the shadow of silver
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1月30日(金)


体温計を買いました。
テルモ 電子体温計 ET-C231P
特にこだわりもなかったのでアマゾンでポチりました。

先日、風邪を引いた際に家にある体温計を使ったのですが、長らく使っていなかったせいか検温終了までにやたらと時間がかかるようになっていました。
電池ではなく、機械の故障のようなので、どうしようもありません。
それで、忘れない内に新製品を買っておくことにしました。

新しい体温計はなんと検温20秒。
なんでも20秒間の体温上昇値を独自のアルゴリズムで解析して、予測で体温を導くという仕組みだそうです。
なお、そのまま10分間検温を続けると、実際の体温を測ることもできますが、それが20秒間の予測体温とほぼ変わらない精度ということで、レビューでは評判になっています。
いや、体温計も進化しているものですな。

ちなみに風邪はもう治ったので今の体温は平熱でした。
しかし、体温計を買うという行為って、自ら発熱を期待している風にも感じられて、ちょっと躊躇してしまいますな。
黒いネクタイを買う心境といいますか。

[一日三報]
[千葉日報] ヤギやモモンガも 道ばたには3700万円 昨年の拾得物 千葉県警まとめ

グラウンドにゼニが埋まっているかどうかは知りませんが、道ばたには3700万円落ちています。
家の庭にはヤギが、コインロッカーには位牌が。
それぞれに、それぞれのドラマがあると想像すると楽しそうです。

[CNN] 死んだはずの猫、埋葬の5日後に「復活」 フロリダ

きょうのペット・セマタリー。
車にはねられた上、生きている内に土に埋められて、あげく出てきたら「ゾンビ猫」よばわりとは。
大切にしてあげて欲しい。

[CNN] 土星の200倍の環をもつ天体発見

きょうの宇宙。
「いわば超土星と考えてもいい」と専門家は指摘
うん、何言ってんのか分かんない。
なお原文では「スーパーサターン」('Super Saturn' )
ビックリマンチョコみたいです。



1月29日(木)
むかし 『三十の大台に乗る』 や 『四十の大台に乗る』 を 『砲台に乗る』 と聞き間違えて、「いよいよ発射される順番が来た」、みたいな意味合いだと思っていた。
そんなに間違ってもいなかった。

[一日三報]
[GIGAZINE] Apple Watchは2015年4月出荷開始だとAppleのティム・クックCEOが発言

そういえばそんな話をしていたね、というレベルまで忘れられている感のあるApple Watch。
派生の製品としてはありかもしれませんが、とても革新的なイノベーションをアレするようには思えません。
ていうか「最大4時間使用可能」というのは、腕時計としてどうなのか。

[AFP] 古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち

みんな大好き古代生物。
記事イラストの岩みたいなのは、骨の皮を持つ「板皮類」という種類の魚だとか。
人間も含めて、現代の生物が信じられないほど精密な構造や機能を持っているのも、古代生物たちの『進化の冒険』があったお陰なのだろうと思います。

[WIRED] 知性を「クラウド化」し、死から解放される未来

最終的には、『人類のいない人類の社会』になるのかも。



1月28日(水)
イアホンで音楽を聴いている際、ふいに曲の途中で再生を止めたら耳に急ブレーキがかかるような感覚。
何か名称あるのかな。
耳走りとか。

[一日三報]
[ASCII] UCI、ゆで卵を「生卵」に戻す方法を発見

最初からゆでなきゃいいじゃん。
ということではなく、タンパク質の不可逆な変成を戻すという点で、重大な発見に成り得るというもの。
生卵とゆで卵の関係は、その変成を分かりやすく説明できる例として有名なので、それを覆したということで大きな話題となっています。
後はその、戻した生卵で「卵かけご飯」が食えるかという所ですな。

[らばQ] 中国でスケールの大きな詐欺…なんと偽の銀行を丸ごと用意して38億円をだまし取る

きょうの中国。
スケールが大きいというよりは、銀行に対する信用の問題かと。
考えてみれば、自分のお金をどこかに預けることに対して、結構私たちも無頓着になっているかもしれません。
日本でやればどの段階で摘発されるか、気になるところです。

[産経新聞] 「公然わいせつ」にダブルスタンダード?

アメリカの人ってすぐに脱ぐよね。(暴言)
興味深いのは「公然わいせつ」の公然とは、第三者からの視点が関わっているものであり、それを「わいせつ」と認めるかどうかは、ぼんやりとした多数決に過ぎないということ。
ふんどし一丁で出勤したら呼び止められそうですが、みんなで神輿を担いでいたら応援される、みたいな。
裸でなにが悪い。
今はただ寒い。



1月27日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日21日に作家の陳舜臣が90歳で亡くなられました。「枯草の根」「敦煌の旅」「秘本三国志」「小説十八史略」などで知られており、特に中国の歴史をテーマにした作品を数多く残されました。ご本人は神戸の元町生まれですが、祖先は中国・福建省の出身だそうです。さらに遡れば後漢時代の政治家陳寔(しょく)、また三国時代の政治家陳羣(ぐん)の末裔にあたると語っていたのは、いかにも中国というか、さすが大作家という印象を抱きます。

