり、太平洋戦争とは関係ありません。『かきくらす』は『掻き暗す』と書き、『アメリカ人』と『雨』とを掛けている所が面白いです。

愛国はさておき、百人一首といえば小倉百人一首が完成形と見られていますが、決してそういう訳でもなく、世の流れに沿って選び直すというのもあっていいように思います。過去の名歌や名文句から百首を選ぶとすれば、今ならどんな百人一首が生まれるでしょうか。『流行語大賞』や『今年の漢字』よろしく、そういう遊びがあっても面白いかもしれません。あくまで遊びとしてですが。


[一日三報]
[京都新聞] カエルの歌、ずらして鳴くよ オス縄張り主張?京大グループ解明

きょうのカエル。
輪唱するには理由がある。
カエルにしても何にしても、鳴くというのはその場が安定しており、近くに天敵などの姿も見えないといった状況とタイミングを測って行われるものなので、近くのカエルたちも割とリンクしやすいのかもしれません。

[WIRED] ホーキング博士「ブラックホールは存在しない」

誤解を招くタイトル。
正しくは「これまで考えられてきたようなブラックホールは存在しない」ということです。
難しいことは分からないので、何とも言えませんが。
でも「ブラックホール」という名称だったり、昔から言われ続けている「何でも吸い込む宇宙の穴」という表現は、分かりやすいけど事実とはずいぶんかけ離れているような気もします。

[CNN] 共食いネズミ乗せた幽霊船が英国に接近?

煽りすぎなタイトル。
でも昔からの幽霊船っていうのも、こういうところから生まれてきたのかもしれません。



1月27日(月)
昨日は「明智小五郎登場90年記念―守口と江戸川乱歩」展にご来場いただきありがとうございました。
人前に出て話す機会もあまりないもので、やたら緊張した態度になってしまいました。
テンパっていたので会場の写真なども撮影しておらず、掲載できるものもありません。
帰ってからは布団をかぶってうめいていました。
イベントは28日まで開催されています。

今年は明智小五郎90年といいますが、江戸川乱歩の生誕120年にもあたります。
さらに来年2015年は没後50年ということで、延長されなければ著作権の保護期間が失効となります。
著作権が切れると出版社や映像会社が使いやすくなります。
あとはまあ青空文庫とかも、準備しているかもしれません。
なので今年来年あたりは、またしばらく乱歩ブームが来るんじゃないかなと思っています。


[一日三報]
[東スポ] 53歳の“小学生フェチ”男は盗んだ養生シートで何をしていた?

この場ではあまり扱わない類のニュースネタですが、気になったのでリンク。
『帝都物語』の後半では、錯乱した男が地下に旧帝都を復活させるシーンがありましたが、単なる性癖を超えたノスタルジックな心理が窺えなくもないです。
楽しかったあの日々を再現しようとしたのか。
もうそこには誰もいないというのに。
でも盗んじゃだめ。

[AFP] カエルの求愛歌、ライバルや天敵も呼ぶ 国際研究

ホタルにせよサケにせよ、多くの動物は求愛行動に命がけです。
それでも果たそうとするのはDNAの神秘というものか。
人間の場合はそこまで危険ではないですが、結構面倒です。

[CNN] 経験不問、「ワニ対応官」を募集 米フロリダ州

せめて経験は問え。
ワニがいる日常というのもスリリングというか、嫌だな。



1月25日(土)
という訳で、明日26日(日)、大阪府守口市の京阪守口市駅前テルプラザ1階「地域交流センター・くすくすひろば」で開催されているイベント「明智小五郎登場90年記念―守口と江戸川乱歩」にて対談に参加させていただきます。
乱歩に対する思いや自分の執筆活動などを語りますので、興味をお持ちの方はぜひお越しくださいませ。
対談は14時から、入場無料です。

「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩」



1月24日(金)
近所の図書館へ行こうと思ったけど寒かったから無精して自動車で行って用事を済ませて帰ろうとしたら駐車料金が100円かかって払おうとして始めて財布を持って来なかったことに気付いて結局家まで歩いて帰って財布を持ってまた図書館まで戻って100円払って自動車でようやく自宅へと帰ってきたら借りた本を図書館の机に置きっぱなしだったことを思い出してとりあえずベランダの再生ネギに水をやった。
そんな昨日。
ちなみに再生ネギとは、スーパーで買った根付きネギの下数センチをカットして土に植えたもの。
成長してまたネギが収穫できます。
これぞ永久機関、夢の自給自足生活。
でも栄養が足りないのかそういうものなのか、再生ネギは買ったネギと比べると細く貧弱に育ちます。
なので2、3回の収穫が限度です。
また自給自足といってもネギだけではどうにもなりません。
人はネギのみに生きるにあらず。


