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[本日の独言(ひとこと)]
アフリカのサバンナ地帯に棲息しているサバンナモンキーは、グループ同士の争いにメスへの配慮が関係しているという研究が発表されました。実験によると、争いに積極的に参加するオスに対してメスは毛づくろいするなど好意的な行動をとる一方、争いに消極的なオスに対しては見向きもしない行動をとるそうです。その結果、次の争いにはどちらのオスも積極的に参加するようになるそうです。
人間社会では現在、大国同士の宇宙戦争に向けた準備が着々と進行しつつあるそうです。スター・ウォーズやインデペンデンス・デイより以前に地球人同士のほうが深刻です。古くはアメリカ対ソ連の宇宙開発合戦がありましたが、現在はアメリカ、ロシア、中国の三国が大気圏外でのイニシアチブを巡って小競り合いを起こしているとか。これまで未知ゆえに友好関係を作るしかなかった宇宙に関しても、そろそろ火種が燻りつつあるようです。 歴史の裏に戦争あり。進化は生存競争への本能かもしれませんが、人は猿とは違いそれを止める能力も備えています。新しい年はもう少し平穏な世界になればいいなと思います。血生臭い話はフィクションで楽しみましょう。 本年も当サイトをお読みいただきありがとうございました。色々あって今年は新刊を出せませんでしたが、来年はもうちょっと頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 [一日三報]
【毎日新聞】 2016年日本の10大ニュース
【ロイター】 2016年の10大ニュース 今年も様々な出来事がありました。 自身に直接関係するビッグニュースはあまりなかったのですが、色々と転換期にあるのかもしれません。 来年は、何はともあれ、日常を寸断するような地震の少ない年であって欲しいものです。 [ロイター] カンフーの技伝承に3D技術活用、香港で世界初プロジェクト
以前に中国ではカンフーの後継者不足が起きているというニュースを見ましたが。 日本舞踊や歌舞伎などの伝統芸能も早めにキャプチャリングしておいたほうがいいんじゃないかしら。 そしてロボットにインストールして歌舞伎ロボを作ろう。 成田屋! ウィーン、ガシャンガシャン。 [AFP] 年3兆匹以上の昆虫、空を季節移動か 英研究
今年最後の昆虫。 歴史ゲーム「三国志」ではイナゴの蝗害(こうがい)が災害イベントでありますが。 大規模な昆虫の行動は、個別の生態現象に留まらず、温暖化やエルニーニョに匹敵する自然現象とも呼べそうです。 [本日の独言(ひとこと)]
オンライン英語辞書サイトのディクショナリー・ドットコムは、今年を代表する2016年の単語に"Xenophobia"(ゼノフォビア)を選定したと発表しました。ゲームのタイトルに使われそうな格好いい語感ですが「外国人嫌悪」という意味です。"Xeno"は「異人」「客」「外来」、"phobia"は医学用語でもよく目にする「恐怖症」の意味です。
この言葉が流行ったのは今年6月24日にイギリスの国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まった翌日からだそうです。その後アメリカのトランプ次期大統領による選挙アピールの盛り上がりを受けてさらに使われる機会が多くなりました。いずれも移民、難民問題がクローズアップされており、グローバリズムからナショナリズムへの転換が話題になりました。そんな不安を表す単語でもあるようです。 一方、日本のヤフーでは子供向けポータルサイト「Yahoo! JAPANきっず」において、2016年「きっず流行語大賞!&検索ランキング」を発表。その中で検索回数をもとに今年注目された人物の総合一位に「ルイ・ブライユ」が選ばれました。アルファベットの点字開発者として教わる小学校が多いそうです。 私が小学生のころは点字など歴史はおろか一文字すらも教わりませんでした。なので町中の点字もまともに読めず、従って点字を必要とする視覚障害者への気遣いも疎かになっているかもしれません。そう思うと、小中学校で教えられる、特に一般受験にはかかわらない分野の教育も大切なのだと思う次第です。 私のころ、というか私の小学校では「アンリ・デュナン」という赤十字社を創設した人の話を教わった記憶があります。それと、ちょうど地元で「なら・シルクロード博覧会」が開催された時期だったので、実際に教室で蚕を飼育して絹(シルク)を作る行程を教わる授業がありました。大人になって人から養蚕に詳しくて驚かれたことがあります。みんな小学校で習う常識だと思っていました。 [一日三報]