陳舜臣の作品については、私自身はさほど傾倒しておらず、有名どころを何冊か触れたくらいに過ぎません。ただ、ひとつ印象に残っているのは、中学生のころ、友達から「諸葛孔明」を借りましたが、全く読めずに数ページだけ目を通して返してしまったことを覚えています。いや、陳舜臣の作品をご存知の方はお分かりでしょうが、別段難しいものでもなければ、むしろ圧倒的に読みやすく、分かりやすい小説だったはずです。それでも私はさっぱり読むことができず、何の面白味も感じることができませんでした。たぶんそのころは漫画とゲームと楽器と部活動に励んでいたので、小説なんてとても読める状況ではなく、まだ読み方も分からなかったのだろうと思います。

三国志の知識もゲームならスポンジのように吸収できたものですが、文章になると全く頭に入って来ませんでした。陳舜臣の祖先とされる陳羣といえば曹操が建てた魏国の重臣。ゲームだと武力は全然ダメですが、知力と政治力がすごく高いので、軍師か内政担当にすればとても役に立つ人です。あと史実では九品官人法という人材登用制度の制定に携わっており、これは隋の時代に科挙が導入されるまで350年以上も保たれていた、歴史上でも極めて重要な法律です。そういうことは知っていても、小説は読み下せませんでした。

本を貸してくれた親切な友達とはもう疎遠となってしまいましたが、今、私が物書きをやっていると知れば、きっと苦笑いされるように思います。人生、何がどうなるものか分かりません。亡くなられたのを機会とするのは失礼ですが、陳舜臣の「諸葛孔明」、ちょっと探して読み直したいと思いました。

[一日三報]
[CNN] 接客のヒト型ロボット導入へ、19カ国語対応 日本の銀行

pepparくんを作った、ソフトバンク関連のロボット企業によるもの。
でもpepparくんではなく、元から同社で開発していた主力製品だそうです。
接客用としていますが、防犯目的もあるんじゃないかなと思ったり。
攻撃するんじゃなくて、カメラを搭載しているとか、人質に取られないとか。

[GIZMODO] 羽のように身軽。スプリング付きランニングシューズ「Enko」

ジョガーとしてはちょっと気になる製品。
速く走れなくてもいいから、足腰への負担を軽減できる方がいいです。
ドクター中松もこういうのを作ればいいのに。

[産経新聞] まさかコンビニで…トイレ盗撮、コンセントに隠しカメラ 34歳男を逮捕

男性店長(56)を盗撮、はともかく、これはサッパリ分からない。
こういうセンサーつきのコンセントも一般的にあるので、見分けがつきそうにありません。
見つけられるのは、元々ここにコンセントなんて無いと知っている人だけ。
「部屋にコンセントが増えている」って、ちょっとしたホラーですね。
ゴゴゴゴゴ……



1月26日(月)


週末はスノーボードに行きました。
場所は岐阜県の「高鷲スノーパーク」
気が付けば、毎年行っているゲレンデです。



今年は漫画の「ドラゴンボールZ」とコラボレーションしたらしく、いたるところでドラゴボ展開されていました。
春には「新作アニメ映画」も公開されるとのことで、いいタイミングなのではないでしょうか。
高鷲スノーパークは数年前に経営が変わってからは色々とリニューアルがなされています。
こういう「旬のコンテンツを引っ張って来る力」も重要なのでしょう。



レンタル・ベジータ。
「オレの力を借りたいかぁ! カカロットォ!」みたいな。
万年無職の王子にも転機が訪れました。



ゲレンデもドラゴボ。



名実ともにフリーザな雪像。



クオリティはともかく、よく頑張っています。



なお、いい天気でしたがゲレンデコンディションは悪く、足下はガリガリのシャーベット状態でした。



隕石も降っていました。



かっこいい降雪機械。
いいよね降雪機械。

おわりンボール。

[一日三報]
[NHK] スマホに「消せないメッセージ」 注意を

画面に表示されて消せないって、一昔前のパソコンウィルスみたいです。
スマホは色々と設定が簡略化されすぎているので、結構どうしようもない事態になることもありそうです。

[GIZMODO] アマゾンが独自映画製作、劇場からネットへ1~2ヵ月で公開

みんな大好きアマゾン。
今度は映画業界に殴り込みます。
でも業界が活性化するのは、制作会社としても俳優としてもありがたい話で。
大作ほど無駄金かけずに、ショートほど安っぽくない、中作くらいが増えると楽しくなりそうです。

[ナショジオ] ヘビの口から這い出るヘビ

エイリアンでこんなヤツ見た。



1月23日(金)
最近聴いた音楽のまとめ。
Twitterでも紹介していましたが、"Between the Buried and Me"というアメリカのバンドを聴いています。
カオティック・ハードコアとかプログレッシブ・メタルとか、よく分かりませんが、そんなジャンルのようです。
メタリカ、パンテラ、キング・クリムゾン、ピンク・フロイドをミックスさせた、マハヴィシュヌ・オーケストラみたいな感じ。
万人受けはしないかもしれませんが、合う人には合いそうです。


Alaska/Between the Buried and Me
デス系かと思ったら予想以上に器用。ツギハギみたいな構成が面白い。メタリカ? パンテラ? 明らかにクリムゾンのリフもある。メタルプログレ? いいね!