[一日三報]
[読売新聞] 動画再生ソフト「GOMプレーヤー」更新で感染

[読売新聞] GOM Player、ウイルス感染チェック法

妙に気合いの入った報道がされています。
一般新聞紙でiniファイルの確認方法が掲載されるのも珍しいかと。

GOM先生はあまたの動画再生ソフトの中でもトップクラスの適応性と手軽さを持っていたかと思うので、困る人も多いのではないでしょうか。
受け入れ先はVLCか、MPC-BEか、私はもうWMPでいいじゃんって感じになっています。

それにしても問題なのは、高速増殖炉「もんじゅ」の情報漏洩がこのソフトであったという件。
そして内閣官房が全省庁に同ソフトの更新を禁じたという話。
原発関係の問題は色々ありますが、ひとつにこの程度のITリテラシーしかない人たちに扱わせているというのも恐いと思います。
もうお前らパソコン使うな、手でやれ、手で。

[日経新聞] 第4世代携帯、16年から ドコモなど4社が参入

そして4Gが普及する頃には3GもLTEも使い物にならなくなって選ばざるを得なくなり、高い使用料金も今まで通り継続されることとなるのでしょう。
そんなのいらないって人もいると思うのですが、どうか。

[AFP] ナマケモノとガ、切っても切れない共生関係 研究で判明

きょうの大自然。
哺乳類と昆虫類の共生関係というのも面白い話です。
でもナマケモノは別に怠けている訳でもないと思うのですが。
彼らは結果そうなっているだけの話で、きびきび動き回ったらたぶん色んな生態系が大打撃を受けると思います。
ナマケモノ(覚醒)。



1月23日(木)
「スマートシティ」のことがちょっと気になっています。
名前のカッコ悪さはともかくとして、スマートシティというのはITとかエコとかの技術を駆使して省資源や電力の効率化、環境に配慮した都市計画のことだそうです。
分かりやすいところでいうと、SFもので見かけるドーム型の町とか、ガンダムのスペースコロニーみたいな感じ。
あるいはドラクエの街。
だらだら地続きの町並みがあるのではなく、ポコンポコンとハイテクな街がある風景です。

最近注目を集めているのはパナソニックが神奈川県藤沢市の工場跡地に計画している「Fujisawa SST」(フジサワ サスティナブル スマートタウン)
名前のカッコ悪さはともかくとして、スマートシティ構想に基づいた街作りを計画しているようです。
とはいえ、電力も何もかもを自給自足できる街かというと、まだそういう具合にも至らないみたい。
まあモデル地区のひとつとして、政府とあいまって国内外へ売り込みをかけるつもりのようです。

3.11の震災以降、人々の都市に対する考え方も大きく変化しました。
そのひとつに、中央集権的な巨大都市化から、自給自足的なミニ都市化に期待を寄せる方も増えているように思います。
将来的にはやっぱりSFっぽく、ドーム型の自給自足タウンが乱立するようになるのでしょうか。
それはそれで楽しそうですが、その場合たいていドームの外は荒野で、あぶれた人たちが原始生活を送っています。

スマートシティについては、ちょっと注目しておこうと思います。
住まないし住めないけど。


[一日三報]
[CNN] テレビや冷蔵庫からサイバー攻撃 スマート家電普及に懸念

スマート的な話題。
スマートって何かね。
ハイテク化の進みすぎた家が逆に不便になってしまうという話は、昔の「こち亀」にもありましたね。
「機械仕掛けのオレん家」と、タイトルからして珍しくウィットが効いていました。
まだそこそこ面白かった時代です。

[毎日新聞] 田中投手:ヤンキースと7年契約160億円

昨夜の大きなニュース。
期待はされていましたが、それでも破格の待遇となりました。
すごいなあ、里田まい。

[AFP] 2013年「最悪のパスワード」は「123456」、米社調査

パスワードの流出で、パスワードの安直さが発覚したという話。
ていうかもうそろそろパスワードなんて止めにして欲しいとも思ったり。
生体認証がもっと手軽に普及すればいいのに。
まあそれもまた、色んな手口で破られたりしそうですけど。



1月22日(水)


いま話題の、かどうかは分かりませんが、有名な「貴様メール」、もちろんうちにも届いています。
三菱東京UFJ銀行を装った迷惑メールであり、特徴的なのは本文に「貴様のアカウント」と書かれていることです。
いかに銀行がご立派とはいえ、さすがに顧客を貴様呼ばわりするとも思えないので、これは迷惑メールであり、しかも日本語が不自由な国の方、かつ「貴様」の意味をそれなりに理解している方、ぶっちゃけ漢字の国の方から送られてくるのだろうと推測されます。