【北國新聞】 二宮金次郎像211カ所確認 小松の津田さん、18年かけ県内800校調査
今日の帝都物語。 小学校の二宮金次郎像は、地の龍を鎮めるために置かれた風水の魔除けなのです。 うちの小学校にもあったかと思いますが、今もまだあるか。 というか勤勉の教材にでもしないと意味がないよね。 [朝日新聞] クワガタの大あご、大きさの謎解明 遺伝子の働きが関与
今日の昆虫。 栄養が豊富だったから「その分だけ」大きく成長したのではなく、栄養が豊富だと気付いた遺伝子がスイッチを切り替えることで大きく成長させているということか。 肥満の子供が大人になっても太りやすいというケースに似ているかも。 [AFP] 巨大ニシキヘビがワラビーのみ込む、豪のゴルフコースで
ほぼホラー。 私たちがヘビと聞いて思い浮かべるのは、細い隙間から入って毒の牙で噛むイメージですが、地域によっては絞め殺されたり丸飲みされたりとより暴力的なイメージの方が強いのかも知れません。 ワラビーとどういうバトルが繰り広げられたかは分かりませんが、まあ、自分が相手でも勝てる気はしないわけで。 [本日の独言(ひとこと)]
カジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案の成立が国会で審議されています。通称カジノ法案としてニュースでもよく取り上げられている話題です。与党は本国会内での成立を目指しているとのことで、反対意見も多いようですが、恐らく近々には成立するものと思われます。
カジノや賭博の歴史は古く、元を辿れば占術や呪術にも結びつくものとされています。金銭を賭ける現代的なカジノとしてはルイ15世の時代にフランスで賭博場が開かれて、以来ヨーロッパ各地から世界へと広まりました。日本では江戸時代の丁半賭博が有名ですが、さらに遡ると日本書紀にも天武天皇が行ったと記録されているそうです。 私は奈良の人間なので日本書紀と聞くと黙っていられません。ということで実際に書物を紐解いてみると、天武天皇十四年九月に『辛酉 天皇御大安殿 喚王 卿等於殿前 以令 博戯。』とありました。西暦685年10月21日に天武天皇が大安殿にて賭博をさせた、という内容です。当時の賭博は盤双六という物で、今でいうバックギャモンに近いゲームだったようです。なおその後の持統天皇三年十二月丙辰(西暦690年1月23日)に『禁断双六』として賭博を禁止しています。(ニュース記事などで西暦689年としているのは間違い) 此度のカジノはどのような経緯となるのか。個人的な気持ちとしては、日本書紀にならって奈良のど真ん中に一大リゾート地としてオープンして欲しいところですが、候補地はおろか検討すら微塵も行われていません。やっぱりダメかしら。 [一日三報]
【CNN】 羽毛の生えた恐竜の尾、琥珀の中から発見 体色など解明へ
結構がっつり残っている感じ。 ここ何十年かに渡る恐竜の「進化」には目覚ましいものがあり、もうティラノサウルスは最強じゃないし、でっかいトカゲよりもでっかい鳥に近かったのかもしれないと言われています。 だから今の鳥類が、むしろ恐竜類の小型版とも言えるわけで、ちょっと面白いことになっています。 [INTERNET Watch] ソフトバンク、Bluetooth接続したスマホで自動解錠できるドアノブ「AMADAS」
なんでも通信、IoT。 スマホが盗まれたら大変じゃないかといえば、普通の鍵を盗まれても大変なわけで。 スマホをなくしたら大変じゃないかといえば、普通の鍵をなくしても大変なわけで。 ハッキングされたら大変じゃないかといえば、ピッキングされても大変なわけで。 まあ、こういうのもアリかもしれません。 まだちょっと高すぎるけど。 [ITmedia] IoTで農作業者の健康管理 熱中症など事故防ぐ
高齢者の多くなった業界にとっては嬉しいものか。 畑に行ったお爺ちゃんの状況がチェックできると家族は安心かもしれません。 ちょっと奴隷管理っぽい気もしますけど。 まあ今日び、外回りの営業マンも配送会社のドライバーも監視・管理されているようですが。 江戸時代にあったら悪い庄屋さまに使われそうです。 [本日の独言(ひとこと)]