Colors/Between the Buried and Me
メタルプログレにジャズミックスの大作。音の波はジョン・マクラフリンか。これでデス声というのがまた。他とは一線二線を画している。すごく面白い。


Colors Live/Between the Buried and Me
"Colors"のライブ盤。1枚目は原曲と同じセットリスト。こういうのは"Chaotic Hardcore""Progressive metal"というらしい。それにしても、アホみたいに上手い。
2枚目は"Colors"以前のライブ音源を収録。初期はメロデス傾向が強くて構成もまだシンプル。こういう経緯を経て独自の音楽を見出したのかなと感じられる。


The Great Misdirect/Between the Buried and Me
前作ほど遊んでいないけどまとまりが良くて好き。ギター重視。一曲が長くなりつつある、というか、もうまとめて一曲でもいいんじゃないか。


Parallex: Hypersleep Dialogues/Between the Buried and Me
3曲30分。曲名と一曲が長くなるのはプログレ系の宿命か。以前よりも古臭くなってきたかも。


Parallax II: Future Sequence/Between the Buried and Me
"Ⅰ"と続けて聴けばより楽しめる。えらくカラッとしちゃった?宇宙というかSFシンフォニック感が強くなった。

[一日三報]
[ITmedia] 「クロネコメール便」廃止 「信書」めぐり「顧客が容疑者になるリスク、放置できない」

社会的な問題とも言えそうな出来事。
安くて便利なサービスだったので、困る人、困る企業も多いことでしょう。
作家さんやデザイナーさんもよく活用しています。
もしかすると、単にクロネコが利益の少ない小口対応を切り捨てようとしているのか。
あるいは、仕事を取られた郵便局絡みの陰謀なのか、そういうことも疑ってしまいます。

[日経BP] [データは語る]2014年に流出したパスワード、最多は「123456」で2位は「password」

よし私のはないな。
どんなパスワードでも流出すれば終わりという話もありますが、それでもやっぱり安易な設定は控えた方が良さそうです。
ある程度の法則性を持って設定しておけば、数が増えてもまだ思い出しやすくなります。
ていうか、世の中パスワードだらけだよね。

[産経新聞] 西之島、東に数百メートル拡大

頑張れぼくらの西之島。
すくすく成長しています。
でも溶岩とはいえこれだけ土地が隆起すると、代わりにどこかの土地が沈まなければ帳尻が合わなくなる気もするのですが、大丈夫なのかな。



1月22日(木)
「マネキン買い」を、「ショップのマネキンと同じ服装で一式買う」とは知らず、「マネキンを買うフェチ的なアレ」だと思っていました。
もしくは「マネキンGUY」。
男性マネキンの、あの不自然な笑みを浮かべる白人男性にキュンとくるみたいな。

人形愛、ピグマリオンコンプレックスといえば江戸川乱歩。
「人でなしの恋」とか「白昼夢」とかを読むと、絶対この人その気があったんだろうなと感じます。
漫画の「ローゼン・メイデン」も読んでみたけど、あっちはちょっと違う感じ。
人形はね、動いたり話したりしちゃダメなんですよ。
それは愛する本人の脳内作業でないと、それを客観的な視点で描かれるものでないとダメなんですよ。
つまり人形愛というのは、死体愛に通じるプラトニックなエフンエフン……

まあ私にはサッパリ理解できませんが、そういう趣味もあるそうですな。
いいよね、マネキン買い。

[一日三報]
[ITmedia] 「Windows 10」発表イベントまとめ

みんな大好きマイクロソフト。
Windows10に限らず、会社の新製品発表会のようです。
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のHoloLensにはちょっと期待。
Xboxで培ったノウハウも活かせて、楽しいことができそうに思います。
ところで、スマホはもう諦めちゃったのかな。

[CNN] 米空軍のUFO調査記録、ネットでまとめて公開

なぜか記事にリンクはありませんが、くだんのウェブサイトはこちら。
英文ではありますが、ワクワクできる膨大な資料公開です。
『Xファイルな人たち』への燃料投下。
ゴミの山から新たな陰謀発見を期待しています。

[産経新聞] 東京-大阪「10分」 「マッハ2・5」戦闘機並み「真空チューブリニア」開発に取り組む「中国」「米国」の“本気”

きょうの未来。
カプセルに入って、真空チューブでシュバッと移動する装置というか、乗り物です。
記事内の『リニア中央新幹線は時代遅れの産物になりかねず、』という見解はさすがに浅薄ですが、やっぱり宇宙時代の乗り物といえば、こういった物を期待してしまいます。
短距離使用も可能で、大幅なコストダウンと運賃安に繋がるなら、世界が変わるかもしれません。