迷惑メールによる詐欺はもう何年間も、飽きもせずによく続いています。
警察発表によるとインターネットバンキングに係わる不正アクセス禁止法違反の被害総額は年間3億円にものぼり、一般資料によると迷惑メール全般に関する年間被害総額とその対策総額はあわせて7000億円とも8000億円ともされています。
最近はメールソフトやISPでも対策が進んでいるので、かつてほど迷惑メールは届きにくくなったと実感しています。
とはいえ、根絶には抜本的な対策というか、革新的なツールか連絡手段が登場しない限りは無理じゃないかと思います。

メールソフトもずっと同じのを使っていますし。
日進月歩のこの分野において、あり得ないほど取り残されているよね。


[一日三報]
[家電Watch] トップバリュのオーブントースターでガラス窓が破損する不具合

[NHK] 山善 トースター1万台余回収

少し前からのニュース。
イオンが自前でオーブントースターを作るはずがないので、どこに作らせているのかなと気になっていました。
ちょうど一週間後に発表されるというのがもう、ね。
近ごろは家電もPB(プライベートブランド)化が進んでおり、あるベースとなる商品を下に家電量販店やスーパーマーケットに対して、個別に付加価値を付けて流通させています。
いわゆるトップバリュブランドとか、○○電器オリジナルという奴です。
イオンやセブンアンドアイなんかだと、食料品もそうしていますね。
その効果は言わずもがなの、聞かぬが花。
個人的にはこういうのはPBではなく「覆面商品」と呼んでいます。
覆面作家のノリで。

[読売新聞] 被害者が容疑者写真をブログに…捜査資料を撮影

被害者が加害者にもなる時代。
こういうのはどういう心理状況から発生するものなのか。
自己顕示欲を気軽に発散できる場が生まれたというのもあるのかもしれません。
人のことは言えませんが。

[CNN] 火星の地表に突如現れた「謎の石」 NASA探査機が撮影

きょうの宇宙、ふしぎ。
プロ陰謀論者はここから地球滅亡のシナリオまで描き出します。



1月21日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
今年は作家江戸川乱歩の生誕120周年であり、名探偵、明智小五郎が誕生した作品「D坂の殺人事件」が執筆されてから90周年にあたるそうです。

江戸川乱歩の魅力については、一言で言うなれば「エンターテイメント小説の普及」であったかと私は思います。人によっては明智小五郎に代表される探偵小説の草分けともされ、あるいは「人間椅子」や「人でなしの恋」などの怪奇・奇譚小説の名手ともされ、さらには「少年探偵団」による少年ミステリの開祖ともされるだろう。しかしそれらを全て踏まえて見ると、純文学の時代において読者を楽しませることのみを追及したエンターテイメント小説の先駆けとなったのではないかと思います。乱歩は決してキワモノではなく、小説に極めて大衆的な娯楽を含ませることに成功した作家でした。その影響は現在でも多くの作家、出版社、読者の中で小説の基本となっているのではないかと思います。

現在、大阪府守口市の京阪守口市駅前テルプラザ1階「地域交流センター・くすくすひろば」にて「明智小五郎登場90年記念―守口と江戸川乱歩」展が開催されています。先の「D坂の殺人事件」は1924年に乱歩がこの地で執筆した作品だそうです。26日には私も対談に参加させていただく予定となっています。小規模な展示のようですが、もしお近くにお住まいの方はお立ち寄りくださいませ。オープン展示で入場無料です。

[参考] 「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩」


[一日三報]
[WSJ] アマゾン、消費者の注文前に発送する特許を取得

もう注文するのもメンド臭ぇ。
恐くもあり、有り難くもあり、消費社会における思考と嗜好のアルゴリズム解析が進んでいます。
気の早い人は「最近話題の送り付けサギじゃないか!」などと憤慨しているようですが、私はどちらかというと昔の「御用聞き」に近いんじゃないかと思ったり。
いわゆる三河屋のサブちゃん、サザエさん家に足りない物を聞いて届けてくれるようなシステム。
それが実現すればまた新しいスタイルが生まれそうですが、その前に特許取得というのがもう、ちゃっかりです。

[GIZMODO] 魔法のボタン!? スマホの液晶画面に物理キーが浮き上がる衝撃の技術のデモ

きょうのSF。
SEも含めたギミックにしびれます。
個人的にはいらない機能だけど、例えば目の不自由な方の点字サポートなどに使えるんじゃないかと思ったり。

[CNN] 「結婚強要しないから帰省を」 母が息子宛て全面広告

今時でうまい広告だなと思ったら、香港のお母さんからの切実なメッセージのようです。
日本でもそうですが、彼の地では儒教精神もあいまってより深刻な問題なのかもしれません。
晩婚化・少子化についてはさまざまな要因が絡んでいるので簡単に対策方法を見出すことはできませんが、ぶっちゃけまったく強制しない、プレッシャーをかけないというのも本当は良くないと思っています。
親の期待はそれはそれとしてハッキリと見せるべき。
強制されないからこそ個々の問題として重くのしかかってしまう、メリット・デメリットを考えてしまうから億劫になってしまう。
それで結局、うさん臭い婚活パーティや結婚相談所を儲けさせるだけになっている気がします。