歳を取ると月日の流れが速く感じる、という話は以前にも書いた覚えがありますが、来月にはもう2017年になります。こないだ正月を迎えたばかりじゃないか、とは思いませんが、恐らく今月もあっという間に過ぎて行くのでしょう。来月が来年ということにも驚きますが、2000年からもう17年も経ったということにも驚いています。
もう遠い昔になりますが、西暦2000年を迎える直前に「2000年問題」というキーワードがにわかに騒がれました。単純にいうと西暦1999年から2000年に移る際、西暦を下2桁で管理しているコンピューターが誤作動を起こす危険性があるという話でした。それにより世界中のコンピューターはもちろん、制御している電気やガスや水道まで止まってしまうかもしれない、人的大災害が来るぞと不安が煽られていました。あの頃はノストラダムスだのなんだのとオカルト話とも相まって、なかなか楽しい話題の多い時代でした。 結果的には世界で騒がれていたような不安や危険が訪れることはなく、コンピューターも滞りなく2000年を迎えました。杞憂だったのか、徒労だったのか、税金の無駄遣いだったのか。一方できちんと対処できたから良かったという意見もあり、話はうやむやの内に終わった気がします。 さてそんな2000年問題のあと、次に起きる暦の問題としては、「旧暦2033年問題」というものがあるそうです。こちらのほうは実はかなり深刻で、従来の旧暦が崩壊する事態となっています。 問題を説明するには旧暦の知識が必要となるので、詳しくは下記リンクをご参照ください。単純には、そもそも現在使用されている新暦(太陽暦)は太陽の運行を中心にして1年を365日と定め、約4年に一度一日(閏年)を追加し調整しています。一方で旧暦(天保暦)は月の満ち欠けと二十四節気を合わせて1年を354日か355日に定め、3年に一度一月(閏月)を追加し調整しています。 今回の「旧暦2033年問題」はその調整に齟齬が生じてしまい、そのまま暦に当てはめると「九月の後に十一月が入る」という状況となってしまいます。従来は月を追加して調整するという方法が用いられているので、月が減るという事態には全く対応できません。そのため旧暦2033年から2034にかけては暦を定めることできなくなりました。とはいえ新暦で活動している私たちやコンピューターがおかしくなることはありません。ただ旧暦から六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)を定めて活動している、お寺や冠婚葬祭業やカレンダー屋などは困ったことになるようです。 なお「旧暦2033年問題」が生じるのは、旧暦が新暦と比べて劣るなどという単純な理由ではありません。明治時代に国が新暦が採用し旧暦を捨てたことにより、旧暦をメンテナンスする機関がなくなってしまったことにより起きた事態です。そのため旧暦を扱う人たちは、古いルールと慣習を変えられずに問題が先送りになっていたようです。なお対策については既に民間団体が提案しており、概ねそのルールが採用されるものとみられます。 (参考サイト) [毎日新聞] 旧暦2033年問題 大安がない? 冠婚葬祭業界やきもき [国立天文台] 旧暦2033年問題について [一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会] 2033年旧暦閏月問題の見解 [一日三報]
【毎日新聞】 不正アクセス 高校生が他人パソコン侵入 昆虫送り付ける
リアルバグ。 ついに物質転送装置が完成したのかと思ったら、虫は普通に配送したらしい。 しかも送る相手とも面識はないらしく、届いても事件にならなければ送り主もどうなったか分からないわけで。 何がやりたかったのかなと思ったり。 [AFP] ネットデマ信じピザ店で発砲… 偽ニュースの危険性、米で懸念増大
なんか日本でもグーグルマップを改竄している人がいたかと。 昔『うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい』と言った人もいましたが、もうそういう時代でもなく、冗談では済まされないことも多くなってきています。 そろそろ何とかしないとね。 |
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