1月21日(水)
人はいくつになっても「俺にもっと能力(チカラ)があれば……」と思い続けている。

いつか見えない何者かから「能力(チカラ)が欲しいか……」と問いかけられるのを待っている。

明日あたりにでも「ドクン……」ってくるんじゃないかと楽しみにしている。

でもある程度歳を取ると、今度は心筋梗塞を疑い出す。

[一日三報]
[CNN] アフリカの高地でマス養殖 日本にも輸出

レソトでトラウト・ハッチング。
映画『砂漠でサーモン・フィッシング』的な。
おいしさと安全性が認められるならアリだと思います。
お寿司屋さんの主役といえばマグロのイメージですが、回転寿司だと確実にその座はサーモンに譲られていますね。
安定した味とカスタマイズの多様性。
「あぶりトロチーズサーモン」とか、もう何食ってんのか分かんない。

[読売新聞] 一斗缶一杯が茶わん一杯に…ミツバチ失踪相次ぐ

きょうのCCD(蜂群崩壊症候群)。
蜂の量をはかる感覚に「一斗缶」とか「茶わん」が使われていることが興味深いです。
農薬か否か、ストレスか否か。
この問題も意外と長く続いています。
アメリカの現状とかどうなっているのかな。

[AFP] 太陽系に未発見の惑星2つ?天文学者ら

実は太陽を挟んだ裏側には、地球と全く同じ公転周期を持った反地球「ネメシス」が存在しています。
というSFネタも今は否定されていますが、太陽系の中でも意外と見つかっていない星もあるようです。
板垣さんに探してもらおう。



1月20日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先週末、奈良県明日香村川原の丘陵地にある小山田(こやまだ)遺跡で、7世紀中ごろに築かれたと見られる巨大な溝が発見されました。これまで全く知られていなかった遺構であり、古墳であれば当時の最大級になると見られています。県立橿原考古学研究所は、舒明(じょめい)天皇(593年-641年)、あるいは蘇我蝦夷(そがのえみし)(586年-645年)の墓である可能性を指摘しています。

飛鳥、明日香村の話については 弊著『へたれ探偵 観察日記』 でも紹介させていただきました。これまでこの地には養護学校が建っていたとのことで、今回、校舎改築にあたり発掘調査をしたところ発見に至ったそうです。相変わらず『掘れば何か出る』明日香村。新発見は喜ばしいことかもしれませんが、件の校舎建築については、遺構の保存も含めて今後検討されることとなりました。

舒明天皇は敏達(びたつ)天皇の子、押坂彦人大兄皇子(おしさかのひこひとのおおえのみこ)の子であり、皇極(こうぎょく)・斉明(さいめい)天皇の夫、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)こと天智(てんち)天皇の父にあたる人物です。舒明天皇の墓は今回の遺構から約7キロ北東の段ノ塚古墳にありますが、日本書紀によると673年に改葬されたとあるため、遺構はその前年まで埋葬されていた場所ではないかと推測されています。

一方、蘇我蝦夷については、蘇我馬子(うまこ)の子、蘇我入鹿(いるか)の父であり、当時絶大な権力を誇っていた蘇我氏の棟梁とされています。そして今回の遺構は蘇我蝦夷、入鹿が居住していた甘樫丘の裾野にあり、すぐ隣には蘇我氏四代の陵墓とされる菖蒲池(しょうぶいけ)古墳があるところから見て、642年に造ったとされる蝦夷の墓ではないかとも推測されています。

名前の読み方と推測だらけで、何が何だか分かりません。飛鳥時代の出来事に触れると、いつもこのような手探り合戦になってしまいます。今後の調査結果に期待したいところです。

ちなみに当時の天皇家と蘇我氏との関係、血縁関係や勢力関係に言及するとより一層複雑な話になり、さらに頭がこんがらがってしまいます。でも興味深い内容なので、またいつかじっくり調べたいと思っています。さらっと知りたい方は、やっぱり 弊著『へたれ探偵 観察日記』 がおすすめです。私も蘇我入鹿は、後の世で悪者に仕立て上げられたのではないかと疑っています。

[参考URL]
[毎日新聞] 明日香村:巨大な石溝発見 飛鳥時代最大級古墳の濠か

[読売新聞] 小山田遺跡調査「飛鳥のすごさ実感」

[一日三報]
[GIGAZINE] Google Glassの先にある技術が特許出願資料から判明

近頃のギーグでニュースな人たちは、特許出願資料からもネタ探しをするので、出願する方もそれを意識して資料を作成しているのかなと、これを見て感じました。
どうなるか、どうにもならないかは、まだ先のお話。