1月20日(月)


週末は京都伏見で開催された酒蔵開きのイベントを訪れました。
日本酒作りが最盛期を迎えるこの時期は、全国各地の酒蔵で開催されています。
京都の伏見は兵庫の灘や広島の西条などと並ぶ酒の町です。
有名所では黄桜、月桂冠、松竹梅、豊祝などが作られています。



極寒の中でしたが、会場は大賑わい。
新酒の試飲やかす汁の販売などが行われていました。



もちろん、ゆるキャラも登場。
納屋町(なやまち)のマスコットキャラクター「なやまっち」。
前回総選挙では堂々の1086位(1580体中)でした。



ちらりと見たら、駐車場でしんなりしていました。



イベントの後には、近くにある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)へと足を運びました。





 

御香宮神社は香水(こうずい)の神社。
香水はコロン、トワレ、パフュームではなく、良質な水源という意味であり、すなわち酒蔵とも密接な関わりがあります。

 

 

どこの神社にも棲息している猫。
神聖な場所は猫にとっても安全地帯です。
今回は周囲に7匹確認できました。
みんな寒そうでした。

おわり。


[一日三報]
[毎日新聞] 福岡九州クボタ:社長謝罪「残米販売 もったいないから」

田舎名物のコイン精米機に落ちていた玄米を精米して販売していたとか。
農家の生まれでもったいないと思ってというのが言い分のようですが、ぶっちゃけ、農家の人も割と雑に扱っているよね。
でも個人的には、そんなに悪いことだとも思えなかったり。
ちゃんと回収して「精米機のあまり米」と明記して売れば良かったんじゃないかしら。

[CNN] 市長の食べ方は不適切? NYの「ピザゲート」事件

何が驚いたって、元ネタと思われる「ウォーターゲート事件」と状況も内容も一切関係ないところが。
言いたかっただけのようです。
まさか市長も「手で食えよ」と怒られるとは思わなかったでしょう。
日本だと都知事がおにぎりをお箸で割って食べるみたいな。
うん、どっちでもいいじゃねぇか。

[WIRED] 「PCの死」と「平等なウェブ世界の終焉」

いさかか極論ではありますが、PCの死と従来型WEBの終焉はいずれ起こり得ることだと思います。
面白いのは、デバイスの差はあるとはいえ、結局は「半固定化された箱庭的な自由」へと移行されるということ。
大多数の人は、整備されて立て札の付いた山登りを好みます。
鉄板とコンロと炭が常備されたアウトドアを好みます。
ミステリかホラーか青春か社会派かが明記された小説を好みます。



1月17日(金)


WEB漫画版「時間島」
第6話が公開されました。
よろしくね。


[一日三報]
[毎日新聞] 小笠原:「新島」まだまだ成長 最新画像公開

誕生当初は物珍しくて話題になりましたが、西之島と繋がりさらに拡大の様子を見せるとなると、にわかに不安な気分にもなってきます。
でもいっそ、このままどんどん拡大してくれたら、新大陸として面白くなりそうですね。
東京都 小笠原村 大字ムー大陸。

[読売新聞] 宇宙から発射監視、「ミサイル熱感知」開発へ

なんか漫画のドラえもんに、ミサイルとレーダーによる近代戦争を思いっ切り風刺した話があったのを思い出しました。
時代的にはたぶん米ソ冷戦時代の頃だと思いますが、藤子・F(ファナティック)・不二雄はたまにゾッとするような話を作るので油断できません。

※ちょっと調べたところ、 ドラえもんプラス (5) (てんとう虫コミックス) 収録の「ペンシル・ミサイルと自動しかえしレーダー」という作品でした。
「ドラえもんプラス」全5巻は、オリジナルのドラえもん全45巻には未収録の、ちょっとビビットな作品が多く収録されていますのでオススメです。

[CNN] 英動物園、サルの餌にバナナ禁止

サルにはバナナと言いますが、人間の好みに品種改良したバナナはあまりよろしくないようです。
まあサルだって本当にバナナが好きかどうか分かりませんしね。
私は去年のマラソン中、沿道でやたらとバナナを食わされました。
いや栄養補給に有効なのは知っているけど、そんなにバナナばっかり食えませんよ。
ランナーどものバナナ信仰も相当なものだと思います。



