the shadow of silver
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6月28日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
前回書きましたパソコンが故障した件については、電源ユニットの交換により元通り動作するようになりました。
ただ新しく購入した電源ユニットが大きかったために、パソコン本体のケースに入らなくなってしまいました。

仕方ないのでケースの隙間からコードを引き入れて接続することにしましたが、電源ユニットを失ったことでケース内の空気の流れが変わったらしく、本体が異常な高温に見舞われるようになりました。

そこで、ついでとばかりに空調を管理しているケースファン、CPUファン、VGAファンの三つをそれぞれ買い直して交換すると、ようやく温度も下がり騒音も軽減されて満足な仕上がりとなりました。

ただしVGAファンを大型化したせいで、とうとうケースそのものの蓋まで閉まらなくなりました。
一体何をやっているのか。
見通しの甘さは相変わらずです。
そのうちアマゾンの空き箱でも使ってケースを自作しようと考えています。

ちなみに先のVGAファンは、当初電源に接続しても回転せず、散々調べて回っても改善せず、もしやと思ってもう一台を購入して接続すると無事回転。
初期不良品を掴まされたと判明しました。
なんだか色々とついていません。
この話にオチもありません。

[一日三報]
【CNN】 マイクロソフトが蚊取り器開発、ジカ熱対策に期待

どういう仕組みかは分かりませんが、なんだかすごそう。
昔は「NASAが開発した○○」みたいなアオリ文がありましたが、これからは「あのマイクロソフトが開発した○○」といって変な機械が売れるようになるかもしれません。
肝腎な時にアップデートがかからなければいいですが。

[ナショジオ] エジプトの猫ミイラ、新X線技術で撮影に成功

一言にX線で透視と言っても、その解析方法って凄く大変なんでしょうね。
エジプトといえば猫のミイラ、あるいはバステト神など猫を大切にした社会と言われています。
だからと言って、今みたいにみんないつも可愛がっていたかどうか。
案外、生贄とか身代わりとかにも使っていたんじゃないかなと。

[AFP] 「火星の土」で作物栽培、食べても安全 オランダ研究

そろそろ火星開拓の時代かどうか。
広大なトウモロコシ畑を麦わら帽子のお爺さんがトボトボと歩いていて、溜息をついて空を見上げると地球が浮かんでいる。
そんな未来に期待しています。



6月21日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
いつものように席についてパソコンを立ち上げようとしたところ、電源が入らなくなりました。
デスクトップパソコンのスイッチを入れると、普段とは違うオレンジのランプが点灯して、すぐに消える。
ファンも回らず、ハードディスクも起動しなくなりました。
一大事です。
昨夜まで機嫌良く動作していたのに突然の故障です。
インターネットやメールマガジンなんて別にできなくてもいいですが、仕事やら小説の原稿やらも中に入ったままです。
お陰で四苦八苦。
電源を抜いて中を検めて、埃を払って再度スイッチオン。
五回目にしてようやく起動しました。

私が使用しているパソコンは、DELLのinspiron Desktop 530Sです。
確か2007年に購入したので9年目になります。
10年使うつもりで当時としてはかなり高性能なチューンナップを施したので、現在でも全く問題なく使用できます。
ただOSがWindows VISTAのままなので、マイクロソフトのサポートは既に終了しています。
ブラウザに使用しているGoogle Chromeも、もうVISTAはサポートしていません。
とはいえ使い慣れたマシンであり、システムも抜群の安定性を保っているので捨てがたいのです。

今回の故障は恐らく電源ユニットのトラブルだろうと見ています。
以前にも同じような現象が発生しており、その際はメーカーのサポートを受けて電源ユニットを交換してもらいました。
現在はもうサポート対象外になっているので、民間の修理会社に頼むか自分でなんとかする必要があります。
もちろん私は自分でなんとかする派なので、このあとパーツ店に足を運ぼうと思っています。
これで直らなければおしまいかもしれません。
とりあえずは、今パソコンを終了させて電源を落とすのが恐ろしいです。

Windows VISTAについては、セキュリティの更新などの延長サポートは2017年4月11日まで継続されています。
つまりそれ以降はウィルス対策も含めて一切の提供がなくなります。
要するに、頼むからもう使ってくれるな状態です。
いよいよ新機種に移行させる時期が迫っています。
さすがに次はノート型にするか。
でもタブレット分離型のほうが便利か。
だけどモニタが小さいと使いにくいな。
じゃあやっぱりデスクトップ型を組むか。
あああ面倒臭い。



というわけで、修理。
こちらが本体のDELL inspiron Desktop 530S。
Core 2 Duo E6850、DDR2-SDRAM 4GB、Radeon HD 4650 512MBのスーパーマシン(当時)。
メカメカしていますがいたってシンプルな構造です。




こちらは付け替えるために購入した電源ユニット。
みんな大好き玄人志向、KRPW-L5-500W/80+。
500Wのハイパワー、電気使いたい放題です。

いざ、ドッキング・ゴー。





サイズ間違えたー!!