[読売新聞] 新プリウス、燃費世界最高のリッター40kmに

前々から気になっているのですが、どうしてハイブリッド車と言っておきながら、燃費はガソリン換算でしか評価を出さないのでしょうか。
電力との兼ね合いとか、その辺の効率も評価対象であってもいいと思うのですが、どうか。
あと、この車はどうかは知りませんが、燃費におけるメーカーの公表値と、実際に運転した時の実数値との差がますます広がっているような気もします。
まあリッター19kmと20kmならどっちを選ぶか、と考える人が多いから仕方ないのでしょうけど。

[WIRED] 体を冷やすと風邪を引く、科学的根拠

なんと体を冷やすと風邪を引きやすくなるという衝撃的な結果が明らかに。
ていうか、それを「迷信じみたものとして解釈されていた」海外の感覚に驚きます。
あったかくせなあかんよ。



1月19日(月)


ゲームのソフトを何となく勢いで購入。
電器屋さんの中古にて、3本合わせて460円でした。
その勢いに任せて遊ぼうとしたら、長年放ったらかしにしていたワイヤレスコントローラの電池が激しく液漏れしており、電池を入れ替えても反応しませんでした。
液漏れを拭き取り、錆びた端子を削って何とか復帰。
でも約15分に1回動かなくなるので、数回チャレジンして諦め。
家庭用ながらゲーセンで遊んでいるような感覚でした。

またその内どこかでコントローラを手に入れないと。
果たしていつ遊べる日が来るのか。
そんな暇でもないわけですが。

[一日三報]
[DMMNEWS] 【アトランティス伝説】オリハルコンをイタリア考古学チームが発見か

いつの間にDMMがニュースサイトを立ち上げていたのか。
中身はお察しの通りゴシップ記事が多いようです。
ともあれ、みんな大好きオリハルコン。
その発見よりも、その正体は真鍮に似た金属であるという説の方が驚きです。
最強の金属じゃないのかよ。

[朝日新聞] 空間用虫よけ剤4社に措置命令検討 消費者庁

そりゃそうだろってものですが、みんな割とあちこちにぶら下げているよね。
どう見ても効いていないし、お守りみたいなものだと思っていました。

[AFP] 巨大ミミズ似の両生類、新種のアシナシイモリと確認 カンボジア

ヘビでもミミズでもなく、足のないイモリという分類。
何だかよく分かりませんが。
なお体長は最長1.5メートルというから、相当なインパクトです。



1月16日(金)

枕元のメモ帳に『鬼平ハンカチ王子』と書き込まれていたので、今年の初夢はこれに決まった。

[一日三報]
[日本海新聞] 「羊」そっくり山陰柴犬 ネット動画で人気

羊にはまったく見えませんが、かわいいので良し。
ひとくくりに柴犬といっても、種類は色々とあるようで、大切にしなければいけません。

[神戸新聞] 「さみしくて」アライグマ捕獲 容疑で78歳男を書類送検

そもそもアライグマを捕まえて飼うのが違法だとは知りませんでした。
その辺にいるスズメやハトを捕まえて飼うのもいけないと聞いたことがあります。
今のご時世、「捕まえて飼える動物」って何があるんだろうと思ったり。

[AFP] オタマジャクシを産むカエル、インドネシアで世界初の発見

卵ではなく、オタマジャクシになってから産むスタイル。
アフリカにいるツェツェバエというハエも珍しくて、卵巣内で卵を孵化させ幼虫にしてから産むそうです。
いずれも外敵に襲われないために進化した工夫なのだと思います。



1月15日(木)
20キロくらい痩せて、太っていたころに買ったズボンを履いて、横を向いてズボンの前をびよーんと伸ばして、『ほらこんなにスリムに!』みたいな写真を表紙に使ったダイエット本を出版するために、まずは太ろうかと考えている。

[一日三報]
[WIRED] 空気中の水を集める竹の塔、エチオピアで実証試験へ

以前にも目にした装置が実証試験を始めたとか。
何よりも自然の風景と巨大な幾何学模様とのコントラストが美しい。
そういうの結構、大切だと思うよ。

[信濃毎日新聞] 運動習慣長続き 遺伝子が関与? 信大グループが研究

ささやかでも筋トレとジョギングを継続させている私にもこの傾向があるのかも。
もう絶対にできないというか、性格として向いていない人もいますから。
お仕事の根気とか、向き不向きとかにも関わっているのかもしれません。

[CNN] 政府が解読できない通信アプリは禁止を 英キャメロン首相

気持ちは分かるけど、はたして政府側こそ対応できるのか。
結局、暗号化がさらに高度になるだけとも思ったり。



1月14日(水)
風邪は治りましたがお尻が痛いです。
何のことか分からないかもしれませんが、そうなっています。

年末年始にかけての風邪(と思われる症状)は、とにかく咳の出るもので、発熱はありませんでしたが常にゴホゴホしていました。
特にひどくなるのが夜、23時30分以降。
交感神経とか副交感神経とか、よく分かりませんが、夜になると急に咳き込み出してしまい、夜もおちおち眠れませんでした。