1月16日(木)
女の子の「ウチ」は男の子の「オレ」と同じようなニュアンスと使い方になる。
それはかつての「アタシ」や「アタイ」に変わるものだと理解した。


[一日三報]
[AFP] トノサマバッタのゲノム解読、効果的な駆除に期待 中国研究

きょうの昆虫。
いわゆるイナゴ。
イナゴとはイナゴ科の昆虫の総称であり、トノサマバッタは含まれませんが、大量発生により稲作に深刻な影響を与えるバッタ目については、イナゴあるいは蝗害(こうがい)と呼ばれます。
大量発生のメカニズムと、その特殊な体形変化については記事参照。
食う物がなくなったら群体飛行形態にトランスフォーム(世代交代)します。
中国は公害も蝗害も深刻です。

[産経新聞] ドコモ、異例事態 サムスンと距離 新OS搭載スマホの発表再延期

どうも泰然としていないタイゼンの話。
ていうか発表当日に延期が報じられる時点で、部内のてんやわんや師匠っぷりが窺えます。
これはもう、ダメになるかもしれませんね。

[大分合同新聞] “XP更新が間に合わない” 大分県

ずいぶん前から発表されていたのにね。
別にマイクロソフトを擁護する気はありませんが、どこのメディアも該当機関の怠慢を指摘せずに「間に合わない」と、まるで理不尽な緊急対策を迫られたかのように報じているのもどうかと思います。
それはそれとして、いっそこれを機に『脱Windows』に走るというのも、ありやなしや。



1月15日(水)
さっき何気なく部屋の窓を見たら、薄く氷が張っていました。
しかも内側から。
触ったらパリパリ鳴りました。

寒い、とはいえ奈良ではめったに雪が降ることもなく、気温が零度を下回るのも深夜から明け方にかけてくらいのものです。
それでもこんなことが起きてしまうのは、部屋の窓が日の当たらない北側にあるから、くわえて結露が激しいからのようです。
蒸発せずに残った結露が薄く膜を張り、それが外気温にさらされた窓によって凍ってしまったようです。
あまり見ない現象ですが、そんな部屋にいる自分がちょっと嫌になりました。
どうりで、寒いと思った。

北国の人が言うには、自分の町の家や建物よりも、関西のそれの方がよっぽど寒いとか。
二重窓じゃないので窓全面から冷気が伝わってくるし、全館暖房もなくスポット暖房が基本でそのうえ節電などと寝惚けたことを言っているので、室内が特に寒く感じられるようです。
まあそれでも凌げるからいいのですが。
せめて内側には氷の張らないようにしたいと思います。
修業しているんじゃないんだから。


[一日三報]
[産経新聞] 絶滅危惧種「増やし過ぎて」1121匹に 無許可譲受容疑で書類送検

絶滅危惧種を勝手に増やすと犯罪になるそうです。
繁殖が困難なだけに大発見だと思うし、どうせなら繁殖のノウハウを聞いたり任せたりすればいいと思うのですが。
国も研究やら何やらで機関に余計な費用を出さなくても良くなるのに……ああ、だからダメなのかな。
天から下ったりとか、色々あるだろうし。

[AFP] 経歴詐称が横行するインドIT業界、履歴書チェックが一大産業に

このしたたかさ、嫌いじゃない。
日本の人、特に若い人がアルバイトや就職面接に臨む際、履歴書に書くことがなくてどうしようという話を聞きますが、そういう人って凄く真面目でいい子で使えない子なんだろうなと思います。
どうせバレないんだから、何だって書けばいいのにね。
もちろんバレたら経歴詐称になるけど、それで逮捕される訳でもないのにね。
とか書いたら、色々と問題になりそうだからやめておくけど。

[毎日新聞] ヒトデの目は見えていた!

家政婦は見た的な。
凄いと思ったけど、せいぜい200画素、200万ではなく200画素程度とか。
だいたい16×12ピクセルくらいか。
まあそれで充分なのでしょう。



1月14日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
年明け早々、電子書籍業界について気になる事象が報道されました。

昨年12月26日、ローソンが運営するAndroid向け電子書籍配信サービス『エルパカBOOKS』は、来月2月24日をもってサービスの終了を発表しました。これにより電子書籍の新規購入、再ダウンロードに加えて、購入済の書籍についても閲覧できなくなることとなります。なお運営側はユーザーに対して購入済み電子書籍代金相当の『Pontaポイント』を返金するとしています。