ケースからガッツリはみ出る電源ユニット。
あれ、うちスリム型だっけ? 530SのSってスリムだっけ?
ていうか全然大きさ違うじゃん、買う前に気付けよバカ。

まぁ動くからもう別にいいや。
あと半年、一年くらいはこれで保たせることにします。

[一日三報]
【読売新聞】 違法動画、専門員がネット監視へ…経産省

『専門員は当面1人で、ネット上の動画サイトなどを閲覧し、著作権を侵害している動画がないか、1件ずつ目視で確認する。』
『専門員は当面1人で、ネット上の動画サイトなどを閲覧し、著作権を侵害している動画がないか、1件ずつ目視で確認する。』
『専門員は当面1人で、ネット上の動画サイトなどを閲覧し、著作権を侵害している動画がないか、1件ずつ目視で確認する。』

いい仕事だなぁ、代わってくれないかな。
ていうか全国の引き籠もりニートを3000人くらい雇ってやればいいのに。

[ナショジオ] 【動画】血の涙で攻撃! ツノトカゲ、驚異の護身術

動画の攻撃が予想以上に衝撃的でした。
リアル「目からビーム」ですな。

[CNN] 夜空を覆う「光害」、世界人口の3分の1は天の川見えず

たまに電灯のない田舎の山野へ行って星空を眺めたら、あまりの星の多さに驚かされます。
おりしも今日は夏至、やっぱり人間、日の出とともに目覚め、日の入りとともに眠る生活のほうがいいと思います。
お前ら明日から5時前に起きろ。



6月14日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
先日の週末にキャンプ場で初めて燻製を作ってみました。
市販されている段ボール製の燻製器を用いて、鶏肉やチーズやウズラの卵などをサクラの煙で燻しました。
初めは手順が分からず右往左往しましたが、やがて箱の隙間からもうもうと煙が出始めて、二時間ほどで様になるものができました。

できあがった燻製食品は芳醇な香りとともに滋味に富む満足な仕上がりでした。
スーパーで買った安いチーズや卵も高級品のように感じられて、これとワインでも出せばお店ができるなと思うほどでした。
ただし段ボールの燻製器は想像以上に煙が出るので屋内では使用できません。
また耐久性もなく恐らく数回で捨てることになるでしょう。
近頃はキッチンでも使える鍋型のスモーカーもあるので、今度はそちらで魚でも燻してみようかと思っています。

魚の燻製といえば、ミステリ小説の用語に「レッド・ヘリング」(red herring)という言葉があります。
直訳すると「赤いニシン」。意訳すると「燻製ニシンの虚偽」となります。
赤いニシンというのは魚の種類ではなく、ニシンを燻製にすると赤くなることからきているそうです。

「燻製ニシンの虚偽」というのは、いわゆる「ミスリード」のことです。
主人公、探偵、あるいは読者に対して、真実から注意を逸らすために作者が仕掛けるトリックのことを示します。
なぜそれが燻製のニシンになるかというと、ニシンを燻製にすると強烈な匂いを発するので、猟犬が嗅ぐと獲物の匂いが分からなくなるからだそうです(一説)。
インパクトのある出来事で読者の目を逸らすということです。

アガサ・クリスティの名著「そして誰もいなくなった」では、マザーグースの歌(正確にはフランク・グリーンの作品)による見立て殺人の中でこの一節が登場します。
『四人のインディアンの少年が海に出かけた 一人が燻製のニシンにのまれ、三人になった』
これは海で燻製のニシンに飲み込まれたのではなく、注意をそらされたという意味になります。

魚を燻製にするなら、ニシン以外を選んだほうが良さそうです。

[一日三報]
【GIGAZINE】 Mac OS Xは新名称「macOS」へ、Siri対応や自動アンロックなど8つの新機能が追加される

iPhone・iPad向け最新OS「iOS 10」が発表、10の新機能が追加されシリーズ史上最大のアップデートへ

発表会の映像を大量に画像切り出ししているのがおかしい。
でも映像に字幕を付けるよりは見やすい、見られやすいのかもしれません。
最近はOSの役割も大きくなっているというか、専用アプリを大量にリリースするところなんて、一周回ってレトロ感を抱きます。
そのうちサードパーティのアプリも頭打ちになるかもね。
それはともかく、スマホの「手書き機能」は流行りそうです。