そんな咳によって引き起こされたのが、喉の痛みと鼻水、そしてお尻の痛みでした。
具体的には尾てい骨周辺。
当初は腰の痛みかと思っていましたが、これはどうもお尻の痛みのようです。

なぜお尻が痛くなったのかは分かりませんが、どうも咳き込む際に負荷がかかったようです。
老人が咳のせいで肋骨にヒビが入ったという話を聞きますが、そんな感じです。
咳による衝撃が丈夫な肋骨を伝わり、背骨とか腰骨なども震わして、最終到達地点である尻骨にダメージを与えていたようです。
アースのように体を地面に埋めていたら免れていたかもしれません。

今はもう症状も治まりつつありますが、まだ中腰が辛い。
あと床にうつ伏せて上半身を持ち上げる、伏臥上体そらしができなくなっています。
恐いので調べませんが、軽くヒビでも入っているのかもしれません。

というわけで、引き続き養生しています。
皆さんも風邪をお召しの際には、お尻の具合にもお気をつけください。

[一日三報]
[Cnet] 空中で漢字や数字の入力も--富士通、指輪型ウェアラブルデバイスの開発を発表

きょうのウェアラブル。
日常での使用よりも、工場などの作業現場での使用を想定しているらしい。
指をスイスイして大きな機械が動いたら、魔法っぽくていいかも。
ゆけ、ゴーレム! みたいな。

[らばQ] 中世ヨーロッパの学生たちも教科書に落書きしていた…当時の本に描かれたユニークな絵

きょうの落書き。
活版印刷以前となると、紙も本も相当貴重で高価だったと思いますが、それでも人は落書きします。
ひときわ異彩を放つ四本足のモチーフは、宗教やオカルト関連でたまに見かける図案。
スワスティカとも呼ばれていますが、要するに『卍』の意味です。
西欧ではもう使われなくなったナチスのマークですが、元々は世界中で使われていた幸運のシンボルです。

[読売新聞] プーさんだけじゃない…好物の蜂蜜なめさせ採血

麻酔をも超える蜂蜜の魅力。
なのかどうかは分かりませんが、考えてみれば野生のクマが蜂蜜を採る際は、いつも蜂にも襲われているので、「何か刺されても」いちいち気にしないのかもしれません。



1月13日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
昔は「20XX年」といえば未来の代名詞でしたが、いつの間にやらそれも15年。今では単なる日常として時を刻み続けています。2015年は、未来ではなく現代です。相変わらず私たちは働き、学び、電車に乗り、スーパーマーケットに立ち寄り、白いご飯と鮭の粕汁に舌鼓を打っています。

2015年に未来を感じてしまうのはなぜか。思い返せば映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(BTTF)の世界が目に浮かびます。タイムマシンによる時間旅行を題材とした大ヒット作品ですが、2作目で主人公たちが向かった先の未来世界こそ1985年の「現代」から30年後となる、2015年の「未来」でした。今、あの頃は想像もしていなかった未来にいるのかと思うと、感慨深いというか、まあこんなものかなとも感じています。ちなみに2015年は、NTTの民営化からも30周年であり、同じくNTTによる日本発の携帯電話「ショルダーホン」の発売(レンタル)からも30周年だそうです。そう思うと、なるほど確かに未来です。

BTTF2の未来世界にはいくつか象徴的なシーンがありました。当時の未来世界ではおなじみの空を飛ぶ車「エアカー」、3D映像で襲いかかる映画「ジョーズ19」、タブレット風端末での署名、廃棄されるレーザーディスク、テレビ電話、一画面に複数のチャンネルを表示できるテレビ。「手を使わない」ビデオゲーム。靴ひもを自動的に調整するスニーカー。そして主人公マーティが乗りこなしていた車輪のないスケボー「ホバーボード」。2015年の今「答えあわせ」してみると、実現できた物もあれば、全く作られなかった物もあります。実際、マルチメディア関連は映画の内容以上に進化できた物も多いです。Xboxの「キネクト」など、手を使わないゲームが本当にできたというのは驚きではないでしょうか。一方で、エアカーやホバーボードなど、いわゆる「反重力的な発明」が必要とされる物は未だ実現には至らないようです。それにしても、昔の人はどうしてこうも浮かばせたがっていたのだろう。

なお、未来世界でナイキが開発したとされる「靴ひも自動調節スニーカー」は、実際にもナイキが本年度中の実現を目指して開発しているそうです。実は同社は2009年に映画の内容と同じようなイメージを特許出願しており、どうやら本気で取り組んでいることが分かります。靴ひもの開いた靴に足を入れると、サイズに合わせて自動的にひもが締め付ける仕組み。圧力センサーと超小型モーターを使うか、特殊形状のゴムを使うかは分かりませんが、結構何とかなるのではないかと期待しています。私、靴ひもと雨傘は、まだ進化の余地があると思っています。

[一日三報]
[産経新聞] 成人式会場に改造バイクの35歳男、「車検証見せなあかんのか」と警察官に暴行 和歌山

毎年恒例の成人式暴走かと思いきや35歳。
きっとこの方は、自分の無様な姿を見せることで、新成人たちに浮かれ過ぎるなよと戒めようとしたのでしょう。
たぶん違うだろうけど。