[参考] エルパカBOOKS(電子書籍)サービス終了のお知らせ

サービスの終了によって新しい電子書籍が購入できなくなるのは当然としても、購入済みの電子書籍まで読めなくなるのはどういうことか。そこには電子書籍に関する著作権管理の問題、いわゆるDRM(デジタル・ライツ・マネージメント)が関係しています。簡単に説明すると、現在、電子書籍の購入については、『書籍そのもの』を購入しているのではなく、サービス提供会社ごとに異なる『書籍を閲覧できる権利』を購入しているという形をとっています。そのため提供会社がサービスを終了してしまうと、ユーザーの閲覧権利も無効となってしまうのです。本屋さんが潰れちゃったので、そこで買った本は本棚から全て回収される、ということです。これは『エルパカBOOKS』に限らず、どこの電子書籍販売会社でも同じ方式をとっています。どうしてこんなことになっているのかを説明するのは難しいですが、ともかく現状はそういうルールなのです。

『エルパカBOOKS』については2011年7月にサービスを開始して以来、たった二年半ほどで終了してしまうことになりました。さすがにそれでは申し訳ないと思ったのか、購入代金の全てを返金するようです。(Pontaポイントですが、というか、全額返金できるほどしか売れなかったのか)。ただこれも『おわびの気持ち』であって法的措置ではありません。電子書籍は積極的な展開が推し進められていますが、いまだにこういう危うさが存在しているのが現状です。ごく一般的な感覚として、せめて同一コンテンツのデジタルデータについては、どこの電子書店でも共通に扱って欲しいものですが、まあ、そこでもまた揉めることにもなりそうです。


[一日三報]
[産経新聞] ローマ法王のハーレー、競売に 慈善団体支援で

法王が革ジャン着てサングラスかけて葉巻くわえてハーレーをドルンドルン鳴らしているのかと思ったら、そうでもないみたい。
ていうかこれ、法王的には「ワシこんなんいらんよ」ってことなのかな。

[GIZUMODO] 壁からポンッと飛び出すスマートなコンセント「Pop-Out Outlet」

可愛くて機能的でなかなか良い。
でも一度ポップアップさせると、二度と収納させることはないかも。

[らばQ] 「こんな環境で読書してみたい!」本好きにとって夢のような20の家具

いいなと思ったけど、これは読書をしてみたいんじゃなくて、読書をしている自分の姿をこう見られたいっていう、歪んだ自己顕示欲を満たす家具じゃないかと思ったり。
本を読んでいると家具が見えないし、家具を眺めていると本は読めないし。

どっちかっていうと、読書する時は棺桶みたいなカプセルみたいな物に収まっていたいです。



1月10日(金)




図書館で借りた本に誤植がありましたが、すでに誰かが校正しくれていたので、無事に読み進めることができました。
図書館の本にはたまにこういう記録、一冊の本の人生が垣間見えるので面白いです。

なお書籍は桃源社刊『江戸川乱歩全集1』、うち収録の『一寸法師』より。
誤植と言うよりもデジタルのコピペミスっぽいなと思ったら、平成18年の発行でした。


[一日三報]
[AFP] インドネシア「死の動物園」でライオンが首つり

ライオンが自殺? と思ったら、飼育員による事故のようです。
わずか数年で数百匹の動物が死亡、状況が気になるところです。

[GIGAZINE] なぜ赤ちゃんや幼い頃に体験した記憶を人は忘れてしまうのか?

七五三、七つまでは神様の子という話もありますが。
要は神様の子から人間の子へと移り変わる時期、七歳前後における脳内検索(思い返し)がまだ下手なために、それ以前の記憶がロストしていくのではないかという説です。
何となく納得できるのは、逆に高齢者が昔のことをよく覚えているのに、直近の出来事を度忘れしてしまうことにも似ているからかなと。
記憶エンジンの未熟さや老化だけではなく、検索エンジンにも同じことが言えるのでしょう。
デジタル時代の僕らには分かりやすいかもしれません。

[ITmedia] かゆいところをかくとなぜ気持ちいいのか 脳内メカニズム解明

アトピー性皮膚炎を患っている人を見ると、痛みよりも痒みの方が拷問かもしれないなと思う次第です。
もしかするとこの研究で劇的な改善が期待できる、かもしれません。



1月9日(木)
昨日書いたスノボ旅行の際、一番困ったことはiPhoneの充電でした。
日帰り弾丸ツアーの際はコンセント確保が難しく、また移動距離が長いせいか、あるいは電波の届きにくい山間部にいるせいか、普段よりもかなり速く充電が失われてしまうのです。
特に私は写真をよく撮影するので、その減りっぷりは半端ない。
たった一日どころではなく、半日くらいで電池ヒトケタ%になってしまいます。