[東京新聞] AIが新聞読んで意見いたします 日立が開発、数年で実用化

記事の矛盾点や作為的な面が大量に意見されてしまうかも。
そのうちAIが政治も取りまとめるようになるかもね。
マザーコンピューター。

[AFP] 米ゴシップサイト「ゴーカー」が破産 プライバシー訴訟で巨額賠償

近年のハルク・ホーガンはいつも何か揉めているな。
ゴーカーメディアといえば日本ではGizmodoやLifehackerといったネットメディアの運営で有名な会社です。
会社は潰れますが日本語版については運営元が別なのでこれからも更新は続けられるそうです。
それにしてもプライバシーの侵害で150億円の賠償とは。
でも日本のメディアも、ある意味それくらいの責任と危機感を持って記事を書くべきかと。
「飛ばし記事(憶測の情報)でもやったもん勝ち、怒られたら謝ればいいじゃん」みたいなノリが感じられます。



6月7日(火)
[本日の独言(ひとこと)]
この盃を受けてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ

そう詠んだのは「山椒魚」や「黒い雨」で知られる小説家の井伏鱒二。
元は干武陵(うぶりょう)という唐代の詩人が作った「歓酒」という漢詩を意訳したものです。

勧君金屈巵 (君に黄金の盃を勧めよう)
満酌不須辞 (なみなみ注いだ酒を断ってはいけないよ)
花発多風雨 (花が咲けば風が吹き、雨も降るものだ)
人生足別離 (人生に別れがあるのも当然だ)

原文をそのまま訳するとこのような感じになります。友との別れ、旅立ちを寂しくとも祝いたいという気持ちが表現されています。
それを「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」と詠んだ井伏鱒二は見事という他ないでしょう。

とある新聞の記事によると、近頃は「さようなら」という言葉が日常では使われなくなっているという話がありました。
別れの挨拶は「じゃあ」「またね」「おつかれさま」「バイバイ」などが多く、「さようなら」はなかなか使わない。
「永遠の別れ」というイメージがあるので敬遠されているというのがその理由のようです。

「さようなら」に「永遠の別れ」というイメージが付いたのは歌謡曲や演歌などの影響が大きいのではないかとされています。
都はるみが「さよなら さよなら 好きになった人」と歌ったり、小田和正が「さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬」と歌ったことで、「さよなら」と言われると「もう会えないのか」と思われるようになったようです。
それで明日も会うのにさようならはないだろうと、いや、明日会ってもさようならでいいのですが、言い辛くなりました。

そもそも「さようなら」の語源は「左様ならば失礼つかまつる」にあり、それが長ったらしいという気持ちから、なぜか「失礼つかまつる」ではなく「左様なら(ば)」のほうだけを使うようになった経緯があります。
お陰で別れの挨拶という意味すらも見えなくなりましたが、それが現代では何よりも強い別れの意味を持つようになったというのは面白いところです。

ちなみに関西弁では「さようなら」の代わりに「ほな」で済ませることもありますが、こちらは「ほ(左様なら)な(ば)」を略した清々しいほど簡単な話し言葉です。
気軽な別れならその程度でいいのだろうと思います。
ほな。

[参考ページ] 「さようなら」はもはや死語?…7割「使わない」と回答

[一日三報]
【GIZMODO】 ツタンカーメンの墓から宇宙の物質でできた短剣を発見

天より降りし石より鍛えた、その名も気高き流星刀。
相変わらず僕たちをワクワクさせてくれるツタンカーメン王。
若くして亡くなったので政治的な功績はありませんが、古代エジプトの魅力を現代に伝える王としては最大級の功労者です。
[CNN] 女性キャラの首絞めシーン、製作元が謝罪 X―MEN宣伝で

改造されたミュータントどもがガッツンガッツン殴り合うのに、女性の首を絞めたらNG。
おかしな話ではありますが、まあアンパンマンがドキンちゃんの首を絞めたらダメって感覚と同じかも。
ヒーローは地球の危機に際しても、厳格なルールの下で勝負しなければなりません。

[レコードチャイナ] 交通違反の男性が「銀河系の王室から来た」と主張―中国

人口が多いとこういう「振り幅」も大きいのかしら。
色々と、リアルとバーチャルとの壁が崩れつつあります。