[CNN] 太陽系外惑星で休暇を、NASAが旅行ポスター制作

きょうのNASA。
海外SF小説の表紙みたい。
これが面白いかどうかは分かりませんが、日本の宇宙関連でもこういうユーモアは欲しいところ。
夢とか希望とか僕らとか頑張れとかだけじゃなくて。
SFにも寛容であって欲しい。

[京都新聞] 京都・仁和寺に370年前の落書き 大工?天井梁に堂々と

「いつどこで死ぬかも分からねぇ俺、この落書きが形見だぜ」
今見つかったからこそ歴史的価値になるけど、できた当時にバレてたら、ぶん殴られていたよね。



1月9日(金)
電気で温まるジャケットを羽織って、毛布をヒザにおいて、足温器に足を入れて、クッション型マッサージ器を腰に据えて、デスクに向かう。
うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ。
もしくは要介護老人だ。

むかし寝たきりの老人が介護ベッドで暴走する 「老人Z」 というアニメがあったけど、あれって今のご時世だと、より真に迫った印象を視聴者に与えられるんじゃないかしらね。
リメイクとかしないのかな。

[一日三報]
[産経新聞] 日本アニメに無断で中国語の字幕つけまくる「字幕組」 その正体と本音「違法なのは分かってる…」

P2P全盛のころ、日本にもそういう人たちがいました。
違法は違法でいけないことだけど、逆にこういう人たちを雇って現地翻訳スタッフとして正式に扱うのもいいんじゃないかなと思ったり。

[CNN] スヌーピーの3D映画、全米公開へ

去年公開されていた「STAND BY ME ドラえもん」もそうですが、こういう柔らかいタッチの3Dも受け入れられるようになってきました。
でも私のミッフィーちゃんは、まだ平べったい方がいいかな。

[読売新聞] 新春に白馬を見て邪気払い…神事「白馬祭」

日本各地、色んな神事、お祭りがありますが、見るだけで御利益があるというのは結構珍しいかも。
たまに目の前を横切る猫を見つけて、ちょっと良い気分になるような感じでしょうか。
「お目にかかる」とか「目の毒」とかあるように、昔はもっと「見る」という行為を大切に捉えていたのかもしれません。



1月8日(木)
「意識高い系」と聞くと、どうしても「高次意識」とかいうスピリチュアルなものを想像してしまう。
おおむね間違ってもいないようだけど。

[一日三報]
[山形新聞] 山形の板垣さん、100個目見つけた! 超新星を追い続け13年

きょうの板垣さん。
その観察眼もさることながら、超新星を探し続ける根気と、それが新発見であると分かる知識量に感心します。
なんというか、いい趣味です。
ちなみに本職はピーナッツ屋の社長さんだそうです。

[GIGAZINE] ビル・ゲイツが人間の便から作った水をごくごく飲み技術力の高さを実証する廃棄物処理&浄水&発電装置「Janicki Omniprocessor」

きょうのゲイツさん。
なんだかよく分からないけど凄そうな装置。
水を飲むシーンをリピートさせる必要はあったのか。
発展途上国での運用に期待したいところですが、ああいう国って利権だらけの社会問題も多い訳で、うまくいくかどうかは分かりません。

[河北新報] 霊、時には癒やしに 男性、被災地で幽霊話取材

不謹慎なオカルトではなく、真面目な癒しの話。
被災地ではさまざまな体験をされている方も多いようです。
存在するかしないかではなく、当人が見たかどうかという事実は貴重。
ただ、それを「幽霊」という言葉でしか伝えられない表現のもどかしさはありそうです。



1月7日(水)
お正月に初詣へ出かけました。
干支にちなんだ寺社仏閣へと考えていましたが、体調が芳しくないので近場で済ませました。



年明け早々に訪れたのは、奈良の「西大寺」。
世間では大仏殿のある東大寺の方が有名ですが、西大寺もちゃんとあります。
昔はたいそう大きかったようですが、今はかなり小さくなっています。



とにかく暗くて歩くのにも難儀しました。
平和観音という仏像が建っていました。
上空の月と相まって美しかったのですが、写真に撮ればボケボケ。
まあ実際にも、こんな感じに見えていました。



鐘つき堂の鐘も撞かせてもらえました。



別の日、今度は大阪にある「大阪天満宮」へと訪れました。
場所は日本一長いとされる天神橋筋商店街の近く。
さすがにもの凄い人出でした。



逆光の大阪天満宮。
大阪の初詣といえば、住吉さん(住吉大社)か成田の不動さん(成田山不動尊)か天満宮です。
あと商売繁盛の「えべっさん」で知られる今宮戎神社のお祭りは今週末に行われます。