それで結局この間は、巷で見かける銀色の充電ボックスを利用して充電する羽目になりました。
具体的にはここの製品です。
まあ一度使ってみたかったという思いもありました。
ところがそれが、200円で30分間の充電でしたが、30%までしか回復しませんでした。
てっきり100%フル充電にしてくれるものと思っていたのにガッカリしました。
まあ緊急用とすれば充分かもしれませんが、200円という金額も含めて色々と足下を見られた気分になりました。
もちろんこの充電ボックスが悪い訳ではなく、認識の違いです。
ボッタクリというのは往々にして、提供者と消費者との認識の違いによる発生するものです。
いやいやボッタクリじゃなくて。

で、あまりに気分が悪かったので、その30%の充電を駆使してアマゾンで充電器を買っちゃいました。



cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version マルチデバイス対応モバイルバッテリー

いわゆる携帯型バッテリー。
「よつばと!」のダンボーバージョンです。
ランボルギーニ・みうらは付いていませんでした。



サイズはちょうど、「魔神館事件」の幅と厚みと、半分くらいの高さ。
気になる方は当然お手持ちのはずの弊著より確認してみてください。
大容量10400mAhを選んでしまったせいで、アマゾン購入でよくある、「思ったよりでかいな」という感想になりました。



付属品はこれだけ。
質感はかなりいいです。
またパッケージや、撮影し忘れましたが説明書にもこだわりが見られました。



コネクタ部はこんな感じ。
INPUT部に付属のミニUSB端子を挿して、通常USB端子をパソコンやコンセント変換機を用いて充電できます。
モバイルへの充電は1Aか2.1A側で、ケーブルは別途用意する必要がありました。

使用感としては普通に充電できました。
大容量なのでiPhoneなら約5回分もフル充電できるようです。
あらためて見ると「そんなに必要だったか?」とも思いますが、まあ他にも役立つことがあるでしょう。
旅先できっと活躍してくれるはずです。

ちなみに価格は3,750円。
200円の充電ボックスが18回使用できる計算です。
な、何度でも使えるからこっちの方がお得なんだよっ!


[一日三報]
[AFP] 米脱走受刑者、あまりの寒さに出頭

こんなに寒波が激しいと、路上の騒動や強盗事件も減りそうです。
ホームレスさんとかバタバタ死んじゃうんじゃないの?

[北海道新聞] 北海道・旭川市のゆるキャラあさっぴー、旭山お断り「動物驚く」 グッズ販売も駄目

まあ「動物が驚く」というのは建前であって、「動物園にはそぐわない」というのが本音だと思います。
動物園では動物を見るべきでしょう。
ゆるキャラは野放しにしておくと役所でもなんでも入り込んでしまうので、線引きはあっていいと思います。

[GIZMODO] SF映画で俳優が真剣に見つめるコード、よく見ると…んん?

「マトリックス」とかも結構変だったよね。
あとテレビドラマなんかでパソコンを使っているシーンも、おかしなことが多いです。
作る方は大変だと思いますが。



1月8日(水)
年末年始は恒例となっているスノーボード旅行に出かけました。

年末は飛騨山脈の立山。
巨大な雪を切り開いた立山黒部アルペンルートが有名ですが、スキー場ももちろんあります。



雪の具合はこんな感じ。
ごらんの通り、アホみたいに寒かったです。



ゲレンデはこんな感じ。
山の向こうは平坦な富山平野が広がり、その向こう、空との境目には富山湾が見えました。
写真では伝わりにくいですが、絶景でした。

年始には岐阜県の高鷲スノーパークへ行きました。
こちらはもうお馴染み。
他と比べるとゲレンデは滑りやすく、いくらかアクセスが良いので、いつも人でごった返しています。
その分、設備も整っています。



ごった返しています。
混雑している上に慣れない人も多いので、なかなか危ないことも多いです。
救助バイクもビュンビュン走っていました。
まあ、あのミハエル・シューマッハが事故ってるんだから、凡人に安全なはずねーわな。



遠景はこんな感じ。
立山に比べるとダイナミックさにはかけますが、やはりいい景色です。
私はむしろ、こういった景色を求めて行っているふしもあります。

今シーズンは後どれだけ行けるかな。


[一日三報]
[デイリースポーツ] やしきたかじんさん死去 64歳

昨夜に報じられたニュース。
関西のスポーツ新聞はのきなみ一面で報じられています。

現代社会における偉人とは、本当に偉かった人と、メディアで偉かった人との二種類に分けられます。
関西のテレビでヒット番組を連発したこの人は、いわばメディアにおいて多大な貢献、お金を稼いでくれた人手なので大きく報じられるようです。
たとえば萩本欽一さんも同様、私の世代ですらすでに昔の人であった彼が未だに絶大な権力を有しているのは、彼のお世話になった人たちが今みんなメディアの重職に就いているからです。
そりゃ誰も逆らえませんな。