本堂は鉄壁の賽銭ガード。
集める気も満々です。



天満宮なので祭神は学問の神・菅原道真。
合格絵馬が多数掲げられていました。



天満宮から少し移動して、道修町にある「少彦名(すくなひこな)神社」へも訪れました。
ビルの合間にひっそりと構えています。
祭神は名の通り少彦名命と、前に小説にも書いた神農さん。
どちらも薬の神様です。



薬の神様なので、お薬の展示もされていました。
道修町は製薬会社が多く建ち並ぶ地域です。

神様なの小さい少彦名命(一寸法師のモデル)と、神様なのに毒草を食べて死んだ神農さん(元は皇帝)という、庶民的な二神がお気に入りです。
漠然とした奇跡よりも、単純に薬の神様と限定している方が、御利益もありそうな気がします。



帰り道にいたのぞき猫。

[一日三報]
[ロイター] トヨタが燃料電池車関連の全特許を無償開放、普及狙い異例の対応

[ITmedia] 水素エネルギー元年、街も工場も脱・石油が加速

今年は水素エネルギーの年になりそうです。
ガソリンと比べて安くなるかどうかは分かりませんが、まあアラブとアメリカに牛耳られている化石燃料に頼るよりは未来ではないかと期待しています。
2020年の東京五輪に照準を合わせているだろうから、たぶんその頃にはある程度普及しているのかもしれません。

[WIRED] 3m先から撮った親指の写真から、指紋の複製に成功

きょうのセキュリティ。
これと、写真から3Dプリンタで合成した人面マスクを合わせれば、ルパン三世のような変装もできるかもしれません。
記事では政治家は手袋をはめるようになるかもと言っていますが、そのうち要人はエヴァンゲリオンみたいな「SOUND ONLY」で登場するようになるかもしれません。

[CNN] 頭に刺さった刃物に気付かず3時間、男性命拾い ブラジル

ギャグ漫画のような状況。
うかつに抜かなかったからこそ助かったとも言えそうです。
人間ってすごいね。



1月6日(火)

[本日の独言(ひとこと)]
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末より咳風邪のようなものを患ってしまい、年始にかけてずっとゴホゴホとして過ごしていました。熱はないが咳は止まらず、夜も眠れずなぜか腰が痛い。体調を崩すのが大抵こういう長期休暇の時期というのは、責任感が強いというか、体が弱いだけというか。今もひたすら養生に努めています。

さて2015年の今年は未(ひつじ)年でもあります。羊といえばふわふわの毛とぐるぐるの角でよく知られる動物ですが、日本にこの動物が広まったのは相当遅く、恐らく一般人が実在の動物として目にできるようになったのも明治時代以降ではないかと思われます。そのため文化としてもほとんど残っておらず、寺社仏閣や昔話で登場することもあまりないようです。

これは十二支の動物の中でも極めてレアなケースです。鼠、牛、兎、蛇などは太古から日本に棲息しており、人々の生活にも関わってきました。日本には棲息しない虎も、強い動物の象徴として昔からよく知られていました。現実には存在しない龍でさえも知名度は高く、特に水神として崇められてきました。しかしただ一匹、羊だけはなぜか全く誰の関心も持たれることはありませんでした。

日本に羊が根付かなかった理由については、棲息するための気候が合わなかったことや、文化的に羊よりも牛馬を増やして役立てたことや、肉食を禁じた仏教との兼ね合いが悪かったことなどが挙げられるようです。お陰で今の私たちも羊に対しては、どこか外来感があるというか、異文化の存在であるような気がします。そんな新参の動物にまつわる今年こそ、私たちも何か新しいことを初めてみるのもいいかもしれません。

そろそろまた体調も怪しくなってきたので、この辺で。
まったく散々な年明けですが、出だしが悪い分、きっとここからはいいことが続くはず。
そう期待して本年を過ごしたいと思います。

[一日三報]
[毎日新聞] 書店空白:新刊買えない332市町村 1日1店消滅の割合

新年から景気の悪いニュース。
計算上では1日1店舗ずつ書店が消えているというのも恐ろしい話。
どこかの地方では1日何人の子供が餓死しているとか、1日何ヘクタールの森が失われているとかに近い深刻さです。
何とかして欲しいところですが、こうなるともう、店舗ごとの努力じゃ歯止めが利かないようにも思います。

[読売新聞] 誰でも簡単、電子書籍で自己出版…楽天も参入

書店は減っていますが、出版のハードルは下がっているという状況。
音楽や漫画よろしく、気軽に手軽に書いて出せる時代になりつつあります。
こんな風に多くの人が書き手に興味を持てば業界も活性化されるかなと。
一攫千金!とか考えなければ、結構いい趣味だと思うのですがどうか。

[技術評論社] 次のフェーズに進むには?~2015年の電子書籍と電子出版ビジネス

そんな電子書籍出版をビジネスとして考えた話。
記事の煽り口調が気になりますが、まあ狙い目の市場ではあるかと。
要するに、とうとう業界再編の時期が来てしまったのでしょう。
そんな中で「本が売れない」→「本が読まれなくなっている」とか言う人たちは、もう時代遅れになっているのだと思います。