それはともかく、特に関西で愛されていた方だと思います。
西成(にしなり)のやかましいおっちゃんでした。

[AFP] 体感温度マイナス53度も…米国に大寒波到来

[AFP] 北米の大寒波、原因は「極渦」の弱化 温暖化も影響か

相変わらずスケールの大きいアメリカ。
日本列島がすっぽりおさまるサイズの寒波というのが凄いです。
もうみんな冬眠すればいいと思う。

[朝日新聞] 通行人の顔、カメラで撮影し追跡 大阪駅ビルで実験へ

随分と否定的な論調ですが、私は別にいいんじゃないかと思ったり。
監視社会の危険性が囁かれますが、もう充分監視されているわけですし。
不特定多数の一般人が、一部の異端な人を勝手に写真撮影して、SNSにアップして笑い合う社会ですし。
それがテロや過激派からの安全に繋がるなら監視してもらった方がいいんじゃないでしょうか。

その上で、みんな仮面を着けて外出すると面白いと思います。



1月7日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
今年は午年ということで、馬にちなんだ小話としてまず思いついたのは、写真家のエドワード・マイブリッジの話でした。

馬は太古の昔より人と密接に関わりのあった動物でした。人や荷物を運ぶための乗用・運搬用として、あるいは肉や乳を得るための食用として、そして騎馬兵やローマ時代の戦車のような軍用として、人は馬を利用してきました。

しかしそれほど繋がりのある馬の生態の中でも、19世紀まで解明できなかったことがありました。それは『馬は走っている時には宙を浮いているか?』という謎でした。全速力で疾走する馬の足がどのような運動をしているのか、人の肉眼では判別できず、ほんの130年ほど前まで分からなかったのです。

そこで1878年、イギリスの写真家エドワード・マイブリッジは、電気技師と協力して、馬の動きを連続に撮影できる装置を開発。12台のカメラを並べて、電気信号で次々とシャッターを切る代物を使い、真横を疾走する馬の撮影に成功しました。その結果、『浮いていた』という結論に達し、人は長年の謎に決着をつけることができました。

そしてこの連続写真に触発されたエジソンは後に映写機キネトスコープを発明。その後リュミエール兄弟によるシネマトグラフへと繋がり、映画が誕生しました。馬は映画、のみならず、現代ではありふれた動画そのものを生み出すきっかけともなったのです。

身近な謎が世界を変えることもある。
今年も日々、一瞬を大切にして過ごしたいものです。


[一日三報]
[ITmedia] Google、ホンダやGMらとAndroidベースのアライアンス「OAA」を立ち上げ

いよいよ乗り込んできた話題。
自動車における技術革新と言っていますが、結局は車載ディスプレイ、すわなち現在のカーナビ位置の取り合い合戦になるんじゃないかと思います。
Appleも仕掛けてくるか、アルパイン、ケンウッド、イクリプス、ユピテル等の現カーナビメーカーは大丈夫かしら。
やっぱりドコモやソフトバンクは乗り遅れそうです。

[産経新聞] 誰がなんのために…自転車70台からサドル盗み公園に陳列

きょうのサドル。
『しかも女性用、男性用に関係なく……』という記事に、サドルを盗まれるのは女性用に決まっているという変態性癖の固定観念が窺えます。
そして最後に紹介される例の事件。
そろそろ許してやれよ。

[AFP] ネット接続型「スマート歯ブラシ」で楽しく歯磨き、仏ベンチャー開発

凄い、と思ったけど、これなら市販の歯垢染色剤(みがき残しが赤く染まるやつ)でいいんじゃないかしら。
無理にネット接続にしなくてもいいと思います。

こう、ハブラシのヘッド部分だけを口に含んで、スマホの画面でラジコン操作できるとか。
小型カメラ内蔵でまるで探険気分みたいな。
そういうのがいいです、使わないけど。



1月6日(月)


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

[一日三報]
[産経新聞] うれしい忘れ物、679億円を山分け

景気のいい話。
オチがいい、まあそう言うだろうね。

[AFP] ヤモリをまねた超極細毛で壁を這うロボットを開発、カナダ大

伝説の脱獄王こと白鳥由栄は、かつて人から「どうしてそんなに脱獄できるのか?」と尋ねられた際、「ヤモリを考えてもらえばいい」と答えたとか。
壁を登るロボット、子供用のラジコンくらいになると楽しいかも。

[GIGAZINE] 新型Mac Proがさっそく分解され、意外なメンテナンス性の良さが判明

外見はアップル伝統の『ゴミ箱デザイン』を踏襲していますが、中身はなかなかカッコイイ。
しかし、かつてのトラブル機『MacG4 Cube』が思い出されてちょっと心配です。

こういうデザインなら、本体にiPhoneを填め込んだらその場でPCも操作できる、みたいな機能が欲しかったな。